JPH10198722A - 対話型配線パターン作成システム - Google Patents

対話型配線パターン作成システム

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JPH10198722A
JPH10198722A JP9004506A JP450697A JPH10198722A JP H10198722 A JPH10198722 A JP H10198722A JP 9004506 A JP9004506 A JP 9004506A JP 450697 A JP450697 A JP 450697A JP H10198722 A JPH10198722 A JP H10198722A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計者が意図した配線パターンに近い実用的
な配線パターンを、煩雑な作業を伴うことなく効率良く
作成することができるようにする。 【解決手段】 2点を結ぶ配線パターンの座標点の指定
時に、当該配線パターンの経路上に他の配線パターン等
の障害物が存在するか否かを判定し、存在しない場合
は、当該2つの座標点のデータを前記データベースに格
納し、存在する場合は、その障害物を囲む禁止領域を設
定した後、この禁止領域の周縁に沿って当該障害物を迂
回する経路を探索し、かつ探索した迂回経路のうち接続
対象の座標点を結ぶ直線に最も近い経路を選択し、その
経路上の座標点のデータを前記データベースに格納する
迂回路探索手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板等の
表面に形成する配線パターンを対話的に作成する対話型
配線パターン作成システムに係り、特に、2点を結ぶ配
線パターン上に各種の障害物が存在する場合に使用して
好適な対話型配線パターン作成システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】対話型CADシステムで実現される対話
型配線パターン作成システムにあっては、迷路法やハイ
タワー法等の自動配線アルゴリズムを用いて所望の配線
パターンを作成する方法や、1つの配線パターンの起点
座標と終点座標とがマウス等の座標入力装置で指定され
たならば、その2点を結ぶ直線と交差する他の配線パタ
ーン、または2点を結ぶ直線に対し異常接近する他の配
線パターン等の障害物が存在するか否かを自動チェック
し、障害物が存在するならば、その障害物を回避するよ
うな起点座標と終点座標の再入力を繰返し行わせること
により、所望の配線パターンを作成し、信号名等の電気
的接続情報と共にデータベースに格納する方法が知られ
ている。
【0003】ここで、自動配線アルゴリズムでは、2点
を結ぶ配線パターンの経路上に障害物がある場合、その
障害物を迂回するように配線パターンを補正する機能を
備えている。
【0004】この障害物を迂回するように配線パターン
を補正する、あるいは障害物を迂回する経路を探索する
方法として、例えば特開平6−52260号公報(発明
の名称;自動配線方法)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
動配線アルゴリズムを用いる方法にあっては、配線パタ
ーンの設計ルールが複雑で、かつその設計ルールを明確
にすることが困難な場合には対応が難しいという問題が
ある。さらに、自動配線アルゴリズムを使用して作成し
た配線パターン中に設計者の意図に反する配線パターン
が存在する場合、意図した通りの配線パターンを得るた
めに再設計作業を行うが、その再設計作業に長時間を要
するという問題がある。
【0006】また、特開平6−52260号公報に開示
された自動配線方法にあっては、障害物を検出した場
合、障害物の手前直角方向と45度前方方向の2方向に
迂回路を探索するようにしているが、探索限界を決めて
いないため、実用に適さない迂回路が選択されてしまう
という問題がある。
【0007】一方、障害物を回避するような起点座標と
終点座標とを手動で再入力する方法にあっては、所望の
配線パターンを得るまでに多大な労力と時間がかかると
いう問題がある。
【0008】本発明の目的は、設計者が意図した配線パ
ターンに近い実用的な配線パターンを、煩雑な作業を伴
