JPH10194684A - ウィンチ及びその操作方法 - Google Patents

ウィンチ及びその操作方法

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JPH10194684A
JPH10194684A JP9348027A JP34802797A JPH10194684A JP H10194684 A JPH10194684 A JP H10194684A JP 9348027 A JP9348027 A JP 9348027A JP 34802797 A JP34802797 A JP 34802797A JP H10194684 A JPH10194684 A JP H10194684A
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reel
capstan
winch
rope
pump
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Helmut Kanzler
ヘルムト・カンツラー
Alfons Rock
アルフォンス・ロック
Gerhard Ummenhofer
ゲルハード・ウメンホファー
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Kaessbohrer Gelaendefahrzeug GmbH
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • B66D1/60Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans adapted for special purposes
    • B66D1/74Capstans
    • B66D1/7405Capstans having two or more drums providing tractive force
    • B66D1/741Capstans having two or more drums providing tractive force and having rope storing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • B66D1/28Other constructional details
    • B66D1/40Control devices
    • B66D1/42Control devices non-automatic
    • B66D1/44Control devices non-automatic pneumatic of hydraulic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばピステの維持作業等に使用されるのに
適した、簡単で信頼性のあるウィンチの操作方法を提供
することである。 【解決手段】 本発明は、ロープが被駆動リールに巻か
れて、少なくとも1つのキャプスタンヘッドに供給され
てキャプスタンヘッド上に巻かれ、キャプスタンの駆動
がキャプスタンヘッドを回転させてロープとキャプスタ
ンヘッドの間に存在するロープの摩擦によりロープの前
進を発生させるウィンチの操作方法に関する。更に、本
発明は操作方法に適したウィンチを提供する。方法及び
装置の改良として、本発明はキャプスタンの駆動とは独
立して調整可能なリールの駆動を開示している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウィンチの操作方法
及び該操作方法を実行するのに適したウィンチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このようなウィンチにおいては、被駆動
リールに巻かれているロープが少なくとも1つのキャプ
スタンヘッドに供給され、キャプスタンヘッドに巻回さ
れる。キャプスタンの駆動装置がキャプスタンヘッドを
回転すると、ロープとキャプスタンヘッドとの間に存在
する摩擦力によりロープが繰り出される。
【0003】このタイプのウィンチは、例えば、急傾斜
のピステを登るための登攀の補助器具として、ピステ維
持装置に使用される。ロープがキャプスタンヘッドに一
回乃至複数回巻回され、リールドラムにより強く引っ張
られている。キャプスタンヘッドを回転すると、ロープ
とキャプスタンヘッドとの間に発生する静摩擦力によ
り、車両が前進される。
【0004】実際知られているウィンチにおいては、リ
ール及びキャプスタンの各々は、共通の油圧ポンプによ
り駆動される油圧モータをそれぞれ具備している。この
ことが、キャプスタンヘッドが駆動されたとき、ロープ
がリールから連続的に受け取られ、キャプスタンヘッド
周りのロープの必要な巻き付けが同時に維持されること
を保証する。
【0005】しかし、実際にはリールの巻き付けから問
題が発生する。ロープは非常にきつくリールに巻き付け
られているので、ロープをリールで巻き取るとき既に巻
かれている2つの巻き付けの間にロープが挟まれること
がある。更に、ロープがリールの軸方向に適切に移動せ
ずに、リールにだらしなく巻かれて膨らみ部分を形成し
てしまう危険がある。
【0006】よって本発明の目的は、ロープが何の問題
もなくリールに巻き取られ、同時にウィンチにより良好
な駆動のための効果的なロープの繰り出しが達成可能
な、簡単で信頼性のあるウィンチの操作方法を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、キャプスタ
ンの駆動と分離してリールの駆動が調整可能なことを特
徴とする本発明のウィンチの操作方法により達成され
る。
【0008】その結果、ロープの巻き取り及び巻き戻し
時のリールの駆動が最適化され、何の問題もなしにロー
プがリール上に受け取られる。これとは別に、車両に要
求される牽引力又は前進力に従って、キャプスタンの駆
動が最適化される。リールの駆動が、前進運動に要求さ
れるキャプスタンヘッド周りの巻き付けを維持するため
に、適度なロープの張力を保証する。
【0009】驚いたことには、この駆動の分離によりリ
ール上へのきちんとした巻き取りが可能であることが判
明した。更に、この分離した調整及び各部材をより良く
適合させることが可能であることにより、キャプスタン
ヘッドとリールとの間のパワーロスが最小化されるの
で、効率が改良される。
【0010】今までの全ての従来技術においては、リー
ルとキャプスタンヘッドとの間に最適な協調関係を達成
するためには、リールとキャプスタンヘッドの駆動は一
体的に形成され調整されなければならないと考えられて
いた。
【0011】本発明はリール及びキャプスタンヘッドを
分離して調整あるいは制御し、それにも係わらずリール
及びキャプスタンヘッドの改良された協調関係が得られ
ることを明らかにしたものである。
【0012】特に好ましい方法で、リールとキャプスタ
ンヘッドとの間のロープの必要な引っ張り力に従ってリ
ールが駆動される。その結果、キャプスタンヘッドとリ
ールとの間の最適な牽引力が発生される。
【0013】牽引力は、キャプスタンヘッドの前進運動
のために十分な静摩擦があり、リール上へのロープの整
然とした巻き付けのために十分な牽引があるように適合
される。
【0014】しかし、引っ張り力は臨界領域以下に保持
される。もしこの領域を引っ張り力が超過すると、巻き
取り時に問題が発生する。例えば、引っ張り力はピステ
維持装置の適切な値である約700Nである。
【0015】リールを駆動する油圧モータに接続された
油圧ポンプの吐出量は、油圧モータの負荷状態に応じて
特別な方法で調整される。その結果、リールの駆動が、
リールとキャプスタンヘッドとの間のロープの最適な引
っ張り力を提供するために最適化される。
【0016】ロープの引っ張り力が過度に増加すると、
引っ張り力が増加しないように油圧ポンプの吐出量が減
少される。ロープが弛むと、ロープが最適な引っ張り力
まで素早く巻き取られるように油圧ポンプの吐出量が増
加される。
【0017】油圧モータの負荷状態は、リールドラムか
らモータに伝達される抵抗により得られる。油圧ポンプ
の助けにより、油圧モータの駆動が対応する調整により
最適な方法で調整又は制御される。
【0018】好ましくは、リールを駆動する油圧モータ
とモータを駆動する油圧ポンプの間に設けられた油圧ラ
イン中においては、負荷圧力は異なる負荷状態において
実質上一定に維持される。
【0019】駆動パワーはこの方法により非常に良く制
御可能である。同時に、この方法はリール上の過度なト
ルクの発生を防止する。吐出量を調整するだけで、油圧
ポンプ中の駆動パワーは変更される。
【0020】本発明の変形実施形態においては、リール
駆動の制御回路が分離して作動される。ロープ操作の開
始時において調整あるいは制御を作動すればよいので、
システムを開始するときにこれは特に有利である。
【0021】この作動の前には、例えば低いスタンバイ
圧力がリールシステムに供給される。ウィンチの操作が
適切なときにのみ、必要な最小トルクを保証する必要な
操作圧力で、リール駆動(リール駆動装置)を作動する
ことにより制御操作が開始される。
【0022】ロープがリールから引っ張られるとき、リ
ール駆動のモータは抵抗を発生するポンプとして作動さ
れる。ロープが引っ張られるときには、これが十分な反
力を保証して、ロープを僅かばかり張ってキャプスタン
ヘッドに供給する。
【0023】特別な実施形態においては、必要なロープ
の前進に応じて、キャプスタンの駆動がリールの駆動と
独立して制御される。その結果、リールの駆動を考慮に
入れる必要がないように、キャプスタン駆動の望ましい
駆動力あるいは駆動速度が分離して制御される。故に、
自動的に制御される。その結果、ウィンチ駆動の操作時
に前進運動に集中することができる。
【0024】油圧ポンプにより発生される負荷圧力の分
離した制御により、油圧ポンプの吐出量を変更すること
が可能である。即ち、負荷圧力がポンプを制御するため
に使用可能である。負荷圧力が次いで分岐ライン中で変
更可能であり、ポンプを調整するために対応する制御方
法で使用される。
【0025】ウィンチの駆動が開始されるときに、リー
ルのブレーキとキャプスタンヘッドのブレーキは同時に
解放されるのが特に望ましい。故に、リール及びキャプ
スタンヘッドはブレーキにより非作動状態にロックされ
ており、ブレーキはウィンチ駆動の開始時にのみ解放さ
れ、対応するトルクでロープの送り出し作用とロープの
巻き取り作用を同時に開始させる。
【0026】ウィンチの駆動が停止されると、次の使用
のためにロープがキャプスタンヘッドとリールとの間で
適当な方法で張った状態となるように、例えば両方のブ
レーキが再びロックされる。
【0027】本発明のある実施形態においては、リール
駆動用の油圧ライン中の作動圧力に応じてブレーキが作
動される。ロープの張力を維持するためにリールの駆動
に十分なトルクが存在したとき初めて解放されるよう
に、リール駆動の作動圧力が所定圧を越えたときにのみ
ブレーキは解放可能である。
【0028】作動圧力が十分なトルクのための調整手段
として作用する。他方、作動圧力が達成されないときに
は、ロープの張った状態を維持するためにリールブレー
キ又はキャプスタンヘッドブレーキは再びロックされ
る。
【0029】リールにトルクが発生したときに初めてブ
レーキは解放可能である。その結果、ブレーキ解放時に
巻き取り作用及びロープの張力のための十分なトルクが
あるときに、リールドラムは解放される。
【0030】ロープ及びリールが交換されると、リール
ブレーキは駆動と分離した作動手段により特別な方法に
より解放される。故に、駆動装置又は車両が停止してい
ても、ロープを交換するためにリールは外側から解放可
能である。
【0031】望ましい実施形態においては、ロープの交
換の間キャプスタンの駆動は阻止される。このことがロ
ープが交換されている間ロープの前進(送り出し)が停
止されることを保証する。
【0032】上述した方法は、リール駆動装置により駆
動されるリールを具備し、リール上にはロープが巻回さ
れ、リールからロープが少なくとも1つのキャプスタン
ヘッドに供給されて該キャプスタンヘッドに巻回され、
キャプスタン駆動装置がキャプスタンヘッドを回転させ
てキャプスタンヘッドとロープとの間の摩擦力によりロ
ープを前進させるウィンチにより達成される。
【0033】上述した目的は、リールの駆動がキャプス
タンの駆動と分離しており、独立して調整可能な本発明
のウィンチにより達成される。方法に関連して説明した
利点とは別に、これがリールの巻き付け及び張力機能の
ためのリール駆動装置の最適な構造を許容する。
【0034】好ましくは、リール及びキャプスタンヘッ
ドは油圧的に駆動され、リールはリールポンプを有する
駆動用リールモータを具備しており、キャプスタンヘッ
ドは独立したキャプスタンポンプを有する駆動用キャプ
スタンモータを具備している。
【0035】故に、それぞれモータ及びポンプを有する
2つの油圧回路は望ましい目的のために最適に設計可能
である。それぞれ使用目的に応じて選択可能であるの
で、このことが各要素の構造を簡略化する。ポンプ及び
油圧モータは、必要な圧力及び流量に応じて最適に選択
可能である。
【0036】リールポンプは、リールモータの負荷状態
に応じて反応する制御回路に作動的に結合されたポンプ
の調整装置により調整可能である。この構造では、必要
なロープの張力又はトルクがリールポンプに対して支配
的な効果を有するように、リールポンプはリールモータ
の負荷状態に応じて調整可能である。例えば、リールポ
ンプの吐出力が調整可能である。
【0037】制御回路はスイッチにより作動可能であ
る。その結果、例えばキャプスタンの駆動が作動された
ときのように、制御回路は必要に応じて任意に活性化
(作動)される。
【0038】負荷圧力はリールポンプとリールモータの
間に設けられた高圧ライン中で実質上一定に維持され
る。ポンプの調整アクチュエータが、外側から分離して
制御可能な制御回路に作動的に結合されることにより、
キャプスタン用ポンプは特に有利な方法により調整可能
である。分離した制御装置を介してキャプスタン用ポン
プの吐出量が制御され、それによりキャプスタンの駆動
が調整される。
【0039】望ましい実施形態においては、リールブレ
ーキ及びキャプスタンブレーキが設けられている。リー
ルブレーキ及びキャプスタンブレーキは特別な方法によ
り同時に解放される。
【0040】リールブレーキ及びキャプスタンブレーキ
は、ロープの前進、緊張及び巻き付け力を提供するため
に、リール及びキャプスタンヘッドに十分な駆動トルク
があるときに解放可能である。
【0041】本発明のある実施形態においては、ブレー
キはリール駆動用の油圧ライン中の作動圧力に応じて解
放される。故に、リールに十分なトルク及び張力がある
ときにブレーキが解放可能である。
【0042】リールブレーキは駆動装置とは分離した作
動手段に連結されていて、独立して解放可能であっても
よい。その結果、車両及び駆動装置が停止されていたと
しても、例えばロープを変更するような保守のためにリ
ールブレーキは解放可能である。
【0043】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を説明する。図1は本発明方法を実行するウィン
チの駆動の油圧回路図であり、図2及び図3は図1のII
−II線で分離された拡大油圧回路図である。故に、以下
の説明は図面全体について当てはまる。例えば、本発明
のウィンチはピステ維持装置に使用される。
【0044】図示されたウィンチはドラム形状のリール
1と、並んで平行に配置された2つのキャプスタンヘッ
ド2を具備している。ロープ3がリール1に巻き付けら
れていて、ロープ3の一端がリール1からキャプスタン
ヘッド2に張られて、キャプスタンヘッドに複数回巻き
付けられている。キャプスタンヘッド2からのロープ3
は、その自由端部が遠隔地点(図示せず)に取り付けら
れている。
【0045】リール1は油圧モータとして設計されたリ
ールモータ5にシャフト4を介して連結されており、リ
ールモータ5により駆動される。リールモータ5は固定
容量モータである。
【0046】モータ5は油圧ポンプとして設計されたリ
ールポンプ6に接続されている。リールポンプ6は2方
向の流体の流れを有しており、可変容量ポンプである。
リールモータ5及びリールポンプ6は、協働して分離し
た油圧回路を構成する高圧ライン7及び低圧ライン8に
より相互接続されている。
【0047】高圧ライン7は、例えばピステ維持装置の
回転可能な伸長アームとして実現される回転トランスミ
ッションリードスルー9を通過している。回転トランス
ミッションリードスルー9に隣接して、スプリングを有
しないチェック弁として設計された対向する2つの迅速
作用カップリング10が高圧ライン7中に設けられてい
る。
【0048】これらのカップリング10は両方向ともス
イッチ(図示せず)により開かれ、高圧ライン7がここ
において隣接したライン11として示されているように
連続ラインとなる。
【0049】図示された状態では両方向の流体の通過を
許容し、他の位置では流体の通過をブロックする2/2
ポートの方向制御弁12が回転トランスミッションリー
ドスルー9とリールモータ5の間に設けられている。
【0050】方向制御弁12はバネにより付勢されてお
り、バネ力に抗して電磁気的に切り換えられる。方向制
御弁12は、ポンプ6からモータ5への流体の通過をブ
ロックし他方向の通過を許容するチェック弁13により
橋渡しされている。
【0051】低圧ライン8はマニホールド14を介し
て、更に迅速カップリング10及び回転トランスミッシ
ョンリードスルー9を横切って案内されている。漏洩油
ライン16を介して漏れた油が流れ込むクーラー15が
マニホールド14に接続されている。
【0052】クーラー15はファン17により冷却され
る。ファン17は一方向の固定容量油圧モータとして設
計されているファンモータ18により駆動される。ファ
ンモータ18はマニホールド14に接続されている。
【0053】更に、マニホールド14にはスプリングで
付勢されたチェック弁20が結合されたフィルタ19が
接続されている。図面で一点鎖線で囲まれた部分は1つ
の構成ユニットを示している。
【0054】リールポンプ6はディーゼルエンジン(図
示せず)により駆動される駆動シャフト21に連結され
ている。リールポンプ6の近くで、高圧ライン7から2
つのライン22,23が分岐している。ライン22はス
プリングで付勢された単動シリンダ24に接続されてい
る。
【0055】シリンダ24からピストンを突き出すよう
に作動する圧力スプリングがシリンダ室中に配置されて
いる。ピストンが調整可能なリールポンプ6の調整装置
として作用する。圧力スプリングがリールポンプ6を回
動方向に付勢する。
【0056】ライン23は複数の弁を介して、リールポ
ンプ6の調整装置として作用しシリンダ24と反対方向
に作動する単動シリンダ25に接続されている。2つの
3/2ポートの方向制御弁26,27がライン23から
平行に接続された状態で分岐している。
【0057】方向制御弁26,27が分岐された場所の
後方のライン23中に絞り28が設けられている。絞り
28の下流側で、ライン23はタンク29に接続されて
いるタンクライン30に連通している。タンク29の上
流で2/2ポートの方向制御弁31がタンクライン30
中に設けられている。
【0058】図示された位置では、方向制御弁31はタ
ンク29への流体の通過を許容する。方向制御弁31は
その片側でスプリングにより付勢されており、スプリン
グの作用に抗して電磁気的に調整される。
【0059】ライン23とライン30の接合点から、絞
り33を介して分岐ライン32がタンク29に接続され
たタンクライン34に接続されている。方向制御弁2
6,27はライン23中の圧力により調整スプリングの
作用に抗してロードされている。
【0060】方向制御弁26,27の出口ポートはシリ
ンダ25のピストン室に接続された室ライン35に接続
されている。図示された位置においては、方向制御弁2
6,27はタンクライン34に接続され、ライン23は
遮断されている。
【0061】方向制御弁26,27の他の位置において
は、タンクライン34が室ライン35に接続され、タン
クライン34は遮断されている。方向制御弁26はライ
ン23中の約20バールの圧力で開き、方向制御弁27
はライン23中の約130バールの圧力で開く。
【0062】しかし、これらの圧力はスプリングの負荷
を変更することにより任意に調整可能である。タンクラ
イン34に終端している絞りライン36が方向制御弁2
7とシリンダ25の間から分岐している。
【0063】絞りライン36中に2つの絞り37が連続
的に配置されている。2つの方向制御弁26,27の接
続ライン39から分岐された分岐ライン38が2つの絞
り37の間で終端している。
【0064】2つのシリンダ24,25は、シリンダ2
5がシリンダ26に対してより大きな力を加えられるよ
うに寸法的に適合しており、その結果リールポンプ6は
回動復帰可能である。例えば、これは対応するピストン
の断面積を選択することにより達成される。
【0065】リールポンプ6から漏れた油は分離したラ
イン及びタンクライン36を介してタンク29に排出さ
れる。キャプスタンヘッド2は油圧モータとして設計さ
れたキャプスタンモータ40により駆動される。キャプ
スタンモータ40は固定容量型であり、2方向の流れを
有している。即ち、順方向及び逆方向に回転可能であ
る。
【0066】キャプスタンヘッド2及びキャプスタンモ
ータ40は、トランスミッションギア42を介してキャ
プスタンヘッド2にギア連結されたシャフト41を介し
て相互連結されている。トランスミッションギア42は
プラネタリギアである。
【0067】キャプスタンモータ40は、負荷圧力ライ
ン32及び復帰ライン44を介して、油圧ポンプとして
設計されたキャプスタンポンプ45に接続されており、
キャプスタンポンプにより駆動される。
【0068】キャプスタンポンプ45は可変容量型であ
り、2方向の流体の流れを有している。好ましくは、ウ
ィンチが作動中の負荷圧力は常に負荷圧力ライン43を
横切って伝達される。
【0069】キャプスタンポンプ45は駆動シャフト4
6を介してディーゼルエンジン(図示せず)により駆動
される。駆動シャフト46と駆動シャフト21は1つの
シャフトとして設計可能であり、この1つのシャフトに
よりキャプスタンポンプ45及びリールポンプ6が駆動
される。
【0070】キャプスタンポンプ45の吐出容量は両側
がスプリングにより付勢され、且つ両側にピストンロッ
ドを有する複動シリンダ47により調整される。シリン
ダ47はキャプスタンポンプ45の調整アクチュエータ
として作用する。
【0071】シリンダ47は4/3ポートの方向制御弁
48により作動される。方向制御弁48の1つのポート
がシリンダ47のピストン室に接続されている。方向制
御弁48は両側がスプリングで付勢されており、電磁気
的に両側から調整可能である。
【0072】電磁気作用が全然ない場合には、方向制御
弁48は図面に示されている中心位置に保持される。こ
の位置においては、2つのピストン室は流体がない状態
でタンク29に接続されており、シリンダ47の図示さ
れている中心位置ではスプリングによってのみ保持され
る。
【0073】シリンダ47から方向制御弁48に至る両
方のライン49中にはそれぞれ絞り50が設けられてい
て、一方の絞りが他方の絞りよりも小さな通過断面積を
有している。
【0074】方向制御弁48のポートのうちシリンダ4
7と反対側の1つのポートが直接タンク29に接続され
ている。他のポートは圧力ライン51を介して絞り52
を横切ってタンク29に接続されている。
【0075】中間ライン53が絞り29の前で分岐され
ている。中間ライン53が2つのアーム54に分岐して
おり、一方のアーム54が中間ライン53を負荷圧力ラ
イン43に接続し、他方のアーム54が復帰ライン44
にそれぞれ接続する。
【0076】各アーム54には、中間ライン53に流体
の通過を許容し、並列に接続されたチェック弁56を有
する圧力制御弁55が設けられている。チェック弁56
は負荷圧力ライン43及び復帰ライン44から中間ライ
ン53への流体の通過をそれぞれ遮断する。
【0077】2つのアーム54中のこの配置が、負荷圧
力ライン43と復帰ライン44との間の所定圧力以上の
圧力差が、中間ライン53及び圧力ライン51を介して
方向制御弁48の1つのポートに導かれるのを保証して
いる。
【0078】図示されている方向制御弁48の中心位置
においては、圧力ライン51が遮断されている。変形例
においては、圧力ライン51はシリンダ47の1つのピ
ストン室に接続されており、他のラインは圧力がない状
態でタンク29に接続されている。
【0079】ライン57が圧力ライン51から分岐して
圧力制御弁58に接続されており、圧力制御弁58はタ
ンク29に終端して所定の圧力差で圧力ライン51中の
有効圧力を保証している。
【0080】シリンダ47のピストン室に接続されてい
る制御ライン59が負荷圧力ライン43から分岐してい
る。制御ライン59にはフィルタ60、絞り61及び比
例弁62が連続的に配置されている。
【0081】比例した流れがピストン室に供給されるよ
うに、比例弁62は制御ライン59中の圧力に抗して油
圧的及び/又は電気的に調整可能である。比例弁62は
オペレータにより作動されて、キャプスタンポンプ45
の吐出容量を制御する。その結果、キャプスタンヘッド
2の牽引力は無段階的に調整可能である。
【0082】ライン63がピストン室と比例弁62の間
で分岐していて、圧力制御弁64を介して流体をタンク
29に案内する。ライン59中の要素を具備した回路は
制御回路65を形成する。シリンダ24,25を作動す
る要素を具備したリールポンプ6の制御手段が同様に制
御回路66を形成する。
【0083】キャプスタンモータ40とギア42の間の
シャフト41上にキャプスタンブレーキ67が設けられ
ている。キャプスタンブレーキ67は、ブレーキ67が
シャフト41をブロックするように伸長方向にスプリン
グにより付勢された油圧シリンダとして示されている。
【0084】同様に、リールブレーキ68がシャフト4
に対してリールモータ5とリール1の間に設けられてい
る。リールブレーキ68もまたスプリングで付勢された
油圧シリンダとして示されている。
【0085】シャフト4がブロックされるように、ピス
トンが伸長方向にスプリングにより付勢されている。油
圧シリンダとして図示されているスプリングにより付勢
されたブレーキ67,68は、ブレーキの作動方向にス
プリングにより付勢された多板ディスクブレーキとして
設計することもできる。
【0086】各スプリングはエールギー蓄積器として作
用し、ブレーキを解放すると油圧力に晒され、この力を
再びスプリング力として供給して油圧力の減少に伴いブ
レーキをロックする。
【0087】スプリングと反対側のリールブレーキ68
のシリンダ室はリールブレーキライン69に接続されて
いる。同様に、スプリングと反対側のキャプスタンブレ
ーキ67の室はキャプスタンブレーキライン70に接続
されている。
【0088】ライン69は、3/2ポートの方向制御弁
71を介して高圧ライン7に接続可能な結合ラインに終
端している。方向制御弁71は高圧ライン7中の圧力の
助けによりスプリング力に抗して調整可能である。図示
された位置においては、ライン69及び70は低圧ライ
ン8に接続されており、高圧ライン7のポートは遮断さ
れている。
【0089】例えば、高圧ライン7中の切り換え圧力が
約100バールを超過すると、方向制御弁71が自動的
に調整されて、ライン69及び70が高圧ライン7に接
続され、低圧ライン8の接続が遮断される。高圧ライン
7が方向制御弁71に接続されるライン中に絞り72が
設けられている。
【0090】低圧ライン8と方向制御弁71との接続ラ
インは、圧力制御弁73を介して、高圧ライン7に別に
接続されている。高圧ライン7中の約190バールの圧
力で、圧力制御弁73は流体の通過を許容し、これによ
り許容圧力値以上のリールモータ5の過負荷を防止す
る。
【0091】キャプスタンブレーキ67とキャプスタン
ブレーキライン70との会合点の間のリールブレーキラ
イン69中に回転可能な切換弁74が設けられている。
切換弁74の2つの位置が図面に示されている。
【0092】ブレーキライン69中に示されている位置
は、ブレーキライン69を介した自由通過を提供する。
隣接する他の位置では、リールブレーキライン69はラ
イン7及び8から遮断される。弁71の通過ポートはラ
イン75を介して低圧ライン8に接続されている。
【0093】手動操作の油圧ポンプ78を有する測定ラ
イン77が接続可能な外部接続ライン76が、切換弁7
4とリールブレーキ68の間のライン69から分岐して
いる。制限圧力約20バールのスプリングで付勢された
圧力スイッチへの接続ラインが、外部接続ライン76か
らそれと平行に分岐している。
【0094】図面に示した本発明の実施形態の機能を以
下により詳細に説明する。本発明では、リール用油圧シ
ステムの駆動回路とキャプスタンヘッド用油圧システム
の駆動回路とは互いに独立している。キャプスタンヘッ
ドの駆動は、制御回路65により独立して制御される。
リールの駆動は、制御回路66及び弁12により調整さ
れる。
【0095】ウィンチがピステ維持装置に使用されると
きには、ウィンチは車両が停止しているときオフにされ
る。リールブレーキ68及びキャプスタンブレーキ67
は油圧的に解放され、ブレーキのスプリング負荷により
シャフト4,41がロックされる。弁31には流体が存
在しない。
【0096】車両が動きだすと、リールポンプ6はディ
ーゼルエンジンにより駆動される。ポンプ6はシリンダ
24のスプリング負荷により完全に外側方向に回動す
る。20バールで開く弁26を介して20バールの大気
圧力が得られる。しかしこの場合には、高圧ライン7を
流体が流れることはない。
【0097】タンク29への接続ラインは弁31を調整
することによりブロックされ、その結果圧力が上昇す
る。弁27は約120バールで開く。この圧力はシリン
ダ24に通して作用するシリンダ25に加わり、リール
ポンプ6をリセットする。
【0098】シリンダ24に比較してシリンダ25に僅
かばかり高い復元力が可能なように、両シリンダのピス
トンの寸法比が選択されている。この構成により、概略
一定の圧力が高圧ライン7にセットされる。
【0099】弁31が切り換えられ、圧力が前記圧力ま
で上昇すると、弁71は約100バールの切り換え圧力
で開き、ブレーキ67,68がスプリング力に抗して解
放され、シャフト41,4が回転する。キャプスタンの
駆動及びキャプスタンブレーキが作動を開始可能にな
る。
【0100】故に、リールブレーキ68が解放されたと
きにのみ、リールモータ5は有効となり、リールモータ
5が必要なロープの引っ張りのための十分なトルクを提
供するときにのみリール1は回転される。
【0101】制御回路66は、十分な張力がリールに常
に発生するがこの張力が許容最大値を越えないように、
リールポンプの吐出量が適合するのを保証する。キャプ
スタンヘッド2とリール1との間の牽引力として、本実
施形態では約700Nを予定している。しかし、この量
はリール駆動のパラメータを変更することにより望まし
い値に調整可能である。
【0102】ロープ3の牽引力が減少するかあるいはキ
ャプスタンヘッドとリールとの間のロープが弛んだとき
には、リールモータ5はより早いペースで回転し、高圧
ライン7中の圧力が減少して制御回路66に影響を与え
る。その結果、シリンダ25が僅かばかり縮められ、ポ
ンプ6が大きな角度に回転してリールモータ5のための
より大きな駆動力を提供する。
【0103】ロープの張力が許容値を越えると、これが
高圧ライン7中の圧力の増加を通して制御回路66に影
響を与え、制御回路66がリールポンプ6がリセットす
るようにシリンダ25を僅かばかり伸長させる。よっ
て、リール1を調整及び制御することにより、常にロー
プの最適な張力を得ることができる。
【0104】キャプスタンブレーキ67が解放された状
態では、キャプスタンの駆動は制御回路65により独立
して制御され、ロープの前進力がかくして制御される。
圧力のない中心位置からスタートして、弁48を左側あ
るいは右側に調整することにより、駆動方向が選択され
る。
【0105】その結果、シリンダ47の一方の室が圧力
ライン51を介した圧力に晒され、調整ポンプが外側方
向に回動されてキャプスタンモータ50が駆動される。
弁62を調整することにより、これはシリンダ47の他
の室に加わった反対圧力により反動され、キャプスタン
ポンプ45が望ましい値に回動復帰する。例えば、弁6
2は電位差計を介してオペレータにより調整される。
【0106】故に、作動中においてはキャプスタンヘッ
ド2の駆動は対応して制御され、リール1は前進運動に
適合した最適なロープの張力を自動的に維持し、ロープ
が整然と巻かれてロープがキャプスタンヘッドに巻かれ
るとき適切な静摩擦を得ることができる。
【0107】リール1はキャプスタンの駆動とは独立し
た油圧回路中で自動的に制御される。にもかかわらず、
リール1の駆動は常に最適な方法でキャプスタンの駆動
に適合している。このことは従来技術に比較してリール
の駆動を損失なく動作させることができるので有利な点
である。
【0108】ロープがリールに巻き付けられ、その先端
が遠い固定場所に固定されるときには、ロープはまずリ
ールから巻き戻されなければならない。このためには、
弁12に流体が供給され、弁12が通路を遮断する。
【0109】ロープはその自由端部を僅かばかり引っ張
ることによりキャプスタンヘッドに巻き付けられ、この
ことはロープを押し出すための静摩擦の発生に十分であ
る。キャプスタンヘッド2が駆動されると、リールモー
タ5がポンプとして作用してチェック弁13を介してポ
ンプの高圧ライン7に流体を供給する。
【0110】ここではロープがリールから巻き戻されて
いる。しかし、たとえ巻き戻し中においても、リール1
とキャプスタンヘッド2との間のロープに約700Nの
望ましい牽引力が得られる。油圧モータは高圧ライン7
中の作動圧力に抗して作動する。
【0111】ロープが巻き戻されているときには、キャ
プスタンヘッド2上のロープの摩擦グリップは、ロープ
の自由端が僅かばかり引っ張られたときにのみ観察され
る。このような引っ張りは約5〜10kgの負荷のもと
に発生する。
【0112】このような場合には、ロープがキャプスタ
ンヘッド2の周りに十分巻き付けられている。ロープの
自由端に力が加わらない場合には、キャプスタンヘッド
2はロープに対して回転し、キャプスタンヘッドはロー
プの巻き戻しのための前進運動を発生しない。
【0113】望ましい実施形態においては、ロープはリ
ール1の反対側のキャプスタンヘッド2の側において付
加的な引っ張り装置から自由である。この場合には、ロ
ープが繰り出されるときの力のもとにのみ巻き付けが発
生する。
【0114】リール上のロープが交換されて新しいロー
プがリールに取り付けられるときには、車両を停止して
ロープがキャプスタンヘッドから引き抜かれる。そうす
るときには、ライン69が弁71で遮断されるように、
切換弁74がライン69に引きつけられる位置に回転さ
れる。
【0115】測定ライン77及びハンドポンプ78が外
部接続ライン76に外部から接続されている。リールブ
レーキ69はハンドポンプを作動することにより解放さ
れ、ロープがリールを回転することにより整えられる。
その後、測定ライン77及びハンドポンプ78は再び分
解される。引き続いて、ロープが引っ張られるように、
切換弁74は再び元の位置にリセットされる。
【0116】ロープが配置されている間、安全性のため
にキャプスタンヘッドがブロックされるように、キャプ
スタンブレーキ67がタンク方向に解放されてロックす
る。本発明の解決方法により効率が改良される。リール
駆動及びキャプスタン駆動の維持作業及び調整作業が減
少される。
【0117】ロープは整然とした方法で且つキャプスタ
ンヘッド2上のロープに十分な静摩擦を発生させる十分
なロープ力の元でリールに巻き付けられ、リールから巻
き戻される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を達成するためのウィンチの駆動
の油圧回路図である。
【図2】図1のII−II線で分離された、図1の油圧回路
図の左側半分を示す拡大図である。
【図3】図1のII−II線で分離された、図1の油圧回路
図の右側半分を示す拡大図である。
【図4】図1及び図2に示されたリールポンプの制御回
路の拡大図である。
【図5】図1及び図2に示されたキャプスタンポンプの
制御回路の拡大図である。
【符号の説明】
1 リール 2 キャプスタンヘッド 3 ロープ 5 リールモータ 6 リールポンプ 7 高圧ライン 8 低圧ライン 12 方向制御弁 24,25 シリンダ 26,27 方向制御弁 28 絞り 29 タンク 40 キャプスタンモータ 45 キャプスタンポンプ
フロントページの続き (72)発明者 アルフォンス・ロック ドイツ国、89275エルチンゲン、エンゲ・ ギャッセ3 (72)発明者 ゲルハード・ウメンホファー ドイツ国、88427バド・シュセンリード、 ロシェケルヴェグ1

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープ(3)が被駆動リール(1)上に
    巻かれて少なくとも1つのキャプスタンヘッド(2)に
    供給されて該キャプスタンヘッドに巻回され、キャプス
    タン駆動装置(40,45)が前記キャプスタンヘッド
    (2)を回転して<ロープとキャプスタンヘッド(2)
    との間に存在するロープの摩擦によりロープの前進を発
    生させるウィンチの操作方法であって、 リール駆動装置(5,6)がキャプスタン駆動装置(4
    0,45)と独立して調整可能であることを特徴とする
    ウィンチの操作方法。
  2. 【請求項2】 リール(1)はリール(1)とキャプス
    タンヘッド(2)との間のロープ(3)の必要な引っ張
    り力に従って駆動されることを特徴とする請求項1記載
    のウィンチの操作方法。
  3. 【請求項3】 リール(1)を駆動する油圧モータ
    (5)に接続されている油圧ポンプ(6)の吐出量は、
    油圧モータ(5)の負荷状態に応じて調整可能であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のウィンチの操作方
    法。
  4. 【請求項4】 リール(1)を駆動する油圧モータ
    (5)とモータを駆動する油圧ポンプ(6)との間に設
    けられている高圧ライン(7)中の異なる状態下で、負
    荷圧力は実質上一定に保持されていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれかに記載のウィンチの操作方法。
  5. 【請求項5】 リール駆動装置(5,6)の制御回路が
    作動されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のウィンチの操作方法。
  6. 【請求項6】 ロープ(3)がリール(1)から引っ張
    られるときには、リール駆動装置(5,6)のモータ
    (5)が抵抗を発生するポンプとして作動されることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のウィンチの
    操作方法。
  7. 【請求項7】 必要なロープの前進に応じて、キャプス
    タン駆動装置(40,45)はリール駆動装置(5,
    6)とは独立して制御されることを特徴とする請求項1
    〜6のいずれかに記載のウィンチの操作方法。
  8. 【請求項8】 キャプスタンヘッド(2)を駆動する油
    圧モータ(40)に接続されている油圧ポンプ(45)
    の吐出量は、油圧ポンプ(45)により発生される負荷
    圧力の分離した制御により可変であることを特徴とする
    請求項7記載のウィンチの操作方法。
  9. 【請求項9】 ウィンチの駆動開始時に、リールブレー
    キ(68)及びキャプスタンブレーキ(67)は同時に
    解放されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載のウィンチの操作方法。
  10. 【請求項10】 ブレーキ(67,68)はリール駆動
    装置(5,6)の油圧ライン(7)中の作動圧力に応じ
    て作動されることを特徴とする請求項9記載のウィンチ
    の操作方法。
  11. 【請求項11】 リール(1)にトルクが適用された後
    初めて、ブレーキ(67,68)が解放されることを特
    徴とする請求項9又は10記載のウィンチの操作方法。
  12. 【請求項12】 リール(1)上のロープ(3)の交換
    時には、リールブレーキ(68)は駆動装置とは分離し
    た作動手段(78)により解放されることを特徴とする
    請求項1〜11のいずれかに記載のウィンチの操作方
    法。
  13. 【請求項13】 ロープ(3)の交換時にはキャプスタ
    ン駆動装置(40,45)が遮断されることを特徴とす
    る請求項1〜12のいずれかに記載のウィンチの操作方
    法。
  14. 【請求項14】 リール駆動装置(5,6)により駆動
    されるリール(1)を具備し、リール(1)上にロープ
    (3)が巻かれてリール(3)からロープが巻き戻さ
    れ、該ロープ(3)はリール(1)から少なくとも1つ
    のキャプスタンヘッド(2)に供給されて該キャプスタ
    ンヘッド(2)に巻回されており、キャプスタン駆動装
    置(40,45)がキャプスタンヘッド(2)を回転さ
    せてキャプスタンヘッド(2)とロープとの間の摩擦に
    よりロープ(3)を前進させるウィンチであって、 リール駆動装置(5,6)がキャプスタン駆動装置(4
    0,45)と分離して設けられており、リール駆動装置
    (5,6)がキャプスタン駆動装置(40,45)とは
    独立して調整可能であることを特徴とするウィンチ。
  15. 【請求項15】 リール(1)及びキャプスタンヘッド
    (2)は油圧的に駆動され、前記リール(1)はリール
    ポンプ(6)を有する駆動リールモータ(5)を具備し
    ており、前記キャプスタンヘッド(2)は分離したキャ
    プスタンポンプ(45)を有する駆動キャプスタンモー
    タ(40)を具備していることを特徴とする請求項14
    記載のウィンチ。
  16. 【請求項16】 リールポンプ(6)は調整可能であ
    り、リールポンプ(6)の調整装置(24,25)はリ
    ールモータ(5)の負荷状態に応じて反応する制御回路
    (66)に作動的に結合されていることを特徴とする請
    求項15記載のウィンチ。
  17. 【請求項17】 制御回路(66)はスイッチ(31)
    により作動されることを特徴とする請求項16記載のウ
    ィンチ。
  18. 【請求項18】 リールポンプ(6)とリールモータ
    (5)との間に設けられている高圧ライン(7)中の負
    荷圧力は実質上一定であることを特徴とする請求項15
    〜17のいずれかに記載のウィンチ。
  19. 【請求項19】 キャプスタンポンプ(45)は調整可
    能であり、キャプスタンポンプ(45)の調整アクチュ
    エータ(47)は外側から独立して制御される制御回路
    (65)に作動的に結合されていることを特徴とする請
    求項15〜18のいずれかに記載のウィンチ。
  20. 【請求項20】 リールブレーキ(68)とキャプスタ
    ンブレーキ(67)が設けられていることを特徴とする
    請求項14〜19のいずれかに記載のウィンチ。
  21. 【請求項21】 リールブレーキ(68)とキャプスタ
    ンブレーキ(67)は一緒に解放可能であることを特徴
    とする請求項20記載のウィンチ。
  22. 【請求項22】 前記ブレーキ(67,68)はリール
    駆動装置の油圧ライン(7)中の作動圧力に応じて解放
    可能であることを特徴とする請求項20又は21のいず
    れかに記載のウィンチ。
  23. 【請求項23】 前記リールブレーキ(68)は駆動装
    置とは分離した作動手段(78)に連結されており、独
    立して解放可能であることを特徴とする請求項20〜2
    2のいずれかに記載のウィンチ。
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