JPH10192234A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

Info

Publication number
JPH10192234A
JPH10192234A JP9003435A JP343597A JPH10192234A JP H10192234 A JPH10192234 A JP H10192234A JP 9003435 A JP9003435 A JP 9003435A JP 343597 A JP343597 A JP 343597A JP H10192234 A JPH10192234 A JP H10192234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state imaging
inner lead
solid
imaging device
flexible substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9003435A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Itou
慶時 伊藤
Hiroyuki Katsurada
弘之 桂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP9003435A priority Critical patent/JPH10192234A/ja
Priority to US09/005,752 priority patent/US6142930A/en
Priority to GB9800698A priority patent/GB2321132B/en
Priority to GB0126970A priority patent/GB2365999B/en
Priority to DE19800931A priority patent/DE19800931A1/de
Publication of JPH10192234A publication Critical patent/JPH10192234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】固体撮像素子の側面とインナーリードとの間の
電気絶縁を確保し、しかも固体撮像素子と可撓性基板の
ユニットの組み上がり外形寸法を小さくすることができ
る電子内視鏡を提供すること。 【解決手段】固体撮像素子10に受光面11と同じ向き
に設けられたパッド部12に可撓性基盤のインナーリー
ド22をボンディングして、上記インナーリード22
を、上記固体撮像素子10の側面に沿って上記受光面1
1の後方に向かうように折り曲げて配置した電子内視鏡
において、上記インナーリード22が沿う上記固体撮像
素子10の側面に、電気絶縁性のテープ70を貼付し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡観察像を
固体撮像素子で撮像するようにした電子内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、内視鏡の挿入部先端内に組み込
まれる前に、固体撮像素子10と可撓性基盤20とが接
続された状態を示している。11は固体撮像素子10の
受光面、12は、受光面11と同方向にその両側に設け
られたパッド部である。
【0003】21は、可撓性基板20の補強板であり、
例えばポリイミド樹脂などのような電気絶縁性の薄板に
よって形成されている。そして、補強板21から固体撮
像素子10側に向けて配置されたインナーリード22の
先端が、固体撮像素子10の前面のパッド部12にボン
ディングされている。
【0004】また、他回路に接続するためのリード23
が、補強板21から外方向に向けて配置されている。イ
ンナーリード22とリード23とは、例えば共に銅材に
よって形成されている。
【0005】このように構成された固体撮像素子10と
可撓性基板20のユニットは、内視鏡の挿入部内に組み
込まれる前に、インナーリード22が固体撮像素子10
の側面に沿って受光面11の後方に向かうように折り曲
げられる。
【0006】図6は、そのようにインナーリード22が
折り曲げられた状態を示しており、固体撮像素子10の
側面とインナーリード22との間を電気的に絶縁するた
めに、インナーリード22の折り曲げ部から固体撮像素
子10の側面にかけて接着剤100が塗布されている。
13は、受光面11とボンディング部分とを覆うように
貼り付けられたカバーガラスである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、固体撮
像素子10の側面とインナーリード22との間を電気的
に絶縁するための接着剤100は、薄く均一な厚さに塗
布することが難しく、その厚みが0.2mm〜0.5m
m程度になる。
【0008】そのため、図6に示されるようにインナー
リード22を折り曲げた後の、固体撮像素子10と可撓
性基板20のユニットの組み上がり外形寸法Lが大きく
なり、その分だけ内視鏡の挿入部先端の径が太くなって
患者に対する挿入性を損ねていた。
【0009】そこで本発明は、固体撮像素子の側面とイ
ンナーリードとの間の電気絶縁を確保し、しかも固体撮
像素子と可撓性基板のユニットの組み上がり外形寸法を
小さくすることができる電子内視鏡を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡は、固体撮像素子に受光面と同
じ向きに設けられたパッド部に可撓性基盤のインナーリ
ードをボンディングして、上記インナーリードを、上記
固体撮像素子の側面に沿って上記受光面の後方に向かう
ように折り曲げて配置した電子内視鏡において、上記イ
ンナーリードが沿う上記固体撮像素子の側面に、電気絶
縁性のテープを貼付したことを特徴とする。
【0011】なお、上記絶縁テープの厚さが0.01m
m〜0.1mmの範囲にあるとよく、上記絶縁テープの
後端が、上記固体撮像素子の後端より後方に位置してい
るとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は、内視鏡の挿入部の先端部分を示
し、図3は、その III−III 断面を示している。先端部
本体31は、例えば変性ポリフェニレンオキサイド又は
ポリサルホン等のような電気絶縁性プラスチック材から
なる一つの部品で形成されていて、細長い可撓性挿入部
の先端に遠隔操作によって屈曲自在に設けられた湾曲部
32の先端部分に連結されている。
【0013】湾曲部32は、多数の節輪33をリベット
34によって回動自在に連結し、その外周に網状管35
を被覆して、さらにその外面をゴムチューブ等からなる
外皮36によって被覆して構成されている。外皮36の
先端部は先端部本体31の外周面に緊縛、接合されてい
る。38は湾曲操作ワイヤである。
【0014】先端部本体31と湾曲部32とは、雌ネジ
が螺設されて先端部本体31の凹部に埋め込まれた金属
製の一対のネジ駒37に、最先端の節輪33がネジ止め
されることによって連結されている。
【0015】本実施の形態の内視鏡は、前方を観察する
ようにしたいわゆる前方視型内視鏡であり、先端部本体
31の先端面に、観察窓41、送気送水ノズル42及び
図示しない照明窓や鉗子チャンネル出口孔等が設けられ
ている。71及び72は、送気及び送水チューブの先端
部分、図3に示される73は照明用ライトガイドファイ
ババンドル、74は鉗子チャンネルである。
【0016】観察窓41の内側には、対物レンズ群46
が、金属製のレンズ枠47内にスペーサ49で所定の間
隔をとって固着されている。レンズ枠47の前半部外周
部分には、電気絶縁性のプラスチック材からなる絶縁環
51が接合されている。
【0017】絶縁環51の外周面は、先端部本体31の
前端部分に軸線方向に平行に形成された円形断面の孔5
2内に嵌挿されていて、その嵌合部にはシール用のOリ
ング53が装着されている。54は、脱泡された電気絶
縁性の接着剤である。
【0018】レンズ枠47の後端部分に固着された連結
部材48は矩形の外形形状を有していて、その外周部に
は金属製のシールドパイプ55の先端部分が嵌着、接合
されている。
【0019】シールドパイプ55は、円形孔52に連続
して先端部本体31の後端まで貫通形成された矩形孔5
6内に嵌挿されており、シールドパイプ55内には、例
えば電荷結合素子(CCD)からなる固体撮像素子10
が受光面11を前方に向けて固定されている。
【0020】そして、その前面に貼られたカバーガラス
13の前面には、色補正フィルタ58が貼着されてい
る。59は、光路周辺の不要光を遮光するための遮光マ
スクである。
【0021】シールドパイプ55内には、その部分を拡
大図示する図4にも示されるように、固体撮像素子10
に入出力される信号を処理するための電子部品61が、
配線基板62に取り付けて固体撮像素子10の後側に配
置されている。そして、信号ケーブル63がそこから後
方に引き通されている。
【0022】シールドパイプ55内に配置された部品の
外周面とシールドパイプ55の外周面には、各々絶縁テ
ープ64,65が巻き付けられていて、シールドパイプ
55とその内外との間を電気絶縁している。
【0023】固体撮像素子10には、TAB(テープオ
ートメイティングボンディング)適用の可撓性基板20
が取り付けられていて、その可撓性基板20のリード2
3の後端部分が内側に折り曲げられて、そこに配線基板
62が固着されている。
【0024】固体撮像素子10と可撓性基板20とは、
シールドパイプ55内に組み込まれる前に、予め図5に
示されるように、固体撮像素子10の受光面11と同方
向にその両側に設けられたパッド部12に、可撓性基板
20のインナーリード22の先端をボンディングして接
続される。そして、受光面11とボンディング部とを覆
うように、カバーガラス13が接合される。
【0025】21は、可撓性基板20の補強板であり、
例えばポリイミド樹脂などのような電気絶縁性の薄板に
よって形成されている。そして、配線基板62に接続す
るためのリード23が、補強板21から外方向に向けて
配置されている。インナーリード22とリード23と
は、共に銅材等によって形成されている。
【0026】このように構成された固体撮像素子10と
可撓性基板20のユニットは、シールドパイプ55内に
組み込まれる際には、インナーリード22が固体撮像素
子10の側面に沿って受光面11の後方に向かうように
折り曲げられる。
【0027】図1は、そのようにインナーリード22が
折り曲げられた状態を示しており、固体撮像素子10の
側面とインナーリード22との間を電気的に絶縁するた
めに、インナーリード22が沿う固体撮像素子10の側
面には、例えばポリエステル又はポリイミド等からなる
薄い電気絶縁性のテープ70が貼付されている。
【0028】その絶縁テープ70の前端部は固体撮像素
子10の前端と同位置にあり、後端部は、固体撮像素子
10の後端より後方まで延出して配置されていて、固体
撮像素子10の側面とインナーリード22との間の電気
絶縁が確保されている。
【0029】絶縁テープ70の厚さは、0.01mm〜
0.1mmの範囲にある。したがって、図1に示される
ように、インナーリード22を折り曲げた後の固体撮像
素子10と可撓性基板20のユニットの組み上がり外形
寸法Lが小さいので、先端部本体31の径を細く形成す
ることができ、患者にとって苦痛の小さい優れた挿入性
を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、インナーリードが沿う
固体撮像素子の側面に電気絶縁性のテープを貼付したこ
とにより、固体撮像素子の側面とインナーリードとの間
の電気絶縁を確保し、しかもインナーリードを折り曲げ
た後の固体撮像素子と可撓性基板のユニットの組み上が
り外形寸法を小さくすることができる。その結果、固体
撮像素子が組み込まれる内視鏡の挿入部先端の外形を細
く形成することができ、患者にとって苦痛の小さい優れ
た挿入性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の固体撮像素子と可撓性基
板のユニットのインナーリード折り曲げ後の状態の側面
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の固体撮像素子が組み込ま
れた内視鏡の挿入部先端の側面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の III−III 断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の内視鏡の挿入部先端内に
組み込まれた固体撮像素子周辺の部分拡大側面断面図で
ある。
【図5】固体撮像素子と可撓性基板のユニットのインナ
ーリード折り曲げ前の状態の正面図である。
【図6】従来の固体撮像素子と可撓性基板のユニットの
インナーリード折り曲げ後の状態の側面断面図である。
【符号の説明】
10 固体撮像素子 11 受光面 12 パッド部 20 可撓性基板 21 補強板 22 インナーリード 23 リード 70 絶縁テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体撮像素子に受光面と同じ向きに設けら
    れたパッド部に可撓性基盤のインナーリードをボンディ
    ングして、上記インナーリードを、上記固体撮像素子の
    側面に沿って上記受光面の後方に向かうように折り曲げ
    て配置した電子内視鏡において、 上記インナーリードが沿う上記固体撮像素子の側面に、
    電気絶縁性のテープを貼付したことを特徴とする電子内
    視鏡。
  2. 【請求項2】上記絶縁テープの厚さが0.01mm〜
    0.1mmの範囲にある請求項1記載の電子内視鏡。
  3. 【請求項3】上記絶縁テープの後端が、上記固体撮像素
    子の後端より後方に位置している請求項1又は2記載の
    電子内視鏡。
JP9003435A 1997-01-13 1997-01-13 電子内視鏡 Pending JPH10192234A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9003435A JPH10192234A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 電子内視鏡
US09/005,752 US6142930A (en) 1997-01-13 1998-01-12 Electronic endoscope having compact construction
GB9800698A GB2321132B (en) 1997-01-13 1998-01-13 Electronic endoscope
GB0126970A GB2365999B (en) 1997-01-13 1998-01-13 Electronic endoscope
DE19800931A DE19800931A1 (de) 1997-01-13 1998-01-13 Elektronisches Endoskop

