JPH10193572A - ローラ核部の外周面に親インキ性のコーティング層を備えている特にインキローラである印刷機用ローラ - Google Patents

ローラ核部の外周面に親インキ性のコーティング層を備えている特にインキローラである印刷機用ローラ

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JPH10193572A JP9351449A JP35144997A JPH10193572A JP H10193572 A JPH10193572 A JP H10193572A JP 9351449 A JP9351449 A JP 9351449A JP 35144997 A JP35144997 A JP 35144997A JP H10193572 A JPH10193572 A JP H10193572A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷機のローラ、特にインキローラのため
に、優れた熱伝導率を備えるとともに、従来使用されて
いる銅層では実現できないような高い耐摩耗性を備えて
いる親インキ性のコーティングを提供すること。 【解決手段】 ローラ核部の周面上に親インキ性のコー
ティング層を設けた特にインキローラ1である印刷機の
ローラにおいて、親インキ性のコーティング層3が、グ
ラファイト粒子が含有された多孔性の金属支持層から形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機用ローラに
係り、特に請求項1のプリアンブル(前提部分)に記載
されているようなオフセット印刷機用のインキローラに
関する。オフセット印刷機においては、表面にコーティ
ング層を備えた貫通型ローラが、インキねりローラ(Far
breibzylinder:独語)として好適に用いられている。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】種々
のプラント技術の分野においては、油、ミネラルオイル
(Mineraloel:独語)、およびオフセット用インキ等のミ
ネラルオイルと結合された物質により、機械部材表面が
軽く湿潤される必要がある。さらに、上記のような表面
は、非常に優れた疎水性を有する必要がある。そうでな
い場合には、インキフィルムに裂け目が生じて、いわゆ
る抜け走行(Blanklaufen:独語)が生じる危険性がある。
【0003】オフセット印刷機においては、インキング
機構を用いて、できる限り薄く均一に延ばされたインキ
フィルムを版胴上に転写する必要がある。現代の印刷機
では、インキの転写は、複雑なローラシステムを介して
実施される。第1に、インキ壺において、ドクターロー
ラ(Farbduktorwalz:独語)に接触するドクターブレード
(Farbmesser:独語)を用いてインキ量が領域に応じて調
整され、これに続いて、インキ移しローラ(Farbheber:
独語)を介して、または直接的に中間ローラを介して、
インキング機構にインキが移される。インキング機構自
体は、複数のローラを有して構成されている。これらの
ローラには横方向にインキを延ばす機能もあるが、最も
重要な機能は、印刷版と直接的に接触するインキローラ
に対して、必要とされるインキ量のインキを正確に供給
することである。インキの流動的特性は、印刷工程に対
して大きな重要性を有しているので、現在の印刷機にお
いては、複数のインキローラについて温度調節が実施さ
れる。すなわち、オフセット印刷工程に対して好適であ
る温度範囲にインキの温度を保持することが試みられて
いる。インキを好適な温度に保持することによっての
み、2つのインキローラ間におけるインキの分配工程を
統御することが可能となる。このインキの分配工程は、
供給されたインキを、さらに前方に移送されるインキと
後方に戻されるインキとに、その量について望ましい比
率で分配することを保証するために必要となる。現在の
技術水準によれば、ほとんどのインキング機構は、ゴム
ローラおよびポリアミドローラからなるローラの組合せ
から構成されている。ポリアミドローラのポリアミドコ
ーティングについてのよく知られた商標としては、リル
ザン(Rilsan:独語)が上げられる。このリルザンコーテ
ィングは、通常、製造条件に応じて、その厚みが0.3
mmから1.0mmとなるように形成される。この材料
は、0.22W/mKから0.25W/mKの熱伝導率
を有している。熱伝導率が非常に小さいために、例えば
温度調節された水を用いる内部温度調節機構によりロー
ラ上に形成されたインキフィルムに対して与えられる機
能が、大きく制約を受ける。
【0004】したがって、温度調節システムについて絶
対不可欠な情報であるインキフィルムの温度は、リルザ
ン層の強い断熱効果により、大幅に遅くかつ誤差を有し
て温度調節手段へ伝えられる。すなわち、温度調節シス
テムの調節速度およびその正確性は、これにより大幅に
制限される。
【0005】ごく最近になって、上記のような問題は、
高速運転される輪転印刷機だけでなく、特に無水で運転
されるオフセット印刷機、いわゆるToray印刷機(T
oray-Maschinen)にも生じることが判明している。高速
運転される輪転印刷機においては、その高い動力学的特
性に基づいて、インキング機構において対になったロー
ラが相互に縮絨作用および摩擦作用を及ぼし合うことで
生じるインキフィルムの加熱は非常に大きくなる。この
結果、コストのかかる内部冷却装置を設けなければ、高
速で安定した印刷を実施することが不可能な状況となっ
ている。さらに、このような構造的手段を設けることに
加えて、インキは、エンジンオイルの場合と同様に、オ
フセット印刷に必要とされる粘性の範囲を有するように
調節される必要がある。上記のような広い粘性範囲を有
しない特殊なインキを用いた場合には、流動的な特性が
オフセット印刷には適合しないために、高速運転される
輪転印刷機においてはインキの分離等について多くの問
題が発生する。このような問題としては、インキの脱
落、インキの過度の密度低下、全体的な過剰乳化傾向、
およびインキの塊状化等が上げられる。
【0006】無水で運転されるオフセット印刷機(To
ray)においては、インキフィルム温度の定常性は、
はるかに重要な意味を有する。この場合、インキフィル
ムの温度は、30゜Cプラスマイナス2゜Cの温度範囲
に保持する必要がある。この課題に関しては、リルザン
コーティングを備えたインキねりローラでは、現在のと
ころ満足のいく解決は得られてはいない。特にTora
y印刷工程が実施されている輪転印刷機では、現在のと
ころ極めて低い速度でしか作業を実施することができな
い。これにより、印刷機の作業能率は著しく制限される
ことになる。
【0007】したがって、本発明の課題は、印刷機のロ
ーラ、特にインキローラのために、リルザンに対向でき
るように、優れた熱伝導率を備えるとともに、従来使用
されている銅層では実現できないような高い耐摩耗性を
備えている親インキ性のコーティングを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明の
請求項1に記載された特徴を備えた印刷機により解決さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】米国特許US-PS2,908,068号によ
り、シュープ(Schoop)法を用いて、ステンレス鋼、タン
グステン、モリブデン等の多孔性物質をインキ移しロー
ラに厚く(0.6mmまたはそれ以上)コーティングす
る技術が周知となっている。このシュープ法は、熱溶射
法(thermischen Spritze:独語)の原型となるものであ
り、世紀末に開発されている。その当時の火炎溶射法と
現代のプラズマ溶射法との共通点は、熱溶射法の基本概
念のみである。さらに、今日では、上記米国特許US-PS
2,908,068号に記載された物質の親インキ性についての
特徴に関する記載が的確でないことが判明している。逆
に、ステンレス鋼上にCr23等の受動層(Passivschi-
cht:独語)が形成されることで、確実に親水性部分が形
成されてしまう。モリブデン層の場合には、実験では蒸
留水に対する接触角(Randwinkel:独語)は、約54度と
なる。この数値は、蒸留水に対する接触角が約70度で
あるCr23層と比較すると小さく、水または水溶液に
対してより良好な湿潤性を有するものと考察される。こ
のような結果は、MoO3型の受動層に起因している。
印刷機のインキローラに対して上記のような層を使用し
た場合には、即座に抜け走行の問題が生じるであろう。
すなわち、他の手段を用いなければ、モリブデン層に親
インキ性を与えることは不可能である。モリブデン層の
摩耗を軽減する効果は、多くの適用例、特にオットーエ
ンジン構造(Ottomotorenbau:独語)から周知となってい
る。
【0010】実験によれば、上記の米国特許US-PS2,90
8,068号に記載されているシュープ法により形成された
多孔性の層における腐食防止効果は、存在しないことが
判明している。この理由としては、オフセットインキの
腐食作用を有する成分と、ローラの耐腐食性を有しない
基盤材料とが接触するのにかなりの時間を有する開放的
な多孔性材料が明細書では取り扱われていることが上げ
られる。
【0011】オフセット印刷機のインキ移しローラに温
度について問題点があること、銅層が摩耗比率および化
学的耐久性について弱点を有すること、およびモリブデ
ン層が抜け走行について問題点を有することから、上記
の課題を解決するためには、ニッケル等から成る金属基
体中に含まれるグラファイトが備えている高い熱伝導
率、親インキ性、および化学的耐性を応用するのが必要
となる。上記のような物質から形成される層は、飛行用
ガスタービン(Fluggasturbin:独語)のコンプレッサ部品
のシール用ライニング、または一般的に非常に優れた緊
急運転特性(Notl-aufeigenschaft:独語)を備えたスライ
ド軸受け素材として、長年知られてきた。オフセットイ
ンキの主成分はミネラルオイルであるので、スライド軸
受け素材としての応用には、当然親インキ性の効果が目
的とされている。スライド軸受け素材のミネラルオイル
に対する湿潤性が低い場合には、好適な材料とは言えな
いであろう。グラファイトは乾燥潤滑剤として知られて
いるが、このような特性は、六方晶系の格子の個々の格
子面が簡単に移動できることに起因している。この格子
は、非常に安定した層状面から構成され、この層状面は
互いに弱く結合されているのみである。このような層構
造を有するために、物理的な特性について、グラファイ
トは明確な異方性を有している。したがって、層に平行
な熱伝導率は約330W/mKと概算され、銅の熱伝導
率に匹敵する。層に垂直な方向に関しては、熱伝導率は
約2%減少する。ニッケル基体にグラファイトを含有し
て構成される層は、主に熱溶射または焼結法により製造
される。ニッケルにより包晶され、粒子の直径が5μm
から150μmの範囲で変動するグラファイト粒子が、
空間的に全く無秩序に上記のような層内に配置されるこ
とで、同様に物理的特性が異方性を有する結果となる。
ニッケル基体が、ニッケル基体内に含有されるグラファ
イトに対して有する重量比は、55:45から95:5
の範囲を有し、この重量比に応じて、平均的熱伝導率
は、120W/mKから75W/mKの範囲を有する。
純粋なグラファイトの摩耗特性はオフセット印刷に適用
するには不十分であるので、上記のニッケル基体は保護
基体として機能させるために必要である。例えば、アル
ミニウム−シリコン保護基体にポリエステル粒子を含有
させて得られる複合材料等の他の複合材料によっても、
オフセット印刷に適用できる特性を得ることができる。
このような場合には、アルミニウム−シリコンからなる
基体材料により熱伝導率が保証され、ポリエステル粒子
により親インキ性が保証される。さらに、熱溶射の際の
高い熱作用により、ポリエステルの一部がグラファイト
化し、スライド軸受け素材としてのニッケル−グラファ
イトの場合と同様なスライド特性および耐摩耗性が得ら
れる。アルミニウム−シリコン−ポリエステル複合材料
に関しても、熱溶射または焼結法により好適に層状に加
工することが可能である。ニッケル−グラファイト、お
よびアルミニウム−シリコン−ポリエステルからなるそ
れぞれの層構造においては、層に残留孔部が共通に存在
し、コーティングパラメータ(Beschichtungsparameter:
独語)は40Vol.−%から4Vol.−%の範囲を
有する。このように残留孔部が存在することで、親イン
キ性の樹脂製密閉材料を用いて、孔部を埋めて密閉する
ことが可能となるので、このような残留孔部を有すると
いう特性を、オフセット印刷機についての用途に応じて
個々に適合することが可能である。印刷機のローラ、特
にインキローラの層は、上記の材料を用いての上記の方
法により、30μmから1.5mmの厚みを有するよう
に製造される。できる限り良好な熱伝導率を得るため
に、層の厚さは0.1mmから0.15mmに保持され
る。
【0012】図1は、インキローラ1の構造を図式化し
て示したものである。このインキローラ1のローラ核部
2は、本発明を用いて、コーティング層3により周面全
体を被覆されている。
【0013】本発明によるコーティング層3は、研磨さ
れた状態で、RZが8μmから12μmである表面粗さ
を有するように設けるのが好適である。適用例に応じ
て、この表面粗さを変えるのが好適である。本発明によ
るコーティング層3は、RZが3.0μmである表面粗
さに至るまでは容易に研磨され、それより大きな値に関
しては、任意の表面粗さにすることができる。
【0014】上記のようなコーティング層を有する場合
には、極端なオフセット印刷条件(少ないインキ供給、
大きな自由面)の下においても、インキフィルムには、
非常に優れたインキフィルム安定性が生じるので、心配
されているようなインキフィルムの抜け走行は生じな
い。
【0015】本発明によるコーティング層は、熱溶射、
特にプラズマ溶射または火炎溶射を用いて塗布される。
コーティング層3の製造に対して適合する可能性のある
その他の方法としては、PVD法、CVD法、プラズマ
CVD法、分散堆積処理を伴った電気メッキ法、焼結
法、および高温アイソスタティック成型法(Heissisost-
atpressverfahren:独語)等が上げられる。また、本発明
によるコーティング層を2つの液相または気相からの分
離析出により形成するようなすべての反応性方法も含ま
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インキローラの構造を図式化して示した図で
ある。
【符号の説明】
1 インキローラ 2 ローラ核部 3 コーティング層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・ヨーナー ドイツ・D−63571・ゲルンハウゼン・カ ールシュトラーセ・40

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ核部の周面上に親インキ性のコー
    ティング層を設けた特にインキローラ(1)である印刷
    機のローラにおいて、 前記親インキ性のコーティング層(3)が、グラファイ
    ト粒子が含有された多孔性の金属支持層から形成されて
    いることを特徴とする印刷機のローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷機のローラにおい
    て、 前記コーティング層(3)が、孔部を埋める親インキ性
    の樹脂で密閉されることを特徴とする印刷機のローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の印刷機のローラにおい
    て、 前記金属支持層が、グラファイト粒子が含有されたニッ
    ケル基体であることを特徴とする印刷機のローラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の印刷機のローラにおい
    て、 前記金属支持層が、グラファイト化されたポリエステル
    粒子が含有されたアルミニウム−シリコン基体であるこ
    とを特徴とする印刷機のローラ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の印刷機のローラにおい
    て、 前記コーティング層(3)が、熱溶射、特にプラズマ溶
    射または火炎溶射により塗布されることを特徴とする印
    刷機のローラ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載された印刷機のローラにおいて、 前記ローラが、インキねりローラとして使用されている
    ことを特徴とする印刷機のローラ。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、0.03mmから1.5
    mm、好ましくは0.1mmの厚みを有することを特徴
    とする印刷機のローラ。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、RZ≦10μm、好まし
    くはRZ=8μmの表面粗さを有していることを特徴と
    する印刷機のローラ。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれか1項に
    記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、ニッケルおよびグラファ
    イトを同時に分離析出させるPVD(物理的蒸着)層と
    して形成されることを特徴とする印刷機のローラ。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項8のいずれか1項
    に記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、CVD(化学的蒸着)層
    であることを特徴とする印刷機のローラ。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項8のいずれか1項
    に記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、プラズマCVD(プラズ
    マ支援CVD)層であることを特徴とする印刷機のロー
    ラ。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項8のいずれか1項
    に記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、電気メッキ法により形成
    され、 この際、同時に、グラファイト、ポリエステル、または
    同等の樹脂が、分散堆積されることを特徴とする印刷機
    のローラ。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項8のいずれか1項
    に記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、焼結法により形成される
    ことを特徴とする印刷機のローラ。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項8のいずれか1項
    に記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、高温アイソスタティック
    成型法により形成されることを特徴とする印刷機のロー
    ラ。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項8のいずれか1項
    に記載された印刷機のローラにおいて、 前記コーティング層(3)が、反応性方法により形成さ
    れ、 この方法においては、2つの液相または2つの気相から
    の反応性変化により、前記コーティング層(3)が生じ
    ることを特徴とする印刷機のローラ。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15のいずれか1
    項に記載された印刷機のローラにおいて、 コーティング工程の後に、前記コーティング層(3)の
    表面が、特に研磨により平滑にされることを特徴とする
    印刷機のローラ。
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