JPH10191388A - 画像記録装置、方法及びコンピュータ可読メモリ - Google Patents

画像記録装置、方法及びコンピュータ可読メモリ

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JPH10191388A
JPH10191388A JP8350176A JP35017696A JPH10191388A JP H10191388 A JPH10191388 A JP H10191388A JP 8350176 A JP8350176 A JP 8350176A JP 35017696 A JP35017696 A JP 35017696A JP H10191388 A JPH10191388 A JP H10191388A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/8205Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な撮影条件で得られた動画データを適切
にCMS処理する。 【解決手段】 動画データを媒体に記録ヘッド108に
より記録する際に該動画データを他の色空間に変換する
ための変換特性データを例えば図3に示すように前記動
画データとともに前記媒体に記録することを有すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特性が変化する入力
装置からの動画データに対しても最適な変換処理が行え
るような画像記録装置方法及びコンピュータ可読メモリ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ディジタル符号化技術の発展によ
り、画像データを圧縮符号化しディジタル記録する方式
が確立され、ビデオカメラなどで撮影した映像を高品質
のまま記録することが可能になってきた。一方、ホスト
コンピュータを中心としたマルチメディアシステムにお
いては、画像データの入力装置と出力装置の間で色見を
合わせるためのカラーマッチングシステム(以後CMS
と表記)の研究が盛んになってきている。代表的なCM
Sの枠組の一つであるColor Syncでは入力装
置の固有色空間(Device Dependent
Color Space)から、共通の色空間(Ind
ependent Color Space)への変換
を行うことにより、共通化されたCMSを実現してい
る。この変換処理のために固有色空間の変換特性を表し
たデータ(Inter Color Profile)
が、ホストコンピュータ内に各装置ごとに用意され、変
換の際に自動もしくは手動で選ばれた変換特性によって
色空間が変換される。
【0003】図13は従来の画像記録技術とCMSの関
係を示す図である。端子1301より入力されたディジ
タル画像データは、誤り訂正符号化回路1302におい
て記録媒体で発生するデータ誤りを訂正するためのパリ
ティデータを付加され、記録変調回路1303において
記録媒体上に記録するための変調等の処理を受け、記録
ヘッド1304によって媒体に記録される。
【0004】一方CMSのための色空間特性データはあ
らかじめホストコンピュータのdeta file 1
305として固定的に用意されるため、記録されたディ
ジタル画像データの特性を動的に反映したものではな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは、
フラットベッドスキャナのようにホストコンピュータに
直接接続され、入力装置自体の特性も変化しない状況で
はホストコンピュータに備えられた変換特性データを使
うことによってCMSの効果が期待できる。
【0006】しかしながら圧縮符号化されたディジタル
画像データの様に実際の取り込み時の特性が特定できな
い様なデバイス、特にビデオカメラ画像のように撮像時
の調整状態に大きく左右される信号を、ディジタル符号
化し記録されたデータを入力としてCMSを行いたい場
合、ホストコンピュータ内に用意された変換特性データ
では十分な効果が期待できないばかりか、適合しない特
性により誤った変換となることが問題であった。
【0007】本発明はかかる点に鑑みて良好に色空間変
換処理を行うことができる画像記録装置、方法及びコン
ピュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は上
述の目的を達成するために動画データを媒体に記録する
第1記録手段、該動画データを他の色空間に変換するた
めの変換特性データを前記動画データとともに前記媒体
に記録する第2記録手段とを有することを特徴とする。
【0009】又、本出願の第2の発明は上述の目的を達
成するために動画データを媒体に記録するに際して、該
動画データを他の色空間に変換するための変換特性デー
タを前記動画データとともに前記媒体に記録することを
有することを特徴とする。
【0010】前記変換特性を前記動画データの所定期間
毎の画像データに付加して記録することを特徴とする請
求項13記載の画像記録方法。
【0011】前記所定期間はNフレーム期間であること
を特徴とする請求項14記載の画像記録方法。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。
【0013】尚、本発明の実施例において処理されるデ
ィジタル画像データは、DCT等を用いる圧縮符号化技
術によって圧縮符号化されたものであってもかまわな
い。
【0014】図1は本発明の一実施例のディジタル画像
記録装置の構成を示すブロック図である。端子101に
はディジタル画像データが入力され、端子102には前
記ディジタル画像データの色空間特性を表す色空間特性
データが入力される。色空間特性データの例としては、
Inter Color Profileと呼ばれる規
格にあるような、異なった色空間への変換特性を表すP
rofileデータ等が考えられる。スイッチ回路10
3は端子102からの色空間特性データを、端子104
から供給される色空間特性付加周期信号によって与えら
れる所定の周期でデータ多重回路105に供給する。図
2は色空間特性付加周期信号の例を示す図である。この
例では色空間特性データは動画像のフレーム周期毎に付
加される。
【0015】しかしながらかかる色空間特性付加周期信
号は図2に示すようにフレーム毎に限らず可変フレーム
伝送の場合であれば所定時間毎でもよいし、数フレーム
毎でもよい。又、撮影条件が変わる度でもよい。このよ
うに、色空間特性データを所定周期で記録することによ
り、リアルタイムで変化する色空間特性に追従すること
ができ、また動画データの一部を取り出した場合でも、
正しい色空間特性を得ることが可能である。
【0016】データ多重化回路105では前記ディジタ
ル画像データのフォーマット内に色空間特性データを多
重化する。データ多重化の例を図3に示す。この例では
画像データ内のサブコードエリアに色空間特性データA
が多重化されている。多重化されたデータは、誤り訂正
符号化回路106において、記録媒体の欠陥等で生じる
再生データ誤りを訂正するためのパリティデータを付加
され、記録変調回路105において媒体記録のための変
調等の処理を受け、記録ヘッド106によって媒体に記
録される。
【0017】図4は画像データの入力特性によって色空
間特性データを選択し、記録する第2の実施例の構成例
である。端子401にはディジタル画像データが入力さ
れ、端子402には前記ディジタル画像データの入力特
性データが入力される。画像入力特性データの例として
はビデオカメラのホワイトバランス、AE、ガンマとい
った入力装置の調整情報、測色装置等の外部測定に基づ
く測定情報、撮影者がマニュアルで指定した撮影情報等
がある。
【0018】画像入力特性データは色空間特性データ変
換回路403において、前述のような色空間特性データ
に変換される。スイッチ回路404は403からの色空
間特性データを、端子405から供給される、例えば図
2で示されるような色空間特性付加周期信号によって与
えられる所定の周期で、データ多重回路406に供給す
る。
【0019】データ多重化回路406では前記ディジタ
ル画像データのフォーマット内に、例えば図3のように
サブコードエリアを用いて色空間特性データを多重化す
る。多重化されたデータは、誤り訂正符号化回路407
において、記録媒体の欠陥等で生じる再生データ誤りを
訂正するためのパリティデータを付加され、記録変調回
路408において媒体記録のための変調等の処理を受
け、記録ヘッド409によって媒体に記録される。
【0020】403における画像入力特性データから色
空間特性データへの変換は、入力装置の特性を表す関数
を用いた写像によっても可能であるが、回路構成の簡単
化のためにあらかじめ用意されたテーブルを用いる色空
間特性データ変換回路の構成例を図5に示す。端子50
1より入力された画像入力特性データは、色空間特性I
NDEX変換回路502において色空間特性データを選
択するためのINDEXに変換される。このINDEX
は、あらかじめ画像入力特性データに対して測定された
色空間特性データを対応させて番号付けを行ったもので
ある。この実施例ではINDEXに関しても入力特性に
対するINDEX Table 503を用いて変換を
行っているが、単純な閾値処理で近似できるような入力
システムにおいては色空間特性INDEX変換回路50
2を閾値回路を使って構成することもできる。502か
ら供給されるINDEXに従って、色空間特性データ選
択回路504ではProfile Table505か
ら、あらかじめ測定された色空間特性データを選択し、
端子506より出力する。
【0021】処理する入力特性の数(レンジ)Mと変換
後の色空間特性データの個数Nは一致する必要はなく、
あるレンジの入力を同一の色空間特性データに変換する
ことによりProfile Tableのデータ量を削
減することも可能である。図6は画像入力特性と該入力
特性に対応して設定されるProfile #を示す図
である。図6において、画像入力特性の晴天に相当する
レンジの画像入力特性は全てはProfile #1
に、同様に曇天に相当する画像入力特性は全てProf
ile #2に、屋内に相当する画像入力特性は全てP
rofile #3に変換することにより、撮影条件の
大きく異なった場合の特性を、3種の色空間特性データ
によって補正することが可能である。これは図5の50
3のINDEX Tableにおいて、図7に示すよう
に、あるレンジの入力特性に対して同一のINDEXを
出力し、505のProfile Tableにはこれ
に対応した色空間特性データを持つことによって実現で
きる。
【0022】しかしながら本発明はかかるレンジ−色空
間特性データの変換に限るものではない。
【0023】次に色空間特性データそのもののかわり
に、色空間特性データを選択するための色空間特性IN
DEXを画像データに多重化して記録する第3の実施例
を図8に示す。一般に、色空間特性データの種類が限定
されている場合、特性データそのものを記録するより、
それを選択するためのINDEX情報を記録した方が、
記録するデータ量は少なくて済む。
【0024】端子801にはディジタル画像データが入
力され、端子802には前記ディジタル画像データの入
力特性データが入力される。
【0025】画像入力特性データは色空間特性INDE
X変換回路803において、前述のような色空間特性I
NDEXに変換される。スイッチ回路804は803か
らの色空間特性INDEXを、端子805から供給され
る、例えば図2で示されるような色空間特性付加周期信
号によって与えられる所定の周期で、データ多重回路8
06に供給する。
【0026】データ多重化回路806では前記ディジタ
ル画像データのフォーマット内に、例えば図12のよう
にデータエリアとは別のサブコードエリアを用いて色空
間特性INDEXを多重化する。多重化されたデータ
は、誤り訂正符号化回路807において、記録媒体の欠
陥等で生じる再生データ誤りを訂正するためのパリティ
データを付加され、記録変調回路808において媒体記
録のための変調等の処理を受け、記録ヘッド809によ
って媒体に記録される。
【0027】803における画像入力特性データから色
空間特性INDEXへの変換は、入力装置の特性を表す
関数を用いた写像によっても可能であるが、回路構成の
簡単化のためにあらかじめ用意されたテーブルを用いる
色空間特性INDEX変換回路の構成例を図9に示す。
【0028】端子901より入力された画像入力特性デ
ータは、色空間特性INDEX変換回路902において
色空間特性データを選択するためのINDEXに変換さ
れ、端子903より出力される。このINDEXは、あ
らかじめ画像入力特性データに対して測定された色空間
特性データを対応させて番号付けを行ったものである。
この実施例では入力特性に対するINDEX Tabl
e 904を用いて変換を行っている。本発明はテーブ
ルを用いずに入力特性を示すパラメータと予め決められ
た閾値との比較処理によってINDEX Tableに
相当する処理を近似できるような入力システムにおいて
は色空間特性INDEX変換回路902を閾値回路を使
って構成することもできる。
【0029】図10に第3実施例の再生回路の構成例を
示す。再生ヘッド1001より再生される記録データ
は、記録復号化回路1002において復号され、誤り訂
正回路1103においてデータ誤りの訂正処理が行われ
る。データ分離回路1004では、たとえば図12の例
で示されるように画像データ内のサブコードエリアを用
いて伝送された色空間特性INDEXを分離し、画像デ
ータ処理回路1100へ画像データを、色空間特性デー
タ選択回路1006に色空間特性INDEXを供給す
る。色空間特性データ選択回路1006では図11で示
されるように、Profile Table 1103
から、あらかじめ測定された色空間特性データを検索
し、端子1007より出力する。
【0030】次にかかる色空間特性データを用いて画像
処理回路1100を用いて色空間変換処理が行われる。
かかる画像処理回路1100としてはマトリックス演算
を用いたカラーマネジメント処理が行われる。尚かかる
色空間変換処理はテーブルを用いた処理でもよいし、他
の演算を用いた処理でもよい。
【0031】以上述べてきたように、本実施例によれ
ば、ディジタル画像データを記録する際、該ディジタル
画像データを他の色空間に変換するための色空間変換特
性をディジタル画像データに付加して記録することによ
り、再生時に、記録された色空間変換特性を用いて最適
な色空間変換が行えるディジタル画像記録装置が実現で
