JP5326360B2 - 配線レイアウト方法及び配線レイアウト装置 - Google Patents

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この発明は、複数の配線層を備えた半導体装置の配線層をレイアウトするレイアウト装置に関するものである。
近年、半導体集積回路装置は大規模化及び高集積化が進められ、設計データのデータ量が多くなってきている。そのため、半導体集積回路装置のレイアウト設計に要する作業時間が長くなる傾向にあり、その作業時間を短縮する技術が要求されている。
また、半導体集積回路装置は、微細化にともなって配線層の多層化が促進され、異なる配線層で同一ノードとなる配線間における配線抵抗の増大が懸念されている。
配線抵抗の増加は、ノードの電圧降下を引き起こし、特に大電流が流れる部分では電圧降下が大きくなり、誤動作の原因となるため無視できない。このため、配線抵抗を低減するようなレイアウト設計を行なう必要がある。
従来、半導体集積回路のレイアウト設計では、ネットドリブンツールを用いた環境でのコンタクトビアの自動発生は既存の技術であり、生成されたレイアウトデータはレイアウト検証ツールにより各種検証が行われる。
特許文献1には、寄生容量による遅延の大きい配線を抽出し、その配線の配線幅を他の配線との間隔が設計ルールに違反しない範囲で自動的に拡幅するレイアウト方法が開示されている。
特許文献2には、設計ルール違反となったコンタクトビアを検出し、そのコンタクトビアに関連する配線レイアウトを変更して、コンタクトビアを取り除いたり、コンタクトビアの位置を移動したりしてルール違反を解消するレイアウト方法が開示されている。
特許文献3には、上下に隣合う2つの配線層で同一ノードとなる配線間のコンタクトビアの数を増加させて配線抵抗を低減するレイアウト方法が開示されている。また、上下に隣合う2つの配線層で同一ノードとなる配線の配線拡張可能領域を演算し、その配線拡張可能領域に平行移動線分を生成して配線面積を拡大し当該配線間にコンタクトビアを最大限まで配置して配線抵抗を低減するレイアウト方法が開示されている。
特開平8−83847号公報(第2図) 特開平10−65007号公報(第5図、第6図) 特開2008−40678号公報
異なる配線層で同一ノードとなる配線間の配線抵抗を低減するためには、両配線をより多くのコンタクトビアで接続する必要があり、そのためにコンタクトビアを配置し得る配線面積を最大限確保する必要がある。
しかし、特許文献1,2には、配線抵抗を低減するために、コンタクトビアの数を最大限に増大させるための構成は開示されていない。
特許文献3には、上下に隣合う2つの配線層で同一ノードとなる配線間のコンタクトビアの数を増加させて配線抵抗を低減するレイアウト方法が開示されているが、次に示すような問題点がある。
特許文献3では、図11〜図21に示すように、隣合う2つの配線層で共通のノードとなる配線層の配線抵抗を、空き領域に配線を太らせるための配線束をレイアウトすることにより低減し、X方向とY方向の配線束を別の配線層でレイアウトしている。
このため、一方の層で配線束を付加するような空き領域が存在しない場合には、その配線層で配線束をレイアウトすることができず、結果的に当該ノードの配線抵抗を低減することができないという問題点がある。
また、3層以上の配線層にまたがる同一ノードの配線抵抗を低減する場合、配線抵抗を十分に低減することができない場合がある。
図14において、例えば第一層の配線層に形成される配線LAがグランドGND,第二層の配線層に形成される配線LBaがグランドGND、配線LBbがグランドGND以外の他ノード、第三層の配線層に形成される配線LCがグランドGNDであるとする。ここで、第一層から第三層のグランドGNDノードを接続して配線抵抗を低減しようとするとき、配線LAと配線LCをつなぐコンタクトビアは配線LBaと各配線LA,LC間でのみ生成可能である。従って、配線LA,LC間での配線抵抗の低減が不十分となるという問題点がある。
図15に示すように、配線抵抗を低減するために配線幅を拡幅する際、同一配線層の他ノードの配線との間隔が通常の設計ルールであらかじめ設定されている最小配線間隔となるまで拡幅すると、ノード間の干渉によるノイズの発生が問題となる場合がある。
