JPH10188405A - テープレコーダのキャプスタン支持軸受 - Google Patents
テープレコーダのキャプスタン支持軸受Info
- Publication number
- JPH10188405A JPH10188405A JP33855296A JP33855296A JPH10188405A JP H10188405 A JPH10188405 A JP H10188405A JP 33855296 A JP33855296 A JP 33855296A JP 33855296 A JP33855296 A JP 33855296A JP H10188405 A JPH10188405 A JP H10188405A
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- Japan
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- capstan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造が安価でキャプスタンの振れのない円滑
な回転を保証するテープレコーダのキャプスタン支持軸
受を提供すること。 【構成】 キャプスタン6をほぼ全長にわたり包囲する
合成樹脂製の中空の軸受本体2を形成し軸受本体2の少
なくとも先端部分の孔の内面を摺動面12としてキャプ
スタン6を支持し、かつ軸受本体2の先端付近に窓11
を形成して窓11を通してピンチローラ10がキャプス
タン6に係合し得るようにした。
な回転を保証するテープレコーダのキャプスタン支持軸
受を提供すること。 【構成】 キャプスタン6をほぼ全長にわたり包囲する
合成樹脂製の中空の軸受本体2を形成し軸受本体2の少
なくとも先端部分の孔の内面を摺動面12としてキャプ
スタン6を支持し、かつ軸受本体2の先端付近に窓11
を形成して窓11を通してピンチローラ10がキャプス
タン6に係合し得るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープレコーダに
使用されピンチローラとの間に磁気テープを挟み送り操
作を行うキャプスタンの支持軸受に関する。
使用されピンチローラとの間に磁気テープを挟み送り操
作を行うキャプスタンの支持軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テープレコーダのキャプスタンを
支える軸受としては、駆動機構を支持する金属製シャー
シまたは樹脂成形シャーシに形成された開口に潤滑油を
含浸させた焼結金属製軸受を圧入したもの、あるいは樹
脂成形シャーシと一体にキャプスタン支持軸受を成形し
たものが採用されている。
支える軸受としては、駆動機構を支持する金属製シャー
シまたは樹脂成形シャーシに形成された開口に潤滑油を
含浸させた焼結金属製軸受を圧入したもの、あるいは樹
脂成形シャーシと一体にキャプスタン支持軸受を成形し
たものが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】焼結金属製軸受を使用
する場合には、価格が高価であるだけでなく、製作上の
制約から単純円筒形体としてしか使用できず、また組立
に高い粘度が要求されるという問題がある。シャーシと
一体に樹脂成形する軸受の場合には、相対的に高い強度
を必要とする軸受に使用される高価な樹脂材料でシャー
シも成形しなければならず、また一体成形上の制約から
軸受の形状を自由に決定し難く、キャプスタンの抜け止
め具を別途必要とするという問題がある。更に以上の問
題を解決するために、図4に示す如くシャーシ1′と別
体に必要な強度をもった樹脂材料の軸受ブッシュ2′を
成形し、この軸受ブッシュ2′をシャーシ1′に形成さ
れた軸受支持開口3′に圧入固定すると共に軸受支持開
口から突出する一端部を相対向する1対の2股形状部片
4′,4′に形成し、該2股形状部片の内周に隆起を形
成し、またこの軸受支持開口3′から突出するキャプス
タン5′の基部外周に周溝6′を形成し、該周溝に前記
2股形状部片の内周隆起をスナップ嵌合せしめ、かくし
てキャプスタン5′の抜止めがなされるように構成され
た軸受が特願平8−23598号において提案された。
しかしこのような軸受ブッシュ2′はキャプスタン5′
の基部のみを支持し、ピンチローラ7′の接触係合する
キャプスタンの先端部は何物にも拘束されていないため
ピンチローラに作用するばね圧力に押されて傾き偏心す
る傾向がある。このようなキャプスタン先端部の偏心は
キャプスタンの回転に振れを生じテープ送りを不円滑に
するという問題を生ずる。
する場合には、価格が高価であるだけでなく、製作上の
制約から単純円筒形体としてしか使用できず、また組立
に高い粘度が要求されるという問題がある。シャーシと
一体に樹脂成形する軸受の場合には、相対的に高い強度
を必要とする軸受に使用される高価な樹脂材料でシャー
シも成形しなければならず、また一体成形上の制約から
軸受の形状を自由に決定し難く、キャプスタンの抜け止
め具を別途必要とするという問題がある。更に以上の問
題を解決するために、図4に示す如くシャーシ1′と別
体に必要な強度をもった樹脂材料の軸受ブッシュ2′を
成形し、この軸受ブッシュ2′をシャーシ1′に形成さ
れた軸受支持開口3′に圧入固定すると共に軸受支持開
口から突出する一端部を相対向する1対の2股形状部片
4′,4′に形成し、該2股形状部片の内周に隆起を形
成し、またこの軸受支持開口3′から突出するキャプス
タン5′の基部外周に周溝6′を形成し、該周溝に前記
2股形状部片の内周隆起をスナップ嵌合せしめ、かくし
てキャプスタン5′の抜止めがなされるように構成され
た軸受が特願平8−23598号において提案された。
しかしこのような軸受ブッシュ2′はキャプスタン5′
の基部のみを支持し、ピンチローラ7′の接触係合する
キャプスタンの先端部は何物にも拘束されていないため
ピンチローラに作用するばね圧力に押されて傾き偏心す
る傾向がある。このようなキャプスタン先端部の偏心は
キャプスタンの回転に振れを生じテープ送りを不円滑に
するという問題を生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】かくして本発明の目的は
ピンチローラが強い接触圧で係合してもキャプスタンの
先端部に傾きの生じないテープレコーダのキャプスタン
支持軸受を提供することである。この目的は、本発明に
よれば、基部をテープレコーダの駆動機構支持シャーシ
に固定すると共にカセットテープ装着側に突出したキャ
プスタンをほぼ全長にわたり包囲する合成樹脂製の中空
の軸受本体を有し、該軸受本体の中心孔の少なくとも先
端部分の内面がキャプスタンを支持する摺動面を構成
し、かつ該軸受本体の先端付近に窓を形成し、該窓を通
してピンチローラがキャプスタンと係合できるように構
成したことを特徴とするテープレコーダのキャプスタン
支持軸受によって達成される。軸受本体を形成する合成
樹脂としては、相対的に高強度であり、自己潤滑性の良
好なポリアセタールが好適である。前記軸受本体は窓を
形成する成形技術上の問題から好ましくは基部付近の内
径をキャプスタン摺動面の内径より大径になされ、該大
径部にキャプスタンの基部を支持する軸受ブッシュが嵌
挿される。さらにこの軸受ブッシュはキャプスタンと一
体的に構成されるフライホイルや駆動ギヤと一体に形成
されてもよい。
ピンチローラが強い接触圧で係合してもキャプスタンの
先端部に傾きの生じないテープレコーダのキャプスタン
支持軸受を提供することである。この目的は、本発明に
よれば、基部をテープレコーダの駆動機構支持シャーシ
に固定すると共にカセットテープ装着側に突出したキャ
プスタンをほぼ全長にわたり包囲する合成樹脂製の中空
の軸受本体を有し、該軸受本体の中心孔の少なくとも先
端部分の内面がキャプスタンを支持する摺動面を構成
し、かつ該軸受本体の先端付近に窓を形成し、該窓を通
してピンチローラがキャプスタンと係合できるように構
成したことを特徴とするテープレコーダのキャプスタン
支持軸受によって達成される。軸受本体を形成する合成
樹脂としては、相対的に高強度であり、自己潤滑性の良
好なポリアセタールが好適である。前記軸受本体は窓を
形成する成形技術上の問題から好ましくは基部付近の内
径をキャプスタン摺動面の内径より大径になされ、該大
径部にキャプスタンの基部を支持する軸受ブッシュが嵌
挿される。さらにこの軸受ブッシュはキャプスタンと一
体的に構成されるフライホイルや駆動ギヤと一体に形成
されてもよい。
【0005】
【実施例】図1は、本発明によるテープレコーダのキャ
プスタン支持軸受の一実施例を基部を一部断面して示す
正面図であり、図2は図1のII−II線に沿って切断した
断面図である。キャプスタン支持軸受1は合成樹脂、好
ましくは相対的に高強度で自己潤滑性の良好なポリアセ
タール、で形成され中心に貫通孔3の形成された中空の
軸受本体2を有し、軸受本体2は基部4においてテープ
レコーダの駆動機構支持シャーシ5に固定されてシャー
シ5の表側(カセットテープ装着側)に突出する。図3
に示す如く、軸受本体2の中心貫通孔3にはキャプスタ
ン6が挿入され、その下端部にはシャーシ5の裏側に配
置されるキャプスタン・ギヤ7および従動プーリ8が固
定される。キャプスタン6の軸受本体2より上方に突出
した先端部には環状溝が形成され、該溝にワッシャ9が
嵌め込まれてキャプスタン6の抜け止めとなされる。軸
受本体2はピンチローラ10に対向する先端(上端)付
近が、好ましくは180度以内の適当角度にわたり、切
り欠かれ、ピンチローラ10がキャプスタン6の先端部
に当接できる窓11が形成される。
プスタン支持軸受の一実施例を基部を一部断面して示す
正面図であり、図2は図1のII−II線に沿って切断した
断面図である。キャプスタン支持軸受1は合成樹脂、好
ましくは相対的に高強度で自己潤滑性の良好なポリアセ
タール、で形成され中心に貫通孔3の形成された中空の
軸受本体2を有し、軸受本体2は基部4においてテープ
レコーダの駆動機構支持シャーシ5に固定されてシャー
シ5の表側(カセットテープ装着側)に突出する。図3
に示す如く、軸受本体2の中心貫通孔3にはキャプスタ
ン6が挿入され、その下端部にはシャーシ5の裏側に配
置されるキャプスタン・ギヤ7および従動プーリ8が固
定される。キャプスタン6の軸受本体2より上方に突出
した先端部には環状溝が形成され、該溝にワッシャ9が
嵌め込まれてキャプスタン6の抜け止めとなされる。軸
受本体2はピンチローラ10に対向する先端(上端)付
近が、好ましくは180度以内の適当角度にわたり、切
り欠かれ、ピンチローラ10がキャプスタン6の先端部
に当接できる窓11が形成される。
【0006】軸受本体2の中心貫通孔3は、下端部15
を除く上方部分がキャプスタン6とほぼ同径の内径を有
しキャプスタン6を支持する摺動面12を構成する。キ
ャプスタン6にはテープとの摩擦力を高めるために、ピ
ンチローラに当接する部分の表面を荒らす処理を施す場
合がある。この場合は摺動面は中心貫通孔3の上端部の
みとする。一方貫通孔3の下端部は上方部分より大径に
なされ、かつその上半部はストレートの円筒面となって
いるのに対し、下半部15bは断面が弯曲した釣鐘状の
形状を有し、キャプスタンの基部を支持する軸受ブッシ
ュ13が嵌挿される。軸受本体2に形成される前記窓は
通常摺動面が形成されている範囲内に設けられるが、ピ
ンチローラ10とキャプスタン6が係合可能である限
り、この範囲に限定されない。軸受本体2の中心貫通孔
3の内径を下端部15において大径にする理由は上述し
たような窓11を有する中空本体を射出成形するために
は成形型にキャプスタン6の直径にほぼ等しい直径のコ
ア(中子)と窓成形用のスライドコアを使用することが
必要であることによる。即ちこのようなコアを組み込ん
だ成形型に射出された溶融樹脂の圧力は全周にわたり均
等に作用せず中子をスライドコアの方向に撓ませる傾向
がある。このため全長にわたり同径の中子を使用すると
成形された軸受本体に偏心された貫通孔が形成される。
この問題を回避するために本実施例においては中子周囲
にかかる不均一な射出圧力による変形に耐える強度を与
えるために中子を基端部において大径にした結果軸受本