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9003435A JPH10192234A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 電子内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10192234A true JPH10192234A (ja) 1998-07-28

Family

ID=11557292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9003435A Pending JPH10192234A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 電子内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10192234A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6142930A (en) Electronic endoscope having compact construction
US5305736A (en) Distal end part of endoscope
JP5175639B2 (ja) 内視鏡およびその組立方法
JP3905152B2 (ja) 内視鏡用の撮像装置
JPH0865579A (ja) 固体撮像装置
JP2828116B2 (ja) 固体撮像装置
JP3417777B2 (ja) 電子内視鏡
JP4159131B2 (ja) 内視鏡
JPH10192235A (ja) 電子内視鏡
JPH10192219A (ja) 電子内視鏡の先端部
JP2991536B2 (ja) 前方視型電子内視鏡の先端部
JPH10192234A (ja) 電子内視鏡
JPH0785131B2 (ja) 内視鏡
JP4119553B2 (ja) 内視鏡
JPH05261064A (ja) 電子内視鏡の先端部
JP3583661B2 (ja) 内視鏡
JP2660130B2 (ja) 電子内視鏡
JP2942396B2 (ja) 内視鏡の先端部
JP3787170B2 (ja) 内視鏡の対物レンズ部
JP2001136421A (ja) 撮像装置
JPS6240414A (ja) 内視鏡
JPH10211167A (ja) 電子内視鏡の先端部
JP3462544B2 (ja) 電子内視鏡の先端部
JP3450455B2 (ja) 前方視型処置用電子内視鏡
JPH05130972A (ja) 電子内視鏡の先端部