JPH10199772A - 電解コンデンサ - Google Patents

電解コンデンサ

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JPH10199772A
JPH10199772A JP9306027A JP30602797A JPH10199772A JP H10199772 A JPH10199772 A JP H10199772A JP 9306027 A JP9306027 A JP 9306027A JP 30602797 A JP30602797 A JP 30602797A JP H10199772 A JPH10199772 A JP H10199772A
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JP
Japan
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cap
case
electrolytic capacitor
capacitor
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP9306027A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Uruma
間 保 漆
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TOYO DENJI KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TOYO DENJI KIKAI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線の付根部分からのケース内電解液の
漏出、およびケース内への洗浄液の混入等を効果的に防
止することができる電解コンデンサを提供する。 【解決手段】 コンデンサ本体15およびキャップ5を
それぞれ別々に製造し、コンデンサ本体15から突出す
るリード線2,3をキャップ5の第2底部5bに形成さ
れた第2貫通孔9,9に挿通させつつ、コンデンサ本体
15のケース4の開口部側にキャップ5を押し込んでい
く。このような押込みの過程で、キャップ5の第2側部
5cはスリット10の作用により外方に拡がり、またケ
ース4の開口部に装着された弾性ゴム6の外面とキャッ
プ5の第2底部5bの内面とが当接した時点でケース4
の第1カール部4aとキャップ5の第2カール部5aと
が嵌合し、コンデンサ本体15およびキャップ5からな
る電解コンデンサが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電解コンデンサに係
り、とりわけリード線の付根部分からのケース内電解液
の漏出、およびケース内への洗浄液の混入等を効果的に
防止することができる電解コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、アルミニウム等の陽極表面に
電解酸化によって酸化被膜を形成し、このようにして形
成された陽極を誘電体としてこの上に陰極を設け、さら
に、これら陽極および陰極の間にペースト状の電解質を
介在させつつ巻き重ねたコンデンサとして電解コンデン
サが知られている。
【0003】このような電解コンデンサにおいては一般
に、陽極、陰極および電解質等からなる電解素子が底部
および筒状の側部を有するケース内に収容されている。
また、ケースの開口部は弾性ゴム(弾性封止体)によっ
て封止され、電解素子に接続されたリード線は弾性ゴム
に形成された貫通孔を介してケースの外部に引き出され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電解コンデンサにおいては、電解素子を収容するケー
スの開口部は弾性ゴムによって封止されている。
【0005】しかしながら、上述した従来の電解コンデ
ンサでは、製造組立過程中および使用中の温度上昇等に
より電解質が液化し、このようにして生じた電解液がリ
ード線の付根部分から漏出することがあるという問題が
ある。
【0006】また、プリント基板への電解コンデンサの
表面実装後に施される基板洗浄時においては、弾性ゴム
に形成された貫通孔とリード線との間の隙間を伝わって
洗浄液が流れることにより、内部の電解素子およびリー
ド線が腐食することがあるという問題がある。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、リード線の付根部分からのケース内電解液
の漏出、およびケース内への洗浄液の混入等を効果的に
防止することができる電解コンデンサを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
一対のリード線が接続された電解素子を収容するととも
