JPH10190468A - デルタシグマ型a/d変換器 - Google Patents

デルタシグマ型a/d変換器

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JPH10190468A
JPH10190468A JP35639896A JP35639896A JPH10190468A JP H10190468 A JPH10190468 A JP H10190468A JP 35639896 A JP35639896 A JP 35639896A JP 35639896 A JP35639896 A JP 35639896A JP H10190468 A JPH10190468 A JP H10190468A
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capacitor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】局部復調機能を持たせ、量子化雑音が高域へノ
イズシェーピングされることによって広い電圧レベル範
囲にわたり線形に量子化されたベースバンド信号を出力
しうるデルタシグマ型A/D変換器を提供すること。 【解決手段】一端が共通接続された第1及び第5のスイ
ッチ3、7へRF帯かIF帯の受信信号を入力して標本
化し、積分し、量子化して1ビットA/D変換器20の
出力端子から信号を取り出すデルタシグマ型A/D変換
器において、正弦波の標本化値とほぼ等しいキャパシタ
ンスを有する入力キャパシタ15、16と、正弦波の標
本化値との乗算と等価になるようにアナログスイッチを
オン・オフさせるクロック発生器24とを設けることに
より、消費電流を増加せずに受信信号を局部復調し、か
つ量子化雑音が高域へノイズシェーピングされた量子化
ベースバンド信号を出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線受信装置にお
いて、高周波または中間周波の受信信号からベースバン
ド信号を局部復調し、これを量子化するA/D変換器に
関し、特に高い分解能を有するデルタシグマ型A/D変
換器に関する。
【0002】
【従来の技術】π/4シフトQPSKなどのディジタル
変調方式において、受信機では振幅と位相の情報を検波
するために直交復調器が用いられる。RF(高周波)帯
やIF(中間周波)帯の受信信号は、直交復調器により
同相成分であるI信号と直交成分であるQ信号に変換さ
れる。直交復調器では、受信信号の搬送波周波数に等し
いローカル信号との乗算を行い、局部復調されたIQ信
号を得る。I信号とQ信号はベースバンド信号であるた
め、容易にA/D変換器を用いて量子化・標本化するこ
とができ、その後でディジタル信号処理によって復号処
理することが可能である。
【0003】一方、受信機の入力信号には希望の受信波
とともに妨害波も存在し、これを抑圧するためにRF帯
やIF帯にチャネル選択フィルタが置かれる。妨害波の
レベルは非常に大きい場合があり、例えば希望波に比べ
て+50dB以上に及ぶこともある。このため、チャネ
ル選択フィルタには広いダイナミックレンジが要求さ
れ、一般にはセラミックフィルタなどの受動フィルタで
実現される。
【0004】このような受動フィルタ素子は比較的大き
く、装置の小型化を制限することになる。そのため、受
動フィルタ素子を集積回路化することが望ましい。それ
を実現する方法としては、ベースバンドIQ信号をA/
D変換した後のディジタル信号を処理するディジタルフ
ィルタがある。このとき、広いダイナミックレンジを有
するディジタルフィルタを実現するためには、A/D変
換器には例えば14ビット程度の高い分解能が要求され
る。ベースバンド信号程度の周波数帯であれば、これは
オーバーサンプリング技術とノイズシェーピング技術と
を利用した従来のデルタシグマ型A/D変換器で達成す
ることができる。
【0005】従来、ベースバンド信号等低周波信号を量
子化するデルタシグマ型A/D変換器としては、図8に
