JPH10200286A - シールド構造体 - Google Patents

シールド構造体

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JPH10200286A
JPH10200286A JP283997A JP283997A JPH10200286A JP H10200286 A JPH10200286 A JP H10200286A JP 283997 A JP283997 A JP 283997A JP 283997 A JP283997 A JP 283997A JP H10200286 A JPH10200286 A JP H10200286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
circuit board
printed circuit
shield case
conductive elastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP283997A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Satori
敦 佐鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数および組立工数を少なくすることが
でき、組立加工費用を削減することができるシールド構
造体を得る。 【解決手段】 プリント基板1と、前記プリント基板1
周辺の電波シールドを行うシールドケース12と、前記
プリント基板1と前記シールドケース12との間の電気
的接触を保つための導電性弾性体13とを有するシール
ド構造体において、前記シールドケース12と前記導電
性弾性体13とを一体に成形した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、携帯電
話やPHS等の移動用無線通信機および電波シールドが
必要な他の電子機器に組込まれる、シールドケースの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のシールド構造の一例を示
す分解斜視図である。また、図9は、従来のシールド構
造の一例を示す組立斜視図である。図8において、1は
配線パターンおよびアースパターンが形成され、回路部
品が配設されたプリント基板、2は前記プリント基板上
から放射される電波によって他の回路に影響を与えるこ
とを防止する、金属板やプラスチック製のシールドケー
ス、3は前記プリント基板1と前記シールドケース2と
の間の電気的接触を保つ、ゴムやエラストマ等の導電性
弾性体、4は前記シールドケース2と導電性弾性体3を
前記プリント基板1に固定するためのネジである。な
お、前記プリント基板1,シールドケース2,導電性弾
性体3には、ネジ4で固定するための穴1a,2a,3
aが設けられている。
【0003】次に、組立て作業について説明する。プリ
ント基板1とシールドケース2とを、両者の間に導電性
弾性体3を挟み込むように組立て、ネジ4をそれぞれの
穴1a,2a,3aに通して固定する。このとき、プリ
ント基板1とシールドケース2とが電気的に接続され、
シールド効果が発揮される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシールド構造体
は、以上のように構成されているので、次のような問題
点があった。 (1)部品点数が多くなり、コストが増大する。 (2)部品点数が多くなり、位置決めが煩雑。 (3)位置決め用の治具が必要になる。 (4)組立工数が多くなり、組立加工費用が増大する。
【0005】刊行物としての先行技術には、実開平3−
6899号公報,特開平7−45983号公報,実開平
1−171092号公報等があるけれども、これらは上
述した問題点を解決するものではない。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、部品点数および組立工数を少
なくすることができ、組立加工費用を削減することがで
きるシールド構造体を得ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のシールド構
造体においては、所定の導電性パターンが形成され、回
路部品が配設されたプリント基板と、前記プリント基板
周辺に電波シールドを行うシールドケースと、前記プリ
ント基板と前記シールドケースとの間の電気的接触を保
つための導電性弾性体とを有するシールド構造体におい
て、前記シールドケースと前記導電性弾性体とを一体に
成形したことを特徴とする。
【0008】第2の発明のシールド構造体においては、
シールドケースを第1のシールド部材と第2のシールド
部材とに分割するとともに、前記第1および第2のシー
ルド部材の一方に合体用の係止部を設け、前記第1およ
び第2のシールド部材の他方に前記係止部に対応する係
合部を設けて、前記係止部および係合部により合体した
前記第1および第2のシールド部材で前記プリント基板
を保持することにより、前記シールドケースを前記プリ
ント基板に固着するようにしたことを特徴とする。
【0009】第3の発明のシールド構造体においては、
シールドケースを、プリント基板の厚さ方向ではなく、
辺方向において第1のシールド部材と第2のシールド部
材に分割したことを特徴とする。
【0010】第4の発明のシールド構造体においては、
シールドケースの導電性弾性体部分に、固定部への固着
用ボスを設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の一形態を図につ
いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による
シールド構造を示す分解斜視図である。また、図2はこ
の発明の実施の形態1によるシールド構造を示す組立斜
視図である。図1において、1は配線パターンおよびア
ースパターンが形成され、回路部品が配設されたプリン
ト基板、12は前記プリント基板1との電気的接触を保
つためのゴムやエラストマ等からなる導電性弾性体13
を一体成形した金属等の導電性部材からなるシールドケ
ースである。このシールドケース12はプリント基板1
の厚さ方向においてシールド部材12Aとシールド部材
12Bとに分割されている。4は前記シールド部材12
Aとシールド部材12Bとからなるシールドケース12
を前記プリント基板1に固定するためのネジである。な
お、前記プリント基板1,シールドケース12はネジ4
で固定するための穴1a,12aが設けられている。
【0012】次に、組立て作業について説明する。プリ
ント基板1とシールド部材12Aおよびシールド部材1
2Bからなるシールドケース12とを組立て、ネジ4を
それぞれの穴1a,12aを通して固定する。このと
き、プリント基板1に設けたアースパターンとシールド
ケース12とが導電性弾性体3によって電気的に接続さ
れ、シールド効果が発揮される。
【0013】なお、上記実施の形態1においてはプリン
ト基板1の両面にシールドケース12のある場合を示し
たが、片面だけでもよい。
【0014】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるシールド構造を示す分解斜視図である。ま
た、図4は、この発明の実施の形態2によるシールド構
造を示す組立斜視図である。図3,図4において、1は
プリント基板、22はプリント基板1の厚さ方向におい
て第1のシールド部材22Aと第2のシールド部材22
Bとに分割されたシールドケース、23は導電性弾性
体、24は前記分割されたシールドケース22の第1の
シールド部材と第2のシールド部材とを嵌合し合体する
ため、前記第1のシールド部材と第2のシールド部材の
一方に設けられた爪からなる係止部、25は前記第1の
シールド部材と第2のシールド部材の他方に設けられ前
記爪からなる係止部24と係合し第1のシールド部材と
第2のシールド部材とを嵌合し合体するための係合部で
ある。
【0015】上記実施の形態1では、シールドケース1
2をプリント基板1に固定するためにネジ4を用いてい
るが、この実施の形態2ではシールドケース22に嵌
合,合体用の爪からなる係止部24およびその係合部2
5を設け、その係止部24と係合部25によりシールド
ケース22をプリント基板1に固着している。シールド
ケース22には、導電性弾性体23が一体成形してあ
る。
【0016】この実施の形態2によれば、固定用ネジ4
を削減することができ、また、組立加工費用削減にな
る。
【0017】なお、上記実施の形態2においてはプリン
ト基板1の両面にシールドケース22のある場合を示し
たが、片面だけでもよい。この場合、嵌合用爪24を直
接基板にかけて固定する。
【0018】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3によるシールド構造を示す分解斜視図である。ま
た、図6はこの発明の実施の形態3によるシールド構造
を示す組立斜視図である。図5,図6において、1はプ
リント基板、32は、プリント基板1の厚さ方向ではな
く、その辺方向において、第1のシールド部材32Aと
第2のシールド部材32Bとに分割されたシールドケー
ス、33は第1のシールド部材32Aと第2のシールド
部材32Bとのそれぞれに一体成形して設けられた第1
および第2の導電性弾性部材33A,33Bからなる導
電性弾性体、34はこの第1および第2の導電性弾性部
材33A,33Bにそれぞれ設けられたプリント基板保
持用の溝部である。
【0019】上記実施の形態1や実施の形態2では、シ
ールドケース22の分割をプリント基板1の厚さ方向で
行ったが、この実施の形態3では、シールドケース32
のシールド部材32Aとシールド部材32Bとの分割を
プリント基板1の辺方向で行っている。すなわち、シー
ルド部材32A,32Bとそれぞれ一体成形してある導
電性弾性部材33A,33Bに設けた溝34に沿って、
プリント基板1を差し込んで組立てることになる。プリ
ント基板1は、図6に示すように、第1のシールド部材
32Aと第2のシールド部材32Bとを合体したシール
ドケース32の導電性弾性部材33A,33Bからなる
導電性弾性体33により保持され、かつ、シールドケー
ス32とプリント基板1との電気的接続が確保される。
【0020】このため、この実施の形態3によれば、ネ
ジによる組立や爪による嵌合の必要がなく、分解組立が
更に容易に行える。
【0021】実施の形態4.図7は、この発明の実施の
形態4によるシールド構造を示す組立斜視図である。図
7において、1はプリント基板、42はプリント基板1
の厚さ方向ではなく、その辺方向において、第1のシー
ルド部材42Aと第2のシールド部材42Bとに分割さ
れたシールドケース、43は第1のシールド部材42A
と第2のシールド部材42Bとのそれぞれに一体成形し
て設けられた第1および第2の導電性弾性部材43A,
43Bからなる導電性弾性体、45は前記第1および第
2の導電性弾性部材43A,43Bのそれぞれに設けら
れ、第1のシールド部材42Aと第2のシールド部材4
2Bとを合体しプリント基板1を保持した状態のシール
ドケース42を無線通信機のハウジング等の固定部に固
着するための固着用ボスである。
【0022】上記実施の形態3では、通常、プリント基
板1を無線通信機のハウジングに直接固定することにな
るが、この実施の形態4では、シールドケース42の導
電性弾性体部分43に無線通信機のハウジングとの固定
用ボス45を設け、その固定用ボス45を用いてプリン
ト基板1を無線通信機のハウジングに固定する。
【0023】このため、この実施の形態4によれば、無
線通信機のハウジングからプリント基板1への衝撃や振
動が伝わりにくい利点がある。
【0024】なお、上記実施の形態では移動用無線通信
