JPH1019309A - 組立式多目的架台 - Google Patents
組立式多目的架台Info
- Publication number
- JPH1019309A JPH1019309A JP19011796A JP19011796A JPH1019309A JP H1019309 A JPH1019309 A JP H1019309A JP 19011796 A JP19011796 A JP 19011796A JP 19011796 A JP19011796 A JP 19011796A JP H1019309 A JPH1019309 A JP H1019309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- leg member
- work
- reinforcing member
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調機器等を傾斜面又は吊り状態で設置する
組立式多目的架台の構成部品点数を少なくすると共に取
付作業の工数を減らして工事を迅速安全にできるように
する。 【解決手段】 取付架台は機器を支承するＵ状枠部１
と、一対のスライド式延長脚部材６と、延長脚部材間に
架設するスライド式補強部材１５とから構成され、各部
材の連結部に表面側操作のみによってボルト締結できる
ようにした締結構造を備えると共に各部材の連結用当接
端部に揺れ防止構造を備える。
組立式多目的架台の構成部品点数を少なくすると共に取
付作業の工数を減らして工事を迅速安全にできるように
する。 【解決手段】 取付架台は機器を支承するＵ状枠部１
と、一対のスライド式延長脚部材６と、延長脚部材間に
架設するスライド式補強部材１５とから構成され、各部
材の連結部に表面側操作のみによってボルト締結できる
ようにした締結構造を備えると共に各部材の連結用当接
端部に揺れ防止構造を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアコン等の空
調関係機器を屋外又は建物外壁に設置する架台に関す
る。
調関係機器を屋外又は建物外壁に設置する架台に関す
る。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】屋外に設置される空調
機器等の架台は機械的強度の他、振動や揺動に対する強
度も充分なものでなければならない。他方、架台の設置
場所はベランダ等の平坦面だけでなく建物外壁、天井面
或は屋根の傾斜部等様々であることから構成部材はでき
るだけ軽量である他、部品点数を減らすために共通に使
用でき、高所組立作業も安全迅速にできるものであるこ
とが望ましい。本発明は、これら相反する要求を解決す
るもので構成部品点数が少なくても充分な強度が得られ
る上、現場での組立工具の種類と組立工数を減らして安
全な作業を補償するものである。
機器等の架台は機械的強度の他、振動や揺動に対する強
度も充分なものでなければならない。他方、架台の設置
場所はベランダ等の平坦面だけでなく建物外壁、天井面
或は屋根の傾斜部等様々であることから構成部材はでき
るだけ軽量である他、部品点数を減らすために共通に使
用でき、高所組立作業も安全迅速にできるものであるこ
とが望ましい。本発明は、これら相反する要求を解決す
るもので構成部品点数が少なくても充分な強度が得られ
る上、現場での組立工具の種類と組立工数を減らして安
全な作業を補償するものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明多目的架台は、機
器を定置する断面コ状のＵ状枠部材と、該Ｕ状枠部材の
直立部に嵌合されボルト締結された断面コ状のスライド
式延長脚部材と、２つの延長脚部材間に両端をボルト締
結されて架設される長さ調節可能な断面コ状の架設補強
部材とからなり、前記補強部材の両端部には前記延長脚
部材表面に接する平坦部と前記延長脚部材の側面に接す
る突当縁が形成されると共に上記各ボルト締結部におけ
る前記各部材のナット当接面にはボルト孔を中心とする
ナット受座が凹圧形成されて締結作業を簡便にしてい
る。天井吊り架台の場合には延長脚部材の端部に架設補
強部材の端部と同様の構造を採用して天井面に固定され
たブラケットに対する取付安定性を向上させる。平置又
は屋根置架台にする場合は、スライド式延長脚部材の下
方端部に足部材を枢着することによって簡単に対応でき
る。
器を定置する断面コ状のＵ状枠部材と、該Ｕ状枠部材の
直立部に嵌合されボルト締結された断面コ状のスライド
式延長脚部材と、２つの延長脚部材間に両端をボルト締
結されて架設される長さ調節可能な断面コ状の架設補強
部材とからなり、前記補強部材の両端部には前記延長脚
部材表面に接する平坦部と前記延長脚部材の側面に接す
る突当縁が形成されると共に上記各ボルト締結部におけ
る前記各部材のナット当接面にはボルト孔を中心とする
ナット受座が凹圧形成されて締結作業を簡便にしてい
る。天井吊り架台の場合には延長脚部材の端部に架設補
強部材の端部と同様の構造を採用して天井面に固定され
たブラケットに対する取付安定性を向上させる。平置又
は屋根置架台にする場合は、スライド式延長脚部材の下
方端部に足部材を枢着することによって簡単に対応でき
る。
【０００４】
【発明の実施の形態】図１乃至図７は、吊り架台Ａとし
た場合の例であって、１は、機器を載置して固定するベ
ースであって断面コ状のＵ状枠部材として形成されてい
る。２は補強された屈曲部、３は直立部であって平板部
４に図示しないボルト孔が穿設されている。６は、断面
コ状の延長脚部材であって、下端部７をベース直立部に
嵌合させてボルト締結８によって連結されている。な
お、ボルト締結構造については後述する。９は上端部で