図15(a)に示すように、基準電圧Vrefが供給される配線1の両側に電源VDD,Vssが供給される配線2,3がレイアウトされているとき、配線2,3の配線抵抗を低減するためには配線2,3を拡幅する。このとき、図15(b)に示すように、配線1と配線2,3の間隔が設計ルールで設定されている最小間隔となるまで拡幅すると、配線1が電源ノイズの干渉を受けて、基準電圧Vrefにノイズが発生するという問題点がある。
図16に示すように、配線抵抗を低減するために配線幅を拡幅する際、ウェハ基板上に形成された素子を覆う範囲まで拡幅すると、素子の特性を劣化させることがある。
図16(a)に示すように、基板上にペアトランジスタT1,T2及びペア抵抗R1,R2及びハイインピーダンス配線L1,L2が形成され、その上層の配線層に電源VDD、Vssが供給される配線4,5がレイアウトされる場合について説明する。
配線4,5の配線抵抗を低減するために、図16(b)に示すように、配線4,5を通常の設計ルールの最小配線間隔まで拡幅して、ペアトランジスタT1,T2及びペア抵抗R1,R2を覆う位置まで拡幅すると、ペアトランジスタT1,T2及びペア抵抗R1,R2が電源ノイズに干渉され、特性が劣化することがある。
特に、ペアトランジスタT1,T2及びペア抵抗R1,R2はその特性を揃える必要がある。しかし、そのペアトランジスタT1,T2及びペア抵抗R1,R2が配線4,5で均等に覆われないとき、あるいはペア抵抗R1,R2に接続されるハイインピーダンス配線L1,L2がそれぞれ異なるノードの配線4,5で覆われると、ペアトランジスタT1,T2及びペア抵抗R1,R2の特性がアンバランスとなるという問題点がある。
図17に示すように、配線抵抗を低減するために配線幅を拡幅する際、各ノードの配線に対し均等に拡幅処理を行うため、特に配線抵抗を低減したいノードの配線を優先的に拡幅することはできない。
図17に示すように、配線抵抗を低減するための優先度が高いノードの配線7と、次に高いノードの配線8と、その他のノードの配線9とが同一配線層にレイアウトされているとき、配線拡張可能領域が配線7,8で同一条件であれば、配線7,8し同一の拡張幅wxで拡張される。従って、優先度に応じて配線抵抗を効率よく低減することができないという問題点がある。
この発明の目的は、同一ノードの配線抵抗を効率的に低減し得る配線レイアウト方法を提供することにある。
上記目的は、配線層のレイアウトパターンから対象ノードの配線の図形データを抽出する工程と、前記対象ノードの配線を、設計ルールを満たす範囲で頂点数が変わらないように平行移動して拡張した平行移動領域を生成する工程と、前記対象ノードが含まれる配線層のレイアウトパターンから、前記対象ノードの配線拡張可能領域を抽出する工程と、前記平行移動領域と配線拡張可能領域との論理和により配線拡張領域を抽出する工程と、前記配線拡張領域に前記対象ノードの配線を平行移動した束配線を生成する工程とを備えた配線レイアウト方法により達成される。
開示された配線レイアウト方法では、同一ノードの配線抵抗を効率的に低減することができる。
以下、この発明を具体化した一実施形態について図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係るレイアウト装置の概略構成図である。同図に示すように、レイアウト装置は、中央制御装置11と、ワーキングエリア(抽出手段)12と、図形演算器13と、図形発生器(ビア生成手段)14と、判定処理装置15とを備えている。そして、レイアウト装置は、例えば磁気ディスク装置などの記憶装置(図示略)に格納された入力ポリゴンデータ16aを入力するとともに、その処理後のポリゴンデータ16bを同様の記憶装置に出力・格納する。また、レイアウト装置は、入力ポリゴンデータ16aや各種処理データに基づく画像をCRTなどの表示装置(図示略)に表示する。
なお、入力ポリゴンデータ16aは、例えば汎用のCAD(Computer Aided Design) 装置が備える自動レイアウトツールにより半導体集積回路装置(以下、「LSI」という)の回路情報(ネットリスト)に基づいて自動的に作成されたデータファイル又はこれに基づくフォーマットデータである。そして、LSIの配置・配線のレイアウトパターンを少なくとも1つのパターン図形(ポリゴン)を有する複数層の図形データで表現する。すなわち、このデータファイルは、例えばLSIの各配線層(メタル層)の配線に対応するパターン図形に対し、その形状を規定する座標値列、その配置される層を規定する層番号及びそのノードを規定するテキスト等の各情報を有する。一方、処理後のポリゴンデータ16bも、入力ポリゴンデータ16aと同様の情報を有する。
