JPH10198335A - 描画制御装置 - Google Patents

描画制御装置

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JPH10198335A
JPH10198335A JP9001220A JP122097A JPH10198335A JP H10198335 A JPH10198335 A JP H10198335A JP 9001220 A JP9001220 A JP 9001220A JP 122097 A JP122097 A JP 122097A JP H10198335 A JPH10198335 A JP H10198335A
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JP
Japan
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screen
display
window
overlay
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9001220A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Sensu
多加広 扇子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10198335A publication Critical patent/JPH10198335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面を複数の領域に分割して利用するシステ
ムにおいて操作性と処理効率を向上させる。 【解決手段】 オーバーレイ画面302を利用して表示
画面上移動する必要のない領域(ウィンドウ)305を
オーバーレイ画面に退避して、その後、画面全体を仮想
画面304上でスクロールさせる。これによって、移動
不要の領域を移動させることなく、操作性及び処理効率
を向上させる。また、オーバーレイ画面に退避した領域
をオーバーレイ画面上で移動させて元の画面に復帰させ
るようにしてもよく、これによって、処理効率の向上が
図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画面を複数の領域に
分割して使用する表示システムに関し、特に、画面の描
画制御に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、表示画面よりも大きな仮想画面
を有するウィンドウシステムでは、表示画面の外にある
領域へウィンドウを移動する際、移動したいウィンドウ
を選択した後、画面の端までマウスカーソルを移動させ
ると、はじめてスクロールによって表示画面の外にある
領域が表示される。その後、あらためてウィンドウを所
定の位置まで移動するか、又は予め移動先の画面をスク
ロールさせて表示しておき、その後ウィンドウを移動し
ている。
【0003】上述のような画面のスクロール方法とし
て、例えば、特開昭64−91179号公報に記載され
たスクロール制御方法が知られている。ここでは、マウ
スの移動を画面全体のスクロールに用いるかマウスカー
ソルの移動に用いるかをマウスボタンによって切り替
え、操作性の向上を図っている。
【0004】具体的には、図8に示すように、表示内容
定義空間1内の表示対象領域2のデータが最大表示画面
空間15a内に表示領域として格納され、ディスプレイ
上に表示されているものとする。スクロールを行う際、
マウス(図示せず)上のボタンによって、スクロールを
選択する。次いで、マウスを移動させると、最大表示空
間15aの表示領域4内のデータが表示内容定義空間1
内の表示対象領域2から表示対象領域2´に向かって方
向8に沿って順次書換えられる。そして、スクロール中
におけるカーソル5の位置は画面上に固定される。
【0005】このように、特開昭64−91179号公
報では、マウススイッチ(マウスボタン)の状態に応じ
てカーソル5を移動するか表示領域4を最大表示空間1
5a上で移動させるかを切り替えている。
【0006】前述のスクロール制御方法では、マウスボ
タンがカーソルを移動するか画面全体をスクロールさせ
るかを切り替えるスイッチとして働いており、マウスボ
タンの状態によって表示領域4を移動させて表示画面外
にある画像を表示させることができる。
【0007】ところが、上記のスクロール制御方法で
は、表示画面上の一部が作業領域となっている際、作業
領域もスクロールされてしまい、作業領域が画面外に追
いやられることになる。つまり、このスクロール制御方
法では画面上の作業領域などに対するスクロールの必要
性が考慮されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
スクロール制御方法では、画面を複数の領域に分割して
利用している際、画面全体をスクロールさせてしまうと
作業に必要な領域まで移動してしまうという問題点があ
る。
【0009】本発明の目的は表示画面上にある特定の領
域を移動させることなく画面をスクロールすることので
きる画面描画装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は表示画面の特定領域を
移動する際の処理性能を向上することのできる画面描画
