JPH0647534Y2 - 気液分離器 - Google Patents

気液分離器

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JPH0647534Y2
JPH0647534Y2 JP1990028553U JP2855390U JPH0647534Y2 JP H0647534 Y2 JPH0647534 Y2 JP H0647534Y2 JP 1990028553 U JP1990028553 U JP 1990028553U JP 2855390 U JP2855390 U JP 2855390U JP H0647534 Y2 JPH0647534 Y2 JP H0647534Y2
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日出樹 小池
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Horiba Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D45/00Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
    • B01D45/12Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces
    • B01D45/14Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by centrifugal forces generated by rotating vanes, discs, drums or brushes
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/0004Gaseous mixtures, e.g. polluted air
    • G01N33/0009General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
    • G01N33/0011Sample conditioning

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サンプルガスを気液分離室に導入し、サンプ
ルガス中に含まれる液体や不純物(以下、液体分と云
う)を遠心分離器によって分離して、液体分が可及的に
少ないサンプルガスを得るようにした気液分離器に関す
る。
〔従来の技術〕
前記気液分離器は、例えば自動車の排ガスを測定して大
気汚染物質を分析する赤外線分析計の補助装置として使
用されている。すなわち、自動車の排ガスを分析して、
排ガス中に含まれるCO2,NOx,HCなどの濃度を測定するの
に、一般的には、排ガスの一部をサンプルガスとしてこ
れを赤外線分析計に供給するようにしている。
しかしながら、この赤外線分析計を用いて排ガスを分析
する場合、サンプルガス中に液体分が含まれていると分
析結果に誤差が生じることから、高性能の気液分離器が
望まれている。
第3図は従来の気液分離器を示し、この図において、41
は本体ブロック、42はこの本体ブロック42に対して着脱
自在に嵌着される分離ブロック体である。本体ブロック
41の内部には、分離ブロック体42側にほぼ直方体形状の
中空室からなる気液分離室43が形成されると共に、一端
が気液分離室43に連なり他端にバイパス出口44を有する
バイパス路45が形成されている。そして、分離ブロック
体42には、それぞれ一端が外部に開口し他端が気液分離
室43内に開口したサンプルガス導入路46,サンプルガス
導出路47が形成されている。なお、48,49は図外の導管
がそれぞれ接続される接続部、50は分離ブロック体42の
外周に設けられるシール部材である。また、バイパス出
口44にはドレンポット(図外)が接続される。
51は本体ブロック41の内部に設けられる遠心分離器で、
そのモータ52はモータブロック53を介して本体ブロック
41内に埋設され、また、モータ52によって高速に回転駆
動される円板状の回転体54はその上面55をサンプルガス
導入路46,サンプルガス導出路47の内部側開口56,57にで
きるだけ近づけた状態で設けられている。そして、回転
体54の上面55と分離ブロック体42の下端面58との間に形
成される間隙gは、本体ブロック41の上端側のショルダ
ー部59と分離ブロック体42のショルダー部60とによって
所定の寸法になるようにしてある。
而して、上記構成の気液分離器において、サンプルガス
導入路46側の接続部48を導管(図外)を介して自動車の
エンジン(図外)側に接続すると共に、サンプルガス導
出路47の接続部49を導管(図外)を介して赤外線分析計
(図外)側に接続することにより、サンプルガスがサン
プルガス導入路46を介して気液分離室43内に導入され
る。そして、このサンプルガスは高速回転する回転体54
によって気液分離され、液体分が殆ど除去されたサンプ
ルガスは、サンプルガス導出路47を経て赤外線分析計側
に導出される。一方、気液分離された液体分はバイパス
路44を経てバイパス出口側に設けられたドレンポット
(図外)内に収容される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この種の気液分離器におけるサンプルガスは
自動車のエンジンなどから排出されるものであるから、
気液分離室43内や遠心分離器51の回転体54などが汚損さ
れやすく、特に、回転体54の上面55と分離ブロック体42
の下端面58との間に形成される間隙gに不純物や異物が
