JPH05290126A - 層間接続方式 - Google Patents
層間接続方式Info
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- JPH05290126A JPH05290126A JP4085834A JP8583492A JPH05290126A JP H05290126 A JPH05290126 A JP H05290126A JP 4085834 A JP4085834 A JP 4085834A JP 8583492 A JP8583492 A JP 8583492A JP H05290126 A JPH05290126 A JP H05290126A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の層から成るプリント配線パターンを作
成する計算機援用装置における層間接続方式に関し、異
なる層上のパターン相互を可能な限り豊富な接続路で接
続することを目的とする。 【構成】 指定された複数の層上の指定されたパターン
Pの重複領域Aを求める重複領域決定手段101と、求
められた重複領域内に各パターンを異層間で相互接続す
る接続路Vの設定位置を、所定の基準に従って選定する
接続位置選択手段102と、選定された接続路と既存パ
ターンP2 との間隙を算出し、間隙が基準を下回る接続
路を除いて接続路の設定位置を決定する接続位置補正手
段103、または間隙が基準を上回る如く既存のパター
ンの修正し、修正に成功しなかった接続路を除いて接続
路の設定位置を決定する接続位置補正手段104とを設
ける様に構成する。
成する計算機援用装置における層間接続方式に関し、異
なる層上のパターン相互を可能な限り豊富な接続路で接
続することを目的とする。 【構成】 指定された複数の層上の指定されたパターン
Pの重複領域Aを求める重複領域決定手段101と、求
められた重複領域内に各パターンを異層間で相互接続す
る接続路Vの設定位置を、所定の基準に従って選定する
接続位置選択手段102と、選定された接続路と既存パ
ターンP2 との間隙を算出し、間隙が基準を下回る接続
路を除いて接続路の設定位置を決定する接続位置補正手
段103、または間隙が基準を上回る如く既存のパター
ンの修正し、修正に成功しなかった接続路を除いて接続
路の設定位置を決定する接続位置補正手段104とを設
ける様に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の層から成るプリ
ント配線パターンを作成する計算機援用装置における層
間接続方式に関する。
ント配線パターンを作成する計算機援用装置における層
間接続方式に関する。
【0002】複数の層から成るプリント配線パターン
(以後単にパターンと称する)から構成される電気回路
においては、例えば電源線、或いは地気線等の、同一の
信号線が複数の層に跨がって配線される場合に、各層上
のパターンを、ビアと称する接続路により接続するが、
近年、パターン上を伝送される信号が高速化するに伴
い、異なる層上のパターン相互も極力低インピーダンス
で接続する為に、可能な限り多数のビアを設けることが
要求されている。
(以後単にパターンと称する)から構成される電気回路
においては、例えば電源線、或いは地気線等の、同一の
信号線が複数の層に跨がって配線される場合に、各層上
のパターンを、ビアと称する接続路により接続するが、
近年、パターン上を伝送される信号が高速化するに伴
い、異なる層上のパターン相互も極力低インピーダンス
で接続する為に、可能な限り多数のビアを設けることが
要求されている。
【0003】
【従来の技術】図9は従来ある計算機援用装置の一例を
示す図であり、図10は図9におけるビア作成過程の一例
を示す図である。
示す図であり、図10は図9におけるビア作成過程の一例
を示す図である。
【0004】図9に示される計算機援用装置10は、処
理装置1、主記憶装置2、外部記憶装置3、キーボード
4、マウス5、入出力制御装置6、ディスプレイ7、デ
ィスプレイ制御装置8およびバス9を具備しており、外
部記憶装置3内には、計算機援用装置10により設計さ
れた電気回路に関する各種データを含むデータベース
(DB)が格納されている。
理装置1、主記憶装置2、外部記憶装置3、キーボード
4、マウス5、入出力制御装置6、ディスプレイ7、デ
ィスプレイ制御装置8およびバス9を具備しており、外
部記憶装置3内には、計算機援用装置10により設計さ
れた電気回路に関する各種データを含むデータベース
(DB)が格納されている。
【0005】ここで、データベース(DB)に格納され
る、図10(a) に示される第一層(E 1 )に設けられた地
気線(E11)と、図10(b) に示される第二層(E2 )に
設けられた地気線(E21)および(E22)とを接続する
ビア(V)を生成するものとする。
る、図10(a) に示される第一層(E 1 )に設けられた地
気線(E11)と、図10(b) に示される第二層(E2 )に
設けられた地気線(E21)および(E22)とを接続する
ビア(V)を生成するものとする。
【0006】かかる場合に設計者は、データベース(D
B)から第一層データ(D1 )と第二層データ(D2 )
とを抽出し、図10(c) に示す如くディスプレイ7上に第
一層(E1 )と第二層(E2 )とを重複して表示し、地
気線(E11)と(E21)とが重なり合う重複領域(E
121 )と、地気線(E11)と(E22)とが重なり合う重
複領域(E122 )との中に、ビア(V1 )乃至(V4 )
を所定の基準(例えば所定間隔の格子上)に基づき生成
し、生成したビア(V1 )乃至(V4 )に対応するビア
データ(d1 )乃至(d4 )を登録する。
B)から第一層データ(D1 )と第二層データ(D2 )
とを抽出し、図10(c) に示す如くディスプレイ7上に第
一層(E1 )と第二層(E2 )とを重複して表示し、地
気線(E11)と(E21)とが重なり合う重複領域(E
121 )と、地気線(E11)と(E22)とが重なり合う重
複領域(E122 )との中に、ビア(V1 )乃至(V4 )
を所定の基準(例えば所定間隔の格子上)に基づき生成
し、生成したビア(V1 )乃至(V4 )に対応するビア
データ(d1 )乃至(d4 )を登録する。
【0007】更に、第一層(E1 )と第二層(E2 )と
の間に、図10(d) に示される如く信号線(F31)および
(F32)を有する第三層(E3 )が介在する場合には、
生成したビア(V1 )乃至(V4 )と、第三層データ
(D3 )とをディスプレイ7上に重複して表示し、ビア
(V1 )乃至(V4 )と信号線(F31)および(F32)
との間の間隙が、予め定められている設計基準を上回て
いるか否かを観察し、例えばビア(V4 )が信号線(F
31)および(F32)に接触していることを検出すると、
ビア(V4 )を設けることが不可能と判断し、最終的に
は間隙不良と判定されたビア(V4 )を削除してビア
(V1 )乃至(V3 )のみを設けることに決定し、ビア
(V1 )乃至(V3 )に対応するビアデータ(d1 )乃
至(d3 )をデータベース(DB)に登録する。
の間に、図10(d) に示される如く信号線(F31)および
(F32)を有する第三層(E3 )が介在する場合には、
生成したビア(V1 )乃至(V4 )と、第三層データ
(D3 )とをディスプレイ7上に重複して表示し、ビア
(V1 )乃至(V4 )と信号線(F31)および(F32)
との間の間隙が、予め定められている設計基準を上回て
いるか否かを観察し、例えばビア(V4 )が信号線(F
31)および(F32)に接触していることを検出すると、
ビア(V4 )を設けることが不可能と判断し、最終的に
は間隙不良と判定されたビア(V4 )を削除してビア
(V1 )乃至(V3 )のみを設けることに決定し、ビア
(V1 )乃至(V3 )に対応するビアデータ(d1 )乃
至(d3 )をデータベース(DB)に登録する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある計算機援用装置10においては、設計
