JPH10195367A - ボールペン用水性インキ組成物 - Google Patents

ボールペン用水性インキ組成物

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JPH10195367A
JPH10195367A JP1583597A JP1583597A JPH10195367A JP H10195367 A JPH10195367 A JP H10195367A JP 1583597 A JP1583597 A JP 1583597A JP 1583597 A JP1583597 A JP 1583597A JP H10195367 A JPH10195367 A JP H10195367A
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鋭一 岡部
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智久 小谷
Yasuto Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1年以上の長期経時において、着色材である
顔料の沈降がなく、品質が低下せず、ペン先乾燥性にも
優れたボールペン用水性インキ組成物を提供すること。 【解決手段】 着色材と、マクロホモプシスガムと、水
溶性有機溶剤と、水とを少なくとも含むボールペン用水
性インキ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールペン用水性
インキ組成物に関し、1年以上の長期保管後も粘度を安
定に維持し、更に着色材である顔料の沈降がないため品
質の低下がなく、ペン先乾燥性にも優れ、しかも一旦凍
結しても、解凍後は、凍結前と同様に安定な分散状態を
保持するボールペン用水性インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボールペンとしては、数千mPa
・sの高粘度の油性インキを使用している油性ボールペ
ンと、数mPa・sの低粘度の水性インキを使用した水
性ボールペンとが知られている。上記油性ボールペン
は、使用するインキが高粘度であるが故に、筆記面にお
けるインキの浸透が悪くなり、そのためボテや線が割れ
たりするという欠点を有している。また、この欠点を改
良した水性ボールペンは、使用するインキが低粘度であ
るが故に、中綿と呼ばれるインキ吸蔵部を必要とし、更
に、このインキ吸蔵部とペン先との間にインキ中継部材
を介在させることが必要であり、構造上複雑になるとい
う欠点を有している。
【0003】近年、ペン先を取り付けたインキ収容管
に、水性インキを直接充填して、油性ボールペンが有す
る長所と水性ボールペンが有する長所との両方を兼ね備
えたボールペンが提案されている。該ボールペンに使用
する水性インキは、インキ収容部に直接充填するもので
あるので、ペン先を下向きにした場合、インキがペン先
から自然に漏出しないよう高粘度である必要がある。更
に、筆跡の耐水性や耐光性を向上する目的で、着色材と
して顔料を用いた場合には、インキの粘度が高いほうが
顔料の沈降が少ないので、長期間保管後の筆記に対して
は有利である。しかし、インキの粘度が高いとペン先か
らのインキ吐出性が悪くなるという傾向があるので、本
ボールペンに使用するインキは、スムースにインキが吐
出するよう、筆記時、ボールの回転による高剪断力でイ
ンキ粘度が下がるという性質を有することが必要であ
る。インキに、ボールの回転による高剪断力でインキ粘
度が下がるという性質を付与するものとして、種々の水
溶性高分子が提案されている。例えば、特公昭64−8
673号公報には、キサンタンガムが開示されている。
また、特開平4−214782号公報には、ウェランガ
ムが開示されている。そして、特開平6−88050号
公報にはサクシノグルカンが開示されている。上記特開
平4−214782号公報には、キサンタンガムは顔料
の分散をやや不安定にする性質があり、キサンタンガム
を顔料分散系で長期間使用すると分散破壊のため顔料が
徐々に沈降する場合があるのに対して、ウェランガム
は、顔料の沈降に効果がある旨開示されている。また、
特開平6−88050号公報には、ウェランガムを用い
た水性インキは、着色材である顔料の分散安定性を長期
間維持することは難しく、ウェランガムを用いたインキ
をボールペン用インキとした場合、長期間保管した後、
筆記すると筆跡の淡色化や逆に過度の濃色化現象が生じ
たり、ひどい場合には顔料の凝集によるペン先でのイン
キ詰まりを起こして筆記できないことさえあるのに対し
て、サクシノグルカンは、長期間保管した後にも、顔料
の分散状態に悪影響を及ぼさない旨開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−214782号公報及び特開平6−88050号公
報に記載されている発明のインキ組成物の保管期間は、
実施例の経時試験結果によると、長期間といっても僅か
室温2ヶ月程度の結果であり、1年以上の長期経時につ
いては何ら開示されていない。上記、キサンタンガム、
ウェランガム及びサクシノグルカンといった水溶性高分
子を用いたボールペン用水性インキは、1年以上の長期
保管における顔料の分散安定性を維持することは難し
く、書き味が重くなったり、カスレが発生したりし、更
に、2年の長期保管では筆記できなくなってしまうとい
う問題を有する。本発明の課題は、1年以上という長期
間の保管後においても増粘剤は凝集することなく安定な
溶解状態を維持し、着色材である顔料の沈降がなく、品
質が低下しないボールペン用水性インキ組成物を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色材と、マ
クロホモプシスガムと、水溶性有機溶剤と、水とを少な
くとも含むことを特徴とするボールペン用水性インキ組
成物を要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳細
に説明する。本発明に使用する着色材としては、従来水
性インキ組成物に用いられている顔料が限定無く使用可
能である。その具体例として、ファーネストブラック、
コンタクトブラック、サーマルブラック、アセチレンブ
ラック等のカーボンブラック、黒色酸化鉄、黄色酸化
鉄、赤色酸化鉄、群青、紺青、コバルトブルー、チタン
イエロー、ターコイズ、モリブデートオレンジ、酸化チ
タン等の無機顔料、C.I.ピグメントレッド2、同
3、同5、同17、同22、同38、同41、同48:
2、同48:3、同49、同50:1、同53:1、同
57:1、同58:2、同60、同63:1、同63:
2、同64:1、同88、同112、同122、同12
3、同144、同146、同149、同166、同16
8、同170、同176、同177、同178、同17
9、同180、同185、同190、同194同20
6、同207、同209、同216、同245、C.
I.ピグメントオレンジ5、同10、同13、同16、
同36、同40、同43、C.I.ピグメントバイオレ
ット19、同23、同31、同33、同36、同38、
同50、C.I.ピグメントブルー2、同15、同1
5:1、同15:2、同15:3、同15:4、同1
5:5、同16、同17、同22、同25、同60、同
66、C.I.ピグメントブラウン25、同26、C.
I.ピグメントイエロー1、同3、同12、同13、同
24、同93、同94、同95、同97、同99、同1
08、同109、同110、同117、同120、同1
39、同153、同166、同167、同173C.
I.ピグメントグリーン7、同10、同36、等の有機
顔料のほか、アルミニウム粉末、真鍮粉末などの金属粉
顔料や、蛍光顔料、雲母系顔料などが挙げられる。
【0007】また、顔料を水性媒体に分散した分散顔料
の水性インキ組成物ベースを用いることもできる。具体
的には、富士色素(株)製Fuji.SPシリーズ、山
陽色素(株)製Emacolシリーズ、Sandyeシ
リーズ、オリエント化学工業(株)製MicroPig
moシリーズ、MicroJetシリーズ、東洋インキ
(株)製Rio、Fastシリーズ、EM Color
シリーズ(以上、無機、有機顔料の分散体)、日本蛍光
化学(株)製NKWシリーズ、東洋ソーダ(株)製コス
モカラーシリーズ、シンロイヒ(株)製シンロイヒ・カ
ラーベースシリーズ(蛍光顔料の分散体)等が挙げられ
る。これらは1種もしくは2種以上混合して用いること
もできる。
【0008】更に着色材として染料も限定なく使用可能
である。その具体例として、C.I.ダイレクトブラッ
ク17、同19、同22、同32、同38、同51、同
71、C.I.ダイレクトイエロー4、同26、同4
4、同50、C.I.ダイレクトレッド1、同4、同2
3、同31、同37、同39、同75、同80、同8
1、同83、同225、同226、同227、C.I.
ダイレクトブルー1、同15同41、同71、同86、
同87、同106、同108、同199等の直接染料
や、C.I.アシッドブラック1、同2、同24、同2
6、同31、同52、同107、同109、同110、
同119、同154、C.I.アシッドイエロー1、同
7、同17、同19、同23、同25、同29、同3
8、同42、同49同61、同72、同78、同11
0、同127、同135、同141、同142C.I.
アシッドレッド8、同9、同14、同18、同26、同
27、同35、同37、同51、同52、同57、同8
2、同83、同87、同92、同94、同111、同1
29、同131、同138、同186、同249、同2
54、同265、同276、C.I.アシッドバイオレ
ット15、同17、同49、C.I.アシッドブルー
1、同7、同9、同15、同22、同23、同25、同
40同41、同43、同62、同78、同83、同9
0、同93、同100、同103、同104、同11
2、同113、同158、C.I.アシッドグリーン
3、同9、同16、同25、同27、C.I.アシッド
オレンジ56等の酸性染料、C.I.フードイエロー3
等の食用染料、マラカイトグリーン(C.I.4200
0)、ビクトリアブルーFB(C.I.44045)、
メチルバイオレットFN(C.I.42535)、ロー
ダミンF4G(C.I.45160)、ローダミン6G
CP(C.I.45160)等が挙げられる。本発明に
おける着色材の使用量は、ボールペン用水性インキ組成
物全量に対して5〜40重量%が好ましい。筆跡濃度を
保つために5重量%以上が好ましく、ペン先からのイン
キの吐出に好適な粘度となすために40重量%が好まし
い。尚、上記顔料、分散顔料、染料は混合して使用する
こともできる。
【0009】本発明に使用するマクロホモプシスガム
は、マクロホモプシス(Macrophomopsi
s)属に属する微生物より得られるβ−グルカンであっ
て、例えば、結合様式が、主鎖のD−グルコピラノシル
残基はすべてβ−1,3結合であり、又、主鎖のD−グ
ルコピラノシル残基のC−6の位置で分岐しており、か
つ主鎖であるβ−1,3結合のD−グルコピラノシル残
基4個毎にβ−1,6結合のD−グルコピラノシル残基
1個を側鎖として有するものなどが挙げられる。マクロ
ホモプシス(Macrophomopsis)属に属す
る微生物としては、例えば、微工研受託9366号とし
て寄託されたマクロホモプシスKAB55株と命名され
たものが挙げられる。マクロホモプシスガムを得るに
は、通常知られた方法を採用できる。例えば、上記マク
ロホモプシス属に属する菌株KAB55を、100gの
グルコース、5gの脱脂綿実粉、1gのKH2PO4、3
gのMgSO4・7H2Oを1リットルの水に溶かし、水
酸化ナトリウムにてpH6に調整した培地にて、3日間
培養し、これの6mlを、同組成培地100mlを入れ
た500ml三角フラスコに植菌して25℃で4日間1
20回転/分で培養する。これによって得られた培養液
を8000回転/分、20分間で遠心分離し、菌体を除
去し、上澄に等量の40%イソプロパノールを加え、マ
クロホモプシスガムを析出させ、これを10,000回
転/分、5分間で遠心分離しマクロホモプシスガムを得
る。得られたマクロホモプシスガムを再び水に溶解させ
上記操作を繰り返し、高い純度のマクロホモプシスガム
を得る。このマクロホモプシスガムは、シュードプラス
チック性が他の水溶性増粘剤と比較して非常に大きい。
従って、本発明のボールペンインキは、未使用時は、粘
度が非常に高く顔料の沈降に対して効果的であり、使用
時は、ボールの回転により急激に粘度が低くなりインキ
の吐出がスムースとなる性質を有している。更に潤滑
性、保湿性といった性質も有している。本発明における
マクロホモプシスガムの使用量としては、ボールペン用
水性インキ組成物全量に対して0.05〜2.0重量%
が好ましく、特に0.1〜1.0重量%が好ましい。イ
ンキ粘度を好適に保ち、ペン先からのインキの自然流出
を防止する点で、また着色材として顔料を用いる場合の
顔料の沈降に対する効果が大きい点で0.05重量%以
上が好ましく、一方、ペン先部からのインキの吐出に好
適な粘度となす点で2.0重量%以下が好ましい。
【0010】本発明に使用するロダン化物としては、チ
オシアン酸の金属塩やアンモニウム塩が挙げられ、如何
なる環境下でも、インキの安定な分散状態を保持するた
めに用いるものである。具体的なロダン化物としては、
チオシアン酸ナトリウム、チオシアン酸カリウム、チオ
シアン酸アンモニウム等が挙げられ、これらを単独或い
は混合して使用することができる。その使用量として
は、ボールペン用水性インキ組成物全量に対して5〜2
0重量%が好ましい。如何なる環境化でも、分散安定性
に対する効果が大きい点で5重量%以上が好ましく、一
方、マクロホモプシスガムを良好に溶解させるに必要な
水の量を考慮すると20重量%以下が好ましい。
【0011】本発明に使用するポリオキシエチレンラウ
リルエーテルリン酸の金属塩及び又はアンモニウム塩
は、マクロホモプシスガムの溶解に対しては影響しない
ので顔料の分散剤として用いた場合、インキの経時性は
より安定な分散状態を保持することができる。具体的な
例としては、DLP−10、TLP−4(日光ケミカル
ス(株)製)等が挙げられる。その使用量はボールペン
用水性インキ組成物全量に対して0.1〜5重量%が好
ましい。顔料を良好な分散状態となす点で0.1重量%
が好ましく、滲みのない筆跡となす点で5重量%以下が
好ましい。
【0012】本発明に使用する糖アルコールとしては、
糖のアルデヒド基及びケトン基を還元して得られる多価
アルコールが挙げられる。これは、分子中に水酸基が多
数あり、疎水部位もないので、マクロホモプシスガムの
溶解力を低下させない。従って、マクロホモプシスガム
の溶解には影響せず、その保湿性、吸湿性を利用してペ
ン先でのインキ乾燥を防止することができる。具体的な
糖アルコールとしては、ソルビット、マンニット、キシ
リット、エリスリトール、イノシットなどの一糖アルコ
ール、マルチトール、イソマルチトール、ラクチトー
ル、パラチニットなどの二糖アルコールが挙げられ、こ
れらを単独或は混合して使用することができる。その使
用量としてはインキ全量に対して10〜30重量%が好
ましい。なお、三糖アルコール、及びオリゴ糖アルコー
ルといわれる四糖以上のアルコールは、単独で5%以上
加えると、本発明に使用するマクロホモプシスガムを凝
集させてしまうことがある。従って、これらの糖アルコ
ールを使用する場合は、一糖アルコール及び二糖アルコ
ールと併用するのが好ましい。
【0013】本発明に使用する水溶性有機溶剤は、イン
キとしての種々の品質、例えば、低温時でのインキの凍
結防止や、ペン先でのインキ乾燥防止などの目的で使用
するものである。その具体例として、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、チオジエチレングリコール、
グリセリン等のグリコール類や、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、2−ピロリドン、トリエタノールアミン等が挙
げられる。その使用量はボールペン用水性インキ組成物
全量に対して5〜25重量%が好ましい。
【0014】水は、主溶剤として使用する。
【0015】また、ベンゾチアゾリン系、オマジン系な
どの防腐剤、ベンゾトリアゾールなどの防錆剤、顔料の
分散安定剤としての樹脂や界面活性剤などといった種々
の添加剤を必要に応じて添加することもできる。
【0016】本発明のボールペン用水性インキ組成物を
製造するに際しては、従来知られている種々の方法が採
用できる。例えば、着色材として染料や分散顔料を用い
る場合は、ヘンシェルミキサー等の撹拌機に水とマクロ
ホモプシスガムを入れ撹拌した後、残りの成分を入れ、
更に混合撹拌することにより容易に得られる。着色材と
して顔料を用いた場合は、予め顔料をボールミル、ビー
ズミル、ロールミル等の分散機により分散し分散顔料状
となした後、上記と同様に行えば、容易に得られる。
【0017】
【作用】本発明のボールペン用水性インキ組成物が、長
期間保存しても顔料が沈降しにくく、初期の分散状態を
長期に渡り保持するという性質を有していることについ
ては、以下のように推考される。インキ中に分散してい
る顔料は、その粒子径が0.10μm以下であっても経
時的には沈降してしまう。この沈降を防止するには粘度
を極力高くすれば抑止することはできるが、筆記具イン
キとして用いる場合は、ペン先より連続的にインキを吐
出しなければ、筆記具として成り立たない。本発明に係
わるマクロホモプシスガムを用いたボールペン用水性イ
ンキ組成物は、前記キサンタンガムやウェランガム等を
用いた高粘度水性インキと比較して剪断力による粘度の
低下の幅が大きい。従って、ボールペンのインキ収容管
に、顔料の沈降を完全に抑える程度の高い粘度で充填し
ても、筆記時、ボールの回転によりインキの粘度が極端
に下がるので、何ら問題なく筆記できる。従って、長期
間保管した後も顔料の沈降がなく、品質が低下しない。
また、マクロホモプシスガムは多くの水酸基をもつポリ
マーであり、分子間、分子内の水酸基同志の間に強い水
素結合性を持ち、水に対する溶解性を阻害する傾向があ
る。それ故、疎水部位の割合が大きい物質を加えると水
分子との会合割合が減少するので溶解しがたくなる傾向
となる。一方、ロダン化物は、水自身の強固な水素結合
の構造を破壊する性質があるので、如何なる環境でも、
マクロホモプシスガムは水と常に会合することで安定な
溶解状態を維持する。従って、インキは経時的に安定な
分散状態を保持することができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例、比較例に基づき更に詳細に説
明する。 実施例1 カーボンブラック 8.0重量部 マクロホモプシスガム 0.3重量部 グリセリン 15.0重量部 水 74.5重量部 分散剤(NP−15、POE(15)ノニルフェニルエーテル、日光ケミカル ス(株)製) 2.0重量部 防腐防黴剤(プロクセル GXL、ICIジャパン(株)製、1,2−ベンゾ イソチアゾリン−3−オン) 0.2重量部 上記成分中、カーボンブラックと分散剤と水20.0重
量部とグリセリン15重量部とを混合し、ボールミルで
24時間分散処理を行いカーボンブラック分散液を調整
する。次に、マクロホモプシスガムと水49.5重量部
とをホモミキサーにて10分間撹拌して得たマクロホモ
プシスガム水溶液中に、上記カーボンブラック分散液と
残りの上記各成分とを加え、更に30分間混合撹拌して
E型粘度計の1rpmで粘度5000mPa・s、10
rpmで粘度710mPa・s(25℃)の黒色インキ
を得た。
【0019】実施例2 分散顔料(ポラックス ブラックPC−135、住化カラー(株)製) 30.0重量部 マクロホモプシスガム 1.0重量部 グルセリン 10.0重量部 エチレングリコール 5.0重量部 水 53.8重量部 防腐防黴剤(プロクセルGXL) 0.2重量部 上記成分中、マクロホモプシスガムと水とをヘンシェル
ミキサーにて10分間撹拌混合してマクロホモプシスガ
ム水溶液を調整し、これに残りの上記各成分を加えて、
更に30分間混合撹拌してE型粘度計の1rpmで粘度
31000mPa・s、10rpmで粘度4500mP
a・s(25℃)の黒色インキを得た。
【0020】実施例3 エオシン(C.I.アシッドレッド 87) 7.0重量部 マクロホモプシスガム 2.0重量部 グリセリン 12.0重量部 エチレングリコール 3.0重量部 水 75.8重量部 防腐防黴剤(プロクセルGXL) 0.2重量部 上記各成分を実施例2と同様になしてE型粘度計の1r
pmで粘度44000mPa・s、10rpmで630
0mPa・s(25℃)の赤色インキを得た。
【0021】実施例4NKW−2117(蛍光ピンク水
性インキベース 日本蛍光化学(株)製) 30.00重量部マクロホモプシスガム
0.05重量部グリセリン
15.00重量部水
54.75重量部防黴防腐剤
(プロクセルGXL) 0.20重量部 上記各成分を実施例2と同様になしてE型粘度計の1r
pmで粘度1800mPa・s、10rpmで260m
Pa・s(25℃)の蛍光ピンク色インキを得た。
【0022】実施例5 酸化チタン(クロノスKR380 デュポン・ジャパン・リミテッド社製) 30.0重量部 マクロホモプシスガム 0.4重量部 グリセリン 10.0重量部 エチレングリコール 3.0重量部 水 43.4重量部 分散剤(ジョンクリルJ61J、スチレンアクリル共重合体アンモニュウム塩 、ジョンソンポリマー(株)製) 13.0重量部 防黴防腐剤(プロクセルGXL) 0.2重量部 上記成分中、マクロホモプシスガム及びプロクセルGX
L以外の成分を混合し、ボールミルにて24時間分散処
理を行った後、これにマクロホモプシスガム及びプロク
セルGXLを加えて、ヘンシェルミキサーにて1時間混
合撹拌してE型粘度計の1rpmで粘度20000mP
a・s、10rpmで2900mPa・s(25℃)の
白色インキを得た。
【0023】実施例6 アルミニウムペースト(WXM0630、東洋アルミニウム(株)製) 6.0重量部 マクロホモプシスガム 0.8重量部 グリセリン 10.0重量部 エチレングリコール 5.0重量部 水 77.5重量部 スチレン−アクリル共重合体エマルジョン(定着剤、ジョンクリルJ−775 、ジョンソンポリマー(株)製) 0.5重量部 防黴防腐剤(プロクセルGXL) 0.2重量部 上記成分中、マクロホモプシスガムと水とをヘンシェル
ミキサーにて10分間混合撹拌し、マクロホモプシスガ
ム水溶液を調整した後、これに、残りの上記成分を加え
て更にヘンシェルミキサーにて30分間混合撹拌してE
型粘度計の1rpmで粘度25000mPa・s、10
rpmで3600mPa・s(25℃)の銀色インキを
得た。
【0024】実施例7 カーボンブラック 8.0重量部 マクロホモプシスガム 0.3重量部 チオシアン酸カリウム 10.0重量部 グリセリン 15.0重量部 水 64.5重量部 分散剤(NP−15、POE(15)ノニルフェニルエーテル、日光ケミカル ス(株)製) 2.0重量部 防腐防黴剤(プロクセル GXL、ICIジャパン(株)製、1,2−ベンゾ イソチアゾリン−3−オン) 0.2重量部 上記成分中、カーボンブラックと分散剤と水20.0重
量部とグリセリン15重量部とを混合し、ボールミルで
24時間分散処理を行いカーボンブラック分散液を調整
する。次に、マクロホモプシスガムと水49.5重量部
とをホモミキサーにて10分間撹拌して得たマクロホモ
プシスガム水溶液中に、上記カーボンブラック分散液と
残りの上記各成分とを加え、更に30分間混合撹拌して
E型粘度計の1rpmで粘度5500mPa・s、10
rpmで粘度750mPa・s(25℃)の黒色インキ
を得た。
【0025】実施例8 カーボンブラック 8.0重量部 マクロホモプシスガム 0.3重量部 グリセリン 15.0重量部 水 74.5重量部 分散剤(DLP−10、POE(10)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム、 日光ケミカルス(株)製) 2.0重量部 防腐防黴剤(プロクセル GXL、ICIジャパン(株)製、1,2−ベンゾ イソチアゾリン−3−オン) 0.2重量部 上記成分中、カーボンブラックと分散剤と水20.0重
量部とグリセリン15重量部とを混合し、ボールミルで
24時間分散処理を行いカーボンブラック分散液を調整
する。次に、マクロホモプシスガムと水49.5重量部
とをホモミキサーにて10分間撹拌して得たマクロホモ
プシスガム水溶液中に、上記カーボンブラック分散液と
残りの上記各成分とを加え、更に30分間混合撹拌して
E型粘度計の1rpmで粘度5000mPa・s、10
rpmで粘度700mPa・s(25℃)の黒色インキ
を得た。
【0026】実施例9 カーボンブラック 8.0重量部 マクロホモプシスガム 0.3重量部 ソルビット 20.0重量部 水 69.5重量部 分散剤(NP−15、POE(15)ノニルフェニルエーテル、日光ケミカル ス(株)製) 2.0重量部 防腐防黴剤(プロクセル GXL、ICIジャパン(株)製、1,2−ベンゾ イソチアゾリン−3−オン) 0.2重量部 上記成分中、カーボンブラックと分散剤と水20.0重
量部とソルビット10重量部とを混合し、ボールミルで
24時間分散処理を行いカーボンブラック分散液を調整
する。次に、マクロホモプシスガムと水49.5重量部
とをホモミキサーにて10分間撹拌して得たマクロホモ
プシスガム水溶液中に、上記カーボンブラック分散液と
残りの上記各成分とを加え、更に30分間混合撹拌して
E型粘度計の1rpmで粘度5000mPa・s、10
rpmで粘度710mPa・s(25℃)の黒色インキ
を得た。
【0027】実施例10 カーボンブラック 8.0重量部 マクロホモプシスガム 0.3重量部 チオシアン酸ナトリウム 10.0重量部 グリセリン 15.0重量部 水 64.5重量部 分散剤(DLP−10、POE(10)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム、 日光ケミカルス(株)製) 2.0重量部 防腐防黴剤(プロクセル GXL、ICIジャパン(株)製、1,2−ベンゾ イソチアゾリン−3−オン) 0.2重量部 上記成分中、カーボンブラックと分散剤と水20.0重
量部とグリセリン15重量部とを混合し、ボールミルで
24時間分散処理を行いカーボンブラック分散液を調整
する。次に、マクロホモプシスガムと水49.5重量部
とをホモミキサーにて10分間撹拌して得たマクロホモ
プシスガム水溶液中に、上記カーボンブラック分散液と
残りの上記各成分とを加え、更に30分間混合撹拌して
E型粘度計の1rpmで粘度5500mPa・s、10
rpmで粘度750mPa・s(25℃)の黒色インキ
を得た。
【0028】実施例11 カーボンブラック 8.0重量部 マクロホモプシスガム 0.3重量部 チオシアン酸アンモニウム 10.0重量部 グリセリン 5.0重量部 アマルティシロップ(マルチトール、東和化成工業(株)製) 16.0重量部 水 58.5重量部 分散剤(DLP−10、POE(10)ラウリルエーテルリン酸ナトリウム、 日光ケミカルス(株)製) 2.0重量部 防腐防黴剤(プロクセル GXL、ICIジャパン(株)製、1,2−ベンゾ イソチアゾリン−3−オン) 0.2重量部 上記成分中、カーボンブラックと分散剤と水20.0重
量部とグリセリン5重量部とを混合し、ボールミルで2
4時間分散処理を行いカーボンブラック分散液を調整す
る。次に、マクロホモプシスガムと水49.5重量部と
をホモミキサーにて10分間撹拌して得たマクロホモプ
シスガム水溶液中に、上記カーボンブラック分散液と残
りの上記各成分とを加え、更に30分間混合撹拌してE
型粘度計の1rpmで粘度5700mPa・s、10r
pmで粘度770mPa・s (25℃)の黒色インキ
を得た。
【0029】実施例12 実施例2において、マクロホモプシスガムを1.0重量
部から2.2重量部にし、その分水を減らした以外は、
実施例2と同様になしてE型粘度計の1rpmで粘度4
6000mPa・s、10rpmで6600mPa・s
(25℃)の黒色インキを得た。
【0030】実施例13 実施例3において、マクロホモプシスガムを2.0重量
部から0.04重量部にし、その分水を増やした以外
は、実施例3と同様になしてE型粘度計の1rpmで粘
度1700mPa・s、10rpmで250mPa・s
(25℃)の赤色インキを得た。
【0031】実施例14 実施例7において、カーボンブラックの代わりに、エオ
シンを用い、分散剤を除き、その分水を増やした以外
は、実施例2と同様になしてE型粘度計の1rpmで粘
度4900mPa・s、10rpmで粘度650mPa
・s(25℃)の赤色インキを得た。
【0032】比較例1 実施例1のマクロホモプシスガムの代わりに、キサンタ
ンガムを用いた以外は、実施例1と同様になしてE型粘
度計の1rpmで粘度1300mPs・s、10rpm
で350mPa・s(25℃)のインキを得た。
【0033】比較例2 実施例3のマクロホモプシスガムの代わりに、キサンタ
ンガムを用いた以外は、実施例3と同様になしてE型粘
度計の1rpmで粘度38000mPa・s、10rp
mで9500mPa・s(25℃)の赤色インキを得
た。
【0034】比較例3 実施例2のマクロホモプシスガムの代わりに、ウェラン
ガムを用いた以外は、実施例2と同様になしてE型粘度
計の1rpmで粘度25000mPa・s、10rpm
で6300mPa・s(25℃)の黒色インキを得た。
【0035】比較例4 実施例2のマクロホモプシスガムの代わりに、サクシノ
グルカンを用いた以外は、実施例2と同様になしてE型
粘度計の1rpmで粘度23000mPa・s、10r
pmで4600mPa・s(25℃)の黒色インキを得
た。
【0036】以上、実施例1〜14、比較例1〜4で得
たボールペン用水性インキ組成物について、下記の試験
を行った。結果を表1に示す。
【0037】(経時試験用及びペン先乾燥性のボールペ
ンの作成)ボールペンペン先を一端に連接したポリプロ
ピレン製(内径φ3.0mm)の中空筒体よりなる透明
なインキ収容管に、上記実施例1〜14、比較例1〜4
で得たボールペン用水性インキ組成物をを0.8g充填
し、その上部に逆流防止体を0.1g充填した後、ボー
ルペンに遠心機にて遠心力を加え、インキ中の気泡を脱
気して、試験用のボールペンを作成した。尚、実施例5
及び実施例6で得たボールペン用水性インキ組成物は、
使用した着色材の粒子径が大きいので、インキ吐出性を
考慮して、直径が0.8mmのボールを用いたペン先を
使用し、その他のボールペン用水性インキ組成物は、直
径が0.5mmのボールを用いたペン先を使用した。
【0038】(50℃経時試験) 条件:上記試験用ボールペンを50℃恒温室内にペン先
を下向きで、1ヶ月及び2ヶ月放置する(50℃恒温室
内に1ヶ月放置したボールペンのインキ減量は、室温に
1年放置したもののインキ減量に相当する。)。 (熱冷サイクル試験) 条件:上記試験用ボールペンを50℃恒温室内にペン先
を下向きで24時間放置後、−30℃に同様に24時間
放置する。これを1サイクルとし、5サイクル行う。 方法:上記試験用ボールペンの作成直後、筆記状態を確
認し、上記条件で保管した後、作成直後と同様の方法で
筆記状態を確認した。尚、筆記には、上質紙(JIS
P3201筆記用紙A)を用い、♀♀♀と、手書き筆記
した。
【0039】(ペン先乾燥性試験) 条件:経時試験とは別の試験用ボールペンを50℃恒温
室内にキャップを外して横向きにし、3日間放置する。 方法:上記試験用ボールペンの作成直後、筆記状態を確
認し、上記条件で保管した後、作成直後と同様の方法で
筆記状態を確認した。尚、筆記には、上質紙(JIS
P3201筆記用紙A)を用い、♀♀♀と、手書き筆記
した。
【0040】
【表1】
【0041】評価 ◎:滑らかに、カスレることなく良好に筆記できる。 ○:筆記はできるが、やや書き味が重くなる。 △:経時後、筆跡が濃くなり、重い書き味である。 ×:筆記できない(顔料の凝集によるペン先詰まり)
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るボールペン用水性インキ組成物は、長期経時後、着
色材である顔料の沈降がなく品質が低下しない優れたも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 鋭一 埼玉県草加市吉町4−1−8 ぺんてる株 式会社草加工場内 (72)発明者 小谷 智久 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社化粧品研究所内 (72)発明者 高橋 慶人 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社基礎科学研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色材と、マクロホモプシスガムと、水
    溶性有機溶剤と、水とを少なくとも含むことを特徴とす
    るボールペン用水性インキ組成物。
  2. 【請求項2】 更に、ロダン化物を含むことを特徴とす
    る請求項1記載のボールペン用水性インキ組成物。
  3. 【請求項3】 更に、ポリオキシエチレンラウリルエー
    テルリン酸の金属塩及び/又はアンモニウム塩を含み、
    前記着色材が顔料であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のボールペン用水性インキ組成物。
  4. 【請求項4】 更に、糖アルコールを含むことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のボー
    ルペン用水性インキ組成物。
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