JPS6214846Y2 - - Google Patents

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JPS6214846Y2
JPS6214846Y2 JP4584984U JP4584984U JPS6214846Y2 JP S6214846 Y2 JPS6214846 Y2 JP S6214846Y2 JP 4584984 U JP4584984 U JP 4584984U JP 4584984 U JP4584984 U JP 4584984U JP S6214846 Y2 JPS6214846 Y2 JP S6214846Y2
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JP
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ring body
skin
male
ring
female
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JP4584984U
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JPS60158822U (ja
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は外科手術後の患者に装着するための外
科用吻合装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
外科手術により形成した人工肛門、人工膀胱な
どのストーマ、フイステル(瘻孔)、或は創面の
ような人体の開孔からの排泄物、排液を採集する
ため、人体に装着した吻合装置を使用することは
公知である。この吻合装置には種々の型がある
が、現在広く使用されているものは、患者のスト
ーマの周りに装着する接皮部と、排泄物を収容す
る袋部とから成り、その接皮部は人体側では粘着
できるようになつており人体側と反対側には凸状
リングを有し、一方袋部は接皮部の凸状リングと
嵌合し得る凹状リングと袋体とを有し、使用する
際には袋部の凹状リングを接皮部の凸状リングに
嵌合することにより、いわゆるスナツプロツク式
に袋部を接皮部に固定し、排泄後は袋部を接皮部
より取り外し、袋部を洗浄した後再使用するよう
にしている。この型の吻合装置は操作性が優れて
いること、袋部の再使用が可能で経済性に優れて
いること、袋部の方向が変えられること等の利点
を有しているが、接皮部の凸状リングと袋部の凹
状リングとを嵌合する際かなり外圧をかけなけれ
ば確実にロツクが行われないため、特に術直後の
患者に装着する場合には腹圧がかかり非常な苦痛
を伴ない、また嵌合が完全に行われたか否かの確
認が容易でないため、嵌合不完全の状態で使用に
入り排泄物が漏れたり、逆に余分な力をかけ過ぎ
て患者に必要以上の苦痛を与えるという欠点があ
り、さらに凸状リングと凹状リングとの嵌合部の
裏側に排泄物がたまり、これが洗浄によつても除
去しきれず、不衛生で菌の温床ともなるおそれが
ある。また接皮部の凸状リングを薄いフイルム、
或は蛇腹を介して接皮部本体に対し可撓性を持つ
ように取り付け、嵌合時の外圧を凸状リングの裏
側から手で支えるようにして患者に腹圧がかから
ないようにしたものが考案されており、上述の欠
点の一部は解決されているが、凸状リングと凹状
リングとの嵌合にはなおかなりの力を要し、また
開口部の有孔径が小さくなり、フイルム、蛇腹に
付着した排泄物の除去が容易でない等の欠点が残
り、操作性の上で今一つ満足できるものではな
い。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の吻合装置の持つ問
題点をすべて解決することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
本考案によればこの目的は、接皮部と袋部とを
備え、接皮部と袋部とのいずれか一方は雄型リン
グ体、他方はこの雄型リング体と嵌合し得るよう
になつている雌型リング体をそれぞれ有し、接皮
部に設けた雄型リング体又は雌型リング体は剛性
の中空円錐台または円筒より成る連結部材上に設
けることによつて達成される。
中空円錐台の傾斜角は任意の値をとることがで
きる。
雄型リング体、雌型リング体、および連結部材
の材料としてはポリエチレン、エチレン酢酸ビニ
ル、塩化ビニル、ナイロン、ポリプロピレン、好
ましくはポリエチレン、エチレン酢酸ビニルが適
している。
〔考案の実施例〕
次に本考案の実施例を図面について説明する。
第1図ないし第4図は接皮側に雄型リング体、
袋部に雌型リング体を設けた本考案の実施例を示
し、第1図は接皮部と袋部との全体構造を両者が
結合されていない状態で示す断面図、第2図は接
皮部の平面図、第3図は袋部の平面図、第4図は
雄型リング体と雌型リング体との結合状態におけ
る拡大断面図である。各図において同一部分には
同符号が付してある。
接皮部1は剥離紙2と可撓性の皮膚保護剤3と
ポリエチレンフイルム4との積層体から成る面板
上に、その中心部に設けた開口5を囲むように配
置した中空の円錐台から成る連結部材6を有し、
その径の大きい方の開放端に雄型リング体7が設
けられている。雄型リング体7は外周辺に沿つ
て、基部には溝8、その上方にはシール部材9例
えばOリングを備えている。雄型リング体7の内
面10は連結部材側より外側に向け円錐状に若干
開くように形成されている。連結部材6と雄型リ
ング体7とは例えばポリエチレンにより一体に剛
体として形成することができる。
袋部11は袋体12と雌型リング体13とを有
し、雌型リング体13は接皮部1の雄型リング体
7を内側と外側とから囲み得るように内リング1
4と外リング15とから成り、両リングの橋絡部
16の外表面に袋体12が固定されている。内リ
ング14は雄型リング体7の内面10に沿うよう
に延び、外リング15はその開放端部の内周に突
起17を備え、また部分的に縦方向の割り18
(図の実施例では4個)を備えている。なお雌型
リング体13は第3図に示すように操作用つまみ
19とベルト掛け用フランジ20を有している。
本装置の装着に当つては、まず接皮部1の剥離
紙2をはがし、皮膚保護剤3の持つ粘着機能でも
つて、開口5に例えばストーマが位置するように
患者の体に固着する。次に連結部材6の外側の面
板との間の凹みに指を差し込んで連結部材6を下
