JPH10196028A - 建築物用フレーム取付構造 - Google Patents
建築物用フレーム取付構造Info
- Publication number
- JPH10196028A JPH10196028A JP588597A JP588597A JPH10196028A JP H10196028 A JPH10196028 A JP H10196028A JP 588597 A JP588597 A JP 588597A JP 588597 A JP588597 A JP 588597A JP H10196028 A JPH10196028 A JP H10196028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- vertical frame
- covering material
- covering
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 経年変化によりシール性が劣化する合成ゴム
製のキャッチパンやコーキング材を使用することなく、
優れたシール性を有し、かつ見栄えのよい建築物用フレ
ーム取付構造の提供。 【解決手段】 縦フレーム１と横フレーム２とで構成さ
れる枠に被覆材５の周囲が各フレーム１，２の被覆材受
け３と縦フレーム被覆材押さえ２１及び横フレーム被覆
材押さえ２２とで挟持されて固定される建築物用フレー
ム取付構造において、縦フレーム１に、長手方向に連続
して両側面の下部に排水溝１１ａを設けた防水性シート
１１を被覆した建築物用フレーム取付構造。
製のキャッチパンやコーキング材を使用することなく、
優れたシール性を有し、かつ見栄えのよい建築物用フレ
ーム取付構造の提供。 【解決手段】 縦フレーム１と横フレーム２とで構成さ
れる枠に被覆材５の周囲が各フレーム１，２の被覆材受
け３と縦フレーム被覆材押さえ２１及び横フレーム被覆
材押さえ２２とで挟持されて固定される建築物用フレー
ム取付構造において、縦フレーム１に、長手方向に連続
して両側面の下部に排水溝１１ａを設けた防水性シート
１１を被覆した建築物用フレーム取付構造。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天窓、サンルーム
等の建築物に使用される建築物用フレーム取付構造に関
する。
等の建築物に使用される建築物用フレーム取付構造に関
する。
【０００２】
【従来の技術】図６は、天窓の骨組構造の一例を示す斜
視図である。天窓は、全体をコンクリート製あるいは鉄
骨製の躯体（図示せず）で支持された鋼製、アルミニウ
ム製等の縦フレーム１と横フレーム２とにより山型に組
み立った骨組みにガラス板等の被覆材５を取り付けた構
造となっている。なお、天窓の全体の形状は、図６に示
された山型の他にも、例えば、片流れ型、角錐型、ドー
ム型等種々の形状をしたものがあり、また、フレーム等
の各部の構造についても種々の形のものがある。縦フレ
ームと横フレームの組立ては、下地鉄骨に溶接されたＬ
型の下部ファスナーにＬ型の上部ファスナーをボルトと
ナットで固定し、上部ファスナーと縦フレームをボルト
とナットで固定し、縦フレームには横フレームが固定さ
れる。
視図である。天窓は、全体をコンクリート製あるいは鉄
骨製の躯体（図示せず）で支持された鋼製、アルミニウ
ム製等の縦フレーム１と横フレーム２とにより山型に組
み立った骨組みにガラス板等の被覆材５を取り付けた構
造となっている。なお、天窓の全体の形状は、図６に示
された山型の他にも、例えば、片流れ型、角錐型、ドー
ム型等種々の形状をしたものがあり、また、フレーム等
の各部の構造についても種々の形のものがある。縦フレ
ームと横フレームの組立ては、下地鉄骨に溶接されたＬ
型の下部ファスナーにＬ型の上部ファスナーをボルトと
ナットで固定し、上部ファスナーと縦フレームをボルト
とナットで固定し、縦フレームには横フレームが固定さ
れる。
【０００３】アルミ型押し材の製造上の理由により、フ
レームの長さが制限されているので、形状の大きい天窓
を構成する場合、数本のフレームを連結して使用する
が、その場合、連結部より漏水しやすいので、合成ゴム
製のキャッチパンで連結するか、あるいは、連結部をコ
ーキング材でシールするなどして漏水防止がなされてい
る。
レームの長さが制限されているので、形状の大きい天窓
を構成する場合、数本のフレームを連結して使用する
が、その場合、連結部より漏水しやすいので、合成ゴム
製のキャッチパンで連結するか、あるいは、連結部をコ
ーキング材でシールするなどして漏水防止がなされてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記の合成ゴム製のキ
ャッチパンでの連結、コーキング材でのシールは、経年
変化によりシール性が劣化し、連結部で漏水しやすい。
また、鉄製フレームの連結部をキャッチパンあるいはコ
ーキング材でシールしたものは、天窓を下から見た時に
全体の見栄えがよくないという欠点がある。
ャッチパンでの連結、コーキング材でのシールは、経年
変化によりシール性が劣化し、連結部で漏水しやすい。
また、鉄製フレームの連結部をキャッチパンあるいはコ
ーキング材でシールしたものは、天窓を下から見た時に
全体の見栄えがよくないという欠点がある。
【０００５】本発明は、経年変化によりシール性が劣化
する合成ゴム製のキャッチパンやコーキング材を使用す
ることなく、優れたシール性を有し、かつ見栄えのよい
建築物用フレーム取付構造を提供するものである。
する合成ゴム製のキャッチパンやコーキング材を使用す
ることなく、優れたシール性を有し、かつ見栄えのよい
建築物用フレーム取付構造を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の建築物用フレー
ム取付構造は、縦フレームと横フレームとで構成される
枠に被覆材の周囲が各フレームの被覆材受けと縦フレー
ム被覆材押さえ及び横フレーム被覆材押さえとで挟持さ
れて固定される建築物用フレーム取付構造において、縦
フレームに、長手方向に連続して両側面の下部に排水溝
を設けた防水性シートを被覆したことを特徴とする。
ム取付構造は、縦フレームと横フレームとで構成される
枠に被覆材の周囲が各フレームの被覆材受けと縦フレー
ム被覆材押さえ及び横フレーム被覆材押さえとで挟持さ
れて固定される建築物用フレーム取付構造において、縦
フレームに、長手方向に連続して両側面の下部に排水溝
を設けた防水性シートを被覆したことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は本発明の１実施例における
縦フレームの連結構造を示す断面図、図２は図１のＡ−
Ａ断面で横フレームの連結構造を示す断面図、図３は図
１のＢ−Ｂ断面で横フレームの連結構造を示す断面図で
ある。
縦フレームの連結構造を示す断面図、図２は図１のＡ−
Ａ断面で横フレームの連結構造を示す断面図、図３は図
１のＢ−Ｂ断面で横フレームの連結構造を示す断面図で
ある。
【０００８】図１、図２及び図３において、縦フレーム
１の上部に長手方向に連続して両側面に排水溝１１ａを
設けたゴム又は合成ゴム等の弾性を有しかつ防水性のあ
る防水シート１１を重ね、さらに、防水性シート１１の
上にゴム又は合成ゴム等の弾性を有する被覆材受け３を
取り付けた被覆材取付部材１０を重ね、被覆材取付部材
１０及び防水性シート１１をビス１７で縦フレーム１に
取り付ける。
１の上部に長手方向に連続して両側面に排水溝１１ａを
設けたゴム又は合成ゴム等の弾性を有しかつ防水性のあ
る防水シート１１を重ね、さらに、防水性シート１１の
上にゴム又は合成ゴム等の弾性を有する被覆材受け３を
取り付けた被覆材取付部材１０を重ね、被覆材取付部材
１０及び防水性シート１１をビス１７で縦フレーム１に
取り付ける。
【０００９】図４は防水性シート１１の斜視図で、防水
性シート１１の幅方向の端部には溝からなる係止部１１
ｂが設けてあり、底部カバー１２の両端部と嵌合して防
水性シート１１の排水溝１１ａのたるみをなくしてい
る。底部カバー１２はビス１８により縦フレーム１に固
定される。
性シート１１の幅方向の端部には溝からなる係止部１１
ｂが設けてあり、底部カバー１２の両端部と嵌合して防
水性シート１１の排水溝１１ａのたるみをなくしてい
る。底部カバー１２はビス１８により縦フレーム１に固
定される。
【００１０】被覆材取付部材１０の被覆材受け３にガラ
ス板等の被覆材５を載せ、その上にゴム又は合成ゴム等
の弾性を有する被覆材押さえ４を取り付けた縦フレーム
被覆材押さえ２１を載せ、弾性を有するスペーサー６を
介してビス９で被覆材受け３と被覆材押さえ４との間に
被覆材５を固定し、縦フレーム被覆材押さえ２１のビス
９の上部は漏水防止のため目地ゴム７で覆う。なお、被
覆材取付け部材１０と縦フレーム被覆材押さえ２１の間
にあるスペーサー６は合成ゴム等の断熱性能が良いもの
を使用することで、フレームの結露を防ぐことができ
る。
ス板等の被覆材５を載せ、その上にゴム又は合成ゴム等
の弾性を有する被覆材押さえ４を取り付けた縦フレーム
被覆材押さえ２１を載せ、弾性を有するスペーサー６を
介してビス９で被覆材受け３と被覆材押さえ４との間に
被覆材５を固定し、縦フレーム被覆材押さえ２１のビス
９の上部は漏水防止のため目地ゴム７で覆う。なお、被
覆材取付け部材１０と縦フレーム被覆材押さえ２１の間
にあるスペーサー６は合成ゴム等の断熱性能が良いもの
を使用することで、フレームの結露を防ぐことができ
る。
【００１１】縦フレーム１の両側面には、横フレーム取
付け金物２０がボルト１４、ナット１５及びワッシャ１
６で取り付けられている。内部スチール２ｂがビス２９
で固定されている横フレーム２ａをボルト２３、ナット
２４及びワッシャ２５で横フレーム取付け金物２０に取
り付ける。
付け金物２０がボルト１４、ナット１５及びワッシャ１
６で取り付けられている。内部スチール２ｂがビス２９
で固定されている横フレーム２ａをボルト２３、ナット
２４及びワッシャ２５で横フレーム取付け金物２０に取
り付ける。
【００１２】横フレーム２ａについても、縦フレーム１
と同様に、被覆材受けゴム３が取り付けられており、被
覆材受け３の上に載せられた被覆材５に横フレーム被覆
材押さえ２２を重ね、スペーサー６を介してビス９によ
り横フレーム被覆材押さえ２２を取り付けて被覆材５を
固定し、ビス９の上部は目地ゴム７で覆う。
と同様に、被覆材受けゴム３が取り付けられており、被
覆材受け３の上に載せられた被覆材５に横フレーム被覆
材押さえ２２を重ね、スペーサー６を介してビス９によ
り横フレーム被覆材押さえ２２を取り付けて被覆材５を
固定し、ビス９の上部は目地ゴム７で覆う。
【００１３】図５は本発明における排水部被覆材押さえ
の取り付け部分を示す斜視図で、縦フレーム被覆材押さ
え２１の両側に位置する横フレーム被覆材押さえ２２の
両端には、ゴム又は合成ゴム等の弾性を有する排水部被
覆材押さえ２６の一端を端部ふさぎゴム３１で押さえて
連設し、他端を被覆材押さえ４で押さえて固定する。
の取り付け部分を示す斜視図で、縦フレーム被覆材押さ
え２１の両側に位置する横フレーム被覆材押さえ２２の
両端には、ゴム又は合成ゴム等の弾性を有する排水部被
覆材押さえ２６の一端を端部ふさぎゴム３１で押さえて
連設し、他端を被覆材押さえ４で押さえて固定する。
【００１４】
（１） フレームの連結部も連続して排水溝を形成した
防水性シートを取り付けるので、フレーム連結部からの
漏水も防水性シートで長期間にわたって確実に外部に排
水する。
防水性シートを取り付けるので、フレーム連結部からの
漏水も防水性シートで長期間にわたって確実に外部に排
水する。
【００１５】（２） フレームの連結部の下部も連続し
て底部カバーを取り付けることで連続部がカバーされ、
下から見上げたフレームの見栄えが良い。
て底部カバーを取り付けることで連続部がカバーされ、
下から見上げたフレームの見栄えが良い。
【００１６】（３） 底部カバーでフレームを隠すこと
で、見栄えの悪い鉄のフレームが使用でき、フレームの
塗装を簡単にすることができ、また、鉄製フレームを使
用することができるので耐火性能が向上する。
で、見栄えの悪い鉄のフレームが使用でき、フレームの
塗装を簡単にすることができ、また、鉄製フレームを使
用することができるので耐火性能が向上する。
【図１】 本発明の１実施例における縦フレームの連結
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ断面で横フレームの連結構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図３】 図１のＢ−Ｂ断面で横フレームの連結構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図４】 本発明における防水性シート１１の斜視図で
ある。
ある。
【図５】 本発明における排水部被覆材押さえの取り付
け部分を示す斜視図である。
け部分を示す斜視図である。
【図６】 天窓の骨組構造の一例を示す斜視図である。
１ 縦フレーム ２ 横フレーム ２ａ 横フレーム（アルミ型材） ２ｂ 内部スチール ２ｃ ビス取付溝 ３ 被覆材受け ４ 被覆材押さえ ５ 被覆材（ガラス板） ６ スペーサー ７ 目地ゴム ９ ビス １０ 被覆材取付部材 １１ 防水性シート １１ａ 排水溝 １１ｂ 係止部 １２ 底部カバー １４ ボルト １５ ナット １６ ワッシャ １７ ビス １８ ビス ２０ 横フレーム取付金物 ２１ 縦フレーム被覆材押さえ ２２ 横フレーム被覆材押さえ ２３ ボルト ２４ ナット ２５ ワッシャ ２６ 排水部被覆材押さえ ２６ａ 被覆材受け部 ２６ｃ 排水溝 ２９ ビス ３０ 目地ふさぎゴム ３１ 端部ふさぎゴム
Claims (1)
- 【請求項１】 縦フレームと横フレームとで構成される
枠に被覆材の周囲が各フレームの被覆材受けと縦フレー
ム被覆材押さえ及び横フレーム被覆材押さえとで挟持さ
れて固定される建築物用フレーム取付構造において、縦
フレームに、長手方向に連続して両側面の下部に排水溝
を設けた防水性シートを被覆したことを特徴とする建築