示すようなものがあった(例えば、1例として、特開平
8−70251に開示されているようなものがある)。
【0006】以下、図8乃至図11を参照して、従来の
デルタシグマ型A/D変換器について説明する。図8は
従来のデルタシグマ型A/D変換器の構成を示すブロッ
ク図、図9は従来のデルタシグマ型A/D変換器のクロ
ック発生器のタイミングチャート、図10は従来のデル
タシグマ型A/D変換器のスイッチ制御器のタイミング
チャート、図11は従来のデルタシグマ型A/D変換器
の出力の周波数スペクトラムを表す図である。
【0007】まず、図8を参照して、従来のデルタシグ
マ型A/D変換器の構成を説明する。図8において、2
5はアナログのRF帯またはIF帯の受信信号の入力端
子、26は量子化されたベースバンド信号の出力端子、
33は基準電圧の入力端子、27〜34はクロック発生
器42が出力する制御クロックの電圧によりオン・オフ
するアナログスイッチ(以下、単にスイッチともい
う)、35はキャパシタ、36は積分キャパシタ、37
は帰還キャパシタ、38は演算増幅器である。
【0008】また、39は一定周期のクロック信号(c
lk)40でトリガされる毎にアナログ入力信号を一定
のしきい値と比較した大小関係を2値振幅の論理信号と
して出力する1ビットA/D変換器、41は1ビットA
/D変換器39の出力に従い異なるタイミングの制御ク
ロックを発生して各アナログスイッチ31〜34のオン
・オフを制御するスイッチ制御器、42は所定のタイミ
ングの制御クロックを発生して各アナログスイッチ31
〜34のオン・オフを制御するクロック発生器である。
【0009】次に、図8乃至図11を参照して、従来の
デルタシグマ型A/D変換器の動作を説明する。まず、
入力端子25から入力されたアナログ信号は、図9に示
すようなクロック発生器42からの制御クロックの制御
によるアナログスイッチ27〜30によってオン・オフ
され、入力キャパシタ35、積分キャパシタ36及び演
算増幅器38とを通して標本化され、積分される。
【0010】標本化され積分された信号は、1ビットA
/D変換器39において2値の振幅に量子化される。量
子化された信号は、出力端子26から出力されるととも
に、スイッチ制御器41に入力され、スイッチ制御器4
1は入力された2値の値(Vout=0、1)に応じて
図10に示すような制御クロックを出力して、アナログ
スイッチ31〜34をオン・オフ制御する。これによ
り、入力端子33の基準電圧が帰還キャパシタ37を介
して入力端子25からの入力信号とは逆相に加算及び積
分されるような負帰還ループが構成される。
【0011】その結果、出力端子26から得られる出力
信号の周波数スペクトラムは、1ビットA/D変換器3
9から出力した信号の周波数が低いほど、量子化雑音が
抑圧されたノイズシェーピング特性を有する。図11に
示す出力端子26の周波数スペクトラムの例により、低
い周波数帯域で量子化雑音が低いということが分かり、
これによって、1ビットA/D変換器39の出力におけ
るノイズシェーピング特性が分かる。したがって、受信
機のベースバンド信号のように低い周波数帯の信号に対
しては、量子化雑音の小さい高分解能のA/D変換器と
して働く。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデルタシグマ型A/D変換器においては、もしRF
帯やIF帯の受信信号を直接A/D変換できればチャネ
ル選択フィルタをディジタルフィルタで実現することが
できるとともに、直交復調器を使用しないですむにもか
かわらず、RF帯やIF帯の受信信号を直接A/D変換
しようとすると、そのような比較的高い周波数帯では量
子化雑音が大きいため、高分解能のA/D変換器として
機能せず、別に直交復調器を必要とするという問題があ
った。
【0013】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、ベースバンドIQ信号を量子化する