に第1底部および筒状の第1側部を有するケースと、こ
のケースの前記第1底部と対向する開口部に装着される
とともに前記電解素子の前記各リード線を挿通させる一
対の第1貫通孔を有する弾性封止体とを有するコンデン
サ本体と、前記コンデンサ本体の前記ケースの前記開口
部側に取り付けられる電気絶縁性のキャップとを備え、
前記コンデンサ本体の前記ケースの前記第1側部には円
周方向に延びる第1カール部が形成され、前記キャップ
は前記コンデンサ本体の前記弾性封止体を介して引き出
された前記各リード線を挿通させる一対の第2貫通孔を
有する第2底部と、この第2底部の側縁に立設されると
ともに前記第1カール部と嵌合する第2カール部を有す
る筒状の第2側部とを有することを特徴とする電解コン
デンサである。
【0009】また本発明の第2の特徴は、前記弾性封止
体の前記各第1貫通孔の出口側には前記各第1貫通孔が
延在する一対の封止突起が形成され、これら各封止突起
は前記キャップの前記第2底部の前記各第2貫通孔に圧
入されることを特徴とする電解コンデンサである。な
お、前記各封止突起は円錐台状をなし、前記各封止突起
が圧入される前記各第2貫通孔は前記各封止突起と嵌合
する形状をなしていることが好ましい。
【0010】なお本発明の第1および第2の特徴におい
ては、前記キャップの前記第2底部の外面、または前記
キャップの前記第2底部および前記第2側部の外面に、
前記各第2貫通孔から引き出された前記各リード線を案
内するリード線案内溝が形成されていることが好まし
い。
【0011】本発明の第1の特徴によれば、コンデンサ
本体のケースの開口部側にキャップが取り付けられてい
るので、リード線の付根部分からのケース内電解液の漏
出、およびケース内への洗浄液の混入等を効果的に防止
することができる。
【0012】また本発明の第2の特徴によれば、弾性封
止体よりも硬いキャップの第2底部に形成された第2貫
通孔に弾性封止体の封止突起が圧入されているので、封
止突起が第2貫通孔に圧入されるにつれて封止突起が圧
縮され、リード線が弾性封止体によって締め付けられ
る。その結果、リード線の付根部分と弾性封止体の第1
貫通孔とが互いに密着し、このためリード線の付根部分
からのケース内電解液の漏出、およびケース内への洗浄
液の混入等をさらに効果的に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明
する。図1乃至図9は本発明による電解コンデンサの第
1の実施の形態を示す図である。
【0014】まず、図1乃至図4により、電解コンデン
サの基本構成について説明する。ここで、図1は電解コ
ンデンサを示す縦断面図、図2および図3は電解コンデ
ンサの一部をなすキャップを示す図、図4は電解コンデ
ンサの一部をなすコンデンサ本体を示す図である。
【0015】図1に示すように、電解コンデンサは、コ
ンデンサ本体15と、コンデンサ本体15に取り付けら
れる電気絶縁性のキャップ5とを備えている。
【0016】このうちコンデンサ本体15は、図1およ
び図4に示すように、第1底部4bおよび円筒状の第1
側部4cを有するアルミニウム製のケース4と、ケース
4の第1底部4aと対向する開口部に装着される弾性ゴ
ム(弾性封止体)6とを有している。
【0017】ここで、ケース4内には電解素子1が収容
され、電解素子1には一対のリード線2,3が接続され
ている。電解素子1に接続された一対のリード線2,3
は略平行に延び、長い方のリード線2が陽極、短い方の
リード線3が陰極をなしている。また、ケース4の第1
側部4cには絞り込み加工により第1カール部4aが形
成され、これにより弾性ゴム6がケース4内に固定され
ている。弾性ゴム6には、電解素子1の各リード線2,
3を挿通させる一対の第1貫通孔が形成されている(図
11および図12の符号7,7参照)。
【0018】またキャップ5は、図1乃至図3に示すよ
うに、第2底部5bと、第2底部5bの側縁に立設され
た円筒状の第2側部5cとを有している。
【0019】ここで、キャップ5の第2底部5bには弾
性ゴム6を介して引き出された各リード線2,3を挿通
させる一対の第2貫通孔9,9が形成され、各リード線
2,3はキャップ5の第2底部5bから所定長さだけ突
出している。
【0020】またキャップ5の第2側部5cには、コン
デンサ本体15の第1カール部4aと嵌合する第2カー
ル部5aが形成され、コンデンサ本体15へキャップ5
が取り付けられたときにキャップ5の第2カール部5a
とケース4の第1カール部4aとが互いに嵌合するよう
になっている。
【0021】さらにキャップ5の第2側部5cには、第
2カール部5aを横切る、幅の狭いスリット10が複数
(例えば4つ)形成されている。また、キャップ5の第
2底部5bの外面には各第2貫通孔9,9から引き出さ
れた一対のリード線2,3を案内するリード線案内溝1
1,11が形成されている。なおキャップ5は、耐熱性