者がビアの設定位置を決定する場合には、関係する層を
ディスプレイ7上に重複して表示し、ビアの設定位置候
補を求めた後、他の信号線との間隙を更にディスプレイ
7上で確認する等、総て人手により実行していた為、設
計者に多大の労力を費やさせると共に、例えば重複領域
の見落とし、或いはビアの設定位置候補の選択忘れ等に
より正常なビアの設定位置を見落とし、接続インピーダ
ンスを極力低下させる目的を達成出来ぬ問題があった。
な如く、従来ある計算機援用装置10においては、設計
者がビアの設定位置を決定する場合には、関係する層を
ディスプレイ7上に重複して表示し、ビアの設定位置候
補を求めた後、他の信号線との間隙を更にディスプレイ
7上で確認する等、総て人手により実行していた為、設
計者に多大の労力を費やさせると共に、例えば重複領域
の見落とし、或いはビアの設定位置候補の選択忘れ等に
より正常なビアの設定位置を見落とし、接続インピーダ
ンスを極力低下させる目的を達成出来ぬ問題があった。
【0009】本発明は、異なる層上のパターン相互を可
能な限り豊富な接続路で接続することを目的とする。
能な限り豊富な接続路で接続することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は本発明の対象とな
る計算機援用装置である。
す図である。図1において、100は本発明の対象とな
る計算機援用装置である。
【0011】101は、本発明(請求項1乃至請求項
3)により計算機援用装置100に設けられた重複領域
決定手段である。102は、本発明(請求項1乃至請求
項3)により計算機援用装置100に設けられた接続位
置選択手段である。
3)により計算機援用装置100に設けられた重複領域
決定手段である。102は、本発明(請求項1乃至請求
項3)により計算機援用装置100に設けられた接続位
置選択手段である。
【0012】103は、本発明(請求項2)により計算
機援用装置100に設けられた接続位置補正手段であ
る。104は、本発明(請求項3)により計算機援用装
置100に設けられた接続位置補正手段である。
機援用装置100に設けられた接続位置補正手段であ
る。104は、本発明(請求項3)により計算機援用装
置100に設けられた接続位置補正手段である。
【0013】
【作用】重複領域決定手段101は、指定された複数の
層上の指定されたパターン(P)が重なり合う重複領域
(A)を求める。
層上の指定されたパターン(P)が重なり合う重複領域
(A)を求める。
【0014】接続位置選択手段102は、重複領域決定
手段101が求めた重複領域(A)内に、各パターン
(P)を異層間で相互接続する接続路の設定位置(V)
の設定位置を、予め定められた基準に従って選定する。
手段101が求めた重複領域(A)内に、各パターン
(P)を異層間で相互接続する接続路の設定位置(V)
の設定位置を、予め定められた基準に従って選定する。
【0015】従って、本発明(請求項1)によれば、複
数の層上の指定されたパターン相互を接続する接続路が
可能な限り豊富に設けることが可能となり、指定された
パターン相互が可能な限り低インピーダンスで接続可能
となる。
数の層上の指定されたパターン相互を接続する接続路が
可能な限り豊富に設けることが可能となり、指定された
パターン相互が可能な限り低インピーダンスで接続可能
となる。
【0016】また接続位置補正手段103は、接続位置
選択手段102が選定した接続路(V)と、既存のパタ
ーン(P2 )との間隙を算出し、間隙が予め定められた
基準を下回る接続路(V)を除いて接続路(V)の設定
位置を決定する。
選択手段102が選定した接続路(V)と、既存のパタ
ーン(P2 )との間隙を算出し、間隙が予め定められた
基準を下回る接続路(V)を除いて接続路(V)の設定
位置を決定する。
【0017】また接続位置補正手段104は、接続位置
選択手段102が選定した接続路(V)と、既存のパタ
ーン(P2 )との間隙を算出し、間隙が予め定められた
基準を下回る設定位置(V)が検出された場合に、間隙
が前記基準を上回る如く前記既存のパターン(P2 )の
修正を試み、該修正に成功しなかった設定位置(V)を
除いて接続路(V)の設定位置を決定する。
選択手段102が選定した接続路(V)と、既存のパタ
ーン(P2 )との間隙を算出し、間隙が予め定められた
基準を下回る設定位置(V)が検出された場合に、間隙
が前記基準を上回る如く前記既存のパターン(P2 )の
修正を試み、該修正に成功しなかった設定位置(V)を
除いて接続路(V)の設定位置を決定する。
【0018】従って、本発明(請求項2)によれば、複
数の層上の指定されたパターン相互を接続する接続路が
可能な限り豊富に設けることが可能となると共に、既存
のパターンが存在する場合にも、既存のパターンとの間
隙が基準値を下回る接続路を除去することが可能とな
り、更に本発明(請求項3)によれば、複数の層上の指
定されたパターン相互を接続する接続路が可能な限り豊
富に設けることが可能となると共に、既存のパターンが
存在する場合にも、既存のパターンとの間隙が基準値を
下回る接続路は、間隙を可能な限り修正して設けること
が可能となり、指定されたパターン相互が可能な限り低
インピーダンスで接続可能となる。
数の層上の指定されたパターン相互を接続する接続路が
可能な限り豊富に設けることが可能となると共に、既存
のパターンが存在する場合にも、既存のパターンとの間
隙が基準値を下回る接続路を除去することが可能とな
り、更に本発明(請求項3)によれば、複数の層上の指
定されたパターン相互を接続する接続路が可能な限り豊
富に設けることが可能となると共に、既存のパターンが
存在する場合にも、既存のパターンとの間隙が基準値を
下回る接続路は、間隙を可能な限り修正して設けること
が可能となり、指定されたパターン相互が可能な限り低
インピーダンスで接続可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による計算機援用装置を示
す図であり、図3は図2におけるパターンデータ抽出処
理の一例を示す図であり、図4は図2における重複領域
決定処理の一例を示す図であり、図5は本発明(請求項
2)の一実施例によるビア生成処理を示す図であり、図
6は本発明(請求項3)の一実施例によるビア生成処理
を示す図であり、図7は本発明(請求項2)の一実施例
によるビア生成過程を示す図であり、図8は図6におけ
る間隙不良ビア救済過程の一例を示す図である。なお、
全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
る。図2は本発明の一実施例による計算機援用装置を示
す図であり、図3は図2におけるパターンデータ抽出処
理の一例を示す図であり、図4は図2における重複領域
決定処理の一例を示す図であり、図5は本発明(請求項
2)の一実施例によるビア生成処理を示す図であり、図
6は本発明(請求項3)の一実施例によるビア生成処理
を示す図であり、図7は本発明(請求項2)の一実施例
によるビア生成過程を示す図であり、図8は図6におけ
る間隙不良ビア救済過程の一例を示す図である。なお、
全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0020】図2においては、図1における計算機援用
装置100として計算機援用装置10が示され、また図
1における重複領域決定手段101としてパターンデー
タ抽出部11および重複領域決定部12が処理装置1内
に設けられ、また図1における接続位置選択手段102
としてビア位置選択部13が処理装置1内に設けられ、
また図1における接続位置補正手段103として間隙不
良処理部14が処理装置1内に設けられ、更に図1にお
ける接続位置補正手段104として間隙不良処理部15
が処理装置1内に設けられている。
装置100として計算機援用装置10が示され、また図
1における重複領域決定手段101としてパターンデー
