JPH10188526A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH10188526A
JPH10188526A JP34725596A JP34725596A JPH10188526A JP H10188526 A JPH10188526 A JP H10188526A JP 34725596 A JP34725596 A JP 34725596A JP 34725596 A JP34725596 A JP 34725596A JP H10188526 A JPH10188526 A JP H10188526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traverse
sheet metal
circuit board
insulator
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34725596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3870465B2 (ja
Inventor
Hiroshi Wakahara
廣 若原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP34725596A priority Critical patent/JP3870465B2/ja
Publication of JPH10188526A publication Critical patent/JPH10188526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3870465B2 publication Critical patent/JP3870465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピューターなどのデジタル情報処理装置
に用いられる光ディスク装置において、安価で不要輻射
のレベルの低い、組み立てが簡単に利用できる光ディス
ク装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 インシュレータ17と一体で防振を行う
インシュレータバネ18をトラバース回路基板16とフ
レーム20に電気的に接触するように構成したことによ
り、極めて組み立てしやすく、不要輻射のレベルの低い
光ディスク装置が構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等で用い
られるデジタル情報処理装置に用いる光ディスク装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィス等で用いられるデジタル
情報処理装置の市場が大きく成長している。その中で、
再生または記録装置として、大容量の記憶容量を有し高
速化が可能な光ディスク装置が用いられてきている。高
速化した光ディスク装置においては、内部に高速の信号
処理回路を内蔵するようになってきているため、内部の
グランドの安定度を高める必要がある。
【0003】加えて、高速、高性能コンピュータに光デ
ィスク装置が内蔵されるのに伴い、光ディスク装置にも
高速信号のノイズ対策である不要輻射に十分な対策を施
すことが必要になってきている。
【0004】現状は対策として、光ディスク装置のトラ
バース板金とトラバース回路基板のグランドをジャンパ
ー線で接続している。
【0005】以下に従来の光ディスク装置に関して説明
する。図4は、従来の一般的な光ディスク装置のトラバ
ース部分の構成を表わした断面図である。図において、
41はトラバースを支持するトラバース板金、42は光
ディスク(図示せず)を回転させるスピンドルモータ
ー、43は光ディスクからデータを読み取るピックアッ
プ、44はピックアップを駆動するガイド軸、45はガ
イド軸を駆動するトラッキングモーター、46はトラバ
ースを電気的に制御するトラバース回路基板、47は防
振のためのインシュレータ、48はインシュレータ47
を補完して一体で使用されるインシュレータバネ、49
はトラバース固定のためのトラバース固定ピン、50は
光ディスク装置のフレームで、通常複雑な形状を有する
ため、電気的には絶縁体のプラスチックなどを使用して
いる。51はネジ、52は不要輻射対策のためのジャン
パー線である。
【0006】上記のように構成された光ディスク装置の
トラバース部分の組立方法としては、まず、トラバース
板金41にスピンドルモーター42、ピックアップ4
3、ガイド軸44、トラッキングモーター45を取りつ
け、インシュレータ47にインシュレータバネ48を組
込み、これをトラバース板金41に嵌合させて、トラバ
ース固定ピン49でフレーム50に固定し、フレーム5
0にトラバース回路基板46をネジ51でネジ止めす
る。次に、ネジ51でジャンパー線52をトラバース板
金41およびトラバース回路基板46のグランド部に取
りつける。
【0007】このようにして、ジャンパー線52によ
り、トラバース板金41がトラバース回路基板46のグ
ランドと電気的に接続されるため、不要輻射が抑えられ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、不要輻射対策としてジャンパー線を用い
ているため、ジャンパー線の組み立て作業に時間がかか
る、また、一本のジャンパー線ではグランドの安定度が
低い、等の問題でグランドの安定度を高めなければなら
ない高速の回路を内蔵する光ディスク装置では採用しづ
らかった。
【0009】このように、従来の光ディスク装置ではト
ラバース板金とトラバース回路基板をつなぐ物として
は、ジャンパー線のみで、グランドの安定性を保つには
程遠かった。そのため、さらにジャンパー線を追加する
か、トラバースを板金で囲うことによる高シールド化を
図るしかなかった。また、ジャンパー線を用いているた
め、引き回しにより不要輻射の値が変化することもあっ
た。その場合にはジャンパー線の固定といった別の細心
の注意が必要であった。このように、不要輻射対策とし
ては、非常に作業性も悪く、部品コストもかかってい
た。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、高性能かつ安価に小型化可能で、かつ、ジャンパ
ー線などの部品点数を少なくし、不要輻射対策が容易に
できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光ディスク装置は、トラバース板金とフレー
ムとの間に弾性を有して介在する部分とトラバース回路
基板に接触する部分とを有する導電性弾性体とを備え、
導電性弾性体によりトラバース板金とトラバース回路基
板が電気的に接続されるように構成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トラバース板金とフレームとの間に弾性を有して介
在する部分とトラバース回路基板に接触する部分とを有
する導電性弾性体によりトラバース板金をトラバース回
路基板に電気的に接続した光ディスク装置であり、導電
性弾性体、例えば金属バネ等でトラバース板金とトラバ
ース回路基板が接触するように組み込むことにより、ト
ラバース板金とトラバース回路基板のグランドが同電位
になり安定する。
【0013】このため、トラバース板金からの不要輻射
を抑えることができ、光ディスク装置をコンピューター
等の情報機器内へ組み込んだ際にも全体の不要輻射値を
低く抑えられるものである。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、トラバ
ース板金とトラバース回路基板との間に介在させた導電
性弾性体により、トラバース板金がトラバース回路基板
に電気的に接続されるように構成された光ディスク装置
であり、トラバース回路基板に実装された導電性弾性
体、例えば金属バネにより、請求項1とほぼ同じ効果が
得られる光ディスク装置を構成できるものである。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0016】(実施例1)図1(a)は本発明の第1の
実施例の光ディスク装置の断面図、図1(b)はインシ
ュレータバネ取り付け部分の詳細図である。図におい
て、11はトラバース板金、12はスピンドルモータ
ー、13はピックアップである。14はピックアップを
駆動するガイド軸であり、15はトラッキングモータ
ー、16はトラバース回路基板、17はインシュレー
タ、18は導電性のあるインシュレータバネで、インシ
ュレータの機能を有する部分とトラバース回路基板16
と接続するために延長された接続バネ部18aとから構
成される。19はトラバース固定ピン、20はフレー
ム、21はネジである。
【0017】以上のように構成された光ディスク装置の
トラバース部分の組立方法としては、まず、トラバース
板金11にスピンドルモーター12、ピックアップ1
3、ガイド軸14、トラッキングモーター15を取りつ
け、インシュレータ17にインシュレータバネ18を組
み込み、トラバース板金11に嵌合させ、フレーム20
にトラバース固定ピン19で固定する。トラバース回路
基板16をフレーム20にネジ21で固定すると、イン
シュレータバネ18の接続バネ部18aがトラバース回
路基板16に接触することにより、トラバース回路基板
16とトラバース板金11が電気的に接続され同電位に
なる。
【0018】このことにより、光ディスク装置の不要輻
射のレベルは、図3(a)の従来の不要輻射データか
ら、今回の不要輻射データ図3(b)に示すように大幅
にダウンする。
【0019】これにより、ジャンパー線などの部品を追
加する事なく、簡単な構造で不要輻射対策が実施出来
る。
【0020】なお、インシュレータバネ18はそのイン
シュレータ特性を安定させるため、インシュレータ部分
と接続バネ部18aとの間で一旦フレーム20に固定し
たほうがよい。
【0021】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
の光ディスク装置の断面図である。実施例1と同一のも
のは同一の符号としている。図2において、22はトラ
バース回路基板24に実装された導電性の接続バネ、2
3は導電性のインシュレータバネである。
【0022】組み立て方法としては、まず、トラバース
板金11にスピンドルモーター12、ピックアップ1
3、ガイド軸14、トラッキングモーター15を取りつ
け、インシュレータ17にインシュレータバネ23を組
み込み、トラバース板金11に嵌合させ、フレーム20
にトラバース固定ピン19で固定する。次にトラバース
回路基板24をフレーム20に固定すると、トラバース
回路基板24に実装された接続バネ22がトラバース板
金11と電気的に接触する。
【0023】これにより、トラバース板金11と、トラ
バース回路基板24のグランドが接続され、同電位にな
り、不要輻射のレベルが低減される。
【0024】この方法により、不要輻射のレベルは、実
施例1と同じように大幅にダウンし非常に簡単な構造
で、不要輻射の対策が行え、基板実装と同時に不要輻射
対策が行え、組み立てにも特に注意を払う必要がない。
【0025】またトラバース回路基板に、接続バネを半
田付けすれば、回路部品の実装と同一工程で作業でき、
非常に効率が良くなる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トラバー
ス板金とフレームとの間に弾性を有して介在する部分と
トラバース回路基板に接触する部分とを有する導電性弾
性体によりトラバース板金をトラバース回路基板に電気
的に接続したことにより、組み立て時にジャンパー線を
ネジ止めする必要がなく、安価で組み立てしやすく、し
かも不要輻射のレベルを抑えられる光ディスク装置が構
成できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例の光ディスク装置
の断面図 (b)本発明の第1の実施例の光ディスク装置のインシ
ュレータバネ取り付け部分の詳細図
【図2】本発明の第2の実施例の光ディスク装置の断面
【図3】(a)従来の実施例の光ディスク装置の不要輻
射測定データを示す図 (b)本発明の第1の実施例の光ディスク装置の不要輻
射測定データを示す図
【図4】従来の実施例の光ディスク装置の断面図
【符号の説明】
11 トラバース板金 12 スピンドルモーター 13 ピックアップ 14 ガイド軸 15 トラッキングモーター 16 トラバース回路基板 17 インシュレータ 18 インシュレータバネ 18a 接続バネ部 19 トラバース固定ピン 20 フレーム 21 ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスク装置のトラバースを支持する導
    電性のトラバース板金と、前記トラバースを電気的に制
    御するトラバース回路基板と、前記トラバース板金およ
    び前記トラバース回路基板が取り付けられるフレーム
    と、前記トラバース板金と前記フレームとの間に介在さ
    せた防振インシュレータと、前記トラバース板金と前記
    フレームとの間に弾性を有して介在する部分と前記トラ
    バース回路基板に接触する部分とを有する導電性弾性体
    とを備え、前記導電性弾性体により前記トラバース板金
    と前記トラバース回路基板が電気的に接続されることを
    特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】光ディスク装置のトラバースを支持する導
    電性のトラバース板金と、前記トラバースを電気的に制
    御するトラバース回路基板と、前記トラバース板金およ
    び前記トラバース回路基板が取り付けられるフレーム
    と、前記トラバース板金と前記フレームとの間に介在さ
    せた防振インシュレータと、前記トラバース回路基板と
    前記トラバース板金との間に介在させた導電性弾性体と
    を備え、前記導電性弾性体により前記トラバース板金と
    前記トラバース回路基板が電気的に接続されることを特
    徴とする光ディスク装置。
JP34725596A 1996-12-26 1996-12-26 光ディスク装置 Expired - Fee Related JP3870465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34725596A JP3870465B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34725596A JP3870465B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 光ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10188526A true JPH10188526A (ja) 1998-07-21
JP3870465B2 JP3870465B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=18388982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34725596A Expired - Fee Related JP3870465B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3870465B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6583949B2 (en) * 2000-11-06 2003-06-24 Seagate Technology Llc Disc drive bottom mounting through a shield plate
KR100594640B1 (ko) 2004-11-11 2006-07-03 아프로하이테크주식회사 Dvr 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6583949B2 (en) * 2000-11-06 2003-06-24 Seagate Technology Llc Disc drive bottom mounting through a shield plate
KR100594640B1 (ko) 2004-11-11 2006-07-03 아프로하이테크주식회사 Dvr 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP3870465B2 (ja) 2007-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6129579A (en) Low inductance flex-to-PCB spring connector for a disc drive
US6693870B2 (en) Optical pickup device with high-frequency superposition circuit
KR20040049150A (ko) 광디스크 드라이브
JP3029383B2 (ja) 磁気ディスク装置の取付け方法及び取付け構造
KR100231587B1 (ko) 자기디스크장치
US6135782A (en) Electrical compression connector for a disc drive
JP3870465B2 (ja) 光ディスク装置
US7542231B2 (en) Disc drive apparatus having drive electronics top mounted on flexible printed circuit board
US7009815B2 (en) Disk drive with spring provided in groove of voice coil holder to electrically connect voice coil with flexible printed circuit
US5486966A (en) Head drum ground system for use in a video cassette recorder
US5940252A (en) Dual-lead flex circuit for a rotary actuator
KR0178552B1 (ko) 회전 자기 헤드 장치 및 이 장치에 사용하는 접속장치
US7583471B2 (en) Motor assembly for a small sized data storage system
JP2000195247A (ja) 磁気ディスク装置
JP2000100147A (ja) 情報処理装置
EP1934978B1 (en) Apparatus for accessing storage media
KR100200596B1 (ko) 자기 기록 재생 장치
JP2938761B2 (ja) フロッピーディスク装置
JPH0516649Y2 (ja)
KR20080059104A (ko) Fca 및 이를 구비한 하드디스크 드라이브
JPS5828400Y2 (ja) マイクロ波集積回路の筐体内実装構造
JPH04291079A (ja) 記録ディスク装置
JPH05325496A (ja) ディスク装置
JPS5911590A (ja) 磁気バブルメモリ装置
JPH0271486A (ja) 記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050623

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061009

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees