JPH10195843A - コンクリートブロック - Google Patents

コンクリートブロック

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JPH10195843A
JPH10195843A JP9001931A JP193197A JPH10195843A JP H10195843 A JPH10195843 A JP H10195843A JP 9001931 A JP9001931 A JP 9001931A JP 193197 A JP193197 A JP 193197A JP H10195843 A JPH10195843 A JP H10195843A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、敷きつめられる面方向に対し、その
垂直方向(上、下方向)の位置決めを素早くなし得て作
業コストを低減でき、敷きつめ時に垂直方向の位置ずれ
を発生させないコンクリートブロックを提供することを
課題とする。 【解決手段】コンクリートブロックは、前後左右に敷き
つめられる四角形状のコンクリートブロックであって、
コンクリートブロック1は、所定の厚さをもつ四角形の
基部2と、基部2の隣接する2辺に各々一体的に形成さ
れ各辺より少なくとも幅の狭い首部30、40で外側に
突出する首部30、40をもつ係合凸部3、4と、基部
2の各残りの辺の側壁より基部2の中心方向に伸びる少
なくとも基部2の上面20に開口し首部30、40をも
つ係合凸部3、4が係止される係合凹部5、6と、をも
ち、係合凹部5、6に、隣に置かれるコンクリートブロ
ック1の首部30、40をもつ係合凸部3、4が基部2
の上面20から嵌め込まれて係止される構成としたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後左右に敷きつ
められる厚板状で四角形のコンクリートブロックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】
(1)従来、前後左右に敷きつめられる厚板状で四角形
のコンクリートブロックは、例えば、歩道などの路面
や、傾斜壁面など、面方向に敷き詰められ、補強材や、
装飾材などとして用いられている。ここで、コンクリー
トブロックは前後左右に敷きつめるとき、その位置決め
作業が楽くにできる四辺形状として、例えば、図21に
示されるように平面より見て波状の凹凸に形成した四辺
21eをもつコンクリートブロック1Eが用いられてい
る。 (2)近年のウォータフロント開発事業の実施に際し、
砂浜海岸の後浜域には、高波浪時の陸域防御を目的とす
る親水護岸用のコンクリートブロックを敷設することが
多くなっている。
【0003】また、海および河川などに設置される防波
堤の斜面部および根固め部の表層には、堤本体を波浪か
ら保護するためのコンクリートブロックを使用すること
が通例となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1)前記従来のコンクリートブロック1Eは、敷きつ
められるとき、その四辺21eに、前後、左右の面方向
(図21の矢印X1、X2、Y1、Y2参照)で隣り合
う位置に配置される4個のコンクリートブロック1Eの
各ー辺21eと組み合わされて位置ずれの発生を防止で
きる。
【0005】しかしながら、コンクリートブロック1E
は、前記面方向に敷きつめられるとき、面方向に対し、
その垂直方向、すなわち、厚み方向(上、下方向)に位
置ずれを発生させないように位置決めし、かつ配置する
ためには、敷きつめる対象となる領域を予め平坦状に均
一にならし、その平面度を厳格なものとしておく必要が
あり、かつ、この作業は熟練を必要とし、時間がかかり
作業コストを増す。 (2)砂浜海岸、海および河川などで用いられる前記従
来のコンクリートブロックは、そのほとんどが単体とし
て波力に耐える形式であるため、波浪による揚動、飛散
の危険性が高いこと、配置された複数のコンクリートブ
ロック相互の上下方向の連結が不充分なことによる下層
の砂の吸い出し現象や、液状化によるコンクリートブロ
ックの不等沈下や、局所沈下の発生を阻止することが困
難である。
【0006】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、敷きつめられる面方向に対し、その垂直方向(上、
下方向)の位置決めを素早くなし得て作業コストを低減
でき、敷きつめ時に垂直方向の位置ずれを発生させず、
前後、左右、上下の3方向に移動しないように相互に連
結できるコンクリートブロックを提供することを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のコンクリート
ブロックは、前後左右に敷きつめられる四角形状のコン
クリートブロックであって、該コンクリートブロック
は、所定の厚さをもつ四角形の基部と、該基部の隣接す
る2辺に各々一体的に形成され各該辺より少なくとも幅
の狭い首部で外側に突出する首部をもつ係合凸部と、該
基部の各残りの辺の側壁より該基部の中心方向に伸びる
少なくとも該基部の上面に開口し該首部をもつ該係合凸
部が係止される係合凹部と、をもち、該係合凹部に、隣
に置かれるコンクリートブロックの該首部をもつ係合凸
部が該基部の上面から嵌め込まれて係止される構成とし
たことを特徴とする。
【0008】請求項2のコンクリートブロックは、請求
項1記載のコンクリートブロックにおいて、前記係合凹
部と前記首部をもつ係合凸部は、該首部を持つ係合凸部
が該係合凹部から通り抜けられないストッパーをもつ。
請求項3のコンクリートブロックは、請求項1記載のコ
ンクリートブロックにおいて、前記基部は、上下方向に
貫通する貫通孔をもつ。
【0009】
【発明の実施の形態】係合凹部としては、基部の厚み方
向に上面側より下面側に内底面をもつ窪み状のものや、
基部の厚み方向に上面側より下面側に貫通するとともに
所定の間隔を隔てて対向し、間隔が上面開口側で広く、
厚み方向で下面側に向かうに従って、狭くなる2つの対
向する傾斜壁面をもつ溝状のものや、貫通した形状のも
のを用いることができる。
【0010】隣接するコンクリートブロックの係合凹部
に係合凸部が上面より嵌め込まれたとき、互いに逆方向
に傾斜する係合凹部の傾斜面と、係合凸部の傾斜面とを
当接し、かつ上下の位置決めとしてのストッパーの機能
を果たすように構成することができる。前記係合凹部の
傾斜面は、基部の上面側から下面側に向かうほぼ対向す
る位置にある2つの傾斜壁面の間隔を上面側の巾が広
く、下面側の巾が狭くなるように設定されている。
【0011】前記係合凸部の傾斜面は、基部の上面側か
ら下面側に向かうほぼ対向する位置にある2つの傾斜壁
面の間隔を上面側の巾が狭く、下面側の巾が広くなるよ
うに設定されている。前記ストッパーとしては、係合凸
部は基部の上面側から下面側に向かうほぼ対向する位置
にある2つの傾斜壁面の間隔を上面側の巾が広く、下面
側の巾が狭くなるように設定するとともに、この係合凸
部が嵌め込まれる係合凹部に形成される2つの傾斜壁面
の間隔を、コンクリートブロックの基部の上面の開口か
ら下面に向かい前記開口の広さより狭まくなるように傾
斜させた構成とすることができる。
【0012】この2つの傾斜壁面の間隔を、開口の広さ
より狭まくなるように、係合凹部に形成される2つの傾
斜壁面の間隔を形成した場合には、係合凹部を上面側よ
り下面側に貫通した形状とすることができる。前記スト
ッパーとしては、基部の上面からその下面に至る厚み方
向の途中に内底部をもつ溝形状の係合凹部と、この係合
凹部の溝形状の内底部に着座して係止する底面をもつ係
合凸部とで構成できる。
【0013】貫通孔は、平面側よりみて基部の隣接する
2辺と対角上で対向する他の2辺との一方に偏った位置
に形成される。一方に偏った位置に形成することによっ
て、既に敷設されたコンクリートブロックの係合凹部に
対し、連結すべき別のコンクリートブロックの係合凸部
を位置合わせがしやすく、かつ嵌め込みやすい効果を得
ることができる。
【0014】貫通孔としては、円形、その他の形状でス
トレート状(同じ孔径)のものや、基部の上面から下面
に向かって孔径を大きくしたりあるいはこの逆に小さく
したテーパ状のものなどを用いることができる。
【0015】
【実施例】本発明、コンクリートブロックの実施例を図
1〜図9に基づいて説明する。図1、図2に、それぞれ
水平方向に180度ずらした位置で上方より斜視して示
す実施例のコンクリートブロック1は、複数個が互いに
前後左右に敷きつめられる四角形状のもので、4辺を形
成する第1側壁23、第2側壁24、第3側壁25、第
4側壁26をもつ基部2と、基部2の4辺のうち、互い
に隣合う2辺を形成する第1側壁23、第2側壁24に
各々一体的に形成され外側に向かって突出する第1係合
凸部3、第2係合凸部4と、他の2辺を形成する隣り合
う第3側壁25、第4側壁26に各々一体的に形成され
内側に向かって窪む第1係合凹部5、第2係合凹部6
と、よりなる。
【0016】基部2は、所定の厚さt1および所定の幅
Wの4辺を備え、中心部に一面20から他面21に貫通
する貫通孔22をもつ。第1係合凸部3、第2係合凸部
4は、所定の厚さt2(図2参照)で、基部2の第1側
壁23、第2側壁24より外側に突出し所定の幅w1の
首部30、40と、第1側壁23、第2側壁24よりの
所定の突出長さL1で所定の幅w2の先端部31、41
と、先端部31、41から第1側壁23、第2側壁24
に近づく方向に2段階に傾斜して伸びる先端傾斜面3
2、42と、この先端傾斜面32、42に連設された底
部傾斜面33、43とをもつ。
【0017】先端傾斜面32、42の傾斜角度は、基部
2の一面20を基準として第1側壁23、第2側壁24
に近づく方向で目的とする値に設定されている。底部傾
斜面33、431は、基部2の一面20を基準として第
1側壁23、第2側壁24に近づく方向に目的とする値
に設定されている。第1係合凹部5および第2係合凹部
6は、深さh1が別のコンクリートブロック1の第1係
合凸部3および第2係合凸部4を収容できる値(前記第
1係合凸部3および第2係合凸部4の厚さt2とほぼ同
じ)で、基部2の第1側壁23、第2側壁24に開口
し、その開口幅w3が前記首部30、40を一面20側
から収容できる値の開口部50、60と、第1側壁2
3、第2側壁24より窪む、奥行き長さL2および幅w
4が前記第1係合凸部3および第2係合凸部4を収容で
きる値の奥行き側端部51、62と、奥行き側の端部5
1、61位置で、基部2の一面20側より他面21側に
向かって第3側壁25、第4側壁26に近づく方向に2
段階に傾斜して伸びる奥行き傾斜面52、62と、この
奥行き傾斜面52、62に連設された底部傾斜面53、
63とをもつ。
【0018】奥行き傾斜面52、62の傾斜角度は、基
部2の一面20を基準として第1側壁23、第2側壁2
4に近づく方向で、前記第1係合凸部3、第2係合凸部
4の先端傾斜面32、42が当接できる値である。底部
傾斜面53、63は、基部2の一面20を基準として第
1側壁23、第2側壁24に近づく方向で、前記第1係
合凸部3、第2係合凸部4の底部傾斜面33、43が当
接できる値である。
【0019】ブロック1の第1係合凹部5、第2係合凹
部6に形成された前記奥行き傾斜面52、62と、底部
傾斜面53、63は、基部2の一面20側より、他のブ
ロック1の第1係合凸部3、第2係合凸部4を嵌挿させ
たとき、係合凹部5、6からの通り抜けを阻止するとと
もに、各ブロック1の基部2の一面20を面ー(同一
面)に位置決めするストッパーとして作用する。
【0020】前記のように構成された実施例1のブロッ
ク1は、量産された後、その使用現場において、図8に
示されるように、設置基準となる定位置E(図9の右位
置参照)に載置される。その後、載置されたブロック1
に対し、その第1係合凹部5あるいは第2係合凹部6の
上方位置に、別のブロック1(図9の左位置参照)の第
1係合凸部3あるいは第2係合凸部4を対向させた後、
前記第1係合凸部3あるいは第2係合凸部4を、第1係
合凹部5あるいは第2係合凹部6に嵌挿させる。
【0021】すると、予め定位置Eに載置されていたブ
ロック1の第1係合凹部5の奥行き傾斜面52および底
部傾斜面53、あるいは第2係合凹部6の奥行き傾斜面
62および底部傾斜面63には、別のブロック1の第1
係合凸部3の先端傾斜面32および底部傾斜面33、あ
るいは第2係合凸部4の先端傾斜面42および底部傾斜
面43が当接し、かつ垂直方向に位置ずれすることがな
く、規定の位置で連結することができ、かつ複数のブロ
ック1の各一面a1がその面方向にほぼ同一に配列でき
る。
【0022】また、ブロック1の第1係合凹部5、第2
係合凹部6には、奥行きの幅w3よりもその開口部の幅
w4が狭い形状であり、第1係合凹部5、第2係合凹部
6にその上方より嵌挿される別のブロック1の第1係合
凸部3、第2係合凸部4にも幅w2が狭い首部31、4
1および首部31、41よりも幅w1が広い先端部3
0、40を形成した形状であるため、図7、図8で示さ
れる面方向(矢印X1、X2およびY1、Y2)に位置
ずれすることがない。
【0023】また、コンクリートブロック1の貫通孔2
2を利用してワイヤー、ロープなどを挿通することによ
り、コンクリートブロック1の吊り上げおよび吊り下
げ、搬送、敷設時の施工作業などが楽にできる。さらに
貫通孔22から砂地盤への砂の補給ができることや、貫
通孔22に図略のパイルを打ち込むことができ、かつコ
ンクリートブロック1をより確実に固定できる。
【0024】実施例のコンクリートブロック1によれ
ば、素早く所定の位置に敷設でき、かつその作業時間を
大幅に短縮し得る。敷設後の複数のコンクリートブロッ
ク1は、前後、左右、上下の3方向に移動しないように
相互に連結でき、下層の砂の吸い出し現象や、液状化に
よるコンクリートブロックの不等沈下や、局所沈下の発
生を阻止することができる。
【0025】なお、前記実施例のコンクリートブロック
1は、例えば、歩道などの路面や、傾斜壁面など、面方
向に敷き詰められる補強材や、装飾材などとして用いた
り、あるいは砂浜海岸の後浜域、高波浪時の陸域防御を
目的とする親水護岸用、海および河川などに設置される
防波堤の斜面部および根固め部の表層など幅広い用途に
利用できる。
【0026】(変形例1)図10〜図13に示す変形例
1のコンクリートブロック1Aは、実施例のコンクリー
トブロック1に形成された第1係合凸部3、第2係合凸
部4、第1係合凹部5、第2係合凹部6の代わりに、第
1係合凸部3a、第2係合凸部4a、第1係合凹部5
a、第2係合凹部6aを設けたこと以外は、実施例1と
同じ構成である。従って、実施例の構成と同じ部分に
は、同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0027】前記第1係合凸部3aは、実施例の第1係
合凸部3の先端傾斜面32および底部傾斜面33の代わ
りに、先端垂直面32aおよび底部平面33aを形成し
たものである。前記第2係合凸部4aは、実施例1の第
2係合凸部4の先端傾斜面42および底部傾斜面43の
代わりに、先端垂直面42aおよび底部平面43aを形
成したものである。
【0028】前記第1係合凹部5aは、実施例の第1係
合凹部5の奥行き傾斜面52および底部傾斜面53の代
わりに、奥行き垂直面52aおよび底部平面53aを形
成したものである。前記第2係合凹部6aは、実施例の
第2係合凹部6の奥行き傾斜面62および底部傾斜面6
3の代わりに、奥行き垂直面62aおよび底部平面63
aを形成したものである。
【0029】変形例1の場合には、図12に示されるよ
うに、設置基準となる定位置Eに載置されたコンクリー
トブロック1A(図9の右位置参照)対し、その第1係
合凹部5aあるいは第2係合凹部6aの上方位置に、別
のブロック1A(図9の左位置参照)の第1係合凸部3
aあるいは第2係合凸部4aを対向させた後、前記第1
係合凸部3aあるいは第2係合凸部4aを、第1係合凹
部5aあるいは第2係合凹部6aに嵌挿させる。
【0030】すると、予め定位置Eに載置されていたブ
ロック1Aの第1係合凹部5aの底部平面53aあるい
は第2係合凹部6aの底部平面63aには、別のブロッ
ク1Aの第1係合凸部3aの底部平面33aあるいは第
2係合凸部4aの底部平面43aが当接し、かつ垂直方
向に位置ずれすることがなく、規定の位置で連結するこ
とができ、かつ複数のブロック1Aの各一面a1がその
面方向にほぼ同一に配列できる。
【0031】また、ブロック1Aの第1係合凹部5a、
第2係合凹部6aには、奥行きの幅w3よりもその開口
部の幅w4が狭い形状であり、第1係合凹部5a、第2
係合凹部6aにその上方より嵌挿される別のブロック1
Aの第1係合凸部3a、第2係合凸部4aにも幅w2が
狭い首部31、41および首部31、41よりも幅w1
が広い先端部30、40を形成した形状であるため、図
7、図8で示される面方向(矢印X1、X2およびY
1、Y2)に位置ずれすることがない。
【0032】従って、変形例1のブロック1Aによれ
ば、実施例のブロック1と同様、素早く所定の位置に敷
設でき、かつその作業時間を大幅に短縮し得る。 (変形例2)図14〜図16に示す変形例2のコンクリ
ートブロック1Bは、実施例のコンクリートブロック1
の基部2の一面20から他面21に至る途中の領域に形
成された第1係合凸部3、第2係合凸部4および第1係
合凹部5、第2係合凹部6の代わりに、基部2の一面2
0から他面21に至る全領域に形成された第1係合凸部
3b、第2係合凸部4bおよび第1係合凹部5b、第2
係合凹部6bを設けたこと以外は、実施例と同じ構成で
ある。
【0033】従って、実施例1の構成と同じ部分には、
同じ符号を付し、その説明を省略する。前記第1係合凸
部3bは、実施例の第1係合凸部3の先端傾斜面32お
よび底部傾斜面33の代わりに、先端垂直面32bおよ
び2つの側部傾斜面33b、33bを形成したものであ
る。第1係合凸部3bの2つの側部傾斜面33bと33
bは、基部2の一面20側から他面21側に向かって互
いに接近するように傾斜する。その傾斜角は、基部2の
一面20を基準として所定の値である。
【0034】前記第2係合凸部4bは、実施例の第2係
合凸部4の先端傾斜面42および底部傾斜面43の代わ
りに、先端垂直面42bおよび2つの側部傾斜面43
b、43bを形成したものである。側部傾斜面43bと
43bは、基部2の一面20側から他面21側に向かっ
て互いに接近するように傾斜する。その傾斜角は、基部
2の一面20を基準として所定の値である。
【0035】前記第1係合凹部5bは、実施例1の第1
係合凹部5の奥行き傾斜面52および底部傾斜面53の
代わりに、奥行き垂直面52bおよび2つの側部傾斜面
53b、53bを形成したものである。側部傾斜面53
bと53bは、基部2の一面20側から他面21側に向
かって互いに接近するように傾斜する。その傾斜角は、
基部2の一面20を基準として、前記第1係合凸部3b
の側部傾斜面33bと33bあるいは前記第2係合凸部
4bの側部傾斜面43bと43bが当接する値である。
【0036】前記第2係合凹部6bは、実施例1の第2
係合凹部6の奥行き傾斜面62および底部傾斜面63の
代わりに、奥行き垂直面62bおよび2つの側部傾斜面
63b、63bを形成したものである。側部傾斜面63
bと63bは、基部2の一面20側から他面21側に向
かって互いに接近するように傾斜する。その傾斜角は、
基部2の一面20を基準として、前記第1係合凸部3b
の側部傾斜面33bと33bあるいは前記第2係合凸部
4bの側部傾斜面43bと43bが当接する値である。
【0037】変形例2の場合には、図16に示されるよ
うに、設置基準となる定位置Eに載置されたコンクリー
トブロック1B(図16の下位置参照)対し、その第1
係合凹部5bあるいは第2係合凹部6bの上方位置に、
別のブロック1B(図16の上位置参照)の第1係合凸
部3bあるいは第2係合凸部4bを対向させた後、前記
第1係合凸部3bあるいは第2係合凸部4bを、第1係
合凹部5bあるいは第2係合凹部6bに嵌挿させる。
【0038】すると、予め定位置Eに載置されていたブ
ロック1Bの第1係合凹部5bの側部傾斜面53bと5
3bあるいは第2係合凹部6bの側部傾斜面63bと6
3bには、別のブロック1Bの第1係合凸部3bの側部
傾斜面33bと33bあるいは第2係合凸部4bの側部
傾斜面43bと43b当接するとともに載置され、かつ
垂直方向に位置ずれすることがなく、規定の位置で連結
することができ、複数のブロック1Bの各一面a1がそ
の面方向にほぼ同一に配列できる。
【0039】また、ブロック1Bの第1係合凹部5b、
第2係合凹部6bには、奥行きの幅w3よりもその開口
部の幅w4が狭い形状であり、第1係合凹部5b、第2
係合凹部6bにその上方より嵌挿される別のブロック1
Bの第1係合凸部3b、第2係合凸部4bにも幅w2が
狭い首部31、41および首部31、41よりも幅w1
が広い先端部30、40を形成した形状であるため、図
7、図8で示される面方向(矢印X1、X2およびY
1、Y2)に位置ずれすることがない。
【0040】従って、変形例1のブロック1Bによれ
ば、実施例のブロック1と同様、素早く所定の位置に敷
設でき、かつその作業時間を大幅に短縮し得る。 (変形例3)図17〜図19に示す変形例3のコンクリ
ートブロック1Cは、実施例のコンクリートブロック1
の基部2の一面20から他面21に至る途中の領域に形
成された第1係合凸部3、第2係合凸部4および第1係
合凹部5、第2係合凹部6の代わりに、基部2の一面2
0から他面21に至る全領域に形成された第1係合凸部
3c、第2係合凸部4cおよび第1係合凹部5c、第2
係合凹部6cを設けたこと以外は、実施例と同じ構成で
ある。
【0041】従って、実施例の構成と同じ部分には、同
じ符号を付し、その説明を省略する。第1係合凸部3
c、第2係合凸部4cは、実施例の第1係合凸部3の先
端傾斜面32、第2係合凸部4の先端傾斜面42の代わ
りに、基部2の一面20から他面21に至る全領域に伸
びる先端傾斜面32c、42cを形成したものである。
先端傾斜面32c、42cの傾斜角度は、基部2の一面
20を基準として所定の値である。
【0042】第1係合凹部5c、第2係合凹部6cは、
実施例1の第1係合凹部5の奥行き傾斜面52、第2係
合凹部6の奥行き傾斜面62の代わりに、基部2の一面
20から他面21に至る全領域に伸びる奥行き傾斜面5
2c、62cを形成したものである。奥行き傾斜面52
c、62cの傾斜角度は、基部2の一面20を基準とし
て、前記第1係合凸部3cの先端傾斜面32cあるいは
第2係合凸部4cの先端傾斜面42cが当接できる値で
ある。
【0043】変形例3の場合には、図19に示されるよ
うに、設置基準となる定位置Eに載置されたコンクリー
トブロック1C(図19の右位置参照)対し、その第1
係合凹部5cあるいは第2係合凹部6cの上方位置に、
別のブロック1C(図19の左位置参照)の第1係合凸
部3cあるいは第2係合凸部4cを対向させた後、前記
第1係合凸部3cあるいは第2係合凸部4cを、第1係
合凹部5cあるいは第2係合凹部6cに嵌挿させる。
【0044】すると、予め定位置Eに載置されていたブ
ロック1Cの第1係合凹部5cの奥行き傾斜面52cあ
るいは第2係合凹部6cの奥行き傾斜面62cには、別
のブロック1Cの第1係合凸部3cの先端傾斜面32c
あるいは第2係合凸部4cの先端傾斜面42cが当接
し、かつ垂直方向に位置ずれすることがなく、規定の位
置で連結することができ、かつ複数のブロック1Cの各
一面a1がその面方向にほぼ同一に配列できる。
【0045】また、ブロック1Cの第1係合凹部5c、
第2係合凹部6cには、奥行きの幅w3よりもその開口
部の幅w4が狭い形状であり、第1係合凹部5c、第2
係合凹部6cにその上方より嵌挿される別のブロック1
Cの第1係合凸部3c、第2係合凸部4cにも幅w2が
狭い首部31、41および首部31、41よりも幅w1
が広い先端部30、40を形成した形状であるため、図
7、図8で示される面方向(矢印X1、X2およびY
1、Y2)に位置ずれすることがない。
【0046】従って、変形例1のブロック1Cによれ
ば、実施例のブロック1と同様、素早く所定の位置に敷
設でき、かつその作業時間を大幅に短縮し得る。なお、
前記実施例のコンクリートブロック1および各変形例の
コンクリートブロック1A、1B、1Cの大きさや材質
などは、使用目的に応じて種々設定できる。
【0047】
【効果】請求項1のコンクリートブロックによれば、前
後左右に敷きつめるとき、係合凹部に、隣に置かれるコ
ンクリートブロックの首部をもつ係合凸部が基部の上面
から嵌め込まれて係止されて確実に位置決めができる。
また嵌め込まれた後、各コンクリートブロック同士が不
用意に移動しない。
【0048】すなわち、各コンクリートブロックは、前
後、左右、上下の3方向に移動しないように相互に連結
されてその全部が一体的となるため、外部からの作用力
に影響され難い敷設状態を得ることができる。請求項2
のコンクリートブロックによれば、係合凹部と首部をも
つ係合凸部は、首部を持つ係合凸部が係合凹部から通り
抜けられないストッパーをもつため、請求項1の効果に
加えて、嵌め込まれたコンクリートブロック同士の厚さ
方向の位置決めを確実に行うことができる。すなわち、
コンクリートブロック同士の上面を面ー(同一面上)に
揃えることができる。
【0049】請求項3のコンクリートブロックによれ
ば、基部は、上下方向に貫通する貫通孔をもつため、請
求項1の効果に加えて、貫通孔にワイヤー、ロープなど
を挿通することにより、吊り上げおよび吊り下げ、搬
送、敷設時の施工作業などが楽にでき(作業性を向上で
き)ること、貫通孔から砂地盤への砂の補給ができるこ
と、貫通孔にパイルを打ち込むことができ、かつコンク
リートブロックをより確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコンクリートブロックを上面側より斜
視して示す斜視図。
【図2】図1におけるクリートブロックを水平方向に1
80度ずらした位置で上面側より斜視して示す斜視図。
【図3】実施例のコンクリートブロックの平面図。
【図4】実施例のコンクリートブロックの底面図。
【図5】実施例のコンクリートブロックを第3側壁側か
らみた側面図。
【図6】実施例のコンクリートブロックを第4側壁側か
らみた側面図。
【図7】実施例のコンクリートブロックの使用例を示
し、かつ前後左右に敷きつめた状態を示す平面図。
【図8】図7におけるAーA線断面矢視位置で一方のコ
ンクリートブロックに他方のコンクリートブロックを組
み合わせる作業工程を示す断面図。
【図9】図7におけるAーA線断面矢視図。
【図10】変形例1のコンクリートブロックを上面側よ
り斜視して示す斜視図。
【図11】図10における変形例1のコンクリートブロ
ックを水平方向に180度ずらした位置で上面側より斜
視して示す斜視図。
【図12】変形例1のコンクリートブロックを前記図7
におけるAーA線断面矢視位置と同じ位置で組み合わせ
る作業工程を示す断面図。
【図13】変形例1のコンクリートブロックを前記図7
におけるAーA線断面矢視位置と同じ位置で組み合わせ
た状態を示す断面図。
【図14】変形例2のコンクリートブロックを上面側よ
り斜視して示す斜視図。
【図15】図14における変形例2のコンクリートブロ
ックを水平方向に180度ずらし上面側より斜視して示
す斜視図。
【図16】変形例2において一方のコンクリートブロッ
クに他方のコンクリートブロックを組み合わせる作業工
程を示す断面図。
【図17】変形例3のコンクリートブロックを上面側よ
り斜視して示す斜視図。
【図18】図17における変形例3のコンクリートブロ
ックを水平方向に180度ずらした位置で上面側より斜
視して示す斜視図。
【図19】変形例3のコンクリートブロックを前記図7
におけるAーA線断面矢視位置と同じ位置で組み合わせ
る作業工程を示す断面図。
【図20】変形例3のコンクリートブロックを前記図7
におけるAーA線断面矢視位置と同じ位置で組み合わせ
た状態を示す断面図。
【図21】従来のコンクリートブロックの使用例を示
し、かつ前後左右に敷きつめた状態を示す平面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C…コンクリートブロック 2…基部 3、3a、3b、3c…第1係合凸部 4、4a、4b、4c…第2係合凸部 5、5a、5b、5c…第1係合凹部 6、6a、6b、6c…第2係合凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後左右に敷きつめられる四角形状のコン
    クリートブロックであって、 該コンクリートブロックは、所定の厚さをもつ四角形の
    基部と、該基部の隣接する2辺に各々一体的に形成され
    各該辺より少なくとも幅の狭い首部で外側に突出する首
    部をもつ係合凸部と、該基部の各残りの辺の側壁より該
    基部の中心方向に伸びる少なくとも該基部の上面に開口
    し該首部をもつ該係合凸部が係止される係合凹部と、を
    もち、 該係合凹部に、隣に置かれるコンクリートブロックの該
    首部をもつ係合凸部が該基部の上面から嵌め込まれて係
    止される構成としたことを特徴とするコンクリートブロ
    ック。
  2. 【請求項2】前記係合凹部と前記首部をもつ係合凸部
    は、該首部を持つ係合凸部が該係合凹部から通り抜けら
    れないストッパーをもつ請求項1記載のコンクリートブ
    ロック。
  3. 【請求項3】前記基部は、上下方向に貫通する貫通孔を
    もつ請求項1記載のコンクリートブロック。
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