JP3870465B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィス等で用いられるデジタル情報処理装置に用いる光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィス等で用いられるデジタル情報処理装置の市場が大きく成長している。その中で、再生または記録装置として、大容量の記憶容量を有し高速化が可能な光ディスク装置が用いられてきている。高速化した光ディスク装置においては、内部に高速の信号処理回路を内蔵するようになってきているため、内部のグランドの安定度を高める必要がある。
【0003】
加えて、高速、高性能コンピュータに光ディスク装置が内蔵されるのに伴い、光ディスク装置にも高速信号のノイズ対策である不要輻射に十分な対策を施すことが必要になってきている。
【0004】
現状は対策として、光ディスク装置のトラバース板金とトラバース回路基板のグランドをジャンパー線で接続している。
【0005】
以下に従来の光ディスク装置に関して説明する。
図4は、従来の一般的な光ディスク装置のトラバース部分の構成を表わした断面図である。図において、41はトラバースを支持するトラバース板金、42は光ディスク(図示せず)を回転させるスピンドルモーター、43は光ディスクからデータを読み取るピックアップ、44はピックアップを駆動するガイド軸、45はガイド軸を駆動するトラッキングモーター、46はトラバースを電気的に制御するトラバース回路基板、47は防振のためのインシュレータ、48はインシュレータ47を補完して一体で使用されるインシュレータバネ、49はトラバース固定のためのトラバース固定ピン、50は光ディスク装置のフレームで、通常複雑な形状を有するため、電気的には絶縁体のプラスチックなどを使用している。51はネジ、52は不要輻射対策のためのジャンパー線である。
【0006】
上記のように構成された光ディスク装置のトラバース部分の組立方法としては、まず、トラバース板金41にスピンドルモーター42、ピックアップ43、ガイド軸44、トラッキングモーター45を取りつけ、インシュレータ47にインシュレータバネ48を組込み、これをトラバース板金41に嵌合させて、トラバース固定ピン49でフレーム50に固定し、フレーム50にトラバース回路基板46をネジ51でネジ止めする。次に、ネジ51でジャンパー線52をトラバース板金41およびトラバース回路基板46のグランド部に取りつける。
【0007】
このようにして、ジャンパー線52により、トラバース板金41がトラバース回路基板46のグランドと電気的に接続されるため、不要輻射が抑えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、不要輻射対策としてジャンパー線を用いているため、ジャンパー線の組み立て作業に時間がかかる、また、一本のジャンパー線ではグランドの安定度が低い、等の問題でグランドの安定度を高めなければならない高速の回路を内蔵する光ディスク装置では採用しづらかった。
【0009】
このように、従来の光ディスク装置ではトラバース板金とトラバース回路基板をつなぐ物としては、ジャンパー線のみで、グランドの安定性を保つには程遠かった。そのため、さらにジャンパー線を追加するか、トラバースを板金で囲うことによる高シールド化を図るしかなかった。また、ジャンパー線を用いているため、引き回しにより不要輻射の値が変化することもあった。その場合にはジャンパー線の固定といった別の細心の注意が必要であった。このように、不要輻射対策としては、非常に作業性も悪く、部品コストもかかっていた。
【0010】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、高性能かつ安価に小型化可能で、かつ、ジャンパー線などの部品点数を少なくし、不要輻射対策が容易にできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の光ディスク装置は、トラバース板金とフレームとの間に弾性を有して介在する部分とトラバース回路基板に接触する部分とを有する導電性弾性体とを備え、導電性弾性体によりトラバース板金とトラバース回路基板が電気的に接続されるように構成したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、
光ディスク装置のトラバースを支持する導電性のトラバース板金と、
前記トラバースを電気的に制御するトラバース回路基板と、
前記トラバース板金および前記トラバース回路基板が取り付けられるフレームと、
前記トラバース板金と前記フレームとの間に介在させた防振インシュレータと、
前記防振インシュレータを介して前記トラバース板金と前記フレームとを固定するトラバース固定ピンと
前記トラバース板金と前記フレームとの間に弾性を有して介在し、前記トラバース固定ピン、前記防振インシュレータと共に前記フレームを基に前記トラバース板金面を垂直に支持する導電性弾性体と、
を備え、
前記導電性弾性体はコイル状のバネであり、前記トラバース板金面を垂直に支持するコイル状部分と、当該トラバース板金面を垂直に支持する部分の延長部分であって前記トラバース回路基板に接続するコイル状部分とを有し、
且つ、前記トラバース板金面を垂直に支持するコイル状部分と前記トラバース回路基板に接続するコイル状部分とのそれぞれのコイル状部分のリングの中心を垂直に貫く中心軸は同一軸ではないように成形されており、
当該導電性弾性体により前記トラバース板金と前記トラバース回路基板が電気的に接続されることを特徴とする光ディスク装置
としたものであり、トラバース板金とトラバース回路基板のグランドが同電位になり安定する。
【0013】
このため、トラバース板金からの不要輻射を抑えることができ、光ディスク装置をコンピューター等の情報機器内へ組み込んだ際にも全体の不要輻射値を低く抑えられるものである。
【0015】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0016】
(実施例1)
図1(a)は本発明の第1の実施例の光ディスク装置の断面図、図1(b)はインシュレータバネ取り付け部分の詳細図である。図において、11はトラバース板金、12はスピンドルモーター、13はピックアップである。14はピックアップを駆動するガイド軸であり、15はトラッキングモーター、16はトラバース回路基板、17はインシュレータ、18は導電性のあるインシュレータバネで、インシュレータの機能を有する部分とトラバース回路基板16と接続するために延長された接続バネ部18aとから構成される。19はトラバース固定ピン、20はフレーム、21はネジである。
【0017】
以上のように構成された光ディスク装置のトラバース部分の組立方法としては、まず、トラバース板金11にスピンドルモーター12、ピックアップ13、ガイド軸14、トラッキングモーター15を取りつけ、インシュレータ17にインシュレータバネ18を組み込み、トラバース板金11に嵌合させ、フレーム20にトラバース固定ピン19で固定する。トラバース回路基板16をフレーム20にネジ21で固定すると、インシュレータバネ18の接続バネ部18aがトラバース回路基板16に接触することにより、トラバース回路基板16とトラバース板金11が電気的に接続され同電位になる。
【0018】
このことにより、光ディスク装置の不要輻射のレベルは、図3(a)の従来の不要輻射データから、今回の不要輻射データ図3(b)に示すように大幅にダウンする。
【0019】
これにより、ジャンパー線などの部品を追加する事なく、簡単な構造で不要輻射対策が実施出来る。
【0020】
なお、インシュレータバネ18はそのインシュレータ特性を安定させるため、インシュレータ部分と接続バネ部18aとの間で一旦フレーム20に固定したほうがよい。
【0021】
(実施例2)
図2は本発明の第2の実施例の光ディスク装置の断面図である。実施例1と同一のものは同一の符号としている。図2において、22はトラバース回路基板24に実装された導電性の接続バネ、23は導電性のインシュレータバネである。
【0022】
組み立て方法としては、まず、トラバース板金11にスピンドルモーター12、ピックアップ13、ガイド軸14、トラッキングモーター15を取りつけ、インシュレータ17にインシュレータバネ23を組み込み、トラバース板金11に嵌合させ、フレーム20にトラバース固定ピン19で固定する。次にトラバース回路基板24をフレーム20に固定すると、トラバース回路基板24に実装された接続バネ22がトラバース板金11と電気的に接触する。
【0023】
これにより、トラバース板金11と、トラバース回路基板24のグランドが接続され、同電位になり、不要輻射のレベルが低減される。
【0024】
この方法により、不要輻射のレベルは、実施例1と同じように大幅にダウンし非常に簡単な構造で、不要輻射の対策が行え、基板実装と同時に不要輻射対策が行え、組み立てにも特に注意を払う必要がない。
【0025】
またトラバース回路基板に、接続バネを半田付けすれば、回路部品の実装と同一工程で作業でき、非常に効率が良くなる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、トラバース板金とフレームとの間に弾性を有して介在する部分とトラバース回路基板に接触する部分とを有する導電性弾性体によりトラバース板金をトラバース回路基板に電気的に接続したことにより、組み立て時にジャンパー線をネジ止めする必要がなく、安価で組み立てしやすく、しかも不要輻射のレベルを抑えられる光ディスク装置が構成できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例の光ディスク装置の断面図
(b)本発明の第1の実施例の光ディスク装置のインシュレータバネ取り付け部分の詳細図
【図2】本発明の第2の実施例の光ディスク装置の断面図
【図3】(a)従来の実施例の光ディスク装置の不要輻射測定データを示す図
(b)本発明の第1の実施例の光ディスク装置の不要輻射測定データを示す図
【図4】従来の実施例の光ディスク装置の断面図
【符号の説明】
11 トラバース板金
12 スピンドルモーター
13 ピックアップ
14 ガイド軸
15 トラッキングモーター
16 トラバース回路基板
17 インシュレータ
18 インシュレータバネ
18a 接続バネ部
19 トラバース固定ピン
20 フレーム
21 ネジ

Claims (1)

  1. 光ディスク装置のトラバースを支持する導電性のトラバース板金と、
    前記トラバースを電気的に制御するトラバース回路基板と、
    前記トラバース板金および前記トラバース回路基板が取り付けられるフレームと、
    前記トラバース板金と前記フレームとの間に介在させた防振インシュレータと、
    前記防振インシュレータを介して前記トラバース板金と前記フレームとを固定するトラバース固定ピンと
    前記トラバース板金と前記フレームとの間に弾性を有して介在し、前記トラバース固定ピン、前記防振インシュレータと共に前記フレームを基に前記トラバース板金面を垂直に支持する導電性弾性体と、
    を備え、
    前記導電性弾性体はコイル状のバネであり、前記トラバース板金面を垂直に支持するコイル状部分と、当該トラバース板金面を垂直に支持する部分の延長部分であって前記トラバース回路基板に接続するコイル状部分とを有し、
    且つ、前記トラバース板金面を垂直に支持するコイル状部分と前記トラバース回路基板に接続するコイル状部分とのそれぞれのコイル状部分のリングの中心を垂直に貫く中心軸は同一軸ではないように成形されており、
    当該導電性弾性体により前記トラバース板金と前記トラバース回路基板が電気的に接続されることを特徴とする光ディスク装置。
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