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表示画
面よりも大きな仮想画面を有し、前記表示画面が複数の
ウィンドウに分割された表示システムにおいて、前記表
示画面はオーバーレイ画面と通常画面とが合成された合
成画面であり、前記通常画面と前記表示画面とが一致す
る状態で前記ウィンドウのうちの一つを特定ウィンドウ
として前記通常画面からオーバーレイ画面上に移動する
手段と、前記通常画面を前記仮想画面上でスクロールす
る手段とを有することを特徴とする描画制御装置が得ら
れる。
【0012】さらに、本発明では、上記のスクロールが
終了すると前記特定ウィンドウを前記通常画面に移動さ
せる。加えて、前記特定ウィンドウを前記オーバーレイ
画面上で移動させるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1を参照して、ここでは、ウィンドウシ
ステムにおけるウィンドウ操作を例に説明する。図示の
ウィンドウシステムは、ディスプレイ101、DAC回
路102、フレームバッファ103及び104、グラフ
ィックス描画回路(LSI)105、外部バスインタフ
ェース106、中央処理装置(CPU)107、メイン
メモリ108、入出力インタフェース109、キーボー
ド110、及びマウス111を備えている。
【0015】フレームバッファ103には画像が格納さ
れ、フレームバッファ(オーバーレイ画面用フレームバ
ッファ)104にはフレームバッファ103に格納され
た画像に重ね合わせて表示する画像が格納されており、
このバッファ104を用いて表示される画面はオーバー
レイ画面と呼ばれる。DAC回路102はフレームバッ
ファ103及び104に格納された画像を重ね合わせて
ディスプレイ101上に表示する。LSI105はフレ
ームバッファ103及び104上に画像を描画する。外
部バスインタフェース106は外部にハードウェアを増
設する際に用いられる。CPU107はウィンドウシス
テムの各部を制御する。メインメモリ108にはウィン
ドウシステムプログラム及び表示領域外の画像が格納さ
れている。
【0016】図2も参照して、いま、通常画面201が
フレームバッファ103に格納され、オーバーレイ画面
202がフレームバッファ104に格納されているとす
ると、DAC回路102によって通常画面201とオー
バーレイ画面202とが合成されて合成画面203が生
成される。つまり、DAC回路102によって通常画面
201とオーバーレイ画面202とが重ね合わせられて
操作者には合成画面203のように見える。
【0017】図1及び図3を参照して、ディスプレイ1
01に合成画面303が表示されている状態であるもの
とする。図示のように、この合成画面303は複数の領
域(ウィンドウ)に分割されており、ウィンドウ305
が作業中のウィンドウであるものとする。前述のよう
に、メインメモリ108には表示領域外の画像(仮想画
面)304が格納されており、フレームバッファ103
には通常画面301が格納され、フレームバッファ10
4にはオーバーレイ画面302が格納されている。図示
の状態では、オーバーレイ画面302にはウィンドウは
存在しない。この状態では、DAC回路102によって
通常画面301とオーバーレイ画面302とが合成され
ると、合成画面303がディスプレイ101に表示され
ることになる。
【0018】ここで、図1及び図7を参照して、いま、
操作者がウィンドウ306を参照しつつ作業を行う必要
があると(マウス111の中ボタン113の押圧がウィ
ンドウの移動を表すものとする)、操作者はマウス11
1の中ボタン113を押す。これによって、CPU10
7はウィンドウシステムプログラムを起動する(ステッ
プ701)、中ボタンの操作はウィンドウの移動を表す
ものであるから、CPU107はウィンドウの移動であ
ると判断する(ステップ702)。
【0019】続いて、操作者がマウス等を用いて作業ウ
ィンドウ305を選択すると、CPU107の制御下で
LSI105はウィンドウ305をオーバーレイ画面、
つまり、フレームバッファ104に移動する(ステップ
703)。この結果、通常画面301、オーバーレイ画
面302、及び合成画面303は図4に示す状態とな
る。
【0020】その後、操作者がマウス111を動かすと
CPU107はマウス111の移動量を検出する(ステ
ップ704)。さらに、マウス111のいずれのボタン
が押圧されているか否かを検出する(ステップ70
5)。この際、中ボタン113が押圧されていると、表
示画面上においてウィンドウ305は移動せず、見掛
上、仮想画面304をマウス111の移動量に応じてス
クロールさせる。つまり、仮想画面304上の表示領域
を移動させる(ステップ706)。
【0021】具体的には、フレームバッファ104の内
容は書き替えることなく、フレームバッファ104の内
容を仮想画面に応じて順次書き替えて、合成画面303
を生成することになる。
【0022】このようにして、仮想画面304をマウス
111の移動量に応じて移動させて、表示画面(合成画
面303)に参照したいウィンドウ306が表示される
と、つまり、図5に示す状態となると、操作者は中ボタ
ン113を離すことになる。これによって、ウィンドウ
の移動が終了する。この際、通常画面301、オーバー
レイ画面302、及び合成画面303は図5に示す状態
となる。
【0023】CPU107は中ボタン113が離された
ことを検出すると(ステップ708)、CPU107は