中央制御装置11は、前記図形演算器13、図形発生器14及び判定処理装置15に制御信号を出力してこれらを統括制御し、前記ワーキングエリア12に読み込まれた入力ポリゴンデータ16aを処理させる。また、その処理動作時に生成した処理データを一時的にワーキングエリア12に格納させ、あるいは該処理データを図形演算器13及び図形発生器14間でやりとりさせる。なお、ワーキングエリア12に格納された最終的な処理データは、処理後のポリゴンデータ16bとして出力される。
図形演算器13は、中央制御装置11からの制御信号により制御されており、ワーキングエリア12に格納された処理データ(入力ポリゴンデータ16a等)又は前記図形発生器14の処理データを入力して、図形の論理演算処理(論理積処理、論理和処理等)や、該図形のシフト処理(拡張処理、移動処理、削除処理等)を行う。そして、図形演算器13は、その処理データをワーキングエリア12に格納し、あるいは図形発生器14に出力する。
図形発生器14は、中央制御装置11からの制御信号により制御されており、ワーキングエリア12に格納された処理データ又は前記図形演算器13の処理データを入力して、コンタクトビアや配線(メタル配線)等のパターン図形を生成する。そして、図形発生器14は、その処理データをワーキングエリア12に格納し、あるいは図形演算器13に出力する。
判定処理装置15は、中央制御装置11及び図形演算器13からの各制御信号により制御される。そして、前記ワーキングエリア12に制御信号を出力してこれを制御し、該ワーキングエリア12に入力ポリゴンデータ16aを格納するとともに、ワーキングエリア12に格納された最終的な処理データを処理後のポリゴンデータ16bとして出力する。
次に、上記のようなレイアウト装置の処理動作について説明する。
(第一の処理)
第一の処理は、上下に隣り合う2つの配線層のレイアウトパターンの図形データにおいて、同一ノードを形成するパターンの形状を設計ルールで許容される範囲で最大限に拡張し、該拡張されたパターン内に設計ルールを満たす範囲で最大数のコンタクトビアを生成するものである。本出願人による特許文献3の図11〜図21に開示された処理と同一であるので、ここでは詳述しない。
(第二の処理)
図2は、第二の処理を示すフローチャートであり、図3及び図4は、その処理動作に応じた各層の図形データの一例を段階的に示す画像例である。以下では、図2に示した各処理段階(ステップ)について、図3及び図4で示した具体的な画像例を参照しつつ説明する。
この処理が開始されると、まずLSIのレイアウトパターン(入力ポリゴンデータ16a)が入力される(ステップ1)。図3(a)は、入力されたパターンデータの一例を示し、最下層である第一層のパターンLaと、その上層である第二層のパターンLbとが入力される。
次いで、チェックするノード名が対象ノードとして付加され、その対象ノードの図形を抽出する(ステップ2)。ここでは、第一層で基準電圧Vrefが供給されるノードN1を対象ノードとして抽出した場合を示す。なお、処理するエリアが広い場合には、当該エリアを分割し、各エリア毎に処理が実行される(ステップ3)。
次いで、ステップ2で抽出したノードN1のパターンの面積が最大となる当該パターンの領域を算出する(ステップ4)。すなわち、図3(b)に示すように、ノードN1のパターン面積が同一層の他のノードの配線との最小間隔を確保した状態で最大となるように拡大する。このとき、ノードN1のパターンの頂点数が変わらないように、平行移動することにより面積を拡大し、図3(c)に示す平行移動領域A1を算出する。
次いで、入力されたレイアウトパターンから、ノードN1が含まれる第一層における配線拡張可能領域A2(図3(d)における白抜き部分)を算出する(ステップ5)。
次いで、図4(a)に示すように、前記領域A1,A2のAND領域を配線拡張領域A3として算出し、その配線拡張領域A3内に前記ノードN1(対象配線)の縦方向配線及び横方向配線をそれぞれ平行移動した配線(平行移動線分)を、設計ルールの最小配線間隔毎に多数生成する(ステップ6)。
このとき、対象配線の折れ曲がり部分の外側では配線間隔分長くし、内側では配線間隔分短くして、縦方向の配線と横方向の配線が接続されるようにする。また、図4(a)に示すつながりの無い部分X1は同図(b)に示すように、つながるまで延ばす。また、図4(a)に示すように、配線可能領域A3の外周縁に接する短い線分X2は、同図(b)に示すように削除する。このような処理により、配線可能領域A3内にノードN1の束配線が生成される。