溜まってその寸法が変化すると、気液分離特性が低下す
るところから、気液分離室43内部などを適宜洗浄する必
要がある。
そして、前記洗浄を行う際、第3図において仮想線で示
すように、分離ブロック体42を本体ブロック41から分離
しなければならないが、このとき、分離ブロック体42の
サンプルガス導入路側の接続部48およびサンプルガス導
出路側の接続部49にそれぞれ接続された導管(図外)を
一旦取り外す必要があると共に、洗浄終了後、再び前記
導管を接続部48および49に接続する必要があり、この導
管の取外しおよび接続作業が大変煩雑である。
また、遠心分離器51はその回転体54を極めて高速(例え
ば、11,000〜13,000rpm)で回転させる要があるため、
モータ52の損耗が著しく、そのメンテナンスまたは取替
えを行う必要があるが、上記従来の気液分離器の構成の
ものでは、モータ52がモータブロック53を介して本体ブ
ロック41内に埋設されているため、メンテナンスなどを
容易に行うことができなかった。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、気液分離室内などの洗浄に際し
て、本体ブロックに接続される導管を取り外したり、接
続したりする必要がないと共に、遠心分離器のメンテナ
ンスを容易に行うことができる気液分離器を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案においては以下のよ
うに構成している。すなわち、本体ブロック内に形成さ
れた気液分離室と、この気液分離室とそれぞれ連通する
サンプルガス導入路およびサンプルガス導出路と、前記
サンプルガス導入路の内部側開口に対して所定の間隙を
保持しつつ回転する回転体およびこの回転体を駆動する
モータとからなる遠心分離器と、この遠心分離器によっ
て遠心分離された液体分を排出するバイパス路とを備え
た気液分離器において、前記サンプルガス導入路および
サンプルガス導出路を前記本体ブロックに形成すると共
に、前記遠心分離器をモータブロックを介して前記本体
ブロックに対して着脱自在に取り付けたことを特徴とし
ている。
〔作用〕
上記構成の気液分離器においては、サンプルガス導入路
を介して気液分離室内に導入されたサンプルガスは、高
速回転する回転体によって気液分離され、液体分が殆ど
除去されたサンプルガスはサンプルガス導出路を経て分
析計測に導出される。一方、気液分離された液体分はバ
イパス路を経てバイパス出口から出て行く。
そして、気液分離室内の洗浄に際しては、モータブロッ
クを本体ブロックから取り外すことにより、遠心分離器
を本体ブロック外に簡単に取り出すことができる。ま
た、この遠心分離器の取外しの際、サンプルガス導入路
およびサンプルガス導出路にそれぞれ接続された導管を
本体ブロックから取り外す必要は全くない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る気液分離器を示し、こ
の図において、1は例えばアルミニウムよりなる本体ブ
ロックで、その内部には、ほぼ直方体形状の中空室から
なる気液分離室2が形成されると共に、一端が気液分離
室2に連なり他端にバイパス出口3を有するバイパス路
4が形成されている。そして、本体ブロック1の上部側
には、それぞれ一端が外部に開口し他端が気液分離室2
内に開口したサンプルガス導入路5,サンプルガス導出路
6が形成されている。
7は気液分離室2の下方に設けられる遠心分離器で、モ
ータ8とこのモータ8によって駆動されることにより高
速回転する円板状の回転体9とからなり、本体ブロック
1に対して着脱自在に取り付けられている。すなわち、
本体ブロック1には気液分離室2の下方にこれと連通す
ると共に外部が開口した装着孔10が開設してある。一
方、モータ8は装着孔10に挿入装着されるモータブロッ
ク11内に保持されている。このモータブロック11は例え
ばアルミニウムよりなり、その下端側にフランジ部12を
備えると共に、下端側に開口した穴13を備えており、モ
ータ8は穴13内に収容された状態でねじ14によってモー
タブロック11に取り付けられるか、または、ねじ14を用
いず、エポキシ樹脂を充填して接着固定されている。そ
して、モータ8を保持したモータブロック11を本体ブロ
ック1の装着穴10に挿入し、ねじ15によってフランジ部
12を本体ブロック1の下端面16に固定することにより、
遠心分離器7は本体ブロック1に取り付けられるのであ
る。この場合、回転体9と前記サンプルガス導入路5の
内部側開口17との間の隙間gは本体ブロック1のショル
ダー部18とモータブロック11のショルダー部19とによっ
て規定される。なお、20はモータブロック11の外面と、
装着孔10の壁面21との間に介装されるシール部材であ
る。また、22はサンプルガス導出路6の内部側開口であ
る。
前記サンプルガス導入路5の外部側には、図外のサンプ
ルガス供給源からのサンプルガスの圧力影響を緩和する
ためのベンチュリ管のような絞り23が設けてある。ま
た、サンプルガス導出路6の外部側には、遠心分離器7
では分離し得ない異物を除去するためのフィルタ24が設
けてあり、このフィルタ24の外方に設けられる接続部25
には半透膜除湿器26が接続してある。この半透膜除湿器
26は二重管構造になっており、その外管27の内部には半
透膜よりなる内管28が設けてあって、外管27と内管28と
の間の流路29に乾燥したエヤーまたは窒素ガスを流すこ
とにより、内管28内を流れるサンプルガスにおける水分
濃度をより低下させるようにしてある。
なお、第1図においては図示してないが、絞り23にはサ
ンプルガス供給源に連なる導管が接続され、また、半透
膜除湿器26には赤外線分析計などの分析計に連なる導管
