JPH08243120A - 人工肛門具のカップリング - Google Patents

人工肛門具のカップリング

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JPH08243120A
JPH08243120A JP3989895A JP3989895A JPH08243120A JP H08243120 A JPH08243120 A JP H08243120A JP 3989895 A JP3989895 A JP 3989895A JP 3989895 A JP3989895 A JP 3989895A JP H08243120 A JPH08243120 A JP H08243120A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で取り扱いやすく、しかも排液の
漏れを確実に防ぐ人工肛門具のカップリングを提供す
る。 【構成】 医療用接着パッドに取り付けられる第1カッ
プリング部材と人工肛門具用バッグに取り付けられる第
2カップリング部材とを有する。第2カップリング部材
の外壁36は、両カップリング部材が嵌合するロック位
置と、両カップリング部材を分離してバッグを取り外す
ことのできるロック解除位置との間で反転することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工肛門具のカップリ
ングに関し、特に、排泄された物質を受けるためのバッ
グを、装着者の皮膚の表面に開けた小孔の周囲に取り付
けられた医療用の接着パッドに接続するために使用され
るカップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなカップリングは種々の構造
のものがつくられてきた。その多くが過度に複雑で費用
のかさむものであった。構造面で簡単なものは2,3見
受けられたが、簡単でありかつ効果的なものは依然とし
てほとんど存在しなかった。人工肛門具のカップリング
において望ましいとされる特徴には、特に高齢者やから
だの弱いユーザーにとって取り扱いやすいこと、第1カ
ップリング部材と第2カップリング部材延いてはバッグ
と医療用の接着パッドが強い力を要することなく確実に
相互接続すること、装置全体の厚みが小さく、従って、
装置が衣服の下側から目で分かるほど突出するために気
まずさを味わう虞れが最小限であること、言い換えれ
ば、「ごわごわした」感じが最小限であること、いっぱ
いになったバッグを取り外して空の新しいバッグと簡単
に交換できるようにカップリング部材を取り扱えるこ
と、が含まれる。
【0003】出願人の意見では、上記すべての特徴を十
分に満たす人工肛門具の構造は存在していない。従っ
て、特に簡単でありしかも効果的な人工肛門具のカップ
リングを提供することが本発明の目的である。また、
「ロック」機構を特徴とする人工肛門具には通常第3の
部材が使用されているが、本出願は、人工肛門具のカッ
プリングにおいて最初の「ツーピース」ロック機構を実
現したものと思われる。
【0004】
【発明の要旨】本発明によれば、2つのカップリング部
材が互いにロックされたロック位置と、一方もしくは他
方のカップリング部材に取り付けられた人工肛門具用バ
ッグを取り外せるように2つのカップリング部材を分離
することのできるロック解除位置との間で、一方のカッ
プリング部材の伸張自在のリングすなわち周囲を手の圧
力で反転移動できる人工肛門具のカップリングが提供さ
れる。
【0005】本発明の特徴によれば、以下のような第
1,2カップリング部材を含む人工肛門具のカップリン
グが提供される。第1カップリング部材はフランジを有
しており、そのフランジから略円柱形のリブが延在して
いる。リブは、その径方向内側に配置された柔軟でたわ
むことのできる封止ストリップを有している。第2カッ
プリング部材は、第1カップリング部材の封止ストリッ
プと係合して封止ストリップに取り囲まれるように配置
されたほぼ環状の壁に取り付けられたベース壁を有して
いる。さらに、第2カップリング部材は、一体的なプラ
スチックヒンジによりベース壁に接続されていて指の作
用により2つの限定位置間を反転移動できる弾性的に伸
張しうるすなわちたわみうる合成プラスチック材料より
なる外壁を有している。外壁は、その第1位置すなわち
「開」位置ではベース壁の実質外側に広がり、その第2
位置すなわち「閉」位置では第1カップリング部材の径
方向外側の部分とロック係合する。
【0006】発明者の知るかぎりそして信じるかぎり、