きる。また、色空間特性データを動画像データに対して
所定周期で記録することにより、リアルタイムで変化す
る色空間特性に追従することができ、また動画像データ
の一部を取り出した場合でも、正しい色空間特性を得る
ことが可能である。
【0032】次に本実施例のデータ多重化105におい
て実施される多重の一例として伝送路をIEEE139
4と呼ばれる規格に従った多重伝送方法について説明す
る。かかる方式ではシリアルバス(以下1394バス)
で実現する。そしてパケット形式は1394バスの転送
方式であるアイソクロナス転送方式と、アシンクロナス
転送方式に基づいてパケットを形成する。データ量が多
い画像データのパケット化はアイソクロナス転送方式に
基づいて行われる。データ量が少なく時々転送される色
空間特性データのパケット化にはアシンクロナス転送方
式に基づいてパケット化がされ転送される。
【0033】ここでアシンクロナス転送のパケットフォ
ーマット図を図22に、アイソクロナス転送のパケット
フォーマット図を図23に示す。
【0034】アシンクロナスパケットには、データ部及
び誤り訂正用のデータCRCの他にはヘッダ部があり、
そのヘッダ部には図22に示したように、目的ノードI
D、ソースノードID、転送データ長さや各種コードな
どが書き込まれ、転送が行われる。
【0035】アイソクロナスパケットは与えられたチャ
ネル番号で分類されており、各種のパケットにはそれぞ
れデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他にヘッダ
部があり、そのヘッダ部には図23に示したような、転
送データ長やチャネルNO、その他各種コード及び誤り
訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送が行われ
る。
【0036】画像データのパケット化回路303では図
23のようなパケットを構成し、色空間特性データのパ
ケット化回路304では図22のようなパケットが構成
される。
【0037】換言すれば画像データは図23のデータフ
ィールドにパケット化され、色空間特性データは図22
のデータフィールドにパケット化される。かかる転送の
タイミングチャートを図14に示す。
【0038】図22において図中の各フィールドの意味
を以下に示す。
【0039】目的ノードID:トランザクション相手の
ノードID番号 tl(トランザクション・ラベル):自分と相手に関係
するトランザクションであることを認識できるようにす
るための固有値 rt(リトライ):ビジー時のリトライ方法に関する情
報 tCode:このパケットが規定されるトランザクショ
ンコード priority:(アプリケーションレイヤが使うた
めの領域) ソース・ノードID:送り元のID番号 packet type specific info
mation:rCode(応答が失敗したか成功した
かを示す値)等を格納する〈要求パケットでは読み出し
要求を出すアドレスを示す〉 データ長さ:データ・フィールドの長さを示す extended tCode:(tCodeの更に下
位を記録する) ヘッダ/データCRC:誤り訂正用のCRC(要求パケ
トではヘッダCRCのみ) データ・フィールド:転送されるアイソクロナスデータ
(応答パケットのみ)
【0040】又図23において図中の各フィールドの意
味を以下に示す。
【0041】データ長:ヘッダの後に続くデータ・フィ
ールドのバイト長を規定する TAG:アイソクロナスが運ぶデータのフォーマットを
指定 チャネルNo.:パケットデータの転送に与えられた論
理的な番号 tCode:このパケットのトランザクション・コード
(ここではアイソクロナス転送を示す) sy:トランザクションレイヤ専用の同期情報をやり取
りする為の値 ヘッダCRC:ヘッダに対する誤り訂正用のCRC(リ
ンクレイヤにて生成される) アイソクロナスデータ:転送されるアイソクロナスデー
タ データCRC:データに対する誤り訂正用のCRC(リ
ンクレイヤにて生成される)
【0042】このときの多重のしかたは、1394バス
の仕様に則ったものであり、所定のアイソクロナスサイ
クルに乗じて、図7のような各パケットの遷移状態とな
るように処理される。
【0043】次に図17を用いて動画像データに対する
CMS処理を図面を用いて説明する。
【0044】本実施形態ではサブコードエリアに色空間
特性データを多重化された場合のCMS処理の構成を図
17に示す。
【0045】本実施形態では、色空間特性データは、各
ブロック毎にサブコードとして付加されている。
【0046】このように動画像データは、伝送路復号化
210、誤り訂正209及びデータ分離210で構成さ
れるデータ受信部213によって、1ブロック分の画像
データと色空間特性データに分離される。
【0047】色空間特性データは、プロファイル格納部
215に入力画像データに対するプロファイルとして格
納される。CMS処理部214では、格納されたプロフ
ァイルを入力プロファイルとして用いて、入力装置対応
CMS処理を行うとともに、予め設定されている出力装
置に対応する出力装置対応CMS処理を行う。
【0048】ここで、対象画像データが動画像であるの
で、シーンチェンジ等によって画像の途中で色空間特性
データが変化する可能性がある。したがって、ブロック
毎に分離された色空間特性データが前ブロックに付加さ
れていた色空間特性データと異なるか否かをCPU17
が判定し、異なった場合に該色空間特性データを入力プ
ロファイルとしてプロファイル格納部215に格納する
とともに、入力装置CMS処理を該入力プロファイルを
用いたCMS処理に変更する。
【0049】このように、本実施形態によれば、動画像
の途中における色空間変換特性の変化に対応したCMS
処理をリアルタイムに行うことができる。
【0050】本実施例においてはブロック毎に付加され
る色空間特性データの変更に基づき入力装置対応CMS
処理のみを変更することによりシーンチェンジに対応す
ることができる。
【0051】なお、色空間特性データはブロック毎に付
加せずに、特性が変化するブロックのみに付加するよう
にしても構わない。
【0052】また、上述の各実施例におけるプロファイ
ルは例えば3×3のマトリクス等の変換関数を示すデー
タでも構わないし、テーブルデータでも構わない。もち
ろん、Inter Color profile等の所
望の規格にそった形式でも構わない。
【0053】本実施例によれば、常に画像に適した色空
間変換特性を提供することができる。
【0054】また、本実施例によれば、撮影条件に適し
たプロファイルを選択することができる。
【0055】また、本実施例によれば動画像に対して色
がマッチングした再生画像を得ることができる。
【0056】又実施例の処理の手順をコンピュータで実
施する様にしてもよい。
【0057】かかる場合には上述の各処理の手順を示す
プログラムコンピュータにより読み取り可能に予め媒体
に格納しておき、コンピュータによりかかるプログラム
を読み出し、本実施例の手順をコンピュータが実施する
場合も本発明に含まれる。かかる場合媒体としてはRO
M、RAM、コンピュータにより読み取り可能なディス
ク等であってもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明に依れば動画データを他の色空間
に変換するための変換特性データを媒体に記録するよう
にしているので、後に動画データを再生するに際して良
好な色空間変換処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディジタル画像記録装置の
実施例を示す図。
【図2】色空間特性データの付加周期信号を示す図。
【図3】画像データ内のサブコードエリアに多重化され
た色空間特性データを示す図。
【図4】画像データの入力特性によって色空間特性デー
タを選択し、記録する第2実施例を示す図。
【図5】画像入力特性データから色空間特性データへの
変換を示す図。
【図6】あるレンジの入力を同一の色空間特性データに
変換することを示す図。
【図7】あるレンジの入力特性に対して同一のINDE
Xを出力するINDEX Tableの図。
【図8】色空間特性INDEXを画像データに多重化し
て記録する第3実施例を示す図。
【図9】画像入力特性データから色空間特性INDEX
への変換を示す図。
【図10】多重化された色空間特性INDEXを再生回
路の構成例を示す図。
【図11】色空間特性INDEXから色空間特性データ
への変換を示す図。
【図12】画像データ内のサブコードエリアに多重化さ
れた色空間特性INDEXを示す図。
【図13】従来の画像記録技術とCMSの関係を示す
図。
【図14】データ多重化105における多重の一例を示
す図。
【図15】本実施例の多重化のアシンクロナス転送のパ
ケットフォーマット。
【図16】本実施例の多重化のアイソクロナス転送のパ
ケットフォーマット。
【図17】本実施例のCMS処理の構成を示すブロック
図。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画データを媒体に記録する第1記録手
    段、 該動画データを他の色空間に変換するための変換特性デ
    ータを前記動画データとともに前記媒体に記録する第2
    記録手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2記録手段は変換特性を前記動画
    データの所定期間毎の画像データに付加して記録するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記所定期間はNフレーム期間であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記動画データと前記変換特性データは
    1394規格に従って伝送されることを特徴とする請求
    項1記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記動画データは1394規格のアイソ
    クロナス転送に従って転送されることを特徴とする請求
    項4の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記変換特性データは1394規格のア
    シンクロナス転送に従って転送されることを特徴とする
    請求項4の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第2記録手段は前記色空間変換特性
    データをディジタル画像データサブコード情報内に付加
    して記録することを特徴とする、第1項記載のディジタ
    ル画像記録装置。
  8. 【請求項8】 ディジタル画像データの入力特性を表す
    情報によって、複数の変換特性データから1つを選択し
    て記録することを特徴とする、第1項記載の画像記録装
    置。
  9. 【請求項9】 複数の入力特性からなるグループに対し
    て1つの色空間変換特性を割り当てることにより、M個
    (MはM≧1の整数)の入力特性に対して、N個(Nは
    M≧N≧1の整数)の変換特性データを備えることを特
    徴とする、第1項記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記動画データが圧縮符号化データで
    あることを特徴とする、第1項記載のディジタル画像記
    録装置。
  11. 【請求項11】 前記動画データは直交変換を用いた圧
    縮符号化データであることを特徴とする、第10項記載
    のディジタル画像記録装置。
  12. 【請求項12】 前記変換特性データは前記動画データ
    を入力する手段の入力特性を示すデータであることを特
    徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 動画データを媒体に記録するに際し
    て、該動画データを他の色空間に変換するための変換特
    性データを前記動画データとともに前記媒体に記録する
    ことを有することを特徴とする画像記録方法。
  14. 【請求項14】 前記変換特性を前記動画データの所定
    期間毎の画像データに付加して記録することを特徴とす
    る請求項13記載の画像記録方法。
  15. 【請求項15】 前記所定期間はNフレーム期間である
    ことを特徴とする請求項14記載の画像記録方法。
  16. 【請求項16】 前記動画データと前記変換特性データ
    は1394規格に従って伝送されることを特徴とする請
    求項13記載の画像記録方法。
  17. 【請求項17】 前記動画データは1394規格のアイ
    ソクロナス転送に従って転送されることを特徴とする請
    求項16の画像記録方法。
  18. 【請求項18】 前記変換特性データは1394規格の
    アシンクロナス転送に従って転送されることを特徴とす
    る請求項16の画像記録方法。
  19. 【請求項19】 前記第2記録手段は前記色空間変換特
    性データをディジタル画像データサブコード情報内に付
    加して記録することを特徴とする、第13項記載の画像
    記録方法。
  20. 【請求項20】 ディジタル画像データの入力特性を表
    す情報によって、複数の変換特性データから1つを選択
    して記録することを特徴とする、第13項記載の画像記
    録装置。
  21. 【請求項21】 複数の入力特性からなるグループに対
    して1つの色空間変換特性を割り当てることにより、M
    個(MはM≧1の整数)の入力特性に対して、N個(N
    はM≧N≧1の整数)の変換特性データを備えることを
    特徴とする、第13項記載の画像記録装置。
  22. 【請求項22】 前記動画データが圧縮符号化データで
    あることを特徴とする、第13項記載のディジタル画像
    記録装置。
  23. 【請求項23】 前記動画データは直交変換を用いた圧
    縮符号化データであることを特徴とする、第22項記載
    のディジタル画像記録装置。
  24. 【請求項24】 前記変換特性データは前記動画データ
    を入力する手段の入力特性を示すデータであることを特
    徴とする請求項13記載の画像記録方法。
  25. 【請求項25】 前記方法をコンピュータが実施可能な
    様に読み出し可能に格納したコンピュータ可読媒体。
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