タ抽出部11および重複領域決定部12が処理装置1内
に設けられ、また図1における接続位置選択手段102
としてビア位置選択部13が処理装置1内に設けられ、
また図1における接続位置補正手段103として間隙不
良処理部14が処理装置1内に設けられ、更に図1にお
ける接続位置補正手段104として間隙不良処理部15
が処理装置1内に設けられている。
【0021】なお図2においても、外部記憶装置3内の
データベース(DB)には、図9に例示されるデータベ
ース(DB)と同様に、或る電気回路を構成する三層の
データ(D1 )、(D2 )および(D3 )が格納されて
いるものとし、また設計者は、当該電気回路の第一層
(E1 )上の地気線(E11)と第二層(E2 )上の地気
線(E21)および(E22)とを接続するビア(V)を設
けるものとする。
データベース(DB)には、図9に例示されるデータベ
ース(DB)と同様に、或る電気回路を構成する三層の
データ(D1 )、(D2 )および(D3 )が格納されて
いるものとし、また設計者は、当該電気回路の第一層
(E1 )上の地気線(E11)と第二層(E2 )上の地気
線(E21)および(E22)とを接続するビア(V)を設
けるものとする。
【0022】また、同一の信号線(例えば地気線)が複
数の層に跨がって配線される場合に、各層のパターン
〔例えば地気線(E11)、(E21)および(E22)〕を
ネットと総称する。
数の層に跨がって配線される場合に、各層のパターン
〔例えば地気線(E11)、(E21)および(E22)〕を
ネットと総称する。
【0023】最初に、本発明(請求項2)の一実施例
を、図2乃至図5および図7を用いて説明する。先ずに
設計者は、ビアの生成対象とするネットを指定するネッ
トデータと、ビアの設定可能位置を指定するビア設定可
能位置データとを、例えばキーボード4から指定する
(図3ステップS31)。
を、図2乃至図5および図7を用いて説明する。先ずに
設計者は、ビアの生成対象とするネットを指定するネッ
トデータと、ビアの設定可能位置を指定するビア設定可
能位置データとを、例えばキーボード4から指定する
(図3ステップS31)。
【0024】今回は、ネットデータとしては、第一層
(E1 )および第二層(E2 )における地気線を指定
し、またビア設定可能位置データとしては、図7(a) に
示される如き所定間隔で構成される格子の交点の座標を
指定するものとする。
(E1 )および第二層(E2 )における地気線を指定
し、またビア設定可能位置データとしては、図7(a) に
示される如き所定間隔で構成される格子の交点の座標を
指定するものとする。
【0025】ネットデータおよびビア設定可能位置デー
タが指定されると、処理装置1はパターンデータ抽出部
11を起動する。起動されたパターンデータ抽出部11
は、外部記憶装置3に格納されているデータベース(D
B)から、対象とする電気回路〔三層(E1 )、
(E2 )および(E3 )〕を構築するプリント板に関す
るデータ、電気回路に使用される部品に関するデータ、
電気回路を構成する接続情報に関するデータ、例えば信
号線相互の許容間隙寸法等の電気回路を設計する際に基
準となるデータ、並びに設計されたパターン等のデータ
(D1 )乃至(D3 )を読出す(ステップS32)。
タが指定されると、処理装置1はパターンデータ抽出部
11を起動する。起動されたパターンデータ抽出部11
は、外部記憶装置3に格納されているデータベース(D
B)から、対象とする電気回路〔三層(E1 )、
(E2 )および(E3 )〕を構築するプリント板に関す
るデータ、電気回路に使用される部品に関するデータ、
電気回路を構成する接続情報に関するデータ、例えば信
号線相互の許容間隙寸法等の電気回路を設計する際に基
準となるデータ、並びに設計されたパターン等のデータ
(D1 )乃至(D3 )を読出す(ステップS32)。
【0026】次にパターンデータ抽出部11は、データ
ベース(DB)から読出したデータ(D1 )乃至
(D3 )から、指定されたネット〔第一層(E1 )およ
び第二層(E2 )の地気線〕に所属するパターンデータ
(D11)、(D21)および(D22)を抽出した後(ステ
ップS33)、パターンデータ(D11)は第一層、パタ
ーンデータ(D21)および(D22)は第二層と、層別に
分類する(ステップS34)。
ベース(DB)から読出したデータ(D1 )乃至
(D3 )から、指定されたネット〔第一層(E1 )およ
び第二層(E2 )の地気線〕に所属するパターンデータ
(D11)、(D21)および(D22)を抽出した後(ステ
ップS33)、パターンデータ(D11)は第一層、パタ
ーンデータ(D21)および(D22)は第二層と、層別に
分類する(ステップS34)。
【0027】以上でパターンデータ抽出部11による処
理が終了すると、続いて処理装置1は重複領域決定部1
2を起動する。重複領域決定部12は、先ず内蔵する処
理対象層数(H)に数値(=2、即ち第一層および第二
層)を設定した後、処理対象層番号(h)と、処理対象
層上パターン番号(j)とをそれぞれ初期設定(h=
1、j=1)した後(図4ステップS41およびS4
2)、パターンデータ(Dhj)(=D11)を選択する
(ステップS43)。
理が終了すると、続いて処理装置1は重複領域決定部1
2を起動する。重複領域決定部12は、先ず内蔵する処
理対象層数(H)に数値(=2、即ち第一層および第二
層)を設定した後、処理対象層番号(h)と、処理対象
層上パターン番号(j)とをそれぞれ初期設定(h=
1、j=1)した後(図4ステップS41およびS4
2)、パターンデータ(Dhj)(=D11)を選択する
(ステップS43)。
【0028】次に重複領域決定部12は、相手層番号
(i)と、相手層上パターン番号(k)とをそれぞれ初
期設定した後、パターンデータ(Dik)を選択する(ス
テップS44乃至S46)。
(i)と、相手層上パターン番号(k)とをそれぞれ初
期設定した後、パターンデータ(Dik)を選択する(ス
テップS44乃至S46)。
【0029】なお相手層番号(i)としては、処理対象
層番号(h)の次の層から選択することとし、相手層番
号(i)=処理対象層番号(h)+1(=2)と初期設
定することとし、その結果重複領域決定部12はステッ
プS43においてパターンデータ(D21)を選択する。
層番号(h)の次の層から選択することとし、相手層番
号(i)=処理対象層番号(h)+1(=2)と初期設
定することとし、その結果重複領域決定部12はステッ
プS43においてパターンデータ(D21)を選択する。
【0030】次に重複領域決定部12は、選択されたパ
ターンデータ(D11)および(D21)の論理積演算を実
行することにより、地気線(E11)と(E21)との重複
領域(E121 )を示す重複領域データ(D121 )を求め
る(ステップS47)。
ターンデータ(D11)および(D21)の論理積演算を実
行することにより、地気線(E11)と(E21)との重複
領域(E121 )を示す重複領域データ(D121 )を求め
る(ステップS47)。
【0031】求められた重複領域データ(D121 )によ
り表示される重複領域(E121 )は、図7(b) に示され
る地気線(E11)と、図7(c) に示される地気線
(E21)とのそれぞれ一部として示される。
り表示される重複領域(E121 )は、図7(b) に示され
る地気線(E11)と、図7(c) に示される地気線
(E21)とのそれぞれ一部として示される。
【0032】次に重複領域決定部12は、相手層上パタ
ーン番号(k)に1を加算して(ステップS48)、相
手層上パターン番号(k)=2とした後、相手層上パタ
ーン番号(k)が相手層(i=2)上の指定ネットに所
属するパターン総数(K)(今回はK=2)を越えてい
ないことを確認の上(ステップS49)、再びステップ
S46以降を繰返す。
ーン番号(k)に1を加算して(ステップS48)、相
手層上パターン番号(k)=2とした後、相手層上パタ
ーン番号(k)が相手層(i=2)上の指定ネットに所
属するパターン総数(K)(今回はK=2)を越えてい
ないことを確認の上(ステップS49)、再びステップ
S46以降を繰返す。
【0033】今回は、重複領域決定部12はステップS
46においてパターンデータ(Dik)〔=(D22)〕を
選択した後、ステップS47においてパターンデータ
(D11)および(D22)に基づき、地気線(E11)と
(E22)との重複領域(E122 )を示す重複領域データ
(D122 )を求める(ステップS47)。
46においてパターンデータ(Dik)〔=(D22)〕を
選択した後、ステップS47においてパターンデータ
(D11)および(D22)に基づき、地気線(E11)と
(E22)との重複領域(E122 )を示す重複領域データ
(D122 )を求める(ステップS47)。
【0034】求められた重複領域データ(D122 )によ
り表示される重複領域(E122 )は、図7(b) に示され
る地気線(E11)と、図7(c) に示される地気線
(E22)とのそれぞれ一部として示される。
り表示される重複領域(E122 )は、図7(b) に示され
る地気線(E11)と、図7(c) に示される地気線
(E22)とのそれぞれ一部として示される。
【0035】次に重複領域決定部12は、相手層上パタ
ーン番号(k)に1を加算して相手層上パターン番号
(k)=3とした後、相手層上パターン番号(k)が相
手層上の指定ネットに所属するパターン総数(K)(=
2)を越えていることを確認すると(ステップS48お
よびS49)、相手層(i)(=2)上の指定ネット
〔=地気線〕に所属する総てのパターンデータ(D21)
および(D22)との重複領域データ(D121 )および
(D122 )を総て求め終わったと判定し、次に相手層番
号(i)に1を加算して相手層番号(i)=3とした後
(ステップS410)、相手層番号(i)が処理対象層
数(H)(=2)を越えていることを認識すると(ステ
ップS411)、対象とする総ての相手層(第二層)を
対象として重複領域データを求め終わったと判定し、次
に処理対象層上パターン番号(j)に1を加算して処理
対象層上パターン番号(j)=2とした後(ステップS
412)、処理対象層上パターン番号(j)が処理対象
層番号(h)(=1)により指定される第一層上の指定
されたネット(地気線)に所属するパターンデータ総数
(J)(=1)を越えていることを確認すると(ステッ
プS413)、処理対象層番号(h)(=1)である第
一層上の指定ネットに所属するパターンデータが
(D11)の一個のみであることを認識し、処理対象層番
号(h)=1で指定される第一層上の総ての指定ネット
に所属するパターンデータ(D11)のみと、指定された
ネットデータに所属する総ての相手層番号(i)(=2
のみ)で指定される第二層上の総ての指定ネットに所属
するパターンデータ(D21)および(D22)との重複領
域データ(D121 )および(D122 )とを総て求め終わ
ったことを認識する。
ーン番号(k)に1を加算して相手層上パターン番号
(k)=3とした後、相手層上パターン番号(k)が相
手層上の指定ネットに所属するパターン総数(K)(=
2)を越えていることを確認すると(ステップS48お
よびS49)、相手層(i)(=2)上の指定ネット
〔=地気線〕に所属する総てのパターンデータ(D21)
および(D22)との重複領域データ(D121 )および
(D122 )を総て求め終わったと判定し、次に相手層番
号(i)に1を加算して相手層番号(i)=3とした後
(ステップS410)、相手層番号(i)が処理対象層
数(H)(=2)を越えていることを認識すると(ステ
ップS411)、対象とする総ての相手層(第二層)を
対象として重複領域データを求め終わったと判定し、次
に処理対象層上パターン番号(j)に1を加算して処理
対象層上パターン番号(j)=2とした後(ステップS
412)、処理対象層上パターン番号(j)が処理対象
層番号(h)(=1)により指定される第一層上の指定
されたネット(地気線)に所属するパターンデータ総数
(J)(=1)を越えていることを確認すると(ステッ
プS413)、処理対象層番号(h)(=1)である第
一層上の指定ネットに所属するパターンデータが
(D11)の一個のみであることを認識し、処理対象層番
号(h)=1で指定される第一層上の総ての指定ネット
に所属するパターンデータ(D11)のみと、指定された
ネットデータに所属する総ての相手層番号(i)(=2
のみ)で指定される第二層上の総ての指定ネットに所属
するパターンデータ(D21)および(D22)との重複領
域データ(D121 )および(D122 )とを総て求め終わ
ったことを認識する。
【0036】次に重複領域決定部12は、処理対象層番
号(h)に1を加算して処理対象層番号(h)=2とし
た後(ステップS414)、処理対象層番号(h)が処
理対象層数(H)(=2)に達していることを認識する
と(ステップS415)、ネットデータで指定した総て
の層(第一層および第二層)の中における二層間の重複
領域データ〔即ち重複領域データ(D121 )および(D
122 )〕を求め終わったと判定し、重複領域の決定処理
を終了する。
号(h)に1を加算して処理対象層番号(h)=2とし
た後(ステップS414)、処理対象層番号(h)が処
理対象層数(H)(=2)に達していることを認識する
と(ステップS415)、ネットデータで指定した総て
の層(第一層および第二層)の中における二層間の重複
領域データ〔即ち重複領域データ(D121 )および(D
122 )〕を求め終わったと判定し、重複領域の決定処理
を終了する。
【0037】以上で重複領域決定部12による重複領域
決定処理が終了すると、続いて処理装置1はビア位置選
択部13を起動する。起動されたビア位置選択部13
は、内蔵する重複領域数(M)に数値2〔即ち重複領域
(E121 )および(E122 )〕を設定した後、重複領域
番号(m)を初期設定し〔(m)=1〕(図5ステップ
S51)、重複領域番号(m)=1に対応する重複領域
データ(Dkim )(=D121 )に含まれる、パターンデ
ータ抽出部11がステップS31において指定したビア
設定可能位置を求める(ステップS52)。
決定処理が終了すると、続いて処理装置1はビア位置選
択部13を起動する。起動されたビア位置選択部13
は、内蔵する重複領域数(M)に数値2〔即ち重複領域
(E121 )および(E122 )〕を設定した後、重複領域
番号(m)を初期設定し〔(m)=1〕(図5ステップ
S51)、重複領域番号(m)=1に対応する重複領域
データ(Dkim )(=D121 )に含まれる、パターンデ
ータ抽出部11がステップS31において指定したビア
設定可能位置を求める(ステップS52)。
【0038】ビア位置選択部13は、ステップS31に
おいて指定したビアデータ(d)〔図7(a) 〕と、重複
領域決定部12が求めた重複領域データ(D121 )との
論理積演算を実行することにより、図7(a) に示される
ビアデータ(d)の内、図7(b) または図7(c) に示さ
れる重複領域(E121 )に対応する重複領域データ(D
121 )に含まれるビアデータ(d1 )および(d2 )を
求める。
おいて指定したビアデータ(d)〔図7(a) 〕と、重複
領域決定部12が求めた重複領域データ(D121 )との
論理積演算を実行することにより、図7(a) に示される
ビアデータ(d)の内、図7(b) または図7(c) に示さ
れる重複領域(E121 )に対応する重複領域データ(D
121 )に含まれるビアデータ(d1 )および(d2 )を
求める。
【0039】ビア位置選択部13は、求めたビアデータ
(d1 )および(d2 )に、一旦ビア(V1 )および
(V2 )を生成した後(ステップS53)、続いて間隙
不良処理部14を起動する。
(d1 )および(d2 )に、一旦ビア(V1 )および
(V2 )を生成した後(ステップS53)、続いて間隙
不良処理部14を起動する。
【0040】起動された間隙不良処理部14は、ビア位
置選択部13が生成したビア(V1)および(V2 )
と、既存のパターンとの間隙が、パターンデータ抽出部
11がステップS32において抽出した設計基準データ
により指定されている基準値を満足しているかを調べる
(ステップS54)。
置選択部13が生成したビア(V1)および(V2 )
と、既存のパターンとの間隙が、パターンデータ抽出部
11がステップS32において抽出した設計基準データ
により指定されている基準値を満足しているかを調べる
(ステップS54)。
【0041】ここで調査の対象となる既存のパターンと
しては、第一層(E1 )および第二層(E2 )の間に介
在する第三層(E3 )に設けられている信号線(F31)
および(F32)とすると、間隙不良処理部14はビア位
置選択部13が生成したビア(V1 )および(V2 )
と、信号線(F31)および(F32)との最短距離をそれ
ぞれ算出し、得られた最短距離が間隙の基準値を充分上
回ることを確認すると、生成したビア(V1 )および
(V2 )には削除すべきビアが存在しないことをビア位
置選択部13に通知する(ステップS55)。
しては、第一層(E1 )および第二層(E2 )の間に介
在する第三層(E3 )に設けられている信号線(F31)
および(F32)とすると、間隙不良処理部14はビア位
置選択部13が生成したビア(V1 )および(V2 )
と、信号線(F31)および(F32)との最短距離をそれ
ぞれ算出し、得られた最短距離が間隙の基準値を充分上
回ることを確認すると、生成したビア(V1 )および
(V2 )には削除すべきビアが存在しないことをビア位
置選択部13に通知する(ステップS55)。
【0042】次にビア位置選択部13は、重複領域番号
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=2とした後
(ステップS56)、重複領域番号(m)が重複領域決
定部12により求めた重複領域数(M)(=2)を越え
ていないことを確認の上(ステップS57)、重複領域
番号(m)=2に対応する重複領域データ(Dkim )
(=D122 )を対象として、ステップS52以降を繰返
した結果、重複領域データ(D122 )に含まれるビア設
定可能位置としてビアデータ(d3 )および(d 4 )を
求める。
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=2とした後
(ステップS56)、重複領域番号(m)が重複領域決
定部12により求めた重複領域数(M)(=2)を越え
ていないことを確認の上(ステップS57)、重複領域
番号(m)=2に対応する重複領域データ(Dkim )
(=D122 )を対象として、ステップS52以降を繰返
した結果、重複領域データ(D122 )に含まれるビア設
定可能位置としてビアデータ(d3 )および(d 4 )を
求める。
【0043】ビア位置選択部13は、求めたビアデータ
(d3 )および(d4 )に、一旦ビア(V3 )および
(V4 )を生成した後(ステップS53)、続いて間隙
不良処理部14を起動する。
(d3 )および(d4 )に、一旦ビア(V3 )および
(V4 )を生成した後(ステップS53)、続いて間隙
不良処理部14を起動する。
【0044】起動された間隙不良処理部14は、前述と
同様に、ビア位置選択部13が生成したビア(V3 )お
よび(V4 )と、信号線(F31)および(F32)との最
短距離を算出した結果、ビア(V3 )と信号線(F31)
および(F32)との最短距離は充分基準値を上回るが、
ビア(V4 )と信号線(F31)および(F32)との最短
距離は零であり、信号線(F31)および(F32)がビア
(V4 )に接触していることを確認すると、ビア
(V4 )が間隙不良と判定して削除し、その旨ビア位置
選択部13に通知する(ステップS55)。
同様に、ビア位置選択部13が生成したビア(V3 )お
よび(V4 )と、信号線(F31)および(F32)との最
短距離を算出した結果、ビア(V3 )と信号線(F31)
および(F32)との最短距離は充分基準値を上回るが、
ビア(V4 )と信号線(F31)および(F32)との最短
距離は零であり、信号線(F31)および(F32)がビア
(V4 )に接触していることを確認すると、ビア
(V4 )が間隙不良と判定して削除し、その旨ビア位置
選択部13に通知する(ステップS55)。
【0045】次にビア位置選択部13は、重複領域番号
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=3とした後
(ステップS56)、重複領域番号(m)が重複領域数
(M)(=2)を越えたことを確認すると(ステップS
57)、ビア位置選択部13は間隙が基準値を満足する
ビア(V1 )、(V2 )および(V3 )を決定する。
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=3とした後
(ステップS56)、重複領域番号(m)が重複領域数
(M)(=2)を越えたことを確認すると(ステップS
57)、ビア位置選択部13は間隙が基準値を満足する
ビア(V1 )、(V2 )および(V3 )を決定する。
【0046】更にビア位置選択部13は、今回生成され
たビア(V1 )、(V2 )および(V3 )の中に、併合
可能なビアが存在するか否かを解析する(ステップS5
8)。
たビア(V1 )、(V2 )および(V3 )の中に、併合
可能なビアが存在するか否かを解析する(ステップS5
8)。
【0047】併合可能なビアの一例としては、第一層と
第二層との間にビアデータ(d1 )に対応するビアが生
成され、また第二層と第三層との間にもビアデータ(d
1 )に対応するビアが生成されたとすると、二個のビア
は、第一層、第二層および第三層の間にビアデータ(d
1 )に対応して生成された一個のビアと見做される為、
第一層、第二層および第三層の間にビアデータ(d1 )
に対応して生成された一個のビアに纏める。
第二層との間にビアデータ(d1 )に対応するビアが生
成され、また第二層と第三層との間にもビアデータ(d
1 )に対応するビアが生成されたとすると、二個のビア
は、第一層、第二層および第三層の間にビアデータ(d
1 )に対応して生成された一個のビアと見做される為、
第一層、第二層および第三層の間にビアデータ(d1 )
に対応して生成された一個のビアに纏める。
【0048】また併合可能なビアの他の一例としては、
第一層と第二層との間にビアデータ(d1 )に対応する
ビアが生成され、また第一層と第三層との間にもビアデ
ータ(d1 )に対応するビアが生成されたとすると、二
個のビアは、第一層、第二層および第三層の間にビアデ
ータ(d1 )に対応して生成された一個のビアに併合さ
れると見做し、第一層、第二層および第三層の間にビア
データ(d1 )に対応して生成された一個のビアに纏め
る。
第一層と第二層との間にビアデータ(d1 )に対応する
ビアが生成され、また第一層と第三層との間にもビアデ
ータ(d1 )に対応するビアが生成されたとすると、二
個のビアは、第一層、第二層および第三層の間にビアデ
ータ(d1 )に対応して生成された一個のビアに併合さ
れると見做し、第一層、第二層および第三層の間にビア
データ(d1 )に対応して生成された一個のビアに纏め
る。
【0049】然し今回は、前述の如く第一層と第二層と
の間のビアのみが対象である為、一つに纏められるビア
は存在しない。以上により計算機援用装置10は、指定
されたネット、即ち第一層および第二層に設けられた地
気線を対象とするビアとして、ビア(V1 )、(V2 )
および(V3 )を決定し、データベース(DB)に登録
する。
の間のビアのみが対象である為、一つに纏められるビア
は存在しない。以上により計算機援用装置10は、指定
されたネット、即ち第一層および第二層に設けられた地
気線を対象とするビアとして、ビア(V1 )、(V2 )
および(V3 )を決定し、データベース(DB)に登録
する。
【0050】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、指定されたネットに所属するパターンデータ
(D11)、(D21)および(D22)を総て網羅して重複
領域データ(D121 )および(D122 )を求め、得られ
た重複領域データ(D121 )および(D122 )内で指定
されたビア設定可能位置に該当するビアデータ
(d1 )、(d2 )、(d3 )および(d4 )を求めた
後、指定された既存信号線(F31)および(F32)との
間隙が基準値を満足しないビアデータ(d4 )のみを削
除し、残るビアデータ(d1 )、(d2 )および
(d3 )にビアを生成することに決定する為、可能なビ
アが漏らさず生成可能となる。
よれば、指定されたネットに所属するパターンデータ
(D11)、(D21)および(D22)を総て網羅して重複
領域データ(D121 )および(D122 )を求め、得られ
た重複領域データ(D121 )および(D122 )内で指定
されたビア設定可能位置に該当するビアデータ
(d1 )、(d2 )、(d3 )および(d4 )を求めた
後、指定された既存信号線(F31)および(F32)との
間隙が基準値を満足しないビアデータ(d4 )のみを削
除し、残るビアデータ(d1 )、(d2 )および
(d3 )にビアを生成することに決定する為、可能なビ
アが漏らさず生成可能となる。
【0051】次に、本発明(請求項3)の一実施例を、
図2乃至図7を用いて説明する。今回も、設計者はネッ
トデータとして第一層(E1 )および第二層(E2 )に
おける地気線を指定し、またビア設定可能位置データと
して図7(a) に示される如き所定間隔を有する格子の交
点の座標を指定するものとすると、前述と同様の過程
で、パターンデータ抽出部11および重複領域決定部1
2が順次起動され、第一層(E1 )上の地気線(E11)
と、第二層(E2 )上の地気線(E21)および(E22)
との重複領域(E121 )および(E122 )が求められる
(図3ステップS31乃至S34、図4ステップS41
乃至S415)。
図2乃至図7を用いて説明する。今回も、設計者はネッ
トデータとして第一層(E1 )および第二層(E2 )に
おける地気線を指定し、またビア設定可能位置データと
して図7(a) に示される如き所定間隔を有する格子の交
点の座標を指定するものとすると、前述と同様の過程
で、パターンデータ抽出部11および重複領域決定部1
2が順次起動され、第一層(E1 )上の地気線(E11)
と、第二層(E2 )上の地気線(E21)および(E22)
との重複領域(E121 )および(E122 )が求められる
(図3ステップS31乃至S34、図4ステップS41
乃至S415)。
【0052】重複領域決定処理が終了すると、続いて処
理装置1はビア位置選択部13を起動する。起動された
ビア位置選択部13は、前述と同様に、内蔵する重複領
域数(M)に数値2〔即ち重複領域(E121 )および
(E122 )〕を設定した後、重複領域番号(m)を初期
設定し〔(m)=1〕(図6ステップS61)、重複領
域番号(m)=1に対応する重複領域データ(Dkim )
(=D121 )に含まれる、パターンデータ抽出部11が
ステップS31において指定したビア設定可能位置を求
める(ステップS62)。
理装置1はビア位置選択部13を起動する。起動された
ビア位置選択部13は、前述と同様に、内蔵する重複領
域数(M)に数値2〔即ち重複領域(E121 )および
(E122 )〕を設定した後、重複領域番号(m)を初期
設定し〔(m)=1〕(図6ステップS61)、重複領
域番号(m)=1に対応する重複領域データ(Dkim )
(=D121 )に含まれる、パターンデータ抽出部11が
ステップS31において指定したビア設定可能位置を求
める(ステップS62)。
【0053】ビア位置選択部13は、ステップS31に
おいて指定したビアデータ(d)〔図7(a) 〕と、重複
領域決定部12が求めた重複領域データ(D121 )との
論理積演算を実行することにより、図7(a) に示される
ビアデータ(d)の内、図7(b) または図7(c) に示さ
れる重複領域(E121 )に対応する重複領域データ(D
121 )に含まれるビアデータ(d1 )および(d2 )を
求める。
おいて指定したビアデータ(d)〔図7(a) 〕と、重複
領域決定部12が求めた重複領域データ(D121 )との
論理積演算を実行することにより、図7(a) に示される
ビアデータ(d)の内、図7(b) または図7(c) に示さ
れる重複領域(E121 )に対応する重複領域データ(D
121 )に含まれるビアデータ(d1 )および(d2 )を
求める。
【0054】ビア位置選択部13は、求めたビアデータ
(d1 )および(d2 )に、一旦ビア(V1 )および
(V2 )を生成した後(ステップS53)、続いて間隙
不良処理部15を起動する。
(d1 )および(d2 )に、一旦ビア(V1 )および
(V2 )を生成した後(ステップS53)、続いて間隙
不良処理部15を起動する。
【0055】起動された間隙不良処理部15は、ビア位
置選択部13が生成したビア(V1)および(V2 )
と、既存のパターンとの間隙が、パターンデータ抽出部
11がステップS32において抽出した設計基準データ
により指定されている基準値を満足しているかを調べる
(ステップS64)。
置選択部13が生成したビア(V1)および(V2 )
と、既存のパターンとの間隙が、パターンデータ抽出部
11がステップS32において抽出した設計基準データ
により指定されている基準値を満足しているかを調べる
(ステップS64)。
【0056】今回も、調査の対象となる既存のパターン
を第一層(E1 )および第二層(E 2 )の間に介在する
第三層(E3 )に設けられている信号線(F31)および
(F 32)とすると、間隙不良処理部14はビア位置選択
部13が生成したビア(V1)および(V2 )と、信号
線(F31)および(F32)との最短距離を算出し、得ら
れた最短距離が間隙の基準値を充分上回ることを確認す
ると、生成したビア(V1 )および(V2 )には間隙不
良のビアが存在しないことをビア位置選択部13に通知
する(ステップS65)。
を第一層(E1 )および第二層(E 2 )の間に介在する
第三層(E3 )に設けられている信号線(F31)および
(F 32)とすると、間隙不良処理部14はビア位置選択
部13が生成したビア(V1)および(V2 )と、信号
線(F31)および(F32)との最短距離を算出し、得ら
れた最短距離が間隙の基準値を充分上回ることを確認す
ると、生成したビア(V1 )および(V2 )には間隙不
良のビアが存在しないことをビア位置選択部13に通知
する(ステップS65)。
【0057】次にビア位置選択部13は、重複領域番号
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=2とした後
(ステップS611)、重複領域番号(m)が重複領域
決定部12により求めた重複領域数(M)(=2)を越
えていないことを確認の上(ステップS612)、重複
領域番号(m)=2に対応する重複領域データ
(Dki m )(=D122 )を対象として、ステップS62
以降を繰返した結果、重複領域データ(D122 )に含ま
れるビア設定可能位置としてビアデータ(d3 )および
(d4 )を求める。
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=2とした後
(ステップS611)、重複領域番号(m)が重複領域
決定部12により求めた重複領域数(M)(=2)を越
えていないことを確認の上(ステップS612)、重複
領域番号(m)=2に対応する重複領域データ
(Dki m )(=D122 )を対象として、ステップS62
以降を繰返した結果、重複領域データ(D122 )に含ま
れるビア設定可能位置としてビアデータ(d3 )および
(d4 )を求める。
【0058】ビア位置選択部13は、求めたビアデータ
(d3 )および(d4 )に、一旦ビア(V3 )および