次いで、束配線に直交する方向に、束配線を接続する直交配線CP1〜CP7を生成する(ステップ7)。この直交配線CP1〜CP7は、束配線の折れ曲がり部分から順に、そして配線可能領域A3の幅が広い方から順に、直交配線CP1〜CP7の順番で生成する。
次に、エリア内の処理すなわち当該配線層の同一ノードについて同様な処理が全て完了したか否かが判断される(ステップ8)。そして、エリア内の処理全てが完了していないと判断されると、ステップ4に戻ってエリア内の処理全てが完了するまで処理が繰り返される。一方、エリア内の処理全てが完了すると、ステップ9に移行して全層の処理が完了したか否かが判断される。そして、全層の処理が完了していないと判断されると、異なる配線層の同一ノードについてステップ4〜8の処理が繰り返される。
ステップ9で全層の処理が完了したと判断されると、全ノードの処理が完了したか否かが判断される(ステップ10)。そして、全ノードの処理が完了していないと判断されると、ステップ2に移行して新たなノード名を付加し、ステップ4〜9の処理を繰り返す。
全ノードの処理が完了すると、最終的な処理データが処理後のポリゴンデータ16bとして出力される(ステップ11)。
(第三の処理)
第三の処理は、3層以上の配線層に亘る同一ノードについて、配線抵抗を削減するために各配線層を接続するビアを増加させる処理を示す。図5は、第二の処理を示すフローチャートであり、図6及び図7は、その処理動作に応じた各層の図形データの一例を段階的に示す画像例である。
図5において、まずLSIのレイアウトパターンが入力される(ステップ21)。図6は、入力されたパターンデータの一例を示し、最下層である第一層の配線LAと、その中間層である第二層の配線LBと、上層である第三層の配線LCが入力される。
ここで、配線LA,LCは同一ノードで例えばグランドGNDであり、配線LB1はグランドGND、配線LB2は他ノードとする。
次いで、ビアを追加配置するための配線を新たに生成する生成層毎に、ベース層を定義する(ステップ22)。ここでは、ベース層を配線LA,LCとし、生成層を配線LBとする。
次いで、ビアを増やしたい対象ノードを抽出する(ステップ23)。ここでは対象ノードをグランドGNDとする。
次いで、対象ノードのベース層から生成層の図形を抽出し、下位層からの生成層と上位層からの生成層のAND領域を抽出する(ステップ24)。すなわち、図7(a)ではベース層である第一層の配線LAの未使用領域と、生成層である第二層の未使用領域とのAND部分をビア配置候補領域AR1として抽出している。
また、図7(b)ではベース層である第三層の配線LCの未使用領域と、生成層である第二層の未使用領域とのAND部分をビア配置候補領域AR2として抽出している。
そして、図7(c)ではビア配置候補領域AR1とビア配置候補領域AR2のAND領域を抽出して、ビア配置可能領域AR3を抽出している。このビア配置領域AR3は、第一層の配線LAから第三層の配線LCに連なるビアを生成できる領域である。
次いで、生成層と既存層のOR領域をビア設置領域として抽出する(ステップ25)。ここでは、ビア設置領域は前記ビア配置可能領域AR3と一致する。
次いで、ビア設置領域から設計ルールで規定されているビア配置不可領域を除外してビアを配置し(ステップ26)、ビア設置領域のビア面積比を算出する(ステップ27)。
次いで、ビア面積比がしきい値を超えているか否か、すなわちビア設置領域にビアを効率的に配置して、ビアの総面積とビア設置領域の面積との面積比がしきい値を超えているか否かを判定し(ステップ28)、超えていない場合にはビアの再配置を行い(ステップ29)、ステップ30に移行する。また、ステップ28において、面積比がしきい値を超えている場合にはステップ30に移行する。なお、ステップ26〜29の処理は、特許文献3に開示された公知の処理である。
ステップ30では、すべての配線層をベース層とした処理が完了したか否かが判定され、完了していない場合にはステップ22に移行して、異なる配線層をベース層に定義した処理をステップ22〜29に従って処理する。
ステップ30ですべての配線層をベース層とした処理が完了した場合には、ステップ31に移行して、すべての対象ノードについて処理が完了したか否かが判定される。完了していない場合にはステップ23に移行して、異なるノードを対象ノードとして抽出した処理をステップ23〜30に従って処理する。
