JP2011014954A - 記録装置および再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来技術では、光学ズームの最大倍率を超えるズーム映像を記録、再生する場合、記録機器内部のズーム機能を用いてデジタルズーム処理しているため、記録機器内部のズーム品質を越えるズーム画像の再生は出来ない。
【解決手段】
光学ズームの最大倍率を超えるズーム映像の記録再生を行なう場合、カメラで記録されたズーム情報を基に光学ズームの最大倍率で得られた画像データを、再生機器側に搭載されたスケーラを用いてズーム処理することで、より高画質なデジタルズーム画像の表示を可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録装置および再生装置に関する。例えば、撮影機器側で指示された撮影情報を記録映像データと共に記録し、再生機器側で、撮影情報を元に再生画像に対して画像処理を行なうことで、更なる高画質化を実現することの出来るシステム、方法及び機器に関する。
本技術分野の背景技術として、例えば、特開2000−350079号公報(特許文献1)がある。該公報には、課題として「電子ズーム機能を有するテレビジョンカメラにおいて、メモリに記憶された映像信号に対し、その記憶時に平行してテレビジョンカメラから出力される映像信号に施されていたのと同じ電子ズーム処理を、そのメモリからの映像信号に対してより簡便に実施する」と記載され、解決手段として「映像信号を記録し、映像信号を電子ズーム拡大するための補間処理をその映像信号に施し、その補間処理に関わる電子ズーム倍率または電子ズーム対象範囲あるいはその両方を示す電子ズーム情報を、記録された映像信号と関連付けて記録する」と記載されている(要約参照)。
また、本技術分野の別の背景技術として、例えば、特開平01―146476号公報(特許文献2)がある。該公報には、課題として「高感度にするためにはテレビカメラが重く大きくなるという欠点があった。また、前記特殊カメラの方式によればNTSCなど標準のテレビジョン信号を簡便には撮り出せない欠点があった。また、長時間露光機能付テレビカメラを実現するためには特殊な装置を必要とし、一般的には実施困難であった」と記載され、解決手段として「露光時間を制御可能な撮像素子と、該撮像素子の出力を受けて1フィールド又は1フレーム分の映像信号を記憶する記憶装置とを有し、前記撮像素子により複数フィールド期間連続した露光動作が行われている間は前記記憶装置よりの同一の映像信号を出力するように構成されたテレビカメラ装置。」と記載されている。
特開2000−350079号公報(第1頁、図1) 特開平01−146476号公報(第1頁、図1)
上記特許文献1に記載の技術では、ズーム処理はテレビジョン内部の同一スケーラを用いてズーム処理しており、より高画質なズーム処理を行なう事は出来ない。また、記録部と再生部が一体となった構成であるため、再生部の機能に応じて記録データを切り替えることは出来ない。
上記特許文献2に記載の技術では、スローシャッターによる高感度記録中は同一の映像信号を出力するようになっており、滑らかなフレーム間の動きを表現することが出来ない。
上記課題の全部または一部は特許請求の範囲に記載の発明により解決または改善する。
例えば、ビデオカメラを再生機器に接続して動画像を視聴する場合、ビデオカメラでの撮影時に、撮影に付随する情報を映像符号化データと共に記録し、再生機器側で撮影に付随する情報を用いて動画像の画像処理を行うことで、より高画質再生可能とする。
例えば、撮影に付随する情報の一例としてズーム倍率情報を考えた場合、ズーム倍率情報を基に、再生機器に搭載された高品位なスケーラ機能を用いて、ズーム処理することで、より高品位なズーム画像の再生及び表示を可能とする。
例えば、撮影に付随する情報の一例としてシャッタースピード情報を考えた場合、シャッタースピード情報を基に、同一フレーム画を検出し、再生機器に搭載された高品位なフレーム補間機能を用いて、同一フレーム画像をフレーム補間画像で置き換えることで、スローシャッターを用いた高感度撮影時においても滑らかな動画像の再生及び表示を可能とする。
本発明によれば、動画像記録再生装置の高画質化を実現できる。例えば、撮影機器側で指示された撮影情報を記録映像データと共に記録し、再生機器側で、撮影情報を元に再生画像に対して画像処理を行なうことで、更なる高画質化を実現することが出来る。
本実施例を具体化するシステムの一例である 図1における、撮影情報と画像処理の一例 本実施例を具体化するシステムの別の一例である 本実施例を具体化するシステムの別の一例である 図1における再生制御情報格納方式の一例である 図5における再生制御情報の一例である 図5における再生制御情報の一例である 図6(B)を用いたズームの一例である 図1における、動作フローの一例である 図1における再生機器側の動作フローの一例である 図1における画像処理部の詳細な一例である 図1において、ズーム処理された動画像の一例である 図1において、ズーム処理された動画像の別の一例である 本実施例を具体化するシステムの別の一例である 図12において、記録画像をモニタに表示する方法の一例である 本実施例を具体化するシステムの別の一例である 本実施例を具体化するシステムの別の一例である 再生機器の種類に応じたデータ出力、及び再生機器での再生動作時の、本実施例を具体化する動作フローの一例である 図1におけるカメラ入力部10の詳細な一例である 図1における映像符号化部11aの詳細な一例である 図3における映像符号化部11bの詳細な一例である 図1における画像処理部21aの詳細な一例である 図1において、フレーム補間処理された動画像の一例である 図1における画像処理部21aの詳細な別の一例である 図1における画像処理に応じたモニタへのアイコン表示フローの一例である 図1における画像処理に応じたモニタへのアイコン表示フローの別の一例である 図1における画像処理部での画像処理とそれに伴うモニタへのアイコン表示フローの一例である 本実施例を具体化するシステムの別の一例である
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本実施例による動画像記録再生システム1の典型的な一例である。以下、図1を説明する。
記録装置2は、動画像を記録する装置であり、撮像光100を取り込み、符号化した後に、動画撮影時に取得可能な撮影情報と共に蓄積部13に記録するブロックである。
撮影情報103の一例として、動画撮影時におけるズーム倍率情報、シャッタースピード情報、その他画像の特徴を示す情報などがある。ズーム倍率情報の一例として、ユーザによるズーム操作に伴うズーム倍率、ズーム時間間隔、ズーム時間間隔中のズーム倍率変化率を示すズーム速度などがある。シャッタースピード情報の一例として、動画撮影時の照度によって変化させるシャッタースピード値とシャッタースピード更新時刻がある。また、シャッタースピード情報の別の一例として、所定の期間中に、所定の変化率でシャッタースピードを変化させる場合の期間情報、変化率情報がある。その他画像の特徴を示す情報の一例として、所定時刻におけるコントラスト値や、所定時刻期間におけるコントラスト値変化率や、コントラストの変化を示す情報などがある。
また、記録した映像符号化データを映像復号化処理により動画像を生成し、撮影情報を元に生成する再生制御情報と共に動画像108を出力するブロックである。
再生制御情報は、撮影情報を含む情報であっても良いし、撮影情報を元に生成される情報であっても良い。再生制御情報は、記録装置2の出力形式にあわせてコマンド化しても良いし、動画像に付加してもよい。出力形式の一例としてHDMIがある。この場合、コマンドの一例としてHDMI−CECに基くコマンドがある。
再生装置3は、記録装置2が出力する動画像及び再生制御情報108を入力し、再生制御情報を用いて動画像に対して画像処理を行なった後、モニタ表示するブロックである。
記録装置2から再生装置3への動画像及び再生制御情報108の伝送手段の一例として、HDMI、USB、LANなどを用いた接続や、Blu−rayディスク、DVDディスク、ハードディスクなどの光メディア、ホログラム記録媒体、内蔵SRAM、SDRAM、フラッシュメモリ、SDカードなどの半導体メモリを介した接続などがある。
動画像の表示は、再生装置3内部のモニタ23に表示しても良いし、外部接続されたモニタに表示してもよい。
記録装置2は、カメラ入力部10、映像符号化部11a、記録部12a、蓄積部13、映像復号化部14a、出力部15a、ユーザインタフェース部16で構成される。
ユーザインタフェース部16は、撮影時に、ユーザから記録装置2に対して撮影方法を指示するユーザ指示114を入力とし、ユーザ指示114に従い、カメラ入力部10にユーザ指示情報115を供給するブロックである。ユーザ指示114の一例として、ズーム倍率指示、シャッタースピード指示、デジタル入力画像に対する画質補正指示、撮影モード(例えば、スポーツモード、夜景モード、オート撮影モード)指示などがある。画質補正の一例として、コントラスト補正、ガンマ補正などがある。
カメラ入力部10は、撮像光100を取り込み、ユーザインタフェース部16からのユーザ指示情報115に従い、デジタル入力画像101及び撮影情報103を生成するブロックである。
カメラ入力部10内部に照度センサ、傾きセンサ、加速度センサなどの各種センサを持っていてもよく、これら各種センサから得られる情報を用いてデジタル入力画像に対する画像処理を行なってもよい。また、各種センサから得られる情報や、デジタル入力画像に対する画像処理情報を元に撮影情報103を生成しても良い。
映像符号化部11aは、デジタル入力画像101の符号化処理を行い、映像符号化データ102を生成するブロックである。符号化処理の方式の一例として、MPEG2、H.264、Motion JPEG、JPEGなどがある。また、映像符号化データは非圧縮のままであっても良い。また、符号化処理で抽出可能な情報を含む撮影情報103を生成するブロックである。撮影情報103の一例として、動きベクトル、イントラ/インター、符号化レート、ピクチャタイプ、同一画像のフレーム、シーンチェンジが発生したフレーム、フレームレート、解像度、その他画像の特徴を示す情報などがある。
記録部12aは、映像符号化データ102と撮影情報103を入力し、記録データ104として蓄積部13に記録するブロックである。撮影情報103は、ユーザインタフェース部16から指示される撮影情報、カメラ入力部10で生成される撮影情報、映像符号化部11aで抽出される撮影情報からなる情報である。また、記録部12aは蓄積部13から記録済みの記録データ104を読み出し、映像符号化データ105と撮影情報107を出力するブロックである。
映像復号化部14aは、蓄積部13から記録データ104を読み出し、その中の映像符号化データ105に対する復号化処理を行ない、動画像106を生成するブロックである。
出力部15aは撮影情報107を元に再生制御情報を生成し、動画像106と共に、外部接続方式に応じてプロトコル変換し、動画像及び再生制御情報108として出力するブロックである。出力部15aは動画像に対してデジタル画像処理を施しでもよい。デジタル画像処理の一例として、解像度変換、IP変換、YUV/RGBフォーマット変換、色精度向上などがある。
外部接続方式の一例として、HDMI、USB、LANなどを用いた接続や、Blu−rayディスク、DVDディスク、ハードディスクなどの光メディア、ホログラム記録媒体、内蔵SRAM、SDRAM、フラッシュメモリ、SDカードなどの半導体メモリを介した接続などがある。再生制御情報を記録装置2から再生装置3に伝送する方法の一例として、HDMI−CECがある。
再生装置3は、入力部20a、画像処理部21a、再生画像表示部22、モニタ23、ユーザインタフェース24で構成される。
ユーザインタフェース部24は、画像処理部21aに対して、デジタル画像処理に対するユーザ指示情報117を供給するブロックである。ユーザ指示情報117の一例として、動画像110に対するズーム処理や、画像補正処理に対する指示などがある。また、再生モード(スポーツモード、シネマモード、室内モード、オート再生モードなど)指示や、再生制御情報とユーザ指示が同種の画像処理を示す場合に対するユーザ指示または再生制御情報を優先するモード指示などでもよい。本ブロックは、外部からのユーザ指示116を受けて動作しても良いし、ユーザ指示116を元にユーザ指示情報117を生成してもよい。
入力部20aは、記録装置2が出力する動画像及び再生制御情報108を入力し、外部接続方式に応じてプロトコル変換処理を施した動画像及び再生制御情報110を生成するブロックである。
画像処理部21aは、再生制御情報に基づき動画像のデジタル画像処理を施すブロックである。デジタル画像処理の一例として、ズーム処理、補間フレーム生成及びフレームデータ差換え処理、コントラスト補正やガンマ補正などの画質補正処理、画面の一部切出し処理、フレームレート変換処理などがある。更に、画像処理を施した動画像112を出力するブロックである。
また、ユーザインタフェース部24からのユーザ指示情報117に従い、動画像に対するデジタル画像処理を行なうブロックである。再生制御情報108とユーザ指示情報117で画像処理内容が同種の場合、再生制御情報108とユーザ指示情報117に従い、画像処理部21aにて画像処理内容の判断を行なってもよい。
再生画像表示部22は、動画像112を、モニタ23の解像度に合わせて解像度変換処理を施した後に、モニタ23に表示させるブロックである。解像度変換の対象領域は、動画像112に対するものであっても良いし、動画像112の一部領域に対するものであってもよい。また、解像度変換処理は、画像処理部21aの回路を利用してもよい。
図2は、図1における撮影情報103の具体的な一例と、撮影情報103を用いた具体的な画像処理の一例である。以下、図2を説明する。
撮影情報103の一例として、ズーム倍率がある。再生装置3における画像処理部21aでは、ズーム倍率情報に従い、動画像110に対してズーム処理を行なうことで、再生装置側3にあるより高品位なズーム処理回路を用いて高品位なズーム画像を生成することが出来る。本実施例と図1に記載の実施例を組み合わせてもよい。
撮影情報103の別の一例として、シャッタースピードがある。一部のデジタルカメラやカムコーダでは、低照度環境下で動画像を撮影する場合、シャッタースピードを落として、撮影時の感度を向上させる処理を行なっている。例えば、通常シャッタースピードを1/60秒、低照度環境下におけるシャッタースピードを1/30秒とした場合を考える。この場合、通常時には1/60秒毎にフレーム画像が更新されるが、低照度環境下ではフレーム画像の更新が1/30秒となる。一方、フレーム画像の符号化は1/60秒毎に行なわれるため、低照度環境下では連続する2枚の同一フレーム画像が符号化されることになり、視覚的にフレームレート1/2の動画像となる。そこで、シャッタースピード情報を元に、1/60秒単位で、連続する2枚の同一フレーム画像AとBを検出し、片方のフレーム画像Bに対して、前後のフレーム画像から予測したフレーム補間画像B’を生成し、元のフレーム画像Bと差し替えることで、1/60秒の異なる連続した動画像を生成し、視覚的に2倍のフレームレートを実現することが出来る。
