JP3095913U - 両面表示型ダイヤルゲージ - Google Patents

両面表示型ダイヤルゲージ

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JP3095913U
JP3095913U JP2003000702U JP2003000702U JP3095913U JP 3095913 U JP3095913 U JP 3095913U JP 2003000702 U JP2003000702 U JP 2003000702U JP 2003000702 U JP2003000702 U JP 2003000702U JP 3095913 U JP3095913 U JP 3095913U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
dial gauge
double
spindle
switch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2003000702U
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English (en)
Inventor
貞行 松宮
康二 佐々木
亜紀 広島
里枝 田中
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Mitutoyo Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スピンドルの変位が前面からも後面からも読み
取れることができるデジタル表示部を両面に備えたダイ
ヤルゲージを提供すること。 【解決手段】両面型ダイヤルゲージ1は、短円筒形の本
体2と、その本体2の周囲壁を貫通してスピンドル3が
その軸方向へ移動可能に支持されている。前記本体2に
は、本体ケース4が前面、後面に備えられ、前記本体ケ
ース4には、デジタル表示部5およびスイッチ部6が設
けられている。スイッチ部6には、電源オン/オフスイ
ッチ、ゼロセットスイッチ、プリセットスイッチなどが
設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、デジタル表示部を両面に備えたダイヤルゲージに関する。
【0002】
【背景技術】
ダイヤルゲージは、測定冶具などへの組込みから各種精密機器への取り付けな ど様々な用途で使用されている。 治具に取り付けられた場合、ダイヤルゲージを容易に動かすことが出来ず、デ ジタル表示部が見えない位置が発生することがあり、デジタル表示部を回動させ るようにしたダイヤルゲージが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】 特公平3−12243号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようなデジタル表示部を回動させるような構成でも、デジタル表 示部が認識できる前面からしかスピンドルの移動変位量を確認できず、治具に取 り付ける場合のダイヤルゲージの取り付け位置に制限があった。 ダイヤルゲージの取り付け位置に制限がかかり、デジタル表示部の数値の読み 間違い等が起こりやすく、場合によってはデジタル表示部が見えないこともある 。
【0005】 本考案の目的は、スピンドルの変位が前面からも後面からも読み取れることが できるデジタル表示部を両面に備えたダイヤルゲージを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、本体と、この本体に軸方向移動可能に設けられたスピンドルと、こ のスピンドルの移動変位量を電気的信号として検出する変位検出手段と、この変 位検出手段によって検出されたスピンドルの移動変位量をデジタル表示部に表示 する演算制御手段とを備え、前記変位検出手段と前記演算制御手段が各々2つ設 けられ、前記デジタル表示部が備えられている本体ケースは、本体の両面に備え られていることを特徴とする両面表示型ダイヤルゲージ。
【0007】 前記本体ケースは、本体の両面に備えられ、本体に対し、各々任意に330° 回動することができる。また、前記本体ケースには、各種設定スイッチが備えら れ、各種設定スイッチを押すことで演算制御手段に信号を送り、各種の設定を行 うことができる。
【0008】 この構成の本考案では、スピンドルの変位が前面からも後面からも読み取れ、 さらに各々任意に330°回動することができるので、冶具に取り付ける際に位 置に制限がなくなり、冶具に組み込んだ後にも視認性と操作性を確保することが できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。 図1には、本実施形態の両面表示型ダイヤルゲージ1の正面図が示されている 。図2には、両面表示型ダイヤルゲージ1の側面図が示されている。両面型ダイ ヤルゲージ1は、通常のダイヤルゲージと同様に、短円筒形の本体2を備える。 本体2には、その周囲壁を貫通してスピンドル3がその軸方向へ移動可能に支持 されている。前記本体2には、本体ケース4が前面、後面に備えられ、前記本体 ケース4には、デジタル表示部5およびスイッチ部6が設けられている。スイッ チ部6には、電源オン/オフスイッチ、ゼロセットスイッチ、プリセットスイッ チなどが設けられている。
【0010】 また、本体ケース4の内部には、図3に示す如く、前記スピンドル3の移動変 位量を電気信号として検出する変位検出手段21と、この変位検出手段21によ って検出されたスピンドル3の移動変位量を前記デジタル表示部5にデジタル表 示する演算制御手段としての演算制御部22と、前記スイッチ部6によって、プ リセットやゼロセットされた定数などを記憶するメモリとがそれぞれ設けられて いる。前記演算制御部22は、前記変位検出値を前記デジタル表示部5にデジタ ル表示するとともに、スイッチ部6のスイッチが押されたときに、各々の処理を 行う。変位検出手段21は、前記本体ケース4とスピンドル3との間に設けられ た測長センサ21Aと、この測長センサ21Aからの信号をスピンドルの移動変 位量に相当する信号に変換する測長回路21Bとから構成されている。
【0011】 従って、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。 本体ケース4が前面、後面に備えられ、前記本体ケース4には、デジタル表示 部5およびスイッチ部6が設けられており、スピンドルの変位が前面からも後面 からも読み取れることができるので、治具に取り付ける場合のダイヤルゲージの 取り付け位置に制限がなくなる。
【0012】
【考案の効果】
このような本考案によれば、本体とスピンドルは一つで、本体ケースが本体の 前面、後面の2つ設けられ、それぞれ任意に330°回動することができるので 、冶具に組み込んだ後にも視認性と操作性を確保することができるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態にかかる両面表示型ダイヤル
ゲージを示す正面図である。
【図2】本考案の実施形態にかかる両面表示型ダイヤル
ゲージの側面図である。
【図3】本考案の実施形態にかかる回路構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 両面型ダイヤルゲージ 2 本体 3 スピンドル 4 本体ケース表示部 5 デジタル表示部 6 スイッチ部 21 変位検出手段 21A 測長センサ 21B 測長回路 22 演算制御部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体に軸方向移動可能に設
    けられたスピンドルと、このスピンドルの移動変位量を
    電気的信号として検出する変位検出手段と、この変位検
    出手段によって検出されたスピンドルの移動変位量をデ
    ジタル表示部に表示する演算制御手段とを備え、 前記変位検出手段と前記演算制御手段が各々2つ設けら
    れ、前記デジタル表示部が備えられている本体ケース
    は、本体の両面に備えられていることを特徴とする両面
    表示型ダイヤルゲージ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の両面表示型ダイヤルゲ
    ージにおいて、 本体ケースは、本体に対し、各々任意に330°回動す
    ることを特徴とする両面表示型ダイヤルゲージ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の両面表示型ダイヤルゲ
    ージにおいて、 前記本体ケースには、各種設定スイッチが備えられ、各
    種設定スイッチを押すことで演算制御手段に信号を送
    り、各種の設定を行うことができることを特徴とする両
    面表示型ダイヤルゲージ。
JP2003000702U 2003-02-17 2003-02-17 両面表示型ダイヤルゲージ Expired - Lifetime JP3095913U (ja)

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