デルタシグマ型A/D変換器に局部復調の機能を持たせ
て独立の直交復調器を不要にし、RF帯とかIF帯のチ
ャネル選択フィルタを接続して特に高い電圧レベルの妨
害波を除去するようにしなくても、量子化雑音が高域へ
ノイズシェーピングされることによって、広い電圧レベ
ル範囲にわたり、線形に量子化されたベースバンドIQ
信号を出力することができるデルタシグマ型A/D変換
器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるデルタシグ
マ型A/D変換器は、一端が受信信号入力端子へ接続さ
れた第1のスイッチと、一端が前記第1のスイッチへ接
続された第1の入力キャパシタと、一端が前記第1の入
力キャパシタへ接続され、他端が接地された第2のスイ
ッチと、一端が前記第1のスイッチと前記第1の入力キ
ャパシタへ共通接続され、他端が接地された第3のスイ
ッチと、一端が前記第1の入力キャパシタと前記第2の
スイッチへ共通接続された第4のスイッチと、一端が受
信信号入力端子へ接続された第5のスイッチと、一端が
前記第5のスイッチへ接続された第2の入力キャパシタ
と、一端が前記第2の入力キャパシタへ接続され、他端
が接地された第6のスイッチと、一端が前記第5のスイ
ッチと第2の入力キャパシタへ共通接続された第7のス
イッチと、一端が前記第2の入力キャパシタと前記第6
のスイッチへ共通接続された第8のスイッチと、反転入
力端子が前記第4および第8のスイッチへ共通接続さ
れ、非反転入力端子が接地された演算増幅器と、一端が
前記演算増幅器の反転入力端子に接続され、他端が前記
演算増幅器の出力端子に接続された積分キャパシタと、
アナログ入力端子が前記演算増幅器の出力端子に接続さ
れた1ビットA/D変換器と、一端が基準電圧源へ接続
された第9のスイッチと、一端が前記第9のスイッチへ
接続された帰還キャパシタと、一端が前記帰還キャパシ
タへ接続され、他端が接地された第10のスイッチと、
一端が前記第10のスイッチと前記帰還キャパシタへ共
通接続され、他端が接地された第11のスイッチと、一
端が前記帰還キャパシタと前記第10のスイッチへ共通
接続され、他端が前記演算増幅器の反転入力端子へ接続
された第12のスイッチと、前記1ビットA/D変換器
の出力に応じて前記第9から第12のスイッチをオン・
オフ制御させるスイッチ制御器とを備え、第1および第
2の入力キャパシタと積分キャパシタとの比が正弦波の
標本化値にほぼ等しいキャパシタンスを有し、標本化周
期毎に受信信号入力端子から第1または第2の入力キャ
パシタを介して積分キャパシタへ転送される電荷が正弦
波の標本化値との乗算と等価となるように第1から第8
のスイッチを選択してオン・オフさせる制御クロック発
生器を備えるようにしたものである。
【0015】本発明によれば、一端が共通接続された第
1および第5のスイッチへRF帯またはIF帯の受信信
号を入力して標本化し、積分し、量子化して1ビットA
/D変換器の出力端子から信号を取り出すようにしたこ
とにより、RF帯またはIF帯の受信信号が局部復調さ
れ、且つベースバンドIQ信号を線形に量子化して量子
化雑音が高域へノイズシェーピングされた量子化ベース
バンド信号を出力することができるデルタシグマ型A/
D変換器が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、一端が受信信号入力端子へ接続された第1のスイッ
チと、一端が前記第1のスイッチへ接続された第1の入
力キャパシタと、一端が前記第1の入力キャパシタへ接
続され、他端が接地された第2のスイッチと、一端が前
記第1のスイッチと前記第1の入力キャパシタへ共通接
続され、他端が接地された第3のスイッチと、一端が前
記第1の入力キャパシタと前記第2のスイッチへ共通接
続された第4のスイッチと、一端が受信信号入力端子へ
接続された第5のスイッチと、一端が前記第5のスイッ
チへ接続された第2の入力キャパシタと、一端が前記第
2の入力キャパシタへ接続され、他端が接地された第6
のスイッチと、一端が前記第5のスイッチと第2の入力
