JP2004291864A - 車両用空調装置のブロアユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化することなく光触媒および発光手段を配設し、かつ、吸着した臭気成分を効率的に分解する。
【解決手段】ユニット10内に、臭気成分を吸着する脱臭フィルタ18を配設するとともに、光源からの光によって脱臭フィルタ18が吸着した臭気成分を分解する光触媒19aを備えた再生部材19を配設し、インテークドア14に、光触媒19aの光励起作用を発生させる波長の光を発光する発光手段を配設する。ユニット10に、インテークドア14によって内気循環通路12の開口12aを開放するとともに外気導入通路13の開口13aを閉塞した状態で発光手段を露出させる一方、インテークドア14によって外気導入通路13の開口13aを開放するとともに内気循環通路12の開口12aを閉塞した状態で発光手段を覆い隠す収容部21を設け、該収容部21内に発光手段の表面を清掃する清掃手段を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】ユニット10内に、臭気成分を吸着する脱臭フィルタ18を配設するとともに、光源からの光によって脱臭フィルタ18が吸着した臭気成分を分解する光触媒19aを備えた再生部材19を配設し、インテークドア14に、光触媒19aの光励起作用を発生させる波長の光を発光する発光手段を配設する。ユニット10に、インテークドア14によって内気循環通路12の開口12aを開放するとともに外気導入通路13の開口13aを閉塞した状態で発光手段を露出させる一方、インテークドア14によって外気導入通路13の開口13aを開放するとともに内気循環通路12の開口12aを閉塞した状態で発光手段を覆い隠す収容部21を設け、該収容部21内に発光手段の表面を清掃する清掃手段を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置のブロアユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の車両用空調装置のブロアユニットに関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−158228号公報
【0004】
特許文献1に記載の車両用空調装置におけるブロアユニットは、そのユニット内にインテークドアが回動可能に取り付けられ、内気循環通路または外気導入通路の開口を開閉することにより、内気または外気を取り込むことができるように構成されている。そして、ユニット内に配設したブロアが回転されることにより、内気または外気が車内側へと送風される。
【0005】
また、この特許文献1では、ブロアの下流側に、吸着剤を備えた脱臭フィルタ(第1担持体)と、光触媒を備えたネット(第2担持体)とを配設している。そして、前記光触媒に光励起作用を発生させる波長の光を照射することにより、前記脱臭フィルタが吸着した臭気成分を分解し、吸着効率を長期にわたって維持できるように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記車両用空調装置のブロアユニットでは、光触媒を励起させる光を発光する発光手段を配設するスペースの確保が困難であり、その結果、ブロアユニット自体が大型化するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明では、大型化することなく光触媒および発光手段を配設し、かつ、吸着した臭気成分を効率的に分解できる車両用空調装置のブロアユニットを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の車両用空調装置のブロアユニットは、ユニット内に回動可能に取り付けたインテークドアにより内気循環通路または外気導入通路の開口を開閉し、ブロアを回転させることにより、内気または外気を車内側へと送風するようにした車両用空調装置のブロアユニットにおいて、前記ユニット内に、臭気成分を吸着する脱臭フィルタを配設するとともに、光源からの光によって前記脱臭フィルタが吸着した臭気成分を分解する光触媒を備えた再生部材を配設し、前記インテークドアに、前記光触媒の光励起作用を発生させる波長の光を発光する発光手段を配設した構成としている。
【0009】
このブロアユニットによれば、発光手段をインテークドアに設けているため、その設置スペースを容易に確保できるうえ、ユニット自体が大型化することを防止できる。
【0010】
この車両用空調装置のブロアユニットでは、前記発光手段を、前記インテークドアの回動軸近傍に設けることが好ましい。このようにすれば、光触媒を備えた再生部材に対して全面に均一的に照射することができる。その結果、脱臭フィルタ全体にわたって均一的に吸着した臭気成分を分解することができる。
【0011】
また、前記発光手段を、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態で、前記フィルタを照射するように構成することが好ましい。このようにすれば、外気に含まれた埃や油が発光手段に付着することを防止できる。その結果、これらによって光の照射効率が低下することを防止できる。
【0012】
具体的には、前記ユニットに、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態で前記発光手段を露出させる一方、前記インテークドアによって外気導入通路の開口を開放するとともに内気循環通路の開口を閉塞した状態で前記発光手段を覆い隠す収容部を設け、該収容部内に前記発光手段の表面を清掃する清掃手段を設けることが好ましい。このようにすれば、内気に含まれた埃が発光手段に付着しても、インテークドアの動作によって、付着した埃を確実に除去することができる。
【0013】
さらに、少なくとも前記脱臭フィルタにおける内気または外気の送風方向下流側に臭気センサを配設し、該臭気センサによる検出値に基づいて前記発光手段を動作させることが好ましい。このようにすれば、的確な時期に脱臭フィルタの清掃動作を実行することが可能になり、無駄な動作を防止できる。
【0014】
この場合、前記脱臭フィルタにおける内気または外気の送風方向上流側に臭気センサを更に配設し、2つの臭気センサによる検出値の差が予め設定した範囲内になると前記発光手段を動作させることが好ましい。即ち、上流側での検出値と下流側での検出値の差が少なくなった場合、吸着剤の性能が低下したと判断し、前記発行手段を動作させることが好ましい。このようにすれば、更に的確な清掃動作を実行させることができる。
【0015】
さらにまた、少なくとも前記発光手段は、太陽光の照射により電力を発生する電力発生手段からの通電により動作させることが好ましい。このようにすれば、予め搭載されている車両のエンジンを含む発電器やバッテリーへの負担を無くすことができる。
【0016】
この場合、車両のエンジンを停止すると、前記電力発生手段からの通電により、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態とし、前記発光手段を動作させることが好ましい。このように空調装置を動作させない駐車状態で清掃動作を実行するようにすれば、吸着剤が吸着した臭気成分だけを確実に分解して再生することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0018】
図1から図4は、本発明の実施形態に係るブロアユニット10を適用した車両用空調装置を示す。ここで、この前記空調装置は、コンプレッサ1から冷媒を圧縮して高温高圧状態として吐出し、コンデンサ2、膨張弁3およびエバポレータ4からなる冷凍サイクルを循環させる。なお、コンプレッサ1から吐出された冷媒は、コンデンサ2で放熱され、膨張弁3で気化しやすい状態とされた後、エバポレータ4で気化され、空調ユニット5内を流動する空気から吸熱する。また、ブロアユニット10から供給された内気または外気は、エバポレータ4で冷却・除湿された後、ミックスダンパ6で分流され、この分流された一方の空気は、ヒータコア7によって加熱されて熱風となり、他方の冷風と混合されて所定温度に調整され、吹出口変更用のダンパ8a,8b,8cよって選択された吹出口(図示せず)から車内へと送風される。これにより、車内を運転者の希望に応じた温度に調整する周知のものである。
【0019】
本実施形態のブロアユニット10は、ポリプロピレン等の樹脂からなる第1ユニット11と第2ユニット24とからなり、車内助手席の前方下部に配設されている。
【0020】
前記第1ユニット11は、上半部が所定角度をなすように山型に形成され、各傾斜面に、内気循環通路12および外気導入通路13が接続されている。そして、これら通路12,13の交差部位には、各通路12,13の開口面積が略等しい開口12a,13aを選択的に開閉するインテークドア14が回動可能に取り付けられている。
【0021】
前記インテークドア14は、前記開口12a,13aを閉塞する板状のもので、その外周縁には、内気循環通路12および外気導入通路13の壁面との隙間をシールするウレタンシールからなる図示しないシール部材が配設されている。このインテークドア14は、その一端に図示しない駆動モータに接続された回転軸15を備えている。
【0022】
また、第1ユニット11の下部には、フィルタ16および光触媒19aを担持させた再生部材19がボルトやクランプ機構等を利用して装着されている。前記フィルタ16は、図3に示すように、例えば、和紙や多孔質ウレタンポーラスシートを波状に折り曲げ、ウレタンフォームからなる枠体で板状体とした塵埃等を除去する集塵フィルタ17と、臭気成分(例えば、アセトアルデヒド)を吸着する活性炭等の吸着剤18aを板状体とした脱臭フィルタ18とを積層した集塵および脱臭機能を備えたものである。前記再生部材19は、不織布または織布からなる担持体を備え、該担持体に、酸化チタンや酸化亜鉛などの金属酸化物の粉末からなる光触媒19aを担持させたものである。この光触媒19aは、所定の波長の光が照射されることにより前記吸着剤18aが吸着した臭気成分を分解するものである。
【0023】
本実施形態では、前記第1ユニット11内において、前記インテークドア14に前記光触媒19aの光励起作用を発生させる波長の光を発光する発光手段として、前記回転軸15の近傍に紫外線ランプ20が配設されている。また、第1ユニット11には、前記インテークドア14の回動に伴って前記紫外線ランプ20を収容または露出させる収容部21が設けられている。
【0024】
図4(A)に示すように、前記紫外線ランプ20は円柱形状をなし、その軸心が前記回転軸15の軸心と平行に図示しない取付部材を介して固定されている。また、この紫外線ランプ20は、図1に示すように、前記インテークドア14によって内気循環通路12の開口12aを開放するとともに外気導入通路13の開口13aを閉塞し、内気を循環させる形態とした状態で、前記フィルタ16に対して光を照射できるように配置されている。
【0025】
図4(B)に示すように、前記収容部21は、前記紫外線ランプ20によってフィルタ16を照射する状態で該紫外線ランプ20を露出させる一方、前記インテークドア14によって外気導入通路13の開口13aを開放するとともに内気循環通路12の開口12aを閉塞した状態で紫外線ランプ20を覆い隠すもので、内気循環通路12の壁面を窪ませて設けられている。この収容部21の内面には、前記紫外線ランプ20の表面を清掃する清掃手段として、複数の線条からなるブラシ22が配設されている。
【0026】
また、本実施形態では、前記第1ユニット11内において、前記フィルタ16の両側に、臭気成分の数値を検出する臭気センサ23A,23Bが配設されている。言い換えれば、前記フィルタ16に対して、内気または外気の送風方向の上流側および下流側に臭気センサ23A,23Bが配設されている。
【0027】
前記第2ユニット24は、ベルマウス状の吸込口25を備え、この吸込口25を介して第1ユニット11と連通している。この第2ユニット24の内部には、図示しないブロアモータの駆動により回転するブロア26が配設され、このブロア26の回転により第1ユニット11からの内気または外気を前記空調ユニット5を介して車内側へと送風する。
【0028】
前記空調ユニット5およびブロアユニット10の各構成部品を動作させる制御装置27は、ユーザが図示しない操作部を操作し、外気導入モードまたは内気循環モードを選択すると、インテークドア14を回動させ、内気循環通路12または外気導入通路13の開口12a,13aを閉鎖する。また、送風量を選択すると、選択された送風量に応じた電圧をブロアモータに印加し、ブロア26の回転数を変更する。これにより、内気または外気を、外気導入通路13または内気循環通路12を介してブロアユニット10に吸引し、空調ユニット5を介して車内側へと送風するものである。なお、前記内気または外気は、ブロアユニット10の第1ユニット11のフィルタ16を通過する際に、集塵および脱臭される。
【0029】
また、本実施形態では、前記空調動作の実行中、即ち、ブロア26を回転させることによる内気または外気の吸引して車内に送風している最中に、前記臭気センサ23A,23Bを動作させ、各臭気センサ23A,23Bによる検出値の差が予め設定した範囲内になると、前記紫外線ランプ20を動作させるために、再生動作を実行させるフラグを記憶する。即ち、フィルタ16の上流側での検出値と下流側での検出値の差が少なくなった場合、吸着剤18aの性能が低下したと判断し、再生動作を実行させるフラグを記憶する。そして、車両のエンジンを停止すると、前記フラグの有無を判断し、フラグが正立している(有)場合には再生動作を実行し、フラグが正立していない(無)場合には再生動作を実行しないように構成されている。
【0030】
この再生動作は、太陽光の照射による電力発生手段である太陽電池28によって発生させた電力を、整流器29によって所定電圧に整流させ、その電力によって該制御装置27を含む、前記インテークドア14および紫外線ランプ20を動作させることにより実行される。
【0031】
この再生動作では、まず、図1(A)に示すように、インテークドア14によって内気循環通路12の開口12aを開放するとともに外気導入通路13の開口13aを閉塞した状態とした後、前記紫外線ランプ20を動作させる。これにより、紫外線ランプが所定の波長の光を発光し、その光が照射されることにより光触媒19aが光励起作用を発生させる。その結果、前記吸着剤18aが吸着した臭気成分が分解され、該吸着剤18aによる臭気の吸着性能が再生(回復)される。
【0032】
このように、本発明のブロアユニット10では、吸着剤18aを再生させるための紫外線ランプ20をインテークドア14に配設する構成としているため、その設置スペースを容易に確保できるうえ、ユニット自体が大型化することを防止できる。また、紫外線ランプ20は、インテークドア14の回動軸の近傍に配置されているため、光触媒19aを備えた再生部材19に対して全面に均一的に照射することができる。その結果、脱臭フィルタ全体にわたって均一的に吸着した臭気成分を分解することができる。
【0033】
さらに、本実施形態では、インテークドア14を内気循環モードとした状態で、紫外線ランプ20を露出させ、前記フィルタ16を照射できるように構成し、外気導入モードとした状態では、収容部21内に収容する構成としているため、外気に含まれた埃や油が紫外線ランプ20に付着することを防止できる。しかも、前記収容室には、清掃手段を構成するブラシ22が設けられているため、内気に含まれた埃が紫外線ランプ20に付着しても、インテークドア14の動作によって、付着した埃を確実に除去することができる。その結果、紫外線ランプ20による光の照射効率が低下することを防止できる。
【0034】
さらにまた、本実施形態では、2つの臭気センサ23A,23Bによる検出値の差が予め設定した範囲内になると前記再生動作を実行するため、的確な時期に脱臭フィルタ18の清掃動作を実行することが可能になり、無駄な動作を防止できる。しかも、この再生動作は、エンジンが停止した状態において、太陽電池28による電力で動作されるため、予め搭載されている車両のエンジンを含む発電器やバッテリーへの負担を無くすことができる。また、空調装置を動作させない駐車状態で清掃動作を実行するため、吸着剤18aが既に吸着している臭気成分だけを確実に分解して再生することができる。
【0035】
なお、本発明の車両用空調装置のブロアユニット10は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0036】
例えば、前記実施形態では、フィルタ16の両側にそれぞれ臭気センサ23A,23Bを配設し、これらの検出値の差に基づいて再生動作を実行するか否かを判断させたが、フィルタ16における内気または外気の送風方向下流側にのみ臭気センサ23Bを配設し、該臭気センサ23Bによる検出値に基づいて、その検出値が所定のしきい値を越えると再生動作を実行させるようにしてもよい。
【0037】
また、前記実施形態では、発光手段として円柱形状の紫外線ランプ20をインテークドア14に配設したが、図5に示すように、球状の紫外線ランプ20を配設してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の車両用空調装置のブロアユニットでは、脱臭フィルタを再生させるための発光手段をインテークドアに配設するため、その設置スペースを容易に確保できるうえ、ユニット自体が大型化することを防止できる。
【0039】
また、インテークドアを内気循環モードとした状態で、発光手段を露出させ、前記フィルタを照射できるように構成し、しかも、外気導入モードとした状態では、収容部内に収容する構成としているため、外気に含まれた埃や油が発光手段に付着することを防止できる。そのうえ、前記収容室には、清掃手段を構成するブラシが設けられているため、内気に含まれた埃が発光手段に付着しても、インテークドアの動作によって、付着した埃を確実に除去することができる。その結果、発光手段による光の照射効率が低下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用空調装置のブロアユニットにおける内気循環モードの状態を示す断面図である。
【図2】ブロアユニットにおける外気導入モードの状態を示す断面図である。
【図3】ブロアユニットに配設するフィルタの構成を示す平面図である。
【図4】(A)はインテークドアを示す斜視図、(B)はブロアユニットの部分拡大断面図である。
【図5】インテークドアの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
5…空調ユニット、10…ブロアユニット、12…内気循環通路、12a…開口、13…外気導入通路、13a…開口、14…インテークドア、15…回転軸、16…フィルタ、19…再生部材、19a…光触媒、20…紫外線ランプ(発光手段)、21…収容部、22…ブラシ(清掃手段)、23A,23B…臭気センサ、26…ブロア、27…制御装置、28…太陽電池(電力発生手段)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置のブロアユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の車両用空調装置のブロアユニットに関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−158228号公報
【0004】
特許文献1に記載の車両用空調装置におけるブロアユニットは、そのユニット内にインテークドアが回動可能に取り付けられ、内気循環通路または外気導入通路の開口を開閉することにより、内気または外気を取り込むことができるように構成されている。そして、ユニット内に配設したブロアが回転されることにより、内気または外気が車内側へと送風される。
【0005】
また、この特許文献1では、ブロアの下流側に、吸着剤を備えた脱臭フィルタ(第1担持体)と、光触媒を備えたネット(第2担持体)とを配設している。そして、前記光触媒に光励起作用を発生させる波長の光を照射することにより、前記脱臭フィルタが吸着した臭気成分を分解し、吸着効率を長期にわたって維持できるように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記車両用空調装置のブロアユニットでは、光触媒を励起させる光を発光する発光手段を配設するスペースの確保が困難であり、その結果、ブロアユニット自体が大型化するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明では、大型化することなく光触媒および発光手段を配設し、かつ、吸着した臭気成分を効率的に分解できる車両用空調装置のブロアユニットを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の車両用空調装置のブロアユニットは、ユニット内に回動可能に取り付けたインテークドアにより内気循環通路または外気導入通路の開口を開閉し、ブロアを回転させることにより、内気または外気を車内側へと送風するようにした車両用空調装置のブロアユニットにおいて、前記ユニット内に、臭気成分を吸着する脱臭フィルタを配設するとともに、光源からの光によって前記脱臭フィルタが吸着した臭気成分を分解する光触媒を備えた再生部材を配設し、前記インテークドアに、前記光触媒の光励起作用を発生させる波長の光を発光する発光手段を配設した構成としている。
【0009】
このブロアユニットによれば、発光手段をインテークドアに設けているため、その設置スペースを容易に確保できるうえ、ユニット自体が大型化することを防止できる。
【0010】
この車両用空調装置のブロアユニットでは、前記発光手段を、前記インテークドアの回動軸近傍に設けることが好ましい。このようにすれば、光触媒を備えた再生部材に対して全面に均一的に照射することができる。その結果、脱臭フィルタ全体にわたって均一的に吸着した臭気成分を分解することができる。
【0011】
また、前記発光手段を、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態で、前記フィルタを照射するように構成することが好ましい。このようにすれば、外気に含まれた埃や油が発光手段に付着することを防止できる。その結果、これらによって光の照射効率が低下することを防止できる。
【0012】
具体的には、前記ユニットに、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態で前記発光手段を露出させる一方、前記インテークドアによって外気導入通路の開口を開放するとともに内気循環通路の開口を閉塞した状態で前記発光手段を覆い隠す収容部を設け、該収容部内に前記発光手段の表面を清掃する清掃手段を設けることが好ましい。このようにすれば、内気に含まれた埃が発光手段に付着しても、インテークドアの動作によって、付着した埃を確実に除去することができる。
【0013】
さらに、少なくとも前記脱臭フィルタにおける内気または外気の送風方向下流側に臭気センサを配設し、該臭気センサによる検出値に基づいて前記発光手段を動作させることが好ましい。このようにすれば、的確な時期に脱臭フィルタの清掃動作を実行することが可能になり、無駄な動作を防止できる。
【0014】
この場合、前記脱臭フィルタにおける内気または外気の送風方向上流側に臭気センサを更に配設し、2つの臭気センサによる検出値の差が予め設定した範囲内になると前記発光手段を動作させることが好ましい。即ち、上流側での検出値と下流側での検出値の差が少なくなった場合、吸着剤の性能が低下したと判断し、前記発行手段を動作させることが好ましい。このようにすれば、更に的確な清掃動作を実行させることができる。
【0015】
さらにまた、少なくとも前記発光手段は、太陽光の照射により電力を発生する電力発生手段からの通電により動作させることが好ましい。このようにすれば、予め搭載されている車両のエンジンを含む発電器やバッテリーへの負担を無くすことができる。
【0016】
この場合、車両のエンジンを停止すると、前記電力発生手段からの通電により、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態とし、前記発光手段を動作させることが好ましい。このように空調装置を動作させない駐車状態で清掃動作を実行するようにすれば、吸着剤が吸着した臭気成分だけを確実に分解して再生することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
【0018】
図1から図4は、本発明の実施形態に係るブロアユニット10を適用した車両用空調装置を示す。ここで、この前記空調装置は、コンプレッサ1から冷媒を圧縮して高温高圧状態として吐出し、コンデンサ2、膨張弁3およびエバポレータ4からなる冷凍サイクルを循環させる。なお、コンプレッサ1から吐出された冷媒は、コンデンサ2で放熱され、膨張弁3で気化しやすい状態とされた後、エバポレータ4で気化され、空調ユニット5内を流動する空気から吸熱する。また、ブロアユニット10から供給された内気または外気は、エバポレータ4で冷却・除湿された後、ミックスダンパ6で分流され、この分流された一方の空気は、ヒータコア7によって加熱されて熱風となり、他方の冷風と混合されて所定温度に調整され、吹出口変更用のダンパ8a,8b,8cよって選択された吹出口(図示せず)から車内へと送風される。これにより、車内を運転者の希望に応じた温度に調整する周知のものである。
【0019】
本実施形態のブロアユニット10は、ポリプロピレン等の樹脂からなる第1ユニット11と第2ユニット24とからなり、車内助手席の前方下部に配設されている。
【0020】
前記第1ユニット11は、上半部が所定角度をなすように山型に形成され、各傾斜面に、内気循環通路12および外気導入通路13が接続されている。そして、これら通路12,13の交差部位には、各通路12,13の開口面積が略等しい開口12a,13aを選択的に開閉するインテークドア14が回動可能に取り付けられている。
【0021】
前記インテークドア14は、前記開口12a,13aを閉塞する板状のもので、その外周縁には、内気循環通路12および外気導入通路13の壁面との隙間をシールするウレタンシールからなる図示しないシール部材が配設されている。このインテークドア14は、その一端に図示しない駆動モータに接続された回転軸15を備えている。
【0022】
また、第1ユニット11の下部には、フィルタ16および光触媒19aを担持させた再生部材19がボルトやクランプ機構等を利用して装着されている。前記フィルタ16は、図3に示すように、例えば、和紙や多孔質ウレタンポーラスシートを波状に折り曲げ、ウレタンフォームからなる枠体で板状体とした塵埃等を除去する集塵フィルタ17と、臭気成分(例えば、アセトアルデヒド)を吸着する活性炭等の吸着剤18aを板状体とした脱臭フィルタ18とを積層した集塵および脱臭機能を備えたものである。前記再生部材19は、不織布または織布からなる担持体を備え、該担持体に、酸化チタンや酸化亜鉛などの金属酸化物の粉末からなる光触媒19aを担持させたものである。この光触媒19aは、所定の波長の光が照射されることにより前記吸着剤18aが吸着した臭気成分を分解するものである。
【0023】
本実施形態では、前記第1ユニット11内において、前記インテークドア14に前記光触媒19aの光励起作用を発生させる波長の光を発光する発光手段として、前記回転軸15の近傍に紫外線ランプ20が配設されている。また、第1ユニット11には、前記インテークドア14の回動に伴って前記紫外線ランプ20を収容または露出させる収容部21が設けられている。
【0024】
図4(A)に示すように、前記紫外線ランプ20は円柱形状をなし、その軸心が前記回転軸15の軸心と平行に図示しない取付部材を介して固定されている。また、この紫外線ランプ20は、図1に示すように、前記インテークドア14によって内気循環通路12の開口12aを開放するとともに外気導入通路13の開口13aを閉塞し、内気を循環させる形態とした状態で、前記フィルタ16に対して光を照射できるように配置されている。
【0025】
図4(B)に示すように、前記収容部21は、前記紫外線ランプ20によってフィルタ16を照射する状態で該紫外線ランプ20を露出させる一方、前記インテークドア14によって外気導入通路13の開口13aを開放するとともに内気循環通路12の開口12aを閉塞した状態で紫外線ランプ20を覆い隠すもので、内気循環通路12の壁面を窪ませて設けられている。この収容部21の内面には、前記紫外線ランプ20の表面を清掃する清掃手段として、複数の線条からなるブラシ22が配設されている。
【0026】
また、本実施形態では、前記第1ユニット11内において、前記フィルタ16の両側に、臭気成分の数値を検出する臭気センサ23A,23Bが配設されている。言い換えれば、前記フィルタ16に対して、内気または外気の送風方向の上流側および下流側に臭気センサ23A,23Bが配設されている。
【0027】
前記第2ユニット24は、ベルマウス状の吸込口25を備え、この吸込口25を介して第1ユニット11と連通している。この第2ユニット24の内部には、図示しないブロアモータの駆動により回転するブロア26が配設され、このブロア26の回転により第1ユニット11からの内気または外気を前記空調ユニット5を介して車内側へと送風する。
【0028】
前記空調ユニット5およびブロアユニット10の各構成部品を動作させる制御装置27は、ユーザが図示しない操作部を操作し、外気導入モードまたは内気循環モードを選択すると、インテークドア14を回動させ、内気循環通路12または外気導入通路13の開口12a,13aを閉鎖する。また、送風量を選択すると、選択された送風量に応じた電圧をブロアモータに印加し、ブロア26の回転数を変更する。これにより、内気または外気を、外気導入通路13または内気循環通路12を介してブロアユニット10に吸引し、空調ユニット5を介して車内側へと送風するものである。なお、前記内気または外気は、ブロアユニット10の第1ユニット11のフィルタ16を通過する際に、集塵および脱臭される。
【0029】
また、本実施形態では、前記空調動作の実行中、即ち、ブロア26を回転させることによる内気または外気の吸引して車内に送風している最中に、前記臭気センサ23A,23Bを動作させ、各臭気センサ23A,23Bによる検出値の差が予め設定した範囲内になると、前記紫外線ランプ20を動作させるために、再生動作を実行させるフラグを記憶する。即ち、フィルタ16の上流側での検出値と下流側での検出値の差が少なくなった場合、吸着剤18aの性能が低下したと判断し、再生動作を実行させるフラグを記憶する。そして、車両のエンジンを停止すると、前記フラグの有無を判断し、フラグが正立している(有)場合には再生動作を実行し、フラグが正立していない(無)場合には再生動作を実行しないように構成されている。
【0030】
この再生動作は、太陽光の照射による電力発生手段である太陽電池28によって発生させた電力を、整流器29によって所定電圧に整流させ、その電力によって該制御装置27を含む、前記インテークドア14および紫外線ランプ20を動作させることにより実行される。
【0031】
この再生動作では、まず、図1(A)に示すように、インテークドア14によって内気循環通路12の開口12aを開放するとともに外気導入通路13の開口13aを閉塞した状態とした後、前記紫外線ランプ20を動作させる。これにより、紫外線ランプが所定の波長の光を発光し、その光が照射されることにより光触媒19aが光励起作用を発生させる。その結果、前記吸着剤18aが吸着した臭気成分が分解され、該吸着剤18aによる臭気の吸着性能が再生(回復)される。
【0032】
このように、本発明のブロアユニット10では、吸着剤18aを再生させるための紫外線ランプ20をインテークドア14に配設する構成としているため、その設置スペースを容易に確保できるうえ、ユニット自体が大型化することを防止できる。また、紫外線ランプ20は、インテークドア14の回動軸の近傍に配置されているため、光触媒19aを備えた再生部材19に対して全面に均一的に照射することができる。その結果、脱臭フィルタ全体にわたって均一的に吸着した臭気成分を分解することができる。
【0033】
さらに、本実施形態では、インテークドア14を内気循環モードとした状態で、紫外線ランプ20を露出させ、前記フィルタ16を照射できるように構成し、外気導入モードとした状態では、収容部21内に収容する構成としているため、外気に含まれた埃や油が紫外線ランプ20に付着することを防止できる。しかも、前記収容室には、清掃手段を構成するブラシ22が設けられているため、内気に含まれた埃が紫外線ランプ20に付着しても、インテークドア14の動作によって、付着した埃を確実に除去することができる。その結果、紫外線ランプ20による光の照射効率が低下することを防止できる。
【0034】
さらにまた、本実施形態では、2つの臭気センサ23A,23Bによる検出値の差が予め設定した範囲内になると前記再生動作を実行するため、的確な時期に脱臭フィルタ18の清掃動作を実行することが可能になり、無駄な動作を防止できる。しかも、この再生動作は、エンジンが停止した状態において、太陽電池28による電力で動作されるため、予め搭載されている車両のエンジンを含む発電器やバッテリーへの負担を無くすことができる。また、空調装置を動作させない駐車状態で清掃動作を実行するため、吸着剤18aが既に吸着している臭気成分だけを確実に分解して再生することができる。
【0035】
なお、本発明の車両用空調装置のブロアユニット10は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0036】
例えば、前記実施形態では、フィルタ16の両側にそれぞれ臭気センサ23A,23Bを配設し、これらの検出値の差に基づいて再生動作を実行するか否かを判断させたが、フィルタ16における内気または外気の送風方向下流側にのみ臭気センサ23Bを配設し、該臭気センサ23Bによる検出値に基づいて、その検出値が所定のしきい値を越えると再生動作を実行させるようにしてもよい。
【0037】
また、前記実施形態では、発光手段として円柱形状の紫外線ランプ20をインテークドア14に配設したが、図5に示すように、球状の紫外線ランプ20を配設してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の車両用空調装置のブロアユニットでは、脱臭フィルタを再生させるための発光手段をインテークドアに配設するため、その設置スペースを容易に確保できるうえ、ユニット自体が大型化することを防止できる。
【0039】
また、インテークドアを内気循環モードとした状態で、発光手段を露出させ、前記フィルタを照射できるように構成し、しかも、外気導入モードとした状態では、収容部内に収容する構成としているため、外気に含まれた埃や油が発光手段に付着することを防止できる。そのうえ、前記収容室には、清掃手段を構成するブラシが設けられているため、内気に含まれた埃が発光手段に付着しても、インテークドアの動作によって、付着した埃を確実に除去することができる。その結果、発光手段による光の照射効率が低下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用空調装置のブロアユニットにおける内気循環モードの状態を示す断面図である。
【図2】ブロアユニットにおける外気導入モードの状態を示す断面図である。
【図3】ブロアユニットに配設するフィルタの構成を示す平面図である。
【図4】(A)はインテークドアを示す斜視図、(B)はブロアユニットの部分拡大断面図である。
【図5】インテークドアの変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
5…空調ユニット、10…ブロアユニット、12…内気循環通路、12a…開口、13…外気導入通路、13a…開口、14…インテークドア、15…回転軸、16…フィルタ、19…再生部材、19a…光触媒、20…紫外線ランプ(発光手段)、21…収容部、22…ブラシ(清掃手段)、23A,23B…臭気センサ、26…ブロア、27…制御装置、28…太陽電池(電力発生手段)。
Claims (8)
- ユニット内に回動可能に取り付けたインテークドアにより内気循環通路または外気導入通路の開口を開閉し、ブロアを回転させることにより、内気または外気を車内側へと送風するようにした車両用空調装置のブロアユニットにおいて、
前記ユニット内に、臭気成分を吸着する脱臭フィルタを配設するとともに、光源からの光によって前記脱臭フィルタが吸着した臭気成分を分解する光触媒を備えた再生部材を配設し、前記インテークドアに、前記光触媒の光励起作用を発生させる波長の光を発光する発光手段を配設したことを特徴とする車両用空調装置のブロアユニット。 - 前記発光手段を、前記インテークドアの回動軸近傍に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置のブロアユニット。
- 前記発光手段を、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態で、前記フィルタを照射するように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置のブロアユニット。
- 前記ユニットに、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態で前記発光手段を露出させる一方、前記インテークドアによって外気導入通路の開口を開放するとともに内気循環通路の開口を閉塞した状態で前記発光手段を覆い隠す収容部を設け、該収容部内に前記発光手段の表面を清掃する清掃手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載の車両用空調装置のブロアユニット。
- 少なくとも前記脱臭フィルタにおける内気または外気の送風方向下流側に臭気センサを配設し、該臭気センサによる検出値に基づいて前記発光手段を動作させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の車両用空調装置のブロアユニット。
- 前記脱臭フィルタにおける内気または外気の送風方向上流側に臭気センサを更に配設し、2つの臭気センサによる検出値の差が予め設定した範囲内になると前記発光手段を動作させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置のブロアユニット。
- 少なくとも前記発光手段は、太陽光の照射により電力を発生する電力発生手段からの通電により動作させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の車両用空調装置のブロアユニット。
- 車両のエンジンを停止すると、前記電力発生手段からの通電により、前記インテークドアによって内気循環通路の開口を開放するとともに外気導入通路の開口を閉塞した状態とし、前記発光手段を動作させるようにしたことを特徴とする請求項7に記載の車両用空調装置のブロアユニット。
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2003
- 2003-03-27 JP JP2003088641A patent/JP2004291864A/ja active Pending
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