あって、天井面にアンカーボルト等によって固定された
ブラケット等の固定部材１３にボルト９ａによって取付
けられる。上端部平板部には、襞寄せ加工などによる厚
み出し部１０が形成されると共に側板部が切欠されて固
定部材の下縁１４に当接する切欠肩部１２が形成され、
上端部の厚み出し部端縁１１が固定部材１３の内面に接
触する如く取付けられ両者によって揺動防止手段を構成
している。１５は一対の延長脚部材間に架設する補強部
材であって、断面コ状部材でなる外側部材１６と内側部
材１７がスライド可能に嵌合されて長孔１８と図示しな
いボルト孔を２つのボルト２１，２２によって長さ調節
可能に締結されている。補強部材１５の両端の側板は夫
々図５の如く切欠されて突当端縁１６ｂ，１７ｂとさ
れ、平坦部面１６ａ，１７ａは延長脚部の平板部にボル
ト締結１９，２０されている。これによって補強部材の
両端部は脚部材の側面に実質的に面接触し、しかもこの
連結は各１ケのボルト１９，２０の取付けで行なわれ
る。脚部材上部取付ボルト９ａを除く各ボルト締結部の
構造は、図６，図７に示すようであって、例えば脚部材
の平板部の裏面６ｂ等、ナット当接面２４にボルト孔２
５を中心として使用するナットより僅かに大き目で相似
形のナット受座２６が凹圧形成させてある。２７は周辺
突部、２８は表面側周辺凹部、２９は相手部材、２９ａ
は相手部材のボルト孔又は長孔である。この構造による
と、ボルト３０にナット３１を軽く螺合させてから外表
面側のボルト３０の頭を締め廻すだけでナット３１が自
然にナット受座２６に嵌入して空回りが防止されて締結
される。このためナット３１を裏側から受けるための当
てスパナ又はボックスレンチが不要になる上、手作業が
ボルト廻しだけであるので高所作業も安全に行なえるよ
うになる。図８乃至図１０は、上記と同一の各部材を用
いて平置形架台Ｂ及び屋根置架台Ｃとした場合である。
吊り架台と相違するところはスライド式延長脚部材６の
端部に回動可能な足部材３５を枢着３６しているだけで
あり、ボルト締結構造も同一である。
た場合の例であって、１は、機器を載置して固定するベ
ースであって断面コ状のＵ状枠部材として形成されてい
る。２は補強された屈曲部、３は直立部であって平板部
４に図示しないボルト孔が穿設されている。６は、断面
コ状の延長脚部材であって、下端部７をベース直立部に
嵌合させてボルト締結８によって連結されている。な
お、ボルト締結構造については後述する。９は上端部で
あって、天井面にアンカーボルト等によって固定された
ブラケット等の固定部材１３にボルト９ａによって取付
けられる。上端部平板部には、襞寄せ加工などによる厚
み出し部１０が形成されると共に側板部が切欠されて固
定部材の下縁１４に当接する切欠肩部１２が形成され、
上端部の厚み出し部端縁１１が固定部材１３の内面に接
触する如く取付けられ両者によって揺動防止手段を構成
している。１５は一対の延長脚部材間に架設する補強部
材であって、断面コ状部材でなる外側部材１６と内側部
材１７がスライド可能に嵌合されて長孔１８と図示しな
いボルト孔を２つのボルト２１，２２によって長さ調節
可能に締結されている。補強部材１５の両端の側板は夫
々図５の如く切欠されて突当端縁１６ｂ，１７ｂとさ
れ、平坦部面１６ａ，１７ａは延長脚部の平板部にボル
ト締結１９，２０されている。これによって補強部材の
両端部は脚部材の側面に実質的に面接触し、しかもこの
連結は各１ケのボルト１９，２０の取付けで行なわれ
る。脚部材上部取付ボルト９ａを除く各ボルト締結部の
構造は、図６，図７に示すようであって、例えば脚部材
の平板部の裏面６ｂ等、ナット当接面２４にボルト孔２
５を中心として使用するナットより僅かに大き目で相似
形のナット受座２６が凹圧形成させてある。２７は周辺
突部、２８は表面側周辺凹部、２９は相手部材、２９ａ
は相手部材のボルト孔又は長孔である。この構造による
と、ボルト３０にナット３１を軽く螺合させてから外表
面側のボルト３０の頭を締め廻すだけでナット３１が自
然にナット受座２６に嵌入して空回りが防止されて締結
される。このためナット３１を裏側から受けるための当
てスパナ又はボックスレンチが不要になる上、手作業が
ボルト廻しだけであるので高所作業も安全に行なえるよ
うになる。図８乃至図１０は、上記と同一の各部材を用
いて平置形架台Ｂ及び屋根置架台Ｃとした場合である。
吊り架台と相違するところはスライド式延長脚部材６の
端部に回動可能な足部材３５を枢着３６しているだけで
あり、ボルト締結構造も同一である。
【０００５】
【効果】本発明架台はその構成部品が実質上、Ｕ状枠部
材、延長脚部材及び架設補強部材の３部材である上、各
部のボルト締結作業も極めて簡単且つ容易に行なわれ
る。更に、これらの部品だけで、機器の設置状況に応じ
て多目的に応用することができるので製造及び在庫管理
上の経費を大幅に節減できる。また、現場において使用
する工具が少なくて済む上、組立工数も少ないから全体
の作業が能率よく行なわれ、高所組付作業も安全にでき
る。
材、延長脚部材及び架設補強部材の３部材である上、各
部のボルト締結作業も極めて簡単且つ容易に行なわれ
る。更に、これらの部品だけで、機器の設置状況に応じ
て多目的に応用することができるので製造及び在庫管理
上の経費を大幅に節減できる。また、現場において使用
する工具が少なくて済む上、組立工数も少ないから全体
の作業が能率よく行なわれ、高所組付作業も安全にでき
る。
【図１】吊り架台としたときの正面図。
【図２】同上側面図。
【図３】同上上面図。
【図４】脚部材上端部の拡大横断面図。
【図５】補強部材の斜視図。
【図６】ナット取付面の部分表面図。
【図７】同上断面図。
【図８】平置及び屋根置架台としたときの正面図。
【図９】同上側面図。
【図１０】同上上面図。
【符号の説明】 １ Ｕ状枠部材 ３ 直立部 ６ スライド式延長脚部材 ７ 下端部 ８ ボルト締結部 ９ 上端部 １０ 厚み出し部 １２ 切欠肩部 １５ 架設補強部材 １６ａ，１７ａ 平坦部面 １６ｂ，１７ｂ 突当端縁 １９，２０ ボルト締結部 ２４ ナット当接面 ２５ ボルト孔 ２６ ナット受座 ２９ 相手部材 ３５ 足部材 ３６ 枢着部
Claims (3)
- 【請求項１】 機器を定置する断面コ状のＵ状枠部材
と、該Ｕ状枠部材の直立部に嵌合されボルト締結された
断面コ状のスライド式延長脚部材と、２つの延長脚部材
間に両端をボルト締結されて架設される長さ調節可能な
断面コ状の架設補強部材とからなり、前記補強部材の両
端部には前記延長脚部材表面に接する平坦部と前記延長
脚部材の側面に接する突当縁が形成されると共に上記各
ボルト締結部における前記各部材のナット当接面にはボ
ルト孔を中心とするナット受座が凹圧形成されてなる組
立式多目的架台。 - 【請求項２】 スライド式延長脚部材の端部平板部が厚
み出し成形されると共に側板部が切欠されて切欠肩部が
形成され、前記厚み出し部及び切欠肩部が共に天井固定
手段に当接されて揺動防止手段とされてなる請求項１記
載の天井吊り架台。 - 【請求項３】 スライド式延長脚部材の端部に取付面に
固定する足部材が回動自在に枢着されてなる請求項１記
載の平置、屋根置兼用架台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19011796A JPH1019309A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 組立式多目的架台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19011796A JPH1019309A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 組立式多目的架台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019309A true JPH1019309A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16252675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19011796A Pending JPH1019309A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 組立式多目的架台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1019309A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6795364B1 (en) | 2003-02-28 | 2004-09-21 | Monolithic System Technology, Inc. | Method and apparatus for lengthening the data-retention time of a DRAM device in standby mode |
| US7274618B2 (en) | 2005-06-24 | 2007-09-25 | Monolithic System Technology, Inc. | Word line driver for DRAM embedded in a logic process |
| JP2010249401A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 天吊り空調機の施工方法 |
| WO2024128492A1 (ko) * | 2022-12-13 | 2024-06-20 | 삼성전자 주식회사 | 천장형 실내기 설치 구조 |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP19011796A patent/JPH1019309A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6795364B1 (en) | 2003-02-28 | 2004-09-21 | Monolithic System Technology, Inc. | Method and apparatus for lengthening the data-retention time of a DRAM device in standby mode |
| US7274618B2 (en) | 2005-06-24 | 2007-09-25 | Monolithic System Technology, Inc. | Word line driver for DRAM embedded in a logic process |
| US7447104B2 (en) | 2005-06-24 | 2008-11-04 | Mosys, Inc. | Word line driver for DRAM embedded in a logic process |
| JP2010249401A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 天吊り空調機の施工方法 |
| WO2024128492A1 (ko) * | 2022-12-13 | 2024-06-20 | 삼성전자 주식회사 | 천장형 실내기 설치 구조 |
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