JPH10198714A - 構造設計システムおよび構造設計システム用記録媒体 - Google Patents

構造設計システムおよび構造設計システム用記録媒体

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JPH10198714A
JPH10198714A JP9000930A JP93097A JPH10198714A JP H10198714 A JPH10198714 A JP H10198714A JP 9000930 A JP9000930 A JP 9000930A JP 93097 A JP93097 A JP 93097A JP H10198714 A JPH10198714 A JP H10198714A
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design system
building
wall
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の構造に関する図面の作成および検査
を、簡単な操作で行うことができる構造設計システムを
提供すること。 【解決手段】 ステップS5において、構造図の作成
後、オペレータが、自動処理メニューを呼び出し、「L
/壁線チェック」をクリックすると、耐力壁線単位で壁
線チェックが自動的に行われる。また、オペレータが、
「T/低減率設定」をクリックすると、耐力壁線に対し
て、諸条件での低減率が自動的に設定される。また、オ
ペレータが、「C/壁量計算」をクリックすると、低減
率を考慮して、耐力壁の必要枚数と設計枚数が自動的に
算出される。また、オペレータが、「D/断面算定」を
クリックすると、設定済みの梁,小壁,壁圧縮,基礎に
対して断面算定が自動的に行われる。また、オペレータ
が、「F/転倒チェック」をクリックすると、該建築物
の転倒チェックが自動的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の構造に
関する図面を作成すると共に、該構造を検査する構造設
計システム、および、コンピュータを該構造設計システ
ムとして機能させるためのプログラムを記録した記録媒
体に関する。
【0002】
【背景の技術】建築物を建築する場合、該建築に先立っ
て、該建築物の構造に関する図面(構造図、屋根図等)
が作成される。そして、これらの図面に基づいて、材料
の手配が行われると共に、該建築物の構造的欠陥の有無
について検査が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図面の
作成においては、従来は、設計者が、定規やコンパス等
の製図道具を用いて、手作業で作図していたので、図面
の作成に多大な手間と時間がかかる、という問題があっ
た。また、上記構造検査に関しては、設計者がこれらの
強度を電卓等を用いて手計算していたので、注意力や熟
練が要求される、という問題があった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、建築物の構造に関する図面の作成および検査
を、簡単な操作で行うことができる構造設計システム、
および、コンピュータを該構造設計システムとして機能
させるためのプログラムを記録した記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
建築物の構造に関する図面を作成・編集する作図手段
と、前記図面が示す建築物の構造を検査する検査手段
と、前記図面と前記検査手段による検査結果を出力する
出力手段とを具備することを特徴とする。請求項2記載
の発明は、請求項1記載の構造設計システムにおいて、
前記作図手段は、前記建築物の壁に関する作図を行うこ
とを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1また
は請求項2のいずれかに記載の構造設計システムにおい
て、前記作図手段は、前記建築物の開口および門型パネ
ルに関する作図を行うことを特徴とする。請求項4記載
の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
構造設計システムにおいて、前記作図手段は、前記建築
物の結合材に関する作図を行うことを特徴とする。請求
項5記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか
に記載の構造設計システムにおいて、前記作図手段は、
前記建築物の見付巾および地震ブロックに関する作図を
行うことを特徴とする。請求項6記載の発明は、請求項
1ないし請求項5のいずれかに記載の構造設計システム
において、前記作図手段は、前記建築物の梁に関する作
図を行うことを特徴とする。請求項7記載の発明は、請
求項1ないし請求項6のいずれかに記載の構造設計シス
テムにおいて、前記作図手段は、前記建築物の小壁に関
する作図を行うことを特徴とする。請求項8記載の発明
は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の構造設
計システムにおいて、前記作図手段は、前記建築物の壁
圧縮に関する作図を行うことを特徴とする。請求項9記
載の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載
の構造設計システムにおいて、前記作図手段は、前記建
築物の基礎に関する作図を行うことを特徴とする。請求
項10記載の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれ
かに記載の構造設計システムにおいて、前記検査手段
は、前記図面が示す建築物の壁の構造について検査する
ことを特徴とする。請求項11記載の発明は、請求項1
0記載の構造設計システムにおいて、前記検査手段によ
る検査内容は、前記壁の物理的配置状態の検査であるこ
とを特徴とする。請求項12記載の発明は、請求項10
記載の構造設計システムにおいて、前記壁の低減率を設
定する設定手段を具備し、前記検査手段による検査内容
は、前記設定手段により設定された低減率に基づく、前
記建築物の強度に応じた前記壁の必要量に関する検査で
あることを特徴とする。請求項13記載の発明は、請求
項1ないし請求項12のいずれかに記載の構造設計シス
テムにおいて、前記検査手段は、前記図面が示す建築物
の梁、小壁、壁圧縮、基礎の断面の強度について検査す
ることを特徴とする。請求項14記載の発明は、請求項
1ないし請求項13のいずれかに記載の構造設計システ
ムにおいて、前記検査手段は、前記図面が示す建築物の
転倒強度について検査することを特徴とする。請求項1
5記載の発明は、コンピュータを、建築物の構造に関す
る図面を作成・編集する作図手段、前記図面が示す建築
物の構造を検査する検査手段、前記図面と前記検査手段
による検査結果を出力する出力手段として機能させるた
めのプログラムを記録したことを特徴とする。請求項1
6記載の発明は、請求項15記載の構造設計システム用
記録媒体において、前記作図手段は、前記建築物の壁に
関する作図を行うことを特徴とする。請求項17記載の
発明は、請求項15または請求項16のいずれかに記載
の構造設計システム用記録媒体において、前記作図手段
は、前記建築物の開口および門型パネルに関する作図を
行うことを特徴とする。請求項18記載の発明は、請求
項15ないし請求項17のいずれかに記載の構造設計シ
ステム用記録媒体において、前記作図手段は、前記建築
物の結合材に関する作図を行うことを特徴とする。請求
項19記載の発明は、請求項15ないし請求項18のい
ずれかに記載の構造設計システム用記録媒体において、
前記作図手段は、前記建築物の見付巾および地震ブロッ
クに関する作図を行うことを特徴とする。請求項20記
載の発明は、請求項15ないし請求項19のいずれかに
記載の構造設計システム用記録媒体において、前記作図
手段は、前記建築物の梁に関する作図を行うことを特徴
とする。請求項21記載の発明は、請求項15ないし請
求項20のいずれかに記載の構造設計システム用記録媒
体において、前記作図手段は、前記建築物の小壁に関す
る作図を行うことを特徴とする。請求項22記載の発明
は、請求項15ないし請求項21のいずれかに記載の構
造設計システム用記録媒体において、前記作図手段は、
前記建築物の壁圧縮に関する作図を行うことを特徴とす