キャパシタへ共通接続された第7のスイッチと、一端が
前記第2の入力キャパシタと前記第6のスイッチへ共通
接続された第8のスイッチと、反転入力端子が前記第4
および第8のスイッチへ共通接続され、非反転入力端子
が接地された演算増幅器と、一端が前記演算増幅器の反
転入力端子に接続され、他端が前記演算増幅器の出力端
子に接続された積分キャパシタと、アナログ入力端子が
前記演算増幅器の出力端子に接続された1ビットA/D
変換器と、一端が基準電圧源へ接続された第9のスイッ
チと、一端が前記第9のスイッチへ接続された帰還キャ
パシタと、一端が前記帰還キャパシタへ接続され、他端
が接地された第10のスイッチと、一端が前記第10の
スイッチと前記帰還キャパシタへ共通接続され、他端が
接地された第11のスイッチと、一端が前記帰還キャパ
シタと前記第10のスイッチへ共通接続され、他端が前
記演算増幅器の反転入力端子へ接続された第12のスイ
ッチと、前記1ビットA/D変換器の出力に応じて前記
第9から第12のスイッチをオン・オフ制御させるスイ
ッチ制御器とを備え、前記第1および第2の入力キャパ
シタと前記積分キャパシタとの比が正弦波の標本化値に
ほぼ等しいキャパシタンスを有し、標本化周期毎に受信
信号入力端子から前記第1または第2の入力キャパシタ
を介して前記積分キャパシタへ転送される電荷が正弦波
の標本化値との乗算と等価となるように前記第1から第
8のスイッチを選択してオン・オフさせる制御クロック
発生器を備えるようにしたものであり、入力されたRF
帯またはIF帯の受信信号を局部復調し、且つベースバ
ンドIQ信号を線形に量子化して量子化雑音が高域へノ
イズシェーピングされた量子化ベースバンド信号を出力
することができるデルタシグマ型A/D変換器が得られ
るという作用を有する。
【0017】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
同一の受信信号を入力するよう接続された2個の請求項
1に記載のデルタシグマ型A/D変換器において、各制
御クロック発生器は、標本化周期毎に受信信号入力端子
から前記第1または第2の入力キャパシタを介して前記
積分キャパシタへ転送される電荷が90度の位相差を有
する正弦波の標本化値との乗算と等価となるよう相互に
標本化周期の2倍の時間だけ時間差をもって前記第1か
ら第8のスイッチを選択しオン・オフさせるようにした
ものであり、入力されたRF帯またはIF帯の受信信号
を同相成分と直交成分とに直交復調し、且つ受信信号が
直交復調されたベースバンドIQ信号を線形に量子化し
て量子化雑音が高域へノイズシェーピングされた量子化
ベースバンド信号を出力することができるデルタシグマ
型A/D変換器が得られるという作用を有する。
【0018】以下、添付図面、図1乃至図7に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。また、本発明の
実施の形態に対する以下の説明では、デルタシグマ型A
/D変換器について行うが、単にA/D変換器ともい
う。図1は本発明の第1の実施の形態におけるデルタシ
グマ型A/D変換器の構成を示すブロック図、図2は図
1に示すクロック発生器のタイミングチャートを示す
図、図3は図1に示すスイッチ制御器のタイミングチャ
ートを示す図、図4は図1に示すデルタシグマ型A/D
変換器の入力信号の重み付け係数を表にして示す図、図
5は図1に示すデルタシグマ型A/D変換器の正弦波ロ
ーカル信号の標本化を説明する説明図、図6は本発明の
第2の実施の形態におけるデルタシグマ型A/D変換器
の構成を示すブロック図、図7は図6に示すクロック発
生器のタイミングチャートを示す図である。
【0019】(実施の形態1)まず、図1を参照して、
本発明の第1の実施の形態におけるデルタシグマ型A/
D変換器の構成を説明する。図1において、1はアナロ
グ信号のRF帯またはIF帯の受信信号の入力端子、2
は量子化されたベースバンド信号の出力端子、23は基
