JPH10193506A - 有機樹脂シート被覆防食材 - Google Patents

有機樹脂シート被覆防食材

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JPH10193506A
JPH10193506A JP437497A JP437497A JPH10193506A JP H10193506 A JPH10193506 A JP H10193506A JP 437497 A JP437497 A JP 437497A JP 437497 A JP437497 A JP 437497A JP H10193506 A JPH10193506 A JP H10193506A
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正弘 山本
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佳幸 原田
Hisao Yamashita
久男 山下
Hiroyuki Hasegawa
博行 長谷川
Takahito Akega
孝仁 明賀
Akihiro Saito
明宏 斉藤
Masao Muratani
昌男 村谷
Kazuyuki Doi
一幸 土居
Yoshimi Funayama
嘉実 船山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場での施工性に優れ、海水環境や、河川環
境での防食性に優れた有機樹脂シート被覆防食材を提供
する。 【解決手段】 鋼材の表面に引っ張り伸びが50%以上
で、引っ張り破断強度が100kgcm-2以上で、厚さ
1mm以上10mm未満の有機樹脂シートを有し、その
上に帯状突起を有する押さえ材を設け、これに少なくと
も2個以上の鋼製の鋲が、押さえ材と有機樹脂シートを
貫通し、鋼材内に食い込む様に打鋲されていることを特
徴とする有機樹脂シート被覆防食材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として海洋環境
や河川環境で使用される鋼材の防食材料に関するもので
ある。さらに詳しくは、有機樹脂シートの被覆による防
食に関するもので、従来材よりも安価で確実な防食材料
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海洋環境や河川環境で使用される鋼材に
は、H形鋼、鋼管、鋼管矢板、鋼矢板などがあり、埋め
立て地や河川の土止め壁、港湾の桟橋、橋脚などの多く
の分野で利用されている。これらが海水や河川水にさら
される場合、鋼材の腐食対策として、昨今では何らかの
防食を施されるのが一般的である。この防食法として
は、電気防食法と有機被膜による防食法が主として用い
られる。電気防食法は、極めて一般的な海洋や河川での
鋼材の防食方法であり、たとえば、木島茂著「防食工
学」(日刊工業新聞社,昭和57年)に詳しく記載され
ているように、鋼材に鉄よりも卑な電位を示す金属、例
えば亜鉛やアルミニウムを溶接し、これらの金属が溶出
することにより鋼材の腐食を防ぐ方法である。
【0003】また、有機被覆防食法は、重防食塗装と樹
脂ライニング法がありその基本構成や施工例などは、最
新表面処理編集委員会編「最新表面処理技術総覧」(産
業技術サービスセンター,昭和62年)に詳しく解説さ
れているが、概説すると、鋼材の表面をブラスト処理や
クロメート処理などの下地処理を施し、下塗り系の有機
樹脂層を塗布し、その上に、塗料やポリエチレンなどの
有機樹脂層を厚く被覆して防食する方法であり、少なく
とも2層、多い場合には7層程度も樹脂の積層が行われ
る手法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電気防
食法では、定期的に電極の取り替えが必要になり、メン
テナンスがかさむ。一方、有機防食法では、その製造工
程が複雑であり、時間とコストがかかる上に、一般的に
は特殊な設備を必要とする。海洋環境や河川環境で鋼材
が使用される場合には、使用される現場での材料の加工
が必須となり、現場で複雑な設備を用いず安く簡単に使
用できる防食材料が望まれていた。
【0005】従来、この様な目的でいくつかの方法が提
案されているが、その一つとして特開昭58−2991
6号公報に開示されているように、3層構造を有する1
体成形防食体を用い防食する海洋鋼構造物の防食施工法
がある。また、その成形体を鋼材に取り付ける方法とし
て、特開昭54−86910号公報には防食体にあらか
じめボルトを溶接しておき、固定する方法が示されてい
る。これらの方法は、あらかじめ、被防食鋼材の形状に
合わせた1体成形防食体を用意する必要が有るため、被
防食鋼材の形状に制限があり、かつ現場での作業も複雑
な工程を要するものであった。
【0006】この様な問題点を解決する方法として、特
開昭60−230435号公報には、ねじ体を植設した
形鋼表面にねじ体の貫通孔を設けた保護シートを液状の
硬化樹脂の間に挟み固定する方法が開示されている。し
かし、この方法では、あらかじめ、ねじ体を被防食鋼材
に取り付けておかなければならず、かつ液状の硬化樹脂
の使用により現場での作業は極めて複雑なものになり、
価格を安くし、工期を短くすることは難しい。そこで、
本発明では、現場での簡単な作業により製造できる防食
材の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、現場での簡
単な処理により製造できる防食材料を提供するために、
鋼材上に有機樹脂製のシートを押さえ材の上から、鋲で
鋼材表面に固定する。本発明者らは、この有機樹脂製の
シートと押さえ材の形状並びに固定するための鋲を種々
検討した結果、有機樹脂製の樹脂シートと押さえ材の形
状並びに材質、そして鋼製の鋲を組み合わせることによ
り、施工現場でも簡単に作製でき、かつ水の侵入を防
ぎ、鋼材の腐食を防止することができる有機シート防食
材の提供を可能にした。
【0008】すなわち、本発明の有機樹脂シート被覆防
食材は、鋼材の表面に引っ張り伸びが50%以上で、引
っ張り破断強度が100kgcm-2以上で、厚さ1mm
以上10mm未満の有機樹脂シートを有し、その上に帯
状突起を有する押さえ材を設け、これに少なくとも2個
以上の鋼製の鋲が、押さえ材と有機樹脂シートを貫通
し、鋼材内に食い込む様に打鋲されていることを特徴と
する。
【0009】また、上記有機樹脂シートの鋼材面側に、
防食剤を含む樹脂シートが積層されたものも、本発明の
有機樹脂シート被覆防食材である。上記有機樹脂シー
ト、ポリオレフィン樹脂製、またはポリウレタン系樹脂
製、またはポリ塩化ビニル樹脂製であることが好まし
い。また、上記の防食剤を含む樹脂シートは、好ましく
はペトロラタムペーストを含む繊維シート、またはタン
ニン酸を含む防錆ペーストを含浸させた繊維シートを適
用することで、防食効果が高くなる。
【0010】さらには、上記の帯状突起を有する押さえ
材としては、厚みが0.5mm厚以上7mm厚未満、高
さ5mm以上80mm未満、長さが15cm以上の帯状
突起を有するFRP樹脂製、または、厚みが0.1mm
厚以上3mm厚未満で、高さ5mm以上80mm未満、
長さが15cm以上の帯状突起を有するステンレス製が
適している。そして、上記鋼製の鋲には、防食のために
常温硬化型エポキシ系、または常温硬化型ウレタン系の
有機樹脂により覆ったり、または、内面に常温硬化型エ
ポキシ系、または常温硬化型ウレタン系,またはαシア
ノアクリレート系の接着剤を充填した樹脂製、または焼
結材製のキャップを被せることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の限定理由について
説明する。本発明の有機樹脂シート被覆防食材は、図1
に示すように鋼材1の上に順次、有機樹脂シート2、押
さえ材3を重ね、押さえ材3の側から鋼製の鋲5を、そ
の先端が鋼材1まで食い込む間で打鋲して有機樹脂シー
ト2と押さえ材3を鋼材1に密着させた構成になってい
る。有機樹脂シート2は、その施工の観点から厚みを1
mm以上10mm未満に規定する。厚みが1mm未満の
場合は、現場での施工時にしわや浮きを生じさせずに鋼
材に密着させることが難しく、厚みが10mm以上であ
ると押さえ材を介して鋲での被覆が難しい。
【0012】また、有機樹脂シートの機械的特性として
は、引っ張り伸びが50%以上で、引っ張り破断強度が
100kgcm-2以上を規定する。これは、引っ張り伸
びが50%未満、もしくは引っ張り破断強度が100k
gcm-2未満であると、押さえ材を介して打鋲したとき
に、その変形に耐えきれず、破断や亀裂を生じる場合が
多くなるためである。これらの特性を持つ有機樹脂シー
トとしては、ポリオレフィン系の樹脂、ポリウレタン樹
脂、またはポリ塩化ビニル樹脂等が相当する。これらの
樹脂でも、可塑剤を適当量含み、上記機械的特性を持っ
ていることが必須であり、逆にこれら以外でも、上記機
械的特性を持てば、適用は可能である。
【0013】有機樹脂シートは、単体でも水や溶存酸素
の侵入を防ぎ、防食性能を有するが、その内面に防食剤
を含む樹脂シートを積層させることによって、より一層
の優れた耐食性を付与することが可能になる。この時の
防食剤を含む樹脂シートとしては粘性が高く、かつ長期
に渡り変成しにくいペトロラタムペーストを含浸させた
不織布のシートが望ましい。また、これよりは少し性能
が劣るけれども、タンニン酸を含む防錆ペーストを含浸
させた繊維シートも有効である。
【0014】次に、前記有機樹脂シートを鋼材に密着さ
せるための押さえ材3としては、鋲5の間隔を広げても
有機樹脂シートを十分に鋼材に密着させることができる
ような断面の強度が要求される。そのために、有機樹脂
シートの平面上に断面形状が、例えばL字型(図2)、
または逆T字型(図1)等をなす帯状突起4を設ける。
その帯状突起の具体的な寸法形状は、押さえ材3の材
質、特に強度により異なってくる。材質としては、FR
P製のものが最も有効であり、その場合には、突起厚み
が0.5mm厚以上7mm厚未満、突起高さが5mm以
上80mm未満、長さが15cm以上の帯状突起を有す
ることが必須となる。0.5mm未満では、押さえ材が
破断する確率が高くなり、7mm以上では鋲が鋼材にし
っかり固定できない確率が高くなる。長さは、短くても
不具合は無いが、断面強度の点から、実用上15cm以
上が適当である。押さえ材の厚みは、突起厚みと同じ場
合が多いが、異なっていても問題はない。その場合も、
0.5mm厚以上7mm厚未満でなければならない。押
さえ材の幅は、鋲を打つ平面部が必要なために、鋲の幅
と突起厚み以上でなければならない。実用的には20m
m以上必要であり、広くても問題はないが、100mm
以下が適当である。
【0015】また、ステンレス(SUS)製の押さえ材
は、FRP製よりは異種金属接触腐食の問題などで、性
能が劣るものの十分利用可能である。この場合の形状も
FRPと同様、L字型もしくは逆T字型が必須である。
その場合も、厚みが0.1mm厚以上3mm厚未満で、
高さ5mm以上80mm未満、長さが15cm以上の帯
状突起を有することが必須となる。0.1mm未満で
は、押さえ板の変形が大きく密着力が落ち、逆に3mm
以上では鋲の打ち込み不足が生じる。長さは、FRPと
同様に、実用上15cm以上が適当である。押さえ材の
厚みは、FRPの場合と同様に、突起厚みと同じ場合が
多いが、異なっていても問題はない。その場合も、0.
1mm厚以上3mm厚未満でなければならない。押さえ
材の幅は、鋲を打つ平面部が必要なために、鋲の幅と突
起厚み以上でなければならない。実用的には20mm以
上必要であり、広くても問題はないが100mm以下が
適当である。なお、突起の帯状の形状は、図1または図
2に示すように長さ方向に直線上であることが好ましい
が、それにはこだわらず、断面強度が確保できるもので
あれば、いかなる形状であってもかまわない。
【0016】次に、押さえ材3を用いて有機樹脂シート
2を鋼材1に密着させる手段として、本発明では、鋼製
の鋲5を鋼材1まで、食い込むように打鋲する。鋲5
は、鋼材1まで食い込むことが可能であればどんな形状
のものでもかまわないが、ドライブイット銃で撃ち込め
るようなものが最も適している。この鋲は鋼製なので、
海水に接すると長期で腐食し、抜け落ちる場合がある。
そこで、常温硬化型のエポキシ系または常温硬化型のウ
レタン系の樹脂で鋲の頭部を覆ったり、図3のように鋲
の表面を有機樹脂7で充填し、その上から、キャップ6
を被せることで腐食を防ぐことを行っても良い。この充
填する有機樹脂7としては、常温硬化型のエポキシ系、
または常温硬化型ウレタン系、または、αシアノアクリ
レート系の接着剤が適当である。キャップ6としては、
異種金属接触腐食の観点から、金属材料は問題であり、
例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニルまたは、エチレン
−プロピレン共重合体などの樹脂製のキャップ、もしく
は磁器の様な焼結材製のキャップが適用可能である。
【0017】
【実施例】以下に本発明を実施例で説明する。実矢板ウ
ェブ部分より切り出した、500mm×100mmの試
験材に、防食層、有機樹脂シート層、押さえ板を順次重
ね、ドライブイット鋲打ち銃にて、表1に示したような
試験材をそれぞれ3枚ずつ作製した。使用した有機樹脂
シートは、FRP;FRP製、伸び3%、引つ張り強度
3000kgcm-2、EP;エポキシ樹脂製、伸び5
%、引っ張り強度800kgcm-2、PE;ポリエチレ
ン樹脂製、伸び300%、引っ張り強度150kgcm
-2、PU;ポリウレタン樹脂製、伸び200%、引っ張
り強度60kgcm-2、CB;ポリ塩化ビニル樹脂製、
伸び60%、引っ張り強度250kgcm-2のものをそ
れぞれ用いた。防食層は、PP;ペトロラタムペースト
を用いた場合、TA;タンニン酸を含む防錆ペーストを
用いた場合および防食法無しの場合を検討した。
【0018】これらの試験材の鋲の周辺を目視で観察
し、3段階で評価し施工性の評価とした。評価の基準
は、 ×;割れ+剥離有り △;割れ有り剥離無し 〇;割れ無し+剥離無しである。 耐食性は、これらの試験片を40℃NaCl水溶液中に
3ケ月間浸漬した後、試験材の被覆を剥離し、被覆部の
鋼材の腐食度により3段階に評価した。評価の基準は、 ×;全面赤錆発生 △;赤錆発生有り 〇;赤錆無し、黒錆有り ◎;錆発生無しである。 評価の結果を、表1に示す。これより明らかなように、
本発明材は、いずれも施工性は〇で、耐食性は〇もしく
は◎であり、極めて優れた施工性と耐食性を有してい
る。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明の有機樹脂シート被覆防食材は、
現場でも簡単にかつ安く施工でき、鋼材の防食性も優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機樹脂シート被覆防食材の例(斜視
図)、
【図2】断面の形状がL字型の押さえ材の例を示す図、
【図3】本発明の有機樹脂シート防食材の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 鋼材 2 有機樹脂シート 3 押さえ材 4 押さえ板に設けられた帯状突起 5 鋼製の鋲 6 鋲をカバーするキャップ 7 充填する防食剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 佳幸 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 山下 久男 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 長谷川 博行 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内 (72)発明者 明賀 孝仁 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日 本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 斉藤 明宏 千葉県市川市本北方1−12−20−323 (72)発明者 村谷 昌男 東京都大田区田園調布南八番十号 日本ド ライブイット株式会社内 (72)発明者 土居 一幸 埼玉県入間市大字仏子603−1 入間リバ ーサイド11−106 (72)発明者 船山 嘉実 千葉県東葛飾郡沼南町大津ケ丘3−17−13 −201

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材の表面に引っ張り伸びが50%以上
    で、引っ張り破断強度が100kgcm-2以上で、厚さ
    1mm以上10mm未満の有機樹脂シートを有し、その
    上に帯状突起を有する押さえ材を設け、これに少なくと
    も2個以上の鋼製の鋲が、押さえ材と有機樹脂シートを
    貫通し、鋼材内に食い込む様に打鋲されていることを特
    徴とする有機樹脂シート被覆防食材。
  2. 【請求項2】 有機樹脂シートの鋼材面側に、防食剤を
    含む樹脂シートが積層されたことを特徴とする請求項1
    記載の有機樹脂シート被覆防食材。
  3. 【請求項3】 有機樹脂シートが、ポリオレフィン樹脂
    製、またはポリウレタン系樹脂製、またはポリ塩化ビニ
    ル樹脂製であることを特徴とする請求項1または2記載
    の有機樹脂シート被覆防食材。
  4. 【請求項4】 防食剤を含む樹脂シートが、ペトロラタ
    ムペーストを含む繊維シート、またはタンニン酸を含む
    防錆ペーストを含浸させた繊維シートであることを特徴
    とする請求項2または3記載の有機樹脂シート被覆防食
    材。
  5. 【請求項5】 押さえ材が、厚みが0.5mm厚以上7
    mm厚未満、高さ5mm以上80mm未満、長さが15
    cm以上の帯状突起を有するFRP樹脂製押さえ材、ま
    たは、厚みが0.1mm厚以上3mm厚未満で、高さ5
    mm以上80mm未満、長さが15cm以上の帯状突起
    を有するステンレス製押さえ材であることを特徴とする
    請求項1,2,3,または4記載の有機樹脂シート被覆
    防食材。
  6. 【請求項6】 鋼製の鋲を、常温硬化型エポキシ系、ま
    たは常温硬化型ウレタン系の有機樹脂により覆ったこと
    を特徴とする請求項1,2,3,4,または5記載の有
    機樹脂シート被覆防食材。
  7. 【請求項7】 鋼製の鋲に、内面に常温硬化型エポキシ
    系、または常温硬化型ウレタン系、またはαシアノアク
    リレート系の接着剤を充填した樹脂製、または焼結材製
    のキャップを被せたことを特徴とする請求項1,2,
    3,4,または5記載の有機樹脂シート被覆防食材。
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JPH10192778A (ja) * 1997-01-14 1998-07-28 Nippon Steel Corp 鋼材の防食被覆の補強方法
CN113330629A (zh) * 2018-11-13 2021-08-31 瑞维安知识产权控股有限责任公司 使用盲铆钉的汇流条与传感器导线附接

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