JPH10199482A - 環状蛍光ランプ - Google Patents
環状蛍光ランプInfo
- Publication number
- JPH10199482A JPH10199482A JP3828097A JP3828097A JPH10199482A JP H10199482 A JPH10199482 A JP H10199482A JP 3828097 A JP3828097 A JP 3828097A JP 3828097 A JP3828097 A JP 3828097A JP H10199482 A JPH10199482 A JP H10199482A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular
- tubes
- small
- shape
- fluorescent lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】管12・22相互における光遮蔽の度合いの小
さな高効率の二重環形の環状蛍光ランプを提供する。 【解決手段】小環状部10および大環状部20における
各管12・22形を、長径が環径の向きと一致する楕円
状とする。このような楕円状であるがために、管12・
22相互は尖って対向する。管22(12)の表面から
垂直に出る光L1・L2が相手管12(22)によって
遮られる表面領域を被遮蔽面Sと定義すると、管12・
22相互が尖って対向するような楕円状である場合は、
全表面に占める被遮蔽面Sの割合が小さくなり、効率が
高まる。
さな高効率の二重環形の環状蛍光ランプを提供する。 【解決手段】小環状部10および大環状部20における
各管12・22形を、長径が環径の向きと一致する楕円
状とする。このような楕円状であるがために、管12・
22相互は尖って対向する。管22(12)の表面から
垂直に出る光L1・L2が相手管12(22)によって
遮られる表面領域を被遮蔽面Sと定義すると、管12・
22相互が尖って対向するような楕円状である場合は、
全表面に占める被遮蔽面Sの割合が小さくなり、効率が
高まる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管を環状に曲げた環
径の小さな小環状部を備え、管を環状に曲げた環径の大
きな大環状部を備える二重環形の環状蛍光ランプに関す
るものである。
径の小さな小環状部を備え、管を環状に曲げた環径の大
きな大環状部を備える二重環形の環状蛍光ランプに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】二重環形の環状蛍光ランプは特開平2−
61956号公報の図1・図2に開示されている。それ
は管を環状に曲げた環径の小さな小環状部を備え、管を
環状に曲げた環径の大きな大環状部を備え、前記各環状
部をそれらの管相互が内外に隣接するように同心状に配
置し、前記各環状部の一端側に電極部を設け、前記各環
状部の他端側に連通部を設け、前記各電極部相互間に前
記小環状部・連通部・大環状部を巡る一連の放電路を形
成する形態のものである。
61956号公報の図1・図2に開示されている。それ
は管を環状に曲げた環径の小さな小環状部を備え、管を
環状に曲げた環径の大きな大環状部を備え、前記各環状
部をそれらの管相互が内外に隣接するように同心状に配
置し、前記各環状部の一端側に電極部を設け、前記各環
状部の他端側に連通部を設け、前記各電極部相互間に前
記小環状部・連通部・大環状部を巡る一連の放電路を形
成する形態のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の小環状部・大環
状部はそれらの管相互が内外に隣接するように配置され
る。それらの管相互の隙間は製造上の環径ばらつきを吸
収する程度のわずかな隙間であり、相互に至近する。そ
のため、一方の管から出る光が他方の管で遮られる度合
いが大きい。本発明の目的は管相互における光遮蔽の度
合いの小さな高効率の二重環形の環状蛍光ランプを提供
することである。
状部はそれらの管相互が内外に隣接するように配置され
る。それらの管相互の隙間は製造上の環径ばらつきを吸
収する程度のわずかな隙間であり、相互に至近する。そ
のため、一方の管から出る光が他方の管で遮られる度合
いが大きい。本発明の目的は管相互における光遮蔽の度
合いの小さな高効率の二重環形の環状蛍光ランプを提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、小環
状部および大環状部における各管形を、長径が環径の向
きと一致する楕円状とする。このような楕円状であるが
ために、管相互は尖って対向する。本発明上は真円を適
宜に潰した形状であれば良く、正確な楕円でなくても構
わない。管の表面から垂直に出る光が相手管によって遮
られる表面領域を被遮蔽面と定義すると、管相互が尖っ
て対向するような楕円状である場合は、全表面に占める
被遮蔽面の割合が小さくなり、効率が高まる。
状部および大環状部における各管形を、長径が環径の向
きと一致する楕円状とする。このような楕円状であるが
ために、管相互は尖って対向する。本発明上は真円を適
宜に潰した形状であれば良く、正確な楕円でなくても構
わない。管の表面から垂直に出る光が相手管によって遮
られる表面領域を被遮蔽面と定義すると、管相互が尖っ
て対向するような楕円状である場合は、全表面に占める
被遮蔽面の割合が小さくなり、効率が高まる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1・図2を用いて本発明の実施
形態について説明する。本発明の環状蛍光ランプは管1
2を環状に曲げた環径の小さな小環状部10を備える。
管22を環状に曲げた環径の大きな大環状部20を備え
る。各環状部10・20をそれらの管12・22相互が
内外に隣接するように同心状に配置する。各環状部10
・20の一端側に電極部15・25を設ける。各環状部
10・20の他端側に連通部30を設ける。各電極部1
5・25相互間に小環状部10・連通部12・大環状部
20を巡る一連の放電路を形成する。40は各環状部1
0・20の両端(電極部15・25および非電極側端1
6・26を含む)を覆うように配置される口金部であ
る。本発明は以上のような二重環形の環状蛍光ランプを
前提とする。環状蛍光ランプとしてのその他の一般的構
造ないしは製法等の説明は割愛する。本発明において
は、小環状部10および大環状部20における各管12
・22の形状を、長径が環径の向きと一致する楕円状と
する。図示のそれは楕円であるが、本発明上は真円を適
宜に潰した形状であれば良く、正確な楕円でなくても構
わない。管12・22を予め楕円状に形成しても、小環
状部10・大環状部20に曲成した後で適宜に加熱し適
宜に加圧して楕円状に潰しても構わない。一重環形環状
蛍光ランプの管を配光上の理由で楕円状とすることは既
知である。そのような一対の一重環形環状蛍光ランプを
併用する場合は管相互の間隔が二重環形のそれよりもは
るかに大きく、また各一重環形環状蛍光ランプの配置高
さを適宜に加減できる。しかし、図1・図2のような二
重環形の環状蛍光ランプの場合の管12・22相互の関
係は固定的であり、かつ管12・22相互が環径方向に
至近する。そこで、本発明においては二重環形を形成す
る管12・22の形状を、管12・22相互が尖って対
向するような楕円状とする。それにより、管12・22
相互間における光遮蔽の度合いが常に緩和し、効率が高
まる。図2は小環状部10の管12と大環状部20の管
22との間の相互関係を例示したものである。管22
(12)の表面から垂直に出る光L1・L2が相手管1
2(22)によって遮られる表面領域を被遮蔽面Sと定
義すると、図示の幅Wの範囲(ただし、対向面に限る)
が被遮蔽面Sとなる。楕円状である場合は全表面に占め
る被遮蔽面Sの割合が小さくなり、効率が高まる。図2
の光L1・L2は一方の管22表面から垂直に発し相手
管12をかすめて通過する一対の光であり、光L1・L
2の交差角(遮蔽角)Aで掃かれる幅Wの範囲の対向面
が被遮蔽面Sとなる。被遮蔽面Sは管22のみならず管
12にも生ずる。被遮蔽面Sから出る光は相手管12
(22)に吸収される割合が高い。このため、被遮蔽面
Sは小さい方が効率の点で有利となる。図3は管12・
22が真円である場合の図2同様の比較参考図である。
符号は図2のそれと対応する。図3の場合は管12・2
2の全表面に占める被遮蔽面Sの割合が大きくなり、低
効率となる。図3よりも前記図2の方が有利であるの
は、管12・22相互が尖って対向するためである。
形態について説明する。本発明の環状蛍光ランプは管1
2を環状に曲げた環径の小さな小環状部10を備える。
管22を環状に曲げた環径の大きな大環状部20を備え
る。各環状部10・20をそれらの管12・22相互が
内外に隣接するように同心状に配置する。各環状部10
・20の一端側に電極部15・25を設ける。各環状部
10・20の他端側に連通部30を設ける。各電極部1
5・25相互間に小環状部10・連通部12・大環状部
20を巡る一連の放電路を形成する。40は各環状部1
0・20の両端(電極部15・25および非電極側端1
6・26を含む)を覆うように配置される口金部であ
る。本発明は以上のような二重環形の環状蛍光ランプを
前提とする。環状蛍光ランプとしてのその他の一般的構
造ないしは製法等の説明は割愛する。本発明において
は、小環状部10および大環状部20における各管12
・22の形状を、長径が環径の向きと一致する楕円状と
する。図示のそれは楕円であるが、本発明上は真円を適
宜に潰した形状であれば良く、正確な楕円でなくても構
わない。管12・22を予め楕円状に形成しても、小環
状部10・大環状部20に曲成した後で適宜に加熱し適
宜に加圧して楕円状に潰しても構わない。一重環形環状
蛍光ランプの管を配光上の理由で楕円状とすることは既
知である。そのような一対の一重環形環状蛍光ランプを
併用する場合は管相互の間隔が二重環形のそれよりもは
るかに大きく、また各一重環形環状蛍光ランプの配置高
さを適宜に加減できる。しかし、図1・図2のような二
重環形の環状蛍光ランプの場合の管12・22相互の関
係は固定的であり、かつ管12・22相互が環径方向に
至近する。そこで、本発明においては二重環形を形成す
る管12・22の形状を、管12・22相互が尖って対
向するような楕円状とする。それにより、管12・22
相互間における光遮蔽の度合いが常に緩和し、効率が高
まる。図2は小環状部10の管12と大環状部20の管
22との間の相互関係を例示したものである。管22
(12)の表面から垂直に出る光L1・L2が相手管1
2(22)によって遮られる表面領域を被遮蔽面Sと定
義すると、図示の幅Wの範囲(ただし、対向面に限る)
が被遮蔽面Sとなる。楕円状である場合は全表面に占め
る被遮蔽面Sの割合が小さくなり、効率が高まる。図2
の光L1・L2は一方の管22表面から垂直に発し相手
管12をかすめて通過する一対の光であり、光L1・L
2の交差角(遮蔽角)Aで掃かれる幅Wの範囲の対向面
が被遮蔽面Sとなる。被遮蔽面Sは管22のみならず管
12にも生ずる。被遮蔽面Sから出る光は相手管12
(22)に吸収される割合が高い。このため、被遮蔽面
Sは小さい方が効率の点で有利となる。図3は管12・
22が真円である場合の図2同様の比較参考図である。
符号は図2のそれと対応する。図3の場合は管12・2
2の全表面に占める被遮蔽面Sの割合が大きくなり、低
効率となる。図3よりも前記図2の方が有利であるの
は、管12・22相互が尖って対向するためである。
【0006】
【発明の効果】本発明は、小環状部および大環状部にお
ける各管形を、長径が環径の向きと一致する楕円状とし
たものである。これによれば、管相互が尖って対向する
ために効率の良い二重環形の環状蛍光ランプが得られ
る。
ける各管形を、長径が環径の向きと一致する楕円状とし
たものである。これによれば、管相互が尖って対向する
ために効率の良い二重環形の環状蛍光ランプが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る環状蛍光ランプを示す平面図で
ある。
ある。
【図2】 その環の一部を切った要部拡大断面図であ
る。
る。
【図3】 本発明によらない同種ランプの要部を示す比
較参考図である。
較参考図である。
10:小環状部、12:管、15:電極部、20:大環
状部、22:管、25:電極部、30:連通部
状部、22:管、25:電極部、30:連通部
Claims (1)
- 【請求項1】管(12)を環状に曲げた環径の小さな小
環状部(10)を備え、管(22)を環状に曲げた環径
の大きな大環状部(20)を備え、前記各環状部(10
・20)をそれらの管相互(12・22)が内外に隣接
するように同心状に配置し、前記各環状部(10・2
0)の一端側に電極部(15・25)を設け、前記各環
状部(10・20)の他端側に連通部(30)を設け、
前記各電極部(15・25)相互間に前記小環状部(1
0)・連通部(30)・大環状部(20)を巡る一連の
放電路を形成する二重環形の環状蛍光ランプにおいて、 前記小環状部(10)および大環状部(20)における
各管(12・22)形を、長径が前記環径の向きと一致
する楕円状としたことを特徴とする環状蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3828097A JPH10199482A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 環状蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3828097A JPH10199482A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 環状蛍光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10199482A true JPH10199482A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=12520915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3828097A Pending JPH10199482A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 環状蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10199482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003083895A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tube lumineux et lampe a mercure basse pression |
-
1997
- 1997-01-16 JP JP3828097A patent/JPH10199482A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003083895A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tube lumineux et lampe a mercure basse pression |
US7298088B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-11-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Arc tube and low-pressure mercury lamp |
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