JPH10190610A - マルチキャリア方式の受信機 - Google Patents

マルチキャリア方式の受信機

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JPH10190610A
JPH10190610A JP8344132A JP34413296A JPH10190610A JP H10190610 A JPH10190610 A JP H10190610A JP 8344132 A JP8344132 A JP 8344132A JP 34413296 A JP34413296 A JP 34413296A JP H10190610 A JPH10190610 A JP H10190610A
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JP
Japan
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clock
correlation
frequency
signal
peak
Prior art date
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JP8344132A
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Inventor
Mitsuru Sasaki
満 佐々木
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信の同期が外れたときに速やかに復帰でき
る受信機に関する。 【解決手段】 1つのフレーム内でガードインターバル
をそれぞれ有する複数の送信シンボルがマルチキャリア
のフーリエ変換により抽出されるマルチキャリア方式の
受信機において、一定の時間長の送信シンボルのうちガ
ードインターバルを除く有効シンボルのみにフーリエ変
換を行うためにウインドウをかける時間同期部17と、
時間同期部にウインドウをかけるタイミングを与えるた
めに受信機内に設けられ且つクロック周波数を可変にで
きる受信側クロック18と、受信側クロックのクロック
周波数についてガードインターバルの相関を用いて前記
送信シンボルの長さを基準として補正行うクロック補正
部20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直交したマルチキャ
リアに情報を分割して送信する直交周波数分割多重方式
の受信機に関し、特に受信の同期が外れたときに速やか
に復帰できる受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は従来の直交周波数分割多重方式
の受信機の例を示す図である。本図に示す如く、アンテ
ナ1、高周波増幅器2を介してデジタルオーディオ放送
(DAB)を受信して得た受信信号が発振器4の主搬送
波信号により乗算器3でダウンコンバータされる。乗算
器3の出力に接続される帯域通過フィルタ5は高周波成
分を除去する。帯域通過フィルタ5に接続される乗算器
6、7は同相成分、直交成分を生成する。乗算器6には
発振器8の副搬送波信号が同相成分を生成するために入
力される。乗算器7には発振器8の副搬送波信号がその
位相を90°だけシフトして直交成分を生成するために
入力される。乗算器6、7の出力にはそれぞれ低域通過
フィルタ10、11、アナログ/ディジタル(A/D)
変換器12、13を介して高速フーリエ変換器14(F
FT)が接続され、各マルチキャリアに分割された位
相、振幅情報が抽出される。高速フーリエ変換器14の
出力に接続される復調部15(デコード)は抽出された
位相、振幅情報をシンボルに復調する。スピーカ16は
復調部15の復調結果を出力する。
【0003】時間同期部17は、低域通過フィルタ1
0、11の出力に接続され、フレームとフレームとの間
のヌルシンボルを検出して高速フーリエ変換器14の変
換を開始するべき時間同期を求める。つまり、ヌルシン
ボルを検出後、ガードインターバルの時間を考慮して、
有効シンボルにだけウインドウがかけられる。周波数同
期部18は、復号器15の復調結果、特に復調された参
照シンボル(フェーズリファレンス)を用いて発振器4
の周波数シフト(自動周波数制御:AFC)を行う。
【0004】なお、デジタルオーディオ放送には、例え
ば、欧州では、モードI、II、IIIがあり、ダウンコン
バートを行うために主搬送波信号の周波数は、例えばモ
ードIでは250MHz、モードIIでは1GHz、モー
ドIII では2GHzである。図16は復調部15で復調
されるデータを説明する図である。本図に示す如く、1
フレームは参照シンボル、複数の連続する送信シンボル
からなる。フレーム間のヌルシンボルの部分にはマルチ
キャリアが存在しない。各送信シンボルはガードインタ
ーバルと有効シンボルからなる。参照シンボルは同期を
取るためのトレーニングシンボルである。つまり、参照
シンボルでは同期を取るために準備されたデータでマル
チキャリア間隔の周波数のずれが容易に算出可能になっ
ている。
【0005】なお、有効シンボルは送信データであるの
でそのデータ内容が時々刻々異なるが、ガードインター
バルはその内容が一定で送信シンボル毎に繰り返され
る。また、モードI、II、III の各々で1つのフレーム
当たりのシンボル数は76、76、153であり、シン
ボル当たりのマルチキャリアの数は1536、384、
192であり、有効シンボル長は1ms、250μs、
125μsであり、ガードインターバル長は250μ
s、62.5μs、31.5μsである。
【0006】高速フーリエ変換器14は、1回の変換で
はガードインターバルを除いた1つの有効シンボルだけ
にウインドウをかける、つまり、モードIの場合には1
回の変換では1536のマルチキャリアについて変換を
行う。時間同期部17では、モードIで説明すると、ヌ
ルシンボルを検出した後ガードインターバル長の時間2
50μs後に高速フーリエ変換器14に1msの第1の
ウインドウをかける。さらに、ヌルシンボル検出後1.
500ms後に第2のウインドウをかけ、以下同様にし
てウインドウをかける。このウインドウをかけるのに使
用される時間は受信機内の受信側クロック18を使用し
ている。
【0007】ところで、この受信機における時間を発生
する発振回路である受信側クロック18は年々精度が向
上しているが、発振回路により得られる時間にはバラツ
キがある。このバラツキに起因して、高速フーリエ変換
器14は、有効シンボルだけでなく、ガードインターバ
ルの一部を変換したり、バラツキが大きいと隣の有効シ
ンボルの一部を変換したりするということが生じる。
【0008】他方、周波数同期部19では、復号器15
の復調結果、特に復調された参照シンボルを用いて、ウ
インドウをかける時間のずれを求め、このずれをフィー
ドバックして発振器4の主搬送波信号の周波数を変化さ
せる自動周波数制御(AFC)が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
周波数同期部19では、復号器15を介しているため、
以下のような場合には、応答が遅いという問題がある。
何らかの原因で受信同期が長い間外れるとき、例えば、
受信開始時には周波数同期部18によるフィードバック
量は無く、または、この受信機が車両に搭載され車両が
長いトンネルを通過してトンネルの外に出たときには、
周波数同期部18によるフィードバックは復調データが
無い状態で更新されているので使用できない状態になっ
ている。たとえ、トンネルに入る前のフィードバック量
を保存していたとしても、トンネルから出たときにこの
フィードバック量は実際に必要なフィードバック量とは
異なるものになっている可能性がある。いずれにして
も、このような場合、時間同期部17では受信側クロッ
ク18のバラツキに起因して正しいウインドウをかける
ことができず、周波数同期部19がそのずれを修正して
くれるのを待たなければならない。しかし、周波数同期
部19は復号器を15を経由してフィードバック量を求
めるので、タイムラグがあり、応答が遅いという問題が
ある。
【0010】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、受信の同期状態が何らかの原因で外れたとき、受信
側のクロックにバラツキがあっても、速い応答で同期を
得ることができるマルチキャリア方式の受信機を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、1つのフレーム内でガードインターバ
ルをそれぞれ有する複数の送信シンボルがマルチキャリ
アのフーリエ変換により抽出されるマルチキャリア方式
の受信機において、一定の時間長の前記送信シンボルの
うち前記ガードインターバルを除く有効シンボルのみに
フーリエ変換を行うためにウインドウをかける時間同期
部と、前記時間同期部にウインドウをかけるタイミング
を与えるために受信機内に設けられ且つクロック周波数
を可変にできる受信側クロックと、前記受信側クロック
のクロック周波数について前記ガードインターバルの相
関を用いて前記送信シンボルの長を基準として補正を行
うクロック補正部とを備えることを特徴とする。具体的
には、前記クロック補正部は、受信信号と該受信信号を
前記送信シンボル長だけ遅延した遅延信号との相関を取
り、前記ガードインターバルを受信したときにピークと
なる該相関の間隔を前記受信側クロックで測定しピーク
間の時間長として求め、さらに、前記送信シンボルの時
間長と前記ピーク間の時間長との時間差を求め該時間差
が小さくなるように前記受信側クロックのクロック周波
数を補正する。この手段により、ガードインターバルの
内容は有効シンボルのように時々刻々と変化せず、一定
なので、相関のピーク間の時間長が送信シンボル長に対
応でき、受信側クロックのクロック周波数にバラツキが
あっても送信シンボル長で一致させる補正が可能にな
る。このため、同期外れに対して復帰が早くなる。
【0012】前記クロック補正部は、前記ピーク間の時
間長が2倍の前記送信シンボル長よりも大きくなり、前
記ピーク間にフレーム間のヌルシンボルを含む場合には
前記受信側クロックのクロック周波数の補正を禁止す
る。この手段により、送信シンボル長を基準として受信
側クロックを補正するので、ヌルシンボルを含む区間も
補正に考慮すると却って補正が劣化するのでこの区間を
除外する。
【0013】前記クロック補正部は、前記相関がしきい
値より大きい場合には相関のピークと判定する。さら
に、前記クロック補正部は、前記相関のピークが反射波
の影響を受けて小さくなるにともなって前記しきい値を
小さくする。この手段により反射の影響があっても補正
が可能にできる。前記クロック補正部は、前記ヌルシン
ボルを検出後前記相関のピークをカウントし、1フレー
ムの相関のピークの最大カウント数以内ならば前記相関
のピークがしきい値以下の場合でも、前記しきい値以下
になる前の前記ピーク間の時間長を維持する。この手段
により、反射波の影響があっても補正が可能になる。
【0014】前記クロック補正部は、前記遅延信号の移
動平均をとる。遅延信号の変動による影響を除去する。
前記クロック補正部は、受信モードが外部より切り換え
られるとき、前記遅延信号の遅延時間を前記受信モード
に応じて変更する。モードの変更があっても、同期外れ
に対する復帰が早くなる。
【0015】前記クロック補正部は、同相成分及び直交
成分の受信信号と該受信信号を前記送信シンボル長だけ
遅延した遅延信号との相関をそれぞれ取り、相関の同相
成分と直交成分の比を取って相関の位相角を求め、この
位相角が小さくなるように受信信号のダウンコンバート
を行う発振器の周波数を制御する。この手段により、周
波数同期部とクロック補正部を一体にでき構成が簡単化
すると同時に復調器を経由しないので応答も早くなる。
【0016】前記フーリエ変換を行うフーリエ変換器は
前記フレームのヌルシンボル位置の後に続く同期を取る
ための参照シンボルを1回だけフーリエ変換して周波数
のずれを求めて、この周波数のずれが小さくなるように
受信信号のダウンコンバータを行う発振器の周波数を制
御する。具体的には、前記フーリエ変換器は、予め前記
参照シンボルだけを変換したデータを選択するためのア
ドレッシング手段を有する。この手段により、フーリエ
変換器は、フレームの他のシンボルの変換を要せず、単
に参照シンボルだけの処理が可能であるので、発振器の
周波数の制御の応答が早くなる。
【0017】前記クロック補正部における前記発振器の
周波数の制御では周波数ずれの微分に対して不感帯が設
定される。前記フーリエ変換器における前記発振器の周
波数の制御では周波数ずれの微分に対して不感帯が設定
される。この手段により、自動周波数制御が一定値以下
に収束した場合には自動周波数制御の信号を一定に保つ
ことが可能になる。さらに、自動周波数制御の信号を一
定に保った後に検出した周波数ずれ情報が予め設定した
レベルを継続して越える場合に、自動的に自動周波数制
御モードに復帰することが可能になる。これにより一瞬
の妨害などによる自動周波数制御の誤動作を防止するこ
とが可能になる。同時に、一定環境下で動作中でも受信
機、外部要因での発熱により発振器の周波数がゆるやか
に変化することが予想されるが、これによる復調誤りを
低減できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るマルチキ
ャリア方式の受信機の高速フーリエ変換器のウインドウ
をかけるタイミングに使用されるクロック周波数を補正
するクロック補正部を示す図である。本図に示す如く、
クロック補正部20はガードインターバルについて相関
ピークを求め、相関ピーク間の時間を基準として受信側
クロック18を補正するものである。まず、低域通過フ
ィルタ10、11の出力にそれぞれ接続される遅延器2
1及び22は、それぞれに入力する同相成分(I)、直
交成分(Q)信号を前述の1つの送信シンボル長の時間
分だけ遅延する。この遅延時間は、前述の如く、モード
Iの場合には1.25ms(ガードインターバル:25
0μs、有効シンボル:1ms)である。乗算器23、
24は遅延器21、22の各遅延信号と低域通過フィル
タ10、11の遅延前の各出力信号とを乗算する。移動
平均器25、26は乗算器23、24の出力をそれぞれ
移動平均する。移動平均は遅延信号の変動を除去するた
めに行われる。二乗器27、28は移動平均器25、2
6の出力をそれぞれ二乗し、加算器29は二乗器27、
28の出力を加算し、平方根器30は加算器29の出力
の平方根をとる。ピーク検出部31は平方根器30の出
力のピークを検出し、このピーク検出があると後述のカ
ウンタ32にクリア信号を出力する。この検出では、平
方根器30の出力が所定値以上の場合にはピークとされ
