JP2000307618A - データ伝送システム、送信装置及び受信装置並びにこれらの方法 - Google Patents

データ伝送システム、送信装置及び受信装置並びにこれらの方法

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JP2000307618A
JP2000307618A JP11629399A JP11629399A JP2000307618A JP 2000307618 A JP2000307618 A JP 2000307618A JP 11629399 A JP11629399 A JP 11629399A JP 11629399 A JP11629399 A JP 11629399A JP 2000307618 A JP2000307618 A JP 2000307618A
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Shusuke Hoshi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイム転送で、伝送エラーによるデー
タ破棄の可能性を低減する。 【解決手段】 メインメモリ制御回路14は、パケット
単位の同じデータをスイッチ16を介してFIFO18
A又は同18Bに書き込む。リンクレイヤ回路22のパ
ケット化回路22A,22Bはそれぞれ、FIFO18
A,18Bからのデータをパケット化する。フィジカル
レイヤ回路24は、アイソクロナス転送の1サイクル内
に、パケット化回路22A,22Bからのパケットを時
間軸多重して、バス26に出力する。受信側のリンク回
路30では、データ分配器34が、フィジカルレイヤ回
路28からのパケットデータをChAデータとChBデ
ータに分離して出力する。データCRC回路38,42
及び判定回路46が、採用すべきパケットデータ(エラ
ーの無いデータ)を決定し、スイッチ44を制御してF
IFO48に書き込ませる。ヘッダCRC回路32は、
エラーを検出した場合、FIFO48を書き込み禁止に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
をリアルタイムに送受信するデータ伝送システム、送信
装置及び受信装置並びにこれらの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル技術の発展に伴い、膨大なデ
ータ量の各種データを圧縮符号化することによりデータ
量を削減して比較的低い伝送レートで伝送し得るように
するデータ圧縮技術が開発されている。例えば、画像デ
ータを磁気テープ等の記録媒体に記録するディジタルV
TR(ビデオテープレコーダ又はビデオカセットレコー
ダ)においても、124Mbps程度の入力画像データ
を5分の1の25Mbps程度に圧縮して磁気テープ上
に記録し、再生する方式が知られている。具体的には、
入力映像データをDCT変換した後に量子化し、量子化
データをハフマン符号化等により可変長符号化すること
により、映像データを圧縮する。量子化する際の量子化
ステップを各種のパラメータに基づいて変更したり、可
変長符号化された後のデータ量が一定になるようにレー
ト制御が行われる。圧縮された映像データは、例えばリ
ード・ソロモン符号等のエラー検出訂正符号化による内
符号と外符号を付加されて磁気テープ等の記録媒体に記
録される。
【0003】一方、圧縮画像データ等のオブジェクトデ
ータをディジタルデータのままで高速に且つリアルタイ
ムに通信することのできるディジタルインターフェース
も開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、1つのオブジェ
クトデータをリアルタイムに転送する場合、送信側のデ
ィジタルインターフェースは、そのオブジェクトデータ
を複数のパケットデータに分割し、それらを所定の遅延
時間内に順次転送する必要がある。しかし、転送途中の
パケットデータにエラーが混入し、そのエラーが訂正で
きなかった場合、受信側のディジタルインターフェース
は、パケットデータの連続性を損なってしまう問題があ
った。特に、所定のチャンネルを用いたブロードキャス
ト通信により各パケットデータをリアルタイム転送する
場合には、受信装置の数が多くなるほどエラーによる再
送処理は困難となるので、データ通信の信頼性が低下し
てしまうという問題もあった。
【0005】映像データのように2次元又は3次元方向
に相関性の高いオブジェクトデータをリアルタイムに転
送する場合、受信側は、パケットデータ単位の補間を行
うことによって、再送処理を行うことなくその映像デー
タの連続性を保持することができる。しかし、このよう
な方法では画質が著しく劣化してしまう問題があった。
更に、相関性の低いオブジェクトデータをリアルタイム
に転送する場合、補間処理は有効に機能しないので、受
信側はそのオブジェクトデータの連続性を保持すること
ができず、再送処理を行わなければ無意味なデータ列に
なってしまう問題もあった。
【0006】本発明は、このような不都合を解消するデ
ータ伝送システム、送信装置及び受信装置並びにこれら
の方法を提示することを目的とする。
【0007】本発明はまた、オブジェクトデータの連続
性を損なうことのなくリアルタイムに通信することので
きる伝送システム、送信装置及び受信装置並びにこれら
の方法を提示することを目的とする。
【0008】本発明は更に、ブロードキャスト通信の信
頼性を向上させると共にリアルタイムな通信を行うこと
のできる伝送システム、送信装置及び受信装置並びにこ
れらの方法を提示することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ伝送
システムは、少なくとも1つのオブジェクトデータを複
数のチャンネルを介して伝送する送信装置と、各チャン
ネル毎に当該オブジェクトデータのエラーを検出し、エ
ラー検出結果に基づき当該複数のチャンネルの何れかを
選択する受信装置とからなることを特徴とする。
【0010】本発明に係るデータ伝送方法は、少なくと
も1つのオブジェクトデータを複数のチャンネルを介し
て伝送する送信ステップと、各チャンネル毎に当該オブ
ジェクトデータのエラーを検出し、エラー検出結果に基
づき当該複数のチャンネルの何れかを選択する受信ステ
ップとからなることを特徴とする。
【0011】本発明に係る送信装置は、少なくとも1つ
のオブジェクトデータを複数のチャンネルを介して伝送
