JPH1019543A - 計測具 - Google Patents

計測具

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JPH1019543A
JPH1019543A JP18855096A JP18855096A JPH1019543A JP H1019543 A JPH1019543 A JP H1019543A JP 18855096 A JP18855096 A JP 18855096A JP 18855096 A JP18855096 A JP 18855096A JP H1019543 A JPH1019543 A JP H1019543A
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JP
Japan
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wheel
length
displayed
measuring tool
measuring
Prior art date
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JP18855096A
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English (en)
Inventor
Masanobu Takami
昌伸 高見
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】対象物の長さを簡単な操作で計測する。 【解決手段】表示部2を備えた計測具本体Aから突出し
て設けられた車輪11に、摩擦車16と第1、第2の各
歯車17,19及びエンコーダEとによって構成される
回転量を検出するための手段を取付け、該手段で前記車
輪11が実際に回転した量を検出し、この回転量を長さ
に変換して表示部2に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計測具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】主に建築現場では、作業者はいろいろな
物の長さ、例えば板材の幅や奥行、或いは室内の幅や奥
行や高さなどを計測する必要がある。その場合、通常は
巻尺を使用する。しかし、この方法では計測した値を読
み間違えることもある。また、計測すべき対象物が巻尺
の最大長さよりも長い場合、2回に分けて計測しなけれ
ばならず、計測誤差が大きくなるばかりでなく作業効率
も悪い。天井面の長さを計測する場合、作業姿勢が悪く
なり、的確な計測作業ができない。更に、計測した値か
ら面積を計算する必要がある場合、最初に計測した値を
記録しておいて、別に計算を行わなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、対象物の長さを簡単な操作で計測できるよ
うにすることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採用した手段は、表示部を備えた計測具本体
と、該計測具本体から突出して設けられた車輪とから成
り、前記した車輪の回転量を長さに変換して表示したこ
とである。
【0005】計測される対象物に計測具の車輪をあてが
い、該計測具を対象物の長さ方向に移動させる。計測具
を移動させると、該計測具の車輪が回転する。計測具を
所定の位置まで移動させたら、該計測具を対象物から離
して表示された数値を読む。この数値が、対象物の長さ
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。この計測具は、計測具本体Aと把持
部Bとから構成されている。最初に、計測具本体Aにつ
いて説明する。図1ないし図3に示されるように、計測
具本体Aを構成するフレーム1は直方体形状であり、そ
の前部は先細り形状を成していて、その前端面1aは開
放状態になっている。フレーム1の上面部には表示部2
が設けられていると共に、該表示部2の下方に加算キー
3、乗算キー4、実行キー5、クリアキー6の各制御キ
ーが配設されている。フレーム1の側面部には、スライ
ドスイッチ7と後述する補正キー10とが設けられてい
る。また、フレーム1の前部には車軸8が取付けられて
いる。この車軸8の軸方向のほぼ中央部には、軸受9を
介して車輪11が装着されている。この車輪11は、樹
脂材料より成る。車輪11の一部は、開放状態となった
フレーム1の前端面1aから突出されている。表示部2
について説明する。表示部2には、最大3桁の整数部1
2と2桁の小数部13とから成る数値が、液晶によって
表示される。前記した整数部12と小数部13との間に
は、小数点14が表示される。また、表示部2の後方に
は、表示される数値の単位がメートルであることを示す
文字「m」が刻印されている。
【0007】車輪11の回転量を検出するための手段に
ついて説明する。図3に示されるように、計測具本体A
の前端部には車輪11が突出した状態で、車軸8に装着
されている。車軸8の側方には、該車軸8の軸方向に沿
って支持軸15が配設されていて、この支持軸15の軸
方向のほぼ中央部に摩擦車16が取付けられている。摩
擦車16の外周面は、常時車輪11の外周面に圧接され
ている。摩擦車16の一端部には、第1歯車17が一体
にして取付けられている。即ち、摩擦車16と第1歯車
17とは同時に回転する。そして、支持軸15の側方で
フレーム1の内側には、該支持軸15の軸方向に沿って
エンコーダEが固設されている。エンコーダEの軸18
には第2歯車19が装着されていて、該第2歯車19は
前記した第1歯車17と噛合されている。車輪11が回
転すると、車輪11と摩擦車16との間に発生する摩擦
力により、摩擦車16が回転する。同時に、第1及び第
2の各歯車17,19が回転し、エンコーダEの軸18
が回転する。即ち、車輪11の回転がエンコーダEに伝
達される。車輪11の実際の回転量は、エンコーダEを
介して図示しない制御部に入力され、ここで長さに変換
される。そして、この数値が表示部2に表示される。
【0008】次に、把持部Bの構成について説明する。
図1及び図2に示されるように、フレーム1の後部に
は、該フレーム1に連続して筒体21が設けられてい
る。該筒体21の長手方向のほぼ中央部には、嵌装穴2
2が設けられていて、この嵌装穴22に把持体23が嵌
装されている。筒体21の後部の内側には、該筒体21
の長手方向に直角な方向にそれぞれ鋼球24が埋設され
ている。これらの鋼球24は、筒体21に埋設されたス
プリング25によって筒体21の軸中心に向って付勢さ
れていて、各鋼球24の一部分が嵌装穴22から突出さ
れている。把持体23において前記した各鋼球24と相
対向する部分には、複数の窪み穴26が該把持体23の
長手方向に沿って所定の間隔をおいて設けられている。
把持体23を長手方向に沿って前後させると、何れかの
窪み穴26に各鋼球24が嵌まり込み、該把持体23は
筒体21に係止される。即ち、把持体23において、各
鋼球24が嵌まり込む窪み穴26の位置を変えることに
よって、把持体23が筒体21から突出している部分の
長さを変えることができる。
【0009】次に、図4及び図5を参照しながら、この
計測具の作用について説明する。本実施例の計測具は小
型のものであり、現場作業者のポケットにも収納可能で
ある。図4に示されるように、作業者は計測される対象
物(板材27)の一端部に計測具の車輪11をあてが
い、該車輪11を回転させながら矢印28に示される方
向に移動させる。把持部Bを構成する把持体23の長さ
は自在に変更できるため、該計測具を常に最適な長さに
して計測を行うことができる。計測具の車輪11を回転
させながら計測具本体Aを移動させると、摩擦車16は
車輪11に圧接されているため、該摩擦車16は車輪1
1の回転に確実に追随する。計測具の車輪11を板材2
7の他端部に移動させたら、該計測具を板材27から離
して表示部2に表示された計測値M1 を読む。この計測
値M1 が、板材27の長さである。続いて別の板材の長
さを計測するのならば、クリアキー6を押して同様な計
測を行う。
【0010】1回目に計測した板材27と、2回目に計
測する別の板材の長さの合計を知りたい場合、1回目に
計測した板材27の計測値M1 を読み取った後、加算キ
ー3を押す。即ち、図5のフローチャートにおいて、
「判断」の部分(「押されたキーの種類」)で示される
操作を行う。すると、その時点で表示されていた数値
(1回目の計測値M1 )が、図示しない制御部にメモリ
ーされ、表示部2に表示されていた数値はゼロリセット
される。この状態で、別の板材の長さを計測する。計測
具の表示部2には、2回目の計測値M2 が表示される。
ここで、実行キー5を押すと図示しない制御部におい
て、1回目の計測値M1 と2回目の計測値M2とを合計
する計算が行われ、その計算結果C1 (C1 =M1 +M
2 )が計測具の表示部2に表示される。更に別の板材と
の長さの合計が知りたい場合、再度加算キー3を押して
同様な操作を行う。
【0011】同様にして、板材27の面積を知りたい場
合、1回目の計測値M1 を読み取った後、乗算キー4を
押して2回目の計測を行う。2回目の計測値M2 を読み
取った後実行キー5を押せば、該板材27の面積を示す
計算結果C2 (C2 =M1 ×M2 )が表示部2に表示さ
れる。
【0012】図6に示されるように、垂直な壁面29の
高さを計測する場合、該計測具は壁面29と天井面31
とで形成される直角部にあてがわれる。そのため、計測
値が計測具の車輪11の半径rの長さだけ短くなってし
まう。このような場合、計測を行う前に、該計測具に設
けられた補正キー10を押してから計測を行う。する
と、計測値に車輪11の半径rの長さが加算されて表示
されるため、より正確な計測値が得られる。同様にし
て、計測具が壁面29と床面32とで形成される直角部
に到達した後、補正キー10を押すと、計測値に車輪1
1の半径rの長さが加算されて表示される。上記したよ
うに、計測を行う前後に補正キー10を押すことによっ
て、直角部を有する対象物の正確な長さを計測すること
ができる。
【0013】この制御部には、表示部2に数値が表示さ
れたまま車輪11が回転しない状態が一定時間続いた場
合、或いは各制御キー3〜6及び補正キー10からの入
力が一定時間なかった場合、自動的に電源を切って電力
の消耗を防ぐ機能を備えている。この機能は公知の技術
である。この状態から計測具を使用する場合、クリアキ
ー6を押すか、スライドスイッチ7をスライドさせてい
ったん電源を切り、再度電源を投入すればよい。
【0014】本実施例では、携帯可能な小型の計測具と
して説明したが、その大きさに関係ないのは勿論であ
る。また、表示部2の大きさも一例であり、必要に応じ
て表示される数値の桁数や表示される数値の単位を変え
てもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る計測具は、該計測具本体か
ら突出して設けられた車輪が回転し、該車輪の回転量が
長さに変換され、数値にて表示される。計測される対象
物が曲線であっても計測可能であり、しかも計測値を読
み間違えることはない。また、立体物における長さも計
測可能である。計測している際、作業者は計測具の車輪
が回転していることが目視できるため、計測値に対する
信頼感が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計測具の平面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】図1の前部のX−X拡大断面図である。
【図4】本発明に係る計測具を使用して、板材27の長
さを計測する状態の作用説明図である。
【図5】本発明に係る計測具の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】直角部を有する壁面29を計測する状態の作用
説明図である。
【符号の説明】
A:計測具本体 2:表示部 11:車輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を備えた計測具本体と、該計測具
    本体から突出して設けられた車輪とから成り、前記した
    車輪の回転量を長さに変換して表示することを特徴とす
    る計測具。
JP18855096A 1996-06-27 1996-06-27 計測具 Pending JPH1019543A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18855096A JPH1019543A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 計測具

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JP18855096A JPH1019543A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 計測具

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JPH1019543A true JPH1019543A (ja) 1998-01-23

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ID=16225666

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JP18855096A Pending JPH1019543A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 計測具

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