機の場合について説明したが、電波シールドが必要とな
る電子部品を有する他の電子機器であってもよく、上記
実施の形態と同様の効果を奏する。
【0025】
【発明の効果】第1の発明によれば、シールドケースと
導電性弾性体とを一体成形により構成したため、部品点
数および組立工数を少なくすることができ、組立加工費
用を削減する効果がある。
【0026】第2の発明によれば、シールドケースを第
1のシールド部材と第2のシールド部材とに分割すると
ともに、前記第1および第2のシールド部材の一方に合
体用の係止部を設け、前記第1および第2のシールド部
材の他方に前記係止部に対応する係合部を設けて、前記
係止部および係合部により合体した前記第1および第2
のシールド部材で前記プリント基板を保持することによ
り、前記シールドケースを前記プリント基板に固着する
ようにして、シールドケースを基板に固定するためのネ
ジを削減することができ、部品点数および組立工数を減
らすことができ、組立加工費用を更に削減する効果があ
る。
【0027】第3の発明によれば、シールドケースの分
割を、プリント基板の厚さではなく、プリント基板の辺
方向で行っているため、ネジによる組立や係止部による
合体の必要がなく、分解,組立が更に容易に行える効果
がある。
【0028】第4の発明によれば、シールドケースの導
電性弾性体部分に無線通信機のハウジング等の固定部へ
の固着用ボスを設け、その固着用ボスを用いてプリント
基板を固定部に固着する構造としたため、無線通信機の
ハウジング等の固定部からプリント基板へ衝撃や振動が
伝わりにくく、上記第3の発明と同様の効果に加え、プ
リント基板を保護する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるシールド構造
体を示す分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるシールド構造
体を示す組立斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるシールド構造
体を示す分解斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるシールド構造
体を示す組立斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるシールド構造
体を示す分解斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるシールド構造
体を示す組立斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるシールド構造
体を示す組立斜視図である。
【図8】 従来のシールド構造体の一例を示す分解斜視
図である。
【図9】 従来のシールド構造体の一例を示す組立斜視
図である。
【符号の説明】
1 プリント基板、1a ネジ止め用穴、2 シールド
ケース、2a ネジ止め用穴、3 導電性弾性体、3a
ネジ止め用穴、4 ネジ、12 シールドケース、1
2a ネジ止め用穴、13 導電性弾性体、22 シー
ルドケース、23 導電性弾性体、24 嵌合,合体用
爪からなる係止部、25 係合部、32シールドケー
ス、33 導電性弾性体、34 溝部、42 シールド
ケース、43 導電性弾性体、45 固着用ボス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の導電性パターンが形成され、回路
    部品が配設されたプリント基板と、前記プリント基板周
    辺の電波シールドを行うシールドケースと、前記プリン
    ト基板と前記シールドケースとの間の電気的接触を保つ
    ための導電性弾性体とを有するシールド構造体におい
    て、前記シールドケースと前記導電性弾性体とを一体に
    成形したことを特徴とするシールド構造体。
  2. 【請求項2】 シールドケースを第1のシールド部材と
    第2のシールド部材とに分割するとともに、前記第1お
    よび第2のシールド部材の一方に合体用の係止部を設
    け、前記第1および第2のシールド部材の他方に前記係
    止部に対応する係合部を設けて、前記係止部および係合
    部により合体した前記第1および第2のシールド部材で
    前記プリント基板を保持することにより、前記シールド
    ケースを前記プリント基板に固着するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のシールド構造体。
  3. 【請求項3】 シールドケースをプリント基板の辺方向
    において第1のシールド部材と第2のシールド部材に分
    割したことを特徴とする請求項2記載のシールド構造
    体。
  4. 【請求項4】 シールドケースの導電性弾性体部分に、
    固定部との固着用ボスを設けたことを特徴とする請求項
    3に記載のシールド構造体。
JP283997A 1997-01-10 1997-01-10 シールド構造体 Pending JPH10200286A (ja)

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JP (1) JPH10200286A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372923A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子回路装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372923A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子回路装置

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