JPH10195988A - ホールインアンカー用打設ホルダー及びホールインアンカー打設方法 - Google Patents
ホールインアンカー用打設ホルダー及びホールインアンカー打設方法Info
- Publication number
- JPH10195988A JPH10195988A JP469097A JP469097A JPH10195988A JP H10195988 A JPH10195988 A JP H10195988A JP 469097 A JP469097 A JP 469097A JP 469097 A JP469097 A JP 469097A JP H10195988 A JPH10195988 A JP H10195988A
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- JP
- Japan
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- hole
- anchor
- hammer drill
- holder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全衛生管理面及び作業効率の面から手作業
によるホールインアンカー打設作業を無くすために、ホ
ールインアンカー用打設ホルダーを用いハンマードリル
を使用する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ホールインアンカー１の端部に開口した
螺孔２と着脱自在に係合する突部３と、この突部３に続
く外周の段部４が前記螺孔２の開口端２ａと当接すると
共にハンマードリルＤに取り外し自在の係止部５を有す
る棒桿状体６を形成してなるホールインアンカー用打設
ホルダーを用い所望の打設個所にホールインアンカー１
を挿し通し、このホールインアンカー１の端面に開口し
た螺孔２内にハンマードリルＤの一端に取り外し自在に
係止させた棒桿状の打設ホルダーの先端を着脱自在に係
入させて前記ハンマードリルＤの打撃作用でホールイン
アンカー１を打設できるようにしたことを特徴とするホ
ールインアンカー打設方法。
によるホールインアンカー打設作業を無くすために、ホ
ールインアンカー用打設ホルダーを用いハンマードリル
を使用する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ホールインアンカー１の端部に開口した
螺孔２と着脱自在に係合する突部３と、この突部３に続
く外周の段部４が前記螺孔２の開口端２ａと当接すると
共にハンマードリルＤに取り外し自在の係止部５を有す
る棒桿状体６を形成してなるホールインアンカー用打設
ホルダーを用い所望の打設個所にホールインアンカー１
を挿し通し、このホールインアンカー１の端面に開口し
た螺孔２内にハンマードリルＤの一端に取り外し自在に
係止させた棒桿状の打設ホルダーの先端を着脱自在に係
入させて前記ハンマードリルＤの打撃作用でホールイン
アンカー１を打設できるようにしたことを特徴とするホ
ールインアンカー打設方法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】一般的には鉄筋コンクリート
構造物の建設工事において、橋桁、橋脚等の補強の際の
型枠工事、または一般工事用足場の固定や配管（水、空
気、ガス、蒸気、など）工事、電気工事における支持具
及び吊具を固定するためのホールインアンカー用打設ホ
ルダー及びホールインアンカー打設方法に関する。
構造物の建設工事において、橋桁、橋脚等の補強の際の
型枠工事、または一般工事用足場の固定や配管（水、空
気、ガス、蒸気、など）工事、電気工事における支持具
及び吊具を固定するためのホールインアンカー用打設ホ
ルダー及びホールインアンカー打設方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】鉄筋コンクリート構造物の建設工事にお
ける建物工事や配管工事、電気工事等で壁及び天井に支
持具や吊具を設置する場合、更にまた鉄筋コンクリート
製橋桁や橋脚の補強工事の際の型枠工事の場合等におい
て特殊長ボルトやその他のボルト類を使用するために、
壁や天井側に埋め込み用ナット（インサート）を型枠に
仮止めしコンクリート打込時に同時に埋め込む場合と、
コンクリートが硬化した後でドリル等で穴を開け、この
穴にホールインアンカーを打ち込む場合とがあって、通
常はナットに工具を当てがってハンマーで打ち込む手作
業で行うのが一般的である。
ける建物工事や配管工事、電気工事等で壁及び天井に支
持具や吊具を設置する場合、更にまた鉄筋コンクリート
製橋桁や橋脚の補強工事の際の型枠工事の場合等におい
て特殊長ボルトやその他のボルト類を使用するために、
壁や天井側に埋め込み用ナット（インサート）を型枠に
仮止めしコンクリート打込時に同時に埋め込む場合と、
コンクリートが硬化した後でドリル等で穴を開け、この
穴にホールインアンカーを打ち込む場合とがあって、通
常はナットに工具を当てがってハンマーで打ち込む手作
業で行うのが一般的である。
【０００３】なおドライブ・イット（ｄｒｉｖｅ−ｉ
ｔ）または建設用鋲打銃と称する道具があるが、火薬を
装填し爆発させて釘やボルトをコンクリートに打ち込
み、ずれ防止や比較的軽量物の支持等に使用されるが、
火薬という危険物を使用するために安全管理上の問題で
近年はあまり使用されない。
ｔ）または建設用鋲打銃と称する道具があるが、火薬を
装填し爆発させて釘やボルトをコンクリートに打ち込
み、ずれ防止や比較的軽量物の支持等に使用されるが、
火薬という危険物を使用するために安全管理上の問題で
近年はあまり使用されない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来例で