準電圧の入力端子、3〜14はクロック発生器24が出
力する制御クロックの電圧によりオン・オフされるアナ
ログスイッチ(以下、単にスイッチともいい、3、4、
・・・、14はそれぞれ第1、第2、・・・、第12の
スイッチともいう)、15、16はキャパシタ(第1、
第2の入力キャパシタともいう)、17は積分キャパシ
タ、18は帰還キャパシタ、19は演算増幅器、21は
標本化クロックclkの入力端子である。
【0020】また、20は一定周期のクロック信号(c
lk)40でトリガされる毎にアナログ入力信号を一定
のしきい値と比較した大小関係を2値振幅の論理信号と
して出力する1ビットA/D変換器、22は1ビットA
/D変換器20の出力に従い異なるタイミングの制御ク
ロックを発生して各アナログスイッチ11〜14のオン
・オフを制御するスイッチ制御器、24は所定のタイミ
ングの制御クロックを発生して各アナログスイッチ3〜
10のオン・オフを制御するクロック発生器、23は基
準電圧の入力端子である。
【0021】次に、図1乃至図5を参照して、以上のよ
うに構成された本実施の形態におけるデルタシグマ型A
/D変換器の動作を説明する。まず、図2はアナログス
イッチ3〜14をオン・オフさせるためにクロック発生
器24が出力する制御クロックのタイミングを示すもの
であり、制御電圧がHighレベルでアナログスイッチ
はオンし、制御電圧がLowレベルでアナログスイッチ
はオフする。
【0022】時刻t1においてアナログスイッチ3、4
がオンすると入力キャパシタ15は入力端子1の電圧V
in(t1)により充電される。このとき入力キャパシ
タ15に蓄えられる電荷Q1(t1)は次式により表わ
される。 Q1(t1)=C1・Vin(t1)・・・・・・・・・・・・・・(1)
【0023】続いて、時刻t1’において、アナログス
イッチ5、6がオンすると、入力キャパシタ15は演算
増幅器19の仮想接地点とグランドとの間に接続され、
蓄えられていた電荷を放電する。演算増幅器19の反転
入力端子のインピーダンスは非常に高いため、キャパシ
タ15が放電した電荷はすべて積分キャパシタ17へ転
送される。
【0024】一方、時刻t1において、1ビットA/D
変換器20の出力に応じてアナログスイッチ11と12
または11と14がオンすると帰還キャパシタ18は端
子23の基準電圧Vrefにより1ビットA/D変換器
20の出力に応じて決まる正負いずれかの極性で充電さ
れる。このとき帰還キャパシタ18に蓄えられる電荷Q
4(t1)は次式により表わされる。 Q4(t1)=C4・Vref(t1)・・・・・・・・・・・・・(2)
【0025】続いて、時刻t1’において、1ビットA
/D変換器20の出力に応じて図3に示すようにアナロ
グスイッチ13と14または12と13がオンすると帰
還キャパシタ18は演算増幅器19の仮想接地点とグラ
ンドとの間に接続され、蓄えられていた電荷を放電す
る。演算増幅器19の反転入力端子のインピーダンスは
非常に高いため、帰還キャパシタ18が放電した電荷は
すべて積分キャパシタ17へ転送される。
【0026】このとき、時刻t1’における積分キャパ
シタ17の電荷Q3(t1’)は、時刻t1における積
分キャパシタ17の電荷をQ3(t1)とすると、次式
により表わされる。 Q3(t1’)=Q1(t1)−Q4(t1)+Q3(t1)・・・(3)
【0027】また、時刻t1’において積分キャパシタ
17に蓄えられる電荷Q3(t1’)は、演算増幅器1
9の出力端子の電圧をVout(t1’)とすれば次式
によっても表わされる。 Q3(t1’)=C3・Vout(t1’)・・・・・・・・・・・(4)
【0028】したがって、時刻t1’における演算増幅
器19の出力電圧は次式により表わすことができる。 Vout(t1’)=(C1/C3)・Vin(t1) +(C4/C3)・Vref+Vout(t1)・・・(5)
【0029】これは、入力端子1の電圧Vin(t1)
は(C1/C3)倍され、1ビットA/D変換器20の
出力を負帰還させる電圧Vrefは(C4/C3)倍さ
れ、これらが加算された後に積分される演算が行われる
ことを示しており、デルタシグマ型A/D変換器として
動作する。
【0030】以後、時刻t2〜t8’までの間、入力端
子1の電圧は図4に示すように係数倍され、同様の演算
が行われる。このとき、図4の係数が、例えば(C1/
C3)=1、(C4/C3)=0.707107のよう
に正弦波の標本化値にほぼ等しくなるようにキャパシタ
C1〜C3のキャパシタンスを設定すれば、デルタシグ
マ型A/D変換器による量子化の前段で図5に示すよう
な周期T0(=8Ts)の正弦波のローカル信号との乗
算を行う局部復調の演算を行うことと等価であり(所
謂、局部復調機能といわれ、クロック発生器24と、キ
ャパシタC1(15)を通る回路と、キャパシタC2
(16)を通る回路とにより構成される)、出力端子2
には量子化雑音がノイズシェーピングされるように量子
化されたベースバンド信号を得ることができる。
【0031】したがって、このとき1ビットA/D変換
器20における標本化周波数fs(=1/Ts)は入力
端子1の受信信号の搬送波周波数f0(=1/T0)の
8倍となるように選ばれる。
【0032】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、デルタシグマ型A/D変換器の入力部において、正
弦波の標本化値とほぼ等しいキャパシタンスを有する入
力キャパシタと、正弦波の標本化値との乗算と等価にな
るようにアナログスイッチをオン・オフさせるクロック
発生器とを設けることにより、アナログのRF帯または
IF帯の受信信号が局部復調された量子化ベースバンド
信号が得られるデルタシグマ型A/D変換器を実現する
ことができる。
【0033】(実施の形態2)以下、図6及び図7を参
照して、本発明の第2の実施の形態におけるデルタシグ
マ型A/D変換器の構成を説明する。図6において、4
3はアナログ信号のRF帯またはIF帯の受信信号の入
力端子、44は量子化されたベースバンドI信号の出力
端子、45は量子化されたベースバンドQ信号の出力端
子、88、89は基準電圧の入力端子である。
【0034】また、46〜69はクロック発生器70、
71が出力する制御クロックの電圧によりオン・オフさ
れるアナログスイッチ(以下、単にスイッチともい
う)、86、87はそれぞれ1ビットA/D変換器8
2、83の出力に従い異なるタイミングの制御クロック
を発生して各アナログスイッチ54〜57、66〜69
のオン・オフを制御するスイッチ制御器、70、71は
所定のタイミングの制御クロックを発生して各アナログ
スイッチ46〜53、58〜65のオン・オフを制御す
るクロック発生器、72、73、76、77はキャパシ
タ、74、78は積分キャパシタ、75、79は帰還キ
ャパシタ、80、81は演算増幅器、84、85は標本
化クロックclkの入力端子、82、83は1ビットA
/D変換器で、一定の周期のクロック信号でトリガされ
る毎にアナログ入力信号を一定のしきい値と比較した大
小関係を2値振幅の論理信号で出力するものである。
【0035】次に、図6乃至図7を参照して、以上のよ
うに構成された本実施の形態におけるデルタシグマ型A
/D変換器の動作を説明する。まず、図7はアナログス
イッチ46〜53をオン・オフさせるためにクロック発
生器70が出力する制御クロックのタイミングを示し、
アナログスイッチ58〜65をオン・オフさせるために
クロック発生器71が出力する制御クロックのタイミン
グを示すものであり、制御電圧がHighレベルでアナ
ログスイッチはオンし、制御電圧がLowレベルでアナ
ログスイッチはオフする。本実施の形態における個々の
デルタシグマ型A/D変換器の動作は、上記第1の実施
の形態におけるデルタシグマ型A/D変換器の動作と同
様であるから、これ以上、詳細な動作の説明は省略す
る。
【0036】但し、本実施の形態によるデルタシグマ型
A/D変換器におけるベースバンドI信号とQ信号を得
るための直交復調としては、ローカル信号の位相差が9
0度であるような2個の局部復調機能(それぞれ、クロ
ック発生器70、71と、キャパシタC1(72、7
6)を通る回路と、キャパシタC2(73、77)を通
る回路とにより構成される)を用いて、上記のように、
受信信号を局部復調すればよく、得られるベースバンド
信号(出力信号)のうち一方がI信号、他方がQ信号と
なる。位相が90度ずれたローカル信号との乗算は、図
7に示すように、クロック発生器70、71が2Ts
(=T0/4)だけずれた制御クロックでアナログスイ
ッチ46〜69をオン及びオフさせることにより実現す
ることができる。
【0037】以上のように本発明の実施の形態によれ
ば、デルタシグマ型A/D変換器の入力部において、正
弦波の標本化値とにほぼ等しいキャパシタンスを有する
入力キャパシタと、たがいに90度の位相差を有する正
弦波の標本化値との乗算と等価になるようにアナログス
イッチをオン・オフさせるクロック発生器とを設けたこ
とにより、すなわち、標本化周期毎に受信信号入力端子
から第1または第2の入力キャパシタを介して積分キャ
パシタへ転送される電荷が90度の位相差を有する正弦
波の標本化値との乗算と等価となるように標本化周期の
2倍の時間だけ時間差をおいて第1から第8のスイッチ
を選択してオン・オフさせるようにした制御クロック発
生器を備えたことにより、アナログのRF帯またはIF
帯の受信信号が直交復調された量子化ベースバンドIQ
信号が得られるデルタシグマ型A/D変換器を実現する
ことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によるデルタシグマ型A/D変換
器は、以上説明したように構成し、特に一端が共通接続
された第1および第5のスイッチへRF帯またはIF帯
の受信信号を入力して標本化し、積分し、量子化して1
ビットA/D変換器の出力端子から信号を取り出し、入
力部において、正弦波の標本化値とほぼ等しいキャパシ
タンスを有する入力キャパシタと、正弦波の標本化値と
の乗算と等価になるようにアナログスイッチをオン・オ
フさせるクロック発生器とを設けるようにしたことによ
り、消費電流を増加せずにRF帯またはIF帯の受信信
号が局部復調され、かつ量子化雑音が高域へノイズシェ
ーピングされた量子化ベースバンド信号を出力するデル
タシグマ型A/D変換器が得られ、受信機から直交復調
器を削除することができ、チャネル選択フィルタをディ
ジタルフィルタで実現することができるため、装置を小
型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるデルタシグ
マ型A/D変換器の構成を示すブロック図
【図2】図1に示すクロック発生器のタイミングチャー
トを示す図
【図3】図1に示すスイッチ制御器のタイミングチャー
トを示す図
【図4】図1に示すデルタシグマ型A/D変換器の入力
信号の重み付け係数を表にして示す図
【図5】図1に示すデルタシグマ型A/D変換器の正弦
波ローカル信号の標本化を説明する説明図
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるデルタシグ
マ型A/D変換器の構成を示すブロック図
【図7】図6に示すクロック発生器のタイミングチャー
トを示す図
【図8】従来のデルタシグマ型A/D変換器の構成を示
すブロック図
【図9】従来のデルタシグマ型A/D変換器のクロック
発生器のタイミングチャート
【図10】従来のデルタシグマ型A/D変換器のスイッ
チ制御器のタイミングチャート
【図11】従来のデルタシグマ型A/D変換器の出力の
周波数スペクトラムを表す図
【符号の説明】
1 受信信号の入力端子 2 量子化ベースバンド信号の出力端子 3〜14 アナログスイッチ 15、16 キャパシタ 17 積分キャパシタ 18 帰還キャパシタ 19 演算増幅器 20 1ビットA/D変換器 21 標本化クロックの入力端子 22 スイッチ制御器 23 基準電圧の入力端子 24 クロック発生器 43 受信信号の入力端子 44、45 量子化ベースバンド信号の出力端子 46〜53、58〜65 アナログスイッチ 72〜79 キャパシタ 80、81 演算増幅器 82、83 1ビットA/D変換器 84、85 標本化クロックの入力端子 86、87 スイッチ制御器 88、89 基準電圧の入力端子 70、71 クロック発生器 25 受信信号の入力端子 26 量子化ベースバンド信号の出力端子 27〜34 アナログスイッチ 35〜37 キャパシタ 38 演算増幅器 39 1ビットA/D変換器 40 標本化クロックの入力端子 41 スイッチ制御器 33 基準電圧の入力端子 42 クロック発生器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が受信信号入力端子へ接続された第1
    のスイッチと、一端が前記第1のスイッチへ接続された
    第1の入力キャパシタと、一端が前記第1の入力キャパ
    シタへ接続され、他端が接地された第2のスイッチと、
    一端が前記第1のスイッチと前記第1の入力キャパシタ
    へ共通接続され、他端が接地された第3のスイッチと、
    一端が前記第1の入力キャパシタと前記第2のスイッチ
    へ共通接続された第4のスイッチと、一端が受信信号入
    力端子へ接続された第5のスイッチと、一端が前記第5
    のスイッチへ接続された第2の入力キャパシタと、一端
    が前記第2の入力キャパシタへ接続され、他端が接地さ
    れた第6のスイッチと、一端が前記第5のスイッチと第
    2の入力キャパシタへ共通接続された第7のスイッチ
    と、一端が前記第2の入力キャパシタと前記第6のスイ
    ッチへ共通接続された第8のスイッチと、反転入力端子
    が前記第4および第8のスイッチへ共通接続され、非反
    転入力端子が接地された演算増幅器と、一端が前記演算
    増幅器の反転入力端子に接続され、他端が前記演算増幅
    器の出力端子に接続された積分キャパシタと、アナログ
    入力端子が前記演算増幅器の出力端子に接続された1ビ
    ットA/D変換器と、一端が基準電圧源へ接続された第
    9のスイッチと、一端が前記第9のスイッチへ接続され
    た帰還キャパシタと、一端が前記帰還キャパシタへ接続
    され、他端が接地された第10のスイッチと、一端が前
    記第10のスイッチと前記帰還キャパシタへ共通接続さ
    れ、他端が接地された第11のスイッチと、一端が前記
    帰還キャパシタと前記第10のスイッチへ共通接続さ
    れ、他端が前記演算増幅器の反転入力端子へ接続された
    第12のスイッチと、前記1ビットA/D変換器の出力
    に応じて前記第9から第12のスイッチをオン・オフ制
    御させるスイッチ制御器とを備え、前記第1および第2
    の入力キャパシタと前記積分キャパシタとの比が正弦波
    の標本化値にほぼ等しいキャパシタンスを有し、標本化
    周期毎に受信信号入力端子から前記第1または第2の入
    力キャパシタを介して前記積分キャパシタへ転送される
    電荷が正弦波の標本化値との乗算と等価となるように前
    記第1から第8のスイッチを選択してオン・オフさせる
    制御クロック発生器を備えたことを特徴とするデルタシ
    グマ型A/D変換器。
  2. 【請求項2】同一の受信信号を入力するよう接続された
    2個の請求項1に記載のデルタシグマ型A/D変換器に
    おいて、各制御クロック発生器は、標本化周期毎に受信
    信号入力端子から前記第1または第2の入力キャパシタ
    を介して前記積分キャパシタへ転送される電荷が90度
    の位相差を有する正弦波の標本化値との乗算と等価とな
    るよう相互に標本化周期の2倍の時間だけ時間差をもっ
    て前記第1から第8のスイッチを選択しオン・オフさせ
    るようにしたことを特徴とするデルタシグマ型A/D変
    換器。
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