全ノードの処理が完了すると、最終的な処理データが処理後のポリゴンデータ16bとして出力される(ステップ32)。
(第四の処理)
第四の処理は、配線抵抗を低減するために配線幅を拡幅する際、ノード間の干渉によるノイズの発生を防止しながら配線幅を拡幅する処理を示す。図8は、第四の処理を示すフローチャートであり、図9は、その処理動作に応じた各層の図形データの一例を示す画像例である。
図8において、まずLSIのレイアウトパターンが入力される(ステップ41)。次いで、チェックするノード名が付加され、そのノード名から同ノードの図形を抽出する(ステップ42)。
図9は、ステップ41,42で抽出された図形であり、配線21a,21bは同一ノードの配線である。配線21cは配線21a,21bと同一層の配線で別ノードの配線であり、タイミングの厳しいクリティカルネットとする。また、配線22は配線21a〜21cより上層で、かつ配線21a,21bと同一ノードとする。
次いで、ステップ43で、各配線層のクリティカルネットに対しクロストーク用中和領域を追加する。図9において、配線21cがクリティカルネットであり、配線21a,21bとの間に中和領域NEを設定し、この中和領域NEを配線拡張可能領域から除外する。
異なる配線層の配線22が配線21cに交差する場合には、配線21cと配線22との間に所定の間隔を確保する。例えば、配線21cが生成される配線層と配線22が生成される配線層とは隣接する配線層としないというような条件を設定する。また、クリティカルネットがシールドされていれば、隣接する配線層でも許可する等の緩和基準を設ける。これらの処理を行うためのクリティカルネット情報は、ポリゴンデータ16aとともに取り込む。
次いで、ステップ44〜54の処理を行う。これらの処理は、前記第一及び第二の処理と、特許文献3に記載された処理と同様な処理である。すなわち、対象ノードの面積が最大となるように配線幅を拡張し、あるいは配線束を生成し、さらに異なる配線層間で同一ノードを接続するビアを増大させる処理を行って、対象ノードの配線抵抗を削減する。
(第五の処理)
図10及び図11は、第五の処理を示す。この処理は、配線抵抗を低減するために配線幅を拡幅する際、ペアデバイスの特性劣化を防止する処理を行う。図10は、第五の処理を示すフローチャートであり、図11は、その処理動作に応じた各層の図形データの一例を示す画像例である。
図10において、まずLSIのレイアウトパターンが入力される(ステップ61)。次いで、チェックするノード名が付加され、そのノード名から同一ノードの図形を抽出する(ステップ62)。
次いで、ステップ63では各配線層の配線領域に、ペアデバイスが持つ他ノード配線禁止領域を追加する。
図11において、ウェハ基板上に形成されるトランジスタT1,T2はペアトランジスタであり、抵抗R1,R2はペア抵抗である。これらのペアデバイスの図形データ及びペアデバイス指定情報は、前記ポリゴンデータ16aとともに外部から供給される。
そして、ステップ63ではペアトランジスタT1,T2及びペア抵抗R1,R2を覆う範囲に、他ノード配線禁止領域IH1,IH2を設定し、他ノード配線禁止領域IH1,IH2の上層には他ノードの配線を生成しないようにする。
また、図11において配線23はハイインピーダンス配線であり、ステップ63ではこの配線23にも他ノード配線禁止領域IH3を設定する。他ノード配線禁止領域IH3は、外部から供給される特定ノード指定情報に基づいて、隣接するデジタル配線との間隔、隣接する電源配線との間隔、上下層の配線との間隔を所定値以上とする領域として設定される。
次いで、ステップ64〜74の処理を行う。これらの処理は、前記第四の処理と同様な処理である。すなわち、対象ノードの面積が最大となるように配線幅を拡張し、あるいは配線束を生成し、さらに異なる配線層間で同一ノードを接続するビアを増大させる処理を行って、対象ノードの配線抵抗を削減する。
(第六の処理)
図12及び図13は、第六の処理を示す。この処理は、配線抵抗を低減するために配線幅を拡幅する際、配線抵抗を低減するための優先度が高いノードの配線を優先的に拡幅して、配線抵抗を効率よく低減する処理を示す。図12は、第六の処理を示すフローチャートであり、図13は、その処理動作に応じた各層の図形データの一例を示す画像例である。