は、片手で工具を支え、片手でハンマーを振るう手作業
で行うために、工事の規模が大きくホールインアンカー
の数が増える程に、また更に天井へ設置する場合など、
手を殴打して怪我をしたり、疲労して怪我をしやすく危
険を伴う場合が多く、従って安全衛生上の問題や作業効
率の低下等の課題がある。
は、片手で工具を支え、片手でハンマーを振るう手作業
で行うために、工事の規模が大きくホールインアンカー
の数が増える程に、また更に天井へ設置する場合など、
手を殴打して怪我をしたり、疲労して怪我をしやすく危
険を伴う場合が多く、従って安全衛生上の問題や作業効
率の低下等の課題がある。
【０００５】この発明は、上述の点に着目してなされた
もので、手で工具を支え手でハンマーを振るう所謂手作
業を無くし、打設ホルダーを介し、ハンマードリルの打
撃作用を利用してホールインアンカーを打設する方法を
提供することを目的とする。
もので、手で工具を支え手でハンマーを振るう所謂手作
業を無くし、打設ホルダーを介し、ハンマードリルの打
撃作用を利用してホールインアンカーを打設する方法を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成及
び方法により課題を解決できるものである。
び方法により課題を解決できるものである。
【０００７】（１）ホールインアンカーの端部に開口し
た螺孔と着脱自在に係合する突部と、この突部に続く外
周の段部が前記螺孔の開口端と当接すると共にハンマー
ドリルに取り外し自在の係止部を有する棒桿状体を形成
してなるホールインアンカー用打設ホルダー。
た螺孔と着脱自在に係合する突部と、この突部に続く外
周の段部が前記螺孔の開口端と当接すると共にハンマー
ドリルに取り外し自在の係止部を有する棒桿状体を形成
してなるホールインアンカー用打設ホルダー。
【０００８】（２）所望の打設個所にホールインアンカ
ーを挿し通し、このホールインアンカーの端面に開口し
た螺孔内にハンマードリルの一端に取り外し自在に係止
させた棒桿状の打設ホルダーの先端を着脱自在に係入さ
せて前記ハンマードリルの打撃作用でホールインアンカ
ーを打設できるようにしたことを特徴とするホールイン
アンカー打設方法。
ーを挿し通し、このホールインアンカーの端面に開口し
た螺孔内にハンマードリルの一端に取り外し自在に係止
させた棒桿状の打設ホルダーの先端を着脱自在に係入さ
せて前記ハンマードリルの打撃作用でホールインアンカ
ーを打設できるようにしたことを特徴とするホールイン
アンカー打設方法。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を説
明する。
明する。
【００１０】図１はこの発明に係るホールインアンカー
用打設ホルダーの全体側面図、図２はハンマードリル全
体側面図、図３はホールインアンカー説明図、図４はホ
ールインアンカー要部断面図、図５はホールインアンカ
ー用打設ホルダーを係入してホールインアンカーを打設
した状態を示す説明図である。
用打設ホルダーの全体側面図、図２はハンマードリル全
体側面図、図３はホールインアンカー説明図、図４はホ
ールインアンカー要部断面図、図５はホールインアンカ
ー用打設ホルダーを係入してホールインアンカーを打設
した状態を示す説明図である。
【００１１】図面について説明すれば、１はホールイン
アンカー、２は螺孔、２ａは開口端であり、ホールイン
アンカー用打設ホルダーは、前記ホールインアンカー１
の螺孔２に着脱自在の突部３をその先端に有し、この突
部３に続き外周に拡がる段部４を備え、且つこの段部４
は開口端２ａと当接できるようになっており、更にハン
マードリルＤの先端と取り外し自在に装着できる基端の
係止部５とより成る棒桿状体６で形成されている。
アンカー、２は螺孔、２ａは開口端であり、ホールイン
アンカー用打設ホルダーは、前記ホールインアンカー１
の螺孔２に着脱自在の突部３をその先端に有し、この突
部３に続き外周に拡がる段部４を備え、且つこの段部４
は開口端２ａと当接できるようになっており、更にハン
マードリルＤの先端と取り外し自在に装着できる基端の
係止部５とより成る棒桿状体６で形成されている。
【００１２】またこのハンマードリルＤは打撃作用、穿
孔作用及び打撃穿孔作用の三機能を有し空気式駆動と電
気式駆動とがある。
孔作用及び打撃穿孔作用の三機能を有し空気式駆動と電
気式駆動とがある。
【００１３】上記の構成に基づいて方法を説明する。
【００１４】以下に、コンクリート躯体にホールインア
ンカーを打設する作業について説明すれば、先ずコンク
リート躯体の所定個所にホールインアンカー１の外径及
び長さに見合った寸法の穴をハンマードリルＤの穿孔作
用によりドリルを回転させて穿設し、この穿設された穴
に前記ホールインアンカー１を挿入し、ハンマードリル
Ｄの先端に棒桿状体６を呈するホールインアンカー用打
設ホルダーの基端の係止部５を挿入装着し、そして前記
ホールインアンカー用打設ホルダーの先端にある突部３
をホールインアンカー１の螺孔２内に係入し続いて打設
ホルダーの段部４を前記ホールインアンカー１の開口端
２ａに当接させハンマードリルＤに打撃作用を与えてホ
ールインアンカー１を所定の深さまで打ち込む。打ち込
まれたホールインアンカー１は図５に示すように先端が
拡がってコンクリート駆体内に楔状にくい込んだ形とな
り確固に固定される。
ンカーを打設する作業について説明すれば、先ずコンク
リート躯体の所定個所にホールインアンカー１の外径及
び長さに見合った寸法の穴をハンマードリルＤの穿孔作
用によりドリルを回転させて穿設し、この穿設された穴
に前記ホールインアンカー１を挿入し、ハンマードリル
Ｄの先端に棒桿状体６を呈するホールインアンカー用打
設ホルダーの基端の係止部５を挿入装着し、そして前記
