JPH10192654A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JPH10192654A
JPH10192654A JP9017520A JP1752097A JPH10192654A JP H10192654 A JPH10192654 A JP H10192654A JP 9017520 A JP9017520 A JP 9017520A JP 1752097 A JP1752097 A JP 1752097A JP H10192654 A JPH10192654 A JP H10192654A
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JP
Japan
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motor
container body
photocatalyst
air purifier
deodorant
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JP9017520A
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Toshihiko Kaneko
子 俊 彦 金
Koji Yamauchi
内 浩 司 山
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ST Chemical Co Ltd
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ST Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭や自動車等の車室内にコンパクトに収納
することができ、小型、軽量であると共に、室内及び車
室内等の脱臭を簡易に行え、然も脱臭剤による悪臭の吸
着,分解により脱臭剤の寿命を増大させる。脱臭効果を
著しく向上させる。 【解決手段】 容器本体12の外側部に太陽電池20を
取付ける。太陽電池20を容器本体12の蓋体16に設
けられたモーター21と電気的に接続する。脱臭剤を光
触媒ハニカム45より形成する。光触媒ハニカム45は
酸化チタン光触媒が添着された無機系吸着剤を担持させ
たものであり、前記光触媒ハニカム45に光を与えるこ
とにより無機系吸着剤に吸着された悪臭を酸化チタン光
触媒の触媒反応により分解する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気清浄器に関し、
更に詳細に説明すると、一側部に空気流入口が、他側部
に空気流出口が形成された容器本体内にモーターと、該
モーターにより回転駆動するファンと、脱臭剤とを収納
し、ファンの回転により空気流入口より取入れた空気を
脱臭剤により脱臭させた状態で空気流出口より空気を放
出させるようになされた空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、部屋,玄関,台所,車室及び
トイレ等の脱臭、芳香をさせるために種々の脱臭剤及び
芳香剤が用いられている。自動車等の場合にはエアコン
等により除湿、冷暖房等を行っている。このエアコン等
は自動車の運転時にのみ使用可能であり、駐車時等には
使用できず、自動車等の車室内の温度や湿度が上昇し、
カビ,ダニの発生が多くなり、これらのカビ,ダニが悪
臭を発生させる原因となっていた。
【0003】このため吸湿剤や脱臭剤を単独で、または
組み合わせて容器本体に収納させた自動車用空気清浄器
が種々提案されている。一例として実開平1−1398
18号公報にはファンと活性炭フィルターを用いた空気
清浄器が示されており、また実開平2−37722号公
報にもファンと活性炭素繊維を用いた吸着剤とが示され
ており、且つ太陽電池を電源とする構成が示されてい
る。また、従来より脱臭剤及び芳香剤等をモーターの回
転により回転駆動されるファンを用いて強制的に揮散さ
せる電気、電池式の空気清浄器が種々存在する。
【0004】これらの空気清浄器は、容器本体に収納し
た液状の芳香剤を吸液芯で吸い上げ、風を当てて揮散さ
せるようにしたもの、素焼きの陶器等に芳香剤を含浸さ
せ、風を当てて揮散させるようにしたもの、ゲル状、ゼ
リー状の芳香剤に風を当てて揮散させるようにしたも
の、オゾンにより吸引した悪臭を分解して脱臭するも
の、及び活性炭により吸引した悪臭を吸着して脱臭する
もの等が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、実開平1−
139818号公報に示される空気清浄器は単に活性炭
フィルターを用いて脱臭させるだけであり、この長方形
状の活性炭フィルターが長尺の排気ガラリの前面に配置
され、活性炭フィルターにごみやほこりが付着した場合
には吸気及び排気が十分に行えなくなる虞れを有し、脱
臭性能が経時的に悪化するものであった。
【0006】また実開平2−37722号公報に示され
る空気浄化装置は中空枠体の上端面に太陽電池を配置
し、この太陽電池の下部に排気口ファン、活性炭素繊維
及び吸気口を順次中空枠体の上方向より配置した構成を
有するため、上下方向に長い中空枠体を必要とし、装置
が大型化し、自動車等の車室内空間を狭める欠点を有す
るものであった。
【0007】本発明の目的は、家庭や自動車等の車室内
にコンパクトに収納することができ、小型、軽量である
と共に、室内及び車室内等の脱臭を簡易に行え、然も脱
臭剤による悪臭の吸着,分解を効率よく行え、脱臭効果
を著しく向上させることができ、長期間の使用に耐え得
る耐久性及び経済性に優れた空気清浄器を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の空気
清浄器は、モーターと、該モーターにより回転駆動され
るファンと、脱臭剤とが少なくとも収納された容器本体
を備え、該容器本体には空気流入口及び空気流出口が夫
々形成された空気清浄器において、前記容器本体には電
源が設けられ、該電源が前記モーターと電気的に接続さ
れていると共に、前記脱臭剤が光触媒を有し、該光触媒
に光を与えることにより悪臭を分解し得るようになされ
ていることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に記載の空気清浄器は、
モーターと、該モーターにより回転駆動されるファン
と、脱臭剤とが少なくとも収納された容器本体を備え、
該容器本体には空気流入口及び空気流出口が夫々形成さ
れた空気清浄器において、前記容器本体の外側部に太陽
電池が取付けられ、該太陽電池が前記モーターと電気的
に接続されていると共に、前記脱臭剤が光触媒ハニカム
を有し、該光触媒ハニカムに光を与えることにより悪臭
を分解し得るようになされていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3に記載の空気清浄器は、
モーターと、該モーターにより回転駆動されるファン
と、脱臭剤とが少なくとも収納された容器本体を備え、
該容器本体には空気流入口及び空気流出口が夫々形成さ
れた空気清浄器において、前記容器本体の外側部に太陽
電池が取付けられ、該太陽電池が前記モーターと電気的
に接続されていると共に、前記脱臭剤が光触媒ハニカム
を有し、該光触媒ハニカムは酸化チタン光触媒が添着さ
れた無機系吸着剤を担持させたものであり、前記光触媒
ハニカムに光を与えることにより悪臭を分解し得るよう
になされていることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4に記載の空気清浄器は、
モーターと、該モーターにより回転駆動されるファン
と、脱臭剤とが少なくとも収納された容器本体を備え、
該容器本体には空気流入口及び空気流出口が夫々形成さ
れた空気清浄器において、前記容器本体の外側部に太陽
電池が取付けられ、該太陽電池が前記モーターと電気的
に接続されていると共に、前記脱臭剤が光触媒ハニカム
を有し、該光触媒ハニカムと対向する容器本体に透孔が
形成され、該透孔より光触媒ハニカムに光を与えること
により悪臭を分解し得るようになされていることを特徴
とする。
【0012】本発明の請求項5に記載の空気清浄器は、
モーターと、該モーターにより回転駆動されるファン
と、脱臭剤とが少なくとも収納された容器本体を備え、
該容器本体には空気流入口及び空気流出口が夫々形成さ
れた空気清浄器において、前記容器本体の外側部に太陽
電池が取付けられ、該太陽電池が前記モーターと電気的
に接続されていると共に、前記脱臭剤が光触媒ハニカム
を有し、該光触媒ハニカムと少なくとも対向する容器本
体の表面側が透光性部材より形成され、該透光性部材よ
り光触媒ハニカムに光を与えることにより悪臭を分解し
得るようになされていることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項1に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体には電源が設けられ、該電源が前記モー
ターと電気的に接続されていると共に、前記脱臭剤が光
触媒を有し、該光触媒に光を与えることにより悪臭を分
解し得るようになされているので、光触媒が活性酸素を
生成し、悪臭を活性酸素が分解することができ、脱臭剤
を長期間作動させることができ、脱臭効果を長期間維持
することができる。
【0014】本発明の請求項2に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムに光を与えることにより悪臭を分解し得るようにな
されているので、光触媒ハニカムが効率的に活性酸素を
生成し、悪臭を活性酸素が分解することができ、脱臭剤
を長期間作動させることができ、脱臭効果を長期間維持
することができる。
【0015】本発明の請求項3に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムは酸化チタン光触媒が添着された無機系吸着剤を担
持させたものであり、前記光触媒ハニカムに光を与える
ことにより悪臭を分解し得るようになされているので、
無機系吸着剤が悪臭を吸着し、酸化チタン光触媒が効率
的に活性酸素を生成し、活性酸素が無機系吸着剤に吸着
した悪臭を分解することができ、脱臭剤を長期間作動さ
せることができ、脱臭効果を長期間維持することができ
る。
【0016】本発明の請求項4に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムと対向する容器本体に透孔が形成され、該透孔より
光触媒ハニカムに光を与えることにより悪臭を分解し得
るようになされているので、容器本体の透孔より光触媒
ハニカムに光を効率的に照射することができ、光触媒ハ
ニカムが効率的に活性酸素を生成し、悪臭を活性酸素が
分解することができ、脱臭剤を長期間作動させることが
でき、脱臭効果を長期間維持することができる。
【0017】本発明の請求項5に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムと少なくとも対向する容器本体の表面側が透光性部
材より形成され、該透光性部材より光触媒ハニカムに光
を与えることにより悪臭を分解し得るようになされてい
るので、容器本体の透光性部材より光触媒ハニカムに光
を効率的に照射することができ、光触媒ハニカムが効率
的に活性酸素を生成し、悪臭を活性酸素が分解すること
ができ、脱臭剤を長期間作動させることができ、脱臭効
果を長期間維持することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る空気清浄器を図
面を参照して詳述する。図1乃至図6(a),(b)に
は本発明の実施の形態が夫々示されており、本実施の形
態では自動車用空気清浄器に適用した場合として説明す
るが、これに限定されるものではなく、家庭用,事務所
用の小型の空気清浄器に適用することもできるものであ
る。
【0019】図1に概略的に示す如く、空気清浄器11
は合成樹脂製の扁平な容器本体12を有し、この容器本
体12は箱状の下部容器14とこの下部容器14の上部
開放部に嵌合する蓋体16とから形成され、蓋体16が
嵌合係止状態となされている。尚、蓋体16を蝶番等に
より開閉可能に形成することもできる。
【0020】この蓋体16は、図4(a),(b),
(c)に示す如く、蓋本体部18と、図3(a),
(b)に示す如く、透明板部19とから形成され、蓋本
体部18の上面側と一端部側に透明板部19が嵌合する
ようになされている。尚、容器本体12の蓋本体部18
と透明板部19のオバーラップ部の位置及び下部容器1
4と蓋体16の相対的な形状は図示の形状のものに限定
されるものではなく、種々の形状とすることができる。
【0021】図3(a)に示す如く、前記透明板部19
の一側部上面側に、電源としての長方形状の太陽電池2
0が配設され、この太陽電池20が蓋本体部18の一側
部下面側に設けられたモーター21と電気的に接続され
ている。前記モーター21の外周に沿って円筒状のファ
ン23が設けられている。ファン23はモーター21の
出力軸21aに連結されている。またファン23の先端
と適宜の間隔を置いて円弧状のカバー部材25が形成さ
れている。このカバー部材25は空気の流れを規制し、
空気の吸入力を高める作用をする。
【0022】図4(a),(c)に示す如く、前記蓋本
体部18の他側部には四角形状の透孔27が形成され、
またこの四角形状の透孔27の上部に位置する透明板部
19の他側部には多数のスリット28が形成され、これ
ら四角形状の透孔27及び多数のスリット28が空気流
出口32を形成している。空気流出口32のスリット2
8間には複数のフィン42が形成され、このフィン42
は本実施の形態では略々平行する傾斜状態で横方向に延
びて形成されているが、角度調節可能な状態で設けるこ
ともできる。
【0023】図5(a),(b)に示す如く、前記下部
容器14の一側部の円形状の部分に多数のスリット30
が形成され、このスリット30が空気流入口31を形成
している。下部容器14の底部側に空気流入口31が形
成されているので、空気の流入を妨げないように、空気
流入口31側の底部が1段持ち上がった状態で、即ち中
央部側に突部14aが形成されている。
【0024】この空気流入口31は蓋体16の前記ファ
ン23と対向する位置に形成されている。前記空気流入
口31のスリット30間には複数のフィン41が形成さ
れ、図5(b)に示す如く、このフィン41は円形状の
部分の中央部分は略々平行する状態で横方向に延びて形
成されているが、円形状の部分の一側部側は輻射方向に
傾斜して形成されている。
【0025】図6(a),(b)に示す如く、下部容器
14の他側部には複数個、本実施の形態では4個の爪部
からなるフィルター支持部36と、後述する光触媒支持
部38とが一体に形成されている。フィルター支持部3
6に配設される脱臭剤としてのフィルター34は活性炭
フィルター等より形成されている。
【0026】前記光触媒支持部38に支持される脱臭剤
としての光触媒は、本実施の形態では光触媒ハニカム4
5から形成され、この光触媒ハニカム45は前記蓋本体
部18の四角形状の透孔27及び透明板部19の多数の
スリット28の下部に位置し、蓋体16の外部より太陽
光が透過し得るように形成されている。
【0027】尚、本実施の形態では、光触媒ハニカム4
5の上方の蓋体16の蓋本体部18に透孔27を形成
し、透明板部19に多数のスリット28を形成して空気
流出口32を兼ねているが、空気流出口32を別途形成
すれば、光触媒ハニカム45の上方は透光性部材より形
成された透明板であってもよい。
【0028】前記光触媒ハニカム45は、例えば酸化チ
タン光触媒が添着された無機系吸着剤を担持させたもの
である。前記光触媒ハニカム45の無機系吸着剤が昼夜
を問わず悪臭を吸着し、昼間に太陽光を与えることによ
り酸化チタン光触媒が光触媒反応により効率的に活性酸
素を生成し、活性酸素が無機系吸着剤に吸着した悪臭を
分解する。
【0029】本発明に係る空気清浄器11の下部容器1
4の底部側に両面テープまたは面ファスナ等の取付手段
を用いて自動車等の床面、インストルメントパネル、リ
アトレーその他適宜の位置に取付ければ、自動車等の運
転時に多少の振動があっても転倒する虞れがない。また
前記太陽電池20に代えて適宜の電源を用いることがで
き、またモーター21を手動でオン・オフさせるスイッ
チを設けることもできる。
【0030】斯かる構成によれば、電源としての太陽電
池20の起電力が蓋本体部18の一側部側に配設したモ
ーター21を自動的に駆動し、このモーター21の駆動
によりファン23が回転駆動し、下部容器14の空気流
入口31としてのスリット30より車室内の汚れた空気
が吸引され、この空気が容器本体12内部に収納され、
フィルター34により一次的に脱臭及び除塵されて、光
触媒ハニカム45に導かれる。
【0031】この光触媒ハニカム45に導かれた空気中
の悪臭は光触媒ハニカム45の無機系吸着剤により吸着
され、光触媒ハニカム45に太陽光を与えることにより
酸化チタン光触媒が光触媒反応により活性酸素を生成
し、活性酸素が無機系吸着剤に吸着した悪臭を分解し、
清浄された爽やかな空気が前記蓋本体部18の透孔27
及びこの透孔27の上部に位置する透明板部19の多数
のスリット28とからなる空気流出口32より自動車の
車室内に放出される。
【0032】
【発明の効果】以上が本発明に係る空気清浄器の実施の
形態であるが、本発明の請求項1に記載の空気清浄器に
よれば、容器本体には電源が設けられ、該電源が前記モ
ーターと電気的に接続されていると共に、前記脱臭剤が
光触媒を有し、該光触媒に光を与えることにより悪臭を
分解し得るようになされているので、光触媒が活性酸素
を生成し、悪臭を活性酸素が分解することができ、脱臭
剤を長期間作動させることができ、脱臭効果を長期間維
持することができる。
【0033】本発明の請求項2に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムに光を与えることにより悪臭を分解し得るようにな
されているので、光触媒ハニカムが効率的に活性酸素を
生成し、悪臭を活性酸素が分解することができ、脱臭剤
を長期間作動させることができ、脱臭効果を長期間維持
することができる。
【0034】本発明の請求項3に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムは酸化チタン光触媒が添着された無機系吸着剤を担
持させたものであり、前記光触媒ハニカムに光を与える
ことにより悪臭を分解し得るようになされているので、
無機系吸着剤が悪臭を吸着し、酸化チタン光触媒が効率
的に活性酸素を生成し、活性酸素が無機系吸着剤に吸着
した悪臭を分解することができ、脱臭剤を長期間作動さ
せることができ、脱臭効果を長期間維持することができ
る。
【0035】本発明の請求項4に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムと対向する容器本体に透孔が形成され、該透孔より
光触媒ハニカムに光を与えることにより悪臭を分解し得
るようになされているので、容器本体の透孔より光触媒
ハニカムに光を効率的に照射することができ、光触媒ハ
ニカムが効率的に活性酸素を生成し、悪臭を活性酸素が
分解することができ、脱臭剤を長期間作動させることが
でき、脱臭効果を長期間維持することができる。
【0036】本発明の請求項5に記載の空気清浄器によ
れば、容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太
陽電池が前記モーターと電気的に接続されていると共
に、前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニ
カムと少なくとも対向する容器本体の表面側が透光性部
材より形成され、該透光性部材より光触媒ハニカムに光
を与えることにより悪臭を分解し得るようになされてい
るので、容器本体の透光性部材より光触媒ハニカムに光
を効率的に照射することができ、光触媒ハニカムが効率
的に活性酸素を生成し、悪臭を活性酸素が分解すること
ができ、脱臭剤を長期間作動させることができ、脱臭効
果を長期間維持することができる。
【0037】本発明によれば、家庭や自動車等の車室内
にコンパクトに収納することができ、小型、軽量である
と共に、室内及び車室内等の脱臭を簡易に行え、然も脱
臭剤による悪臭の吸着,分解を効率よく行え、脱臭効果
を著しく向上させることができ、長期間の使用に耐え得
る耐久性及び経済性に優れた空気清浄器を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気清浄器の概略斜視図。
【図2】本発明に係わる空気清浄器の平面図。
【図3】本発明に係わる空気清浄器の蓋体の透明板部を
夫々示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図4】本発明に係わる空気清浄器の蓋体の蓋本体部を
夫々示すもので、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は底面図。
【図5】本発明に係わる空気清浄器の下部容器を夫々示
すもので、(a)は平面図、(b)は正面図。
【図6】本発明に係わる空気清浄器の下部容器を夫々示
すもので、(a)は側面図、(b)は側断面図。
【符号の説明】
11 空気清浄器 12 容器本体 14 下部容器 16 蓋体 18 蓋本体部 19 透明板部 20 太陽電池 21 モーター 23 ファン 25 カバー部材 27 透孔 28 スリット 30 スリット 31 空気流入口 32 空気流出口 34 フィルター 36 フィルター支持部 38 光触媒支持部 41 フィン 42 フィン 45 光触媒ハニカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 31/04 H01L 31/04 Q

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターと、該モーターにより回転駆動
    されるファンと、脱臭剤とが少なくとも収納された容器
    本体を備え、該容器本体には空気流入口及び空気流出口
    が夫々形成された空気清浄器において、 前記容器本体には電源が設けられ、該電源が前記モータ
    ーと電気的に接続されていると共に、前記脱臭剤が光触
    媒を有し、該光触媒に光を与えることにより悪臭を分解
    し得るようになされていることを特徴とする空気清浄
    器。
  2. 【請求項2】 モーターと、該モーターにより回転駆動
    されるファンと、脱臭剤とが少なくとも収納された容器
    本体を備え、該容器本体には空気流入口及び空気流出口
    が夫々形成された空気清浄器において、 前記容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太陽
    電池が前記モーターと電気的に接続されていると共に、
    前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニカム
    に光を与えることにより悪臭を分解し得るようになされ
    ていることを特徴とする空気清浄器。
  3. 【請求項3】 モーターと、該モーターにより回転駆動
    されるファンと、脱臭剤とが少なくとも収納された容器
    本体を備え、該容器本体には空気流入口及び空気流出口
    が夫々形成された空気清浄器において、 前記容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太陽
    電池が前記モーターと電気的に接続されていると共に、
    前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニカム
    は酸化チタン光触媒が添着された無機系吸着剤を担持さ
    せたものであり、前記光触媒ハニカムに光を与えること
    により悪臭を分解し得るようになされていることを特徴
    とする空気清浄器。
  4. 【請求項4】 モーターと、該モーターにより回転駆動
    されるファンと、脱臭剤とが少なくとも収納された容器
    本体を備え、該容器本体には空気流入口及び空気流出口
    が夫々形成された空気清浄器において、 前記容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太陽
    電池が前記モーターと電気的に接続されていると共に、
    前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニカム
    と対向する容器本体に透孔が形成され、該透孔より光触
    媒ハニカムに光を与えることにより悪臭を分解し得るよ
    うになされていることを特徴とする空気清浄器。
  5. 【請求項5】 モーターと、該モーターにより回転駆動
    されるファンと、脱臭剤とが少なくとも収納された容器
    本体を備え、該容器本体には空気流入口及び空気流出口
    が夫々形成された空気清浄器において、 前記容器本体の外側部に太陽電池が取付けられ、該太陽
    電池が前記モーターと電気的に接続されていると共に、
    前記脱臭剤が光触媒ハニカムを有し、該光触媒ハニカム
    と少なくとも対向する容器本体の表面側が透光性部材よ
    り形成され、該透光性部材より光触媒ハニカムに光を与
    えることにより悪臭を分解し得るようになされているこ
    とを特徴とする空気清浄器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ITMI20090949A1 (it) * 2009-05-29 2010-11-30 Giovanni Moscatelli Dispositivo multifunzionale per la purificazione dell'aria
JP2015205224A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 日立アプライアンス株式会社 空気清浄機

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