(V4 )を生成した後(ステップS63)、続いて間隙
不良処理部15を起動する。
(d3 )および(d4 )に、一旦ビア(V3 )および
(V4 )を生成した後(ステップS63)、続いて間隙
不良処理部15を起動する。
【0059】起動された間隙不良処理部15は、前述と
同様に、ビア位置選択部13が生成したビア(V3 )お
よび(V4 )と、信号線(F31)および(F32)との最
短距離を算出した結果、ビア(V3 )と信号線(F31)
および(F32)との最短距離は充分基準値を上回るが、
ビア(V4 )と信号線(F31)および(F32)との最短
距離は零であり、信号線(F31)および(F32)がビア
(V4 )に接触していることを確認すると(図8状態S
T81)、ビア(V4 )と信号線(F31)および
(F32)との間隙が基準値を満足しない間隙不良と認識
する(ステップS65)。
同様に、ビア位置選択部13が生成したビア(V3 )お
よび(V4 )と、信号線(F31)および(F32)との最
短距離を算出した結果、ビア(V3 )と信号線(F31)
および(F32)との最短距離は充分基準値を上回るが、
ビア(V4 )と信号線(F31)および(F32)との最短
距離は零であり、信号線(F31)および(F32)がビア
(V4 )に接触していることを確認すると(図8状態S
T81)、ビア(V4 )と信号線(F31)および
(F32)との間隙が基準値を満足しない間隙不良と認識
する(ステップS65)。
【0060】このとき間隙不良処理部15は、間隙不良
箇所であるビアデータ(d4 )を含む矩形の再配線範囲
(D27)を定める(ステップS66、状態ST82)。
次に間隙不良処理部15は、再配線範囲(D27)内に存
在する信号線(F31)および(F32)の、パターンデー
タ(D31)および(D32)を仮に削除する(ステップS
67、状態ST83)。
箇所であるビアデータ(d4 )を含む矩形の再配線範囲
(D27)を定める(ステップS66、状態ST82)。
次に間隙不良処理部15は、再配線範囲(D27)内に存
在する信号線(F31)および(F32)の、パターンデー
タ(D31)および(D32)を仮に削除する(ステップS
67、状態ST83)。
【0061】次に間隙不良処理部15は、信号線
(F31)および(F32)の削除された再配線範囲
(D27)を、公知の配線手順に基づき再配線する(ステ
ップS68、状態ST84)。
(F31)および(F32)の削除された再配線範囲
(D27)を、公知の配線手順に基づき再配線する(ステ
ップS68、状態ST84)。
【0062】今回は、信号線(F31)および(F32)の
配線は、ビア(V4 )から設計基準に基づく間隙を確保
した上で、状態ST84に示される如き配線経路が得ら
れる。
配線は、ビア(V4 )から設計基準に基づく間隙を確保
した上で、状態ST84に示される如き配線経路が得ら
れる。
【0063】以上で信号線(F31)および(F32)の再
配線に成功すると、間隙不良処理部14は、再配線後の
信号線(F31)および(F32)に対応するパターンデー
タ(D31)および(D32)をデータベース(DB)に登
録し直した後(ステップS610)、ビア位置選択部1
3には生成したビア(V3 )および(V4 )に間隙不良
のビアが存在しないと通知する(ステップS65)。
配線に成功すると、間隙不良処理部14は、再配線後の
信号線(F31)および(F32)に対応するパターンデー
タ(D31)および(D32)をデータベース(DB)に登
録し直した後(ステップS610)、ビア位置選択部1
3には生成したビア(V3 )および(V4 )に間隙不良
のビアが存在しないと通知する(ステップS65)。
【0064】なお、ステップS68における再配線が不
成功の場合には、ビア(V4 )を間隙不良と判定して削
除し、その旨ビア位置選択部13に通知する(ステップ
S69)。
成功の場合には、ビア(V4 )を間隙不良と判定して削
除し、その旨ビア位置選択部13に通知する(ステップ
S69)。
【0065】次にビア位置選択部13は、重複領域番号
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=3とした後
(ステップS611)、重複領域番号(m)が重複領域
数(M)(=2)を越えたことを確認すると(ステップ
S612)、ビア位置選択部13は間隙が基準値を満足
するビア(V1 )、(V2 )、(V3 )および(V4)
を決定する。
(m)に1を加算して重複領域番号(m)=3とした後
(ステップS611)、重複領域番号(m)が重複領域
数(M)(=2)を越えたことを確認すると(ステップ
S612)、ビア位置選択部13は間隙が基準値を満足
するビア(V1 )、(V2 )、(V3 )および(V4)
を決定する。
【0066】更にビア位置選択部13は、前述と同様
に、今回生成されたビア(V1 )、(V2 )、(V3 )
および(V4 )の中に、併合可能なビアが存在するか否
かを解析する(ステップS613)。
に、今回生成されたビア(V1 )、(V2 )、(V3 )
および(V4 )の中に、併合可能なビアが存在するか否
かを解析する(ステップS613)。
【0067】然し今回も、前述の如く第一層と第二層と
の間のビアのみが対象である為、一つに纏められるビア
は存在しない。以上により計算機援用装置10は、指定
されたネット、即ち第一層および第二層に設けられた地
気線を対象とするビアとして、ビア(V1 )、
(V2 )、(V 3 )および(V4 )を決定し、データベ
ース(DB)に登録する。
の間のビアのみが対象である為、一つに纏められるビア
は存在しない。以上により計算機援用装置10は、指定
されたネット、即ち第一層および第二層に設けられた地
気線を対象とするビアとして、ビア(V1 )、
(V2 )、(V 3 )および(V4 )を決定し、データベ
ース(DB)に登録する。
【0068】以上の説明から明らかな如く、本発明(請
求項3)による実施例によれば、指定されたネットに所
属するパターンデータ(D11)、(D21)および
(D22)を総て網羅して重複領域データ(D121 )およ
び(D122 )を求め、得られた重複領域データ
(D121 )および(D122 )内で指定されたビア設定可
能位置に該当するビアデータ(d1 )、(d2 )、(d
3 )および(d4 )を求めた後、指定された既存信号線
(F31)および(F32)との間隙が基準値を満足しない
ビア(V4 )に対して信号線(F31)および(F32)を
再配線し、再配線に成功した場合にはビアデータ
(d4 )も含めてビア(V1 )、(V2 )、(V3 )お
よび(V4 )を生成することに決定する為、本発明(請
求項2)による実施例より更に多数のビア(V1 )、
(V2 )、(V3 )および(V4 )が生成可能となる。
求項3)による実施例によれば、指定されたネットに所
属するパターンデータ(D11)、(D21)および
(D22)を総て網羅して重複領域データ(D121 )およ
び(D122 )を求め、得られた重複領域データ
(D121 )および(D122 )内で指定されたビア設定可
能位置に該当するビアデータ(d1 )、(d2 )、(d
3 )および(d4 )を求めた後、指定された既存信号線
(F31)および(F32)との間隙が基準値を満足しない
ビア(V4 )に対して信号線(F31)および(F32)を
再配線し、再配線に成功した場合にはビアデータ
(d4 )も含めてビア(V1 )、(V2 )、(V3 )お
よび(V4 )を生成することに決定する為、本発明(請
求項2)による実施例より更に多数のビア(V1 )、
(V2 )、(V3 )および(V4 )が生成可能となる。
【0069】なお、図2乃至図8はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えばビア生成は図示される第一層(E
1 )の地気線(E11)と第二層(E2 )の地気線
