JPH10194520A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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Publication number
JPH10194520A
JPH10194520A JP35854596A JP35854596A JPH10194520A JP H10194520 A JPH10194520 A JP H10194520A JP 35854596 A JP35854596 A JP 35854596A JP 35854596 A JP35854596 A JP 35854596A JP H10194520 A JPH10194520 A JP H10194520A
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JP
Japan
Prior art keywords
sensor
document
cover
detected
optical sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP35854596A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Hidaka
信 日高
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動原稿搬送装置の原稿セット部のジャム処
理用のカバーの開閉検知用のセンサと原稿セット検知用
のセンサを1個のセンサで共用可能とする。 【解決手段】 カバー開閉フィラー5は数十%の透過率
を持ち、原稿セットフィラー6は光を完全に遮る材質で
形成する。給紙カバーを閉じかつ原稿テーブル上に原稿
を非セット状態では、カバー開閉フィラー5が透過型光
センサのセンサ光軸Xを遮り、原稿セットフィラー6は
センサ光軸Xから外れている。給紙カバーを開くと、両
フィラー5、6とも給紙カバーとともに移動し、両方と
もセンサ光軸Xから外れる。給紙カバーを閉じ、原稿テ
ーブル上に原稿がセットされると、原稿セットフィラー
6が原稿に押されて上方へ回動し、センサ光軸Xを遮
る。このセンサ光軸Xの遮り方の差がセンサ出力の違い
となり、一つのセンサで複数の状態を検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等の画像形成
装置用の自動原稿搬送装置に関し、特に原稿セット部の
ジャム処理用のカバーの開閉を及びカバー閉時の原稿セ
ット、非セット状態を検出可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
自動原稿搬送装置(以下ADFという。)では、原稿セ
ット部のジャム処理用のカバーの開閉を及びカバー閉時
の原稿セット、非セット状態を各々独立したセンサで検
知するようにしているのが一般的である。このため、原
稿をセットするタイミングやカバーを開閉するタイミン
グによって、不要な原稿セット信号や、原稿未セット信
号がADFから画像形成装置本体へ送信され、誤動作の
原因になることがあった。
【0003】本発明はこのような従来の問題点に鑑み、
センサを一つにしてその出力を段階的に検出することに
より、原稿セットやカバー開閉のタイミングに左右され
ずに、状態を確実に検知できるようにした自動原稿搬送
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の自動原稿搬送装
置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するた
めに、セットされた原稿を自動的に分離搬送する自動原
稿搬送装置において、1個の透過型光センサと、原稿セ
ット部のジャム処理用のカバーの開閉に伴って移動する
第1の被検知部材と、原稿セット部のジャム処理用のカ
バーの開閉及び原稿のセットに伴って移動する第2の被
検知部材とを含み、上記第1、第2の被検知部材を、上
記カバーの開時には両被検知部材がいずれも上記透過型
光センサのセンサ光軸を遮らない位置に移動し、上記カ
バーの閉時で原稿の非セット状態では上記第1の被検知
部材のみが上記透過型光センサのセンサ光軸を遮る位置
に移動し、上記カバーの閉時で原稿のセット状態では上
記第1、第2の被検知部材がいずれも上記透過型光セン
サのセンサ光軸を遮る位置に移動するように配設してな
ることを特徴とする。
【0005】同請求項2に係るものは、上記第1、第2
の被検知部材の光透過率を異ならせたことを特徴とす
る。
【0006】同請求項3に係るものは、上記第1の被検
知部材を、ある程度の光透過性を持つ材質で形成すると
ともに、上記第2の被検知部材を透過率0としてなるこ
とを特徴とする。
【0007】同請求項4に係るものは、上記第1、第2
の被検知部材がいずれも上記透過型光センサのセンサ光
軸を遮らない位置に移動した状態での上記透過型光セン
サの出力レベルと上記第1の被検知部材のみが上記透過
型光センサのセンサ光軸を遮る位置に移動した状態での
上記透過型光センサの出力レベルとの間の第1の中間レ
ベルと、上記第1の被検知部材のみが上記透過型光セン
サのセンサ光軸を遮る位置に移動した状態での上記透過
型光センサの出力レベルと上記第1、第2の被検知部材
がいずれも上記透過型光センサのセンサ光軸を遮る位置
に移動した状態での上記透過型光センサの出力レベルと
の間の第2の中間レベルとを検知して、上記カバーの開
閉状態及び上記カバー閉時の原稿セット、非セット状態
を検出する検出回路を含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明に係る自動原稿搬送
装置(以下でもADFという。)の一実施形態の概略断
面図をに示す。図中1はADF本体、2は原稿テーブ
ル、3は給紙部の給紙カバー、4は透過型光センサ、5
はカバー開閉フィラー、6は原稿セットフィラーであ
る。ADF自体の動作は周知のものであるが、図中右側
の原稿テーブル2からの原稿を給紙部7のローラ群によ
って1枚ずつ搬送ベルト8と図示せぬ画像形成装置本体
のコンタクトガラス9の間へ送り込み、搬送ベルト8に
よって所定位置に停止させ、図示せぬ画像形成装置本体
による露光走査後に、図中左側の反転・排紙部10のロ
ーラ群によってADF本体1上の原稿排紙部11へ原稿
を排紙する。
【0009】給紙部の給紙カバー3は、図1中に点線で
示すように開くことができる。カバー開閉フィラー5と
原稿セットフィラー6はそれぞれこの給紙カバー3の内
側に取り付けてあり、給紙カバー3を開くと、図2中の
上下方向の矢印の上方へ移動するようにしてある。また
原稿セットフィラー6は、給紙カバー3を閉めた状態で
の原稿テーブル2上への原稿のセット、非セットによ
り、図2中の斜め方向の矢印のように回動するようにし
てある。原稿テーブル2上に原稿をセットすると、原稿
セットフィラー6は図2中の矢印方向で上方へ移動し図
2中の点線で示すように位置し、原稿非セット状態では
図2中の実線で示すように位置する。
【0010】カバー開閉フィラー5と原稿セットフィラ
ー6とは、センサ光の光透過率が異なる材質からなり、
カバー開閉フィラー5は数十%の透過率を持ち、原稿セ
ットフィラー6は光を完全に遮る材質で形成してある。
【0011】この2個のフィラーを検知するため、透過
型光センサ4はADF本体1側に固定してある。この透
過型光センサ4は、フォトトランジスタあるいはフォト
ダイオードとフォトLEDからなる公知のタイプのもの
を採用できる。透過型光センサ4のセンサ出力は、図3
に示すように増幅器12を通しA/D変換器(アナログ
−デジタル変換器)13を介してADFを制御するCP
U14へ接続してある。
【0012】さらに図1、図2を参照して本実施形態装
置の動作を説明する。図1に実線で示す給紙カバー3を
閉じかつ原稿テーブル2上に原稿をセットしていない状
態では、カバー開閉フィラー5が図2に示すように、透
過型光センサ4のセンサ光軸Xを遮り、原稿セットフィ
ラー6はセンサ光軸Xから外れている。そして、給紙カ
バー3を開くと、カバー開閉フィラー5も原稿セットフ
ィラー6が給紙カバー3とともに上方へ移動し、両方と
もセンサ光軸Xから外れる。次に、給紙カバー3を閉
じ、原稿テーブル2上に原稿がセットされると、原稿セ
ットフィラー6が原稿に押されて図2中の矢印方向で上
方へ回動し、破線で示す位置に押し上げられ、センサ光
軸Xを遮る。即ち、給紙カバー3の開時には、透過型光
センサ4のセンサ光軸Xを遮るものは何もなく、給紙カ
バー3の閉時で原稿がセットされていないときは、カバ
ー開閉フィラー5のみがセンサ光軸Xを遮り、カバー閉
時で原稿がセットされるとカバー開閉フィラー5及び原
稿セットフィラー6の両方がセンサ光軸Xを遮る。
【0013】図4は、両フィラー5、6の状態でセンサ
出力電圧がどのように変化するかを示す。フィラー5、
6が2個ともセンサ光軸Xを遮っているか、少なくとも
原稿セットフィラー6が遮っている状態では、原稿セッ
トフィラー6を光を完全に遮る材質で形成してあるた
め、センサ出力は生じない(0ボルト)。カバー開閉フ
ィラー5のみがセンサ光軸Xを遮断しているときは、カ
バー開閉フィラー5が数十%の透過率を持つので、セン
サ光は完全には遮断されず、V2(ボルト)の出力が出
る。給紙カバー3が開いている状態では、センサ光軸X
を遮るものはないので、センサ出力は最も高いV4(ボ
ルト)になる。センサ出力が0とV2の中間の電圧をV
1(ボルト)、センサ出力がV2とV4の中間の電圧を
V3(ボルト)として、制御上の閾値とすると、図5に
示すフローチャートのような制御が可能になる。
【0014】即ち、センサチェックが開始すると、まず
出力がV3より大か否かをチェックし(ステップ1)、
YESであれば給紙カバー3が開いている(オープン)
と判断し(ステップ4)、NOであれば出力がV1より
大か否かをチェックし(ステップ2)、YESであれば
給紙カバー3は閉じている(クローズ)が原稿テーブル
2には原稿がセットされていないと判断し(ステップ
5)、NOであれば給紙カバー3が閉じて原稿テーブル
2には原稿がセットされていると判断する(ステップ
3)。
【0015】
【発明の効果】請求項1の自動原稿搬送装置において
は、以上説明してきたようなように、第1、第2の被検
知部材を、原稿セット部のジャム処理用のカバーの開時
には両被検知部材がいずれも透過型光センサのセンサ光
軸を遮らない位置に移動し、カバーの閉時で原稿の非セ
ット状態では第1の被検知部材のみが透過型光センサの
センサ光軸を遮る位置に移動し、カバーの閉時で原稿の
セット状態では両被検知部材がいずれも透過型光センサ
のセンサ光軸を遮る位置に移動するように配設したの
で、原稿セット部のジャム処理用のカバーの開閉検知用
のセンサと原稿セット検知用のセンサを1個のセンサで
共用でき、従って装置のコストダウンが図れるという効
果がある。
【0016】請求項2ないし4の自動原稿搬送装置にお
いては、被検知部材の光透過性を異ならせることによ
り、上記共通の効果に加え、1個の透過型光センサで複
数の状態を検出することが可能になり、このため、独立
して検出する場合の微妙なタイミングの差による誤動作
を防ぐことができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動原稿搬送装置の一実施形態の
概略断面図である。
【図2】図1の装置の要部の拡大図である。
【図3】透過型光センサの出力変化を検出する回路図で
ある。
【図4】透過型光センサの出力変化を示すグラフであ
る。
【図5】図4に示す透過型光センサの出力変化を利用し
た本発明に係る自動原稿搬送装置の一実施形態の制御を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ADF本体 2 原稿テーブル 3 給紙カバー 4 透過型光センサ 5 カバー開閉フィラー 6 原稿セットフィラー 7 給紙部 8 搬送ベルト 9 コンタクトガラス 10 反転・排紙部 11 原稿排紙部 12 増幅器 13 A/D変換器 14 CPU X センサ光軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットされた原稿を自動的に分離搬送す
    る自動原稿搬送装置において、1個の透過型光センサ
    と、原稿セット部のジャム処理用のカバーの開閉に伴っ
    て移動する第1の被検知部材と、原稿セット部のジャム
    処理用のカバーの開閉及び原稿のセットに伴って移動す
    る第2の被検知部材とを含み、上記第1、第2の被検知
    部材を、上記カバーの開時には両被検知部材がいずれも
    上記透過型光センサのセンサ光軸を遮らない位置に移動
    し、上記カバーの閉時で原稿の非セット状態では上記第
    1の被検知部材のみが上記透過型光センサのセンサ光軸
    を遮る位置に移動し、上記カバーの閉時で原稿のセット
    状態では上記第1、第2の被検知部材がいずれも上記透
    過型光センサのセンサ光軸を遮る位置に移動するように
    配設してなることを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記第1、第2の被検知部材の光透過率
    を異ならせたことを特徴とする請求項1の自動原稿搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の被検知部材を、ある程度の光
    透過性を持つ材質で形成するとともに、上記第2の被検
    知部材を透過率0としてなることを特徴とする請求項2
    の自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記第1、第2の被検知部材がいずれも
    上記透過型光センサのセンサ光軸を遮らない位置に移動
    した状態での上記透過型光センサの出力レベルと上記第
    1の被検知部材のみが上記透過型光センサのセンサ光軸
    を遮る位置に移動した状態での上記透過型光センサの出
    力レベルとの間の第1の中間レベルと、上記第1の被検
    知部材のみが上記透過型光センサのセンサ光軸を遮る位
    置に移動した状態での上記透過型光センサの出力レベル
    と上記第1、第2の被検知部材がいずれも上記透過型光
    センサのセンサ光軸を遮る位置に移動した状態での上記
    透過型光センサの出力レベルとの間の第2の中間レベル
    とを検知して、上記カバーの開閉状態及び上記カバー閉
    時の原稿セット、非セット状態を検出する検出回路を含
    むことを特徴とする請求項3の自動原稿搬送装置。
JP35854596A 1996-12-27 1996-12-27 自動原稿搬送装置 Pending JPH10194520A (ja)

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JP (1) JPH10194520A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8452197B2 (en) 2009-03-26 2013-05-28 Banner & Witcoff, Ltd. Image forming device having sheet reverse running mechanism
US9156284B2 (en) 2014-01-21 2015-10-13 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printer apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8452197B2 (en) 2009-03-26 2013-05-28 Banner & Witcoff, Ltd. Image forming device having sheet reverse running mechanism
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