する送信手段と、当該複数のチャンネルを1転送サイク
ル内で時間軸多重する多重化手段とを具備することを特
徴とする。
【0012】本発明に係る送信方法は、少なくとも1つ
のオブジェクトデータを複数のチャンネルを介して伝送
する送信ステップと、当該複数のチャンネルを1転送サ
イクル内で時間軸多重する多重化ステップとを具備する
ことを特徴とする。
【0013】本発明に係る受信装置は、1通信サイクル
内で時間軸多重された複数のチャンネルを介して少なく
とも1つのオブジェクトデータを受信する受信手段と、
各チャンネルのエラーを検出する誤り検出手段と、当該
誤り検出手段の検出結果に基づいて当該複数のチャンネ
ルの何れかを選択する選択手段とを具備することを特徴
とする。
【0014】本発明に係る受信方法は、1通信サイクル
内で時間軸多重された複数のチャンネルを介して少なく
とも1つのオブジェクトデータを受信する受信ステップ
と、各チャンネルのエラーを検出する誤り検出ステップ
と、当該誤り検出ステップの検出結果に基づいて当該複
数のチャンネルの何れかを選択する選択ステップとを具
備することを特徴とする。
【0015】本発明に係る送信装置は、少なくとも1つ
のオブジェクトデータから複数のパケットデータを生成
するパケット化手段と、当該複数のパケットデータを通
信サイクル内の第1のチャンネルを介して所定の順序で
伝送し、当該複数のパケットデータを前記通信サイクル
内の第2のチャンネルを介して該第1のチャンネルとは
異なる順序で伝送する送信手段とを具備することを特徴
とする。
【0016】本発明に係る送信方法は、少なくとも1つ
のオブジェクトデータから複数のパケットデータを生成
するパケット化ステップと、当該複数のパケットデータ
を通信サイクル内の第1のチャンネルを介して所定の順
序で伝送し、当該複数のパケットデータを前記通信サイ
クル内の第2のチャンネルを介して該第1のチャンネル
とは異なる順序で伝送する送信ステップとを具備するこ
とを特徴とする。
【0017】本発明に係る受信装置は、所定の順番で伝
送される複数のパケットデータを通信サイクル内の第1
のチャンネルを介して受信し、当該第1のチャンネルと
は異なる順番で伝送される複数のパケットデータを当該
通信サイクル内の第2のチャンネルを介して受信する受
信手段と、当該第1のチャンネルのパケットデータと当
該第2のチャンネルのパケットデータとに基づいて、少
なくとも1つのオブジェクトデータを生成するデパケッ
タイズ手段とを具備することを特徴とする。
【0018】本発明に係る受信方法は、所定の順番で伝
送される複数のパケットデータを通信サイクル内の第1
のチャンネルを介して受信し、当該第1のチャンネルと
は異なる順番で伝送される複数のパケットデータを当該
通信サイクル内の第2のチャンネルを介して受信する受
信ステップと、当該第1のチャンネルのパケットデータ
と当該第2のチャンネルのパケットデータとに基づい
て、少なくとも1つのオブジェクトデータを生成するデ
パケッタイズステップとを具備することを特徴とする。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0020】図1は、2つのディジタルVTRを本実施
例のディジタルインターフェースで接続する基本構成の
概略構成ブロック図である。本実施例のディジタルイン
タフェース112,116は、IEEE1394−19
95規格に準拠したディジタルインターフェース(以
下、lEEE1394インターフェースと称する。)で
あり、本実施例は、この1EEE1394インターフェ
ースを用いて、ビデオデータ及びオーディオデータのよ
うに連続性のあるオブジェクトデータをディジタルデー
タのままで高速に且つリアルタイムに通信する。
【0021】本実施例の1EEE1394インターフェ
ース112,116は、次の機能を有する。第1に、デ
ータ転送速度が高速であり、複数の異なる転送速度(1
00、200及び400bps)に対応できる。第2
に、リアルタイム性のあるデータ転送方式(即ち、アイ
ソクロナス転送方式)と非同期な転送方式(即ち、アシ
ンクロナス転送方式)とをサポートする。第3に、自由
度の高い接続構成(トポロジ)を構築できる。第4に、
プラグ・アンド・プレイ機能と活線挿抜機能をサポート
する。
【0022】図1において、送信側のディジタルVTR
110はIEEE1394インターフェース112を具
備し、受信側のディジタルVTR114も、IEEE1
394インターフェース116を具備する。IEEE1
394インターフェース112,116は、IEEE1
394規格に準拠したシリアルケーブル118を介して
相互に接続する。ディジタルVTR110は、例えばD
V方式に基づき圧縮され、レート制御されたディジタル
データをIEEE1394インターフェース112から
ケーブル118に出力する。DV方式とは、入力ビデオ
データをDCT変換及び量子化した後に、可変長符号化
する高能率符号化方式である。
【0023】図2は、DV方式に基づいて生成されたD
IFブロックの構造を示す。図2に示すように、DIF
ブロックは、77バイトの有効データに対して3バイト
のIDデータが付加された80バイトのデータブロック
である。ID0はデータタイプ(ヘッダ、サブコード、
ビデオAUX、オーディオ及びビデオデータの何れか)
を示す。ID1は、トラック番号(NTSC方式では0
〜9、PAL方式では0〜11)を示す。ID2はブロ
ック番号を示す。図3に示すように、1ビデオフレーム
は10DIFシーケンスからなり、1DIFシーケンス
は150DIFブロック(すなわち、1個のヘッダブロ
ック、2個のサブコードブロック、3個のビデオAUX
ブロック、9個のオーディオブロック及び135個のビ
デオブロック)からなる。通常、送信側のディジタルV
TR110は、上述のビデオフレームを順次、6DIF
ブロック(480バイト)を1つのパケットにパケッタ
イズしてIEEE1394インターフェース112から
ケーブル118に出力する。
【0024】図4は、IEEE1394インターフェー
スにおけるデータ転送処理を説明するタイムチャートを
示す。図4(a)は、略30Hz(33.3ms周期)
のビデオデータ、図4(b)は、後述するアイソクロナ
スサイクルに同期させ、上述のパケットデータを略一定
の時間間隔毎に転送させるためのタイミング信号(以
下、Nominal Timing信号と記す。)であ
り、NTSC方式の場合、1ビデオフレーム当たり13
3.3μs単位に250回生成される。図4(c)はビ
デオデータに同期して切り替わるバンク信号であり、デ
ィジタルVTR110又は同114に内蔵されるメイン
メモリのバンク制御に利用される。図4(d)はパケッ
トデータであり、NTSC方式の通常モードでは1ビデ
オフレーム当たり250個のパケットが存在する。図4
(e)は、各パケットデータをIEEE1394インタ
ーフェース112内のFIFOへ書き込むためのイネー
ブル信号である。例えば、転送クロックが4.2MHz
の場合、1パケットデータの転送にかかる時間は約11
4μsであるので、イネーブルタイミングは、図4
(e)に示すタイミングになる。
【0025】IEEE1394インターフェース112
とIEEE1394インターフェース116との間で
は、所定の通信サイクル(125μs)単位でパケット
通信を行う。ビデオデータ及びオーディオデータのよう
に時間軸を持ち、連続性のあるオブジェクトデータは、
略一定の通信サイクル毎に転送帯域(チャンネル)が保
証された同期型転送方式(すなわち、アイソクロナス転
送)で転送され、制御コマンド及びテキストデータのよ
うにデータ量が比較的少なく、連続性の無いオブジェク
トデータは、必要に応じて不定期に、非同期型転送方式
(アシンクロナス転送)で転送される。1通信サイクル
期間内で、アイソクロナス転送は、アシンクロナス転送
よりも優先される。
【0026】図5は、アイソクロナス転送における時間
的な遷移例の模式図である。アイソクロナス転送は、バ
ス上で、略一定の時間間隔毎に実行される。この通信サ
イクルをアイソクロナスサイクルと呼ぶ。アイソクロナ
スサイクルの周期は、基本的に125μsである。この
各サイクルの開始時間を示すと共に、各ノードの時間調
整を行なう役割を担っているのがサイクル・スタート・
パケット501である。サイクル・スタート・パケット
501を送信するのはサイクルマスタである。サイクル
マスタは、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のア
イドル期間を経た後、本サイクルの開始を告げるサイク
ル・スタート・パケット501をバス上に送出する。こ
のサイクル・スタート・パケット501の送信される時
間間隔が略125μsとなる。
【0027】図5にチャンネルA、チャンネルB及びチ
ャンネルCと示したように、1サイクル内でも、複数種
のアイソクロナスパケットが、個別のチャンネルIDに
より区別されて転送可能である。これによって、同時に
複数の装置間でのリアルタイム転送が可能になる。アイ
ソクロナスパケットを受信する装置は、自分の望むチャ
ンネルIDを持つパケットのみを取り込む。チャンネル
IDは、送信先のアドレスを表すものではなく、各アイ
ソクロナスパケットを識別するための論理的な番号を与
えているに過ぎない。従って、どのアイソクロナスパケ
ットも基本的に、1つの送信元からバス上のすべての装
置に行き渡るブロードキャスト方式で転送される。
【0028】アイソクロナス転送では、パケット送信に
先立って、アシンクロナス転送の場合と同様に、アービ
トレーションが行われる。しかし、アシンクロナス転送
のように1対1の通信ではないので、アイソクロナス転
送では、承認信号ackは存在しない。
【0029】アイソクロナスギャップは、アイソクロナ
ス転送を行なう前にバスが空き状態であると認識するた
めに必要なアイドル期間を示す。このアイドル期間を経
過すると、アイソクロナス転送を行ないたいノードは、
バスが空いていると判断し、転送前のアービトレーショ
ンを開始できる。
【0030】アイソクロナス転送のパケット・フォーマ
ットを図6に示す。1つのパケットは、合計で(12+
4×N)バイトからなる。図6で、601は長さフィー
ルドであり、ヘッダCRCフィールド606の後に続く
データ・フイールド607,608のバイト長を規定す
る。602はtagフィールド、603はチャンネル番
号フィールドであり、6ビットの値により各アイソクロ
ナスパケットのデータ転送に論理的な識別番号(上述の
チャンネルID)を与える。受信側ではこのチャンネル
番号を参照し、必要なアイソクロナスパケットを取り込
む。604は、このパケットがアイソクロナス転送であ
ることを示す値を格納するtCodeフィールドであ
る。606はアプリケーション・ソフトウエアが利用す
るsyフィールドであり、ソースとデスティネーション
の間で同期情報のやり取りをするのに使用される。60
6は各フィールド601〜605のデータに対するエラ
ー検出コードを格納するヘッダCRCフィールドであ
る。607はCIPヘッダであり、上述のDIFブロッ
クをアイソクロナス転送するために必要な制御情報が格
納される。608は、例えば、上述の6DIFブロック
を格納するフィールドである。609はパケットデータ
のエラー検出コードを格納するデータCRCフィールド
である。
【0031】このようにパケット化されたデータが、I
EEE1394シリアルバスケーブル118を介して受
信側にシリアル転送される。受信側のディジタルVTR
114のディジタルインターフェース116は、アイソ
クロナス転送されたデータを受信し、所定の処理を施し
た後、フィールド608(図6)から6DIFブロック
を抜き出す。ディジタルVTR114は、各ビデオフレ
ームにエラー訂正符号を付加して、磁気ディスク及び磁
気テープなどの磁気記録媒体に記録する。
【0032】図7は、本発明の第1実施例の概略構成ブ
ロック図を示す。10はDV方式に基づいて処理された
ビデオデータ及びオーディオデータを磁気ディスク及び
磁気テープなどの記録媒体から入力する入力端子、12
はNominal Timing信号を入力する入力端
子であり、各入力端子10,12は、これらの信号をメ
インメモリ制御回路14に入力する。メインメモリ制御
回路14は、内部のメインメモリから6DIFブロック
を1パケットデータとして読み出し、スイッチ16を介
してFIFO18A又は同18Bに書き込む。メインメ
モリ制御回路14は、メインメモリに対するアクセスを
管理すると共にスイッチ16を制御し、ChAを介して
転送されるパケットデータを所定の順序でFIFO18
Aに、ChBを介して転送されるパケットデータを所定
の順序でFIFO18Bに振り分ける。FIFO18
A,18Bは、1パケット以上の空き容量がある場合に
メインメモリ制御回路14に書き込み可能フラグを供給
し、メインメイン制御回路14はこれに応じて、FIF
O18A,18Bにパケットデータを書き込む。メイン
メモリ制御回路14の詳細は後述する。
【0033】FIFO18A,18Bに書き込まれたパ
ケットデータは読み出されてリンクレイヤ回路22へ供
給される。リンクレイヤ回路22は、FIFO18A,
18Bにそれぞれ対応するパケット化回路22A,22
Bを具備する。パケット化回路22Aは、FIFO18
Aからのデータを図6に示す構成にパケット化し、パケ
ット化回路22Bは、FIFO18Bからのデータを図
6に示す構成にパケット化する。
【0034】フィジカルレイヤ回路24は、図5を用い
て説明したようにアイソクロナス転送のためのアービト
レーションを実行する。フィジカルレイヤ回路24は、
アービトレーションの状態に応じてパケット化回路22
A,22Bに選択信号を供給し、選択されたパケット化
回路22A又は同22Bからのデータを、パラレル形式
からシリアル形式に変換して、フィジカルレイヤ回路2
4に供給する。フィジカルレイヤ回路24は、シリアル
化されたパケットをDS−Link符号化し、データ信
号とストローブ信号に変換してIEEE1394シリア
ルバス26上に差動出力する。
【0035】図8は、フィジカルレイヤ回路24におけ
るパケットデータの送転送タイミング例を示す。図8
(a)は、125μs周期のアイソクロナスサイクル、
同(b)はパケット化回路22Aから出力されるChA
のパケットデータ、同(c)はパケット化回路22Bか
ら出力されるChBのパケットデータ、同(d)は2チ
ャンネル分のパケットデータがフィジカルレイヤ回路2
4からIEEE1394シリアルバス26上へ出力され
るタイミングをそれぞれ示す。図8(b),(c)に示
すChA及びChBのパケットデータの位相関係は、フ
ィジカルレイヤ回路24から出力される選択信号によっ
て決定される。このように、本実施例では、1つのアイ
ソクロナスサイクル内に、1つのオブジェクトデータ
(本実施例では、ビデオデータとオーディオデータを含
む。)から生成される同一のパケットデータを、2つの
チャンネルを介して時分割送信する。
【0036】フィジカルレイヤ回路24から出力される
2チャンネルのパケットデータは、IEEE1394シ
リアルバス26を介して受信側のフィジカルレイヤ回路
28に入力する。フィジカルレイヤ回路28は差動形式
で入力するデータ信号とストローブ信号とからクロック
を抽出し、かつ、データ信号をシリアルデータからパラ
レルデータに変換して、リンクレイヤ回路30に供給す
る。
【0037】リンクレイヤ回路30内では、ヘッダCR
C回路32が、パケットデータのヘッダのエラーを検出
すると共にその内容をチェックする。ヘッダCRC回路
32はまた、データ分配器34にチャンネル情報を供給
し、FIFO48には書き込み制御信号を供給する。デ
ータ分配器34は、ヘッダCRC回路32からのチャン
ネル情報に従い、フィジカルレイヤ回路28を介して受
信されたChAのパケットデータとChBのパケットデ
ータとに分離して出力する。ChAのパケットデータ
は、バッファ36及びデータCRC回路38に供給さ
れ、ChBのパケットデータはバッファ40及びデータ
CRC回路42に供給される。バッファ36,40は、
データエラーの検出及びその判定に要する時間との時間
差を調整するものであり、受信パケットのパケット番号
(図6のDBCフィールドに含まれる。)に基づいて書
き込みの制御を行う。これらの出力はスイッチ44によ
り選択されてFIFO48に印加される。データCRC
回路38,42は、各チャンネルのパケットのデータ部
(図6のフィールド608,607)のエラーをパケッ
ト単位で検出し、検出結果を判定回路46に供給する。
【0038】判定回路46は、データCRC回路38,
42のエラー検出結果に従い、スイッチ44を制御し、
一定の場合にエラー検出信号をバッファ52及びエラー
計数回路54に供給する。図9は、判定回路46の判定
テーブルを示す。判定回路46は、両方にエラーが無い
場合及び両方にエラーがある場合には判定結果’0’
を、ChAのパケットデータにエラーが無く、且つ、C
hBのパケットデータにエラーがある場合には判定結
果’0’を、ChAのパケットデータにエラーがあり、
ChBのパケットデータにエラーが無い場合には判定結
果’1’を、それぞれスイッチ44の制御用に出力す
る。スイッチ44は、判定回路46からの切り替え制御
信号が’0’の場合、ChAのパケットデータ(バッフ
ァ36の出力)を選択し、’1’の場合、ChBのパケ
ットデータ(バッファ40の出力)を選択する。判定回
路46はまた、判定結果が’0’の場合、ChAのパケ
ットデータのエラー検出信号を、判定結果が’1’の場
合にはChBのパケットデータのエラー検出信号を、バ
ッファ52及びエラー計数回路54に供給する。
【0039】スイッチ44により選択されたデータは、
FIFO48に印加される。FIFO48は、1パケッ
トデータ以上のデータが書き込まれると、読み出し可能
フラグをメインメモリ制御回路50に出力する。FIF
O48からのデータ読み出しには、メインメモリ制御回
路50からのクロックが使用される。バッファ52は、
FIFO48のデータ書き込み及び読み出しに要する時
間を考慮した遅延回路として機能し、判定回路46から
のエラー検出信号を遅延してメインメモリ制御回路50
に供給する。メインメモリ制御回路50は、バッファ5
2からのエラー検出信号がエラーの発生を示す場合に
は、メインメモリへのパケットデータの書込みを禁止す
ると共に、そのパケットデータ分のデータを必要に応じ
て補間する。
【0040】エラー計数回路54は、判定回路46から
出力されるエラー検出信号によりパケットデータ単位の
エラー数を計数し、計数結果を表示装置56の画面上に
表示する。ユーザは、そのエラー表示を見て、ケーブル
類の接続不良及びシステムの故障等を確認できる。
【0041】図10は、メインメモリ制御回路14の概
略構成ブロック図を示す。60,62は、それぞれFI
FO18A,18Bから供給される書き込み可能フラグ
の入力端子である。FIFO18A,18Bからの書き
込み可能フラグは、入力端子60,62からアクセス制
御回路64に入力する。入力端子10からのビデオデー
タ及びオーディオデータはメインメモリ72に入力し、
入力端子12からのNominal Timing信号
はアクセス制御回路64に入力する。アクセス制御回路
64は、入力端子60又は同62からの書き込み可能フ
ラグに応じて、メインメモリ72にアクセスするための
リクエストの発生を制御する。アクセス制御回路64は
また、入力端子12からのNominal Timin
g信号に従いChA及びChBのパケットデータをメイ
ンメモリ72から読み出すためのリクエスト並びにCh
A用の読み出しアドレスを出力する。アドレス発生回路
66は、ChA用の読み出しアドレスを用いて、ChB
のための読み出しアドレスを発生する。例えば、アイソ
クロナスサイクル内に同一のパケットデータを出力する
場合には、アドレス発生回路66は、ChA用の読み出
しアドレスと同じアドレスを出力する。
【0042】メモリインターフェース回路68は、チャ
ンネル制御回路64からのリクエストを調停し、メイン
メモリ72へのアクセス順序を決定する。メインメモリ
72にアクセスするアドレスは、アクセスが許可された
リクエストに付随するものである。メモリインターフェ
ース回路68はまた、リクエストの受付状態を示すフラ
グを出力端子70に出力する。このフフラグにより、現
在のメモリアクセスがChAかChBかを知ることがで
きる。出力端子70はスイッチ16の切り替え制御端子
に接続しており、このフラグによりスイッチ16が制御
される。
【0043】メインメモリ72は、メモリインターフェ
ース回路68からのアドレスに格納されているデータを
出力端子74に読み出す。データ出力端子74は、スイ
ッチ16の共通接点に接続しているので、メインメモリ
72から読み出されたデータがスイッチ16に供給され
る。
【0044】図11は、メインメモリ制御回路50の概
略構成ブロック図を示す。80はFIFO48から供給
される読み出し可能フラグの入力端子である。92はバ
ッファ52から供給されるエラー検出信号の入力端子で
ある。FIFO48からの読み出し可能フラグは、入力
端子80からアクセス制御回路82に入力する。アクセ
ス制御回路82は、入力端子80からの読み出し許可フ
ラグを内部カウンタで計数した結果と、図2に示すDI
Fブロックに含まれるID情報に基づいて、メインメモ
リ88の書き込みリクエスト信号とその書き込みアドレ
スを発生する。
【0045】ここで、入力端子92からのエラー検出信
号がエラーの発生を示す場合、アクセス制御回路82
は、入力端子90から入力されるパケットデータの書き
込みを禁止し、受信データが補間処理の可能なオブジェ
クトデータであれば必要に応じて補間を行う。例えば、
DV方式のビデオデータ及びオーディオデータの場合で
は、エラーの発生したパケットデータを、そのパケット
データに対応する1つの前のビデオフレームのパケット
データで置換する方法、エラーの発生したパケットデー
タに含まれる6DIFブロックに関係するマクロブロッ
クを、そのマクロブロックに対応する1つの前のビデオ
フレームのマクロブロックで置換する方法等がある。前
者では簡単に補間処理を実行でき、後者では画質の劣化
を抑えた補間処理を行うことができる。
【0046】メモリインターフェース回路86は、アク
セス制御回路82からのリクエストを調停し、メインメ
モリ88へのアクセス順序を決定する。メインメモリ8
8にアクセスするアドレスは、アクセスが許可されたリ
クエストに付随するものである。
【0047】メインメモリ88には、データ入力端子9
0を介してFIFO48から読み出されたパケットデー
タが入力する。メインメモリ88は、メモリインターフ
ェース回路86からのアドレス信号で指定される記憶領
域に、入力端子90からのパケットデータを記憶する。
【0048】以上のように第1の実施例では、各通信サ
イクル内において時間軸多重された複数のチャンネル
(例えば、ChA、ChB)の夫々が、1つのオブジェ
クトデータから生成された複数個のパケットデータを同
一の順序でアイソクロナス転送することによって、パケ
ットデータの連続性を保持することができ、オブジェク
トデータのリアルタイム性を損なうことのないデータ通
信を実現できる。また、再送処理の困難なブロードキャ
スト通信を利用する場合であってもより信頼性の高いデ
ータ通信を実現することができる。
【0049】第1の実施例では、各通信サイクル内にお
いて時間軸多重された複数のチャンネルの夫々が、1つ
のオブジェクトデータから生成された複数個のパケット
データを同一の順序でアイソクロナス転送する場合につ
いて説明した。
【0050】第2の実施例では、複数のチャンネルの少
なくとも一つが、所定の規則でシャッフル或いはインタ
リーブした順序で複数個のパケットデータをアイソクロ
ナス転送する構成について説明する。
【0051】例えば、ChBがパケットデータをシャフ
リングしてアイソクロナス転送すると仮定すると、アド
レス発生回路66は、ChA用のメモリアドレスから、
ある規則的な変換処理の下でChB用のメモリアドレス
を発生する。例えば、アクセス制御回路64は、ChA
に対しては、アドレス0から順にアドレスNまでの連続
するアドレスをパケットデータ単位(例えば、6DIF
ブロック単位)で発生してメモリインターフェース回路
68及びアドレス発生回路66に供給する。これに対し
てChBでは、アドレス発生回路66は、アドレスNか
ら順にアドレス0に至るアドレスをパケットデータ単位
(例えば、6DIFブロック)で発生してメモリインタ
ーフェース回路68に供給する。この場合のフィジカル
レイヤ回路24における転送タイミングチャートを図1
2に示す。図12(a)は、125μs周期のアイソク
ロナスサイクル、同(b)はChAのパケットデータ、
同(c)はChBのパケットデータ、同(d)は1つの
アイソクロナスサイクル内で時間軸多重化された2チャ
ンネル分のパケットデータをそれぞれ示す。
【0052】図13は、図12に示す順序で転送される
2チャンネルのパケットデータに対応できるように変更
した受信側のリンクレイヤ回路30の概略構成ブロック
図を示す。図7と同じ構成要素には同じ符号を付してあ
る。バッファ36,40に代わるバッファ92,94
は、少なくとも2ビデオフレーム分の記憶容量を具備
し、図2に示すID情報(ID0〜ID2)に基づき所
定のアドレスに入力データを書き込む。データCRC回
路38,42の出力と判定回路46の入力との間にそれ
ぞれバッファ96,98が挿入される。バッファ96,
98は、各チャンネルのパケットのデータ部(図6のフ
ィールド607,608)にエラーがあるか否かを示す
データエラー検出信号を一時記憶する。バッファ96,
98は、バッファ92,94と同様に2フレーム分の記
憶容量を具備する。バッファ96,98は、1ビデオフ
レーム分の情報が蓄積される度に、各パケットデータに
対応するデータエラー検出信号を本来の順番で判定回路
46に読み出す。
【0053】以後、先に説明したのと同様に、どちらか
のチャンネルのパケットデータがFIFO48に書き込
まれ、メインメモリ制御回路50に転送される。
【0054】以上のように第2の実施例では、各通信サ
イクル内において時間軸多重された複数のチャンネル
(例えば、ChA及びChB)の夫々が、1つのオブジ
ェクトデータから生成された複数個のパケットデータを
異なる順序でアイソクロナス転送することによって、パ
ケットデータの連続性を保持することができ、オブジェ
クトデータのリアルタイム性を損なうことのないデータ
通信を実現できる。また、再送処理の困難なブロードキ
ャスト通信を利用する場合であっても信頼性を向上させ
ることができる。更に、受信側のデパケッタイズ処理の
効率を向上させることもできる。
【0055】例えば、複数個のパケットデータを、第1
のチャンネル(ChA)では通常の順序で転送し、第2
のチャンネル(ChB)では所定の規則でシャッフル又
はインタリーブした順序で転送することにより、一方の
チャンネルのパケットデータにエラーが生じたとして
も、それと同一のパケットデータをある時間差をもって
他方のチャンネルから受信することができるので、第1
の実施例よりも信頼性が向上する。
【0056】また、1つのオブジェクトデータを複数の
チャンネルを用いて転送する場合に、少なくとも1つの
チャンネルが通常の順番でパケットデータを転送するこ
とにより、本実施例の受信側の機能を持たない装置であ
っても、そのオブジェクトデータを簡単に受信すること
ができる。
【0057】なお、本発明は、その精神又はその主要な
特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することが
できる。
【0058】IEEE1394規格のアイソクロナス転
送機能を有するデジタルインターフェースを用いた場合
を説明したが、本発明は、それに限定されない。本発明
は、例えば、略一定の通信サイクル期間毎に所定量のパ
ケットデータの転送を保証する機能を有し、或るオブジ
ェクトデータをリアルタイムに転送することのできるデ
ジタルインターフェースに適用することも可能である。
【0059】本発明はまた、IEEE1394規格のア
イソクロナス転送機能のように、複数のパケットデータ
を順次ブロードキャスト通信する再送処理の困難な通信
方式を利用するデジタルインターフェースにも適用する
ことができる。
【0060】上述の実施例では、送信側の構成と受信側
と構成とを別々の装置に分けて説明したが、同一の装置
が送信側の構成と受信側と構成と具備していてもよい。
【0061】1つのオブジェクトデータから生成された
複数のパケットデータを2つのチャンネルを用いてアイ
ソクロナス転送する実施例を説明したが、本発明はこれ
に限定されず、3チャンネル以上のチャンネルを用いて
もよい。例えば、利用できる転送速度に応じて利用する
チャンネル数を適応的に切り換えたり、各チャンネルに
おけるパケットデータの順番を夫々異なるようにしても
よい。
【0062】DV方式に基づき圧縮符号化されたビデオ
データ及びオーディオデータをアイソクロナス転送する
実施例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例
えば、MPEG方式に基づき圧縮符号化されたビデオデ
ータ及びオーディオデータをアイソクロナス転送する場
合にも適用することができる。この場合、各パケットデ
ータには、MPEG方式のトランスポート・パケットか
ら生成された複数個のデータブロックのうち、0個、1
個、2個、4個または8の倍数個が転送速度に応じて格
納される。
【0063】上述の実施例はあらゆる点おいて単なる例
示に過ぎず、限定的に解釈されるべきではない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リアルタイム転送中にエラーが混入しても、極めて良好
なデータ転送環境を構築でき、相関性の高低に関わらず
データの連続性を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 IEEE1394バス接続の基本的な構成を
示す概略構成ブロック図である。
【図2】 ブロックデータの構成図である。
【図3】 1ビデオフレームの構造を示す図である。
【図4】 メインメモリのアクセスタイミング図であ
る。
【図5】 IEEE1394バス上の1サイクル内の転
送例である。
【図6】 アイソクロナス転送のパケット・フォーマッ
トである。
【図7】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図8】 本実施例の送信タイミング図である。
【図9】 判定回路46の判定テーブルである。
【図10】 メインメモリ制御回路14の概略構成ブロ
ック図である。
【図11】 メインメモリ制御回路50の概略構成ブロ
ック図である。
【図12】 本実施例の別の送信タイミング図である。
【図13】 図13に示す転送タイミングに対応するリ
ンク回路30の変更例である。
【符号の説明】
10:ビデオデータの入力端子 12:Nominal Timing信号の入力端子 14:メインメモリ制御回路 16:スイッチ 18A,18B:FIFO 22:リンクレイヤ回路 22A,22B:パケット化回路 24:フィジカルレイヤ回路 26:IEEE1394シリアルバス 28:フィジカルレイヤ回路 30:リンクレイヤ回路 32:ヘッダCRC回路 34:データ分配器 36:バッファ 38:データCRC回路 40:バッファ 42:データCRC回路 44:スイッチ 46:判定回路 48:FIFO 50:メインメモリ制御回路 52:バッファ 54:エラー計数回路 56:表示装置 60,62:書き込み可能フラグの入力端子 64:アクセス制御回路 66:アドレス発生回路 68:メモリインターフェース回路 70:フラグ出力端子 72:メインメモリ 74:データ出力端子 80:読み出し可能フラグの入力端子 82:アクセス制御回路 84:アドレス変換回路 86:メモリインターフェース回路 88:メインメモリ 90:データ入力端子 92,94,96,98:バッファ 110:ディジタルVTR 112:データインターフェース 114:ディジタルVTR 116:データインターフェース 118:IEEE1394シリアルケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/56 H04L 11/20 102A H04N 5/92 H04N 5/92 H Fターム(参考) 5C053 FA22 FA24 GA11 GB14 GB15 GB22 GB26 GB37 KA03 LA15 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 HL11 5K014 AA01 FA01 5K030 GA01 GA11 HB01 HB02 HC14 JA05 LA01 MB05 5K032 AA07 CD01 EA04 EB06

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのオブジェクトデータを
    複数のチャンネルを介して伝送する送信装置と、 各チャンネル毎に当該オブジェクトデータのエラーを検
    出し、エラー検出結果に基づき当該複数のチャンネルの
    何れかを選択する受信装置とからなることを特徴とする
    データ伝送システム。
  2. 【請求項2】 当該送信装置は、当該オブジェクトデー
    タから複数のパケットデータを生成するパケット化手段
    と、当該複数のチャンネルを1転送サイクル内で時間軸
    多重する多重化手段とを具備する請求項1に記載のデー
    タ伝送システム。
  3. 【請求項3】 当該パケット化手段は、当該複数のパケ
    ットデータを所定の順序で当該複数のチャンネルの夫々
    に供給する請求項2に記載のデータ伝送システム。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのチャンネルに供給され
    るパケットデータの順序が、他のチャンネルに供給され
    るパケットデータの順序と異なる請求項3に記載のデー
    タ伝送システム。
  5. 【請求項5】 当該受信装置が、当該複数のチャンネル
    を介して少なくとも1つのオブジェクトデータを受信す
    る受信手段と、各チャンネル毎のエラーを検出するデー
    タ誤り検出手段と、各チャンネルの検出結果に基づいて
    当該複数のチャンネルの何れかを選択する選択手段とを
    具備する請求項1に記載のデータ伝送システム。
  6. 【請求項6】 当該送信装置は、当該オブジェクトデー
    タをアイソクロナス転送する請求項1乃至5の何れか1
    項に記載のデータ伝送システム。
  7. 【請求項7】 当該送信装置は、当該オブジェクトデー
    タをブロードキャスト通信する請求項1乃至6の何れか
    1項に記載のデータ伝送システム。
  8. 【請求項8】 当該オブジェクトデータは、ビデオデー
    タ或いはオーディオデータである請求項1乃至7の何れ
    か1項に記載のデータ伝送システム。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのオブジェクトデータを
    複数のチャンネルを介して伝送する送信ステップと、 各チャンネル毎に当該オブジェクトデータのエラーを検
    出し、エラー検出結果に基づき当該複数のチャンネルの
    何れかを選択する受信ステップとからなることを特徴と
    するデータ伝送方法。
  10. 【請求項10】 当該送信ステップは、当該オブジェク
    トデータから複数のパケットデータを生成するパケット
    化ステップと、当該複数のチャンネルを1転送サイクル
    内で時間軸多重する多重化ステップとを具備する請求項
    9に記載のデータ伝送方法。
  11. 【請求項11】 当該パケット化ステップは、当該複数
    のパケットデータを所定の順序で当該複数のチャンネル
    の夫々に供給する請求項10に記載のデータ伝送方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つのチャンネルに供給さ
    れるパケットデータの順序が、他のチャンネルに供給さ
    れるパケットデータの順序と異なる請求項11に記載の
    データ伝送方法。
  13. 【請求項13】 当該受信ステップが、当該複数のチャ
    ンネルを介して少なくとも1つのオブジェクトデータを
    受信する受信手段と、各チャンネル毎のエラーを検出す
    るデータ誤り検出手段と、各チャンネルの検出結果に基
    づいて当該複数のチャンネルの何れかを選択する選択ス
    テップとを具備する請求項9に記載のデータ伝送方法。
  14. 【請求項14】 当該送信ステップは、当該オブジェク
    トデータをアイソクロナス転送する請求項9乃至13の
    何れか1項に記載のデータ伝送方法。
  15. 【請求項15】 当該送信ステップは、当該オブジェク
    トデータをブロードキャスト通信する請求項6乃至14
    の何れか1項に記載のデータ伝送方法。
  16. 【請求項16】 当該オブジェクトデータは、ビデオデ
    ータ或いはオーディオデータである請求項6乃至15の
    何れか1項に記載のデータ伝送方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つのオブジェクトデータ
    を複数のチャンネルを介して伝送する送信手段と、当該
    複数のチャンネルを1転送サイクル内で時間軸多重する
    多重化手段とを具備することを特徴とする送信装置。
  18. 【請求項18】 当該送信手段は、当該オブジェクトデ
    ータから複数のパケットデータを生成し、当該複数のパ
    ケットデータを所定の順序で当該複数のチャンネルの夫
    々に供給する請求項17に記載の送信装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つのチャンネルに供給さ
    れるパケットデータの順序が、他のチャンネルに供給さ
    れるパケットデータの順序と異なる請求項18に記載の
    送信装置。
  20. 【請求項20】 当該送信手段は、当該オブジェクトデ
    ータをアイソクロナス転送する請求項17乃至19の何
    れか1項に記載の送信装置。
  21. 【請求項21】 当該送信手段は、当該オブジェクトデ
    ータをブロードキャスト通信する請求項17乃至20の
    何れか1項に記載の送信装置。
  22. 【請求項22】 当該オブジェクトデータは、ビデオデ
    ータ或いはオーディオデータである請求項17乃至21
    の何れか1項に記載の送信装置。
  23. 【請求項23】 当該送信装置は、ディジタルビデオレ
    コーダである請求項17乃至22の何れか1項に記載の
    送信装置。
  24. 【請求項24】 少なくとも1つのオブジェクトデータ
    を複数のチャンネルを介して伝送する送信ステップと、
    当該複数のチャンネルを1転送サイクル内で時間軸多重
    する多重化ステップとを具備することを特徴とする送信
    方法。
  25. 【請求項25】 1通信サイクル内で時間軸多重された
    複数のチャンネルを介して少なくとも1つのオブジェク
    トデータを受信する受信手段と、 各チャンネルのエラーを検出する誤り検出手段と、 当該誤り検出手段の検出結果に基づいて当該複数のチャ
    ンネルの何れかを選択する選択手段とを具備することを
    特徴とする受信装置。
  26. 【請求項26】 当該オブジェクトデータは複数のパケ
    ットデータからなり、当該複数のパケットデータは、当
    該複数のチャンネルの夫々において所定の順序で伝送さ
    れる請求項25に記載の受信装置。
  27. 【請求項27】 少なくとも1つのチャンネルに供給さ
    れるパケットデータの順序が、他のチャンネルに供給さ
    れるパケットデータの順序と異なる請求項26に記載の
    受信装置。
  28. 【請求項28】 当該誤り検出手段は、各チャンネルを
    介して受信されたパケットデータ毎にエラーを検出する
    請求項26に記載の受信装置。
  29. 【請求項29】 当該オブジェクトデータはアイソクロ
    ナス転送される請求項25乃至28の何れか1項に記載
    の受信装置。
  30. 【請求項30】 当該オブジェクトデータは、ブロード
    キャスト通信される請求項25乃至29の何れか1項に
    記載の受信装置。
  31. 【請求項31】 当該オブジェクトデータは、ビデオデ
    ータ或いはオーディオデータである請求項25乃至30
    の何れか1項に記載の受信装置。
  32. 【請求項32】 当該受信装置は、ディジタルビデオレ
    コーダである請求項25乃至31の何れか1項に記載の
    受信装置。
  33. 【請求項33】 1通信サイクル内で時間軸多重された
    複数のチャンネルを介して少なくとも1つのオブジェク
    トデータを受信する受信ステップと、 各チャンネルのエラーを検出する誤り検出ステップと、 当該誤り検出ステップの検出結果に基づいて当該複数の
    チャンネルの何れかを選択する選択ステップとを具備す
    ることを特徴とする受信方法。
  34. 【請求項34】 少なくとも1つのオブジェクトデータ
    から複数のパケットデータを生成するパケット化手段
    と、 当該複数のパケットデータを通信サイクル内の第1のチ
    ャンネルを介して所定の順序で伝送し、当該複数のパケ
    ットデータを前記通信サイクル内の第2のチャンネルを
    介して該第1のチャンネルとは異なる順序で伝送する送
    信手段とを具備することを特徴とする送信装置。
  35. 【請求項35】 当該送信手段は、当該第2のチャンネ
    ルを介して転送されるパケットデータを、当該第1のチ
    ャンネルを介して転送されるパケットデータとは逆の順
    序で伝送する請求項34に記載の送信装置。
  36. 【請求項36】 当該送信手段は、当該オブジェクトデ
    ータをアイソクロナス転送する請求項34又は35に記
    載の送信装置。
  37. 【請求項37】 当該送信手段は、当該オブジェクトデ
    ータをブロードキャスト通信する請求項34乃至36の
    何れか1項に記載の送信装置。
  38. 【請求項38】 当該オブジェクトデータは、ビデオデ
    ータ或いはオーディオデータである請求項34乃至37
    の何れか1項に記載の送信装置。
  39. 【請求項39】 少なくとも1つのオブジェクトデー
    タから複数のパケットデータを生成するパケット化ステ
    ップと、 当該複数のパケットデータを通信サイクル内の第1のチ
    ャンネルを介して所定の順序で伝送し、当該複数のパケ
    ットデータを前記通信サイクル内の第2のチャンネルを
    介して該第1のチャンネルとは異なる順序で伝送する送
    信ステップとを具備することを特徴とする送信方法。
  40. 【請求項40】 所定の順番で伝送される複数のパケッ
    トデータを通信サイクル内の第1のチャンネルを介して
    受信し、当該第1のチャンネルとは異なる順番で伝送さ
    れる複数のパケットデータを当該通信サイクル内の第2
    のチャンネルを介して受信する受信手段と、 当該第1のチャンネルのパケットデータと当該第2のチ
    ャンネルのパケットデータとに基づいて、少なくとも1
    つのオブジェクトデータを生成するデパケッタイズ手段
    とを具備することを特徴とする受信装置。
  41. 【請求項41】 当該第2のチャンネルを介して転送さ
    れるパケットデータは、当該第1のチャンネルを介して
    転送されるパケットデータとは逆の順序で伝送される請
    求項40に記載の受信装置。
  42. 【請求項42】 当該オブジェクトデータはアイソクロ
    ナス転送される請求項40又は41に記載の送信装置。
  43. 【請求項43】 当該オブジェクトデータはブロードキ
    ャスト通信される請求項40乃至42の何れか1項に記
    載の送信装置。
  44. 【請求項44】 当該オブジェクトデータは、ビデオデ
    ータ或いはオーディオデータである請求項40乃至43
    の何れか1項に記載の送信装置。
  45. 【請求項45】 所定の順番で伝送される複数のパケッ
    トデータを通信サイクル内の第1のチャンネルを介して
    受信し、当該第1のチャンネルとは異なる順番で伝送さ
    れる複数のパケットデータを当該通信サイクル内の第2
    のチャンネルを介して受信する受信ステップと、 当該第1のチャンネルのパケットデータと当該第2のチ
    ャンネルのパケットデータとに基づいて、少なくとも1
    つのオブジェクトデータを生成するデパケッタイズステ
    ップとを具備することを特徴とする受信方法。
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