図21にフレーム補間処理の一例を示す。番号2におけるフレーム画像1000及び1001は同一フレーム画像である。番号3におけるフレーム画像1011は、フレーム画像1001の前後のフレーム画像1000及び1002の各画素の内挿用いて生成した補間フレーム画像1011である。番号4では、元のフレーム画像1001を補間フレーム画像1011に置き換えることによって、視覚的に滑らかな動画像を実現する。
フレーム補間処理は、前後のフレームを用いても良いし、前または後のみのフレームを用いても良い。また、補間に用いる前または後のフレームは何枚使用してもよいし、直前または直後のフレーム画像でなくてもかまわない。
撮影情報103の別の一例として、画質補正情報がある。通常、デジタルカメラやカムコーダ側で、周囲の環境や撮影モードに応じて、ガンマ補正やコントラスト補正などのデジタル画質補正処理を行なった後に符号化処理を行なう。一方、再生装置3側では、通常、デジタルカメラやカムコーダなどのモバイル機器に搭載されている画像処理回路に比べて、より高品位な画像処理回路を有している。
そこで、動画像に対する画質補正処理をデジタルカメラやカムコーダ側で行なわず、画質補正処理前の動画像に対して符号化処理すると共に、画質補正処理に係る情報を再生制御情報として、動画像と共に再生装置3側に供給する場合を考える。この場合、再生装置3側で、再生制御情報に基づく画質補正処理を行うことが出来るため、デジタルカメラやカムコーダなどのモバイル機器側で画質補正する場合に比べて、より高品位な画質補正処理を実現することが出来る。
また、デジタルカメラやカムコーダなどのモバイル機器側で画質補正処理する場合、再生装置側でも動画像に対する画質補正が行なわれ、結果モバイル機器側で調整した画質が実現できない場合がある。そこで、モバイル機器側で行なった画質補正情報を再生制御情報として再生装置3側に供給することで、再生装置3側でモバイル機器側で補正した内容を加味した画質補正処理を実現できる。
図3は、本実施例による動画像記録再生システム1の典型的な別の一例である。以下、図3を説明する。
記録装置2は、撮影情報を含む再生制御情報と映像符号化データで構成されるストリーム308を生成する。再生装置3はストリーム308を入力し、映像符号化データに対する復号化処理、再生制御情報に基づくデジタル画像処理を施し、モニタ23に動画像を表示する。
記録装置2は、カメラ入力部10、映像符号化部11b、記録部12b、蓄積部13、出力部15b、ユーザインタフェース部16で構成される。カメラ入力部10、蓄積部13及び、ユーザインタフェース部16は図1に示すブロックと同様の構成である。
映像符号化部11bは、デジタル入力画像101の符号化処理を行い、映像符号化データを含むストリーム302を生成するブロックである。符号化処理の方式の一例として、MPEG2、H.264、Motion JPEG、JPEGなどがある。また、映像符号化データは非圧縮のままであっても良い。また、ユーザインタフェース16またはカメラ入力部10から供給される撮影情報103及び、符号化処理で抽出可能な情報を含む撮影情報を、再生制御情報としてストリーム302に含めることが出来る。各種撮影情報の一例は、図1における説明と同様である。
再生制御情報をストリームに含める手段の一例として、ストリーム中のユーザデータ内に再生制御情報を格納する手段や、ストリーム中のPSI情報に格納する手段や、映像符号化データに付随する管理情報に格納する手段などがある。
図5に再生制御情報を格納したPSI情報の一例を示す。本例では、PSIとしてPMT(Program Map Table)を用いており、この中のPrivate_date_indicator領域に再生制御情報を格納する。図6はPrivate_date_indicatorの詳細を示す一例である。例えば図6(A)に示すように、ズーム倍率情報(Frame_Zoom_Info)とズーム処理対象となるフレームの時刻情報(Time_Stamp_Info)を対の情報として格納することが出来る。また、図6(B)に示すように、ズーム開始フレームの時刻情報(Time_Stamp_Start_Info)と、ズーム終了フレームの時刻情報(Time_Stamp_End_Info)と、ズーム開始フレームからズーム終了フレームまでの期間で行なうズーム倍率情報(Frame_Zoom_Info)を対の情報として格納してもよい。この場合、ズーム開始フレームからズーム終了フレームまでの期間で行なうズーム処理は、線形的にズーム倍率が変化するようにズーム処理しても良いし、所定の関数に従い、ズーム倍率を変更してもよい。図6(B)の手段を用いた場合の動画像に対するズームの一例を図6(C)に示す。本例では、フレーム番号#01をズーム開始フレーム600、フレーム番号#04をズーム終了番号601とし、ズーム倍率情報を3倍とする。ズーム処理は線形的に変化するものとする。この場合、ズーム途中のフレーム番号#02はフレーム画像611を1.67倍ズーム処理したフレーム621となる。ズーム途中のフレーム番号#03はフレーム画像612を2.33倍ズーム処理したフレーム622となる。ズーム最終フレームとなるフレーム番号#04はフレーム画像613を3倍ズーム処理したフレーム623となる。フレーム番号#05以降のフレームに対しては、新しくズーム指示がない限り、フレーム番号#04と同様、同一フレーム番号のズーム前フレーム画像を3倍ズーム処理したフレームとなる。
記録部12bは、ストリーム302を入力とし、蓄積部13に記録データ304として記録するブロックである。また、蓄積部13に記録された記録データ304を読出し、出力部15bにストリーム306を供給するブロックである。
出力部15bはストリーム306を入力し、外部接続方式に応じてプロトコル変換し、ストリーム308を出力するブロックである。出力部15bは動画像に対してデジタル画像処理を施しでもよい。
外部接続方式の一例として、HDMI、USB、LANなどを用いた接続や、Blu−rayディスク、DVDディスク、ハードディスクなどの光メディア、ホログラム記録媒体、内蔵SRAM、SDRAM、フラッシュメモリ、SDカードなどの半導体メモリを介した接続などがある。
再生装置3は、入力部20b、映像復号化部25、画像処理部21b、再生画像表示部22、モニタ23、ユーザインタフェース24で構成される。再生画像表示部22、モニタ23、ユーザインタフェース24は図1に示すブロックと同様の構成である。
入力部20bは、ストリーム308を入力とし、外部接続方式に応じてプロトコル変換処理を施したストリーム310を生成するブロックである。
映像復号化部25は、ストリーム310の復号化処理を行なうと共に、ストリームから再生制御情報を抽出するブロックである。
画像処理部21bは、動画像及び再生制御情報311を入力とし、再生制御情報に基づき動画像のデジタル画像処理を施すブロックである。デジタル画像処理の一例として、図1で示した処理がある。更に、デジタル画像処理を施した動画像112を出力するブロックである。また、ユーザインタフェース部24からのユーザ指示情報117に従い、動画像311に対するデジタル画像処理を行なうブロックである。再生制御情報311とユーザ指示情報117で画像処理内容が同種の場合、再生制御情報311とユーザ指示情報117に従い、画像処理部21bにて画像処理内容の判断を行なってもよい。
図4は、本実施例による動画像記録再生システム1の典型的な別の一例である。以下、図4を説明する。
記録装置2は、撮影情報を含む再生制御情報と映像符号化データで構成されるストリームを生成し、SDカード408に記録する。再生装置3はSDカード408に記録されたストリームを読み出し、映像符号化データに対する復号化処理、再生制御情報に基づくデジタル画像処理を施し、モニタ23に動画像を表示する。
記録装置2は、カメラ入力部10、映像符号化部11b、メモリI/O部26、ユーザインタフェース部16で構成される。カメラ入力部10、映像符号化部11b、ユーザインタフェース部16は図3に示すブロックと同様の構成である。
メモリI/O部26は、ストリーム302を入力とし、SDカードに書き込むブロックである。
再生装置3は、メモリI/O部27、映像復号化部25、画像処理部21b、再生画像表示部22、モニタ23、ユーザインタフェース24で構成される。映像復号化部25、画像処理部21b、再生画像表示部22、モニタ23、ユーザインタフェース24は図3に示すブロックと同様の構成である。
メモリI/O部27は、SDカード408からストリーム310を読み出すモジュールである。
図7は、図1で示した実施例において、撮影情報としてズーム倍率を用いた場合の記録機器2側における動作フローを示す図の一例である。
S701において、ユーザからユーザインタフェース部16へのユーザ指示114として、ズーム指示されているか否かを確認する。ズーム指示がある場合には、S702においてズーム指示によって指定されるズーム倍率が、最大光学ズーム倍率を超えるか否かの確認を行う。最大光学ズーム倍率を超える場合には、S703において、カメラ入力部10に対して最大光学ズーム倍率での光学ズーム処理を指示する。S704において、カメラ入力部で生成される最大光学ズーム倍率でズームしたデジタル入力画像に対して、映像符号化部11aで符号化処理を行ない、映像符号化データを生成し、記録部12aに供給する。またS705において、ズーム倍率情報や対応フレーム情報などの撮影情報103を記録部12aに供給する。次にS706で映像符号化データ102と撮影情報103を含む記録データ104を生成し、S707で蓄積部13に記録データ104を書き込む。
一方、S702において、ズーム指示によって指定されるズーム倍率が、最大光学ズーム倍率を超えない場合には、S708でカメラ入力部10にズーム指示で指定される光学ズーム倍率での光学ズーム処理を指示する。次にS709において、カメラ入力部10で生成されるズーム後のデジタル入力画像に対する符号化処理を映像符号化部11で行ない、映像符号化データ102を生成する。次にS710において、映像符号化データ102を含む記録データを生成し、S707で蓄積部13に記録データ104を書き込む。
また、S701において、ズーム指示がない場合には、S711でカメラ入力部10に入力される撮像光100を元にデジタル入力画像101を生成し、S709において、映像符号化部11aで映像符号化処理を行ない映像符号化データ102を生成する。
図7は、図1で示した実施例において、ズーム倍率を含む再生制御情報を用いた場合の、再生機器3側における動作フローを示す図の一例である。
S801において、再生制御情報110からズーム倍率情報を抽出し、S802において、動画像110に対してズーム処理が必要か否かを判断する。ズーム処理が必要な場合、S803において画像処理部21aでズーム倍率情報に基づきズーム処理を実施し、ズーム処理後の動画像112を生成する。次にS803で再生画像表示部22を介して、モニタ23にズーム後の動画像を表示させる。S802においてズーム処理が不要と判断した場合、S804の処理を実施する。
図9は、画像処理部21aまたは21bの具体的な一例を示す。ズーム倍率情報抽出部28は、入力される動画像及び再生制御情報110からズーム倍率情報900を抽出するブロックである。ズーム処理部29は、動画像及び再生制御情報110から動画像を抽出し、ズーム倍率情報900を用いてズーム処理を施し、ズーム処理後の動画像112を生成するブロックである。ズーム倍率情報900の一例として、ズーム倍率情報、光学ズーム最大倍率情報、ズーム開始及び終了フレーム情報、ズーム開始及び終了時刻情報、目標ズーム倍率、ズーム速度情報、ズーム遷移関数などがある。ズーム処理の一例として、ズーム倍率に従い、動画像のズームイン処理またはズームアウト処理を行なう例がある。また、別の一例として、光学ズーム倍率を超えるズームに対してのみズーム処理を施す例がある。また、別の一例として、ズーム開始タイミングに対応するフレームからズーム目標に到達するまで、ズーム速度に従い各フレームに対してズーム処理を施す例もある。
図10は、図1、図3及び図4で示す実施例において、撮影情報をズーム倍率情報とし、N倍ズーム記録し、記録したデータを再生表示するシステムにおける画像イメージの一例である。
画像イメージ欄及びズーム前の画像イメージに対するズーム倍率欄は、処理部欄で示す各ブロックの入出力位置における画像イメージ及び、ズーム前の画像イメージに対する画像イメージのズーム倍率を示したものである。本実施例では、ズーム指示115された場合、記録装置2側でズーム処理を行なわず、ズーム前のデジタル入力画像101に対する符号化処理を行い、生成される映像符号化データ102をズーム倍率情報と共に記録データ104として記録するか、ズーム倍率情報を含むストリームを生成してSDカードに書き込む。
従って、ズーム前、カメラ入力部10の出力における画像イメージ1000bは、ズーム前の画像イメージ1000aとなる。記録装置2を再生装置3と接続して、再生装置3側のモニタ23に表示させる場合、画像処理部21aまたは21bにおいて、ズーム前の動画像110または311を入力し、ズーム倍率情報に従い、ズーム処理部29でN倍ズーム処理を行い、ズーム後の動画像112を生成する。動画像112は再生画像表示部22を介してモニタ23にN倍ズーム後の再生画像113を表示させる。
本方式を使用することで、記録装置2側のズーム処理回路ではなく、再生装置3側のズーム処理回路を用いることが出来る。記録装置2としてビデオカメラ、再生装置3として据え置き型の大型TVを考え、再生装置3側に、より高性能のズーム処理回路が搭載されている場合、本実施例を用いることで、より高品位なズーム画像の表示が可能となる。
図11は、図1、図3及び図4で示す実施例において、撮影情報をズーム倍率情報とし、ズーム前の画像イメージに対してM倍より大きいN倍のズーム記録し、記録したデータを再生表示するシステムにおける画像イメージの一例である。
画像イメージ欄及びズーム前の画像イメージに対するズーム倍率欄は、処理部欄で示す各ブロックの入出力位置における画像イメージ及び、ズーム前の画像イメージに対する画像イメージのズーム倍率を示したものである。本実施例では、ズーム指示115された場合、記録装置2側でズーム処理を行なわず、ズーム前のデジタル入力画像101に対する符号化処理を行い、生成される映像符号化データ102をズーム倍率情報と共に記録データ104として記録するか、ズーム倍率情報を含むストリームを生成してSDカードに書き込む。
本実施例では、ズーム指示114された場合、記録装置2側のカメラ入力部10において、最大光学倍率までのズーム処理を行なったデジタル入力画像101を生成し、映像符号化部11aまたはbにおいてデジタル入力画像101に対する符号化処理を行い、生成された映像符号化データ102を光学ズーム最大倍率を超えるズーム倍率情報と共に記録データ104として蓄積部13に記録するか、ズーム倍率情報を含むストリームを生成してSDカードに書き込む。
従って、カメラ入力部10の出力における画像イメージ1100bは最大光学ズーム倍率であるM倍までズームした画像となる。画像処理部21aまたは21bの入力における画像イメージ1100cは、M倍ズームした画像イメージであり、ズーム処理部29でN倍までズーム処理し、ズーム後の動画像112を生成する。動画像112は画像イメージ1100dとなる。動画像112は再生画像表示部22を介して、モニタ23にN倍ズーム後の動画像113を表示させる。動画像113は画像イメージ1100eとなる。
本方式を使用することで、高品位なズーム処理可能な光学ズーム領域のズーム処理はカメラ入力部10で実施し、デジタル的にズーム処理することで画質劣化が発生するデジタルズーム領域のズーム処理は、記録装置2側のズーム処理回路ではなく、再生装置3側のズーム処理回路を用いることが出来る。記録装置2としてビデオカメラ、再生機器3として据え置き型の大型TVを考え、再生装置3側に、より高性能のズーム処理回路が搭載されている場合、本実施例を用いることで、より高品位なズーム画像の表示が可能となる。
図12は、図1で示した実施例において、記録中のデジタル入力画像を、記録装置3側のモニタ31に表示させるシステムの一例である。
記録装置2は、カメラ入力部10、映像符号化部11a、記録部12a、蓄積部13、映像復号化部14a、出力部15a、ユーザインタフェース部16、画像処理部30a、モニタ31で構成される。カメラ入力部10、映像符号化部11a、記録部12a、蓄積部13、映像復号化部14a、出力部15a、ユーザインタフェース部16は図1に示すブロックと同様の構成である。
画像処理部30aは、撮影情報103に基づき、デジタル入力画像101に対する画像処理を行い、動画像を生成するブロックである。また、モニタ31の解像度に合わせて動画像のスケーリング処理を行い、処理後の動画像1200をモニタ31に供給するブロックである。画像処理の一例として、撮影情報103がズーム倍率情報である場合、ズーム倍率に従いデジタル入力画像101にズーム処理を施し、動画像を生成する。モニタにはズーム倍率情報に合わせてズーム処理した後の動画像が表示される。
図13はこのシステムにおける動作フローを示す図の一例である。
S1300において、撮影情報103からズーム倍率情報を抽出し、S1301において、動画像に対するズーム処理が必要か否かを判断する。ズーム処理が必要な場合には、S1302において、画像処理部30aでデジタル入力画像101に対して、ズーム倍率情報に基づきズーム処理及び、モニタ31の解像度にあわせたスケーリング処理を実施し、ズーム後の動画像をモニタ31に表示させる。S1300またはS1301において、動画像に対するズーム処理が不要であると判断した場合、S1303を実施する。
図14は、図1で示した実施例において、再生制御情報を用いたデジタル画像処理を行なうことが出来ない再生装置3を接続した場合、記録装置2が、更に再生制御情報を用いたデジタル画像処理を行なうことが出来るシステムの一例である。
記録装置2は、カメラ入力部10、映像符号化部11a、記録部12a、蓄積部13、映像復号化部14a、出力部15c、ユーザインタフェース部16、画像処理部30bで構成される。カメラ入力部10、映像符号化部11a、記録部12a、蓄積部13、映像復号化部14a、ユーザインタフェース部16は図1に示すブロックと同様の構成である。
画像処理部30bは、撮影情報107に基づき、動画像106に対する画像処理を行い、動画像1400を生成するブロックである。画像処理の一例として、撮影情報107がズーム倍率情報である場合、ズーム倍率情報に従い動画像101にズーム処理を施し、動画像1400を生成する。
出力部15cは、記録装置2と接続する再生装置3が、再生制御情報を用いた画像処理に対応する場合には、撮影情報107を元に再生制御情報を生成し、動画像106と共に、プロトコル変換した後、動画像及び再生制御情報1408として出力する。一方、記録装置2と接続する再生装置3が、再生制御情報を用いた画像処理に非対応の場合には、動画像1400をプロトコル変換した後、動画像1408として出力する。
再生装置3が再生制御情報を用いた画像処理に対応しているか否かの判断は、記録装置2と再生装置3の接続プロトコルに従い、コマンド等を用いた通信で実現しても良いし、接続している再生機器3の種類を、ユーザ側からユーザ指示114を用いて記録装置2側に設定し、その設定状況をユーザ指示情報115として画像処理部30bや出力部15cに知らせてもよい。コマンド等を用いた通信の一例として、HDMI−CECやDisplay Portがある。
本実施例では、再生機器3が、記録機器2で付加した撮影情報を用いた画像処理に対応していない場合、撮影情報に基づく画像処理を含むトランスコード処理を行い、撮影情報に基づく画像処理された映像符号化データを生成し、出力部を介して再生機器3に出力する。
図15は、図3で示した実施例において、再生制御情報を用いたデジタル画像処理に対応していない再生装置3を接続した場合、記録装置2が、更に再生制御情報を用いたデジタル画像処理及び映像の再符号化処理またはトランスコード処理を行ない、再生制御情報に基づくデジタル画像処理された映像符号化データを生成し、出力部15bを介して再生機器3に出力することが出来るシステムの一例である。
記録装置2は、カメラ入力部10、映像符号化部11b、記録部12b、蓄積部13、映像復号化部14a、出力部15b、ユーザインタフェース部16、画像処理部30cで構成される。カメラ入力部10、記録部12b、蓄積部13、及び、ユーザインタフェース部16は図3に示すブロックと同様の構成である。また、記録部14aは図1に示すブロックと同様の構成である。
画像処理部30bは、ユーザ指示情報115または撮影情報103または動画像に関連付けられた再生制御情報1500に基づき、動画像1500に対する画像処理を行い、動画像1501を生成するブロックである。画像処理の一例として、撮影情報103または再生制御情報1500がズーム倍率情報である場合、ズーム倍率情報に従い動画像1500にズーム処理を施し、動画像1501を生成する。
映像符号化部11bは、デジタル入力画像101に加えて、動画像1501に対しても、図1または図3に示す映像符号化部11aと同様の符号化処理を行い、映像符号化データを含むストリーム302を生成するブロックである。
出力部15bは、記録装置2と接続する再生装置3が、再生制御情報を用いた画像処理に対応する場合には、再生制御情報を含むストリーム306をプロトコル変換した後、ストリーム308として出力する。一方、記録装置2と接続する再生装置3が、再生制御情報を用いた画像処理に非対応の場合には、画像処理部30cで画像処理を行った後に、映像符号化部11bにて再符号化処理を行うことで生成するストリーム306をプロトコル変換した後、ストリーム308として出力する。
再生装置3が再生制御情報を用いた画像処理に対応しているか否かの判断は、記録装置2と再生装置3の接続プロトコルに従い、コマンド等を用いた通信で実現しても良いし、接続している再生機器3の種類を、ユーザ側からユーザ指示114を用いて記録装置2側に設定し、その設定状況をユーザ指示情報115として画像処理部30cや出力部15bに知らせてもよい。コマンド等を用いた通信の一例として、HDMI−CECやDisplay Portがある。
記録装置2は、図1、図3、図14及び図15で示す記録装置の機能のいずれかを有しても良いし、全て有しても良い。
再生装置3は、図1、図3、図14及び図15で示す再生装置の機能のいずれかを有しても良いし、全て有しても良い。
図16は、図1、図3、図14及び図15で示した実施例において、接続する再生機器3の種類に応じた記録機器2の動作フローおよび、再生機器3での再生および表示させる場合の動作フローを示す図の一例である。
S1601において、記録機器2と接続されている再生機器3が図1または図3に示す再生機器であるか否かの確認をする。対応している場合、次にS1602において、再生機器3がストリーム入力対応か確認する。対応している場合、S1610において、出力部15で再生制御情報を含むストリーム308を出力する。再生装置3ではS1611で再生制御情報を含むストリーム308を入力し、S1612において、映像復号化部60にて復号化処理を行ない、動画像を生成する。次にS1605において、再生制御情報を元に動画像に対するデジタル処理が必要か否かの判断をする。デジタル画像処理画必要な場合、S1650でデジタル画像処理を行い、デジタル画像処理が必要でない場合、S1651でデジタル画像処理を行わない。最後にS1652において、再生画像表示部22を介してモニタ23にデジタル画像処理後の動画像を表示させる。
S1602でストリーム入力に対応していない場合、S1620において、映像復号化部13で復号化処理を行ない、動画像を生成し、S1621において再生制御情報及び動画像を再生機器3に出力する。S1622において入力部13で再生制御情報及び動画像を入力し、S1605以降の処理を行なう。
S1601で、再生機器3が、再生制御情報を用いた画像処理に対応していない場合、S1603において再生機器3がストリーム入力対応可否かの確認を行なう。対応している場合は、S1630において、記録機器2側でデジタル画像処理を含むトランスコード処理を行い、デジタル画像処理されたストリームを生成し、S1631にて出力部からストリームを出力する。
S1603において再生機器3がストリーム入力に対応していない場合、S1640において、記録機器2側で一旦映像復号化処理を行ない、動画像を生成する。次にS1604において、再生制御情報を元に動画像がデジタル画像処理すべきか否かの判断をする。デジタル画像処理の要否に応じて、S1541でのデジタル画像処理またはS1642でのデジタル画像処理せず、S1643において、デジタル画像処理後の動画像を出力部13を介して、再生機器3側に供給する。
図17は、図1または図3におけるカメラ入力部10の詳細な一例を示した図である。以下、図17を説明する。
カメラ入力部10は、フレーム同期生成部と、同一フレーム検出部とレンズ部と、A/D変換部とで構成される。
レンズ部は、撮像光100を入力するブロックである。
フレーム同期生成部は、撮像光から1フレームの画像として取り込む、フレーム取込みタイミング1700を生成するブロックである。
同一フレーム検出部は、ズーム倍率情報やシャッタースピード情報などの撮像情報の元となるユーザ指示情報115やフレーム取込みタイミング1700を元に、同一フレームを検出するブロックである。例えば、記録装置2において、1/30秒毎にフレーム画像(フレーム1、フレーム2、フレーム3、フレーム4、フレーム5・・・)に対して符号化を行う場合を考える。ここで、ある期間、ユーザ指示情報115によってシャッタースピードが1/15秒と指定される場合、同一フレーム検出部において、その期間は2枚の同一フレームが存在すると判断できる。すなわち、フレーム1とフレーム2は同一フレーム画像であり、フレーム3とフレーム4は同一フレーム画像であると判断できる。検出した同一フレーム情報は、撮影情報103として出力する。
撮像センサ及びA/D変換部は、レンズ部によって取り込まれた撮像光1701を、シャッタースピード情報やフレーム取込みタイミング1700に従いアナログ画像データとして取り込み、さらにデジタルデータに変換し、デジタル入力画像101を生成するブロックである。
図18は、図1における映像符号化部11aの詳細な一例を示した図である。以下、図18を説明する。
符号化処理部は、デジタル入力画像101の映像符号化処理を行い、映像符号化データ102を生成するブロックである。また、符号化処理部で得られる符号化情報を同一フレーム検出部に供給するブロックである。
同一フレーム検出部は、符号化処理部から供給される符号化情報を元に、連続するフレームが同一フレーム画像であるか否かを判断し、撮像情報103として出力するブロックである。
符号化情報の一例として、動きベクトル情報や、画像データ情報、画像データの差分情報などがある。
図19は、図3における映像符号化部11bの詳細な一例を示した図である。以下、図19を説明する。
符号化処理部は、デジタル入力画像101の映像符号化処理を行い、映像符号化データ102を生成し、同一フレーム検出部から供給される同一フレーム情報を含むストリーム302を生成するブロックである。また、符号化処理部で得られる符号化情報を同一フレーム検出部に供給するブロックである。
同一フレーム検出部は、符号化処理部から供給される符号化情報を元に、連続するフレームが同一フレーム画像であるか否かを判断し、同一フレーム情報1901を符号化処理部に供給するブロックである。
図20は、図1に示す画像処理部21aの詳細な一例を示す。
再生制御情報抽出部40は、再生制御情報及び動画像110のうち、再生制御情報2000からシャッタースピード情報2002を抽出するブロックである。
同一フレーム判定部は、シャッタースピード情報2002からフレームレートを算出し、前後の画像(フレーム画像)が同一画像か否かの確認を行ない、同一フレーム画像であることを示す同一フレーム情報2003を生成するブロックである。
補間フレーム生成部42は、再生制御情報及び動画像110のうち、動画像2001を入力し、同一フレーム情報2003を用いて補間フレーム2004を生成するブロックである。また、補間フレーム2004の関連情報である補間フレーム有無情報2004を生成するブロックである。補間フレーム有無情報の一例として、補間フレーム番号や、各フレーム対応付けられた補間フレーム有無フラグなどがある。
補間フレーム生成部42は、N枚の同一画像が連続する場合、N枚のうち、M枚の補間フレーム2004を生成する。MはNと同一かそれよりも小さな値であり、0であってもかまわない。
補間フレーム差替部43では、動画像2001において、N枚の同一画像が連続する場合、そのうちL枚の画像を補間フレーム2004に差し替え処理を行い、フレーム補完後の動画像112を生成するブロックである。LはMよりも小さな値であり、0であってもかまわない。差換えフレームの決定は、同一フレーム情報2003や、補間フレーム2004に付随する補間フレーム有無情報などを用いて実施する。
図21は、図1及び図3で示す実施例において、撮影情報をシャッタースピード情報とし、シャッタースピードが遅く、カメラ入力部10が生成するデジタル入力画像101が複数枚連続である場合、同一画像の一部に対して補間フレーム画像を生成して表示させるシステムの一例である。
画像イメージは、画像イメージの抽出位置欄で示す各ブロックの入出力位置における画像イメージを示したものである。本実施例ではシャッター速度1/2倍のスローシャッター撮影の場合である。画像イメージは、連続する5枚の再生画像の一例を示しており、画像1000と画像1001が同一画像、画像1002と画像1003が同一画像としている。
再生機器3の画像処理部21で、画像1000及び画像1002を用いて、画像1001に対する補間画像1011を生成する。同様に、画像1002及び画像1004を用いて、画像1003に対する補間画像1013を生成する
補間画像1011及び1013を再生画像1001及び1003と差換えて、画像処理部の出力画像とする。補間画像で差換えた再生画像を再生側モニタ23に表示させる。
暗所において、ビデオカメラを用いた撮影を行なうと、光量が少ないため、撮影感度が低下する。このような場合、シャッタースピードを落とすことで高感度撮影を実現している。この場合、複数枚の同一画像が発生し、再生画像に対するフレームレート感が減衰し、コマ落ちと同じ効果となる。
本方式を使用することで、暗所において撮影した映像符号化データを、より高フレームレートで再生及び表示が可能となる。
図22は、画像処理部21aの詳細な一例を示す。
再生制御情報抽出部50は、入力される再生制御情報及び動画像110の中の再生制御情報2200から、記録機器2側で実施したコントラスト補正やガンマ補正などの画像補正情報2202及び2203を抽出するブロックである。
コントラスト補正部51は、画像補正情報2202を元に、再生制御情報及び動画像110の中の動画像2201に対するコントラスト補正を行ない、コントラスト補正後の動画像2204を生成するブロックである。
ガンマ補正部52は、画像補正情報2203を元に、動画像2204に対するガンマ補正を行ない、ガンマ補正後の動画像112を生成するブロックである。
本実施例を用いることで、例えば記録装置2の一例であるビデオカメラ側で調整した画質(絵作り)を、そのまま再生装置3の一例であるテレビなどで再現することが可能となる。また、ビデオカメラ側とテレビ側で同一画質補正項目に対して、重複して補正をかけることによる画質の劣化を回避することが出来る。
図23は、図1または図3において、再生制御情報に基づき、記録時に動画像のズーム指示されている場合に、再生装置3のモニタ23にズーム中であることを示すアイコンを表示する際の動作フローの一例である。
S2301において、再生制御情報から、動画像110及び311がズーム領域か否かの判断をする。ズーム領域の一例としては、画像処理部21a、21bにおいて、再生制御情報に基づき動画像に対するデジタルズーム処理を行うデジタルズーム領域や、記録装置2側のカメラ入力部10で行う光学ズーム領域がある。
動画像110及び311がズーム領域である場合、S2302において、再生画像表示部22を介してモニタ23にズーム処理中であることを示すアイコンを表示する。
動画像110及び311がズーム領域でない場合、再生画像表示部22を介してモニタ23にズーム処理中であることを示すアイコンを表示しない。
本実施例を用いることで、視聴者に視聴中の動画像がデジタルズーム中であることを認識させることができる。アイコンにはズーム倍率を含めても良い。
図24は、図1または図3において、再生制御情報に基づきフレーム補間処理されている場合に、再生装置3のモニタ23にフレーム補完処理中であることを示すアイコンを表示する際の動作フローの一例である。
S2401において、再生制御情報から、動画像110及び311が補完処理中か否かの判断をする。動画像110及び311が補完処理中である場合、S2402において、再生画像表示部22を介してモニタ23に補完処理中であることを示すアイコンを表示する。
動画像110及び311が補完処理中でない場合、再生画像表示部22を介してモニタ23に補完処理中であることを示すアイコンを表示しない。
本実施例を用いることで、視聴者に視聴中の動画像が補完処理中であることを認識させることができる。アイコンには補完処理に関連する情報を含めても良い。補完処理に関連する情報の一例として、シャッタースピードがある。
図25は、再生装置3側で、ユーザ指示116により、再生する動画像のデジタルズーム処理を行なう実施例の一つである。
図23に示す実施例において、再生装置3がズーム倍率情報に基づき、自動的にデジタルズーム処理を行なう場合、視聴者はデジタルズーム中のアイコンを見て再生装置3にズームアウト指示を出すことで、ズームアウト画像を視聴することが出来る。ズームアウトは記録されている光学ズーム最大倍率まで高品位の画質で視聴することが出来る。
S2501でズーム倍率情報を含む再生制御情報に基づき、動画像に対するデジタルズーム処理の要否を確認する。ズーム倍率情報により、デジタルズーム処理が必要である場合、S2502において、ユーザ指示116によるデジタルズーム指示の有無を確認する。ユーザからのズーム指示がある場合、再生制御情報ではなくユーザ指示116に従い、画像処理部21aまたは21bでデジタルズーム処理を行なう。またユーザからのズーム指示がない場合には、再生制御情報に従い、画像処理部21aまたは21bでデジタルズーム処理を行なう。次にS2504において、再生画像表示部22を介して、モニタ23に動画像を表示する。
S2501において、再生制御情報に基づくデジタルズーム処理が必要ない場合、S2506において、ユーザからのズーム指示の有無を確認する。ユーザからのズーム指示がある場合、S2503以降の処理を行う。またユーザからのズーム指示がない場合には、S2504以降の処理を行う。
また、再生装置3は再生制御情報に基づくデジタルズーム処理を行なわなず、デジタルズーム可能であることを示すアイコンをモニタ23に表示しても良い。この場合、視聴者はデジタルズーム可能であることを示すアイコンを見て再生機器3にズーム指示を出すことで、ズーム画像を視聴することが出来る。
図26は、図1で示した実施例において、さらに出力部60において、再生装置3側のユーザ指示情報117を元に再生指示情報2600を生成し、記録装置2に供給することができるシステムの一例である。
また、記録装置2側が、入力部61を介して再生指示情報2600を入力し、再生指示情報2601を追加情報として映像符号化データに対応付けして蓄積部13に記録することができるシステムの一例である。
出力部60及び入力部61では、記録装置2と再生装置3とを接続する伝送路プロトコルに従い、プロトコル変換しても良いし、再生指示情報の中から蓄積部13に記録するために必要な情報のみ抽出しても良い。
再生装置3内部に蓄積部を持っていても良く、動画像、再生制御情報及び、再生指示情報を再生装置2内の蓄積部に記録しても良い。蓄積部はデータを記録する領域を有しており、一例としてBlu−rayディスク、DVDディスク、ハードディスクなどの光メディア、ホログラム記録媒体、内蔵SRAM、SDRAM、フラッシュメモリ、SDカードなどの半導体メモリがある。
本実施例を用いることで、再生時にユーザが指示した動画像に対する画像処理内容を、対応する映像符号化データと共に記録装置2側に追記し、後に蓄積部13に記録された映像符号化データを再生する際に、以前再生時にユーザが指示した動画像に対する画像処理を再現することができる。画像処理の一例として、ズーム処理やOSD表示がある。OSD表示の一例として、あらかじめ用意されている装飾用OSD郡の中からユーザが選んだOSDを動画像と共に表示させることがある。
本実施例では動画像の撮影を例にとり説明したが、静止画の撮影であっても良い。
1 動画像記録再生システム
2 記録装置
3 再生装置
10 カメラ入力部
11a 映像符号化部
12a 記録部
13 蓄積部
14a 映像復号化部
15a 出力部
16 ユーザインタフェース部
20a 入力部
21a 画像処理部
22 再生画像表示部
23 モニタ
24 ユーザインタフェース部

Claims (34)

  1. 撮像光を取り込み、デジタル入力画像を生成するカメラ入力部と、
    前記デジタル入力画像を圧縮符号化処理して、撮影情報を含む再生制御情報を含むストリームデータを生成する映像符号化部と、
    前記ストリームデータを蓄積領域に記録する記録部と、
    前記ストリームデータを元に動画像データを生成し、出力する出力部と
    を有して構成されることを特徴とする記録装置。
  2. 前記出力部が、映像復号化部を有し、
    前記映像復号化部が、前記ストリームデータの復号化処理を行い、非圧縮動画像を生成し、
    前記動画像データが、前記再生制御情報と前記非圧縮動画像で構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記動画像データが、前記ストリームデータであることを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  4. 動画像と再生制御情報を含む動画像データを入力する入力部と、
    前記再生制御情報を用いて、前記動画像の画像処理を行なう画像処理部と、
    画像処理後の動画像をモニタに表示する再生画像表示部と、
    を有して構成されることを特徴とする再生装置。
  5. 前記動画像データが、再生制御情報と非圧縮動画像で構成されることを特徴とする
    請求項4に記載の再生装置。
  6. 前記動画像データが、再生制御情報を含むストリームデータであり、
    更にストリームデータの復号化処理を行う復号化部を有することを特徴とする
    請求項4に記載の再生装置。
  7. メモリI/O部を更に有し、
    前記記録部が、前記蓄積部から読み出した記録データを読出して前記メモリI/Oに出力し、
    前記メモリI/Oが、着脱可能なメモリに記録データを記録することを特徴とする
    請求項1、2または3に記載の記録装置。
  8. メモリI/O部を更に有し、
    前記メモリI/Oが、着脱可能なメモリに記録された記録データを読み出して前記入力部に供給することを特徴とする
    請求項4、5または6に記載の再生装置。
  9. 請求項7に記載の記録装置と、請求項8に記載の再生装置とを有して構成され、
    着脱可能なメモリを介して、前記記録装置の蓄積部に格納された記録データを、前記再生装置に入力する
    ことを特徴とする動画像記録再生装置。
  10. 前記再生制御情報が、ストリームデータ中のユーザデータ領域に格納されることを特徴とする、請求項1、2、3に記載の記録装置。
  11. 前記再生制御情報が、ストリームデータ中のユーザデータ領域に格納されることを特徴とする、請求項4、5、6に記載の再生装置。
  12. 前記再生制御情報が、ストリームに対応する管理ファイル領域に格納されることを特徴とする、請求項1、2、3に記載の記録装置。
  13. 前記再生制御情報が、ストリームに対応する管理ファイル領域に格納されることを特徴とする、請求項4、5、6に記載の再生装置。
  14. 請求項2に記載の動画像データの出力と、請求項3に記載の動画像データの出力切り替えが可能であることを特徴とする記録装置。
  15. 請求項5に記載の動画像データの入力と、請求項6に記載の動画像データの入力切り替えが可能であることを特徴とする再生装置。
  16. 前記撮影情報が、動画像に対するズーム倍率情報であり、
    前記映像符号化部がズーム処理前のデジタル入力画像に対してストリームデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  17. 前記撮影情報が、画像に対するズーム倍率情報であり、
    カメラ入力部が光学ズーム機能を有し、
    ズーム倍率が光学ズーム最大倍率以内の場合、光学ズームでデジタル入力画像を生成し、
    ズーム倍率が光学ズーム最大倍率を超える場合、光学ズーム最大倍率でデジタル入力画像を生成し、
    映像符号化部が前記デジタル入力画像に対してストリームデータを生成する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  18. 前記再生制御情報が、入力される動画像に対するズーム倍率情報を含み、
    前記画像処理部が、前記ズーム倍率情報に従い、前記動画像に対してズーム処理する
    ことを特徴とする請求項4、5または6に記載の再生装置。
  19. 動画像記録中に、動画像をモニタに表示する記録画像表示部を更に有し、
    前記記録画像表示部が、前記ズーム倍率情報に従いデジタル入力画像に対してズーム処理し、ズーム後のデジタル入力画像をモニタに表示する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  20. 前記出力部が、動画像に対するズーム処理を施す機能を更に有し、
    前記出力部がズーム倍率に従い動画像に対してズーム処理を施し、ズーム処理後の動画像を出力する機能を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  21. 前記出力部がズーム倍率に従い動画像に対してズーム処理を施し、ズーム処理後の動画像に対して映像符号化処理を行ない、ズーム処理後のストリームデータを生成して出力する機能を更に有することを特徴とする請求項1または3に記載の記録装置。
  22. 前記映像符号化部が、ズーム処理の対象となるフレームを含む、一部のフレームに対してのみ圧縮再符号化処理を施すことを特徴とする請求項21に記載の記録システム。
  23. 前記撮影情報が、撮影時のシャッタースピード情報であることを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  24. 前記映像符号化部または前記カメラ入力部が、同一のフレーム画像を抽出し、撮影情報として記録することを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  25. 前記再生制御情報が、入力される動画像に対するシャッタースピード情報であり、
    前記画像処理部が、シャッタースピード情報を元に、直前の画像と同一のフレーム画像を抽出し、
    抽出したフレーム画像に対して、前または後のフレーム画像からフレーム補間画像を生成し、
    抽出したフレーム画像をフレーム補間画像と差換えることを特徴とする
    請求項4、5または6に記載の再生装置。
  26. 前記再生制御情報が、入力される動画像に対する同一フレーム情報であり、
    前記画像処理部が、直前のフレームと同一であるフレーム画像に対して、前または後のフレーム画像からフレーム補間画像を生成し、
    抽出したフレーム画像をフレーム補間画像と差換えることを特徴とする
    請求項4、5または6に記載の再生装置。
  27. 前記撮影情報が、前記デジタル入力画像に対するデジタル画質補正情報であることを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  28. 前記再生制御情報が、入力される動画像に対するデジタル画質補正情報であり、
    前記画像処理部が、前記デジタル画質補正情報で通知された画質補正項目に対しては画質補正処理を行なわないことを特徴とする請求項4、5または6に記載の再生装置。
  29. 前記再生制御情報が、デジタル画質補正情報であり、
    前記画像処理部が、画質補正処理に再生情報を利用することを特徴とする請求項4、5または6に記載の再生装置。
  30. 前記再生画像表示部が、前記画像処理部においてズーム処理している期間、モニタにアイコンを表示させることを特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  31. 前記再生画像表示部が、前記画像処理部でフレーム補間処理している期間、モニタにアイコンを表示させることを特徴とする請求項4、5、6、25または26に記載の再生装置。
  32. 前記画像処理部が、ユーザの指示によりズーム処理を行なうことを特徴とする請求項4、5または6に記載の再生装置。
  33. 前記再生制御情報を入力する入力部を更に有し、
    前記記録部または前記映像符号化部が、前記再生制御情報に追記し、前記蓄積部に再記録すること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の記録装置。
  34. 動画像データを入力する入力部と、
    外部から再生指示を受ける再生側ユーザインタフェース部と、
    再生指示を含む再生制御情報を出力する出力部と、
    前記再生指示に応じて、前記動画像の画像処理を行なう画像処理部と、
    画像処理後の動画像を再生機器側のモニタに表示する再生画像表示部と、
    で構成されることを特徴とする請求項4、5または6に記載の再生装置。
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