る。カウンタ32はクロック18のクロック信号をカウ
ントする。クロック18のクロック周波数は、例えば、
1MHzとする。カウンタ32はピーク検出部31から
クリア信号を入力するとカウンタ値をメモリ33に記憶
し、そのカウンタ値をクリアして、カウントを再び開始
する。比較器34は1.25msに相当するカウント値
1250を基準としてメモリ33の記憶値と比較し、そ
のカウント差をクロック18に出力する。受信側クロッ
ク18は比較器34のカウント差が小さくなるように周
波数を変更する。時間同期部17はこの受信側クロック
18のクロック信号を用いて高速フーリエ変換器14に
ウインドウをかけるタイミングを決定する。
【0019】図2は図1のクロック補正部20の遅延と
相関を説明するタイムチャートである。本図に示す如
く、受信信号の送信シンボルの配置、第1のガードイン
ターバル信号SG1、第1の有効シンボル信号S1 、第2
のガードインターバル信号SG2、第2の有効シンボル信
号S2 、第3のガードインターバル信号SG3、第3の有
効シンボル信号S2 、…に対して、遅延器21、22の
出力信号は、送信シンボル長分だけ遅れる。有効シンボ
ルの内容は情報データであるので時々刻々と異なるた
め、例えば、受信信号の第2の有効シンボルS2 と遅延
信号の第1の有効シンボルS1 とには相関が無く、同様
に受信信号の第3の有効シンボルS3 と遅延信号の第2
の有効シンボルS2 とにも相関が無い。すなわち、受信
信号と遅延信号との有効シンボルには相関が無い。しか
し、ガードインターバルのシンボルの内容は固定されて
いるため、受信信号の第2のガードインタバル信号SG2
と遅延信号の第1のガードインターバル信号SG1とでは
相関が大きくなり、同様に受信信号の第3のガードイン
ターバル信号SG3と遅延信号の第2のガードインターバ
ル信号SG2とでは相関が大きくなる。すなわち、受信信
号と遅延信号とのガードインターバルでは相関が大き
い。このため、隣接する相関のピーク値の間隔が送信シ
ンボル長となる。
【0020】したがって、本発明によれば、受信側クロ
ック18のクロック周波数にバラツキがあっても、送信
シンボル長を基準として補正されるので、時間同期部1
7に正しいクロック周波数を提供することが可能にな
る。さらに、ピーク検出部31のクリア数をカウントす
るカウンタ35を設けてもよい。このカウンタ35はヌ
ルシンボルを検出するために設けられる。
【0021】図3はカウンタ32及び35の関係を説明
する図であり、図4はヌルシンボル付近の相関を説明す
るタイムチャートである。図3に示す如く、先ずカウン
タ32では、ステップS1においてヌルシンボルを含む
区間になるのを待つ。つまり、図4に示す如く、ピーク
検出部31の隣接する相関ピークの間隔が2送信シンボ
ル長(2×1250カウント)より大きい場合にはヌル
シンボルを含む区間と判断する。このような判断によ
り、この間では受信側クロック18のクロック周波数の
補正を行わない。ステップS2において上記判断が「Y
ES」ならカウンタ32はカウンタ35のカウント数n
=0と設定する。ステップS3において、カウンタ32
は次の相関のピークであるクリアを待つ。ステップS4
においてカウンタ32はカウント値をメモリ33に移
し、カウント値をクリアする。このカウント値を用い
て、受信側クロック18のクロック周波数の補正が行わ
れる。ステップS5において、カウンタ35はピーク検
出部31からのクリア数をカウントし、カウント数n=
75か否かを判断する。この判断が「NO」ならステッ
プS3に戻り、「YES」ならステップS1に戻る。
【0022】このようにして、モードによりシンボルの
数は決まっているので、必要なタイミングの生成は容易
に行われる。図5は反射波によるシンボル干渉がある場
合の相関を説明するタイムタイムチャートである。受信
信号は、本図に示す如く、反射波により干渉される直接
波として得られる。この場合、受信信号のガードインタ
ーバルは直接波のガードインターバルと反射波の有効シ
ンボルとの斜線領域のような干渉により狭くなる。この
ため、相関信号は通常の場合に比較して振幅が小さくな
る。
【0023】図6は反射波がある場合のピーク検出部3
1のしきい値を説明する図である。本図(a)に示すよ
うに、ピーク検出部31では反射波が無い場合に平方根
器30の出力にしきい値を設定してその出力がしきい値
を越えるとクリア用のパルスを発生する。これに対し
て、本図(b)に示す如く、相関信号の振幅が小さくな
るときには、その振幅が小さくなるに応じて上記しきい
値を小さくする。このとき、逆に、相関信号が1つ抜け
ると、送信シンボル長が2倍になったように誤検出が行
われる。このため、しきい値を相関強度に応じて設定し
送信シンボル長の誤検出により受信側クロック18の精
度が却って補正により悪くなるのを防止している。
【0024】図7はピーク検出部31のしきい値を変更
する手段の例を示す図である。本図(a)に示す如く、
ピーク検出部31は、入力信号を可変しきい値と比較す
る比較器311と、入力信号を1サンプル周期(τ)だ
け遅延する遅延器312と、遅延器312の出力信号と
入力信号とを比較する比較器313とを具備する。さら
に、比較器313の入力信号が、本図(b)に示す如
く、遅延器313の出力よりも小さくなると、遅延器3
12の出力の振幅の大きさに応じて比較器311のしき
い値が変更される。
【0025】図8はピーク検出部31の別の例のタイム
チャートを示す図である。本図に示す如く、ピーク検出
部31への入力信号がしきい値を越えない場合には、図
3のステップS3〜S5に戻り、カウンタ35のカウン
ト値n≠75であれば、すなわち、ヌルシンボル区間に
無ければ、しきい値を越えた場合の送信シンボル長tと
同じ疑似的な送信シンボル長t’のクリアパルスを発生
する。上記と同様に相関信号が検出されないことにより
受信側クロック18の精度が却って補正により悪くなる
のを防止している。
【0026】図9はクロック補正部20においてモード
の変更に伴って遅延器21、22の変更を説明するフロ
ーチャートである。ステップS11において、外部から
モード変更の割込みを待つ。ステップS12において、
上記変更割込みがあった場合にはモードに応じて遅延テ
ーブルを参照する。例えば、モードIの場合は1.25
ms、モードIIの場合は312.5μs、モードIII の
場合は156.25μsである。ステップS13におい
て既存のパラメータ(遅延時間)を破棄し、新たなパラ
メータ(遅延時間)を設定する。この場合、図1の比較
器34の基準カウント値は、モードIの場合は1250
カウント、モードIIの場合は313カウント、モードII
I の場合は156カウントである。ステップS14にお
いて上記で説明した相関信号を求め、受信側クロック1
8によるシンボルタイミングを求める。ステップS15
においてシンボルタイミングのずれを基に受信側クロッ
ク18の時間同期信号を形成する。このようにしてモー
ド変更後速やかにパラメータを切り換えて復調処理に要
する時間を短縮することができる。
【0027】図10はクロック補正部20により自動周
波数制御(AFC)を行う例を示す図である。本図
(a)に示す如く、移動平均器25、26の出力を割り
算する割り算器39を設け、この出力を基に発振器4の
主搬送波信号の周波数が制御される。発振器4の主搬送
波信号の周波数と送信に使用される搬送波信号との周波
数との間に周波数のずれがある場合には、本図(b)に
示す如く、移動平均器25、26の出力の位相角が変化
する。この変化が小さくなるように上記割り算器39の
出力により発振器4の出力周波数が制御される。このよ
うにして、従来、時間同期部17と周波数同期部19
(図15参照)とは別々に設けられたいたが、周波数同
期部19は時間同期部17と一体にすることにより構成
が簡単になる。
【0028】図11は高速フーリエ変換器14の変換結
果を基に発振器4を制御する例を示す図であり、図12
は図11の高速フーリエ変換器14の動作を説明するフ
ローチャートである。図12のステップS21におい
て、高速フーリエ変換器14はクロック補正部20の情
報を基にヌルシンボルの次のシンボルの入力を待つ。こ
こに、図16の説明の如く、ヌルシンボルの次のシンボ
ルは参照シンボルである。ステップS22において、高
速フーリエ変換器は参照シンボルを変換する。ステップ
S23において参照シンボルによる周波数のずれを検出
する。ステップS24において、この周波数ずれ(キャ
リアシフト)を基に発振器4の周波数を制御する。この
ように、復調部15を経由せずに高速フーリエ変換器1
4により自動周波数制御を行うことにより応答性が改善
される。
【0029】図13は図11の高速フーリエ変換器14
での処理概要を説明する図である。高速フーリエ変換器
14では、通常、計算順序を計算しながら全データが出
力されるよう演算されるが、参照シンボルで周波数ずれ
データを演算する場合には、予め決めたデータの算出の
みでよい。すなわち、本図に示す如く、演算順序テーブ
ルを準備しアドレッシング手段によりデータの選択を行
い不要な演算を行わないようにしてある。このため、必
要な部分のみを処理することで処理量が低減でき、全体
の処理量から要求される処理部(デジタル信号プロセッ
サ)の能力を大きくしなくてすみ、結果的にコストダウ
ンも可能となる。
【0030】図14は図10及び図11のおける自動周
波数制御に設定される不感帯を説明する図である。本図
(a)に示す如く、周波数ずれ検出値の微分を横軸に取
り、且つ自動周波数制御量(AFC制御量)を縦軸に取
って、周波数ずれ検出値の微分値に対するしきい値を基
に不感帯が設定される。この場合、しきい値は周波数ず
れがマルチキャリア間隔の1/100程度以下になるよ
うにすることが適当である。このようにして、自動周波
数制御が一定値以下に収束した場合には自動周波数制御
の信号を一定に保つことが可能になる。さらに、自動周
波数制御の信号を一定に保った後に検出した周波数ずれ
情報が予め設定したレベルを継続して越える場合に、自
動的に自動周波数制御モードに復帰することが可能にな
る。これにより一瞬の妨害などによる自動周波数制御の
誤動作を防止することが可能になる。同時に、一定環境
下で動作中でも受信機、外部要因での発熱により発振器
の周波数がゆるやかに変化することが予想されるが、こ
れによる復調誤りを低減できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によれば、受
信の同期状態が何らかの原因で外れたとき、受信側クロ
ックのクロック周波数にバラツキがあっても、速い応答
で同期を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルチキャリア方式の受信機の高
速フーリエ変換器のウインドウをかけるタイミングに使
用されるクロック周波数を補正するクロック補正部を示
す図である。
【図2】図1のクロック補正部20のシンボル遅延と相
関を説明するタイムチャートである。
【図3】カウンタ32及び35の関係を説明する図であ
る。
【図4】ヌルシンボル付近の相関を説明するタイムチャ
ートである。
【図5】反射波によるシンボル干渉がある場合の相関を
説明するタイムタイムチャートである。
【図6】反射波がある場合のピーク検出部31のしきい
値を説明する図である。
【図7】ピーク検出部31のしきい値を変更する手段の
例を示す図である。
【図8】ピーク検出部31の別の例のタイムチャートを
示す図である。
【図9】クロック補正部20においてモードの変更に伴
って遅延器21、22の変更を説明するフローチャート
である。
【図10】クロック補正部20により自動周波数制御
(AFC)を行う例を示す図である。
【図11】高速フーリエ変換器14の変換結果を基に発
振器4を制御する例を示す図である。
【図12】図11の高速フーリエ変換器14の動作を説
明するフローチャートである。
【図13】図11の高速フーリエ変換器14での処理概
要を説明する図である。
【図14】図10及び図11のおける自動周波数制御に
設定される不感帯を説明する図である。
【図15】従来の直交周波数分割多重方式の受信機の例
を示す図である。
【図16】復調部15で復調されるデータを説明する図
である。
【符号の説明】
4…発振器 14…高速フーリエ変換器 17…時間同期部 18…受信側クロック 20…クロック補正部 21、22…遅延器 25、26…移動平均器 31…ピーク検出部 32、35…カウンタ 33…メモリ 34…比較器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのフレーム内でガードインターバル
    をそれぞれ有する複数の送信シンボルがマルチキャリア
    のフーリエ変換により抽出されるマルチキャリア方式の
    受信機において、 一定の時間長の前記送信シンボルのうち前記ガードイン
    ターバルを除く有効シンボルのみにフーリエ変換を行う
    ためにウインドウをかける時間同期部と、 前記時間同期部にウインドウをかけるタイミングを与え
    るために前記受信機内に設けられ且つクロック周波数を
    可変にできる受信側クロックと、 前記受信側クロックのクロック周波数について前記ガー
    ドインターバルの相関を用いて前記送信シンボルの長さ
    を基準として補正を行うクロック補正部とを備えること
    を特徴とするマルチキャリア方式の受信機。
  2. 【請求項2】 前記クロック補正部は、受信信号と該受
    信信号を前記送信シンボル長だけ遅延した遅延信号との
    相関を取り、前記ガードインターバルを受信したときに
    ピークとなる該相関の間隔を前記受信側クロックで測定
    しピーク間の時間長として求め、さらに、前記送信シン
    ボルの時間長と前記ピーク間の時間長との時間差を求め
    該時間差が小さくなるように前記受信側クロックのクロ
    ック周波数を補正することを特徴とする、請求項1に記
    載のマルチキャリア方式の受信機。
  3. 【請求項3】 前記クロック補正部は、前記ピーク間の
    時間長が2倍の前記送信シンボル長よりも大きくなり、
    前記ピーク間にフレーム間のヌルシンボルを含む場合に
    は前記受信側のクロック周波数の補正を禁止することを
    特徴とする、請求項2に記載のマルチキャリア方式の受
    信機。
  4. 【請求項4】 前記クロック補正部は、前記相関がしき
    い値より大きい場合には相関のピークと判定することを
    特徴とする、請求項2に記載のマルチキャリア方式の受
    信機。
  5. 【請求項5】 前記クロック補正部は、前記相関のピー
    クが反射波の影響を受けて小さくなるにともなって前記
    しきい値を小さくすることを特徴とする、請求項4に記
    載のマルチキャリア方式の受信機。
  6. 【請求項6】 前記クロック補正部は、前記ヌルシンボ
    ルを検出後前記相関のピークをカウントし、1フレーム
    の相関のピークの最大カウント数以内ならば前記相関の
    ピークがしきい値以下の場合でも、前記しきい値以下に
    なる前の前記ピーク間の時間長を維持することを特徴と
    する、請求項2に記載のマルチキャリア方式の受信機。
  7. 【請求項7】 前記クロック補正部は、前記遅延信号の
    移動平均をとることを特徴とする、請求項2に記載のマ
    ルチキャリア方式の受信機。
  8. 【請求項8】 前記クロック補正部は、受信モードが外
    部より切り換えられるとき、前記遅延信号の遅延時間を
    前記受信モードに応じて変更することを特徴とする、請
    求項1に記載のマルチキャリア方式の受信機。
  9. 【請求項9】 前記クロック補正部は、同相成分及び直
    交成分の受信信号と該受信信号を前記送信シンボル長だ
    け遅延した遅延信号との相関をそれぞれ取り、相関の同
    相成分と直交成分の比を取って相関の位相角を求め、こ
    の位相角が小さくなるように受信信号のダウンコンバー
    タを行う発振器の周波数を制御することを特徴とする、
    請求項2に記載のマルチキャリア方式の受信機。
  10. 【請求項10】 前記フーリエ変換を行うフーリエ変換
    器は前記フレームのヌルシンボル位置の後に続く同期を
    取るための参照シンボルだけフーリエ変換して周波数の
    ずれを求め、この周波数のずれが小さくなるように受信
    信号のダウンコンバータを行う発振器の周波数を制御す
    ることを特徴とする、請求項2に記載のマルチキャリア
    方式の受信機。
  11. 【請求項11】 前記フーリエ変換器は、予め前記参照
    シンボルだけ変換したデータを選択するためのアドレッ
    シング手段を有することを特徴とする、請求項10に記
    載のマルチキャリア方式の受信機。
  12. 【請求項12】 前記クロック補正部における前記発振
    器の周波数の制御では周波数ずれの微分に対して不感帯
    が設定されることを特徴とする、請求項9に記載のマル
    チキャリア方式の受信機。
  13. 【請求項13】 前記フーリエ変換器における前記発振
    器の周波数の制御では周波数ずれの微分に対して不感帯
    が設定されることを特徴とする、請求項10に記載のマ
    ルチキャリア方式の受信機。
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