JPH10197422A - 空冷式水分分離装置 - Google Patents
空冷式水分分離装置Info
- Publication number
- JPH10197422A JPH10197422A JP35893496A JP35893496A JPH10197422A JP H10197422 A JPH10197422 A JP H10197422A JP 35893496 A JP35893496 A JP 35893496A JP 35893496 A JP35893496 A JP 35893496A JP H10197422 A JPH10197422 A JP H10197422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- sample gas
- instrumentation
- separator
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 夏場などの周囲温度が高い場合にも効率よく
露点を下げることができ、防爆エリアでの使用が可能な
空冷式水分分離装置を提供する。 【解決手段】 サンプルガスライン3に設けられるドレ
ンセパレータSに計装エア又は計装N2 を吹き付けるこ
とにより,サンプルガス中の水分を分離させる。
露点を下げることができ、防爆エリアでの使用が可能な
空冷式水分分離装置を提供する。 【解決手段】 サンプルガスライン3に設けられるドレ
ンセパレータSに計装エア又は計装N2 を吹き付けるこ
とにより,サンプルガス中の水分を分離させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防爆エリアでも使
用可能な空冷式水分分離装置に関する。
用可能な空冷式水分分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】煙道排ガス等の比較的温度の高いサンプ
ルガスの測定では、サンプルガスラインにドレンセパレ
ータを設けて、分析計に導入する前にサンプルガス中の
水分を除去していた。そのドレンセパレータには、空冷
用のファンの排気口を臨ませて水分分離効率の向上を図
るようにしたものが多い。
ルガスの測定では、サンプルガスラインにドレンセパレ
ータを設けて、分析計に導入する前にサンプルガス中の
水分を除去していた。そのドレンセパレータには、空冷
用のファンの排気口を臨ませて水分分離効率の向上を図
るようにしたものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、防爆エリア
等においては、モータを使用できないため、ドレンセパ
レータにおいても自然冷却による分離がおこなわれてお
り、夏期等の外気の温度が高い場合においては、水分の
分離機能が低下するため、その対策が求められていた。
等においては、モータを使用できないため、ドレンセパ
レータにおいても自然冷却による分離がおこなわれてお
り、夏期等の外気の温度が高い場合においては、水分の
分離機能が低下するため、その対策が求められていた。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
夏場などの周囲温度が高い場合にも効率よく露点を下げ
ることができ、防爆エリアでの使用が可能な空冷式水分
分離装置を提供することを目的としている。
夏場などの周囲温度が高い場合にも効率よく露点を下げ
ることができ、防爆エリアでの使用が可能な空冷式水分
分離装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、サンプルガスを分析計に導入するためのサンプルガ
スラインに設けられるドレンセパレータに計装エア又は
計装N2 を吹き付けることにより前記サンプルガス中の
水分を分離させるように構成してなることを特徴として
いる。
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、サンプルガスを分析計に導入するためのサンプルガ
スラインに設けられるドレンセパレータに計装エア又は
計装N2 を吹き付けることにより前記サンプルガス中の
水分を分離させるように構成してなることを特徴として
いる。
【0006】計装エアや計装N2 を直接ドレンセパレー
タに吹き付けることで、サンプルガスが強制的に空冷さ
れ、夏場などの周囲温度が高い場合でも確実に露点を下
げることができる。
タに吹き付けることで、サンプルガスが強制的に空冷さ
れ、夏場などの周囲温度が高い場合でも確実に露点を下
げることができる。
【0007】冷却媒体として、安価な計装エアや計装N
2 を用いるためコスト安に水分を分離することができ、
また、給電の設備がない場所や防爆エリアでの使用が可
能となる。
2 を用いるためコスト安に水分を分離することができ、
また、給電の設備がない場所や防爆エリアでの使用が可
能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の空冷式水分分離装
置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1
は空冷式水分分離装置(以下分離装置という)の構成を
示す斜視図で、符号1はセパレータ本体、11はドレン
排出口、2はセパレータ本体1に螺旋状に巻回されたガ
イド板、3はそのセパレータ本体1に接続されたサンプ
ルガスライン、4はその取出口、5は外筒容器、6はそ
の外筒容器5の下部に設けられた計装エア(又は計装N
2 )の導入口、7はその外筒容器5の上部に設けられた
計装エアの取出口である。
置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1
は空冷式水分分離装置(以下分離装置という)の構成を
示す斜視図で、符号1はセパレータ本体、11はドレン
排出口、2はセパレータ本体1に螺旋状に巻回されたガ
イド板、3はそのセパレータ本体1に接続されたサンプ
ルガスライン、4はその取出口、5は外筒容器、6はそ
の外筒容器5の下部に設けられた計装エア(又は計装N
2 )の導入口、7はその外筒容器5の上部に設けられた
計装エアの取出口である。
【0009】上述のように、分離装置Sは二重の筒状構
造となっており、そのサンプルガスライン3には、例え
ば煙道排ガス等の高温のサンプルガスが導入される。セ
パレータ本体1内に導入されたサンプルガスはその内壁
面に衝突することにより含まれている水分がドレンとし
て析出されるが、そのセパレータ本体1の周囲が完全に
計装エアに包囲されているため、外気の温度の影響を受
けることなく、確実に露点を下げることができ、効率よ
くドレン化が促進される。
造となっており、そのサンプルガスライン3には、例え
ば煙道排ガス等の高温のサンプルガスが導入される。セ
パレータ本体1内に導入されたサンプルガスはその内壁
面に衝突することにより含まれている水分がドレンとし
て析出されるが、そのセパレータ本体1の周囲が完全に
計装エアに包囲されているため、外気の温度の影響を受
けることなく、確実に露点を下げることができ、効率よ
くドレン化が促進される。
【0010】このような計装エアは、工場内では比較手
容易に得られコスト安であり、また、その計装エア自体
は何ら発火性や引火性を伴うものではなく、防爆エリア
等においても支障なく使用することができる。また、特
に電源を必要としないことから、給電設備のない場所に
おいても使用できる利点がある。
容易に得られコスト安であり、また、その計装エア自体
は何ら発火性や引火性を伴うものではなく、防爆エリア
等においても支障なく使用することができる。また、特
に電源を必要としないことから、給電設備のない場所に
おいても使用できる利点がある。
【0011】図2は異なる実施形態を示し、この場合、
セパレータ本体1には特にガイド板を巻回させていない
が、計装エアが外筒容器5内に導入されると、セパレー
タ本体1との間の空間部に直ちに拡散され、前実施例と
同様に、そのセパレータ本体1が計装エアで包囲される
ため、外気温の影響を受けることなく、確実に露点を下
げることができる。なお、図示は省略するが、外筒容器
5を省き、セパレータ本体1に対して直接計装エアを吹
き付けるようにしてもよい。
セパレータ本体1には特にガイド板を巻回させていない
が、計装エアが外筒容器5内に導入されると、セパレー
タ本体1との間の空間部に直ちに拡散され、前実施例と
同様に、そのセパレータ本体1が計装エアで包囲される
ため、外気温の影響を受けることなく、確実に露点を下
げることができる。なお、図示は省略するが、外筒容器
5を省き、セパレータ本体1に対して直接計装エアを吹
き付けるようにしてもよい。
【0012】図3は分離装置Sの接続フローの一例を示
し、符号21は煙道、22はサンプリングプローブ、2
3はフィルタ、24は分析計、25はドレン受容器、2
6は計装エア導入ライン、27はストップバルブ、28
は減圧弁、29はエアクーラー、30はニードル弁であ
る。なお、この場合、分離装置S内に導入した計装エア
は外筒容器5の上部に開設した開口17から大気に放出
させている。
し、符号21は煙道、22はサンプリングプローブ、2
3はフィルタ、24は分析計、25はドレン受容器、2
6は計装エア導入ライン、27はストップバルブ、28
は減圧弁、29はエアクーラー、30はニードル弁であ
る。なお、この場合、分離装置S内に導入した計装エア
は外筒容器5の上部に開設した開口17から大気に放出
させている。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空冷式水
分分離装置によれば、サンプルガスを分析計に導入する
ためのサンプルガスラインに設けられるドレンセパレー
タに計装エア又は計装N2 を吹き付けるので、サンプル
ガスが強制的に空冷され、夏場などの周囲温度が高い場
合でも確実に露点を下げることができる。
分分離装置によれば、サンプルガスを分析計に導入する
ためのサンプルガスラインに設けられるドレンセパレー
タに計装エア又は計装N2 を吹き付けるので、サンプル
ガスが強制的に空冷され、夏場などの周囲温度が高い場
合でも確実に露点を下げることができる。
【0014】また、計装エアや計装N2 が安価であるた
め、コスト安に水分を分離することができ、給電の設備
がない場所や防爆エリアでの使用が可能となる。
め、コスト安に水分を分離することができ、給電の設備
がない場所や防爆エリアでの使用が可能となる。
【図1】本発明の空冷式水分分離装置の一実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】同異なる実施形態を示す断面図である。
【図3】同空冷式水分分離装置接続フローの一例を示す
図面である。
図面である。
【符号の説明】 3…サンプルガスライン、24…分析計、S…ドレンセ
パレータ。
パレータ。
Claims (1)
- 【請求項1】 サンプルガスを分析計に導入するための
サンプルガスラインに設けられるドレンセパレータに計
装エア又は計装N2 を吹き付けることにより前記サンプ
ルガス中の水分を分離させるように構成してなることを
特徴とする空冷式水分分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35893496A JPH10197422A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 空冷式水分分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35893496A JPH10197422A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 空冷式水分分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10197422A true JPH10197422A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=18461877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35893496A Pending JPH10197422A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 空冷式水分分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10197422A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003042915A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 排ガスサンプリング装置 |
KR20220018409A (ko) | 2020-08-06 | 2022-02-15 | 고요 써모 시스템 가부시끼 가이샤 | 수분 분리 장치 |
-
1996
- 1996-12-28 JP JP35893496A patent/JPH10197422A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003042915A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 排ガスサンプリング装置 |
JP4613461B2 (ja) * | 2001-07-30 | 2011-01-19 | 株式会社Ihi | 排ガスサンプリング装置 |
KR20220018409A (ko) | 2020-08-06 | 2022-02-15 | 고요 써모 시스템 가부시끼 가이샤 | 수분 분리 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |