JPH10195394A - 粘着シート - Google Patents
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- JPH10195394A JPH10195394A JP74297A JP74297A JPH10195394A JP H10195394 A JPH10195394 A JP H10195394A JP 74297 A JP74297 A JP 74297A JP 74297 A JP74297 A JP 74297A JP H10195394 A JPH10195394 A JP H10195394A
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Abstract
ち抜き加工適性にも優れた粘着シートを提供することに
ある。 【解決手段】表面基材、粘着剤層、および剥離シートを
積層としてなる粘着シートにおいて、上記の課題を解決
するための一つの手段として、本発明は、粘着剤層に下
記一般式(1)で表されるエステル誘導体を3〜30重
量%含有させるものである。 【化1】 (式中、R1 は炭素数7〜17のアルキル基、R2 は炭
素数1〜12のアルキル基またはベンジル基をまたはベ
ンジル基を示す。)
Description
のである。
用、物流管理用、家庭用として広範囲にわたってラベ
ル、シール、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形で
使用されている。この粘着シートの一般的構成を説明す
ると、表面基材と剥離シートとの間に粘着剤を挟んだ状
態にしたものであり、表面基材としては紙、フィルム、
合成紙、あるいは金属フォイル等が使用される。また、
剥離シートとしてはグラシン紙のような高密度紙、クレ
ーコート紙、クラフト紙や上質紙等にポリビニルアルコ
ール、澱粉等の水溶性高分子等と顔料を主成分とする塗
布層を設けた樹脂コーティング原紙等にシリコーン化合
物やフッ素化合物等の剥離剤を塗布したものが用いられ
る。そして、粘着剤としてはゴム系、アクリル系、ビニ
ルエーテル系等のエマルジョン、有機溶剤ないしは無溶
剤系の各種粘着剤が使用される。
物品にも貼付されるが、冷凍保存時に貼付された粘着シ
ートが剥がれる恐れがある。また、透明性を必要とされ
る粘着シートにおいては、表面基材に透明フィルムが使
用されるが粘着剤層に使用される粘着剤が透明性を低下
させる問題がある。
状態においても貼付性に優れた粘着シートを提供するこ
とにある。
材、粘着剤層、および剥離シートを積層としてなる粘着
シートにおいて、粘着剤層に下記一般式(1)で表され
るエステル誘導体を粘着剤層に対して3〜30重量%含
有させることにより、上記の課題が解決されることを見
出し、本発明を完成するに至った。
基、R2 は炭素数1〜12のアルキル基またはベンジル
基を示す。)
(1)で表されるエステル誘導体(以下、特定のエステ
ル誘導体と称する)3〜30重量%含有させることを特
徴とし、特定のエステル誘導体の含有量が3重量%未満
になると、冷凍状態(−40〜−5℃)での貼付性が改
良されず、また30重量%を越えると粘着剤層の粘着性
が低下する恐れがある。一般式(1)において、R1 の
炭素数が7以下になると粘着剤層中のエステル誘導体が
徐々に揮発したり、またR1 の炭素数が17を越えると
相分離をおこし、粘着性が低下する恐れがある。
カプリル酸エチル、カプリル酸−n−ブチル、カプリル
酸イソブチル、カプリル酸−n−ヘキシル、カプリル酸
−n−ヘプチル、カプリル酸−n−デシル、カプリン酸
エチル、カプリン酸−n−ブチル、カプリン酸イソブチ
ル、カプリン酸−n−ヘキシル、カプリン酸−n−ヘプ
チル、カプリン酸−n−デシル、ミリスチン酸エチル、
ミリスチン酸−n−ブチル、ミリスチン酸イソブチル、
ミリスチン酸−n−ヘキシル、ミリスチン酸−n−ヘプ
チル、ミリスチン酸−n−デシル、ラウリン酸メチル、
ラウリン酸エチル、ラウリン酸−n−ブチル、ラウリン
酸イソブチル、ラウリン酸−n−ヘキシル、ラウリン酸
−n−ヘプチル、ラウリン酸−n−デシル、パルミチン
酸メチル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸−n−ブ
チル、パルミチン酸イソブチル、パルミチン酸−n−ヘ
キシル、パルミチン酸−n−ヘプチル、パルミチン酸−
n−デシル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸エチ
ル、ステアリン酸−n−ブチル、ステアリン酸イソブチ
ル、ステアリン酸−n−ヘキシル、ステアリン酸−n−
ヘプチル、ステアリン酸−n−デシル、カプリル酸ベン
ジル、ステアリン酸ベンジル等が挙げられる。もちろ
ん、これらに限定されるものではなく、また必要に応じ
て二種以上を併用してもよい。
ム系粘着剤、単量体としてn−ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、アクリル酸、酢酸ビニル等などを共重合
体させたアクリル樹脂系粘着剤等の各種公知の粘着剤が
主成分として含有される。
ン、ロジンおよび変成ロジンの誘導体、ポリテルペン系
樹脂、テルペン変性体、脂肪族系炭化水素樹脂、シクロ
ペンタジエン系樹脂、芳香族系石油樹脂、フェノール系
樹脂、アルキル−フェノール−アセチレン系樹脂、クマ
ロン−インデン樹脂、ビニルトルエン−α−メチルスチ
レン共重合体等の粘着付与剤、および老化防止剤、安定
剤、充填剤、着色剤等を必要に応じて添加できる。これ
らは必要に応じて二種類以上を併用して使用することも
できる。
体とをホットメルトした粘着剤層用塗液、有機溶剤中に
粘着剤と特定のエステル誘導体を溶解された粘着剤層用
塗液、または粘着剤と特定のエステル誘導体のエマルシ
ョンからなる粘着剤層用塗液を表面基材の片面、あるい
は剥離シートの剥離層上に塗布後、必要により乾燥して
形成される。
布、コート紙、透明フィルム等が使用される。本発明の
粘着剤層は透明性が高く、表面基材として透明フィルム
を用いると極めて透明性に優れた粘着シートが得られ
る。
コーター、ナイフコーター、バーコーター、スロットダ
イコーター、リバースグラビアコーター、バリオグラビ
アコーター等のコーターで塗布される。この場合の塗布
量は乾燥重量で5〜30g/m2 程度、好ましくは10
〜25g/m2 程度である。
上に粘着剤層を形成させた後、表面基材を貼り合せる転
写方式や表面基材に直接粘着剤を塗布させ、その後剥離
紙を貼り合せる直接方式も使用できる。その他、粘着シ
ート製造分野における各種の公知技術が付加し得るもの
である。
剤との発色反応を利用した感熱記録体の記録部に貼り合
せることにより、冷凍食品や医薬品等の温度管理が必要
な物品の輸送または保管時に使用し、物品あるいは空間
が室温以下の保存温度に保たれていたかどうかを簡便に
検知することができる。例えば、感熱記録体をラベルプ
リンターでバーコード記録した後、粘着シートを貼り合
わせて、所定の温度以下で放置している間はバーコード
記録は消色されないが、所定の温度を越えるとバーコー
ド記録が徐々に消色される。
感熱記録体に用いられる無色ないしは淡色のロイコ染料
としては各種公知のものが使用できる。ロイコ染料の具
体例として、トリアリールメタン系誘導体、ジアリール
メタン系誘導体、フルオラン系誘導体、フェノチアジン
系誘導体、ローダミンラクタム系誘導体、スピロピラン
系誘導体、ロイコオーラミン系誘導体等が挙げられる。
各種公知のものが使用でき、例えばモノフェノール系誘
導体、ビスフェノール系誘導体、トリスフェノール系誘
導体、スルホニルウレア系誘導体、サリチル酸系誘導体
等が挙げられる。
説明するが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。また特に断らない限り例中の部および%はそれぞれ
重量部および重量%を示す。
チルヘキシルアクリレート34部およびアクリル酸1部
とを重合して得れたアクリル系粘着剤50部、粘着付与
剤(商品名:タマノル 803L/荒川化学工業社製)
15部、ポリイソシアネート系架橋剤(商品名:コロネ
ートL、ポリウレタン社製)2部、ミリスチン酸メチル
10部およびトルエン231部とからなる組成物を混合
・攪拌して得られた粘着剤層用塗液を市販の剥離紙の剥
離層面にリバースロールコーターで15g/m2 となる
ように塗布乾燥して粘着剤層を形成した後、厚さ50μ
mのポリエステルフィルムに貼り合せ、粘着シートを得
た。
チルの代わりに下記の化合物を用いた以外は、実施例1
と同様にして粘着シートを得た。 実施例2: カプリン酸−n−デシル 実施例3: ラウリン酸ブチル 実施例4: パルミチン酸イソブチル 実施例5: ミリスチン酸ベンジル
ル65部、2−エチルヘキシルアクリレート34部およ
びアクリル酸1部とを重合して得られたアクリル系粘着
剤の代わりに下記の単量体を重合して得られた粘着剤を
用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得
た。 実施例6: アクリル酸エチル20部、2−エチルヘキ
シルアクリレート59部、酢酸ビニル20部およびアク
リル酸1部 実施例7: アクリル酸ブチル14部、2−エチルヘキ
シルアクリレート65部、酢酸ビニル20部およびアク
リル酸1部
チル10部の代わりに下記化合物を用いた以外は、実施
例1と同様にして粘着シートを得た。 比較例1: ミリスチン酸メチル1部 比較例2: ミリスチン酸メチル30部 比較例3: フタル酸ジメチル10部
について、下記の評価試験を行い、得られた結果を表1
に示す。
0237に準じてインストロン型引張試験機によって3
00mm/分の引っ張り速度で180°の角度で剥離し
た際の荷重(g/25mm)を測定した(被着体:ポリ
エチレン)。
落下するまでの時間を測定した。
(縦20mm、横16mm)をポリエチレンのパイプ
(外形:13mm)に貼り付け、室温状態で1日放置
後、両端からの浮き上がりを目視で判定した。 ◎:浮き上がりがない ○:若干浮き上がりがあるが、実用上問題ないレベル △:かなり浮き上がりがあり、実用上問題となるレベル ×:完全に浮き上がる
名:Tree’s OA ワープロ用紙 PW−125
K、プラス社製))にTEC社製のバーコードプリンタ
ー、H−9606型を用いてバーコード記録し、その記
録面に、各粘着シートを貼り合せ、−20℃の冷凍庫に
1ヶ月間保存した後、日本電装社製のバーコード読み取
り機で100回読み取り、その読み取り率(%)を測定
した。
H−9606でバーコード印字し、各実施例で得られた
粘着シートを貼り合せた。20℃の室内に1時間放置し
た後、日本電装社製のバーコード読み取り機で100回
読み取り、その読み取り率(%)を測定した。
の粘着シートは、冷凍状態においても貼付性に優れ、し
かも主成分としてロイコ染料と呈色剤からなる感熱記録
体に貼付することにより、物品あるいは空間が室温以下
の保存温度に保たれていたか否かを簡便に検知できるも
のである。
素数1〜12のアルキル基またはベンジル基を示す。)
るものである。
用、物流管理用、家庭用として広範囲にわたってラベ
ル、シール、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形で
使用されている。この粘着シートの一般的構成を説明す
ると、表面基材と剥離シートとの間に粘着剤を挟んだ状
態にしたものであり、表面基材としては紙、フィルム、
合成紙、あるいは金属フォイル等が使用される。また、
剥離シートとしてはグラシン紙のような高密度紙、クレ
ーコート紙、クラフト紙や上質紙等にポリビニルアルコ
ール、澱粉等の水溶性高分子等と顔料を主成分とする塗
布層を設けた樹脂コーティング原紙等にシリコーン化合
物やフッ素化合物等の剥離剤を塗布したものが用いられ
る。そして、粘着剤としてはゴム系、アクリル系、ビニ
ルエーテル系等のエマルジョン、有機溶剤ないしは無溶
剤系の各種粘着剤が使用される。
物品にも貼付されるが、冷凍保存時に貼付された粘着シ
ートが剥がれる恐れがある。また、透明性を必要とされ
る粘着シートにおいては、表面基材に透明フィルムが使
用されるが粘着剤層に使用される粘着剤が透明性を低下
させる問題がある。
状態においても貼付性に優れた粘着シートを提供するこ
とにある。
材、粘着剤層、および剥離シートを積層としてなる粘着
シートにおいて、粘着剤層に下記一般式(1)で表され
るエステル誘導体を粘着剤層に対して3〜30重量%含
有させることにより、上記の課題が解決されることを見
出し、本発明を完成するに至った。
基、R2 は炭素数1〜12のアルキル基またはベンジル
基を示す。)
般式(1)で表されるエステル誘導体(以下、特定のエ
ステル誘導体と称する)3〜30重量%含有させること
を特徴とし、特定のエステル誘導体の含有量が3重量%
未満になると、冷凍状態(−40〜−5℃)での貼付性
が改良されず、また30重量%を越えると粘着剤層の粘
着性が低下する恐れがある。一般式(1)において、R
1 の炭素数が7以下になると粘着剤層中のエステル誘導
体が徐々に揮発したり、またR1 の炭素数が17を越え
ると相分離をおこし、粘着性が低下する恐れがある。
カプリル酸エチル、カプリル酸−n−ブチル、カプリル
酸イソブチル、カプリル酸−n−ヘキシル、カプリル酸
−n−ヘプチル、カプリル酸−n−デシル、カプリン酸
エチル、カプリン酸−n−ブチル、カプリン酸イソブチ
ル、カプリン酸−n−ヘキシル、カプリン酸−n−ヘプ
チル、カプリン酸−n−デシル、ミリスチン酸エチル、
ミリスチン酸−n−ブチル、ミリスチン酸イソブチル、
ミリスチン酸−n−ヘキシル、ミリスチン酸−n−ヘプ
チル、ミリスチン酸−n−デシル、ラウリン酸メチル、
ラウリン酸エチル、ラウリン酸−n−ブチル、ラウリン
酸イソブチル、ラウリン酸−n−ヘキシル、ラウリン酸
−n−ヘプチル、ラウリン酸−n−デシル、パルミチン
酸メチル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸−n−ブ
チル、パルミチン酸イソブチル、パルミチン酸−n−ヘ
キシル、パルミチン酸−n−ヘプチル、パルミチン酸−
n−デシル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸エチ
ル、ステアリン酸−n−ブチル、ステアリン酸イソブチ
ル、ステアリン酸−n−ヘキシル、ステアリン酸−n−
ヘプチル、ステアリン酸−n−デシル、カプリル酸ベン
ジル、ミリスチン酸ベンジル、ステアリン酸ベンジル等
が挙げられる。もちろん、これらに限定されるものでは
なく、また必要に応じて二種以上を併用してもよい。
ム系粘着剤、単量体としてn−ブチルアクリレート、2
−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメ
タクリレート、アクリル酸、酢酸ビニル等などを共重合
体させたアクリル樹脂系粘着剤等の各種公知の粘着剤が
主成分として含有される。
ン、ロジンおよび変成ロジンの誘導体、ポリテルペン系
樹脂、テルペン変性体、脂肪族系炭化水素樹脂、シクロ
ペンタジエン系樹脂、芳香族系石油樹脂、フェノール系
樹脂、アルキル−フェノール−アセチレン系樹脂、クマ
ロン−インデン樹脂、ビニルトルエン−α−メチルスチ
レン共重合体等の粘着付与剤、および老化防止剤、安定
剤、充填剤、着色剤等を必要に応じて添加できる。これ
らは必要に応じて二種類以上を併用して使用することも
できる。
体とをホットメルトした粘着剤層用塗液、有機溶剤中に
粘着剤と特定のエステル誘導体を溶解された粘着剤層用
塗液、または粘着剤と特定のエステル誘導体のエマルシ
ョンからなる粘着剤層用塗液を表面基材の片面、あるい
は剥離シートの剥離層上に塗布後、必要により乾燥して
形成される。
布、コート紙、透明フィルム等が使用される。本発明の
粘着剤層は透明性が高く、表面基材として透明フィルム
を用いると極めて透明性に優れた粘着シートが得られ
る。
コーター、ナイフコーター、バーコーター、スロットダ
イコーター、リバースグラビアコーター、バリオグラビ
アコーター等のコーターで塗布される。この場合の塗布
量は乾燥重量で5〜30g/m2 程度、好ましくは10
〜25g/m2 程度である。
上に粘着剤層を形成させた後、表面基材を貼り合せる転
写方式や表面基材に直接粘着剤を塗布させ、その後剥離
紙を貼り合せる直接方式も使用できる。その他、粘着シ
ート製造分野における各種の公知技術が付加し得るもの
である。
剤との発色反応を利用した感熱記録体の記録部に貼り合
せることにより、冷凍食品や医薬品等の温度管理が必要
な物品の輸送または保管時に使用し、物品あるいは空間
が室温以下の保存温度に保たれていたかどうかを簡便に
検知することができる。例えば、感熱記録体をラベルプ
リンターでバーコード記録した後、粘着シートを貼り合
わせて、所定の温度以下で放置している間はバーコード
記録は消色されないが、所定の温度を越えるとバーコー
ド記録が徐々に消色される。
感熱記録体に用いられる無色ないしは淡色のロイコ染料
としては各種公知のものが使用できる。ロイコ染料の具
体例として、トリアリールメタン系誘導体、ジアリール
メタン系誘導体、フルオラン系誘導体、フェノチアジン
系誘導体、ローダミンラクタム系誘導体、スピロピラン
系誘導体、ロイコオーラミン系誘導体等が挙げられる。
各種公知のものが使用でき、例えばモノフェノール系誘
導体、ビスフェノール系誘導体、トリスフェノール系誘
導体、スルホニルウレア系誘導体、サリチル酸系誘導体
等が挙げられる。
説明するが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。また特に断らない限り例中の部および%はそれぞれ
重量部および重量%を示す。
チルヘキシルアクリレート34部およびアクリル酸1部
とを重合して得れたアクリル系粘着剤50部、粘着付与
剤(商品名:タマノル 803L/荒川化学工業社製)
15部、ポリイソシアネート系架橋剤(商品名:コロネ
ートL、ポリウレタン社製)2部、ミリスチン酸メチル
10部およびトルエン231部とからなる組成物を混合
・攪拌して得られた粘着剤層用塗液を市販の剥離紙の剥
離層面にリバースロールコーターで15g/m2 となる
ように塗布乾燥して粘着剤層を形成した後、厚さ50μ
mのポリエステルフィルムに貼り合せ、粘着シートを得
た。
チルの代わりに下記の化合物を用いた以外は、実施例1
と同様にして粘着シートを得た。 実施例2: カプリン酸−n−デシル 実施例3: ラウリン酸ブチル 実施例4: パルミチン酸イソブチル 実施例5: ミリスチン酸ベンジル
ル65部、2−エチルヘキシルアクリレート34部およ
びアクリル酸1部とを重合して得られたアクリル系粘着
剤の代わりに下記の単量体を重合して得られた粘着剤を
用いた以外は、実施例1と同様にして粘着シートを得
た。 実施例6: アクリル酸エチル20部、2−エチルヘキ
シルアクリレート59部、酢酸ビニル20部およびアク
リル酸1部 実施例7: アクリル酸ブチル14部、2−エチルヘキ
シルアクリレート65部、酢酸ビニル20部およびアク
リル酸1部
チル10部の代わりに下記化合物を用いた以外は、実施
例1と同様にして粘着シートを得た。 比較例1: ミリスチン酸メチル1部 比較例2: ミリスチン酸メチル30部 比較例3: フタル酸ジメチル10部
について、下記の評価試験を行い、得られた結果を表1
に示す。
0237に準じてインストロン型引張試験機によって3
00mm/分の引っ張り速度で180°の角度で剥離し
た際の荷重(g/25mm)を測定した(被着体:ポリ
エチレン)。
落下するまでの時間を測定した。
(縦20mm、横16mm)をポリエチレンのパイプ
(外形:13mm)に貼り付け、室温状態で1日放置
後、両端からの浮き上がりを目視で判定した。 ◎:浮き上がりがない ○:若干浮き上がりがあるが、実用上問題ないレベル △:かなり浮き上がりがあり、実用上問題となるレベル ×:完全に浮き上がる
名:Tree’s OA ワープロ用紙 PW−125
K、プラス社製))にTEC社製のバーコードプリンタ
ー、H−9606型を用いてバーコード記録し、その記
録面に、各粘着シートを貼り合せ、−20℃の冷凍庫に
1ヶ月間保存した後、日本電装社製のバーコード読み取
り機で100回読み取り、その読み取り率(%)を測定
した。
H−9606でバーコード印字し、各実施例で得られた
粘着シートを貼り合せた。20℃の室内に1時間放置し
た後、日本電装社製のバーコード読み取り機で100回
読み取り、その読み取り率(%)を測定した。
の粘着シートは、冷凍状態においても貼付性に優れ、し
かも主成分としてロイコ染料と呈色剤からなる感熱記録
体に貼付することにより、物品あるいは空間が室温以下
の保存温度に保たれていたか否かを簡便に検知できるも
のである。
Claims (2)
- 【請求項1】表面基材、粘着剤層、および剥離シートを
積層としてなる粘着シートにおいて、粘着剤層に下記一
般式(1)で表されるエステル誘導体を粘着剤層に対し
て3〜30重量%含有させたことを特徴とする粘着シー
ト。 【化1】 (式中、R1 は炭素数7〜17のアルキル基、R2 は炭
素数1〜12のアルキル基またはベンジル基を示す。) - 【請求項2】表面基材が透明フィルムである請求項1記
載の粘着シート。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00074297A JP3767059B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 粘着シート |
US08/982,031 US5888929A (en) | 1996-12-18 | 1997-12-01 | Sheet set for temperature control and method of using the same |
DE19756231A DE19756231A1 (de) | 1996-12-18 | 1997-12-17 | Bogensatz für die Temperaturkontrolle und dessen Verwendungsverfahren |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00074297A JP3767059B2 (ja) | 1997-01-07 | 1997-01-07 | 粘着シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10195394A true JPH10195394A (ja) | 1998-07-28 |
JP3767059B2 JP3767059B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=11482168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00074297A Expired - Fee Related JP3767059B2 (ja) | 1996-12-18 | 1997-01-07 | 粘着シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3767059B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005225911A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 接着剤組成物 |
WO2015012386A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 透明粘着シート |
JP5861794B1 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-02-16 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 再剥離型粘着剤 |
-
1997
- 1997-01-07 JP JP00074297A patent/JP3767059B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005225911A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 接着剤組成物 |
WO2015012386A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2015-01-29 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 透明粘着シート |
JPWO2015012386A1 (ja) * | 2013-07-26 | 2017-03-02 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 透明粘着シート |
US9902131B2 (en) | 2013-07-26 | 2018-02-27 | Osaka Sealing Printing Co., Ltd. | Transparent adhesive sheet |
JP5861794B1 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-02-16 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 再剥離型粘着剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3767059B2 (ja) | 2006-04-19 |
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