(E21)および(E22)との間に限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。また本発明の対象となる計算
機援用装置100は、図示される計算機援用装置10に
限定されぬことは言う迄も無い。
施例に過ぎず、例えばビア生成は図示される第一層(E
1 )の地気線(E11)と第二層(E2 )の地気線
(E21)および(E22)との間に限定されることは無
く、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。また本発明の対象となる計算
機援用装置100は、図示される計算機援用装置10に
限定されぬことは言う迄も無い。
【0070】
【発明の効果】以上、本発明(請求項1)によれば、複
数の層上の指定されたパターン相互を接続する接続路が
可能な限り豊富に設けることが可能となり、指定された
パターン相互が可能な限り低インピーダンスで接続可能
となり、また本発明(請求項2)によれば、複数の層上
の指定されたパターン相互を接続する接続路が可能な限
り豊富に設けることが可能となると共に、既存のパター
ンが存在する場合にも、既存のパターンとの間隙が基準
値を下回る接続路を除去することが可能となり、更に本
発明(請求項3)によれば、複数の層上の指定されたパ
ターン相互を接続する接続路が可能な限り豊富に設ける
ことが可能となると共に、既存のパターンが存在する場
合にも、既存のパターンとの間隙が基準値を下回る接続
路は、間隙を可能な限り修正して設けることが可能とな
り、指定されたパターン相互が可能な限り低インピーダ
ンスで接続可能となる。
数の層上の指定されたパターン相互を接続する接続路が
可能な限り豊富に設けることが可能となり、指定された
パターン相互が可能な限り低インピーダンスで接続可能
となり、また本発明(請求項2)によれば、複数の層上
の指定されたパターン相互を接続する接続路が可能な限
り豊富に設けることが可能となると共に、既存のパター
ンが存在する場合にも、既存のパターンとの間隙が基準
値を下回る接続路を除去することが可能となり、更に本
発明(請求項3)によれば、複数の層上の指定されたパ
ターン相互を接続する接続路が可能な限り豊富に設ける
ことが可能となると共に、既存のパターンが存在する場
合にも、既存のパターンとの間隙が基準値を下回る接続
路は、間隙を可能な限り修正して設けることが可能とな
り、指定されたパターン相互が可能な限り低インピーダ
ンスで接続可能となる。
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による計算機援用装置を示
す図
す図
【図3】 図2におけるパターンデータ抽出処理の一例
を示す図
を示す図
【図4】 図2における重複領域決定処理の一例を示す
図
図
【図5】 本発明(請求項2)の一実施例によるビア生
成処理を示す図
成処理を示す図
【図6】 本発明(請求項3)の一実施例によるビア生
成処理を示す図
成処理を示す図
【図7】 本発明(請求項2)の一実施例によるビア生
成過程を示す図
成過程を示す図
【図8】 図6における間隙不良ビア救済過程の一例を
示す図
示す図
【図9】 従来ある計算機援用装置の一例を示す図
【図10】 図9におけるビア作成過程の一例を示す図
1 処理装置 2 主記憶装置 3 外部記憶装置 4 キーボード 5 マウス 6 入出力制御装置 7 ディスプレイ 8 ディスプレイ制御装置 9 バス 10、100 計算機援用装置 11 パターンデータ抽出部 12 重複領域決定部 13 ビア位置選択部 14、15 間隙不良処理部 101 重複領域決定手段 102 接続位置選択手段 103、104 接続位置補正手段
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の層から成るプリント配線パターン
を作成する計算機援用装置(100)において、 指定された複数の層上の指定されたパターン(P)が重
なり合う重複領域(A)を求める重複領域決定手段(1
01)と、 前記重複領域決定手段(101)が求めた前記重複領域
(A)内に、前記各パターン(P)を異層間で相互接続
する接続路(V)の設定位置を、予め定められた基準に
従って選定する接続位置選択手段(102)とを設ける
ことを特徴とする層間接続方式。 - 【請求項2】 複数の層から成るプリント配線パターン
を作成する計算機援用装置(100)において、 指定された複数の層上の指定されたパターン(P)が重
なり合う重複領域(A)を求める重複領域決定手段(1
01)と、 前記重複領域決定手段(101)が求めた前記重複領域
(A)内に、前記各パターン(P)を異層間で相互接続
する接続路(V)の設定位置を、予め定められた基準に
従って選定する接続位置選択手段(102)と、 前記接続位置選択手段(102)が選定した前記接続路
(V)と、既存のパターン(P2 )との間隙を算出し、
前記間隙が予め定められた基準を下回る接続路(V)を
除いて前記接続路(V)の設定位置を決定する接続位置
補正手段(103)とを設けることを特徴とする層間接
続方式。 - 【請求項3】 複数の層から成るプリント配線パターン
を作成する計算機援用装置(100)において、 指定された複数の層上の指定されたパターン(P)が重
なり合う重複領域(A)を求める重複領域決定手段(1
01)と、 前記重複領域決定手段(101)が求めた前記重複領域
(A)内に、前記各パターン(P)を異層間で相互接続
する接続路(V)の設定位置を、予め定められた基準に
従って選定する接続位置選択手段(102)と、 前記接続位置選択手段(102)が選定した前記接続路
(V)と、既存のパターン(P2 )との間隙を算出し、
前記間隙が予め定められた基準を下回る接続路(V)が
検出された場合に、前記間隙が前記基準を上回る如く前
記既存のパターン(P2 )の修正を試み、該修正に成功
しなかった接続路(V)を除いて前記接続路(V)の設
定位置を決定する接続位置補正手段(104)とを設け
ることを特徴とする層間接続方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08583492A JP3191393B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 層間接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08583492A JP3191393B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 層間接続方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05290126A true JPH05290126A (ja) | 1993-11-05 |
JP3191393B2 JP3191393B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=13869890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08583492A Expired - Fee Related JP3191393B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 層間接続方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191393B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP08583492A patent/JP3191393B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3191393B2 (ja) | 2001-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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