図12において、まずLSIのレイアウトパターンが入力される(ステップ81)。次いで、チェックするノード名が付加され、そのノード名から同一ノードの図形を抽出する(ステップ82)。
次いで、ステップ83では優先ノードが持つ付加情報に合わせた配線拡張の重みを設定し、その重みに基づいてステップ84以降の処理を行う。
図13に示すように、第一層の配線層LAの配線24と配線25において、配線24が第一のノードで配線25が第二のノードであり、第一のノードの優先度が高く、第二のノードの優先度が低い場合、配線24,25間の配線拡張可能領域A4は第一のノードの配線24の配線拡張領域とする。この場合には優先度の割合として第一のノードを100%とし、第二のノードを0パーセントとした場合であるが、例えば70%と30%というように設定することも可能である。
配線24,25と異なる第三のノードの配線26の優先度が第一及び第二のノードより低く、第一層の配線層で第一及び第二のノードが十分に拡張できない場合に、第一層にレイアウトされていた第三のノードの配線26を第二層の配線層LBに移動させてレイアウトする。
また、第四のノードの配線27は第四層の配線層LDにレイアウトする優先度が高く設定されて、第四層にレイアウトされている。
これらの各配線24〜27の優先度を設定する付加情報は、前記ポリゴンデータ16aとともに外部から供給される。
次いで、ステップ84〜94の処理を行う。これらの処理は、前記第四の処理と同様な処理である。すなわち、対象ノードの面積が最大となるように配線幅を拡張し、あるいは配線束を生成し、さらに異なる配線層間で同一ノードを接続するビアを増大させる処理を行って、対象ノードの配線抵抗を削減する。
上記のようなレイアウト装置では、次に示す作用効果が得られる。
(1)第二の処理では、同一配線層の各ノードにおいて、配線拡張領域A3に束配線を生成して当該ノードの配線抵抗を削減することができる。
(2)第二の処理では、隣接する配線層での同一ノードの配線可能領域に関わらず、当該ノードの対象配線の配線抵抗を削減することができる。
(3)第二の処理では、対象配線を平行移動して束配線を生成し、さらにその束配線を直角方向に繋ぐ直交配線CP1〜CP7を生成することにより、対象配線の配線抵抗を削減する配線パターンを容易に生成することができる。
(4)第三の処理では、3層以上の配線層に亘る同一ノードの配線を接続するビアを増加させて、配線抵抗を削減することができる。
(5)第四の処理では、クリティカルネットに対する干渉が発生しないように、対象ノードの配線抵抗を削減することができる。
(6)第五の処理では、ペアデバイスの上層に他ノード配線禁止領域IH1,IH2を設定してペアデバイスの特性劣化を防止しながら、配線抵抗を削減することができる。また、特定ノードにおいて、その特性の劣化を防止しながら配線抵抗を削減することができる。
(7)第六の処理では、配線抵抗を低減するための優先度を各ノード毎に設定し、優先度の高いノードの配線を優先的に拡張することができる。従って、配線抵抗を効率よく削減することができる。
上記第一〜第六の処理は、それぞれ単独で行うようにしてもよいが、各処理を適宜に組み合わせて行ってもよい。また、第一〜第六の処理をすべて行う場合には、第四〜第六の処理を行った後、第三の処理、第一の処理、第二の処理をこの順で行うと全処理を効率的に行うことができる。
上記実施形態は、次に示す態様で実施することもできる。
・第三の処理において、生成層を第二層として説明したが第一層あるいは第三層として同様に処理してもよい。
次に、上記実施形態から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(付記1)
配線層のレイアウトパターンから対象ノードの配線の図形データを抽出する工程と、
前記対象ノードの配線を、設計ルールを満たす範囲で頂点数が変わらないように平行移動して拡張した平行移動領域を生成する工程と、
前記対象ノードが含まれる配線層のレイアウトパターンから、前記対象ノードの配線拡張可能領域を抽出する工程と、
前記平行移動領域と配線拡張可能領域との論理和により配線拡張領域を抽出する工程と、
前記配線拡張領域に前記対象ノードの配線を平行移動した束配線を生成する工程と、
前記束配線に直交する方向に、該束配線を接続する直交配線を生成する工程と
を備えたことを特徴とする配線レイアウト方法。
(付記2)
3層以上の配線層からいずれか1つの生成層と、該生成層以外の配線層をベース層として順次選択する工程と、