物用フレーム取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP588597A JPH10196028A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 建築物用フレーム取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP588597A JPH10196028A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 建築物用フレーム取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196028A true JPH10196028A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11623362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP588597A Pending JPH10196028A (ja) | 1997-01-16 | 1997-01-16 | 建築物用フレーム取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196028A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006328755A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Kyowa:Kk | 庇 |
| JP2011117188A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | 太陽電池パネルを用いた外装構造 |
| JP2015094124A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 日昌グラシス株式会社 | 採光屋根装置 |
| CN105822025A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-08-03 | 中国建筑第二工程局有限公司 | 一种阳光板固定天窗无损导水腔独立排水安全窗框 |
-
1997
- 1997-01-16 JP JP588597A patent/JPH10196028A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006328755A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Kyowa:Kk | 庇 |
| JP4669738B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-04-13 | 株式会社共和 | 庇 |
| JP2011117188A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | 太陽電池パネルを用いた外装構造 |
| JP2015094124A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 日昌グラシス株式会社 | 採光屋根装置 |
| CN105822025A (zh) * | 2016-03-25 | 2016-08-03 | 中国建筑第二工程局有限公司 | 一种阳光板固定天窗无损导水腔独立排水安全窗框 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR200420765Y1 (ko) | 아케이드 구조물의 시트 지지구조 | |
| JPH10196028A (ja) | 建築物用フレーム取付構造 | |
| JPH10195996A (ja) | 建築物用被覆材取付構造 | |
| JPS6344488Y2 (ja) | ||
| JP4638596B2 (ja) | 防水パンの端仕舞構造 | |
| JP3322825B2 (ja) | 外壁目地の防水構造 | |
| JPH084220A (ja) | 断熱屋根パネル及びその接続構造 | |
| JP3425094B2 (ja) | 金属パネルとサッシとの接続構造 | |
| CN216699925U (zh) | 光伏装置 | |
| JP2603026Y2 (ja) | 天窓基礎構造用型材の接続部構造 | |
| JPH0416828Y2 (ja) | ||
| JP3679002B2 (ja) | バルコニー | |
| JPS5925976Y2 (ja) | 鋼製地下構造物の接合構造 | |
| JPS6316726Y2 (ja) | ||
| JPH0425856Y2 (ja) | ||
| JPH084951A (ja) | 屋外配管カバーの建屋への接続構造 | |
| JPS6324740Y2 (ja) | ||
| JP4067236B2 (ja) | 開口枠防水構造 | |
| JPH10299143A (ja) | 外壁板の取付構造 | |
| JPH0322964Y2 (ja) | ||
| JP2002332719A (ja) | 板体の連接部位の防水構造 | |
| JPH08326235A (ja) | 天窓用ユニットと天窓 | |
| JPH0431361Y2 (ja) | ||
| JP2589844Y2 (ja) | 防水パンの取付構造 | |
| JPH0470455A (ja) | 屋根板の接続構造 |