本発明に係る人工肛門具のカップリングは、ヨーロッパ
特許あるいは特許出願第255310号、286501
号、461007号、及び482104号に示されるよ
うなロックリングや同様の機構を使用することなく、基
本的に2つの部材だけからなる単純な構造を有し、2つ
のカップリング部材を積極的かつ効果的に確実にロック
することのできる最初の人工肛門具のカップリングであ
る。英国特許第1571657号に係るカップリングで
は、2つのカップリング部材を固定するためにスナップ
押込嵌めが利用されているが、本発明に係るカップリン
グでは、めくれ返るリングの一部をそれと向かい合う体
側のカップリング部材とロック係合させることにより、
より永続的に両カップリング部材を取り付けておくこと
ができるようになっている。2つの簡単な成形部材のみ
でこれを達成することは、使用人口の多い本分野におい
て相当の進歩であると考えられる。
【0007】リーズ(Leise)氏とラベンダー(L
avender)氏による米国特許第5,167,651
号において、単純なツーピースの人工肛門具では、人工
肛門具のポーチの壁に直接取り付けられたカップリング
リングは、共に安定した2つの状態を示すべきだとの提
案がなされた。この構造では、リングは比較的硬質であ
りしかもたわむことのできるプラスチック材料より形成
され、安定した2状態をとることができる。正常である
方の状態では、リングには実質的に張力がかかっておら
ず、その形状は円錐台をなす。他方の状態では、円錐の
テーパ方向が逆向きになりすなわちひっくり返り、リン
グはやはり安定しているもののこのときには張力がかか
っている。正常状態では、リングの内径は逆向きになっ
た状態よりも実質的に小さい。従って、そのようなリン
グを互いに協働させた場合、使用者は、両部材を互いに
連結しやすくするために開口部を拡大し、その後、共に
安定した2状態を呈するリングを正常状態に戻して両部
材間に流体が漏れることのないように確実に封止するこ
とができる。めくれ返るすなわち二安定性のリングはプ
ラスチック材料より形成することができる。そのような
リングはよく知られており、練炭の販売時に用いられる
ような塗装ブリキ蓋とプラスチック容器に数年間使用さ
れてきた。
【0008】ここに特に開示し図示した構造では、指の
てこ作用により、第2カップリング部材の外壁を閉位置
と開位置との間で反転移動させることができる。その開
位置では、2つのカップリング部材を簡単に分離するこ
とができる。この目的のために、所望であれば、どちら
か一方もしくは両方のカップリング部材に1つ以上の把
持用タブを設けることができる。しかし、外壁の閉位置
では、円柱形のリブに形成された径方向外側のリムの突
出部分と第2カップリング部材の外壁の径方向内側の面
のステップとの間に戻り止めすなわちロック関係が存在
するような構造が好ましい。
【0009】本発明の他の特徴によれば、断面において
チャネル形状をなし、径方向内側の壁と外側の壁とフロ
ア壁とにより形成される、人工肛門具のカップリングの
リング状のカップリング部材が提供される。このカップ
リング部材は、(i)カップリング部材のフロア壁は、
内壁に隣接する複数のくぼみをその内部に有し、それら
のくぼみはチャネルの周囲に等間隔に配置されている、
(ii)径方向外側の壁は内側に突出した棚状の張出部
を複数有しており、これらの張出部はチャネルの周囲に
等間隔に配置されていてチャネルのフロア壁から十分に
離れた外壁の部分からチャネルの一部を張り出してい
る。
【0010】この構造では、張出部と他方のカップリン
グ部材との重なり合いにより、2つのカップリング部材
をより確実に取り付けることができる。言い換えると、
張出部が重なることにより、他方(例えば体側)のカッ
プリング部材がカップリングの軸方向にチャネルから抜
けるということが阻止される。さらに、射出成形技術を
使用して体側のカップリング部材を製造することが容易
になる。
【0011】ルーフ部分は、チャネルのフロア壁にほぼ
平行でありほぼ平坦である表面を有していてその内側上
方の面は湾曲しているような形状であることが好まし
い。後者の形状により、2つのカップリング部材を互い
に連結したときに、それらを押して嵌合させることが比
較的簡単に行える。
【0012】本発明のこの特徴に係る構造では、外壁が
上記のように反転する作用は、外壁をチャネル形のカッ
プリング部材の残りの部分に接続するプラスチックヒン
ジを設けることにより、達成されることが好ましい。
【0013】
【実施例】以下に、添付図面に示した本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。なお、各図中、同じ符号は同じ
部分を示している。
【0014】図1,2に示す第1カップリング部材
(雄)は円形をなしており、フランジ10と略円柱形の
リブ12とを有している。特にここでは円柱形のリブと
略円形のカップリング部材とに関して記載しているが、
円形や円柱形でなくても満足のいく人工肛門具のカップ
リング部材を形成することができる。例えば、楕円形の
開口部や、湾曲した角を有する正方形もしくは長方形の
開口部を有する人工肛門具のカップリングを形成するこ
ともできる。従って、本特許出願において開示された内
容及び特許請求の範囲は、幾何学的に円形構造をなす人
工肛門具に限定すべきではない。
【0015】公称70mmのサイズの人工肛門具の場合
には、フランジ10は約94mmの外径を有することが
でき、リブ12は約77mmの内径を有することができ
る。公称100mmのサイズの人工肛門具の場合には、
フランジ10は約124mmの外径を有することがで
き、リブ12は約107mmの内径を有することができ
る。無論、本発明の特徴を使用してその他のサイズの人
工肛門具を形成することもできる。
【0016】リブ12は、そこから径方向内側に延びた
柔軟でたわめることのできる封止ストリップ14を有し
ている。封止ストリップ14は、図に示すようにテーパ
状をなしている。リブ12の径方向外側部分には、平坦
な面18を有するリム部16が形成されている。カップ
リング部材の開口部には符号20を付している。図に示
すように、フランジ10の厚みは、その外縁に向かって
徐々に小さくなっている。しかし、所望であれば、この
フランジは、均一な厚さに形成することもできる。
【0017】図3に、環状をなす第2カップリング部材
(雌)を示している。第2カップリング部材は、開口部
34を形成する略円柱形の内壁32と一体的なベース壁
30と、一体的なプラスチックヒンジ38によりベース
壁30に接続した外壁36とを有している。プラスチッ
クヒンジ38は、外壁36の最も薄い部分をなしてい
る。外壁36は、図3,5のロック位置すなわち戻り止
め位置に示すように、径方向内側と外側の傾斜した面4
0,42により形成されており、外壁36の、ヒンジ3
8から離れた端部にはリム部44が形成されている。し
かし、外壁36は、断面に示すように平行な内面と外面
を有する必要はなく、適当であればいかなる断面形状を
も有することができる。プラスチックヒンジの厚さは、
一般的に使用されるプラスチックヒンジの構造を考慮に
入れ、選択したプラスチック材料に従って決定する。そ
れは、チャネルの(カップリングの径方向における)幅
の約7%〜10%にすることができる。チャネルの幅は
約3.8mmにすることができ、内壁32の厚さは約1.
5mmにすることができる。ヒンジ38に隣接して、外壁
36は内側に傾斜した面46とステップ48を有してお
り、その機能は後に示す。面46は、そのロック位置に
示すように、図のカップリングの回転軸に対して約13
〜17°の角度に配置することができる。しかし、例え
ばここでは図7,8に示すように、他の形状の壁を形成
することもできる。上記軸に対する面40,42の角度
は、例えば約25〜35°、より好ましくは30°にす
ることができる。図3に示す外壁36は、2位置におい
て外壁36と一体的なもしくは外壁36に取り付けられ
たタブ49A,49Bを有しており、タブ49A,49B
は、カップリング部材の直径の両端に設けられることが
好ましい。これら2つのタブの形状は、カップリング部
材の平面図である図4に最もよく示しているが、チャネ
ルの正確な構造の細部は、図3〜6より容易に理解する
ことができるので省略されている。各ベルトタブ49
A,49Bは、プラスチック材料よりなる薄い平坦なタ
ブからなり、そこには「T」字形の穴が形成されてい
る。しかし、穴は、都合の良いいかなる形状にも形成す
ることができる。タブの数は2つである必要はなく、ま
た、タブを直径の両端に配置する必要もない。タブは、
それらを具合良く握って反転作用を容易に行うことので
きるように、外壁36の周囲に沿って望ましい位置に配
置することができる。
【0018】第1,2カップリング部材間の協働は、図
5,6を見ればより理解できる。図6のロック解除位置
から始まって、外壁36を矢印Bの方向に指で反転さ
せ、図5に示す位置にすることができる。その位置で
は、リム部44の面44Aがフランジ10の上面10A
に接触しており、第1カップリング部材のリブ12の面
が外壁36のステップ48に突き当たっている。上記の
ように、第2カップリング部材の材料はある程度の弾性
を有しているので、図5に示す戻り止めすなわちロック
位置にあるとき、周囲を取り囲む外壁36は、その自然
の弾性により、径方向外側に動くことはない。外壁36
は、外側に動くには、ある程度変形すなわち伸張しなけ
ればならない。面18とそれに対して位置決めされたス
テップ48とが重なり合っているので、両カップリング
部材の分離は通常阻止される。しかし、成形を容易にす
るための公差として図5に示す間隔Cが設けられている
のであれば、この距離「C」を通じて軸方向に所定量相
対移動することは可能である。従って、装着者は、2つ
のカップリング部材を分離したいときには、ベルトタブ
49A,49Bの一方もしくは双方を引っ張るだけでよ
い。一方のベルトタブだけを引っ張ることが好ましい。
と言うのは、そうすることにより、周囲上の一位置にお
いて外壁36とリブ12とを剥離し始め、両カップリン
グ部材を分離することができるからである。一旦この剥
離作用が始まると、外壁36は、その弾性と変形性とに
より反転して開き、その後2つのカップリング部材を容
易に引き離すことができる。
【0019】図2に示す面18の突出量は、図2に示す
実施例ではリブ12の厚さの約40〜50%であり、図
5,6に示す実施例では約10%である。しかし、この
比率は広い範囲内で変えることができる。例えば、面1
8の突出(幅)は、リブ12の厚さの少なくとも10%
であることが好ましく、リブ12の厚さの約2/3まで
その値を定めることができる。この突出幅を大きくする
ことにより、両カップリング部材をより確実に結合する
ことができる。
【0020】図7,8に本発明の他の実施例を示してい
る。この実施例には、2つのカップリング部材を互いに
確実にロックできる「反転」壁82構造に組み合わされ
た傾斜防止構造が設けられている。図7,8はそれぞれ
直径の一端の断面を示している。各カップリング部材
は、閉ループ形状をなしており、開口部60を取り囲ん
でいる。カップリング部材62が体側の部材であり、そ
れは環状の壁64と環状のフランジ66とを有してい
る。フランジ66の面66Aには適当な方法で医療用の
接着パッド(図示せず)が取り付けられる。このパッド
は、使用時には、装着者の皮膚に開けた小孔の周囲に接
着する。壁64とフランジ66とは互いに一体的に形成
することが好ましく、カップリング部材62は、合成プ
ラスチック材料より成形することができる。図に示すよ
うに、柔軟でたわむことのできる環状の封止ストリップ
68は、壁64の周囲と一体的であり、そこから延在し
ている。このストリップ68は、両カップリング部材を
良好に封止するために設けられている。この点に関し
て、英国特許第1,568,860号明細書を参照するこ
とができる。
【0021】さらに壁64から延在しているのが環状の
リブ65である。リブ65は、湾曲面65Cにより接続
したテーパ状の面65A,65Bを有している。面65
Bは、壁64の外面からわずかに突出した周方向のリム
65D(図8)において終結している。上記構造の目的
は、図7を参照するとよく理解することができる。図7
より、リム65Dは他方のカップリング部材80の一部
と協働して2つのカップリング部材を互いに保持すると
いうことが分かる。封止ストリップ68はカップリング
部材80の壁に圧接している。
【0022】このカップリングには、基本的に環状であ
り略U字形のチャネルをなす第2カップリング部材が備
わっている。図7,8はカップリング部材を断面で示し
ている。カップリング部材80は、内壁81と外壁82
とベース壁83とを有している。ベース壁83の表面8
3Aには一般的な何らかの方法で人工肛門具用バッグが
取り付けられる。ベース壁の面83Aと反対側の面に
は、湾曲面により接続したテーパ状の面84A,84B
を有する突出部84が設けられている。内壁81におい
て測定されるチャネルの深さを距離dとした場合、突出
部84は、深さdの半分にほぼ等しい距離でベース壁8
3から延在する。突出部84のテーパ面84Bは、ベー
ス壁83の一部をなす面83Bと合わさっている。チャ
ネル形のカップリング部材の外壁82は、一体的なプラ
スチックヒンジ85によりベース壁83に接続してい
る。外壁82は、断面に示すようにテーパ形状をなして
おり、面82A,82Bを有している。面82Bにはス
テップ82Cが設けられている。ステップ82Cは、外
壁82Cの閉(ロック)位置において、壁64のリムす
なわちステップ65D(図8)と係合し、2つのカップ
リング部材を互いに確実に保持する。ステップ82C,
65Dの幅(径方向の長さ)は、両カップリング部材の
確実なロックを損なうほど減らすべきではないというこ
とに留意しつつ、所望に応じて変えることができる。ロ
ックを解除するには、本発明に係る先に記した実施例と
同様に、一方のベルトタブを引っ張って外壁82を反転
させ、それを図8に示す位置まで動かす。
【0023】封止ストリップ68とくぼみ86(図7)
間の係合及び上記ステップ65D,82Cにおける嵌合
とともに突出部84と壁64の対応するくぼみとの間の
嵌合により、一方のカップリング部材が他方に対して傾
かないように強い抵抗力を示してそれを効果的に阻止す
る非常に確実性の高い嵌合がもたらされる。この利点
は、部材の製造に伴う費用の増加を招いたりその難度を
高めたりすることなく達成され、しかも、この一般的な
タイプの人工肛門具のカップリングのあらゆる長所に影
響を与えることはない。
【0024】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、すで
に説明したカップリング部材62を人工肛門具のバッグ
側の部材とし、カップリング部材80を装着者の体側の
部材とすることもできる。柔軟な封止ストリップ68、
リブ65及び突出部84に対して特定の異なる形状を用
いることもできる。湾曲構造65Cを形成するとともに
突出部84の先端を湾曲させることが都合良いが、これ
は本質的なことではなく、所望であればテーパ壁65
A,65Bを頂点(断面で見た場合)でつなげることも
できる。
【0025】図9〜13に関して説明する。図9〜12
に、本発明のさらなる実施例に係る、人工肛門具のバッ
グ側のカップリング部材を示している。それは、図1に
示すものと同様に円形をなす、断面がチャネル形のカッ
プリング部材90からなっている。しかし、当該技術分
野において通常の知識を有する者であれば、楕円形等円
形以外の人工肛門具のカップリングも可能であり、本発
明は、幾何学的に円形である人工肛門具のカップリング
部材に限定されるものではないと理解できるであろう。
図9〜12に示す人工肛門具の雌カップリング部材は、
通常、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)等の合成
プラスチック材料より形成することができる。適当な材
料の一例として、エッソ(Esso)社より入手できる
EVAグレードUL00209が挙げられる。図13に
示す雄カップリング部材は、低密度ポリエチレンより形
成することができる。
【0026】図9に示すカップリング部材90はタブ9
0A,90Bを有している。タブ90A,90Bはベルト
の取り付けを容易にするために設けられており、どちら
かをつかむことにより、装着者は、上記のように外壁を
剥離し反転させて2つのカップリング部材を分離するこ
とができる。カップリング部材90は、径方向外側の壁
92と径方向内側の壁94とを有している。内壁94
は、カップリング部材90の中心にある開口部98を取
り囲んでいる。略リング状のすなわち環状のチャネルの
ようなカップリング部材90は、径方向内側の壁94と
外側の壁92とを接続するフロア壁96を有している。
このフロア壁96は面96Aを有している。この面96
Aに、装着者の排泄した排液の入口としてその壁の1つ
に適当な穴が形成された人工肛門具用バッグを、例え
ば、接着剤、熱溶接、高周波プラスチック溶接、あるい
は他の適当な方法により、取り付けることができる。バ
ッグのこの入口の穴(図示せず)は、人工肛門具用バッ
グでは一般的であるように、開口部98と重なり合う。
フロア壁96はチャネルのベース壁に面96Bを有して
おり、複数のくぼみ100がこのフロア壁96内部に形
成されている。現時点で好適な形状をなすこれらのくぼ
み100は、比較的浅くて底部は平たく、カップリング
部材の周囲に等間隔に配置されている。図12に最もよ
く示されているように、くぼみ100は略長方形をなし
ている。本発明のこの点に関して好ましい実施例では、
24のそのようなくぼみが、中心から中心まで15°の
間隔でリングの周囲に配置されている。各くぼみの深さ
は約0.01インチすなわち約0.254ミリメートルで
ある。チャネルのベース壁の面96Bの残りの部分はほ
ぼ平坦である。
【0027】径方向外側の壁92は、一体的なプラスチ
ックヒンジ95によりベース壁すなわちフロア壁96に
接続しており、径方向内側に突出した張出部110を有
している。張出部110の下面112は、ほぼ平坦であ
り、外壁92がロック位置にあるときに各面96A,9
6Bの平面に対して平行な平面にほぼ位置する。外壁9
2がロック解除位置にあるときには、2つのカップリン
グ部材は分離可能であり、外壁92は、図8に示す外壁
82や図6に示す外壁36と同様の位置をとる。張出部
110は、それがチャネルの幅の約11〜約18%好ま
しくは約15%を覆うような距離で内側に延びている。
張出部110は、図11に示す閉位置にあるとき、面1
12と面92Aとを接続する浅い湾曲部114により形
成される面を上方内側に有する。
【0028】径方向内側の壁94は、図11に示すよう
に、面112,96B間の距離よりも大きな高さを有し
ている。
【0029】張出部110は外壁92の内周に沿って等
間隔に離れている。各張出部110は、中心から中心ま
で45°の間隔で配置されることが好ましい。各張出部
が周方向に延在する距離は、人工肛門具のカップリング
部材が幾何学的に円形をなす場合には、張出部110が
円の中心に対して約18〜22°好ましくは約20°の
角度で広がるように定められている。張出部110の
数、位置、及び角度の大きさは変えることができる。張
出部110は、径方向に測定したチャネルの幅の約1/
5〜1/7好ましくは1/6に等しい距離で外壁92の
内側に延ばすことができる。張出部110の位置や数及
び並べ方とともに、それらが内側に延びるこの距離によ
り、2つのカップリング部材がより確実に取り付けられ
た人工肛門具のカップリングが提供される。この場合で
も、先に詳細に記した「剥離して反転させる」方法によ
り、人工肛門具のカップリングを使用するほぼすべての
人は、2つのカップリング部材を簡単に分離することが
できる。
【0030】図13に、やはりリング状すなわち環状を
なしていてカップリング部材90と嵌合するようになっ
ている人工肛門具のカップリング部材140の一部断面
を示している。本発明に係る好ましい実施例では、カッ
プリング部材140は装着者の体側のカップリング部材
である。カップリング部材140は、カップリング部材
90と嵌合できるように形成された、径方向に延在する
ほぼ平坦なフランジ142と、周囲に沿って延在するリ
ブ部材145とを有している。フランジ142は、医療
用接着物質の塗布されたパッド(図示せず)が適当な方
法で固定される面143を有している。この目的及び本
発明に係る他の実施例における同様の目的に対して適当
な接着材料には、例えば、チェン(Chen)氏による
米国特許第3,339,546号明細書、チェン氏らによ
る米国特許第4,192,785号明細書、パウェルチャ
ック(Pawelchak)氏らによる米国特許第4,
393,080号明細書、及びドイル(Doyle)氏
らによる米国特許第4,551,490号明細書に示され
たものが含まれる。特に適当な材料は、イギリス、ミド
ルセックス州、アイッケンハムに住所を有するブリスト
ル−マイヤーズ・スクイブ(Bristol−Myer
s Squibb)社により「ストマヘシブ」(STO
MAHESIVE)という登録商標で販売されているも
のである。人工肛門具のカップリングでは通常そうなっ
ているように、装着者が開口部144と重ね合わせてパ
ッドの中心部を切り取りやすくするためのマーキング手
段を医療用の接着パッドの自由面に形成することができ
る。リブ部材145は、径方向外側のリム147と、径
方向内側の柔軟でたわむことのできる封止ストリップ1
48とを有している。ストリップ148の目的は、2つ
のカップリング部材が嵌合したときに確実に両カップリ
ング部材間を十分に封止することである。リム147
は、フランジ142の平面に対してほぼ平行に配置され
たステップ146を有している。無論、その代わりにフ
ランジ142の平面に対してある角度、好ましくは小さ
な角度、をステップ146に付けることもできる。2つ
のカップリング部材を互いに連結し、外壁92が図7と
同様の反転した閉じ位置にあるとき、ステップ146と
面112とが確実にロック係合して2つのカップリング
部材は互いに確実に保持される。このとき、封止ストリ
ップ148はわずかにたわんでいて内壁94の面94A
に弾性的に圧接しているので、両カップリング部材は十
分に密閉し、製造段階に時として生じるささいな寸法差
も吸収される。
【0031】面96A,96Bとほぼ平行に配置された
面112に関して先に記載した。しかし、面112が平
坦であることは本発明にとって本質的なことではなく、
また、面112が平坦な面96A,96Bと正確に平行
であることも本発明にとって本質的なことではない。
【0032】カップリング部材90は角度的に等しい間
隔で24のくぼみ100を有するものとしてここに記載
したが、所望であればそのようなくぼみを異なる個数で
使用することもできる。
【0033】人工肛門具のカップリングの設計分野にお
いて通常の知識を有する者であれば、本発明から逸脱す
ることなく種々の変化や変形を行うこともできる。例え
ば、上記のように、カップリング部材は、互いに対応す
る形状を有していて互いに結合したときに十分に密着す
ることができる限り、正確に円形である必要はない。当
該技術分野において通常の知識を有する者であれば、そ
の他の変形を行うこともできるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係る人工肛門具のカッ
プリングの第1カップリング部材の平面図である。
【図2】 図1の第1カップリング部材を軸方向の平面
で切断したA−A線拡大断面図である。
【図3】 上記人工肛門具のカップリングの第2カップ
リング部材の要部断面図である。
【図4】 図3の第2カップリング部材の底面図であ
る。
【図5】 第1カップリング部材と第2カップリング部
材とが嵌合しており、かつ、外壁36が閉位置にある状
態を示す要部拡大断面図である。
【図6】 上記外壁36が開位置にある状態を示す図5
と同様の要部拡大断面図である。
【図7】 本発明の第2実施例に係る人工肛門具のカッ
プリングの第1カップリング部材と第2カップリング部
材を相互にロックした状態の軸方向要部断面図である。
【図8】 図7の第1カップリング部材と第2カップリ
ング部材のロック解除状態を示す軸方向要部断面図であ
る。外壁82は、反転して上方にめくれ返っている(初
期位置)。
【図9】 本発明のさらなる実施例に係る人工肛門具の
カップリングのカップリング部材(バッグ側)の底面図
である。
【図10】 図9のカップリング部材のベルトタブ90
A,90Bの細部を示す一部側面図である。
【図11】 図9のバッグ側カップリング部材のII−II
線拡大断面図である。
【図12】 図9のカップリング部材のくぼみと張出部
を示す拡大部分底面図である。
【図13】 図9〜12に示すカップリング部材と嵌合
する、装着者側の雄カップリング部材の要部拡大断面図
である。
【符号の説明】
10,66,142 フランジ 10A フ
ランジ10の上面 12,65,145 リブ 14,68,148 封止ストリップ 16,44,65D,147 リム部 18 平坦面 20,34,60,98,144 開口部 30,83 ベース壁 32,81,
94 内壁 36,82,92 外壁 38,85,95 プラスチックヒンジ 40 内面 42 外面 44A リム部44の面 46 傾斜
面 48,82C,146 ステップ 49A,49B,90A,90B タブ 62,80,90,140 カップリング部材 64 壁 65A,6
5B リブ65の面 65C 湾曲面 66A フ
ランジ66の面 82A,82B 外壁82の面 83A,8
3B ベース壁83の面 84 突出部 84A,8
4B 突出部84の面 86,100 くぼみ 92A 外
壁92の面 94A 内壁94の面 96 フロ
ア壁 96A,96B フロア壁96の面 110 張
出部 112 下面 114 湾
曲部 143 フランジ142の面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・レスリー・スティアー イギリス、イングランド、アールエイチ 19・4ジェイゼット、サセックス、イース ト・グリンステッド、ウッドランズ・ライ ズ、キングスコート(番地の表示なし) (72)発明者 グラハム・デイビッド・バニスター イギリス、イングランド、アールエイチ 16・2エヌディ、ウエスト・サセックス、 リンドフィールド、ニュートン・ロード28 番

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのカップリング部材が互いにロック
    されたロック位置と、該カップリング部材の一方もしく
    は他方に取り付けられた人工肛門具用バッグを取り外す
    ことのできるように該2つのカップリング部材を分離す
    ることのできるロック解除位置との間で、一方のカップ
    リング部材の伸張自在のリング状壁(36,82,92)
    を手動圧で反転移動できることを特徴とする人工肛門具
    のカップリング。
  2. 【請求項2】 第1カップリング部材(62,140)
    と第2カップリング部材(80,90)とを有し、 上記第1カップリング部材(62,140)は、それか
    ら実質的に円柱形のリブ(12,64,145)が延在す
    るフランジ(10,66,142)を有し、 上記リブ(12,64,145)は、該リブの径方向内側
    に配置された柔軟でたわむことのできる封止ストリップ
    (14,68,148)を有し、 上記第2カップリング部材(80,90)は、上記第1
    カップリング部材(62,140)の封止ストリップ
    (14,68,148)と係合して該封止ストリップによ
    り取り囲まれるように配置された実質的に環状の壁(3
    2,81,94)に取り付けられたベース壁(30,83,
    96)を有し、 さらに、上記第2カップリング部材(80,90)は、
    一体的なプラスチックヒンジ(38,85,95)により
    上記ベース壁(30,83,96)に接続されていて指の
    作用により2つの限定位置間を反転移動できる弾性的な
    伸張自在の合成プラスチック材料よりなる外壁(36,
    82,92)を有し、 上記外壁(36,82,92)は、その第1位置すなわち
    開位置では上記ベース壁(30,83,96)の実質外側
    に広がり、その第2位置すなわち閉位置では上記第1カ
    ップリング部材(62,140)のフランジ(10,6
    6,142)と径方向外側の壁との双方に対して密閉し
    ていることを特徴とする人工肛門具のカップリング。
  3. 【請求項3】 上記人工肛門具用バッグ側のカップリン
    グ部材に少なくとも1つの把持用タブ(49A,49
    B;90A,90B)が設けられていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の人工肛門具のカップリング。
  4. 【請求項4】 一方の上記カップリング部材の円柱形の
    リブ(12,64,125)に形成された径方向外側のリ
    ム(16,65D,147)の突出部分と他方の上記カッ
    プリング部材の外壁(36,82,92)の径方向内側の
    面のステップ(48,82C)との間に戻り止めすなわ
    ちロック関係が存在する構造を有することを特徴とする
    請求項1,2,または3記載の人工肛門具のカップリン
    グ。
  5. 【請求項5】 上記第2カップリング部材は、そのベー
    ス壁(83)の内面から軸方向に延在するリング状突出
    部(84)を有し、 上記第1カップリング部材は、そのリブ(64)に上記
    突出部(84)に対応するくぼみを有し、 両カップリング部材が嵌合したときに上記突出部(8
    4)が上記くぼみに嵌合することにより、両カップリン
    グ部材の相互傾きが防止されるようにしたことを特徴と
    する請求項2記載の人工肛門具のカップリング。
  6. 【請求項6】 上記カップリング部材の一方(90)
    は、リング状をなし、径方向内側及び外側の壁(94,
    92)とフロア壁(96)とにより形成されるチャネル
    形状を断面に有しており、 上記一方のカップリング部材(90)は、 (i)上記カップリング部材の上記フロア壁(96)
    は、上記内側の壁(94)に隣接する複数のくぼみ(1
    00)を該フロア壁(96)の内部に有し、該くぼみ
    (100)は上記チャネルの周囲に等間隔に配置されて
    おり、 (ii)上記径方向外側の壁(92)は内側に突出した
    棚状の張出部(110)を複数有しており、該張出部
    (110)は上記チャネルの周囲に等間隔に配置されて
    いて該チャネルのフロア壁(96)から十分に離れた該
    外側の壁の部分より該チャネルの一部を張り出している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の人工
    肛門具のカップリング。
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CN114224590A (zh) * 2021-12-20 2022-03-25 振德医疗用品股份有限公司 一种造口凸盘及其生产方法

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