うことなく効率良く作成することができる対話型配線パ
ターン作成システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述目的を達
成するために、2点を結ぶ配線パターンの座標点の指定
時に、当該配線パターンの経路上に他の配線パターン等
の障害物が存在するか否かを判定し、存在しない場合
は、当該2つの座標点のデータを前記データベースに格
納し、存在する場合は、その障害物を囲む禁止領域を設
定した後、この禁止領域の周縁に沿って当該障害物を迂
回する経路を探索し、かつ探索した迂回経路のうち接続
対象の座標点を結ぶ直線に最も近い経路を選択し、その
経路上の座標点のデータを前記データベースに格納する
迂回路探索手段を設けたことを特徴とする。
【0010】また、前記禁止領域は、主配線方向に対し
45度の傾きの辺を持つ6角形であることを特徴とす
る。
【0011】さらに、前記迂回路探索手段は、実用に適
さない配線パターンが選択されてしまうのを防止するた
めに、接続対象の座標点を結ぶ直線を対角線とする正方
形の範囲内で迂回路を探索することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0013】図1、本発明を適用した対話型配線パター
ン作成システムの実施形態を示すブロック図である。
【0014】図1において、10は座標入力や図形選択
等の配線パターン入力に必要な操作を行う座標入力装置
(マウス)、20は入力された座標点を結ぶ配線パター
ンや図形を表示する表示装置、30は座標入力装置10
によって指定された座標点のデータおよび選択図形のデ
ータに対応する配線パターンや図形を表示装置20の画
面に表示させる表示処理を行う中央処理装置、40は座
標入力装置10によって入力された座標点のデータおよ
び選択図形のデータを信号名等の電気的接続情報と共に
格納するデータベース、50は座標点データの入力や配
線パターンの作成に必要な各種のコマンド入力を行うキ
ーボードである。
【0015】図2は、本実施形態における中央処理装置
30に具備させた障害物迂回路探索処理の処理手順を示
すフローチャートである。
【0016】この図2に示す障害物迂回路探索処理は、
座標入力装置10またはキーボード50により、作成対
象の配線パターンの起点と終点の2点の座標が指定また
は入力される毎に実行される。
【0017】ここで示す障害物迂回路探索処理は、2点
を結ぶ配線パターンの座標点が指定され、この座標点の
座標をデータベース40に格納する際に、当該配線パタ
ーンの経路上に他の配線パターン等の障害物が存在する
か否かを判定し、存在しない場合は、当該2つの座標点
のデータをデータベース40に格納し、存在する場合
は、その障害物を囲む禁止領域を設定した後、この禁止
領域の周縁に沿って当該障害物を迂回する経路を探索
し、かつ探索した迂回経路のうち接続対象の座標点を結
ぶ直線に最も近い経路を選択し、その経路上の座標点の
データを前記データベース40に格納するものである。
【0018】以下、図2のフローチャートおよび図3の
配線パターン例を参照し、障害物迂回路探索処理を詳細
に説明する。
【0019】まず、作成対象の配線パターンの通過点、
あるいは起点と終点の座標を座標入力装置10またはキ
ーボード50から入力する(ステップ201)。中央処
理装置30は、作成対象の配線パターンの起点と通過点
(あるいは終点)とを結ぶ直線上に他の配線パターンあ
るいは部品端子接続用ランドなどの障害物が存在するか
否かをチェックする(ステップ202)。
【0020】例えば、図3(a)に示すように、作成対
象の配線パターン31の起点32と終点33が指定され
た場合、配線パターン31に交差する他の配線パターン
あるいは配線パターン31に異常接近する他の配線パタ
ーンが存在するか否かをチェックする。図3(a)に示
すように、配線パターン31に交差する他の配線パター
ン35や異常接近する部品端子接続用ランド34が存在
していた場合、これらの他の配線パターン35や異常接
近する部品端子接続用ランド34を障害物として抽出す
る。
【0021】障害物は、例えば特開平3−191480
号公報に開示されているような図形データ格納方法によ
って格納した配線パターンのデータを読出し、作成対象
の配線パターン31と交差する座標を持つ他の配線パタ