から支えるようにしながら、袋部11の雌型リン
グ体13の操作用つまみ19を持つて、その外リ
ングの突起17の半分程度を雄型リング体7の基
部の溝8に差し込み、外リングの残る半分を反ら
せるようにしてその開放端を広げ、突起17が雄
型リング体7のシール部材9を越えるように雄型
リング体7上にかぶせて手を離すと、雌型リング
体13は雄型リング体7上に嵌まる。この際「ぱ
ちつ」という音を発し、嵌合が完了したことを知
ることができる。なお連結部材6を下から確実に
支えることができ、両リング体の嵌合時の操作力
が患者の体に伝わらないようにすることができれ
ば、上述のような特別な配慮をすることなく、雄
型リング体6の上に雌型リング体13を置き全周
に亘つて押し込んでも、患者に苦痛を与えるよう
な圧力が加わることはない。嵌まつた状態では第
4図に示すように雌型リング体13の外リング内
周面の突起17はすべて雄型リング体7の溝8内
に嵌まり込んでいるから両リング体7,13は一
体となり、シール部材9は外リング15の内側面
に押し付けられてシール機能を形成する。また雌
型リング体13の内リング14は雄型リング体7
の内面10と接触し、ストーマよりの排泄物が両
リング体7,13間の隙間に浸入するのを防止す
る。次いでベルトをベルト掛け用フランジ20に
通して体に巻けば装置は使用可能状態となる。
排泄があつて袋部を洗浄したい場合、あるいは
新しい袋部と交換したい場合には、ベルトを外し
た後、連結部材6を押えながら、操作用つまみ1
9を持つてやや斜め上の方向に持ち上げると、雌
型リング体13の外リング15の突起17が部分
的に雄型リング体7の溝8より外れるから、さら
に雌型リング体13を持ち上げると容易に両リン
グ体7,13の嵌合は解け、袋部11を接皮部1
より外すことができる。
円筒から成る連結部材を使用する場合には、こ
の円筒の側面を指で挟んで保持しながら両リング
体の嵌合を行うことにより患者の体に圧力をかけ
ないようにすることができる。
なお上述の実施例においては、接皮部に雄型リ
ング体、袋部に雌型リング体を設けたものについ
て説明したが、それを逆にして接皮部に雌型リン
グ体、袋部に雄型リング体を設けたものも同様に
可能である。また雄型リング体と雌型リング体と
の嵌合機構は上述の例に限らず種々のものを用い
ることができる。
〔考案の効果〕
本考案によつて得られる効果は次のとおりであ
る。
(1) 袋部を接皮部に装着する場合、或は袋部を接
皮部から外す場合、連結部材を手で保持しなが
ら雄型リング体と雌型リング体との嵌合或は分
離を行うことによつて患者に苦痛を与える腹圧
をかけないようにすることができる。
(2) 連結部材は剛性に作られているから、ストー
マの周囲が陥没していたり、しわがあるような
場合、ベルトで強く締め付けることによつてス
トーマの周囲が押されて平らになり、フエース
プレートの働きをして排泄物の漏れを防ぐこと
ができる。
(3) 剛性の連結部材によつてストーマ等の開孔を
囲むから、その保護カバーの機能を果すことが
できる。
(4) 接皮部の開口より袋部に至る通路は突起物が
なく、しかも下方に傾斜しているから、患者の
開孔より排出したものが流れやすく途中でたま
ることがなく、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による接皮部と袋部との全体構
造を両者が結合されていない状態で示す断面図、
第2図は本考案による接皮部の平面図、第3図は
本考案による袋部の平面図、第4図は本考案によ
る雄型リング体と雌型リング体との結合状態にお
ける拡大断面図である。 1……接皮部、6……連結部材、7……雄型リ
ング体、11……袋部、13……雌型リング体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接皮部と袋部とを備え、接皮部と袋部とのいず
    れか一方は雄型リング体、他方はこの雄型リング
    体と嵌合し得るようになつている雌型リング体を
    それぞれ有し、接皮部に設けた雄型リング体又は
    雌型リング体は剛性の中空円錐台または円筒より
    成る連結部材上に設けたことを特徴とする外科用
    吻合装置。
JP4584984U 1984-03-29 1984-03-29 外科用吻合装置 Granted JPS60158822U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4584984U JPS60158822U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 外科用吻合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4584984U JPS60158822U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 外科用吻合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158822U JPS60158822U (ja) 1985-10-22
JPS6214846Y2 true JPS6214846Y2 (ja) 1987-04-15

Family

ID=30559700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4584984U Granted JPS60158822U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 外科用吻合装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60158822U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1282293C (en) * 1986-08-07 1991-04-02 Paul O. Kay Ostomy appliance coupling with viscoelastic liner

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Publication number Publication date
JPS60158822U (ja) 1985-10-22

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