JPH1019639A - フロート式液面レベル検出器 - Google Patents
フロート式液面レベル検出器Info
- Publication number
- JPH1019639A JPH1019639A JP19157296A JP19157296A JPH1019639A JP H1019639 A JPH1019639 A JP H1019639A JP 19157296 A JP19157296 A JP 19157296A JP 19157296 A JP19157296 A JP 19157296A JP H1019639 A JPH1019639 A JP H1019639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- prism
- light
- liquid level
- optical sensor
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】機械的な可動部分が存在せず経年変化を生じる
ことなく検出精度の安定性と耐久性に優れたフロート式
液面レベル検出器を提供する。 【構成】液面レベルの昇降に伴い浮泛姿勢が変化するフ
ロート1内において、光センサ3の発光部と受光部をプ
リズム4の一面へ対向させると共に上記浮泛姿勢の変化
によって流動する透光性液体5を封入し、該液体5がプ
リズム4の背面から離隔することにより光センサ3の発
光部から発する光信号がプリズム4内で屈折して受光部
へ達し、上記液体5がプリズム4の背面へ重合すること
により光センサの発光部から発する光信号がプリズム内
を透過し受光部へは達しないよう構成する。
ことなく検出精度の安定性と耐久性に優れたフロート式
液面レベル検出器を提供する。 【構成】液面レベルの昇降に伴い浮泛姿勢が変化するフ
ロート1内において、光センサ3の発光部と受光部をプ
リズム4の一面へ対向させると共に上記浮泛姿勢の変化
によって流動する透光性液体5を封入し、該液体5がプ
リズム4の背面から離隔することにより光センサ3の発
光部から発する光信号がプリズム4内で屈折して受光部
へ達し、上記液体5がプリズム4の背面へ重合すること
により光センサの発光部から発する光信号がプリズム内
を透過し受光部へは達しないよう構成する。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、光センサを用いたフロー
ト式液面レベル検出器に関する。
ト式液面レベル検出器に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、フロート式液面レベル
検出器に内装される電気開閉機構としては、リードスイ
ッチを可動マグネットにより作動させるものと、マイク
ロスイッチを可動錘により作動させるものが主流であっ
た。そしてこれらの構成では、可動部とガイドとの摺動
面に磨耗を生じるなどによって精度に経年変化が現れる
という欠点がある。
検出器に内装される電気開閉機構としては、リードスイ
ッチを可動マグネットにより作動させるものと、マイク
ロスイッチを可動錘により作動させるものが主流であっ
た。そしてこれらの構成では、可動部とガイドとの摺動
面に磨耗を生じるなどによって精度に経年変化が現れる
という欠点がある。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、機械的な可動部分が存
在せず経年変化を生じることなく検出精度の安定性と耐
久性に優れたフロート式液面レベル検出器を提供するこ
とにある。
在せず経年変化を生じることなく検出精度の安定性と耐
久性に優れたフロート式液面レベル検出器を提供するこ
とにある。
【0004】
【発明の構成】本発明に係るフロート式液面レベル検出
器では、液面レベルの昇降に伴い浮泛姿勢の変化するよ
う浮設されたフロート内において、光センサの発光部と
受光部を相互に間隔を保ってプリズムの一面へ対向させ
るよう並設すると共に、上記浮泛姿勢の変化によって流
動するよう透光性液体を封入し、透光性液体がプリズム
の背面から離隔方向へ流動することにより光センサの発
光部から発する光信号がプリズム内で屈折して受光部へ
達し、透光性液体がプリズムの背面へ重なる方向へ流動
することにより光センサの発光部から発する光信号がプ
リズム内を透過して受光部へは達しないよう構成されて
いる。
器では、液面レベルの昇降に伴い浮泛姿勢の変化するよ
う浮設されたフロート内において、光センサの発光部と
受光部を相互に間隔を保ってプリズムの一面へ対向させ
るよう並設すると共に、上記浮泛姿勢の変化によって流
動するよう透光性液体を封入し、透光性液体がプリズム
の背面から離隔方向へ流動することにより光センサの発
光部から発する光信号がプリズム内で屈折して受光部へ
達し、透光性液体がプリズムの背面へ重なる方向へ流動
することにより光センサの発光部から発する光信号がプ
リズム内を透過して受光部へは達しないよう構成されて
いる。
【0005】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【0006】1は液面レベルの昇降に伴い浮泛姿勢が変
化するようケーブル2に繁留された中空状のフロートで
ある。3はフロート1内に装備される光センサであっ
て、その発光部(赤外発光ダイオード)3aと受光部
(フォトトランジスタ)3bを一定の間隔に並設させて
後記プリズム4の一面4aへ対向させるのである。5は
フロート1の浮泛姿勢の変化によって流動するよう封入
された透光性の液体である。一面4aを光センサ3の発
光部3aと受光部3bへ対向させて定着されるプリズム
4は凸状の背面4b,4cによって二等辺三角形に形成
されており、透光性液体5がプリズム4の背面4b,4
cから離隔方向へ流動することにより光センサ3の発光
部3aから発する光信号がプリズム4内で屈折して受光
部3bへ達し、また、透光性液体5がプリズム4の背面
へ重なる方向へ流動することにより光センサ3の発光部
3aから発する光信号がプリズム4内を透過して受光部
3bへは達しないのである。
化するようケーブル2に繁留された中空状のフロートで
ある。3はフロート1内に装備される光センサであっ
て、その発光部(赤外発光ダイオード)3aと受光部
(フォトトランジスタ)3bを一定の間隔に並設させて
後記プリズム4の一面4aへ対向させるのである。5は
フロート1の浮泛姿勢の変化によって流動するよう封入
された透光性の液体である。一面4aを光センサ3の発
光部3aと受光部3bへ対向させて定着されるプリズム
4は凸状の背面4b,4cによって二等辺三角形に形成
されており、透光性液体5がプリズム4の背面4b,4
cから離隔方向へ流動することにより光センサ3の発光
部3aから発する光信号がプリズム4内で屈折して受光
部3bへ達し、また、透光性液体5がプリズム4の背面
へ重なる方向へ流動することにより光センサ3の発光部
3aから発する光信号がプリズム4内を透過して受光部
3bへは達しないのである。
【0007】
【作用】本発明フロート式液面レベル検出器を用いて、
