JPH10192318A - スト−マ装具及び嵌合式医療用具 - Google Patents

スト−マ装具及び嵌合式医療用具

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JPH10192318A
JPH10192318A JP8358872A JP35887296A JPH10192318A JP H10192318 A JPH10192318 A JP H10192318A JP 8358872 A JP8358872 A JP 8358872A JP 35887296 A JP35887296 A JP 35887296A JP H10192318 A JPH10192318 A JP H10192318A
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fitting
stoma
metallocene catalyst
cap
cock
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哲也 ▲高▼橋
Tetsuya Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二品系のスト−マ装具の嵌合部は、嵌め合せ
を容易にすると密着性が低下して排泄物の漏れを生じ易
い。また密着性を高めると嵌め合せが難かしくなる。 【解決手段】 スト−マ装具の接皮部材2の嵌合部6
と、着脱部材12の嵌合部14の双方若しくは一方を、
メタロセン触媒を使用して製造したポリオレフィン系プ
ラスチックで成形する。この嵌合部は、嵌め合せが容易
であると共に、相互の密着性が良好で、排泄物の漏れを
生じることが少い。スト−マ装具の他、キャップ、コッ
クなどの嵌合式の医療用具にも同様に適用することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体の表面に形成
したスト−マに装着して使用するスト−マ装具及びキャ
ップ、コック等の嵌合式医療用具に関する。
【0002】
【従来の技術】直腸、結腸、膀胱その他の疾患のため
に、これらを摘除し、体壁を通って体外に便や尿の排泄
物が出るように作られたスト−マには、その排泄物を収
納したり、スト−マを保護するためのスト−マ装具が用
いられている。こうしたスト−マ装具には、スト−マの
周囲の皮膚表面に固定される接皮部材と、この接皮部材
に係止する袋またはキャップを有する着脱部材を備える
多品系スト−マ装具が広く用いられている。この接皮部
材と着脱部材の係止、固定は、両部材に設けた嵌合部を
嵌め合せることによって、着脱可能に係止するようにし
ている。
【0003】また、嵌合式医療用具として、ストーマ装
具等の袋や医療用チユーブ類に組み合わせて使用される
各種キャップ類があるが、これらもキャップ受部にキャ
ップを嵌め合わせることによって、密閉状態を作るよう
にしている。更に、同様にストーマ装具等の袋や医療用
チユーブ類に組み合わせて使用される各種コック類も、
チユーブ類等の途中及び/又は末端に取付け、すり合わ
せ部分を回転させることによって液体の流れを制御して
いる。
【0004】上記ストーマ装具やキャップ類は、密閉性
を上げようとすると嵌め合わせが難しくなり、嵌め合わ
せを容易にすると密閉性が悪くなって液漏れ等を生じ
る。また、コック類も液体の漏れを無くするように密着
性を良くするとすり合わせ部分の回転が固く、スムース
に動かなくなるし、着脱も難しくなる。一方、すり合わ
せ部分の回転をスムースにすると、密閉性が低下して液
漏れを生じるようになる。また、上記嵌合部分に潤滑剤
を付与することもあるが、最初はスム−スに嵌め合せた
り、回転したりできるが、徐々に潤滑剤が失われて行く
ので回転等の動きが悪くなるし、排泄物を検査する必要
がある場合にはこれが異物となって混入することがあり
好ましくない。また、潤滑剤を塗布する等の手間も増え
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのスト−マ装
具、嵌合式医療用具について、本出願人は種々の発明を
為して、多大の成果を挙げて来たところであるが、上記
嵌合部において反復して行われる嵌合、離脱、回転、移
動等を一層容易かつ確実にし、更に使い易いものを得よ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した各種
嵌合部を形成する材料に、メタロセン触媒を用いて製造
したポリオレフィン系プラスチックを使用することによ
って、上記課題を一層容易に解決できることを見出し、
本発明を完成するに至ったものである。
【0007】
【発明の実施の形態】ストーマ装具1の接皮部材2の中
心部にはスト−マ3が入る開口4があり、この接皮部材
の一面には開口を囲むようにフランジ片5が溶着、接着
その他の適宜方法で取付けられている。このフランジ片
5には、上記開口4を囲むようにリング状を為している
嵌合部6が形成されている。上記接皮部材2の他面には
粘着層7を形成して剥離紙8で覆っており、この剥離紙
8を剥がして粘着層8でスト−マ3周縁の皮膚表面9に
貼付けるようにしている。
【0008】上記粘着層8は、疎水性ポリマーと親水性
ポリマーを組み合わせた皮膚保護剤で形成することがで
きる。この疎水性ポリマーには、ポリイソブチレン、ス
チレン・イソプレン・スチレン共重合体を主成分とする
ものその他がある。また、親水性ポリマーには、カラヤ
ガム、ペクチン、CMC、グアーガム、ゼラチン、アル
ギン酸、ローカストビーンガム、ジェランガム、キサン
タンガムその他のものがある。また、アクリル系粘着
剤、ゴム系粘着剤、ポリシロキサン系粘着剤、ポリウレ
タン系粘着剤等で形成することもできる。更に、上記接
皮部材は粘着剤によらず、バンド等によって一体に取付
けるようにすることもある。
【0009】便や尿などの排泄物を収納する袋11やス
ト−マを保護するための椀状の覆体等を備えた着脱部材
12は、上記スト−マからの排泄物を受入れる孔13を
囲んでリング状を為し、上記接皮部材2の嵌合部6と嵌
り合う嵌合部14を形成している。
【0010】上記スト−マ3に上記接皮部材2の開口4
を当て、上記粘着層7等によって身体の皮膚表面9に密
接するように固定し、その嵌合部6に着脱部材12の嵌
合部14を当てて、順次そのリングに沿って嵌め合わせ
るようにすれば、着脱部材12は接皮部材2に取付けら
れ、スト−マ3から出る排泄物は着脱部材12の袋11
に受入れられ、他に漏れるようなこともない。袋内に受
入れられた排泄物は、上記嵌合部6、14の嵌め合せを
外すことによって着脱部材の袋内より廃棄される。
【0011】上記接皮部材2の嵌合部6と着脱部材12
の嵌合部14のいずれか一方若しくは両方が、メタロセ
ン触媒を使用して製造されたポリオレフィン系プラスチ
ックによって形成される。メタロセン触媒は、ジルコニ
ウム等の遷移金属をπ電子系の不飽和環状化合物で挟ん
だ構造をしており、トルエン等の芳香族溶媒に可溶な均
一系となっていて、メチルアルモキサン等の助触媒と組
合せて使用されるものがある。このメタロセン触媒は、
エチレン、プロピレンなどのオレフィンに対して高い重
合活性を示すと共に、活性点が均一なシングルサイトと
いう特徴を有していることから、ポリマ−の分子量、コ
モノマ−の分布や分岐がより均一化されるものと考えら
れている。
【0012】こうしたメタロセン触媒を使用して製造し
たポリオレフィン系プラスチックの一つとして、エチレ
ン・オクテン・コポリマ−がある。これはポリエチレン
を主鎖とし、α−オクテンが分岐状に共重合したもの
で、α−オクテンの含有量が2〜20重量%、メルトイ
ンデックス(ASTM D-1238)1〜50dg/min 、硬度(シ
ョア−A)60〜96、弾性率(ASTM D-790)10〜24
0kgf/cm2 、軟化点50〜107℃の物理特性を有して
いる。こうしたプラスチックとしては、ダウ・ケミカル
・カンパニ−(Dow Chemical co.)のアフィニティ−PO
Ps(AFFINITY POPs) 等が知られている。
【0013】上記接皮部材及び着脱部材の嵌合部はメタ
ロセン触媒を使用して製造したポリオレフィン系プラス
チックを用いて、射出成形等によって形成するとよく、
接皮部材2側は、嵌合部6を含むフランジ5を一体的に
形成し、これを接皮部材に溶着や接着によって取付ける
ようにするとよいし、着脱部材12の方も、同様にして
成形した嵌合部14を袋体11に溶着等によって一体に
取付けるようにするとよい。
【0014】こうして一方の嵌合部に上記プラスチック
を使用したものではすべり性が向上し、両嵌合部を嵌め
合せることが容易にできるし、嵌め合せ状態も確実であ
る。また、取外すときにも容易に嵌め合いを解くことが
できるし、嵌合、離脱を反復しても何時までも同じよう
にスム−スに行うことができる。更に、上記プラスチッ
クを使用したものは、熱シ−ル特性に優れているから、
他の熱可塑性プラスチックとの間等で容易かつ確実なシ
−ルを行うことができる。
【0015】図4、図5に示すものは、スト−マ装具の
着脱部材に付けられた排尿収集用の袋の下端に取付け
て、袋内に収納された尿を廃棄するために使用するキャ
ップであって、キャップ受部31とヒンジ部32で連結
されているキャップ33を、メタロセン触媒を使用して
製造したポリオレフィンで成形したもので、キャップ3
3をキャップ受部31に嵌め合わせ易いと共に、キャッ
プを閉じたときには、キャップとキャップ受部とは蜜嵌
状態になって、袋内に収納されている廃尿が、このキャ
ップ部分から漏れてくることがない。
【0016】図6には、スト−マ装具の着脱部材に付け
られた袋に設けたソケット41にキャップ42を嵌め合
わせるようにしたものが示されており、このキャップと
ソケットを上記と同様にしてメタロセン触媒で製造した
ポリオレフィンを使用して形成しているものである。
【0017】図7、図8に示すものは、スト−マ装具等
の袋51に設けたコックであって、コック受部52に嵌
合するコック53からパイプ54が延び、パイプの先端
をキャップ受部55にしてキャップ56を嵌合せてい
る。このキャップ56を外してパイプ54を回転する
と、コック受部52に設けた孔57からパイプにより液
を排出できるようにしており、上記コック受部、コッ
ク、キャップ、キャップ受部をメタロセン触媒により製
造されたプラスチックで形成すると、コック受部とコッ
クの嵌合せ状態が緊密になると共に回転もスム−スにな
るし、キャップとキャップ受部の嵌合せも容易であると
共に確実となる。
【0018】図9、図10に示すものは、スト−マ装具
の着脱部材に付けられた排尿収集用の袋71の下端に取
付けて、袋内に収納された尿を廃棄するために使用する
コックであって、コック72をコック受部73に嵌め合
わせている。また、排出孔の先端部をキャップ受部74
とし、連結片75で繋がっているキャップ76によって
蓋をすることができるようになっている。上記コックと
コック受部、キャップとキャップ受部を、メタロセン触
媒を使用して製造したポリオレフィンで成形しており、
コック72とコック受部73は嵌め合わせが蜜嵌状態に
なって、袋内に収納されている廃尿がここから漏れてく
ることはないし、コックの回転もスムースである。ま
た、キャップとキャップ受部の嵌め合わせによって、漏
れを更に防ぐようにしている。
【0019】上記コックは医療用チューブ類の端末部、
中間部にも同様に使用することができる。また、上記図
示したものの他、各種のコック、コネクタ−、キャップ
その他の嵌め合せ部分を有する嵌合式の医療用具に広く
適用することができ、上記の如く嵌合部分の一方をメタ
ロセン触媒によるプラスチックで形成するようにしても
よい。
【0020】
【実施例】図1〜3に示した二品系スト−マ装具におい
て、接皮部材2の嵌合部6と着脱部材12の嵌合部14
を下記の材料を使用して形成し、嵌合力の強さを測定し
た。上記接皮部材2の嵌合部6の内縁61の直径は70
mm、外縁62の直径は82mmであり、着脱部材12の嵌
合部14の内縁16の直径は66mm、外縁17の直径は
85mmである。
【0021】(例1)接皮部材2の嵌合部6と、着脱部
材12の嵌合部14の双方を、メタロセン触媒を用いて
製造したエチレン・オクテン・レジンであるアフィニテ
イSM-1300 (ダウ・ケミカル・カンパニー製)を用いて
射出成形により形成した。アフィニテイSM-1300 の特性
は次のとおりである。 メルトインデックス (ASTM D-1238(E)) 30dg/min 硬度(シヨア−A)(ASTM D-2240) 94 弾性率(MPa)(ASTM D-790 ) 95kgf/cm2 軟化点(ASTM D-1525) 74℃ オクテン含有量(ダウ法) 13.5%
【0022】(例2)接皮部材2の嵌合部6に上記アフ
ィニテイSM-1300 を使用し、着脱部材12の嵌合部14
にエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂のエバフレックスP-
1207(三井デュポンケミカル製)を使用したものであ
る。エバフレックスP-1207の特性は次のとおりである。 メルトインデックス (ASTM D-1238改) 12dg/min 硬度 (JIS K-6301) 94 弾性率 (ASTM D-882 ) 300kgf/cm2 軟化点 (VICAT) 70℃ 酢酸ビニル含有量(ケン化法) 12%
【0023】(例3)接皮部材2の嵌合部6の上記エバ
フレックスP-1407を使用し、着脱部材12の嵌合部14
にアフィニティSM-1300 を使用したものである。エバフ
レックスP-1407の特性は次のとおりである。 メルトインデックス (ASTM D-1238改) 15dg/min 硬度 (JIS K-6301) 92 弾性率 (ASTM D-882 ) 240kgf/cm2 軟化点 (VICAT) 65℃ 酢酸ビニル含有量(ケン化法) 14%
【0024】(比較例1)接皮部材2の嵌合部6と、着
脱部材12の嵌合部14の双方にエバフレックスP-1207
を用いたもの。 (比較例2)比較例1の接皮部材2の嵌合部6と着脱部
材12の嵌合部14を嵌合する際に、接皮部材の嵌合部
にシリコンオイルを塗布したもの。
【0025】(嵌合力試験)上記した例1〜例3、比較
例1〜比較例2について各々10個づつ、接皮部材の嵌
合部に着脱部材の嵌合部を嵌合せるときの嵌合力の測定
を行った。 (試料の準備)室温20±5℃の測定室に、接皮部材と
着脱部材を嵌め合わせを解いた状態で10分以上放置し
ておく。
【0026】(測定方法) (1) 測定室内に設置した硬い水平な平面基盤上に、接皮
部材の嵌合部を上にして定置する。 (2) 着脱部材の嵌合部を下にして、接皮部材の嵌合部の
上に、両嵌合部の凹凸を合わせるように軽く載せる。 (3) 直径15mmの金属製平面板を有するプッシュプルゲ
ージ(アイコーエンジニアリング社製、最小測定値 0.0
1kg 、最大測定値 50.00kg )を片手で持ち、上記金属製
平面板を着脱部材の嵌合部の反対側に接するようにする
と共に、金属製平面板を上記平面基盤と平行に保つ。 (4) プッシュプルゲージに上記平面基盤に垂直の下方向
に圧力を徐々に加えて行き、上記両嵌合部が嵌め合わさ
れた時点でプッシュプルゲージを離し、嵌合に要した力
を読み取って測定値とする。
【0027】(結果) (注)測定値の単位はKgである。 「嵌合部しない」とは、10Kgの力を加えても嵌合できないことを示す。
【0028】(考察)例1〜3のものでは両嵌合部間の
滑りが良くて、比較的弱い力で両嵌合部を嵌合せること
ができ、良好な結果を示した。従来用いられていた比較
例1のものでは、10Kg以内の力では嵌合することがで
きず、比較例2に示すようにシリコンオイルを塗布する
ことによって嵌め合せが可能となるが、その嵌め合せに
は本発明品よりも大きな力を必要としている。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記したように、多品系スト−
マ装具の嵌合部の部分を少くとも一方をメタロセン触媒
を用いて製造したポリオレフィン系樹脂を使用すること
により、両嵌合部の嵌め合せが容易であると共に、嵌め
合された状態が安定しているので、一層のこと外れ難く
なり、排泄物が外にしみ出たり、こぼれ出たりするよう
なことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部省略分解正面図であ
る。
【図2】図1のものを嵌合する前の状態を表す断面図で
ある。
【図3】図2のものを嵌合した状態を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】図5のキャップを嵌合わせた状態の断面図であ
る。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の他例を示す断面図である。
【図8】図7のキャップを外しパイプを回転した状態の
一部切欠平面図である。
【図9】本発明の更に他例を示す一部省略正面図であ
る。
【図10】図9に示すものの断面図である。
【符号の説明】
1 ストーマ装具 2 接皮部材 3 スト−マ 4 接皮部材
の開口 5 接皮部材のフランジ片 6 接皮部材
の嵌合部 7 接皮部材の粘着層 8 接皮部材
の剥離紙 11 袋 12 着脱部
材 13 着脱部材の孔 14 着脱部
材の嵌合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に形成したスト−マの周囲の皮膚表
    面に固定される接皮部材と、該接皮部材に係止する袋ま
    たはスト−マの覆体を有する着脱部材を有し、上記接皮
    部材と着脱部材を係止固定するために両部材に設けた嵌
    合部を具備し、該嵌合部の一方若しくは双方をメタロセ
    ン触媒を用いて製造されたポリオレフィン系プラスチッ
    クで形成したことを特徴とするスト−マ装具。
  2. 【請求項2】 上記嵌合部の一方若しくは双方が、メタ
    ロセン触媒を用いて製造されたポリエチレンの主鎖にα
    −オクテンが分岐共重合したもので、α−オクテンの含
    有量2〜20重量%、メルトインデックス(dg/min)1
    〜50、硬度(ショア−A)60〜96、弾性率(kgf/
    cm2 ) 10〜240、軟化点(℃)50〜107のプラ
    スチックで形成されている請求項1記載のスト−マ装
    具。
  3. 【請求項3】 スト−マ装具、医療用チユーブ類等の医
    療用具に組み合わせて使用されるものであって、キャッ
    プと該キャップが嵌め合わされるキャップ受部の一方若
    しくは双方をメタロセン触媒を用いて製造されたポリオ
    レフィン系プラスチックで形成したことを特徴とする嵌
    合式医療用具。
  4. 【請求項4】 スト−マ装具、医療用チユーブ類等の医
    療用具に組み合わせて使用されるものであって、コック
    と該コックが回転可能に嵌め合わされるコック受部の一
    方若しくは双方をメタロセン触媒を用いて製造されたポ
    リオレフィン系プラスチックで形成したことを特徴とす
    る嵌合式医療用具。
  5. 【請求項5】 上記メタロセン触媒を用いて製造された
    ポリオレフィン系プラスチックが、メタロセン触媒を用
    いて製造されたポリエチレンの主鎖にα−オクテンが分
    岐共重合したもので、α−オクテンの含有量2〜20重
    量%、メルトインデックス(dg/min)1〜50、硬度
    (ショア−A)60〜96、弾性率(kgf/cm2 ) 10〜
    240、軟化点(℃)50〜107のプラスチックで形
    成されている請求項3または4に記載の嵌合式医療用
    具。
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