JP2516769Y2 - ステアリングセンタ検出装置 - Google Patents

ステアリングセンタ検出装置

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JP2516769Y2 JP10778890U JP10778890U JP2516769Y2 JP 2516769 Y2 JP2516769 Y2 JP 2516769Y2 JP 10778890 U JP10778890 U JP 10778890U JP 10778890 U JP10778890 U JP 10778890U JP 2516769 Y2 JP2516769 Y2 JP 2516769Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば車両の組立工程等において、ステア
リングシャフトにステアリングハンドルを取り付ける
際、舵角中心位置を検出するため用いられる検出装置に
関する。
(従来の技術) 従来の、車両の組立工程等においてステアリングコラ
ムにステアリングハンドルを取り付けるような作業は、
他の殆んどの組立が完了した後の最終的な段階で行なわ
れており、例えば車輪の角度を左一杯に偏位させた位置
から右一杯に偏位させてこの角度の偏位量をエンコーダ
で測定し、この全偏位量の半分の位置をセンタ位置とし
て車輪の舵角を戻した後、ステアリングハンドルを取り
付けている。そして舵角量の測定時には車輪を直接に操
作している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の場合は車両組立の最終段階で測
定し取り付けるようにしているが、最近のように、例え
ばステアリングハンドルのまわりにエアバック等の保護
装置を組み付ける車両のような場合には、工程順を変え
て早い段階で測定し取付けを行なう必要が生じた。つま
りかかる車両では、エアバック等の組付品を組み付けて
しまった最終段階では、既に組み付けたステアリングハ
ンドルを取り外すことが出来なくなってしまうからであ
る。そこで中間工程の組立ライン上等で簡易にセンタ位
置を検出することの出来る簡易な装置が望まれていた。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決するため、本考案はステアリングコ
ラムに対して位置決め的に装着可能な装着部と、この装
着部に対して回動自在に設けられ且つステアリングシャ
フトへの嵌合部を有する回動操作部を設け、この回動操
作部にギヤ噛合するエンコーダを設けた。又、このエン
コーダの測定データに基づいて回動センタ位置を演算し
表示する演算表示部を設けた。
(作用) 組立ライン上等で、例えば舵取車輪が浮いた状態で搬
送され又は支持されている状態で且つステアリングハン
ドルの取り付けられていない車両に作業者が乗り込み、
本装置の装着部をステアリングコラムに取り付け位置決
めする。そしてこの際、回動操作部の嵌合部をステアリ
ングシャフトに嵌合させて連結する。
次に回動操作部の操作によって車輪の舵角を、一方の
舵角端から他方の舵取端まで変化させ、変化量をエンコ
ーダで読み取り、このデータに基づいて演算表示部でセ
ンタ位置までの戻し角を表示する。
従って従来のように車輪を直接操作することなく簡易
にセンタ位置が測定出来る。
(実施例) 本考案のステアリングセンタ検出装置の実施例につい
て添付した図面に基づき説明する。
第1図は本ステアリングセンタ検出装置の平面図、第
2図は一部を断面とした同側面図、第3図は同正面図で
ある。
本ステアリングセンタ検出装置は、本来ステアリング
ハンドルが取り付けられる箇所に装着自在となって構成
され、第2図に示すようにステアリングコラム1に対し
て装着自在な装着部2と、この装着部2に回動可能に設
けられ、且つステアリングシャフト3に嵌合可能な回動
操作部4と、この回動操作部4にギヤ噛合するエンコー
ダ5と、このエンコーダ5の情報に基づいてセンタ位置
を算定し表示する演算表示部6を備えている。
装着部2は、矩形状の鋼板からなる基板8と、この基
板8に固着される一対のピン9,9を備え、この一対のピ
ン9,9は、ステアリングコラム1に取り付けられるコン
ビネーションステアリング10の締付ネジ孔11に挿入自在
とされている。又、基板8の中央には貫通孔12が設けら
れている。
回動操作部4は、ハンドル式の円形状の操作輪13と、
この操作輪13に設けられたグリップ部14と、操作輪13中
央に設けられた嵌合部15を備え、その嵌合部15は、基板
8に固着される支持部材16の軸受け17によって回動可能
となって支えられている。そして嵌合部15の先端は、前
述の基板8中央の貫通孔12を遊貫して、ピン9取付方向
側に張り出している。又嵌合部15には、ステアリングシ
ャフト3先端部に嵌合可能な差込穴19が設けられてい
る。そしてこの差込穴19の中間部には、小径のスプライ
ン部19aが設けられ、ステアリングシャフト3に設けた
スプライン部3aと係合する。
又嵌合部15の外周にはギヤ20が嵌着されている。
一方、エンコーダ5は、基板8の端部に止着された取
付部材22に固着され、このエンコーダ5に設けられたギ
ヤ23が前記ギヤ20に噛合している。そしてギヤ23の回動
量をパルスに換算して測定する。
演算表示部6はエンコーダ5と反対側の基板8のブラ
ケット24に取り付けられたボックス部25を備えており、
エンコーダ5の測定した情報をもとに第4図に示すよう
な回路構成で舵角量のセンタを演算して、第1図の表示
窓26に表示する。そしてこのボックス部25には以下に述
べるマスタスイッチ27、サーチボタン28、リセットボタ
ン29が設けられている。
演算表示のための回路構成について第4図の回路図に
基づき説明する。
マスタスイッチ27は、電気供給部から電力をA系統の
エンコーダ5、B系統のパルスカウンタ31、C系統の表
示手段32の3系統に供給するためのスイッチであり、各
系統との間には各増幅器33,34,35を設けている。
パルスカウンタ31は、エンコーダ5からのパルス信号
をカウントするとともに、積算したカウント数を半分に
変更するパスル変更手段36からの信号を受けて表示手段
32に送るよう構成されており、パルス変更手段36には、
AND回路37及び増幅器38を介して前記サーチボタン28が
接続している。すなわちパルスカウント31でパルスを積
算した後サーチボタン28を押すことにより、パルス数の
半量が表示手段32に電装され表示されることとなる。
表示手段32には、リセットボタン29によって表示窓の
表示を零に戻すカウント数零復帰手段39が接続されてい
る。そしてリセットボタン29とカウント数零復帰手段39
との間には、AND回路40と増幅器41を設けている。
このように構成したステアリングセンタ検出装置の取
扱い及び作用は次のとおりである。
先ず車輪を浮かせた状態で組立ラインを搬送中の車両
に作業者が乗り込み、本検出装置をステアリングコラム
1に装着する。この際車両の組立状態は、例えば第5図
に示すごとく舵取車輪43(例えば前輪)にタイロッド4
4、ステアリングギヤボックス45、ステアリングコラム
1、コンビネーションスイッチ10などの舵取ユニットが
組付けられており、ステアリングハンドルは未装着の状
態にある。(尚、同図中(E) はエンジンである。)
そして装着部2のピン9がコンビネーションスイッチ10
の締付ネジ孔11に挿入されると同時に、ステアリングシ
ャフト3の先端部が嵌合部15の差込孔19に挿入され、ス
プライン嵌合する。
次いで作業者は、操作輪13を操作して一方側に回動さ
せ、舵取端まで回動した時に演算表示部6のリセットボ
タン29を押して、表示を零とする。
次に操作輪13の逆方向に一杯に回動させ、そこでサー
チボタン28を押すと表示窓26には総回動パルス数の半量
が表示される。そこで作業者はこの数字が零になるまで
戻すことによって極めて簡単にセンタ位置が設定でき
る。そしてこの状態で検出装置を取り外し、その代りに
ステアリングハンドル46を取り付ける。
(考案の効果) 以上のように本考案のステアリングセンタ検出装置
は、従来のように舵取車輪を直接操作する必要がなく、
しかも人手に持ち運べるような簡易な構成によって組立
ライン上等でハンドルを取り付けることが出来るので便
利である。そして特に近年のようにエアバック等の附属
品を装着するような車両であっては、組立終了前にステ
アリングハンドルを取り付ける必要があるため、本装置
を用いることによって組立工程を極めて円滑ならしめる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本ステアリングセンタ検出装置の平面図、第2
図は一部を断面とした側面図、第3図は同平面図、第4
図は演算表示部の回路構成図、第5図は舵取車輪まわり
の概要図である。 尚同図中、1はステアリングコラム、2は装着部、3は
ステアリングシャフト、4は回動操作部、5はエンコー
ダ、6は演算表示部、15は嵌合部を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】舵角量のセンタ位置を検出する検出装置に
    おいて、 この装置は、ステアリングコラムに対して位置決め的に
    装着可能な装着部と、この装着部に対して回動自在に設
    けられ且つステアリングシャフトへの嵌合部を有する回
    動操作部と、この回動操作部にギヤ噛合するエンコーダ
    と、このエンコーダの測定データに基づいて回動センタ
    位置を演算し表示する演算表示部を備えたことを特徴と
    するステアリングセンタ検出装置。
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