ビアを増加させる対象ノードを抽出する工程と、
前記各ベース層と生成層において、前記対象ノードの配線の未使用領域の論理和により前記ベース層と生成層の組み合わせに基づく複数のビア配置候補領域を抽出する工程と、
前記複数のビア配置候補領域の論理和によりビア配置可能領域を抽出する工程と、
前記ビア配置可能領域に、ビアの総面積と前記ビア配置可能領域との面積比がしきい値以上となるまでビアを配置する工程と
を備えたことを特徴とする配線レイアウト方法。
(付記3)
前記配線層のレイアウトパターンから抽出したクリティカルネットの配線に、クロストーク用中和領域を追加する工程と、
ウェハ基板上に形成されたペアデバイスの上層にレイアウトする配線層に対し、他ノード配線禁止領域を追加する工程と、
前記対象ノードに付加された優先情報に基づく重みづけで配線拡張処理を行う工程と
の少なくともいずれか1つの工程を備えたことを特徴とする請求項1記載の配線レイアウト方法。
(付記4)
配線層のレイアウトパターンから対象ノードの配線の図形データを抽出する工程と、
前記対象ノードの配線を、設計ルールを満たす範囲で頂点数が変わらないように平行移動して拡張した平行移動領域を生成する工程と、
前記対象ノードが含まれる配線層のレイアウトパターンから、前記対象ノードの配線拡張可能領域を抽出する工程と、
前記平行移動領域と配線拡張可能領域との論理和により配線拡張領域を抽出する工程と、
前記配線拡張領域に前記対象ノードの配線を平行移動した束配線を生成する工程と、
前記束配線に直交する方向に、該束配線を接続する直交配線を生成する工程と、
3層以上の配線層からいずれか1つの生成層と、該生成層以外の配線層をベース層として順次選択する工程と、
ビアを増加させる対象ノードを抽出する工程と、
前記各ベース層と生成層において、前記対象ノードの配線の未使用領域の論理和により前記ベース層と生成層の組み合わせに基づく複数のビア配置候補領域を抽出する工程と、
前記複数のビア配置候補領域の論理和によりビア配置可能領域を抽出する工程と、
前記ビア配置可能領域に、ビアの総面積と前記ビア配置可能領域との面積比がしきい値以上となるまでビアを配置する工程と、
前記配線層のレイアウトパターンから抽出したクリティカルネットの配線に、クロストーク用中和領域を追加する工程と、
ウェハ基板上に形成されたペアデバイスの上層にレイアウトする配線層に対し、他ノード配線禁止領域を追加する工程と、
前記対象ノードに付加された優先情報に基づく重みづけで配線拡張処理を行う工程と
を備えたことを特徴とする配線レイアウト方法。
(付記5)
3層以上の配線層からいずれか1つの生成層と、該生成層以外の配線層をベース層として順次抽出する抽出手段と、
ビアを増加させる対象ノードを抽出する抽出手段と、
前記各ベース層と生成層において、前記対象ノードの配線の未使用領域の論理和により前記ベース層と生成層の組み合わせに基づく複数のビア配置候補領域を抽出する抽出手段と、
前記複数のビア配置候補領域の論理和によりビア配置可能領域を抽出する抽出手段と、
前記ビア配置可能領域に、ビアの総面積と前記ビア配置可能領域との面積比がしきい値以上となるまでビアを生成するビア生成手段と
を備えたことを特徴とする配線レイアウト装置。
(付記6)
配線層のレイアウトパターンから対象ノードの配線の図形データを抽出する抽出手段と、
前記対象ノードの配線を、設計ルールを満たす範囲で頂点数が変わらないように平行移動して拡張した平行移動領域を生成する手段と、
前記対象ノードが含まれる配線層のレイアウトパターンから、前記対象ノードの配線拡張可能領域を抽出する手段と、
前記平行移動領域と配線拡張可能領域との論理和により配線拡張領域を抽出する手段と、
前記配線拡張領域に前記対象ノードの配線を平行移動した束配線を生成する手段と、
前記束配線に直交する方向に、該束配線を接続する直交配線を生成する手段と
を備えたことを特徴とする配線レイアウト装置。
(付記7)
ウェハ基板上に形成された特定ノードの上層にレイアウトする配線層に対し、他ノード配線禁止領域を追加する工程を備えたことを特徴とする付記3記載の配線レイアウト方法。
(付記8)
前記束配線に直交する方向に、該束配線を接続する直交配線を生成する工程を備えたことを特徴とする付記1記載の配線レイアウト方法。
本発明に係るレイアウト装置の構成を示すブロック図である。 第二の処理を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は第二の処理を示す説明図である。 (a)〜(c)は第二の処理を示す説明図である。 第三の処理を示すフローチャートある。 第三の処理を示す説明図である。 (a)〜(c)は第三の処理を示す説明図である。 第四の処理を示すフローチャートある。 第四の処理を示す説明図である。 第五の処理を示すフローチャートある。 第五の処理を示す説明図である。 第六の処理を示すフローチャートある。 第六の処理を示す説明図である。 従来の処理を示す説明図である。 (a)(b)は従来の処理を示す説明図である。 (a)(b)は従来の処理を示す説明図である。 従来の処理を示す説明図である。
符号の説明
N1 対象ノード
A1 平行移動領域
A2 配線拡張可能領域
A3 配線拡張領域
CP1〜CP7 直交配線

Claims (2)

  1. 配線層のレイアウトパターンから対象ノードの配線の図形データを抽出する工程と、
    前記対象ノードの配線を、設計ルールを満たす範囲で頂点数が変わらないように平行移動して拡張した平行移動領域を生成する工程と、
    前記対象ノードが含まれる配線層のレイアウトパターンから、前記対象ノードの配線拡張可能領域を抽出する工程と、
    前記平行移動領域と配線拡張可能領域との論理積により配線拡張領域を抽出する工程と、
    前記配線拡張領域に前記対象ノードの配線を平行移動した束配線を生成する工程と、
    前記束配線に直交する方向に、該束配線を接続する直交配線を生成する工程と、
    3層以上の配線層からいずれか1つの生成層と、該生成層以外の配線層をベース層として順次選択する工程と、
    ビアを増加させる対象ノードを抽出する工程と、
    前記各ベース層と生成層において、前記対象ノードの配線の未使用領域の論理積により前記ベース層と生成層の組み合わせに基づく複数のビア配置候補領域を抽出する工程と、
    前記複数のビア配置候補領域の論理積によりビア配置可能領域を抽出する工程と、
    前記ビア配置可能領域に、ビアの総面積と前記ビア配置可能領域との面積比がしきい値以上となるまでビアを配置する工程と、
    前記配線層のレイアウトパターンから抽出したクリティカルネットの配線に、クロストーク用中和領域を追加する工程と、
    ウェハ基板上に形成されたペアデバイスの上層にレイアウトする配線層に対し、他ノード配線禁止領域を追加する工程と、
    前記対象ノードに付加された優先情報に基づく重みづけで配線拡張処理を行う工程と
    を備えたことを特徴とする配線レイアウト方法。
  2. 配線層のレイアウトパターンから対象ノードの配線の図形データを抽出する手段と、
    前記対象ノードの配線を、設計ルールを満たす範囲で頂点数が変わらないように平行移動して拡張した平行移動領域を生成する手段と、
    前記対象ノードが含まれる配線層のレイアウトパターンから、前記対象ノードの配線拡張可能領域を抽出する手段と、
    前記平行移動領域と配線拡張可能領域との論理積により配線拡張領域を抽出する手段と、
    前記配線拡張領域に前記対象ノードの配線を平行移動した束配線を生成する手段と、
    前記束配線に直交する方向に、該束配線を接続する直交配線を生成する手段と、
    3層以上の配線層からいずれか1つの生成層と、該生成層以外の配線層をベース層として順次選択する手段と、
    ビアを増加させる対象ノードを抽出する手段と、
    前記各ベース層と生成層において、前記対象ノードの配線の未使用領域の論理積により前記ベース層と生成層の組み合わせに基づく複数のビア配置候補領域を抽出する手段と、
    前記複数のビア配置候補領域の論理積によりビア配置可能領域を抽出する手段と、
    前記ビア配置可能領域に、ビアの総面積と前記ビア配置可能領域との面積比がしきい値以上となるまでビアを配置する手段と、
    前記配線層のレイアウトパターンから抽出したクリティカルネットの配線に、クロストーク用中和領域を追加する手段と、
    ウェハ基板上に形成されたペアデバイスの上層にレイアウトする配線層に対し、他ノード配線禁止領域を追加する手段と、
    前記対象ノードに付加された優先情報に基づく重みづけで配線拡張処理を行う手段と
    を備えたことを特徴とする配線レイアウト装置。
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