樹脂からなることが好ましい。
【0022】次に、このような構成からなる本発明の第
1の実施の形態の電解コンデンサの製造方法について説
明する。
【0023】コンデンサ本体15およびキャップ5をそ
れぞれ別々に製造し、コンデンサ本体15から突出する
リード線2,3をキャップ5の第2底部5bに形成され
た第2貫通孔9,9に挿通させつつ、コンデンサ本体1
5のケース4の開口部側にキャップ5を押し込んでい
く。このような押込みの過程で、キャップ5の第2側部
5cはスリット10の作用により外方に拡がり、またケ
ース4の開口部に装着された弾性ゴム6の外面とキャッ
プ5の第2底部5bの内面とが当接した時点でケース4
の第1カール部4aとキャップ5の第2カール部5aと
が嵌合し、コンデンサ本体15およびキャップ5からな
る電解コンデンサが得られる。
【0024】なお、このようにして得られた電解コンデ
ンサをプリント基板上に表面実装する場合には、キャッ
プ5の第2底部5bに形成された第2貫通孔9,9から
引き出されたリード線2,3を、キャップ5の第2底部
5bの外面に形成されたリード線案内溝11,11に収
まるよう互いに離反する方向に折り曲げ、次いでリード
線2,3のうちキャップ5の第2底部5bの外面からは
み出した部分を切断し、チップ形電解コンデンサを製造
する。そして、このようにして製造されたチップ形電解
コンデンサのキャップ5の第2底部5bの外面をプリン
ト基板上に載置し、リード線2,3とプリント基板の配
線パターンとを半田によって電気的に接続する。
【0025】このように本発明の第1の実施の形態によ
れば、コンデンサ本体15のケース4の開口部側にキャ
ップ5が取り付けられているので、リード線2,3の付
根部分からのケース4内電解液の漏出、およびケース4
内への洗浄液の混入等を効果的に防止することができ
る。
【0026】また、コンデンサ本体15およびキャップ
5はコンデンサ本体15のケース4の第1側部4cに形
成された第1カール部4aと、キャップ5の第2側部5
cに形成された第2カール部5aとが互いに嵌合するこ
とにより固定されているので、キャップ5のコンデンサ
本体15に対する保持力を高めることができ、このため
キャップ5のぐらつきによりリード線2,3に対して望
ましくない負荷がかかることを防止することができる。
【0027】さらに、キャップ5の第2側部5cにスリ
ット10が複数形成されているので、コンデンサ本体1
5のケース4の開口部側にキャップ5が押し込まれると
きにキャップ5の第2側部5cが外方に拡がり、このた
めコンデンサ本体15へのキャップ5の取付けを容易に
行うことができる。
【0028】さらにまた、キャップ5の第2底部5bの
外面に第2貫通孔9,9から引き出された各リード線
2,3を案内するリード線案内溝11,11が形成され
ているので、このリード線案内溝11,11に沿ってリ
ード線2,3を屈曲および切断することによりチップ形
電解コンデンサを容易に製造することができる。
【0029】なお、上述した第1の実施の形態において
は、キャップ5の高さをコンデンサ本体15の半分程度
としたが、これ以外にも例えば、図6に示すように、コ
ンデンサ本体15の側面全体を覆うような高さとしても
よく、これによりコンデンサ本体15のケース4の外面
に通常施される包装材の装着等を不要とすることができ
る。
【0030】また、上述した第1の実施の形態において
は、リード線案内溝11,11をキャップ5の第2底部
5bの外面にのみ形成しているが、これ以外にも例え
ば、図7乃至図9に示すように、リード線案内溝11,
11をキャップ5の第2底部5bの外面だけでなく第2
側部5cの外面に形成するようにしてもよく、これによ
りチップ形電解コンデンサをプリント基板に対して横置
きにすること(キャップ5のリード線案内溝11,11
がある第2側部5cの外面をプリント基板上に載置する
こと)が可能になる。
【0031】さらに、上述した第1の実施の形態におい
ては、第2カール部5aをキャップ5の第2側部5cの
円周方向全体にわたって形成しているが、ケース4の第
1カール部4aとの嵌合が十分になされるのであれば第
2カール部5aを円周方向にとびとびに形成するように
してもよい。
【0032】第2の実施の形態 次に、図10乃至図14により、本発明の第2の実施の
形態について説明する。本発明の第2の実施の形態は、
コンデンサ本体のケースの開口部に装着された弾性ゴム
とキャップとの嵌め合い構造が異なる点を除いて、他は
図1乃至図9に示す第1の実施の形態と略同一である。
本発明の第2の実施の形態において、図1乃至図9に示
す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0033】図10は本発明による電解コンデンサの第
2の実施の形態の基本構成を示す縦断面図、図11およ
び図12はコンデンサ本体の一部をなす無負荷状態の弾