ーンがあるか否か、あるいは作成対象の配線パターン3
1と異常接近する(電気的絶縁性能の関係で許容できな
い距離で接近する)他の配線パターン等があるか否かに
よって抽出することができる。
【0022】このような障害物が存在した場合、次に、
図3(b)に示すように、障害物の周りを6角形で囲む
配線禁止領域36,37を作成する(ステップ20
3)。この場合、6角形の大きさは、電気的な絶縁性能
等の規格を満足するように定めた配線パターン同士の最
小間隔を基準に決定される。
【0023】配線禁止領域36,37は、図5に示すよ
うにして作成する。すなわち、起点Aと終点Bを結ぶ作
成対象の配線パターンP1に対して障害物Cが存在した
場合、障害物Cの周縁から電気的絶縁性能を満たす距離
d以上離れた線分L1〜L6を生成する。ここで、線分L
1〜L6のうちL3,L6は主配線方法に平行な線分であ
り、L1,L4は主配線方向に対し45度右上がりの線分
であり、L2,L5は主配線方向に対し45度右下がりの
線分である。
【0024】そして、これらの線分L1〜L6で囲まれる
6角形の内部を配線禁止領域とする。このような方法に
よって、障害物の形状および大きさに応じた6角形の配
線禁止領域が作成される。図7(a)は円形の障害物C
1に対して作成された配線禁止領域D1、図7(b)は
正方形の障害物C2に対して作成された配線禁止領域
2、図7(c)は線形の障害物C3に対して作成された
配線禁止領域D3の例を示すものである。
【0025】次に、図3(c)に示すように、配線禁止
領域36,37の周縁に沿って障害物単位の迂回路(こ
れ以降、単体迂回路)38,39,40を作成する。こ
の単体迂回路38,39,40は、設計者が定義した配
線パターン31を軸として、その両側に作成する(ステ
ップ204)。
【0026】この単体迂回路38,39,40を作成す
るに際しては、起点を定める必要があるが、単体迂回路
の起点は、図6に示すように、障害物Cの配線禁止領域
Dを作成した時の45度の傾きの線分L1,L2,L4
5のうちL1,L2と作成対象の配線パターンP1との
交点Q1,Q2を採用する。すなわち、配線パターンP1
と交差する45度の傾きの線分L1,L2,L4,L5との
交点は、Q1,Q2,Q3,Q4の4個存在するが、探索方
向が起点Aから終点B方向であるため、交点Q1,Q2を単
体迂回路の起点として定める。
【0027】交点Q1,Q2を単体迂回路の起点として定
めた場合、Q1から終点Bに至る迂回路は、破線矢印E1
に示すように、Q1を出発し、配線禁止領域Dの上側周
縁に沿ってQ4を通り、終点Bに至る第1の経路と、破
線矢印E2に示すように、Q2を出発し、配線禁止領域D
の下側周縁に沿ってQ3を通り、終点Bに至る第2の経
路の2通りである。
【0028】このようにして、図3(c)に示すような
単体迂回路38,39,40を作成する。
【0029】次に、単体迂回路同士が交差する場合に
は、図3(d)に示すように、これらを合成して、新しい
迂回路(これ以降、連結迂回路)41を作成する(ステ
ップ205)。
【0030】連結迂回路41を作成した際、連結迂回路
41自身が他の障害物と接触または接近する場合には、
同様にして新たな迂回路を作成する(ステップ20
6)。
【0031】次に、連結迂回路41および合成されなか
った単体迂回路40のうち、設計者が定義した配線パタ
ーン31との距離が最も小さいものを最適迂回路として
選択する。
【0032】例えば、図3(d)の場合、起点32⇒単体
迂回路40⇒終点33の経路と、起点32⇒連結迂回路
41⇒終点33の経路という2つの迂回路が探索される
わけであるが、図4(a)に示すように、このうち配線
パターン31との距離d1,d2が最も小さいものを最適
迂回ルートとして選択する。また、距離が同じ場合は、
起点32から終点33に至る迂回路のそれぞれと設計者
が定義した配線パターン31とで成す面積S1,S2が小
さい方を選択する(ステップ207)。図4(a)の例
では、起点32⇒連結迂回路41⇒終点33に至る迂回
路が図4(b)に示すような最適迂回路42として選択
される。
【0033】次に、最適迂回路42の途中で配線パター
ンの「山」および「谷」が発生した場合、この「山」お
よび「谷」の部分でパターン切断が生じ易くなるため、