る。請求項23記載の発明は、請求項15ないし請求項
22のいずれかに記載の構造設計システム用記録媒体に
おいて、前記作図手段は、前記建築物の基礎に関する作
図を行うことを特徴とする。請求項24記載の発明は、
請求項15ないし請求項23のいずれかに記載の構造設
計システム用記録媒体において、前記検査手段は、前記
図面が示す建築物の壁の構造について検査することを特
徴とする。請求項25記載の発明は、請求項24記載の
構造設計システム用記録媒体において、前記検査手段に
よる検査内容は、前記壁の配置状態の検査であることを
特徴とする。請求項26記載の発明は、請求項24記載
の構造設計システム用記録媒体において、前記プログラ
ムは、コンピュータを、さらに、前記壁の低減率を設定
する設定手段として機能させ、前記検査手段による検査
内容は、前記設定手段により設定された低減率に基づ
く、前記建築物の強度に応じた前記壁の必要量に関する
検査であることを特徴とする。請求項27記載の発明
は、請求項15ないし請求項26のいずれかに記載の構
造設計システム用記録媒体において、前記検査手段は、
前記図面が示す建築物の梁、小壁、壁圧縮、基礎の断面
の強度について検査することを特徴とする。請求項28
記載の発明は、請求項15ないし請求項27のいずれか
に記載の構造設計システム用記録媒体において、前記検
査手段は、前記図面が示す建築物の転倒強度について検
査することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。図1は、この発明の一実
施形態による構造設計システムの構成例を示すブロック
図である。本システムは、その具体例として、MS−W
indows(登録商標)上で起動するアプリケーショ
ンとして実現される。
【0007】この図において、CPU(中央処理装置)
1は、メインバスを介して、ROM(リードオンリメモ
リ)2,RAM(ランダムアクセスメモリ)3,表示装
置4,操作部5,印刷装置6およびHDD(ハードディ
スク装置)7と制御信号およびデータの授受を行い、各
種処理を行う。ROM・2は、CPU・1において実行
される本システムのプログラムを格納している。なお、
本システムでは、CPU・1のプログラムはROM・2
内に格納されているが、該プログラムの規模が大きい場
合には、基本的な制御を司るプログラムのみをROM・
2に格納し、残りのプログラムについては、必要に応じ
てHDD・7から読み出すようにしても良い。RAM・
3は、CPU・1のワークメモリとして使用される。
【0008】表示装置4は、具体的には、CRTディス
プレイおよびその表示回路から構成される。図2は、表
示装置4の基本的な表示画面の一例を示す説明図であ
る。この図において、フレームウィンドウ21は、本シ
ステムの起動時に開かれるウィンドウであり、ファイル
操作,自動処理,編集ウィンドウのオープンなどシステ
ム関連の操作を行うためのウィンドウである。コマンド
ウィンドウ22は、本システムの起動時に、フレームウ
ィンドウ21と共に開かれるウィンドウであり、編集処
理(すなわち、コマンド)の選択を行うためのウィンド
ウである。メッセージウィンドウ23は、処理内容やエ
ラーメッセージを表示するためのウィンドウである。カ
ーソル位置表示ウィンドウ24は、マウスカーソルの位
置を座標値で表示するためのウィンドウである。この他
に、25はタイトルバー、26はメニューバー,27は
コントロールメニューボックス、28はアイコン化ボタ
ン、29は最大表示ボタンである。
【0009】また、図1において、操作部5は、一例と
して、キーボードとマウスから構成される。ここで、キ
ーボードは、文字や数字の入力に用いられ、マウスは、
表示装置4の表示画面上に表示されたソフトスイッチの
操作や、配置要素の選択および移動に用いられる。印刷
装置6は、一例としてカラープリンタである。HDD・
7は、本システムで作成した各種ファイルを格納してい
る。
【0010】次に、上記構成による構造設計システムの
動作を説明する。図3は、この発明の一実施形態による
構造設計システムの操作手順例を示すフローチャートで
ある。以下、この図に示す各ステップごとに、該ステッ
プにおける操作を説明する。なお、図3はあくまで一例
であり、プランの読み込みや保存、編集ウィンドウや環
境情報の設定、印刷等は、必要に応じて適宜行われるも
のとする。
【0011】(1)システムの起動 オペレータが、本システムに電源を投入し、表示装置4
に表示された所定のアイコンをクリックすると、フレー
ムウィンドウ21とコマンドウィンドウ22が表示さ
れ、起動が完了する(ステップS1)。
【0012】(2)プランの読み込み 起動が完了すると、本システムの処理は、プランのロー
ドにはいる(ステップS2)。まず、オペレータが、メ
ニューバー26の「File」をクリックすると、ファ
イルメニューが表示される。ファイルメニューにおい
て、オペレータが、「L/プランロード」をクリックす
ると、プランロードダイアログが表示される(図4参
照)。プランロードダイアログにおいて、オペレータ
が、一覧表示されたプランの中から、ロードするプラン
にカーソルを合わせ、「了解」をクリックするか、ロー
ドするプランをダブルクリックすると、クリックされた
プランがロードされる。なお、新規プランの場合に
は、”新規”と表示されたプランに対して、同様の操作
を行なう。プランのロードが完了すると、フレームウィ
ンドウ21のタイトルバー25の表示が、ロードされた
プラン名に変わる。なお、”新規”プランがロードされ
た場合には、タイトルバー25の表示は、”新規プラン
邸”に変わる。
【0013】また、ファイルメニューにおいて、オペレ
ータが、「I/インポート」をクリックすると、インポ
ートファイル選択ダイアログが表示される。インポート
ファイル選択ダイアログでは、他のCADソフトで作成
した画像情報を下図として、取り込むことができる。
【0014】(3)編集ウィンドウの設定 プランのロードが終了したら、実際の編集作業にはいる
前に、以下に示す各処理を必要に応じて行って、編集ウ
ィンドウの各種設定を行う(ステップS3)。
【0015】(3−1)編集ウィンドウのオープン 本システムでは、編集ウィンドウとして、屋根図用と構
造図用との2種類があり、それぞれ、1階から3階まで
の編集が可能である。オペレータが、メニューバー26
の「E/CAD編集」をクリックすると、CAD編集メ
ニューが表示される。CAD編集メニューにおいて、オ
ペレータが、「R/屋根」をクリックすると、1階の屋
根図の編集ウィンドウが表示される。また、CAD編集
メニューにおいて、オペレータが、「C/構造」をクリ
ックすると、1階の構造図の編集ウィンドウが表示され
る。2階,3階の編集を行う場合には、後述するコマン
ド「階切替」が使用される。
【0016】(3−2)編集ウィンドウの切り替え 「R/屋根」および「C/構造」で編集ウィンドウが開
かれると、該編集ウィンドウに対応する項目(1階屋根
図、1階構造図等)が、上記CAD編集メニューに追加
される(図5参照)。ここで、例えば、1階屋根図が表
示されているときに、オペレータがCAD編集メニュー
に追加された「1階 構造図」をクリックすると、編集
ウィンドウの表示は、1階屋根図から1階構造図に切り
替わる。
【0017】(3−3)編集ウィンドウの並び替え オペレータが、メニューバー26の「W/ウィンドウ」
をクリックすると、ウィンドウメニューが表示される。
ウィンドウメニューにおいて、オペレータが、「T/タ
イル表示」をクリックすると、現在編集中の全ての編集
ウィンドウが、タイル表示される。ここで、タイル表示
とは、表示画面全体を等分割し、各分割画面に各編集ウ
ィンドウの一部を、表示することを指す(図6参照)。
また、ウィンドウメニューにおいて、オペレータが、
「C/カスケード表示」をクリックすると、現在編集中
の全ての編集ウィンドウが、カスケード表示される。こ
こで、カスケード表示とは、複数の編集ウィンドウを、
左上から右下方向へ向かって、少しずつずらしながら、
かつ、重ね合わせて表示することを指す(図7参照)。
【0018】(3−4)編集ウィンドウのアイコン化 オペレータが、編集ウィンドウのアイコン化ボタン28
をクリックすると、該編集ウィンドウはアイコン化され
る。なお、編集ウィンドウのアイコン化は、編集ウィン
ドウのコントロールメニューボックス27をクリックし
た後、表示されたメニューの「アイコン化(N)」を選
択しても可能である。また、オペレータが、アイコンを
クリックして、「元のサイズに戻す(R)」を選択する
か、または、該アイコンをダブルクリックすると、アイ
コン化された編集ウィンドウは元のサイズに戻る。
【0019】(3−5)編集ウィンドウの最大表示 オペレータが、編集ウィンドウの最大表示ボタン29を
クリックすると、該編集ウィンドウは最大表示される。
なお、編集ウィンドウの最大表示は、編集ウィンドウの
コントロールメニューボックス27をクリックした後、
表示されたメニューの「最大表示(X)」を選択しても
可能である。最大表示すると、編集ウィンドウは、フレ
ームウィンドウ21のメニューバー26とメッセージウ
ィンドウ23との間に最大表示される。また、オペレー
タが、コントロールメニューボックス27をクリックし
た後、表示されたメニューの「元のサイズに戻す
(R)」をクリックするか、または、標準化ボタン(ウ
ィンドウの左上に表示される▲▼ボタン)をクリックす
ると、最大化された編集ウィンドウは元のサイズに戻
る。
【0020】(3−6)コマンドウィンドウの最小化 オペレータが、コマンドウィンドウ22のタイトルバー
(「コマンド」と表示されている箇所)を右ボタンでク
リックすると、該コマンドウィンドウ22は最小表示さ
れる。最小化されたコマンドウィンドウ22は、タイト
ルバーだけの大きさになり、フレームウィンドウ21の
タイトルバー25上に移動する。オペレータが、最小化
されたコマンドウィンドウ22を右ボタンでクリックす
ると、該コマンドウィンドウ22は元のサイズに戻る。
【0021】(3−7)編集ウィンドウのクローズ オペレータが、編集ウィンドウのコントロールメニュー
ボックス27をクリックした後、表示されたメニューの
「閉じる(C)」を選択すると、該編集ウィンドウは閉
じる。なお、編集ウィンドウのクローズは、編集ウィン
ドウのコントロールメニューボックス27をダブルクリ
ックしても可能である。なお、編集ウィンドウを閉じて
も、編集内容(壁線や領域の入力/削除、壁量などの計
算結果)は有効である。そのため、後述するコマンド
「再表示」を用いて、編集ウィンドウが、再度開かれる
と、該編集ウィンドウは、閉じる前の編集内容で表示さ
れる。
【0022】(4)環境情報の設定 本システムでは、実際の編集作業にはいる前に、編集ウ
ィンドウの設定の他に、必要に応じて、以下の手順で、
環境情報が設定される(ステップS4)。まず、オペレ
ータが、メニューバー26の「O/オプション」をクリ
ックすると、オプションメニューが表示される。
【0023】(4−1)プラン情報の設定 オプションメニューにおいて、オペレータが、「P/プ
ラン情報」をクリックすると、プラン情報ダイアログが
表示される(図8参照)。プラン情報ダイアログにおい
て、オペレータが、各設定情報を入力し、「了解」をク
リックすると、該設定情報は、現在編集中のプランの情
報として設定される。なお、プラン情報ダイアログにお
いて、オペレータが、「パネル高さ・床厚さ」をクリッ
クすると、パネル高さ・床厚さダイアログが表示される
(図9参照)。パネル高さ・床厚さダイアログにおい
て、オペレータが、各設定情報を入力し、「終了」をク
リックすると、該設定情報は、現在編集中のプランの情
報として設定される。なお、パネル高さ・床厚さダイア
ログにおいて、オペレータが、「初期値表示」をクリッ
クすると、パネル高さ・床厚さに関する各設定情報は、
初期設定値に設定される。
【0024】(4−2)平面グリッドの設定 オプションメニューにおいて、オペレータが、「H/平
面グリッド」をクリックすると、平面グリッド情報ダイ
アログが表示される(図10参照)。平面グリッド情報
ダイアログにおいて、オペレータが、各設定情報を入力
し、「了解」をクリックすると、該設定情報は、編集ウ
ィンドウの環境情報として設定される。ここで、「マス
ター環境」は、本システムに対する初期値を設定する場
合に選択され、「プラン別環境」は、現在編集中のプラ
ンのみの環境情報を設定する場合に選択される。また、
「X方向情報」では、X方向のグリッド数と表示基準座
標が指定され、「Y方向情報」では、Y方向のグリッド
数と表示基準座標が指定される。「モジュール間隔」で
は、画面上に表示するグリッド線の間隔が、1/4モジ
ュール単位で指定される。「±45mm」では、画面上
のグリッド線の隣に45mmズレ線の表示を行う場合に
は「あり」が、表示を行わない場合には「なし」が選択
される。
【0025】(4−3)下図の設定 オプションメニューにおいて、オペレータが、「S/下
図表示」をクリックすると、下図表示情報設定ダイアロ
グが表示される。下図表示情報設定ダイアログにおい
て、オペレータが、下図を表示する階層にチェックマー
ク(×)を付け、「実行」をクリックすると、該階層の
下図が表示される。本システムでは、構造図の3階が選
択された場合には、構造図の2階が、構造図の2階が選
択された場合には、構造図の1階が、屋根図の3階が選
択された場合には、構造図の3階が、屋根図の2階が選
択された場合には、構造図の2階が、屋根図の1階が選
択された場合には、構造図の1階が下図として表示され
る。
【0026】(4−4)フォントの指定 オプションメニューにおいて、オペレータが、「F/フ
ォント指定」をクリックすると、フォント選択ダイアロ
グが表示される。フォント選択ダイアログにおいて、オ
ペレータが、文字フォントの種類,サイズ等を入力し、
「了解」をクリックすると、編集ウィンドウにおける表
示および印刷は、該設定されたフォントで行われる。
【0027】(4−5)バージョン表示 オペレータが、メニューバー26の「W/ウィンドウ」
をクリックすると、ウィンドウメニューが表示される。
ウィンドウメニューにおいて、オペレータが、「V/バ
ージョン表示」をクリックすると、バージョン情報ダイ
アログが開き、本システムのバージョンと使用可能メモ
リ量が表示される。
【0028】(5)編集 編集ウィンドウおよび環境情報の設定が終了すると、オ
ペレータは、メニューバー26のメニューおよびコマン
ドウィンドウ22のコマンドを用いて、実際の編集作業
にはいる(ステップS5)。以下、編集作業に用いられ
るメニューおよびコマンドを個別に解説する。
【0029】(5−1)配置コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「配置」をク
リックすると、現在選択されている要素が画面上に配置
される。
【0030】(5−2)通芯コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「通芯」をク
リックすると、通り芯の設定/解除が可能となる。ここ
で、オペレータが、設定したい通りをクリックすると、
クリックした通りに通り芯が設定される。通り芯の設定
は、1/4グリッド単位で可能である。また、オペレー
タが、既に通り芯が設定されている通りをクリックする
と、その通り芯は解除される。
【0031】(5−3)文字コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「文字」をク
リックすると、編集ウィンドウ上に文字の入力が可能と
なる。ここで、オペレータが、文字入力の開始位置を指
示すると、文字入力ダイアログが表示される。文字入力
ダイアログにおいて、オペレータが、入力文字と文字方
向を入力し、「了解」をクリックすると、該入力文字と
文字方向が設定される。一方、オペレータが、「取消」
をクリックすると、入力された入力文字と文字方向がク
リアされる。入力文字と文字方向の設定後、オペレータ
が、文字を表示したい範囲の対角点(2点)をクリック
すると、該表示範囲内に、設定された入力文字が、設定
された文字方向で表示される。
【0032】(5−4)引出コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「引出」をク
リックすると、引出線の入力が可能となる。ここで、オ
ペレータが、生成したい引出線の座標を連続的にクリッ
クし、最後にダブルクリックすると、クリックされた座
標をクリックされた順番で結ぶ引出線が生成される。こ
の時、ダブルクリックされた座標が、該引出線の終端の
座標となる。
【0033】(5−5)Clipコマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「Clip」
をクリックすると、クリップボードダイアログが表示さ
れる(図11参照)。クリップボードダイアログにおい
て、オペレータが、「読み込み」欄の「クリップ」を選
択し、下段に並んだソフトボタンのうちの「読み込み」
をクリックすると、MS−Windows(登録商標)
アプリケーションのクリップボードに取り込まれている
画像データが、「編集エリア」に表示される。そして、
オペレータが、この画像データに対する図形IDを入力
した後、「了解」をクリックすると、該画像データが、
編集ウィンドウ上に配置可能となる。以降、この画像デ
ータは、入力された図形IDで呼び出すことが可能とな
る。一方、クリップボードダイアログにおいて、オペレ
ータが、「読み込み」欄の「図形ID」を選択し、下段
に並んだソフトボタンのうちの「読み込み」をクリック
すると、すでに、本コマンド(Clipコマンド)で保
存されている画像データの図形IDの一覧が、「図形I
D」欄に表示される。そして、オペレータが、呼び出し
たい画像データの図形IDにカーソルを合わせ、「了
解」をクリックすると、該画像データが、編集ウィンド
ウ上に配置可能となる。
【0034】(5−6)Copyコマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「Copy」
をクリックすると、既に配置されている要素のコピーが
可能となる。ここで、オペレータが、コピーしたい要素
をクリックすると、該コピー対象要素の形状がラバーバ
ンドで表示される。次に、オペレータが、マウスを用い
てカーソルを移動させ、左ボタンをダブルクリックする
と、該コピー対象要素は、カーソルの移動先にコピーさ
れる。
【0035】(5−7)表示切替コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「表切替」を
クリックすると、表示切り替えダイアログが表示され
る。表示切り替えダイアログにおいて、オペレータが、
「グリッド表示」にチェックマーク(×)を付け、「了
解」をクリックすると、編集ウィンドウ上にグリッド線
が表示され、一方、「グリッド表示」のチェックマーク
(×)を消し、「了解」をクリックすると、編集ウィン
ドウ上にグリッド線が表示されなくなる。また、表示切
り替えダイアログにおいて、オペレータが、「基準点表
示」にチェックマーク(×)を付け、「了解」をクリッ
クすると、配置されている要素の配置基準点が表示さ
れ、一方、「基準点表示」のチェックマーク(×)を消
し、「了解」をクリックすると、配置基準点が表示され
なくなる。また、表示切り替えダイアログにおいて、オ
ペレータが、「取消」をクリックすると、表示の切り替
えは中止され、表示切り替えダイアログは閉じる。
【0036】(5−8)階切替コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「階切替」を
クリックすると、階層選択ダイアログが表示される。階
層選択ダイアログにおいて、オペレータが、表示したい
階層にカーソルを合わせ、「了解」をクリックすると、
編集ウィンドウに表示される階層が切り替えられる。
【0037】(5−9)再表示コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「再表示」を
クリックすると、現在閉じられている編集ウィンドウが
再表示される。
【0038】(5−10)削除コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「削除」をク
リックすると、既に配置されている要素の削除が可能と
なる。ここで、オペレータが、削除したい要素をクリッ
クすると、該削除対象要素が編集ウィンドウ上から削除
される。また、オペレータが、削除したい要素を含む範
囲の対角点(2点)をクリックすると、該範囲内の全て
の要素が、編集ウィンドウ上から削除される。
【0039】(5−11)移動コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「移動」をク
リックすると、既に配置されている要素の移動が可能と
なる。ここで、オペレータが、移動したい要素をクリッ
クすると、該移動対象要素の形状がラバーバンドで表示
される。次に、オペレータが、マウスを用いてカーソル
を移動させると、該移動対象要素は該カーソルに付随し
て移動する。そして、オペレータが、カーソルを移動先
に置いて、マウスの左ボタンをクリックすると、該移動
対象要素は、該移動先に固定される。
【0040】(5−12)拡大コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「拡大」をク
リックすると、編集ウィンドウ上の任意の部分を拡大し
て表示することが可能となる。ここで、オペレータが、
拡大表示させたい範囲の対角点(2点)をクリックする
と、該範囲が、編集ウィンドウ一杯の大きさで拡大表示
される。
【0041】(5−13)縮小コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「縮小」をク
リックすると、縮小ダイアログが表示される。縮小ダイ
アログにおいて、オペレータが、「拡大解除」を選択し
た後、「了解」をクリックすると、編集ウィンドウの表
示は、予め設定されている標準倍率(100%)の大き
さになる。また、縮小ダイアログにおいて、オペレータ
が、「1/2」を選択した後、「了解」をクリックする
と、編集ウィンドウの表示倍率は、現在表示されている
画面の1/2に縮小される。同様に、縮小ダイアログに
おいて、オペレータが、「1/4」を選択した後、「了
解」をクリックすると、編集ウィンドウの表示倍率は、
現在表示されている画面の1/4に縮小される。
【0042】(5−14)情報コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「情報」をク
リックすると、インフォメーションダイアログが表示さ
れる(図12参照)。本システムでは、現在配置されて
いる全ての要素に対して、個別の識別番号(レコードN
o.)が付けられており、インフォメーションダイアロ
グには、このうちの任意の1つの要素のデータが表示さ
れる。インフォメーションダイアログにおいて、オペレ
ータが、「はい(Y)」をクリックすると、該インフォ
メーションダイアログに表示されるデータは、次の識別
番号(レコードNo.)の要素のデータに変わる。一
方、インフォメーションダイアログにおいて、オペレー
タが、「いいえ(N)」をクリックすると、該インフォ
メーションダイアログに表示されるデータは、1つ前の
識別番号(レコードNo.)の要素のデータに変わる。
また、インフォメーションダイアログにおいて、オペレ
ータが、「キャンセル」をクリックすると、該インフォ
メーションダイアログは閉じ、データの表示が終了す
る。
【0043】(5−15)壁線コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「壁線」を選択
すると、壁線メニューが表示される。壁線メニューにお
いて、オペレータが、「耐力壁線」にカーソルを合わ
せ、「選択」をクリックすると、耐力壁線の入力が可能
となる。ここで、オペレータが、耐力壁線の始点位置と
終点位置を指示した後、マウスの左ボタンをクリックす
ると、該始点位置と終点位置との間に耐力壁線が入力さ
れる(図13参照)。上記壁線メニューには、上記「耐
力壁線」の他に、「支持壁線」,「間仕切壁線」があ
り、これらの入力も同様の手順で行うことができる。
【0044】(5−16)開口コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「開口」を選択
すると、開口メニューが表示される。開口メニューにお
いて、オペレータが「開口(垂壁・腰壁あり)」にカー
ソルを合わせ、「選択」をクリックすると、開口(垂壁
・腰壁あり)の入力が可能となる。ここで、オペレータ
が、開口の始点位置と終点位置を指示した後、マウスの
左ボタンをクリックすると、該始点位置と終点位置との
間に開口(垂壁・腰壁あり)が入力される(図14参
照)。上記壁線メニューには、上記「開口(垂壁・腰壁
あり)」の他に、「開口(垂壁のみ)」,「開口(垂壁
・腰壁なし)」,「門型パネル」があり、これらの入力
も同様の手順で行うことができる。なお、入力された開