性ゴムを示す図、図13および図14は電解コンデンサ
の一部をなすキャップを示す図である。
【0034】図10乃至図12に示すように、弾性ゴム
(弾性封止体)6には各リード線2,3を挿通させる一
対の第1貫通孔7,7が形成され、この各第1貫通孔
7,7の出口側には各第1貫通孔7,7が延在する一対
の封止突起8,8が形成されている。これら各封止突起
8,8はキャップ5の第2底部5bに形成された各第2
貫通孔9,9(図13および図14参照)に圧入される
ようになっている。なお、各封止突起8,8は円錐台状
をなし、また各封止突起8,8が圧入される各第2貫通
孔9,9は各封止突起8,8と嵌合する形状をなしてい
る。
【0035】次に、このような構成からなる本発明の第
2の実施の形態の電解コンデンサの製造方法について説
明する。
【0036】コンデンサ本体15およびキャップ5をそ
れぞれ別々に製造し、コンデンサ本体15から突出する
リード線2,3をキャップ5の第2底部5bに形成され
た第2貫通孔9,9に挿通させつつ、コンデンサ本体1
5のケース4の開口部側にキャップ5を押し込んでい
く。このような押込みの過程で、キャップ5の第2側部
5cはスリット10の作用により外方に拡がり、またケ
ース4の開口部に装着された弾性ゴム6の外面とキャッ
プ5の第2底部5bの内面とが当接した時点でケース4
の第1カール部4aとキャップ5の第2カール部5aと
が嵌合するとともに、ケース4の開口部に装着された弾
性ゴム6の一対の封止突起8,8がキャップ5の第2底
部5bに形成された第2貫通孔9,9に圧入され、コン
デンサ本体15およびキャップ5からなる電解コンデン
サが得られる。
【0037】このように本発明の第2の実施の形態によ
れば、弾性ゴム6よりも硬いキャップ5の第2底部5b
に形成された第2貫通孔9,9に弾性ゴム6の封止突起
8,8が圧入されているので、封止突起8,8が第2貫
通孔9,9に圧入されるにつれて封止突起8,8が圧縮
され、リード線2,3が弾性ゴム6によって締め付けら
れる。その結果、リード線2,3の付根部分と弾性ゴム
6の第1貫通孔7,7とが互いに密着し、このためリー
ド線2,3の付根部分からのケース4内電解液の漏出、
およびケース4内への洗浄液の混入等をさらに効果的に
防止することができる。
【0038】なお、本発明の第2の実施の形態において
も、上述した第1の実施の形態と同様に、キャップ5の
第2底部5bの外面に各第2貫通孔9,9から引き出さ
れた一対のリード線2,3を案内するリード線案内溝1
1,11が形成されているので、このリード線案内溝1
1,11に沿ってリード線2,3を屈曲および切断する
ことによりチップ形電解コンデンサを容易に製造するこ
とができる。なおこの場合に、チップ形電解コンデンサ
の一部をなすキャップ5においては、チップ形電解コン
デンサのプリント基板への配置態様に合わせて図5乃至
図7に示すような各種の形状を採用することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンデンサ本体のケースの開口部側にキャップが取り付け
られているので、リード線の付根部分からのケース内電
解液の漏出、およびケース内への洗浄液の混入等を効果
的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電解コンデンサの第1の実施の形
態の基本構成を示す縦断面図。
【図2】図1に示す電解コンデンサの一部をなすキャッ
プの一部縦断面図。
【図3】図2に示すキャップの底面図。
【図4】図1に示す電解コンデンサの一部をなすコンデ
ンサ本体の底面側斜視図。
【図5】チップ化された電解コンデンサの一例を示す底
面側斜視図。
【図6】チップ化された電解コンデンサの別の例を示す
底面側斜視図。
【図7】チップ化された電解コンデンサのさらに別の例
を示す底面側斜視図。
【図8】図7に示すチップ化された電解コンデンサに用
いられるキャップの一部縦断面図。
【図9】図8に示すキャップの底面図。
【図10】本発明による電解コンデンサの第2の実施の
形態の基本構成を示す縦断面図。
【図11】図10に示す電解コンデンサの一部をなすコ
ンデンサ本体の弾性ゴムの側面図。
【図12】図11に示す弾性ゴムの底面図。
【図13】図10に示す電解コンデンサの一部をなすキ
ャップの一部縦断面図。
【図14】図13に示すキャップの底面図。
【符号の説明】
1 電解素子 2 リード線(陽極) 3 リード線(陰極) 4 ケース 4a 第1カール部 4b 第1底部 4c 第1側部 5 キャップ 5a 第2カール部 5b 第2底部 5c 第2側部 6 弾性ゴム(弾性封止体) 7,7 第1貫通孔 8,8 封止突起 9,9 第2貫通孔 10 スリット 11,11 リード線案内溝 15 コンデンサ本体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
一対のリード線が接続された電解素子を収容するととも
に第1底部および筒状の第1側部を有するケースと、こ
のケースの前記第1底部と対向する開口部側に装着され
るとともに前記電解素子の前記各リード線を挿通させる
一対の第1貫通孔を有する弾性封止体とを有するコンデ
ンサ本体と、前記コンデンサ本体の前記ケースの前記開
口部側に取り付けられる電気絶縁性のキャップとを備
え、前記コンデンサ本体の前記ケースの前記第1側部に
は円周方向に延びる第1カール部が形成され、前記キャ
ップは前記コンデンサ本体の前記弾性封止体を介して引
き出された前記各リード線を挿通させる一対の第2貫通
孔を有する第2底部と、この第2底部に立設されるとと
もに前記第1カール部と嵌合する第2カール部を有する
筒状の第2側部とを有することを特徴とする電解コンデ
ンサである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】このうちコンデンサ本体15は、図1およ
び図4に示すように、第1底部4bおよび円筒状の第1
側部4cを有するアルミニウム製のケース4と、ケース
4の第1底部4bと対向する開口部に装着される弾性ゴ
ム(弾性封止体)6とを有している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】なお、このようにして得られた電解コンデ
ンサをプリント基板上に表面実装する場合には、キャッ
プ5の第2底部5bに形成された第2貫通孔9,9から
引き出されたリード線2,3を、キャップ5の第2底部
5bの外面に形成されたリード線案内溝11,11に収
まるよう互いに離反する方向に折り曲げ、次いでリード
線2,3のうちキャップ5の第2底部5bからはみ出し
た部分を切断し、チップ形電解コンデンサを製造する。
そして、このようにして製造されたチップ形電解コンデ
ンサのキャップ5の第2底部5bの外面をプリント基板
上に載置し、リード線2,3とプリント基板の配線パタ
ーンとを半田によって電気的に接続する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のリード線が接続された電解素子を収
    容するとともに第1底部および筒状の第1側部を有する
    ケースと、このケースの前記第1底部と対向する開口部
    に装着されるとともに前記電解素子の前記各リード線を
    挿通させる一対の第1貫通孔を有する弾性封止体とを有
    するコンデンサ本体と、 前記コンデンサ本体の前記ケースの前記開口部側に取り
    付けられる電気絶縁性のキャップとを備え、 前記コンデンサ本体の前記ケースの前記第1側部には円
    周方向に延びる第1カール部が形成され、 前記キャップは前記コンデンサ本体の前記弾性封止体を
    介して引き出された前記各リード線を挿通させる一対の
    第2貫通孔を有する第2底部と、この第2底部の側縁に
    立設されるとともに前記第1カール部と嵌合する第2カ
    ール部を有する筒状の第2側部とを有することを特徴と
    する電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】前記弾性封止体の前記各第1貫通孔の出口
    側には前記各第1貫通孔が延在する一対の封止突起が形
    成され、これら各封止突起は前記キャップの前記第2底
    部の前記各第2貫通孔に圧入されることを特徴とする請
    求項1記載の電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】前記各封止突起は円錐台状をなし、前記各
    封止突起が圧入される前記各第2貫通孔は前記各封止突
    起と嵌合する形状をなしていることを特徴とする請求項
    2記載の電解コンデンサ。
  4. 【請求項4】前記キャップの前記第2底部の外面には前
    記各第2貫通孔から引き出された前記各リード線を案内
    するリード線案内溝が形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか記載の電解コンデンサ。
  5. 【請求項5】前記キャップの前記第2底部および前記第
    2側部の外面には前記各リード線を案内するリード線案
    内溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか記載の電解コンデンサ。
JP9306027A 1996-11-12 1997-11-07 電解コンデンサ Pending JPH10199772A (ja)

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JP8-300376 1996-11-12
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