図4(c)に破線で示すように、「山」および「谷」がな
くなるように、設計者が定義した配線パターン31と平
行な方向に最適迂回路42を伸縮させ、最適迂回路42
を修正する(ステップ208)。
【0034】以上の作業を、作成対象の配線パターンの
入力が終了するまで繰り返す。そして、起点32と終点
33とが最適迂回路42によって結ばれたならば、起点
32から最適迂回路42、終点33に至る経路上の座標
点のデータをデータベース40に格納する。この場合、
終点33が最終目的でない中継点であるような場合は、
最終の終点に至った段階でデータベース40に格納す
る。
【0035】ここで、障害物を迂回する経路を接続すべ
き相手座標点に向かって45度の角度で単純に探索して
行くと、設計者が定義した配線パターンから大きく離れ
た実用的でない迂回路が探索されてしまう恐れがある。
そこで、本発明では、図5に破線Mで示すように、作成
対象の配線パターンP1を対角線とする正方形の範囲内
を探索限界として定め、この探索限界を超える迂回路は
エラーとして扱い、終点を再設定するメッセージを出力
する。
【0036】これによって、探索限界を超える迂回路は
なくなり、実用的な配線パターンが作成される。
【0037】例えば、図8(a)に示すプリント配線基
板81上で図示のような位置関係の起点Aと終点Bとを
結ぶ配線パターンを作成する場合、本発明では、幾つか
の段階に分けて終点Bに至る経路を探索する。例えば、
図示するように、エラーが起こりそうもない中継点a1
を入力し、この中継点a1と起点Aとの経路を探索する
()。次に、中継点a1と起点Aとが接続されたなら
ば、中継点a1の次の中継点a2を入力し、この中継点a
2と第1中継点a1との経路を探索する()。同様にし
て、第3中継点a3,第4中継点a4を入力し、最終の終
点Bに至る経路を探索する(,,)。この結果、
破線Jで示すような経路が探索され、起点Aと終点Bと
を結ぶ配線パターンが作成される。
【0038】ちなみに、従来方法にあっては、図8
(b)に示すように、起点Aと終点Bとが入力されたな
らば、迷路探索法等によってプリント配線基板81の2
次元平面全体を探索対象として探索するため、実線Fで
示す最短距離の配線パターンに対して大きく遠回りした
破線Gで示すような非実用的な経路が探索されてしまう
恐れがある。もし、非実用的であると設計者が判断した
場合、起点Aと終点Bとを再度入力し、再探索すること
が必要になる。この場合、プリント配線基板81の2次
元平面全体を探索対象とするので、探索時間が長くな
り、効率が悪い。
【0039】これに対し、本発明では、幾つかの段階に
分割して経路を探索することにより、エラーが発生した
としても、探索範囲が小さいため、エラー発生に伴う無
駄時間は短くなり、しかも新たな経路を見つけ出すまで
の時間も短くなり、効率良く終点Bに至る経路を探索す
ることが可能になる。
【0040】図9は、プリント配線基板91に実装され
るIC(集積回路)91,92の端子A,Bを結ぶ配線
パターンを作成する場合の例を示す図であり、ここで
は、多数のランド94が障害物として存在するので、中
継点P1,P2,P3,P4を入力し、これらの中継点経由
で端子AとBとを結ぶ配線パターン95を作成する。
【0041】以上のように、本実施形態においては、2
点を結ぶ配線パターンの座標点の入力時に、当該配線パ
ターンの経路上に他の配線パターン等の障害物が存在す
るか否かを判定し、存在しない場合は、当該2つの座標
点のデータを前記データベースに格納し、存在する場合
は、その障害物を囲む6角形の配線禁止領域を設定した
後、この配線禁止領域の周縁に沿って45度方向に当該
障害物を迂回する経路を探索し、かつ探索した迂回経路
のうち接続対象の座標点を結ぶ直線に最も近い経路を選
択し、その経路上の座標点のデータを前記データベース
に格納するようにしたため、効率良く終点に至る配線パ
ターンを作成することができる。
【0042】また、接続対象の座標点を結ぶ直線を対角
線とする正方形の範囲内で迂回路を探索するため、実用
に適さない配線パターンが選択されてしまうのを防止す
ることができる。
【0043】また、手作業による配線に極めて近いシン
プルな配線が可能となる。
【0044】さらに、従来の自動配線方法に見られるよ
うな、配線パターンが複雑かつ高密度になってきた場合
に、迂回路を見つけるために膨大な時間をかけ、かつ得
られた結果が実用的でないという不具合がなくなり、設
計者の臨機応変な判断で処理時間の短縮をすることが可
能となるなどの効果がある。
【0045】なお、上記実施形態においては、6角形の
配線禁止領域を作成しているが、本発明は6角形に限定
されるものではなく、例えば、図10に示すように、障
害物Cを囲む円形の配線禁止領域Dを作成し、破線で示
す右回り、または左回りの迂回路を探索し、そのうち、
接続対象の配線パターンP1に近い迂回路を選択し、図
10(b)に示すような配線パターンとするようにして
もよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント基板等の配線パターンを作成する場合に、作成
対象の配線パターンの通過点上に障害物があった場合の
再入力操作回数がなくなり、作業効率が飛躍的に向上す
る。
【0047】また、手作業による配線に極めて近いシン
プルな配線が可能となる。
【0048】さらに、配線パターンが複雑かつ高密度に
なってきた場合に、迂回路を見つけるために膨大な時間
をかけ、かつ得られた結果が実用的でないという不具合
がなくなり、設計者の臨機応変な判断で処理時間の短縮
をすることが可能となるなどの効果がある。
【0049】さらに、迂回路の探索限界を設定している
ため、実用的でない迂回路が作成されてしまうのを防止
できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す対話型配線パターン作
成システムのブロック図である。
【図2】障害物迂回路探索処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図3】迂回路探索処理を説明するための配線パターン
例を示す説明図である。
【図4】図3に続き、迂回路探索処理を説明するための
配線パターン例を示す説明図である。
【図5】配線禁止領域の作成の仕方を示す説明図であ
る。
【図6】単体迂回路の探索方法を示す説明図である。
【図7】配線禁止領域の例を示す図である。
【図8】配線パターン作成手順を示す説明図である。
【図9】作成された配線パターンの例を示す平面図で
る。
【図10】配線禁止領域の他の形状例を示す図である。
【符号の説明】
10…座標入力装置、20…表示装置、30…中央処理
装置、40…データベース、50…キーボード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標入力や図形選択等の配線パターン入
    力に必要な操作を行う座標入力装置と、この座標入力装
    置によって指定された座標点のデータおよび選択図形の
    データに対応する配線パターンや図形を表示装置画面に
    表示させる表示処理手段と、前記座標入力装置によって
    入力された座標点のデータおよび選択図形のデータを信
    号名等の電気的接続情報と共に格納するデータベースと
    を備えた対話型配線パターン作成システムにおいて、 前記座標入力装置によって2点を結ぶ配線パターンの座
    標点の指定時に、当該配線パターンの経路上に他の配線
    パターン等の障害物が存在するか否かを判定し、存在し
    ない場合は、当該2つの座標点のデータを前記データベ
    ースに格納し、存在する場合は、その障害物を囲む禁止
    領域を設定した後、この禁止領域の周縁に沿って当該障
    害物を迂回する経路を探索し、かつ探索した迂回経路の
    うち接続対象の座標点を結ぶ直線に最も近い経路を選択
    し、その経路上の座標点のデータを前記データベースに
    格納する迂回路探索手段を設けたことを特徴とする対話
    型配線パターン作成システム。
  2. 【請求項2】 前記禁止領域は、主配線方向に対し45
    度の傾きの辺を持つ6角形であることを特徴とする請求
    項1記載の対話型配線パターン作成システム。
  3. 【請求項3】 前記迂回路探索手段は、接続対象の座標
    点を結ぶ直線を対角線とする正方形の範囲内で迂回路を
    探索することを特徴とする請求項1または2記載の対話
    型配線パターン作成システム。
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