が接続される。そして、バイパス出口3にはドレンポッ
トが接続される。
而して、上記構成の気液分離器においては、サンプルガ
ス導入路5を介して気液分離室2内に導入されたサンプ
ルガスは、高速回転する回転体9によって気液分離さ
れ、液体分が殆ど除去されたサンプルガスはサンプルガ
ス導出路6を経て分析計測に導出される。一方、気液分
離された液体分はバイパス路4を経てバイパス出口3か
ら出て行き、図外のドレンポットに収容される。
そして、気液分離室2内の洗浄に際しては、第1図にお
いて仮想線で示すように、モータブロック11を本体ブロ
ック1から取り外すことにより、遠心分離器7を本体ブ
ロック1外に簡単に取り出すことができ、遠心分離器7
の点検あるいは交換が容易に行なえる。この遠心分離器
7の取外しの際、サンプルガス導入路5およびサンプル
ガス導出路6にそれぞれ接続された導管を本体ブロック
1から取り外す必要は全くない。従って、サンプルガス
導入路5に絞り23を設けたり、また、サンプルガス導出
路6にフィルタ24や半透膜除湿器26を設けることがで
き、この種の気液分離器の性能をより一層向上させるこ
とができると共に、前記部材23,24,26を本体ブロック1
に対して固定的に一体化して設けることができるので、
コンパクトに構成することが可能である。
第2図は本考案の他の実施例を示し、この実施例におい
ては、装着孔10内に段差部30を形成し、モータブロック
11を本体ブロック1内に完全収容して、モータブロック
11のフランジ部12を段差部30において固定するようにし
ている。
このように構成しても前記実施例と同様の効果を奏する
ことは云うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案においては、サンプルガス
導入路およびサンプルガス導出路を本体ブロックに形成
すると共に、遠心分離器をモータブロックを介して本体
ブロックに対して着脱自在に取り付けるようにしたの
で、気液分離室内などの洗浄に際して、本体ブロックに
接続される導管を取り外したり、接続したりする必要が
ないと共に、遠心分離器のメンテナンスを容易に行うこ
とができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る気液分離器を示す断面
図である。 第2図は本考案の他の実施例に係る気液分離器を示す断
面図である。 第3図は従来例を示す断面図である。 1…本体ブロック、2…気液分離室、4…バイパス路、
5…サンプルガス導入路、6…サンプルガス導出路、7
…遠心分離器、8…モータ、9…回転体、11…モータブ
ロック、17…サンプルガス導入路の内部側開口、g…間
隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ブロック(1)内に形成された気液分
    離室(2)と、この気液分離室とそれぞれ連通するサン
    プルガス導入路(5)およびサンプルガス導出路(6)
    と、前記サンプルガス導入路の内部側開口に対して所定
    の間隙を保持しつつ回転する回転体(9)およびこの回
    転体(9)を駆動するモータ(8)とからなる遠心分離
    器(7)と、この遠心分離器によって遠心分離された液
    体分を排出するバイパス路(4)とを備えた気液分離器
    において、前記サンプルガス導入路(5)およびサンプ
    ルガス導出路(6)を前記本体ブロック(1)に形成す
    ると共に、前記遠心分離器をモータブロック(11)を介
    して前記本体ブロックに対して着脱自在に取り付けたこ
    とを特徴とする気液分離器。
JP1990028553U 1990-03-19 1990-03-19 気液分離器 Expired - Lifetime JPH0647534Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990028553U JPH0647534Y2 (ja) 1990-03-19 1990-03-19 気液分離器
EP91104061A EP0447992B1 (en) 1990-03-19 1991-03-15 Gas liquid separator
DE69107636T DE69107636T2 (de) 1990-03-19 1991-03-15 Gasflüssigkeitsabscheider.
US07/671,477 US5100441A (en) 1990-03-19 1991-03-19 Gas liquid separator with improved housing configuration

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990028553U JPH0647534Y2 (ja) 1990-03-19 1990-03-19 気液分離器

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JPH03119409U JPH03119409U (ja) 1991-12-10
JPH0647534Y2 true JPH0647534Y2 (ja) 1994-12-07

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EP (1) EP0447992B1 (ja)
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DE (1) DE69107636T2 (ja)

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