JPH10188762A - 電磁リレー - Google Patents
電磁リレーInfo
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- JPH10188762A JPH10188762A JP35897796A JP35897796A JPH10188762A JP H10188762 A JPH10188762 A JP H10188762A JP 35897796 A JP35897796 A JP 35897796A JP 35897796 A JP35897796 A JP 35897796A JP H10188762 A JPH10188762 A JP H10188762A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁リレーの組み立て時において塵埃が発生
し難く、誤動作や製品不良を抑制しうる構造にするとと
もに、接点ブロックの肉厚を低減して製造コストの低減
や小型化を図ることができ、しかも、沿面距離や空間距
離を確保して耐圧を保持することのできる新規のリレー
構造を実現する。 【解決手段】 接点ブロック20には、第1固定端子3
1を挿通するための挿通固定部21と、第2固定端子3
2を挿通するための挿通固定部22とがフランジ部10
aの上面からそれぞれ突出するように設けられている。
第1固定端子31及び第2固定端子32の一端部には固
定接点33,34が取付けられている。第1固定端子3
1及び第2固定端子32は、接点ブロック20の挿通固
定部21,22に規制されているとともに、フランジ部
10bに設けられた位置決め固定穴10b−1,10b
−2に圧入されている。
し難く、誤動作や製品不良を抑制しうる構造にするとと
もに、接点ブロックの肉厚を低減して製造コストの低減
や小型化を図ることができ、しかも、沿面距離や空間距
離を確保して耐圧を保持することのできる新規のリレー
構造を実現する。 【解決手段】 接点ブロック20には、第1固定端子3
1を挿通するための挿通固定部21と、第2固定端子3
2を挿通するための挿通固定部22とがフランジ部10
aの上面からそれぞれ突出するように設けられている。
第1固定端子31及び第2固定端子32の一端部には固
定接点33,34が取付けられている。第1固定端子3
1及び第2固定端子32は、接点ブロック20の挿通固
定部21,22に規制されているとともに、フランジ部
10bに設けられた位置決め固定穴10b−1,10b
−2に圧入されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁リレーに係り、
特に、ヒンジ型の小型電磁リレーに好適な固定端子の固
定構造に関する。
特に、ヒンジ型の小型電磁リレーに好適な固定端子の固
定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁リレーは、コイルスプールに
巻回された電磁コイルの励磁によって可動接点を動作さ
せ、固定接点に対して可動接点を接離させることによっ
て接点の切換動作を行うように構成されている。電磁リ
レーとしては種々の形式のものがあるが、いずれもリレ
ー自体の小型化と高耐圧化、高速化等を図るための種々
の構造が提案されている。
巻回された電磁コイルの励磁によって可動接点を動作さ
せ、固定接点に対して可動接点を接離させることによっ
て接点の切換動作を行うように構成されている。電磁リ
レーとしては種々の形式のものがあるが、いずれもリレ
ー自体の小型化と高耐圧化、高速化等を図るための種々
の構造が提案されている。
【0003】電磁リレーには、固定接点を位置決め固定
するとともに、可動接点を固定接点に対して接離可能に
するための接点ブロックが設けられる。この接点ブロッ
クはリレーの小型化を図るために、コイルスプールと一
体に形成されていることが多い。この接点ブロックに
は、固定端子に設けられた固定接点が固定され、この固
定接点に対して可動接点の可動範囲が規定される。電磁
リレーの接点ブロックには、接点構造を精度よく構成す
るために固定接点の固定位置を正確に位置決めするため
の固定端子の固定構造が設けられる場合が多く、例え
ば、固定端子を接点ブロックに対して圧入するなどの位
置決め固定方法が採用されている。
するとともに、可動接点を固定接点に対して接離可能に
するための接点ブロックが設けられる。この接点ブロッ
クはリレーの小型化を図るために、コイルスプールと一
体に形成されていることが多い。この接点ブロックに
は、固定端子に設けられた固定接点が固定され、この固
定接点に対して可動接点の可動範囲が規定される。電磁
リレーの接点ブロックには、接点構造を精度よく構成す
るために固定接点の固定位置を正確に位置決めするため
の固定端子の固定構造が設けられる場合が多く、例え
ば、固定端子を接点ブロックに対して圧入するなどの位
置決め固定方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電磁リレーにおいては、固定端子を接点ブロックに
対して精度よく、かつ、強固に固定する構造としている
ために、金属製の固定端子を合成樹脂製の接点ブロック
に圧入した際に、接点ブロックの圧入部の一部が固定端
子によって削られる場合があり、このため、電磁リレー
の組み立て時において樹脂粉が発生し、これが接点ブロ
ックの内部に残存して、接点部分が誤作動を起こした
り、不良品が発生したりする等の問題点が指摘されてい
た。
来の電磁リレーにおいては、固定端子を接点ブロックに
対して精度よく、かつ、強固に固定する構造としている
ために、金属製の固定端子を合成樹脂製の接点ブロック
に圧入した際に、接点ブロックの圧入部の一部が固定端
子によって削られる場合があり、このため、電磁リレー
の組み立て時において樹脂粉が発生し、これが接点ブロ
ックの内部に残存して、接点部分が誤作動を起こした
り、不良品が発生したりする等の問題点が指摘されてい
た。
【0005】また、リレーの製造コストの低減を図るた
めに接点ブロックの肉厚を薄くしたり、リレーの小型化
を図るために接点ブロックをコイルスプールと一体化さ
せた上でさらに小型化を進めようとすると、成形金型の
構造が複雑になって形状精度、耐久性の不足や生産性の
低下等を招くことが多く、また、却って製造コストの増
加を招くこともあり、性能の低下や価格の上昇を来すと
いう問題点がある。さらに、このような改良を進めてい
くと、電磁コイルと、接点部や固定端子との間の沿面距
離や空間距離が確保できなくなり、リレーの耐圧を低下
させたり、誤作動を招くなどの問題点がある。
めに接点ブロックの肉厚を薄くしたり、リレーの小型化
を図るために接点ブロックをコイルスプールと一体化さ
せた上でさらに小型化を進めようとすると、成形金型の
構造が複雑になって形状精度、耐久性の不足や生産性の
低下等を招くことが多く、また、却って製造コストの増
加を招くこともあり、性能の低下や価格の上昇を来すと
いう問題点がある。さらに、このような改良を進めてい
くと、電磁コイルと、接点部や固定端子との間の沿面距
離や空間距離が確保できなくなり、リレーの耐圧を低下
させたり、誤作動を招くなどの問題点がある。
【0006】そこで、本発明は上記問題点を解決するも
のであり、その課題は、電磁リレーの組み立て時におい
て塵埃が発生し難く、誤動作や製品不良を抑制しうる構
造にするとともに、接点ブロックの肉厚を低減して製造
コストの低減や小型化を図ることができ、しかも、沿面
距離や空間距離を確保して耐圧を保持することのできる
新規のリレー構造を実現することにある。
のであり、その課題は、電磁リレーの組み立て時におい
て塵埃が発生し難く、誤動作や製品不良を抑制しうる構
造にするとともに、接点ブロックの肉厚を低減して製造
コストの低減や小型化を図ることができ、しかも、沿面
距離や空間距離を確保して耐圧を保持することのできる
新規のリレー構造を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、コイルスプールと、該コイル
スプールに巻回された電磁コイルと、前記電磁コイルの
励磁によって動作するように形成され、可動接点を備え
若しくは可動接点を連動させるように構成された可動部
材と、固定接点を備えた固定端子と、前記可動接点及び
前記固定接点が配置された接点ブロックとを有する電磁
リレーにおいて、前記固定端子には、前記接点ブロック
の外部において圧入固定される固定片部と、前記接点ブ
ロック内に配置される係合片部とを設け、前記接点ブロ
ックには、前記固定端子を前記可動接点の可動方向に対
して規制するように前記係合片部を係合するための係合
枠部が設けられていることを特徴とするものである。
に本発明が講じた手段は、コイルスプールと、該コイル
スプールに巻回された電磁コイルと、前記電磁コイルの
励磁によって動作するように形成され、可動接点を備え
若しくは可動接点を連動させるように構成された可動部
材と、固定接点を備えた固定端子と、前記可動接点及び
前記固定接点が配置された接点ブロックとを有する電磁
リレーにおいて、前記固定端子には、前記接点ブロック
の外部において圧入固定される固定片部と、前記接点ブ
ロック内に配置される係合片部とを設け、前記接点ブロ
ックには、前記固定端子を前記可動接点の可動方向に対
して規制するように前記係合片部を係合するための係合
枠部が設けられていることを特徴とするものである。
【0008】この手段によれば、固定端子には、接点ブ
ロックの外部において圧入固定される固定片部と、接点
ブロック内において係合する係合片部とを別に設けたの
で、固定片部によって固定端子の位置決め固定を行い、
接点ブロック内において係合片部によって固定端子の可
動接点の可動方向に対する位置規制を行うようにしたた
め、接点ブロックにおける固定接点の位置精度を保持す
ることができるとともに、固定片部の圧入時に生ずる塵
埃が接点ブロック内において発生しないため、誤動作や
製品不良を低減することができる。
ロックの外部において圧入固定される固定片部と、接点
ブロック内において係合する係合片部とを別に設けたの
で、固定片部によって固定端子の位置決め固定を行い、
接点ブロック内において係合片部によって固定端子の可
動接点の可動方向に対する位置規制を行うようにしたた
め、接点ブロックにおける固定接点の位置精度を保持す
ることができるとともに、固定片部の圧入時に生ずる塵
埃が接点ブロック内において発生しないため、誤動作や
製品不良を低減することができる。
【0009】ここで、前記コイルスプールの両端部には
一対のフランジ部が設けられ、前記接点ブロックは一方
の前記フランジ部に設けられ、前記固定片部は他方の前
記フランジ部に圧入固定されるように構成されているこ
とが好ましい。
一対のフランジ部が設けられ、前記接点ブロックは一方
の前記フランジ部に設けられ、前記固定片部は他方の前
記フランジ部に圧入固定されるように構成されているこ
とが好ましい。
【0010】この手段によれば、接点ブロックと固定片
部の圧入固定部分とがコイルスプールの両端に配置され
ることとなるため、固定片部の圧入時に生ずる恐れのあ
る塵埃が接点ブロック内に侵入する可能性をさらに低減
することができる。また、固定端子の取り付け部分がコ
イルスプールの両端のフランジ部に配置されているた
め、電磁コイルとの間の沿面距離や空間距離を確保する
ことが容易であり、耐圧の低下を防止することができ
る。さらに、接点ブロックが一方のフランジ部に設けら
れているため、リレーの小型化を図ることができる。
部の圧入固定部分とがコイルスプールの両端に配置され
ることとなるため、固定片部の圧入時に生ずる恐れのあ
る塵埃が接点ブロック内に侵入する可能性をさらに低減
することができる。また、固定端子の取り付け部分がコ
イルスプールの両端のフランジ部に配置されているた
め、電磁コイルとの間の沿面距離や空間距離を確保する
ことが容易であり、耐圧の低下を防止することができ
る。さらに、接点ブロックが一方のフランジ部に設けら
れているため、リレーの小型化を図ることができる。
【0011】また、前記係合片部が前記係合枠部に係合
する方向と、前記固定片部が圧入される方向とは同一方
向に設定されていることが好ましい。
する方向と、前記固定片部が圧入される方向とは同一方
向に設定されていることが好ましい。
【0012】この手段によれば、固定端子を取り付ける
場合に、係合片部と係合方向と固定片部の圧入方向とが
同一方向となっているので、固定端子に変形応力を加え
ることなく、同時に取り付け、固定することができるか
ら、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことが可能にな
るとともに、固定端子の変形を来す恐れもなくなるた
め、固定端子及び固定接点を精度よく取り付けできる。
場合に、係合片部と係合方向と固定片部の圧入方向とが
同一方向となっているので、固定端子に変形応力を加え
ることなく、同時に取り付け、固定することができるか
ら、組み立て作業を容易かつ迅速に行うことが可能にな
るとともに、固定端子の変形を来す恐れもなくなるた
め、固定端子及び固定接点を精度よく取り付けできる。
【0013】さらに、前記可動接点の両側に配置される
一対の固定端子の一方をそれぞれ取り付けた一対の前記
固定端子が設けられ、一対の前記固定端子においては、
共に前記接点ブロック内における前記可動接点の一方側
において前記係合片部が前記係合枠部に係合しており、
前記固定端子のうちの少なくとも一方は、前記係合部分
から前記可動接点の側に屈曲した延長部を備え、該延長
部の先に前記可動接点の他方側において前記固定接点を
支持する接点支持部を備えていることが特に好ましい。
一対の固定端子の一方をそれぞれ取り付けた一対の前記
固定端子が設けられ、一対の前記固定端子においては、
共に前記接点ブロック内における前記可動接点の一方側
において前記係合片部が前記係合枠部に係合しており、
前記固定端子のうちの少なくとも一方は、前記係合部分
から前記可動接点の側に屈曲した延長部を備え、該延長
部の先に前記可動接点の他方側において前記固定接点を
支持する接点支持部を備えていることが特に好ましい。
【0014】この手段によれば、一対の固定端子におけ
る係合片部を係合する係合枠部が共に可動接点の一方側
において形成されていることにより、接点ブロックを小
型化し、その肉厚を低減することができるため、例えば
樹脂成形量を少なくすることができ、金型構造も簡易な
ものとすることができるなど、製造コストを低減するこ
とができ、しかもリレー全体の小型化を図ることができ
る。
る係合片部を係合する係合枠部が共に可動接点の一方側
において形成されていることにより、接点ブロックを小
型化し、その肉厚を低減することができるため、例えば
樹脂成形量を少なくすることができ、金型構造も簡易な
ものとすることができるなど、製造コストを低減するこ
とができ、しかもリレー全体の小型化を図ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る電磁リレーの実施形態について説明する。図1乃
至図3は、本実施形態の内部構造をそれぞれ互いに直交
する3方向から見た状態を示す概略部分断面図であり、
図4は、本実施形態における第1固定端子の斜視図、図
5は、本実施形態における第2固定端子の斜視図であ
る。
に係る電磁リレーの実施形態について説明する。図1乃
至図3は、本実施形態の内部構造をそれぞれ互いに直交
する3方向から見た状態を示す概略部分断面図であり、
図4は、本実施形態における第1固定端子の斜視図、図
5は、本実施形態における第2固定端子の斜視図であ
る。
【0016】図1乃至図3に示すように、本実施形態
は、本発明をヒンジ型電磁リレーに適用させた例を示す
ものである。合成樹脂製のコイルスプール10には電磁
コイル11が巻回され、コイルスプール10の軸孔内に
鉄心12が挿通されている。鉄心12の下端部はL字型
のヨーク13に接続され、ヨーク13は可動片14に対
して可動接点ばね15によってヒンジ接合されている。
可動接点ばね15はヨーク13と可動片14にそれぞれ
固定されているとともに、その一端部に可動接点16が
取り付けられている。可動接点ばね15の他端部は、後
述するベース17を挿通して外部へと導出されたコモン
端子部15aとなっている。
は、本発明をヒンジ型電磁リレーに適用させた例を示す
ものである。合成樹脂製のコイルスプール10には電磁
コイル11が巻回され、コイルスプール10の軸孔内に
鉄心12が挿通されている。鉄心12の下端部はL字型
のヨーク13に接続され、ヨーク13は可動片14に対
して可動接点ばね15によってヒンジ接合されている。
可動接点ばね15はヨーク13と可動片14にそれぞれ
固定されているとともに、その一端部に可動接点16が
取り付けられている。可動接点ばね15の他端部は、後
述するベース17を挿通して外部へと導出されたコモン
端子部15aとなっている。
【0017】コイルスプール10には、電磁コイル11
の巻回された円筒部の両端部に一対のフランジ部10
a,10bが設けられ、フランジ部10aの周縁部上に
は接点ブロック20が一体に形成されている。接点ブロ
ック20には、第1固定端子31を挿通するための挿通
固定部21と、第2固定端子32を挿通するための挿通
固定部22とがフランジ部10aの上面からそれぞれ突
出するように設けられている。第1固定端子31及び第
2固定端子32の一端部には固定接点33,34が取付
けられている。第1固定端子31及び第2固定端子32
は、接点ブロック20の挿通固定部21,22に固定さ
れているとともに、フランジ部10bに設けられた位置
決め固定穴10b−1,10b−2に圧入されている。
第1固定端子31及び第2固定端子32は、フランジ部
10bよりもさらに下方に伸びて、固定端子片部31
a,32aとなっており、ベース17を挿通して外部へ
と導出されている。
の巻回された円筒部の両端部に一対のフランジ部10
a,10bが設けられ、フランジ部10aの周縁部上に
は接点ブロック20が一体に形成されている。接点ブロ
ック20には、第1固定端子31を挿通するための挿通
固定部21と、第2固定端子32を挿通するための挿通
固定部22とがフランジ部10aの上面からそれぞれ突
出するように設けられている。第1固定端子31及び第
2固定端子32の一端部には固定接点33,34が取付
けられている。第1固定端子31及び第2固定端子32
は、接点ブロック20の挿通固定部21,22に固定さ
れているとともに、フランジ部10bに設けられた位置
決め固定穴10b−1,10b−2に圧入されている。
第1固定端子31及び第2固定端子32は、フランジ部
10bよりもさらに下方に伸びて、固定端子片部31
a,32aとなっており、ベース17を挿通して外部へ
と導出されている。
【0018】ベース17は合成樹脂製の板状体であり、
上記コモン端子部15a、固定端子片部31a,32a
を挿通する端子挿通孔を備えている。ベース17には、
電磁コイルに接続された一対のコイル端子19のコイル
端子片部19aも挿通されている。なお、図2等に示す
一点鎖線は、断面よりも手前に存在する部品の外形線を
示すものである。ベース17にこれらのコモン端子部1
5a、固定端子片部31a,32a及びコイル端子片部
19aを挿通した後、ベース17の下面上に溶融樹脂を
流し込むことによって、各挿通孔が封止される。ベース
17には箱状のケース体18が上述した内部構造を上方
から包み込むように嵌合され、このケース体18とベー
ス17との嵌合部も同様に封止されている。
上記コモン端子部15a、固定端子片部31a,32a
を挿通する端子挿通孔を備えている。ベース17には、
電磁コイルに接続された一対のコイル端子19のコイル
端子片部19aも挿通されている。なお、図2等に示す
一点鎖線は、断面よりも手前に存在する部品の外形線を
示すものである。ベース17にこれらのコモン端子部1
5a、固定端子片部31a,32a及びコイル端子片部
19aを挿通した後、ベース17の下面上に溶融樹脂を
流し込むことによって、各挿通孔が封止される。ベース
17には箱状のケース体18が上述した内部構造を上方
から包み込むように嵌合され、このケース体18とベー
ス17との嵌合部も同様に封止されている。
【0019】第1固定端子31は、図4に示すように、
金属製の板状体をプレス加工によって屈曲させることに
より形成されている。下端に形成された上記固定端子片
部31aのやや上方に水平に伸びる固定片部31bが形
成され、この固定片部31bの両側面には僅かに突出し
た係合爪31cが形成されている。固定片部31bから
垂直に伸びた先には、屈曲して水平に形成された水平挿
通部31dが設けられている。この水平挿通部31dの
両側面には、それぞれ左右に張り出した形状の係合片部
31e,31fが形成されている。水平挿通部31dの
先には、屈曲して再び垂直に立ち上がった延長部31g
が設けられ、その先において屈曲して再び水平に伸びる
接点支持部31hが形成されている。接点支持部31h
には、固定接点33が取付けられている。
金属製の板状体をプレス加工によって屈曲させることに
より形成されている。下端に形成された上記固定端子片
部31aのやや上方に水平に伸びる固定片部31bが形
成され、この固定片部31bの両側面には僅かに突出し
た係合爪31cが形成されている。固定片部31bから
垂直に伸びた先には、屈曲して水平に形成された水平挿
通部31dが設けられている。この水平挿通部31dの
両側面には、それぞれ左右に張り出した形状の係合片部
31e,31fが形成されている。水平挿通部31dの
先には、屈曲して再び垂直に立ち上がった延長部31g
が設けられ、その先において屈曲して再び水平に伸びる
接点支持部31hが形成されている。接点支持部31h
には、固定接点33が取付けられている。
【0020】挿通固定部21は、図4に示すように、コ
イルスプール10のフランジ部10aの上面から突出す
る一対の相互に対向する係合枠部21a,21bから構
成され、これらの係合枠部21a,21bにそれぞれ係
合溝21c,21dが形成されている。係合枠部21a
と21bとは、上述の延長部31gを挿通可能な間隔で
設けられ、係合溝21cは係合片部31eに嵌合し、係
合溝21dは係合片部31fに嵌合するように形成され
ている。係合溝21c,21dは、それぞれ係合片部3
1e,31fを可動端子16の可動方向(図示上下方
向)に規制するように構成されている。
イルスプール10のフランジ部10aの上面から突出す
る一対の相互に対向する係合枠部21a,21bから構
成され、これらの係合枠部21a,21bにそれぞれ係
合溝21c,21dが形成されている。係合枠部21a
と21bとは、上述の延長部31gを挿通可能な間隔で
設けられ、係合溝21cは係合片部31eに嵌合し、係
合溝21dは係合片部31fに嵌合するように形成され
ている。係合溝21c,21dは、それぞれ係合片部3
1e,31fを可動端子16の可動方向(図示上下方
向)に規制するように構成されている。
【0021】第1固定端子31をコイルスプール10に
対して図2の紙面に向かう方向に押し付けることによっ
て、図4に示す固定片部31bは図1に示す位置決め固
定穴10b−1に対して圧入され、この位置決め固定穴
10b−1の内面に係合爪31cが食い込むことによっ
て確実に固定端子31をコイルスプール10に固定す
る。位置決め固定穴10bー1は固定片部31bの厚さ
よりもやや上下幅が大きく形成されており、多少の寸法
誤差を吸収できるように設計されている。位置決め固定
穴10b−1の水平幅は固定片部31bの水平幅とほぼ
嵌合するように形成されており、上述のように係合爪3
1cによってしっかりと固定されるようになっている。
したがって、固定片部31bと位置決め固定穴10b−
1とは、主として相互に水平方向に固定され、第1固定
端子31の水平方向の位置ずれ及び姿勢傾斜を防止する
ようになっている。
対して図2の紙面に向かう方向に押し付けることによっ
て、図4に示す固定片部31bは図1に示す位置決め固
定穴10b−1に対して圧入され、この位置決め固定穴
10b−1の内面に係合爪31cが食い込むことによっ
て確実に固定端子31をコイルスプール10に固定す
る。位置決め固定穴10bー1は固定片部31bの厚さ
よりもやや上下幅が大きく形成されており、多少の寸法
誤差を吸収できるように設計されている。位置決め固定
穴10b−1の水平幅は固定片部31bの水平幅とほぼ
嵌合するように形成されており、上述のように係合爪3
1cによってしっかりと固定されるようになっている。
したがって、固定片部31bと位置決め固定穴10b−
1とは、主として相互に水平方向に固定され、第1固定
端子31の水平方向の位置ずれ及び姿勢傾斜を防止する
ようになっている。
【0022】上記固定片部31bを位置決め固定穴10
b−1に圧入すると、当該圧入方向と水平挿通部31d
の挿通固定部21との挿通方向が一致していることか
ら、圧入と同時に、固定端子31の係合片部31e,3
1fは、挿通固定部21の係合溝21c,21dに挿通
され、嵌合状態となる。この係合片部と係合溝との嵌合
によって、第1固定端子31は、可動接点16の可動方
向(図中上下方向)に対して位置を規制される。その結
果、接点ブロック20内において、固定接点33と可動
接点16との距離は正確に保持される。
b−1に圧入すると、当該圧入方向と水平挿通部31d
の挿通固定部21との挿通方向が一致していることか
ら、圧入と同時に、固定端子31の係合片部31e,3
1fは、挿通固定部21の係合溝21c,21dに挿通
され、嵌合状態となる。この係合片部と係合溝との嵌合
によって、第1固定端子31は、可動接点16の可動方
向(図中上下方向)に対して位置を規制される。その結
果、接点ブロック20内において、固定接点33と可動
接点16との距離は正確に保持される。
【0023】一方、図5に示すように、第2固定端子3
2も第1固定端子31と同様に成形された板状体からな
る。上記固定端子片部32aのやや上方には水平に伸び
る固定片部32bが設けられ、固定片部32bの両側面
には係合爪32cが形成されている。上部には、屈曲し
て水平に伸びる接点支持部32dが設けられ、この接点
支持部32dの基部の両側面に係合片部32e,32f
が張り出すように形成されている。接点支持部32dの
先端寄り部分には固定接点34が取り付けられている。
2も第1固定端子31と同様に成形された板状体からな
る。上記固定端子片部32aのやや上方には水平に伸び
る固定片部32bが設けられ、固定片部32bの両側面
には係合爪32cが形成されている。上部には、屈曲し
て水平に伸びる接点支持部32dが設けられ、この接点
支持部32dの基部の両側面に係合片部32e,32f
が張り出すように形成されている。接点支持部32dの
先端寄り部分には固定接点34が取り付けられている。
【0024】この第2固定端子32に対応して形成され
た挿通固定部22は、フランジ部10a上に突出した一
対の係合枠部22a,22bから構成され、これらの係
合枠部22aと22bとは、少なくとも固定接点34を
挿通可能な相互間隔で形成されている。係合枠部22
a,22bには、それぞれ、係合片部32e,32fと
嵌合する係合溝22c,22dが形成されている。ま
た、係合枠部22aと22bとの間から固定接点34が
進入する経路に沿って、フランジ部10aの上面に導入
溝10cが形成されている。この導入溝10cは、接点
支持部32dの裏面上に僅かに突出する固定接点34の
取付部34aをフランジ部10aの表面下に収めること
によって、接点支持部32dの下面を正確にフランジ部
10aの表面上に位置決めするためのものである。
た挿通固定部22は、フランジ部10a上に突出した一
対の係合枠部22a,22bから構成され、これらの係
合枠部22aと22bとは、少なくとも固定接点34を
挿通可能な相互間隔で形成されている。係合枠部22
a,22bには、それぞれ、係合片部32e,32fと
嵌合する係合溝22c,22dが形成されている。ま
た、係合枠部22aと22bとの間から固定接点34が
進入する経路に沿って、フランジ部10aの上面に導入
溝10cが形成されている。この導入溝10cは、接点
支持部32dの裏面上に僅かに突出する固定接点34の
取付部34aをフランジ部10aの表面下に収めること
によって、接点支持部32dの下面を正確にフランジ部
10aの表面上に位置決めするためのものである。
【0025】第2固定端子32は、上記第1固定端子と
同様にして、コイルスプール10に対して取り付けされ
る。このとき、固定片部32bは、固定片部31bと全
く同様にして図1に示す位置決め固定穴10b−2に圧
入固定される。この圧入と同時に、接点支持部32dは
係合枠部22a,22bに挿通され、係合片部32e,
32fが係合溝22c,22dに嵌合することによっ
て、第2固定端子32及び固定端子34は可動接点16
の可動方向に規制される。
同様にして、コイルスプール10に対して取り付けされ
る。このとき、固定片部32bは、固定片部31bと全
く同様にして図1に示す位置決め固定穴10b−2に圧
入固定される。この圧入と同時に、接点支持部32dは
係合枠部22a,22bに挿通され、係合片部32e,
32fが係合溝22c,22dに嵌合することによっ
て、第2固定端子32及び固定端子34は可動接点16
の可動方向に規制される。
【0026】本実施形態によれば、第1固定端子31及
び第2固定端子32の位置決め固定は、フランジ部10
bに形成された位置決め固定穴10b−1,10b−2
に固定片部31b,32bを圧入固定することによって
なされているため、圧入時に圧入部から樹脂粉等の塵埃
が発生しても、接点ブロック20内ではなく、接点ブロ
ック20の外部の離れた場所であるため、接点間の誤動
作や故障を招く恐れが低減される。
び第2固定端子32の位置決め固定は、フランジ部10
bに形成された位置決め固定穴10b−1,10b−2
に固定片部31b,32bを圧入固定することによって
なされているため、圧入時に圧入部から樹脂粉等の塵埃
が発生しても、接点ブロック20内ではなく、接点ブロ
ック20の外部の離れた場所であるため、接点間の誤動
作や故障を招く恐れが低減される。
【0027】一方、接点ブロック20においては、係合
片部31e,31f,32e,32fを係合溝21c,
21d,22c,22dに嵌合させることによって、可
動接点16の可動方向に対して固定接点33,34の位
置を規制しているため、塵埃を発生させることなく正確
な接点間距離を保持することができる。係合片部31
e,31f,32e,32fと係合溝21c,21d,
22c,22dとの嵌合は、単に第1固定端子31及び
第2固定端子32の接点支持部の位置を可動接点16に
向かう方向にのみ規制しているだけであるため、固定片
部31b,32bのように係合爪31c,32cを形成
する必要がない。
片部31e,31f,32e,32fを係合溝21c,
21d,22c,22dに嵌合させることによって、可
動接点16の可動方向に対して固定接点33,34の位
置を規制しているため、塵埃を発生させることなく正確
な接点間距離を保持することができる。係合片部31
e,31f,32e,32fと係合溝21c,21d,
22c,22dとの嵌合は、単に第1固定端子31及び
第2固定端子32の接点支持部の位置を可動接点16に
向かう方向にのみ規制しているだけであるため、固定片
部31b,32bのように係合爪31c,32cを形成
する必要がない。
【0028】第1固定端子31と第2固定端子32と
は、ともに、フランジ部10aの上面のすぐ上において
係合枠部21a,21b,22a,22bによって規制
されているため、接点ブロック20の係合枠部21,2
2の肉厚が低減されているとともに金型構造も簡易にな
るため、製造コストを低減することができる。この構造
を可能とするために、本実施形態では、第1固定端子3
3において、係合溝によって規制される係合片部から上
方に伸びる延長部31gが設けられている。この延長部
31gによって、固定接点33を可動接点16よりも上
方に配置することができる。
は、ともに、フランジ部10aの上面のすぐ上において
係合枠部21a,21b,22a,22bによって規制
されているため、接点ブロック20の係合枠部21,2
2の肉厚が低減されているとともに金型構造も簡易にな
るため、製造コストを低減することができる。この構造
を可能とするために、本実施形態では、第1固定端子3
3において、係合溝によって規制される係合片部から上
方に伸びる延長部31gが設けられている。この延長部
31gによって、固定接点33を可動接点16よりも上
方に配置することができる。
【0029】本実施形態では、固定接点33,34を可
動接点16の可動方向に規制するための係合位置を、一
方のフランジ部10aに設けられた接点ブロック20内
に配置するとともに、第1固定端子31及び第2固定端
子32を位置決め固定するための固定位置を接点ブロッ
ク20から離れた他方のフランジ部10bに配置してい
るため、係合位置と固定位置とを同じフランジ部側に配
置する場合よりも係合位置及び固定位置を共に電磁コイ
ル11から離れた位置に配置できるから、第1固定端子
31及び第2固定端子32と電磁コイル11との沿面距
離及び空間距離を縮める必要がない。例えば、固定位置
を接点ブロック20の外側であるがフランジ部10aに
おいて設ける場合には、固定位置は電磁コイル11寄り
の場所に、或いは、電磁コイル11から臨むことのでき
る場所に配置せざるを得ず、電磁コイル11と固定端子
との沿面距離及び空間距離が小さくなり、電磁リレーの
耐圧が低下する。
動接点16の可動方向に規制するための係合位置を、一
方のフランジ部10aに設けられた接点ブロック20内
に配置するとともに、第1固定端子31及び第2固定端
子32を位置決め固定するための固定位置を接点ブロッ
ク20から離れた他方のフランジ部10bに配置してい
るため、係合位置と固定位置とを同じフランジ部側に配
置する場合よりも係合位置及び固定位置を共に電磁コイ
ル11から離れた位置に配置できるから、第1固定端子
31及び第2固定端子32と電磁コイル11との沿面距
離及び空間距離を縮める必要がない。例えば、固定位置
を接点ブロック20の外側であるがフランジ部10aに
おいて設ける場合には、固定位置は電磁コイル11寄り
の場所に、或いは、電磁コイル11から臨むことのでき
る場所に配置せざるを得ず、電磁コイル11と固定端子
との沿面距離及び空間距離が小さくなり、電磁リレーの
耐圧が低下する。
【0030】本実施形態によれば、以上説明したよう
に、電磁リレーの耐圧特性を確保しつつ、組み立て時に
発生する塵埃による誤作動や製品不良を抑制するととも
に、製造コストの低減を図ることができる。
に、電磁リレーの耐圧特性を確保しつつ、組み立て時に
発生する塵埃による誤作動や製品不良を抑制するととも
に、製造コストの低減を図ることができる。
【0031】上記実施形態においては、ヒンジ型の小型
電磁リレーに対して本発明を適用した例を示したが、本
発明はヒンジ型の小型電磁リレーに限定されることな
く、コイルスプール、電磁コイル、可動部材、可動接
点、及び固定接点を備えた固定端子を有する電磁リレー
でさえあれば、広く適用できるものである。
電磁リレーに対して本発明を適用した例を示したが、本
発明はヒンジ型の小型電磁リレーに限定されることな
く、コイルスプール、電磁コイル、可動部材、可動接
点、及び固定接点を備えた固定端子を有する電磁リレー
でさえあれば、広く適用できるものである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、固定端子には、接点ブ
ロックの外部において圧入固定される固定片部と、接点
ブロック内において係合する係合片部とを別に設けたの
で、固定片部によって固定端子の位置決め固定を行い、
接点ブロック内において係合片部によって固定端子の可
動接点の可動方向に対する位置規制を行うようにしたた
め、接点ブロックにおける固定接点の位置精度を保持す
ることができるとともに、固定片部の圧入時に生ずる塵
埃が接点ブロック内において発生しないため、誤動作や
製品不良を低減することができる。
ロックの外部において圧入固定される固定片部と、接点
ブロック内において係合する係合片部とを別に設けたの
で、固定片部によって固定端子の位置決め固定を行い、
接点ブロック内において係合片部によって固定端子の可
動接点の可動方向に対する位置規制を行うようにしたた
め、接点ブロックにおける固定接点の位置精度を保持す
ることができるとともに、固定片部の圧入時に生ずる塵
埃が接点ブロック内において発生しないため、誤動作や
製品不良を低減することができる。
【図1】本発明の電磁リレーの実施形態における正面側
から見た内部構造を示す正面部分縦断面図である。
から見た内部構造を示す正面部分縦断面図である。
【図2】同実施形態における側面側から見た内部構造を
示す側面部分縦断面図である。
示す側面部分縦断面図である。
【図3】同実施形態における上方から見た内部構造を示
す平面部分横断面図である。
す平面部分横断面図である。
【図4】第1固定端子の形状及び接点ブロックの一部を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図5】第2固定端子の形状及び接点ブロックの一部を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
10 コイルスプール 10a,10b フランジ部 10b−1,10b−2 位置決め固定穴 11 電磁コイル 16 可動接点 20 接点ブロック 21,22 挿通固定部 21a,21b,22a,22b 係合枠部 21c,21d,22c,22d 係合溝 31 第1固定端子 32 第2固定端子 31b,32b 固定片部 31e,31f,32e,32f 係合片部 31g 延長部 33,34 固定接点
Claims (4)
- 【請求項1】 コイルスプールと、該コイルスプールに
巻回された電磁コイルと、前記電磁コイルの励磁によっ
て動作するように形成され、可動接点を備え若しくは可
動接点を連動させるように構成された可動部材と、固定
接点を備えた固定端子と、前記可動接点及び前記固定接
点が配置された接点ブロックとを有する電磁リレーにお
いて、 前記固定端子には、前記接点ブロックの外部において圧
入固定される固定片部と、前記接点ブロック内に配置さ
れる係合片部とを設け、前記接点ブロックには、前記固
定端子を前記可動接点の可動方向に対して規制するよう
に前記係合片部を係合するための係合枠部が設けられて
いることを特徴とする電磁リレー。 - 【請求項2】 請求項1において、前記コイルスプール
の両端部には一対のフランジ部が設けられ、前記接点ブ
ロックは一方の前記フランジ部に設けられ、前記固定片
部は他方の前記フランジ部に圧入固定されるように構成
されていることを特徴とする電磁リレー。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記係
合片部が前記係合枠部に係合する方向と、前記固定片部
が圧入される方向とは同一方向に設定されていることを
特徴とする電磁リレー。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
おいて、前記可動接点の両側に配置される一対の固定端
子の一方をそれぞれ取り付けた一対の前記固定端子が設
けられ、一対の前記固定端子においては、共に前記接点
ブロック内における前記可動接点の一方側において前記
係合片部が前記係合枠部に係合しており、前記固定端子
のうちの少なくとも一方は、前記係合片部から前記可動
接点の側に屈曲した延長部を備え、該延長部の先に前記
可動接点の他方側において前記固定接点を支持する接点
支持部を備えていることを特徴とする電磁リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35897796A JPH10188762A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 電磁リレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35897796A JPH10188762A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 電磁リレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10188762A true JPH10188762A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18462096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35897796A Pending JPH10188762A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | 電磁リレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10188762A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000054296A1 (fr) * | 1999-03-05 | 2000-09-14 | Omron Corporation | Relais electromagnetique |
EP3343586A1 (en) * | 2016-12-28 | 2018-07-04 | Fujitsu Component Limited | Electromagnetic relay |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35897796A patent/JPH10188762A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000054296A1 (fr) * | 1999-03-05 | 2000-09-14 | Omron Corporation | Relais electromagnetique |
US6483407B1 (en) | 1999-03-05 | 2002-11-19 | Omron Corporation | Electromagnetic relay |
EP3343586A1 (en) * | 2016-12-28 | 2018-07-04 | Fujitsu Component Limited | Electromagnetic relay |
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