ホールインアンカー用打設ホルダーの先端にある突部３
をホールインアンカー１の螺孔２内に係入し続いて打設
ホルダーの段部４を前記ホールインアンカー１の開口端
２ａに当接させハンマードリルＤに打撃作用を与えてホ
ールインアンカー１を所定の深さまで打ち込む。打ち込
まれたホールインアンカー１は図５に示すように先端が
拡がってコンクリート駆体内に楔状にくい込んだ形とな
り確固に固定される。
【００１５】以上の通りホールインアンカー１の打設終
了後、ホールインアンカー用打設ホルダーを抜き取り、
前記ホールインアンカー１の螺孔に適合する支持ボルト
または吊りボルト等を螺合し固定し得る状態となる。
了後、ホールインアンカー用打設ホルダーを抜き取り、
前記ホールインアンカー１の螺孔に適合する支持ボルト
または吊りボルト等を螺合し固定し得る状態となる。
【００１６】なおホールインアンカーの大きさに合わせ
て多種類のホールインアンカー打設用ホルダーを揃えて
おくことにより広範囲のホールインアンカー打設工事に
対応できる。
て多種類のホールインアンカー打設用ホルダーを揃えて
おくことにより広範囲のホールインアンカー打設工事に
対応できる。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、ホールインアンカー
打設用ホルダーを用いてハンマードリルの打撃作用でホ
ールインアンカーを打設できるようにしたので、手作業
による怪我を無くし、且つ大規模工事で、例えば１，０
００本以上の本数を扱う場合などは特に作業効率を向上
させ、更に工事の工程を短縮することができ安全衛生管
理面及び経済的な面で貢献度は大である。
打設用ホルダーを用いてハンマードリルの打撃作用でホ
ールインアンカーを打設できるようにしたので、手作業
による怪我を無くし、且つ大規模工事で、例えば１，０
００本以上の本数を扱う場合などは特に作業効率を向上
させ、更に工事の工程を短縮することができ安全衛生管
理面及び経済的な面で貢献度は大である。
【図１】 この発明の一実施例の形態を示すホールイン
アンカー用打設ホルダー側面図
アンカー用打設ホルダー側面図
【図２】 ハンマードリル側面図
【図３】 ホールインアンカー説明図
【図４】 ホルインアンカー要部断面図
【図５】 ホールインアンカー用打設ホルダーを係入し
てホールインアンカーを打設した状態を示す説明図
てホールインアンカーを打設した状態を示す説明図
１ ホールインアンカー ２ 螺孔 ２ａ 開口端 ３ 突部 ４ 段部 ５ 係止部 ６ 棒桿状体 Ｄ ハンマードリル
Claims (2)
- 【請求項１】 ホールインアンカーの端部に開口した螺
孔と着脱自在に係合する突部と、この突部に続く外周の
段部が前記螺孔の開口端と当接すると共にハンマードリ
ルに取り外し自在の係止部を有する棒桿状体を形成して
なるホールインアンカー用打設ホルダー。 - 【請求項２】 所望の打設個所にホールインアンカーを
挿し通し、このホールインアンカーの端面に開口した螺
孔内にハンマードリルの一端に取り外し自在に係止させ
た棒桿状の打設ホルダーの先端を着脱自在に係入させて
前記ハンマードリルの打撃作用でホールインアンカーを
打設できるようにしたことを特徴とするホールインアン
カー打設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP469097A JPH10195988A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | ホールインアンカー用打設ホルダー及びホールインアンカー打設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP469097A JPH10195988A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | ホールインアンカー用打設ホルダー及びホールインアンカー打設方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10195988A true JPH10195988A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11590897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP469097A Withdrawn JPH10195988A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | ホールインアンカー用打設ホルダー及びホールインアンカー打設方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10195988A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002061299A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-28 | Yamahiro:Kk | アンカー施工工具用治具を用いた施工方法とその治具 |
-
1997
- 1997-01-14 JP JP469097A patent/JPH10195988A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002061299A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-28 | Yamahiro:Kk | アンカー施工工具用治具を用いた施工方法とその治具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040406 |