口(垂壁・腰壁あり)は、該開口の脇に「TK」と表示
され、入力された開口(垂壁のみ)は、該開口の脇に
「T」と表示され、入力された門型パネルは、該門型パ
ネルの脇に「MCW」と表示される。
【0045】(5−17)結合材コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「結合材」を選
択すると、結合材メニューが表示される。結合材メニュ
ーにおいて、オペレータが結合材メニューの「アンカー
/胴差ボルト」にカーソルを合わせ、「選択」をクリッ
クすると、アンカー/胴差ボルトの入力が可能となる。
ここで、オペレータが、アンカー/胴差ボルトの配置の
基準となるグリッドを指示した後、ズレ方向を指示する
と、該グリッドを基準とし、該ズレ方向へズレた点に、
アンカー/胴差ボルトが配置される。上記結合材メニュ
ーには、上記「アンカー/胴差ボルト」の他に、「3階
建コーナー結合材」,「付属下屋用支持柱」があり、こ
れらの入力も同様の手順で行うことができる。
【0046】(5−18)外周コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「外周」を選択
すると、外周メニューが表示される。外周メニューにお
いて、オペレータが、「外周領域」にカーソルを合わ
せ、「選択」をクリックすると、外周領域の入力が可能
となる。ここで、オペレータが、外周領域の構成座標を
連続的にクリックした後、マウスの左ボタンをダブルク
リックすると、該構成座標を結ぶ線を外周とする外周領
域が入力される。上記外周メニューには、上記「外周領
域」の他に、「外壁線」があり、この入力も同様の手順
で行うことができる。なお、外周領域とは、建物の外周
(耐力壁線、支持壁線)を指し、外周領域を入力する場
合、オペレータは、上記構成座標を3点以上指示する必
要がある。外壁線とは、3階建の1階のカーポート等に
面する内部壁線でガゼット金物を付けることにより外壁
扱いすることができる壁線を指し、外壁線を入力する場
合、オペレータは、上記構成座標を2点以上指示する必
要がある。
【0047】(5−19)雁行コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「雁行」をク
リックした後、雁行の構成座標(4点)を連続的に指示
し、マウスの左ボタンをクリックすると、該雁行は、耐
力壁線の雁行チェックを行う必要がある箇所として入力
される(図15参照)。
【0048】(5−20)領域コマンド 屋根図の編集時に、オペレータが、コマンドウィンドウ
22の「領域」をクリックすると、屋根図用の領域メニ
ューが表示される。該領域メニューにおいて、オペレー
タが、「屋根面領域」にカーソルを合わせ、「選択」を
クリックすると、屋根面領域の入力が可能となる。ここ
で、オペレータが、領域の構成座標を連続的にクリック
した後、ダブルクリックすると、該領域が、屋根面領域
として入力される。上記領域メニューには、上記「屋根
面領域」の他に、「庇面領域」があり、この入力も同様
の手順で行うことができる。
【0049】一方、構造図の編集時に、オペレータが、
コマンドウィンドウ22の「領域」をクリックすると、
構造図用の領域メニューが表示される(図16参照)。
該領域メニューにおいて、オペレータが、「オーバーハ
ング」にカーソルを合わせ、「選択」をクリックする
と、オーバーハングの入力が可能となる。ここで、オペ
レータが、領域の構成座標を連続的にクリックした後、
ダブルクリックすると、該領域が、オーバーハングとし
て入力される。上記領域メニューには、上記「オーバー
ハング」の他に、「吹抜」,「スキップフロア」等があ
り、これらの入力も同様の手順で行うことができる。
【0050】(5−21)低減コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「低減」を選択
すると、低減率メニューが表示される。低減率メニュー
において、オペレータが、設定したい低減率にカーソル
を合わせ、「了解」をクリックすると、該低減率が選択
される。次に、オペレータが、低減を設定する壁の始点
座標と終点座標を指示すると、該始点座標と終点座標を
結ぶ壁に、低減率メニューより選択された低減率が設定
される。さらに、オペレータが低減率を表示する位置を
指示すると、該位置に、選択された低減率が表示される
(図17参照)。
【0051】(5−22)壁量コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「壁量」を選択
すると、壁量メニューが表示される。壁量メニューにお
いて、オペレータが、「見付巾」にカーソルを合わせ、
「選択」をクリックすると、見付巾の入力が可能とな
る。ここで、オペレータが、開始位置と終了位置を指示
すると、見付巾が入力される。次に、オペレータが、表
示位置を指示すると、入力された見付巾の壁量記号が、
指示された表示位置に表示される(図18参照)。一
方、壁量メニューにおいて、オペレータが、「地震ブロ
ック」にカーソルを合わせ、「選択」をクリックする
と、地震ブロックの入力が可能となる。ここで、オペレ
ータが、地震ブロックの構成座標を連続的に指示し、最
後にダブルクリックすると、地震ブロックが入力され
る。次に、オペレータが、表示位置を指示すると、入力
された地震ブロックの壁量記号が、指示した表示位置に
表示される(図19参照)。
【0052】(5−23)関○コマンド 本システムでは、地震の負担面積に算入しなければなら
ない特殊領域がある場合、入力した地震ブロックと該特
殊領域とを関係付ける必要がある。オペレータがコマン
ドウィンドウ22の「関○」を選択すると、地震ブロッ
クと特殊領域との関係付けが可能となる。ここで、オペ
レータが、対象となる地震ブロックの壁量記号を指示
し、次に、対象となる特殊領域を指示し、最後に、マウ
スの左ボタンをクリックすると、指示された地震ブロッ
クと特殊領域とが関係付けられる。
【0053】(5−24)関×コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「関×」を選択
すると、地震ブロックと特殊領域との関係解除が可能と
なる。ここで、オペレータが、関係付けられている地震
ブロックの壁量記号を指示すると、該地震ブロックに関
係付けられている特殊領域の表示が青くなる。次に、オ
ペレータが、青くなっている特殊領域の中から、関係を
解除したい特殊領域を指示し、マウスの左ボタンをクリ
ックすると、指示された地震ブロックと特殊領域との関
係が解除される。
【0054】(5−25)床方向コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「床方向」を選
択すると、敷き方向設定ダイアログが表示される。敷き
方向設定ダイアログにおいて、オペレータが「はい
(Y)」を選択すると、敷方向の設定が可能となる。こ
こで、オペレータが、編集ウィンドウ上の1点を指示す
ると、該点を含む領域が、敷方向を設定する領域として
選択される。指示された点は、設定する敷方向の始点と
なる。次に、オペレータが、2点目を指示すると、上記
1点目から2点目に向かう方向が、敷方向として設定さ
れる。一方、敷き方向設定ダイアログにおいて、オペレ
ータが「いいえ(N)」を選択すると、既に設定されて
いる敷方向の方向転換が可能となる。ここで、オペレー
タが、編集ウィンドウ上の1点を指示すると、該点を含
む領域が、方向転換する領域として選択される。次に、
オペレータが、ダブルクリックすると、既に設定されて
いる敷方向の方向が変わる。
【0055】(5−26)梁設定コマンド オペレータがコマンドウィンドウ22の「梁設定」を選
択すると、梁メニューが表示される。梁メニューにおい
て、オペレータが、「屋根梁」にカーソルを合わせ、
「選択」をクリックすると、屋根梁の設定が可能とな
る。ここで、オペレータが、屋根梁の始点位置と終点位
置を指示した後、該マウスの左ボタンをクリックする
と、該始点位置と終点位置との間に屋根梁が設定される
(図20参照)。上記梁メニューには、上記「屋根梁」
の他に、「鋼製梁」,「B梁」,「母屋」があり、これ
らの設定も同様の手順で行うことができる。
【0056】(5−27)梁算定コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「梁算定」を
クリックすると、梁情報表示ダイアログが表示される
(図21参照)。梁情報表示ダイアログにおいて、オペ
レータが、「屋根梁」,「鋼製梁」,「B梁」,「母
屋」のいずれかを選択すると、選択された梁に対する情
報設定が可能となる。次に、梁情報表示ダイアログにお
いて、オペレータが、「負担設定」をクリックすると、
負担巾設定ダイアログが表示される(図22参照)。負
担巾設定ダイアログにおいて、オペレータが、各設定値
を入力し、「終了」をクリックすると、各設定情報は、
入力された値に設定される。このとき、屋根負担巾には
勾配係数を掛ける必要がない。
【0057】また、梁情報表示ダイアログにおいて、オ
ペレータが、「断面算定」をクリックすると、断面算定
が行われる。算定された断面は、編集ウィンドウ上に表
示される。梁情報表示ダイアログにおいて、オペレータ
が、「終了」をクリックすると、選択されている情報を
設定し、次の梁の情報設定にはいる。一方、梁情報表示
ダイアログにおいて、オペレータが、「取消」をクリッ
クすると、選択されている情報を設定せずに、次の梁の
情報設定にはいる。梁情報表示ダイアログにおいて、オ
ペレータが、該ダイアログのコントロールメニューボッ
クス27をダブルクリックすると、情報設定は中止され
る。
【0058】(5−28)小壁等コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「小壁等」を
クリックすると、マグサ/小壁/LVG断面選択ダイア
ログが表示される(図23参照)。マグサ/小壁/LV
G断面選択ダイアログにおいて、オペレータが、「マグ
サ」,「小壁」,「LVG」のいずれかを選択すると、
選択された開口の情報設定が可能となる。
【0059】また、マグサ/小壁/LVG断面選択ダイ
アログにおいて、オペレータが、「負担設定」をクリッ
クすると、負担巾設定ダイアログが表示される(図24
参照)。負担巾設定ダイアログにおいて、オペレータ
が、各設定値を入力し、「終了」をクリックすると、各
設定情報は、入力された値に設定される。このとき、屋
根負担巾には勾配係数を掛ける必要がない。また、バル
コニー負担巾は、屋根,床の負担巾とは区別され、バル
コニーの欄に入力される。また、バルコニー手摺壁が有
る場合には、「手摺」にチェックマーク(×)を付け、
無い場合には、同欄は無印となる。
【0060】マグサ/小壁/LVG断面選択ダイアログ
において、オペレータが、「断面算定」をクリックする
と、断面算定が行われる。算定された断面は、編集ウィ
ンドウ上に表示される。マグサ/小壁/LVG断面選択
ダイアログにおいて、オペレータが、「終了」をクリッ
クすると、選択されている情報を設定し、次の開口の情
報設定にはいる。一方、マグサ/小壁/LVG断面選択
ダイアログにおいて、オペレータが、「取消」をクリッ
クすると、選択されている情報を設定せずに、次の開口
の情報設定にはいる。また、マグサ/小壁/LVG断面
選択ダイアログにおいて、オペレータが、該ダイアログ
のコントロールメニューボックス27をダブルクリック
すると、情報設定は中止される。
【0061】(5−29)壁圧縮コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「壁圧縮」を
クリックすると、本システムの処理は壁圧縮チェックに
はいる。まず、オペレータが、壁圧縮チェックを行う箇
所の始点,中間点,終点位置を指定すると、壁圧縮情報
設定ダイアログが表示される(図25参照)。このと
き、中間点の位置は、SHIFTキーを押しながら、マ
ウスの左ボタンをクリックすることで入力される。壁圧
縮情報設定ダイアログにおいて、オペレータが、壁高さ
と設計時の半割本数を入力し、「了解」をクリックする
と、負担面積設定ダイアログが表示される(図26参
照)。負担面積設定ダイアログにおいて、オペレータ
が、各負担情報を入力し、「断面算定」をクリックする
と、断面算定が行われる。このとき、各負担は面積(単
位M2 )で入力されるが、バルコニーの手摺壁は長さ
(単位M)で入力される。算定結果は、負担面積設定ダ
イアログの右下および編集ウィンドウ上に表示される。
この算定結果は、始点,中間点,終点位置が示す壁長さ
に対して必要な半割の本数を表している。
【0062】(5−30)基礎コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「基礎」をク
リックすると、本システムの処理は、基礎の入力、およ
び、基礎低盤巾の設定にはいる。まず、オペレータが、
編集ウィンドウ上において、任意の2点をクリックする
と、該2点を対角点とする領域が、基礎の領域として入
力される。次に、オペレータが3点目をクリックする
と、負担巾設定ダイアログが表示される(図27参
照)。負担巾設定ダイアログにおいて、オペレータが、
各負担巾を入力し、「断面算定」をクリックすると、断
面算定が行われる。このとき、各負担巾の入力方法は、
小壁等の場合と同様である。算定された断面は、編集ウ
ィンドウ上に表示される。負担巾設定ダイアログにおい
て、オペレータが、「終了」をクリックすると、入力し
た負担巾が設定される。一方、負担巾設定ダイアログに
おいて、オペレータが、「取消」をクリックすると、負
担巾の入力が中止される。
【0063】(5−31)門算定コマンド オペレータが、コマンドウィンドウ22の「門算定」を
クリックすると、本システムの処理は、門型パネルのチ
ェックにはいる。まず、オペレータが、チェックの対象
となる門型パネルをクリックすると、門型パネル負担設
定ダイアログが表示される(図28参照)。門型パネル
負担設定ダイアログにおいて、オペレータは、「設定部
位」,「基礎種別」,「設定位置」のぞれぞれについ
て、チェック項目を1つ選択する。ここで、設定部位
は、門型パネルのチェックを行う部位(梁部,柱部,基
礎)である。また、基礎種別は、基礎のチェックを行う
場合に、独立基礎または連続基礎のいずれかが選択され
る。また、設定位置は、柱部および独立基礎のチェック
を行う場合に、チェックする箇所(左または右)が選択
される。チェック箇所の選択後、オペレータが、「負担
設定」をクリックすると、選択されたチェック箇所に関
する負担設定ダイアログが表示される。
【0064】例えば、門型パネル負担設定ダイアログに
おいて、「梁部」が選択され、「負担設定」がクリック
されると、梁部負担設定ダイアログが表示される(図2
9参照)。梁部負担設定ダイアログにおいて、オペレー
タが、「負担設定」をクリックすると、負担巾設定ダイ
アログが表示される。負担巾設定ダイアログにおいて、
オペレータが、各負担情報を入力し、「終了」をクリッ
クすると、該各負担情報は、入力された値に設定され
る。次に、梁部負担設定ダイアログにおいて、オペレー
タが、「断面算定」をクリックすると、梁部の断面算定
が行われる。算定結果は、該ダイアログ上および編集ウ
ィンドウ上に表示される。
【0065】また、門型パネル負担設定ダイアログにお
いて、「柱部」が選択され、「負担設定」がクリックさ
れると、柱部負担設定ダイアログが表示される(図30
参照)。柱部負担設定ダイアログにおいて、オペレータ
が、「負担設定」をクリックすると、負担面積設定ダイ
アログが表示される。負担面積設定ダイアログにおい
て、オペレータが、各負担情報を入力し、「終了」をク
リックすると、該各負担情報は、入力された値に設定さ
れる。柱部負担設定ダイアログにおいて、オペレータ
が、「断面算定」をクリックすると、柱部の断面算定が
行われる。算定結果は、該ダイアログ上および編集ウィ
ンドウ上に○×で表示される。
【0066】また、門型パネル負担設定ダイアログにお
いて、「独立基礎」が選択され、「負担設定」がクリッ
クされると、基礎(独立)負担設定ダイアログが表示さ
れる(図31参照)。基礎(独立)負担設定ダイアログ
では、オペレータは、独立基礎の立ち上がり部分の平面
の大きさを選択することができる。また、基礎(独立)
負担設定ダイアログにおいて、オペレータが、「負担設
定」をクリックすると、負担面積設定ダイアログが表示
される。負担面積設定ダイアログにおいて、オペレータ
が、各負担情報を入力し、「終了」をクリックすると、
該各負担情報は、入力された値に設定される。また、基
礎(独立)負担設定ダイアログにおいて、オペレータ
は、設計の底盤形状(底盤面積)を入力することができ
る。このとき、底盤の長辺の長さは、短辺の長さの1.
5倍以下とする。次に、基礎(独立)負担設定ダイアロ
グにおいて、オペレータが、「断面算定」をクリックす
ると、断面算定が行われる。算定結果は、該ダイアログ
上および編集ウィンドウ上に表示される。このとき、設
計時の底盤面積が不足している場合には、算定結果は、
編集ウィンドウ上では、赤く表示される。
【0067】また、門型パネル負担設定ダイアログにお
いて、「連続基礎」が選択され、「負担設定」がクリッ
クされると、基礎(連続)負担設定ダイアログが表示さ
れる(図32参照)。基礎(連続)負担設定ダイアログ
において、オペレータは、連続基礎の基礎梁の高さを選
択することができる。また、連続基礎に直交する布基礎
が偏心布基礎である場合には、基礎(連続)負担設定ダ
イアログにおいて、オペレータは、「はい」を選択し、
偏心布基礎の底盤巾を入力する。一方、連続基礎に直交
する布基礎が対称布基礎である場合には、基礎(連続)
負担設定ダイアログにおいて、オペレータは、「いい
え」を選択する。また、基礎(連続)負担設定ダイアロ
グにおいて、オペレータが、「負担設定」をクリックす
ると、負担巾設定ダイアログが表示される。負担巾設定
ダイアログにおいて、オペレータが、各負担情報を入力
し、「終了」をクリックすると、該各負担情報は、入力
された値に設定される。次に、基礎(連続)負担設定ダ
イアログにおいて、オペレータが、「断面算定」をクリ
ックすると、断面算定が行われる。算定結果は、該ダイ
アログ上および編集ウィンドウ上に表示される。このと
き、設計時の底盤巾が不足している場合には、算定結果
は、編集ウィンドウ上では、赤く表示される。また、主
筋の所要鉄筋量は、基礎(連続)負担設定ダイアログ上
の他に、部材チェックシートにも表示される。
【0068】以上述べたコマンド以外に、メニューバー
26に設けられている以下のメニューも編集作業に用い
られる。 (5−32)自動処理 オペレータが、メニューバー26の「A/自動処理」を
クリックすると、自動処理メニューが表示され、以下に
示す自動処理が可能となる。
【0069】a.壁線チェック 自動処理メニューにおいて、オペレータが、「L/壁線
チェック」をクリックすると、耐力壁線単位で壁線チェ
ック(壁同士の干渉等、物理的な配置状態の検査)が自
動的に行われる。このとき、エラーが発生すると、エラ
ーの発生した壁線が赤く表示される。
【0070】b.低減率設定 自動処理メニューにおいて、オペレータが、「T/低減
率設定」をクリックすると、耐力壁線に対して、諸条件
での低減率が自動的に設定される。本システムでは、開
口部直上の耐力壁には低減率”2/3”が、上下にズレ
た耐力壁には、上階のみ低減率”2/3”が、吹抜部分
の外周耐力壁には低減率”1/2”または”1/3”
が、それぞれ設定される。なお、上記以外の耐力壁に対
する低減率は、上述したコマンド「低減」を用いて、手
入力で設定することができる。
【0071】c.壁量計算 自動処理メニューにおいて、オペレータが、「C/壁量
計算」をクリックすると、低減率を考慮して、耐力壁の
必要枚数と設計枚数が自動的に算出される。このとき、
3階建の場合には、外壁率計算、および、必要に応じて
ルートBチェック,ルートAチェックも行われる。ここ
で、ルートBチェックとは、外壁の他に建築物内部の内
壁も考慮にいれて、耐力壁の必要枚数を算出するチェッ
クである。また、ルートAチェックとは、算出された耐
力壁の必要枚数を、外力と許容せん断力に換算して表示
するチェックである。このとき、エラーが発生すると、
算出された壁量が赤く表示される。
【0072】また、3階建の場合において、設計枚数が
不足している場合には、部分ルートAチェックを行うこ
とができる。ここで、部分ルートAチェックとは、建築
物のある一部分に対して行われるルートAチェックのこ
とである。これらのチェック結果は、上述した壁量コマ
ンドを用いて表示した壁量記号(図18参照)の右隣に
表示される。部分ルートAチェックは、当該階の当該方
向の全てのブロックに対して行われる。
【0073】d.断面算定 自動処理メニューにおいて、オペレータが、「D/断面
算定」をクリックすると、設定済みの梁,小壁,壁圧
縮,基礎に対して断面算定が自動的に行われる。エラー
が発生した場合には、算定結果が赤く表示される。
【0074】e.転倒チェック 自動処理メニューにおいて、オペレータが、「F/転倒
チェック」をクリックすると、転倒チェックが行われ
る。本システムでは、3階建の場合で、かつ、1階平面
の平均間口が5m未満の場合に、転倒チェックが自動的
に行われる。この場合、アンカーボルト,3階建用コー
ナー結合材は、上述したコマンド「結合材」を用いて、
チェックの前に入力されなくてはならない。また、各階
の見付面積は、当該階の壁高さの中央から、直上階の壁
高さの中央まで(最上階は屋根まで)の見付面積とす
る。チェック結果は、1階構造図のプラン右下に表示さ
れる。
【0075】(5−33)Undo/Redo オペレータが、メニューバー26の「S/補助」をクリ
ックすると、補助メニューが表示される。補助メニュー
において、オペレータが、「U/undo」をクリック
すると、その直前に行われた処理が無効になる。また、
補助メニューにおいて、オペレータが、「R/red
o」をクリックすると、その直前に行われたundo処
理が無効になる。
【0076】(6)印刷 作成した図面やチェックシートは、以下の手順で、印刷
することができる(ステップS6)。まず、オペレータ
が、メニューバー26の「P/印刷」をクリックする
と、印刷メニューが表示される。 (6−1)ハードコピー 印刷メニューにおいて、オペレータが、「H/ハードコ
ピー」をクリックすると、画面に表示されている内容が
そのまま印刷される。
【0077】(6−2)構造図印刷 印刷メニューにおいて、オペレータが、「C/構造図印
刷」をクリックすると、構造図印刷ダイアログが表示さ
れる(図33参照)。構造図印刷ダイアログにおいて、
オペレータが、「印刷実行」をクリックすると、構造図
がB4用紙に横方向で印刷される。また、構造図印刷ダ
イアログにおいて、オペレータが、「イメージ」をクリ
ックすると、画面上に印刷イメージが表示される。印刷
イメージの表示中に、オペレータが、画面右下の「印
刷」をクリックすると、現在イメージ表示している頁の
印刷が行われる。また、構造図印刷ダイアログにおい
て、オペレータが、「キャンセル」をクリックすると、
構造図印刷ダイアログは閉じる。
【0078】(6−3)その他の図面およびチェックシ
ートの印刷 印刷メニューにおいて、オペレータが、「Y/屋根図印
刷」をクリックすると、屋根図(およびイメージ)が、
「B/部材チェック印刷」をクリックすると、部材チェ
ックシート(およびイメージ)が、「R/壁量チェック
印刷」をクリックすると、壁量チェックシート(および
イメージ)が、「T/転倒チェック印刷」をクリックす
ると、転倒チェックシート(およびイメージ)が、それ
ぞれ、構造図と同様の処理で印刷される。但し、部材チ
ェックシート,壁量チェックシート,転倒チェックシー
トは、A4用紙に縦方向で印刷される。
【0079】(6−4)プリンタの設定 印刷メニューにおいて、オペレータが、「P/プリンタ
設定」をクリックすると、設定ダイアログが表示され
る。設定ダイアログにおいて、オペレータが、各設定情
報を入力し、「OK」をクリックすると、該設定情報
は、入力された値に設定される。
【0080】(7)プランの保存 作成した図面(プラン)は、以下の手順で保存される
(ステップS7)。まず、オペレータが、メニューバー
26の「File」をクリックすると、ファイルメニュ
ーが表示される。ファイルメニューにおいて、オペレー
タが、「S/プランセーブ」をクリックすると、プラン
セーブダイアログが表示される。プランセーブダイアロ
グにおいて、オペレータが、「OK」をクリックする
と、現在編集中のプランが保存される。一方、プランセ
ーブダイアログにおいて、オペレータが、「キャンセ
ル」をクリックすると、プランの保存は中止される。
【0081】また、不要となったプランは、以下の手順
で削除される。まず、オペレータが、メニューバー26
の「File」をクリックすると、ファイルメニューが
表示される。ファイルメニューにおいて、オペレータ
が、「D/プラン削除」をクリックすると、保存されて
いるプランの一覧が表示される(図34参照)。オペレ
ータが、一覧表示されたプランの中から、削除するプラ
ンにカーソルを合わせ、「了解」をクリックするか、削
除するプランをダブルクリックすると、選択されたプラ
ンが削除される。削除されたプランは、”新規”プラン
となる。
【0082】(8)システムの終了 オペレータが、フレームウィンドウ21のコントロール
メニューボックス27をクリックした後、表示されたメ
ニューの「閉じる(C)」をクリックすると、本システ
ムの動作は終了する(ステップS8)。システムの終了
は、該コントロールメニューボックス27をダブルクリ
ックしても可能である。なお、プランの内容が変更され
ている場合には、動作終了時に、プランセーブの有無を
確認するダイアログが表示される。ここで、オペレータ
が、「はい(Y)」をクリックすると、編集中のプラン
を保存後、終了する。また、オペレータが、「いいえ
(N)」をクリックすると、編集中のプランを保存せず
に終了する。また、オペレータが、「キャンセル」をク
リックすると、終了処理を中止し、プランの編集を継続
する。以上で、上記構成による構造設計システムの動作
説明を終了する。
【0083】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、
上述した実施形態はあくまで一例であり、本発明は、必
ずしも上述した全ての機能(メニュー、コマンド)を有
する必要はない。
【0084】次に、請求項記載の各手段間の包含関係、
および、該各手段と本実施形態との対応関係を説明す
る。なお、以下に示す包含関係において、包含される手
段(下位手段)は、包含する手段(上位手段)に対し、
一段下げて記載されているものとする。 作図手段(請求項1,15) 壁の作図機能(請求項2,16)……(5−15)壁線コマンド 開口および門型パネルの作図機能(請求項3,17) ……(5−16)開口コマンド 結合材の作図機能(請求項4,18) ……(5−17)結合材コマンド 見付巾および地震ブロックの作図機能(請求項5,19) ……(5−22)壁量コマンド 梁の作図機能(請求項6,20)……(5−26)梁設定コマンド 小壁の作図機能(請求項7,21)……(5−28)小壁等コマンド 壁圧縮の作図機能(請求項8,22) ……(5−29)壁圧縮コマンド 基礎の作図機能(請求項9,23)……(5−30)基礎コマンド 検査手段(請求項1,15) 壁の構造の検査(請求項10,24) 壁の配置状態の検査(請求項11,25) ……(5−32)a.壁線チェック 壁の必要量の検査(請求項12,26) ……(5−32)c.壁量計算 断面の強度の検査(請求項13,27) ……(5−32)d.断面算定 転倒強度の検査(請求項14,28) ……(5−32)e.転倒チェック 出力手段(請求項1,15)……(6)印刷 設定手段(請求項12,26)……(5−32)b.低減率設定
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、建築物の構造に関する図面の作成および検査を、簡
単な操作で行うことができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による構造設計システ
ムの構成例を示すブロック図である。
【図2】 表示装置4の基本的な表示画面の一例を示す
説明図である。
【図3】 本実施形態による構造設計システムの操作手
順例を示すフローチャートである。
【図4】 操作時における表示装置4の表示例を示す説
明図である。
【図5】 操作時における表示装置4の表示例を示す説
明図である。
【図6】 操作時における表示装置4の表示例を示す説
明図である。
【図7】 操作時における表示装置4の表示例を示す説
明図である。
【図8】 操作時における表示装置4の表示例を示す説
明図である。
【図9】 操作時における表示装置4の表示例を示す説
明図である。
【図10】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図11】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図12】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図13】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図14】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図15】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図16】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図17】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図18】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図19】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図20】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図21】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図22】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図23】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図24】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図25】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図26】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図27】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図28】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図29】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図30】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図31】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図32】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図33】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【図34】 操作時における表示装置4の表示例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1……CPU、 2……ROM、 3……RAM、 4
……表示装置、5……操作部、 6……印刷装置、 7
……HDD

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の構造に関する図面を作成・編集
    する作図手段と、 前記図面が示す建築物の構造を検査する検査手段と、 前記図面と前記検査手段による検査結果を出力する出力
    手段とを具備することを特徴とする構造設計システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構造設計システムにおい
    て、 前記作図手段は、前記建築物の壁に関する作図を行うこ
    とを特徴とする構造設計システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれかに記
    載の構造設計システムにおいて、 前記作図手段は、前記建築物の開口および門型パネルに
    関する作図を行うことを特徴とする構造設計システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の構造設計システムにおいて、 前記作図手段は、前記建築物の結合材に関する作図を行
    うことを特徴とする構造設計システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の構造設計システムにおいて、 前記作図手段は、前記建築物の見付巾および地震ブロッ
    クに関する作図を行うことを特徴とする構造設計システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の構造設計システムにおいて、 前記作図手段は、前記建築物の梁に関する作図を行うこ
    とを特徴とする構造設計システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の構造設計システムにおいて、 前記作図手段は、前記建築物の小壁に関する作図を行う
    ことを特徴とする構造設計システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の構造設計システムにおいて、 前記作図手段は、前記建築物の壁圧縮に関する作図を行
    うことを特徴とする構造設計システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれかに記
    載の構造設計システムにおいて、 前記作図手段は、前記建築物の基礎に関する作図を行う
    ことを特徴とする構造設計システム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の構造設計システムにおいて、 前記検査手段は、前記図面が示す建築物の壁の構造につ
    いて検査することを特徴とする構造設計システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の構造設計システムに
    おいて、 前記検査手段による検査内容は、前記壁の配置状態の検
    査であることを特徴とする構造設計システム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の構造設計システムに
    おいて、 前記壁の低減率を設定する設定手段を具備し、 前記検査手段による検査内容は、前記設定手段により設
    定された低減率に基づく、前記建築物の強度に応じた前
    記壁の必要量に関する検査であることを特徴とする構造
    設計システム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12のいずれか
    に記載の構造設計システムにおいて、 前記検査手段は、前記図面が示す建築物の梁、小壁、壁
    圧縮、基礎の断面の強度について検査することを特徴と
    する構造設計システム。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    に記載の構造設計システムにおいて、 前記検査手段は、前記図面が示す建築物の転倒強度につ
    いて検査することを特徴とする構造設計システム。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、 建築物の構造に関する図面を作成・編集する作図手段、 前記図面が示す建築物の構造を検査する検査手段、 前記図面と前記検査手段による検査結果を出力する出力
    手段として機能させるためのプログラムを記録した構造
    設計システム用記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の構造設計システム用
    記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の壁に関する作図を行うこ
    とを特徴とする構造設計システム用記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項15または請求項16のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の開口および門型パネルに
    関する作図を行うことを特徴とする構造設計システム用
    記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項15ないし請求項17のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の結合材に関する作図を行
    うことを特徴とする構造設計システム用記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項15ないし請求項18のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の見付巾および地震ブロッ
    クに関する作図を行うことを特徴とする構造設計システ
    ム用記録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項15ないし請求項19のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の梁に関する作図を行うこ
    とを特徴とする構造設計システム用記録媒体。
  21. 【請求項21】 請求項15ないし請求項20のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の小壁に関する作図を行う
    ことを特徴とする構造設計システム用記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項15ないし請求項21のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の壁圧縮に関する作図を行
    うことを特徴とする構造設計システム用記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項15ないし請求項22のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記作図手段は、前記建築物の基礎に関する作図を行う
    ことを特徴とする構造設計システム用記録媒体。
  24. 【請求項24】 請求項15ないし請求項23のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記検査手段は、前記図面が示す建築物の壁の構造につ
    いて検査することを特徴とする構造設計システム用記録
    媒体。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の構造設計システム用
    記録媒体において、 前記検査手段による検査内容は、前記壁の配置状態の検
    査であることを特徴とする構造設計システム用記録媒
    体。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の構造設計システム用
    記録媒体において、 前記プログラムは、コンピュータを、さらに、前記壁の
    低減率を設定する設定手段として機能させ、 前記検査手段による検査内容は、前記設定手段により設
    定された低減率に基づく、前記建築物の強度に応じた前
    記壁の必要量に関する検査であることを特徴とする構造
    設計システム用記録媒体。
  27. 【請求項27】 請求項15ないし請求項26のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記検査手段は、前記図面が示す建築物の梁、小壁、壁
    圧縮、基礎の断面の強度について検査することを特徴と
    する構造設計システム用記録媒体。
  28. 【請求項28】 請求項15ないし請求項27のいずれ
    かに記載の構造設計システム用記録媒体において、 前記検査手段は、前記図面が示す建築物の転倒強度につ
    いて検査することを特徴とする構造設計システム用記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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