LSI105を制御してオーバーレイ画面、つまり、フ
レームバッファ104に移したウィンドウを通常画面、
つまり、フレームバッファ103に書き戻す(ステップ
709)。この結果、通常画面301、オーバーレイ画
面302、及び合成画面303は図5に示す状態とな
る。
【0024】上述の説明においては、前述したように、
通常画面301はフレームバッファ103の内容が表示
されたものであり、オーバーレイ画面302はフレーム
バッファ104の内容が表示されたものである。また、
フレームバッファ103及び104に入らない場合に
は、メインメモリ108に領域を確保して格納する。
【0025】なお、ステップ705において、左ボタン
112が押されていると、CPU107はオーバーレイ
画面のウィンドウ、つまり、ウィンドウ305をオーバ
ーレイ画面上で移動させることになる(ステップ70
7)。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、作業中のウィンド
ウが移動されてしまうことがなく、目的とする画面のみ
をスクロールすることができ、その結果、操作性が向上
するという効果がある。
【0027】さらに、本発明では、作業中のウィンドウ
を一旦オーバーレイ画面に移動するようにしたから、画
面のスクロールに伴う重ね合わせ処理を行う必要がな
く、ウィンドウの移動処理効率を向上できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による描画制御装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図2】通常画面とオーバーレイ画面との合成を説明す
るための図である。
【図3】図1に示す描画制御装置におけるスクロール処
理の第1の段階を示す図である。
【図4】図1に示す描画制御装置におけるスクロール処
理の第2の段階を示す図である。
【図5】図1に示す描画制御装置におけるスクロール処
理の第3の段階を示す図である。
【図6】図1に示す描画制御装置におけるスクロール処
理の第4の段階を示す図である。
【図7】図1に示す描画制御装置におけるスクロール処
理を説明するためのフローチャートである。
【図8】従来のスクロール制御を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
101 ディスプレイ 102 DAC回路 103 フレームバッファ 104 フレームバッファ(オーバーレイ画面用フレー
ムバッファ) 105 グラフィックス描画回路(LSI) 106 外部バスインタフェース 107 中央処理装置(CPU) 108 メインメモリ 109 入出力インタフェース 110 キーボード 111 マウス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面よりも大きな仮想画面を有し、
    前記表示画面が複数のウィンドウに分割された表示シス
    テムにおいて、前記表示画面はオーバーレイ画面と通常
    画面とが合成された合成画面であり、前記通常画面と前
    記表示画面とが一致する状態で前記ウィンドウのうちの
    一つを特定ウィンドウとして前記通常画面からオーバー
    レイ画面上に移動する第1の手段と、前記通常画面を前
    記仮想画面上でスクロールする第2の手段とを有するこ
    とを特徴とする描画制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された描画制御装置にお
    いて、さらに、前記第2の手段によるスクロールが終了
    すると前記特定ウィンドウを前記通常画面に移動させる
    第3の手段を有することを特徴とする描画制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された描画制御装置にお
    いて、前記通常画面と前記オーバーレイ画面とを合成し
    て前記表示画面を生成する第3の手段を有することを特
    徴とする描画制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された描画制御装置にお
    いて、さらに、前記特定ウィンドウを前記オーバーレイ
    画面上で移動させる第3の手段とを有することを特徴と
    する描画制御装置。
JP9001220A 1997-01-08 1997-01-08 描画制御装置 Pending JPH10198335A (ja)

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JP9001220A JPH10198335A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 描画制御装置

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ID=11495394

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JP9001220A Pending JPH10198335A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 描画制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991124