例えば液槽内の液位が所定の下降限に達したことを検出
せんとする場合、図1に示すよう液位が高い間はフロー
ト1は上傾姿勢を保持しており、このときプリズム4の
背面4b,4cは図3に見られるよう透光性液体5に覆
われているため、発光部3aから発した光信号はプリズ
ム4内を透過し、受光部3bは光信号を受けないので電
流が発生しない。しかし液位が低下して所定の下降限に
達すると図2のようにフロート1は下傾姿勢に転じ、透
光性液体5がプリズム4の背面4b,4cから離隔する
ため、図4に見られるよう発光部3aから発した光信号
はプリズム4内で屈折して受光部3bへ達し、光信号を
受けた受光部3bは出力信号が発生する。このようにし
て液槽内の液位が所定の下降限に達したことを検出し得
るのである。
例えば液槽内の液位が所定の下降限に達したことを検出
せんとする場合、図1に示すよう液位が高い間はフロー
ト1は上傾姿勢を保持しており、このときプリズム4の
背面4b,4cは図3に見られるよう透光性液体5に覆
われているため、発光部3aから発した光信号はプリズ
ム4内を透過し、受光部3bは光信号を受けないので電
流が発生しない。しかし液位が低下して所定の下降限に
達すると図2のようにフロート1は下傾姿勢に転じ、透
光性液体5がプリズム4の背面4b,4cから離隔する
ため、図4に見られるよう発光部3aから発した光信号
はプリズム4内で屈折して受光部3bへ達し、光信号を
受けた受光部3bは出力信号が発生する。このようにし
て液槽内の液位が所定の下降限に達したことを検出し得
るのである。
【0008】
【発明の効果】本発明フロート式液面レベル検出器によ
れば、機械的な可動部分が存在しない構造であるため、
経年変化を生じることなく検出精度の安定性と耐久性に
優れるという利点がある。
れば、機械的な可動部分が存在しない構造であるため、
経年変化を生じることなく検出精度の安定性と耐久性に
優れるという利点がある。
【図1】本発明フロート式液面レベル検出器の一実施例
における断面図であって、フロートが上傾姿勢にあって
透光性液体がプリズムの背面を覆っている状態を示す。
における断面図であって、フロートが上傾姿勢にあって
透光性液体がプリズムの背面を覆っている状態を示す。
【図2】本発明フロート式液面レベル検出器の一実施例
における断面図であって、フロートが下傾姿勢となって
透光性液体がプリズムの背面から離隔している状態を示
す。
における断面図であって、フロートが下傾姿勢となって
透光性液体がプリズムの背面から離隔している状態を示
す。
【図3】本発明フロート式液面レベル検出器における光
信号の光路形成の説明図であって、プリズム背面に透光
性液体が存在することにより発光部から発する光信号が
プリズム内を透過して受光部へは達しない状態を示す。
信号の光路形成の説明図であって、プリズム背面に透光
性液体が存在することにより発光部から発する光信号が
プリズム内を透過して受光部へは達しない状態を示す。
【図4】本発明フロート式液面レベル検出器における光
信号の光路形成の説明図であって、プリズム背面に透光
性液体が存在しないことにより発光部から発する光信号
がプリズム内で屈折して受光部へ達する状態を示す。
信号の光路形成の説明図であって、プリズム背面に透光
性液体が存在しないことにより発光部から発する光信号
がプリズム内で屈折して受光部へ達する状態を示す。
1 フロート 3 光センサ 3a 発光部 3b 受光部 4 プリズム 5 透光性液体
Claims (1)
- 【請求項1】液面レベルの昇降に伴い浮泛姿勢の変化す
るよう浮設されたフロート内において、光センサの発光
部と受光部を相互に間隔を保ってプリズムの一面へ対向
させるよう並設すると共に、上記浮泛姿勢の変化によっ
て流動するよう透光性液体を封入し、透光性液体がプリ
ズムの背面から離隔方向へ流動することにより光センサ
の発光部から発する光信号がプリズム内で屈折して受光
部へ達し、透光性液体がプリズムの背面へ重なる方向へ
流動することにより光センサの発光部から発する光信号
がプリズム内を透過して受光部へは達しないよう、構成
したことを特徴とするフロート式液面レベル検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19157296A JPH1019639A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | フロート式液面レベル検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19157296A JPH1019639A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | フロート式液面レベル検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1019639A true JPH1019639A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16276905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19157296A Pending JPH1019639A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | フロート式液面レベル検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1019639A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10384755B2 (en) | 2010-02-11 | 2019-08-20 | Seven Marine, Llc | Large outboard motor for marine vessel application and related methods of making and operating same |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP19157296A patent/JPH1019639A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10384755B2 (en) | 2010-02-11 | 2019-08-20 | Seven Marine, Llc | Large outboard motor for marine vessel application and related methods of making and operating same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040701 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041019 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |