JPH10193968A - 車両用ブラインド装置 - Google Patents

車両用ブラインド装置

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JPH10193968A
JPH10193968A JP78897A JP78897A JPH10193968A JP H10193968 A JPH10193968 A JP H10193968A JP 78897 A JP78897 A JP 78897A JP 78897 A JP78897 A JP 78897A JP H10193968 A JPH10193968 A JP H10193968A
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JP
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guide
vehicle
arm
guide pole
pole
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JP78897A
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Nobuhiko Nagase
信彦 長瀬
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトに格納でき、スクリーン展開状態
ではルーフに沿って良好に遮光でき、しかも、リヤガラ
スや車室内壁を傷つけたり、異音を発生させたりするこ
とがない車両用ブラインド装置を得る。 【解決手段】 ガイドレール46はヒンジ106〜11
0によって各々が回動可能に連結された複数のガイド構
成部材82〜88によって構成されており、アーム44
が起き上がった場合には、各ガイド構成部材82〜88
が所定の方向へ回動して車両のルーフ後端部の形状に沿
った円弧状となり、カバー16へ格納する際には各ガイ
ド構成部材82〜88が逆方向へ回動する。このため、
ガイドレール46の最前端部と最後端部の間の距離H1
が円弧状となった場合の円弧の高さよりも小さくなり、
コンパクトに格納できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、車両のリヤウイン
ドガラスを必要に応じて遮光する車両用ブラインド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両内のリヤガラス近傍に設けられリヤ
ガラスを遮光するブラインドとしては、リヤガラスの下
端部近傍に設けられたアームを車両上方へ向けて回転さ
せて巻取軸に巻き取られたスクリーンをリヤガラスの前
面に展開させ、不要時にはスクリーンの巻取軸へ巻き取
り、アーム等の各部品と共にリヤガラスの下端部近傍に
設けられた略箱状のカバーの内部へ格納するロールブラ
インド装置が知られている。
【0003】このようなロールブラインド装置では、通
常、車幅方向へ向けて長手方向とされた棒状のガイドレ
ール(ガイドポール)が設けられている。このガイドレ
ールは、スクリーンの引出方向側端部を一様に保持して
おり、アームが車両上方へ向けて回動すると、アームに
よって上方へ押し上げられてスクリーンを引き出すよう
になっている。
【0004】また、このようなガイドレールを単なる棒
状ではなく、車両のルーフ形状に沿って湾曲した円弧形
状とすることによって、スクリーンを展開する際の後部
座席のヘッドクリアランスを確保するができる。
【0005】しかしながら、ガイドレールを円弧形状に
形成すると、ガイドレールが成す円弧の高さがガイドレ
ールの幅よりも遙に大きくなってしまうため、ガイドレ
ールが棒形状の場合と同様のカバーでは、収容時にガイ
ドレールがカバーからはみ出してしまい、また、カバー
をガイドレールの形状に合わせるとカバーが大きくなっ
てしまうという問題があった。
【0006】このようなロールブラインド装置に対し
て、スクリーン展開時にガイドレールを湾曲させ、収容
時にはガイドレールを伸直させる構成のロールブライン
ド装置が特公平7−122387号公報に開示されてい
る。
【0007】この公報に記載されているロールブライン
ド装置は、車幅方向へ向けて長手方向とされた滑路部材
に、一対のキャリッジが滑路部材に案内されて車幅方向
へ向けて移動可能に取り付けられている。各キャリッジ
には、アームが回転可能に取り付けられており、さら
に、各アームのキャリッジとは反対側の端部は車幅方向
へ向けて長手方向とされた引出棒(ガイドポール)の両
端側へ回転可能に取り付けられている。この引出棒は、
巻き部材に巻き取り状態で格納されているブラインド布
(スクリーン)の引出方向側端部を保持しており、駆動
手段の駆動力によって各キャリッジを車幅方向両端側へ
向けて互いに離間するように移動させると、各アームが
車両上方へ向けて起き上がって引出棒を押し上げ、これ
によって、ブラインド布を引き出すことができるように
なっている。
【0008】また、このロールブラインド装置の引出棒
は、布の面に対して直交する方向への可撓性を有してお
り、また、各アームは起き上がった状態で先端側の車幅
方向外側端部が車幅方向内側端部よりも下方位置するよ
うに捩じられている。これにより、アームが起き上がっ
た状態で引出棒を車両前方へ向けて凹形状に湾曲させる
ことができ、引出棒の形状を湾曲したリヤガラスに対応
させることができるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たロールブラインド装置では、予めアームを捩じってお
くことによって引出棒を湾曲させるため、引出棒がアー
ムの傾斜に対して直交する方向、すなわち、車両前方で
且つ車両下方へ向けて凹状に湾曲する。このため、図1
7に示されるように、アーム402を起き上がらせた場
合に、引出棒404の両端部(図17では一方の端部の
み図示)では、車両のルーフ406の車幅方向(図17
の紙面奥行き方向及びその逆方向)両側における後端部
と引出棒404の間に隙間Sが生じてしまい、遮光性が
悪く、しかも見栄えも悪いという欠点がある。
【0010】また、この構成では、引出棒が可撓性を有
しているため、方向性無しにあらゆる方向へ変形してし
まう。このため、アームが起き上がる際の力のかかり具
合によって所定の凹形状に変形しない可能性があり、ま
た、仮に所定の凹形状に変形した後にも、車両走行中の
振動等によって不規則に変形し、これによってブライン
ド布は弛んだり、シワがよったりして見栄えを損なうと
いう欠点がある。
【0011】さらに、ブラインド布を引き出した状態で
は、アームの先端部がなにものにも支持されないためア
ームの先端部が不安定である。このため、アーム回動時
や車両の振動などでアームの先端部が揺動するとアーム
の先端部がリヤガラスや車両内壁に接触して傷をつけた
り、異音を発生させたりするなどの欠点がある。
【0012】また、仮に、ブラインド布の引出状態でア
ームの先端部へ荷重をかけてアームの先端部を車両内壁
によって支持するようにしても、上述したように、引出
棒が可撓性を有しているため、上記荷重により不規則な
形に変形してしまい、ブラインド布に撓みやシワができ
てしまい見栄えを損なうという欠点がある。
【0013】本発明は上記事実を考慮して、コンパクト
に格納でき、スクリーン展開状態ではルーフに沿って良
好に遮光でき、しかも、リヤガラスや車両内壁を傷つけ
たり、異音を発生させたりすることがない車両用ブライ
ンド装置を得ることが目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両用ブ
ラインド装置は、車両のリヤガラスの車両室内側に設け
られ、アクチュエータの駆動力によって車両の上下方向
へ向けて回動するアームと、所定角度回動可能に連結さ
れた複数のガイド構成部材を有し、前記ガイド構成部材
が所定の方向へ回動した状態では前記車両のルーフ後端
部の形状に対応した円弧形状とされ、前記所定方向とは
逆方向へ回動した状態では連結部分にて屈曲すると共
に、前記アームへ接続され前記アームの回動によって上
下動する長尺のガイドポールと、引出端が前記ガイドポ
ールに保持され、前記ガイドポールの上動によって前記
リヤガラスの車両室内側へ引き出されて前記リヤガラス
から入射する光を遮光するスクリーンと、を備えてい
る。
【0015】上記構成の車両用ブラインド装置によれ
ば、ガイドポールは、互いに連結された複数のガイド構
成部材を所定の方向へ回動させることによりルーフ後端
部の形状に対応した円弧形状とされる。したがって、ア
ームの回動によってリヤガラスの上端部近傍へガイドポ
ールが上動する際に、各ガイド構成部材を所定の方向へ
回動させれば、ルーフの後端部とガイドポールとの間の
隙間が無くなり、スクリーンによる遮光性が向上され
る。
【0016】また、この状態からアームを下動させてス
クリーンを格納する際には、スクリーン引出時の回動方
向とは反対方向へ各ガイド構成部材が回動され、全体的
に円弧形状であったガイドポールがガイド構成部材同士
の連結部分で屈曲し、最も車両前端側の部位と最も車両
後端側の部位との間の長さが、引出状態でのガイドポー
ルの円弧の高さよりも小さい略直線状とされる。このた
め、スクリーン格納時にはガイドポールがコンパクトに
なり、装置の小型化を図ることができる。
【0017】請求項2記載の車両用ブラインド装置は、
請求項1記載の車両用ブラインド装置において、前記ガ
イドポールの長手方向両端部に設けられ、前記アームが
回動して起き上がることにより前記リヤガラスを含む前
記車両のリヤ部へ押圧接触し、前記アームの先端部及び
ガイドポールを前記リヤ部から離した状態で支持すると
共に、前記アームによる前記リヤ部への押圧力及び前記
押圧力に対する前記リヤ部からの反力の少なくとも何れ
か一方の力によって前記ガイド構成部材を前記所定の方
向へ回動させるアーム支持手段を備えることを特徴とし
ている。
【0018】上記構成の車両用ブラインド装置では、ア
ームが回動して起き上がろうとすると、アーム支持手段
がリヤ部へ当接し、アームからの押圧力によってアーム
支持手段がリヤ部の傾斜面に対して直交する方向へ向け
てリヤ部を押圧する。
【0019】ここで、リヤ部が湾曲していると、アーム
のバネ力及びリヤ部からの反力によってアーム支持手段
がリヤ部の曲率に応じて平均的に接触しようとし、アー
ム支持手段がリヤ部の曲率に応じて傾斜する。このアー
ム支持手段の傾斜により、各ガイド構成部材が所定の方
向へ回動してガイドポールが全体的に円弧状となる。
【0020】ここで、アーム支持手段が車両のリヤ部に
押圧接触することによって、ガイドポール及びアームの
先端部が車両のリヤ部から離間した状態でアーム支持手
段を介して車両のリヤ部に支持されるため、アームの回
動や車両の振動等によってガイドポール及びアームの先
端部がリヤ部へ接触することがない。このため、ガイド
ポール或いはアームの先端部がリヤ部へ接触することに
よって生じるリヤ部の傷や異音の発生が防止される。
【0021】請求項3記載の車両用ブラインド装置は、
請求項2記載の車両用ブラインド装置において、前記ア
ーム支持手段は、前記アーム回動時に前記リヤ部に接触
して転がるローラを備えることを特徴としている。
【0022】上記構成の車両用ブラインド装置では、ア
ーム支持手段がアーム回動時にリヤ部に当接して転がる
ローラを備えているため、アーム回動時にリヤ部との間
に生じる摩擦が小さくなる。このため、アーム回動時に
はリヤ部に沿って円滑に移動でき、しかも、アーム支持
手段がリヤ部へ傷をつけたり、異音を発生させたりする
ことがない。
【0023】請求項4記載の車両用ブラインド装置は、
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用ブライン
ド装置において、前記各ガイド構成部材を前記所定の回
動方向とは反対方向へ付勢する付勢手段を設けたことを
特徴としている。
【0024】上記構成の車両用ブラインド装置によれ
ば、所定の回動方向(すなわち、ガイドポールをルーフ
後端部の形状に沿った円弧形状にするための各ガイド構
成部材の回動方向)とは反対方向へ付勢手段が各ガイド
構成部材を付勢しているため、各ガイド構成部材を所定
の方向へ回動させる外力(換言すれば、ガイドポールの
円弧形状を維持するように作用する外力)が解除される
と、自動的に各ガイド構成部材が回動し、ガイドポール
が屈曲される。
【0025】請求項5記載の車両用ブラインド装置は、
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車両用ブライン
ド装置において、前記ガイドポールの長手方向の軸周り
に前記ガイドポールを前記アームへ回転調節可能に接続
する接続手段を設けたことを特徴としている。
【0026】上記構成の車両用ブラインド装置によれ
ば、ガイドポールは接続手段を介してガイドポールの長
手方向の軸周りに回転調節可能に連結されているため、
リヤガラスを含めた車両のリヤ部の傾斜角度やルーフパ
ネルの後端部の形状、或いは、スクリーンの引出方向等
に合わせて最も適切な状態となるようにガイドポールが
回転される。
【0027】なお、この接続手段は、少なくとも車両用
ブラインド装置の組み付けが終了するまでアームの先端
部へガイドポールを回転調節可能に連結していればよ
く、組み付け後の状態でガイドポールが回転調節可能の
ままの状態であってもよいし、装置組付時にアームに対
してガイドポールを回動させ、最も適切な角度でネジ等
の固定手段によってガイドポールを固定するようにして
もよい。
【0028】
【発明の実施の形態】図11には、本発明の一実施の形
態に係る車両用ブラインド装置としてのロールブライン
ド装置10を適用した車両12の後方からの斜視図が示
されている。この図に示されるように、ロールブライン
ド装置10は、車両12の室内側で且つリヤガラス14
の下端部近傍(例えば、車両12のリヤパッケージトリ
ム12A上)に設けられたカバー16を備えている。こ
のカバー16は、全体的に車幅方向(図11の矢印X方
向及びその逆方向)へ向けて長手方向の箱状とされてお
り、カバー16の天井部には車幅方向へ向けて長手方向
とされた矩形の開口部18が形成されている。また、図
12に示されるように、このカバー16の内側には装置
本体22が収容されている。
【0029】装置本体22は一対のステー24を備えて
いる。カバー16内部の長手方向両端部近傍に配置され
ており、車両前方(図12の矢印Y方向)へ向けて凹の
円弧状の湾曲面を有する湾曲部26と、この湾曲部26
の下端部から延出された一対の脚部28によって構成さ
れ、脚部28がボルト(図示省略)によってリヤパッケ
ージトリム12Aに固定されている。
【0030】また、各ステー24にはベース30が取り
付けられている。このベース30には、車両12の後方
へ向けて凸の円弧状の湾曲面を有する湾曲部32が形成
されており、この湾曲部32の凸面がステー24の湾曲
部26の凹面に整合した状態で複数のネジ36によって
互いに固定されている。
【0031】この湾曲部32の凹面側には上方(図12
の矢印Z方向)且つ前方へ向けて延出され、更に、その
上端部から前方で且つ下方へ向けて約90度屈曲された
屈曲部34が形成されている。各ベース30の屈曲部3
4には、アクチュエータ38が取り付けられている。
【0032】アクチュエータ38はカバー40を備えて
いる。このカバー40には雌型のコネクタ58が設けら
れている。このコネクタ58は雄型のコネクタ60を差
し込むことができ、これにより、装置外部の電源(例え
ば、車両12に搭載されたバッテリー)からコネクタ5
8、60を介してアクチュエータ38へ電力を供給でき
る。また、このカバー40の内部には、出力軸42がカ
バー40の外部に突出したモータ(図示省略)が収容さ
れており、供給された電力によって出力軸42を回転さ
せることができる。さらに、カバー40の内部には一対
のリミットスイッチ(図示省略)が設けられており、所
定の角度まで出力軸42が回転した場合にモータへの電
力供給を遮断して停止させる。
【0033】また、出力軸42は屈曲部34を貫通して
おり、その先端側にはアーム44が取り付けられてい
る。図1に示されるように、アーム44は、カバー16
の内部へ格納された状態で車幅方向(図1の矢印X方向
及びその逆方向)外側から中央へ向けて長手方向で且つ
板厚方向のバネ性を有する長尺板状とされており、アク
チュエータ38のモータが作動して出力軸42が回転す
ると、アーム44が車両12の上方へ向けて回動する。
ここで、図12に示されるように、ベース30は、出力
軸42が車両12の前後方向に対して車両12の上方へ
向けて所定角度傾斜した状態でステー24に固定されて
いるため、アーム44が車両12の上方へ向けて回動す
ると、車両12の前方(図12の矢印Y方向)へ傾斜し
た状態で起き上がる。
【0034】また、図1に示されるように、アーム44
の先端部には、ガイドポールとしてのガイドレール46
が取り付けられている。ガイドレール46は各々が車幅
方向へ向けて長手方向とされた4本のガイド構成部材8
2、84、86、88を備えており、各ガイド構成部材
82〜88の互いに隣接する長手方向の端面が対向して
接触した状態(すなわち、図2及び図11に示された状
態)では、全体的に車両前方へ向けて凹状に湾曲した弓
(円弧)状となる。
【0035】さらに、図3に示されるように、ガイド構
成部材82の内部は中空とされており、その幅方向(図
3の矢印Y方向)中間部には縦壁90が長手方向に沿っ
て形成され、内部空間が縦壁90によって2分割されて
いる。また、ガイド構成部材82の幅方向一端側(図3
の矢印Y方向側)の側壁92には、開口部94がガイド
構成部材82の長手方向に沿って形成されており、開口
部94の内部へは後述するスクリーン72の引出方向側
端部が入り込んだ状態で固定されている。一方、ガイド
構成部材82の幅方向他端側(図3の矢印Y方向とは逆
側)の側壁98には、ガイド溝100がガイドレール4
6の長手方向に沿って形成されている。なお、ここで
は、ガイド構成部材82の構成について説明したが、他
のガイド構成部材84、86、88についても同様の構
成であるため説明は省略する。
【0036】次に、図4には、ガイド構成部材84、8
6の連結部分の拡大斜視図が示されており、図5にはガ
イド構成部材84、86の連結部分の拡大平面図が示さ
れている。図4に示されるように、ガイド構成部材84
の長手方向一端では縦壁90よりも幅方向他端側(すな
わち、図4の矢印Y方向とは逆側)には側壁98、上壁
部102及び底壁部104が形成されておらず、また、
ガイド構成部材86の長手方向他端部は縦壁90よりも
幅方向一端側には側壁98、上壁部102及び底壁部1
04が形成されていない。
【0037】このガイド構成部材84の長手方向一端部
とガイド構成部材86の長手方向他端部には、幅方向他
端側からヒンジ106が取り付けられ、これによって、
ガイド構成部材84、86が一体とされると共に、ヒン
ジ106の軸112を中心に相対的に所定角度回転可能
とされている。
【0038】ヒンジ106は、一対のブラケット11
4、116を備えている。ブラケット114は、ガイド
構成部材84の曲率に対応して全体的に湾曲しており、
また、ガイド構成部材84を幅方向一端側へ向けて開口
した断面コ字形状とされ、ガイド構成部材84へ幅方向
他端側から嵌め込むことができるようになっている。ま
た、ブラケット114の上壁部124及び底壁部126
の長手方向中間部には、幅方向他端側へ向けて開口した
U字状の切欠118が互いに対向するように形成されて
おり、さらに、この切欠118から長手方向一端部にか
けては、縦壁132が形成されておらず、上壁部124
と底壁部126のみとされている。
【0039】また、上壁部124及び底壁部126の各
々には、切欠118と長手方向一端部の間に幅方向他端
側へ傾斜したストッパ面120が形成されている。さら
に、上壁部124及び底壁部126の各ストッパ面12
0よりも長手方向一端側にはガイド面122が形成され
ている。これらのガイド面122は、所定の曲率半径の
曲面で、このガイド面122の曲率中心には上述した軸
112が貫通している。
【0040】一方、ブラケット116は、ガイド構成部
材86の曲率に対応して全体的に湾曲しており、また、
ガイド構成部材86の幅方向一端側へ向けて開口した断
面コ字形状とされ、ガイド構成部材86へ幅方向他端側
から嵌め込むことができるようになっている。また、ブ
ラケット116の上壁部128及び底壁部130の長手
方向中間部には、幅方向他端側へ向けて開口したU字状
の切欠136が互いに対向するように形成されている。
さらに、この切欠136から長手方向他端部にかけて
は、縦壁134が形成されておらず、上壁部128と底
壁部130のみとされている。
【0041】また、切欠136よりも長手方向他端側で
は、上壁部128及び底壁部130がクランク状に屈曲
されており、これによって、上壁部128と底壁部13
0との間の寸法が長くなり、上壁部128と底壁部13
0の間でブラケット114を挟み込むことができる。さ
らに、この上壁部128及び底壁部130のクランク部
分よりも他端側には、幅方向他端側へ向けて開口したU
字状の切欠138が形成されており、また、この切欠1
38よりも上壁部128及び底壁部130の長手方向他
端側の幅方向他端部にはストッパ140が形成されてい
る。さらに、これらのストッパ140よりも幅方向一端
側には、軸112が上壁部128及び底壁部130を貫
通しており、これによって、ブラケット116とブラケ
ット114が軸112周りに回転可能に連結されてい
る。ここで、ブラケット116が軸112周りに回転す
る際には、ストッパ140がガイド面122に沿って回
転し、さらに、ブラケット116が所定角度回転する
と、ストッパ140がストッパ面120へ当接して、ブ
ラケット116の回転を制限する。
【0042】また、各ブラケット114、116へ各ガ
イド構成部材84、86が固定された状態でガイド構成
部材84が軸112周りに図5の時計周り方向へ所定角
度回転すると、ガイド構成部材84の一端面とガイド構
成部材86の他端面とが当接してガイド構成部材84の
回転を阻止する。
【0043】したがって、ガイド構成部材84、86の
回転範囲は、ストッパ140とストッパ面120とが当
接した状態からガイド構成部材84、86の端面同士が
当接するまでとなる。
【0044】また、軸112の中間部には、付勢手段と
しての捩じりコイルスプリング142が設けられてい
る。この捩じりコイルスプリング142の一端部はブラ
ケット114の縦壁部132の内側へ当接し、他端部は
ブラケット116の縦壁部134の内側へ当接して、ス
トッパ140がストッパ面120へ接触する方向へブラ
ケット114、116を付勢している。このため、捩じ
りコイルスプリング142の付勢力に抗する外力が作用
しない限りは、ストッパ140とストッパ面120との
当接状態(図6図示状態)が維持される。なお、ガイド
構成部材82、84はヒンジ106と同様の構成のヒン
ジ108によって連結され、ガイド構成部材86、88
は同じくヒンジ106と同様の構成のヒンジ110によ
って連結されている。
【0045】また、図1及び図2に示されるように、ガ
イド構成部材88の長手方向一端部及びガイド構成部材
82の長手方向他端部にはエンドキャップ52が取り付
けられている。ここで、図7にはガイド構成部材88の
一端部を拡大した斜視図が示されている。この図に示さ
れるように、このエンドキャップ52は、長手方向一端
側からガイド構成部材88へ嵌め込み可能なキャップ部
152を備えており、このキャップ部152の外側端面
の中央部には軸154が形成されている。この軸154
にはローラ156が軸154周りに回転可能に取り付け
られている。さらに軸154の端部にはローラ156よ
りも小径の円盤状の抜止部158が形成されており、ロ
ーラ156の抜けを防止している。
【0046】さらに、図1及び図2に示されるように、
ガイド構成部材84、86にはそれぞれアーム支持手段
としてのランナ170が取り付けられている。ここで、
図8にはガイド構成部材86の長手方向中間部を拡大し
た分解斜視図が示されており、また、図9にはランナ1
70を組付けた状態でのガイド構成部材86の断面図が
示されている。これらの図に示されるように、ランナ1
70は互いに対向する一対の縦壁172、174が連結
部176によって連結され、図9に示されるように、縦
壁176がガイド溝100の内側(すなわち、側壁98
と縦壁92の間)へ入り込みガイド溝100に沿って移
動できる。
【0047】また、縦壁174の上端部には縦壁172
とは逆側へ向けて湾曲した湾曲部178が形成されてい
る。この湾曲部178には、ガイド構成部材86の長手
方向へ向けて互いに対向した一対の軸受部180が形成
されており、先端部が湾曲部178に沿った曲面のジョ
イント182が入り込み、リベット184によって軸支
された状態で、湾曲部178を貫通するネジ186によ
って固定されている。ここで、図9に示される縦壁17
4とジョイント178の成す角度θは、アーム44が完
全に起き上がり、ガイドレール46がルーフ15の後端
部近傍に位置した状態(すなわち、図11に図示された
状態)で、ガイドレール46の開口部96が車両12の
前方(図11の矢印Y方向)へ向くように調整されてい
る。また、このジョイント182の後端部には、ジョイ
ント182の幅方向へ向けて貫通し且つ後方へ向けて開
口した凹部188が形成されている。この凹部188へ
はアーム44の先端部が入り込んでおり、リベット19
0によって回動自在に軸支されている。
【0048】一方、屈曲部34の上面には、ベース30
の屈曲部34にはレールロア62が取り付けられてい
る。レールロア62は、車幅方向に長手の板状とされ、
屈曲部34の車両12前方へ向けて屈曲した部分の上側
にネジ64によって固定されている。また、レールロア
62の車両12前方側は、車両12後方へ向けて凹とな
るように湾曲した湾曲部66とされており、この湾曲部
66の内側には巻取軸68が配置されている。
【0049】この巻取軸68は、車幅方向に長手の円柱
状とされており、レールロア62の湾曲部66の車幅方
向両端部に取り付けられたキャップ70によって回転可
能に軸支されている。また、巻取軸68には、展開状態
でリヤガラス14の前方を遮光する遮光手段としてのス
クリーン72の一端が固定されており、巻取軸68を所
定の方向に回転させることでスクリーン72の巻き取
り、及び引き出しが可能である。さらに、巻取軸68
は、渦巻きバネ(図示省略)によって常にスクリーン7
2を巻き取る方向へ付勢されている。
【0050】また、スクリーン72の他端は、ガイドレ
ール46の底部46Aに固定されており、アーム44が
回動してガイドレール46を押し上げると、巻取軸68
を付勢する渦巻きバネの付勢力に抗してスクリーン72
を引き出すことができる。
【0051】次に本実施の形態の作用について説明す
る。本車両用ロールブラインド装置10では、アクチュ
エータ38のモータを駆動させて出力軸42を回転させ
ると、アーム44が出力軸42周りに図2及び図11の
矢印A方向へ向けて回転しつつ起き上がる。これによ
り、アーム44へ連結されたランナ170がガイド構成
部材84、又はガイド構成部材86に案内されて車幅方
向外側へ移動しつつ、アーム44の起き上がりに伴いガ
イド構成部材84、86を上方へ押し上げ、巻取軸68
の付勢力に抗してスクリーン72を引き出す。
【0052】次いで、アーム44が所定角度回転してあ
る程度まで起き上がると、ガイド構成部材82、88へ
設けられたエンドキャップ52のローラ156がリヤガ
ラス14へ接触する。この状態で更にアーム44が回転
して起き上がると、アーム44自体のバネ力によってロ
ーラ156がリヤガラス14のガラス面へ押しつけられ
ると共に、ガラス面に沿って転動し上方へ移動する。こ
こで、図10に示されるように、リヤガラス14のガラ
ス面が車両の前方へ向けて凹状に湾曲していると、ロー
ラ156が接触している部分でのリヤガラス14の接線
Lに対して軸154が傾斜しているため、ローラ156
の周面の軸方向外側部分だけが片当たりのような状態で
リヤガラス14のガラス面へ接触するが、アーム44の
バネ力によってローラ156がリヤガラス14へ押し付
けられると、この押圧力によってローラ156外周面の
軸方向内側部分(すなわち、リヤガラス14のガラス面
と接触していない部分)がリヤガラス14のガラス面へ
押し付けられ、軸154の向きがリヤガラス14の接線
Lに対して平行となる。したがって、アーム44が起き
上がるにつれ、リヤガラス14の曲率の変化に従って軸
154の向きが変化する。ここで、軸154及びローラ
156を備えるエンドキャップ52は、ガイド構成部材
82、88へ嵌め込まれて一体とされているため、軸1
54の向きが変化するとガイド構成部材82、88が捩
じりコイルスプリング142の付勢力に抗してヒンジ1
06の軸112周りに回転する。
【0053】さらに、この状態から、ガイド構成部材8
2の端面とガイド構成部材84の端面が接触し、ガイド
構成部材88の端面とガイド構成部材86の端面が接触
してそれ以上のガイド構成部材82、88の回転が制限
されると、ガイド構成部材84、86が、ガイド構成部
材84、86間のヒンジ106の軸112周りに回転す
る。この状態から、アーム44の起き上がりが終了して
各ガイド構成部材82〜88、すなわち、ガイドレール
46がルーフ15の後端部へ達するとスクリーン72が
リヤガラス14の前側で展開されて遮光されると共に、
ガイド構成部材84、86の各々の端面が互いに接触す
ると、ガイド構成部材82〜88、すなわち、ガイドレ
ール46が全体的に円弧状となる。ここで、この状態で
のガイドレール46の曲率はルーフ15の後端部の曲率
と同じになるように予め設定されており、しかも、この
状態ではガイドレール46の開口部94が車両12の前
方を向くようにランナ170の角度θが予め調整されて
いるため、ガイドレール46がルーフ15の後端部に沿
って配置され、ルーフ15の後端部との間に隙間S(図
17参照)が生じることはない。このため、遮光性に優
れ、見栄えもよい。
【0054】また、この状態では、各ローラ156がリ
ヤガラス14の上端部へ接触しており、アーム44の先
端部はローラ156を介してリヤガラス14を含めた車
両のリヤ部(内壁)へ支持されているため、車両走行中
の振動等によってアーム44の先端が車両12のリヤ部
へ接近する方向へ揺れ動くことはない。このため、この
ような振動等によってアーム44の先端部が車両12の
リヤ部に接触して傷つけるようなことはない。さらに、
アーム44のバネ力によってガイド構成部材82〜88
がリヤガラス14を含む車両のリヤ部へ押圧されても、
各ガイド構成部材82〜88はヒンジ106の軸112
を軸に回動するだけでガイド構成部材82〜88自体が
変形するようなことはない。このため、アーム44の先
端部をローラ156を介してアーム44の先端部を車両
12のリヤ部に支持させても、ガイド構成部材82〜8
8、すなわち、ガイドレール46が車両のリヤ部へ接触
することはない。
【0055】次に、スクリーン72を展開させる場合と
は逆方向(すなわち、図2及び図11の矢印B方向)へ
向けてアーム44を回動させてスクリーン72を格納す
る際に、各ローラ156がリヤガラス14から離れる
と、捩じりコイルスプリング142のバネ力に抗して各
ガイド構成部材82〜88を回動させる方向に作用して
いた力が解消され、捩じりコイルスプリング142のバ
ネ力によって各ガイド構成部材82〜88がヒンジ10
6の軸112周りにブラケット114のストッパ140
とブラケット116のストッパ面120とが接触するま
で回転される。これによって、図1に示されるように、
それまで全体的に円弧状に湾曲していたガイドレール4
6がヒンジ106の部分で車両12の後方へ向けて若干
屈曲される。この状態でのガイドレール46の最も車両
前側に位置する部位と後ろ側に位置する部位との間の距
離H1が、図2に図示された状態のガイドレール46の
円弧の高さH2よりも小さくなるため、カバー16を大
きくせずともスクリーン72を格納した状態でガイドレ
ール46がカバー16からはみ出ることはなく、コンパ
クトに格納できる。
【0056】また、本実施の形態に係るロールブライン
ド装置10では、ガイドレール46が、剛性を有する複
数のガイド構成部材82、84、86、88を図11の
矢印Y方向及びその逆方向の形状に適合してセット可能
であり、しかも、図11の矢印Z方向及びその逆方向に
対しては剛性を有しているので、アーム44の上昇駆動
力及びバネ力によるガイドレール46の矢印Z方向及び
その逆方向への変形は生じない。これにより、スクリー
ン72展開時のスクリーン72の弛みやシワの発生を防
止できる。
【0057】なお、本実施の形態では、ブラケット11
4、116を軸112を中心に回転可能に連結したヒン
ジ106を適用したが、各ガイド構成部材82〜88を
回動可能に連結する相対回転連結部の構成はこれに限る
ものではない。例えば、図13〜図15に示されるよう
に、一対のプレート208、210が軸212を中心に
相対的に回転可能に連結されたヒンジ206を適用して
もよい。また、各ガイド構成部材82〜88を樹脂材に
よって一体成形すると共に、相対回転連結部に弾性変形
可能な薄肉部であるインテグラルヒンジを設けて各ガイ
ド構成部材82〜88を回動可能に連結してもよい。さ
らに、ヒンジ106、206を用いずにリベット等によ
ってガイド構成部材82〜88を直接連結してもよい。
【0058】また、本実施の形態では、ガイド構成部材
82〜88を付勢する付勢手段として捩じりコイルスプ
リング142を適用したが、付勢手段の構成はこれに限
るものではなく、例えば、図13〜図15に示されるよ
うな板バネ214を適用してもよく、また、他の付勢手
段を適用してもよい。
【0059】さらに、本実施の形態では、ランナ170
の湾曲部178とジョイント182をネジ186によっ
て固定されてしていたが、例えば、図16に示されるよ
うに、湾曲部178とジョイント182とを固定せずに
リベット184を中心に回動自在のままの状態とし、更
に、アクチュエータ38のモータからの駆動力によって
ガイドレール46がルーフ15の後端部近傍に位置する
までアーム44が起き上がった状態(図2及び図11参
照)で、スクリーン72を巻き取る巻取軸68に設けら
れた渦巻きコイルバネの付勢力に抗してガイドレール4
6の開口部94が車両前方を向くように付勢力を設定し
たコイルスプリング218を湾曲部178とジョイント
182との間に設けた構成であってもよい。
【0060】また、本実施の形態では、ガイドポールと
してのガイドレール46にはランナ170がスライド移
動可能に入り込み、これによってアーム44の先端部を
車幅方向へ案内する構成であったが、ガイドポールは、
アーム44の先端部を車幅方向へ案内する構成である必
要はなく、スクリーン72の引出端を保持し、アーム4
4の上動によって押し上げられる構成であればよい。し
たがって、例えば、長手方向中間部で屈曲可能で且つガ
イドポールの長手方向両端部へ回動自在に取り付けられ
たアーム44を備え、アーム44の基端側が回動して起
き上がるとアーム44が伸直状態となり、格納状態では
関節部にてアーム44が屈曲するような構成の装置に本
発明を適用しても構わない。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
車両用ブラインド装置によれば、スクリーン引出状態で
は、ガイドポールの形状をルーフパネルの後端部の形状
に沿った湾曲形状とすることができ、スクリーン格納時
にはガイドポールを屈曲させてガイドポールをコンパク
トに格納できる。
【0062】また、請求項2記載の車両用ブラインド装
置によれば、請求項1記載の本発明の効果が得られるの
みならず、車両のリヤ部へのアームの先端部やガイドポ
ール(ガイド構成部材)の接触を防止でき、この接触に
よってアーム回動時や車両振動時等に生じるリヤ部の傷
や異音の発生を防止できる。
【0063】さらに、請求項3記載の車両用ブラインド
装置によれば、請求項2記載の本発明の効果が得られる
のみならず、アーム回動時にアーム支持手段をリヤ部に
沿って円滑に移動させることができ、しかも、アーム支
持手段がリヤ部へ傷をつけたり、異音が発生したりする
ことがない。
【0064】また、請求項4記載の車両用ブラインド装
置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか記載の本
発明の効果が得られるのみならず、スクリーンを格納す
る際にヒンジを軸に自動的にガイド構成部材を回転させ
てガイドポールをコンパクトな状態で格納できる。
【0065】また、請求項5記載の車両用ブラインド装
置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか記載の本
発明の効果が得られるのみならず、リヤ部の傾斜角度や
ルーフパネルの後端部の形状、或いは、スクリーンの引
出方向等の諸条件にガイドポールを適合させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車両用ブラインド
装置の格納状態での平面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る車両用ブラインド
装置のスクリーン展開状態での平面図である。
【図3】ガイド構成部材の断面図である。
【図4】ガイド構成部材の連結部分を拡大した分解斜視
図である。
【図5】ガイド構成部材の連結部分を拡大した平面図で
ある。
【図6】端面同士が接触した状態でのガイド構成部材の
連結部分を拡大した平面図である。
【図7】ガイドポールの長手方向側端部を拡大した斜視
図である。
【図8】接続手段を拡大した分解斜視図である。
【図9】接続手段を組付けた状態でのガイド構成部材の
断面図である。
【図10】アームが起き上がる際にリヤガラスへ接触し
たローラが傾いた状態を示す図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る車両用ブライン
ド装置を適用した車両の斜め後方からの斜視図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る車両用ブライン
ド装置の駆動部近傍の断面図である。
【図13】ガイド構成部材同士を連結するヒンジの他の
態様を示す斜視図である。る。
【図14】ガイド構成部材同士を連結するヒンジの他の
態様を示す平面図である。る。
【図15】ガイド構成部材の端面同士が接触した状態で
の図13に対応した平面図である。
【図16】接続手段の他の態様を示す図8に対応した斜
視図である。
【図17】従来のロールブラインド装置を適用した車両
の断面図である。
【符号の説明】
10 ロールブラインド装置(車両用ブラインド装
置) 12 車両 14 リヤガラス 38 アクチュエータ 44 アーム 46 ガイドレール(ガイドポール) 72 スクリーン 82 ガイド構成部材 84 ガイド構成部材 86 ガイド構成部材 88 ガイド構成部材 156 ローラ(アーム支持手段) 170 ランナ(接続手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のリヤガラスの車両室内側に設けら
    れ、アクチュエータの駆動力によって車両の上下方向へ
    向けて回動するアームと、 所定角度回動可能に連結された複数のガイド構成部材を
    有し、前記ガイド構成部材が所定の方向へ回動した状態
    では前記車両のルーフ後端部の形状に対応した円弧形状
    とされ、前記所定方向とは逆方向へ回動した状態では連
    結部分にて屈曲すると共に、前記アームへ接続され前記
    アームの回動によって上下動する長尺のガイドポール
    と、 引出端が前記ガイドポールに保持され、前記ガイドポー
    ルの上動によって前記リヤガラスの車両室内側へ引き出
    されて前記リヤガラスから入射する光を遮光するスクリ
    ーンと、 を備える車両用ブラインド装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドポールの長手方向両端部に設
    けられ、前記アームが回動して起き上がることにより前
    記リヤガラスを含む前記車両のリヤ部へ接触し、前記ア
    ームの先端部及びガイドポールを前記リヤ部から離した
    状態で支持すると共に、前記アームによる前記リヤ部へ
    の押圧力及び前記押圧力に対する前記リヤ部からの反力
    の少なくとも何れか一方の力によって前記ガイド構成部
    材を前記所定の方向へ回動させるアーム支持手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の車両用ブラインド装
    置。
  3. 【請求項3】 前記アーム支持手段は、前記アーム回動
    時に前記リヤ部に接触して転がるローラを備えることを
    特徴とする請求項2記載の車両用ブラインド装置。
  4. 【請求項4】 前記各ガイド構成部材を前記所定の回動
    方向とは反対方向へ付勢する付勢手段を設けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用
    ブラインド装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイドポールの長手方向の軸周りに
    前記ガイドポールを前記アームへ回転調節可能に接続す
    る接続手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項4の何れかに記載の車両用ブラインド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009039967A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Meiwa Ind Co Ltd パネル体、そのパネル体の製造方法及びそのパネル体製造装置
JP2011178267A (ja) * 2010-03-01 2011-09-15 Asmo Co Ltd 遮光装置

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JP2009039967A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Meiwa Ind Co Ltd パネル体、そのパネル体の製造方法及びそのパネル体製造装置
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