体の貫通孔3は基端部において先端部より大径に形成さ
れるものである。従って上述の通り貫通孔3の大径の下
端部にはキャプスタン6の基部を支持する軸受ブッシュ
12が嵌挿される。軸受ブッシュ12を構成する合成樹
脂としては軸受本体2と同様にポリアセタールを使用す
ることが好ましい。またこの軸受ブッシュ12はキャプ
スタンギヤ7あるいは従動ブーリ8と一体に形成されて
もよい。
を除く上方部分がキャプスタン6とほぼ同径の内径を有
しキャプスタン6を支持する摺動面12を構成する。キ
ャプスタン6にはテープとの摩擦力を高めるために、ピ
ンチローラに当接する部分の表面を荒らす処理を施す場
合がある。この場合は摺動面は中心貫通孔3の上端部の
みとする。一方貫通孔3の下端部は上方部分より大径に
なされ、かつその上半部はストレートの円筒面となって
いるのに対し、下半部15bは断面が弯曲した釣鐘状の
形状を有し、キャプスタンの基部を支持する軸受ブッシ
ュ13が嵌挿される。軸受本体2に形成される前記窓は
通常摺動面が形成されている範囲内に設けられるが、ピ
ンチローラ10とキャプスタン6が係合可能である限
り、この範囲に限定されない。軸受本体2の中心貫通孔
3の内径を下端部15において大径にする理由は上述し
たような窓11を有する中空本体を射出成形するために
は成形型にキャプスタン6の直径にほぼ等しい直径のコ
ア(中子)と窓成形用のスライドコアを使用することが
必要であることによる。即ちこのようなコアを組み込ん
だ成形型に射出された溶融樹脂の圧力は全周にわたり均
等に作用せず中子をスライドコアの方向に撓ませる傾向
がある。このため全長にわたり同径の中子を使用すると
成形された軸受本体に偏心された貫通孔が形成される。
この問題を回避するために本実施例においては中子周囲
にかかる不均一な射出圧力による変形に耐える強度を与
えるために中子を基端部において大径にした結果軸受本
体の貫通孔3は基端部において先端部より大径に形成さ
れるものである。従って上述の通り貫通孔3の大径の下
端部にはキャプスタン6の基部を支持する軸受ブッシュ
12が嵌挿される。軸受ブッシュ12を構成する合成樹
脂としては軸受本体2と同様にポリアセタールを使用す
ることが好ましい。またこの軸受ブッシュ12はキャプ
スタンギヤ7あるいは従動ブーリ8と一体に形成されて
もよい。
【0007】本実施例のキャプスタン支持軸受1は以上
のように構成され、キャプスタン6は基部を軸受ブッシ
ュ12で支持されるばかりでなく先端部を軸受本体2の
貫通孔3の上方部分に形成された摺動面12で支持され
るので、軸受本体2に形成された窓11を通してピンチ
ローラ10が強い接触圧力で係合しても従来のキャプス
タンを片持支持する軸受のようにキャプスタンの先端部
が偏心して回転振れを生じテープ送りを不円滑にするこ
とはない。
のように構成され、キャプスタン6は基部を軸受ブッシ
ュ12で支持されるばかりでなく先端部を軸受本体2の
貫通孔3の上方部分に形成された摺動面12で支持され
るので、軸受本体2に形成された窓11を通してピンチ
ローラ10が強い接触圧力で係合しても従来のキャプス
タンを片持支持する軸受のようにキャプスタンの先端部
が偏心して回転振れを生じテープ送りを不円滑にするこ
とはない。
【0008】窓11は図示の実施例では下縁をキャプス
タン6の軸線に直角に切り欠き形成し、上縁を斜めに切
り欠き、窓11の上縁の上に僅かに円筒部が残されてい
るが、この円筒部を残すことなく、軸受本体の上端まで
完全に切り開かれたものでも同様にキャプスタン先端部
の支持作用を有することは明かであろう。従って本発明
における窓とはピンチローラ10がキャプスタン6に係
合し得る開口を与えるものであれば上縁が開放したもの
も含むことを理解すべきである。更に上記実施例は成形
技術上の問題から中空本体2の貫通孔3の基端部の直径
を摺動面12の直径より大きくしてキャプスタン6の基
部を支持する別個の軸受ブッシュ12を設けたが、一側
に窓を設けた軸受本体に全長にわたり同一直径の貫通孔
を変形なく正しく成形することが可能でキャプスタン6
の表面を荒らすことなく使用することが可能となればキ
ャプスタンの先端付近から基部にわたるほぼ全長を支持
する摺動面を形成し、キャプスタンの基部のみを支持す
る別個の軸受ブッシュを省くことが可能となるであろ
う。従って本発明のキャプスタン支持軸受は前述した図
示の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記
載された本発明の原理思想の範囲内において全ての変形
実施例を含むことを理解すべきである。
タン6の軸線に直角に切り欠き形成し、上縁を斜めに切
り欠き、窓11の上縁の上に僅かに円筒部が残されてい
るが、この円筒部を残すことなく、軸受本体の上端まで
完全に切り開かれたものでも同様にキャプスタン先端部
の支持作用を有することは明かであろう。従って本発明
における窓とはピンチローラ10がキャプスタン6に係
合し得る開口を与えるものであれば上縁が開放したもの
も含むことを理解すべきである。更に上記実施例は成形
技術上の問題から中空本体2の貫通孔3の基端部の直径
を摺動面12の直径より大きくしてキャプスタン6の基
部を支持する別個の軸受ブッシュ12を設けたが、一側
に窓を設けた軸受本体に全長にわたり同一直径の貫通孔
を変形なく正しく成形することが可能でキャプスタン6
の表面を荒らすことなく使用することが可能となればキ
ャプスタンの先端付近から基部にわたるほぼ全長を支持
する摺動面を形成し、キャプスタンの基部のみを支持す
る別個の軸受ブッシュを省くことが可能となるであろ
う。従って本発明のキャプスタン支持軸受は前述した図
示の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記
載された本発明の原理思想の範囲内において全ての変形
実施例を含むことを理解すべきである。
【0009】
【発明の効果】本発明のキャプスタン支持軸受はキャプ
スタンの根元だけでなく先端をも支持し得るのでキャプ
スタンは偏荷重を受けることなく円滑に回転し消費電力
の低減が図れると共にプラスチック射出成形により安価
に製造できる効果がある。
スタンの根元だけでなく先端をも支持し得るのでキャプ
スタンは偏荷重を受けることなく円滑に回転し消費電力
の低減が図れると共にプラスチック射出成形により安価
に製造できる効果がある。
【図1】本発明のキャプスタン支持軸受の一実施例をテ
ープレコーダのシャーシーに取り付けた正面図で、下方
部分を一部断面して示す。
ープレコーダのシャーシーに取り付けた正面図で、下方
部分を一部断面して示す。
【図2】図1のII−II線に沿って切断し矢視方向に
みた平面図。
みた平面図。
【図3】図1の実施例にキャプスタンを組み込みその駆
動機構を取り付けると共にキャプスタンにピンチローラ
が係合している模様を示す側面図。
動機構を取り付けると共にキャプスタンにピンチローラ
が係合している模様を示す側面図。
【図4】本発明による改良以前のキャプスタン軸受の側
断面図。
断面図。
1 キャプスタン支持軸受 2 軸受本体 3 貫通孔 4 軸受本体基部 5 テープレコーダの駆動機構支持シャーシ 6 キャプスタン 7 キャプスタン・ギヤ 8 従動プーリ 9 ワッシャ 10 ピンチローラ 11 窓 12 摺動面 13 軸受ブッシュ
Claims (3)
- 【請求項1】 基部をテープレコーダの駆動機構支持シ
ャーシに固定すると共にカセットテープ装着側に突出し
てキャプスタンをほぼ全長にわたり包囲する合成樹脂製
の中空の軸受本体を有し、該軸受本体の中心孔の少なく
とも先端部分の内面がキャプスタンを支持する摺動面を
構成し、かつ該軸受本体の先端付近に窓を形成し、該窓
を通してピンチローラがキャプスタンと係合できるよう
に構成したことを特徴とするテープレコーダのキャプス
タン支持軸受。 - 【請求項2】 前記軸受本体の内径は基部付近において
前記摺動面より大径となっており、該大径部にキャプス
タンの基部を支持する軸受ブッシュが嵌挿されているこ
とを特徴とする請求項1に記載されたキャプスタン支持
軸受。 - 【請求項3】 前記軸受本体を形成する合成樹脂はポリ
アセタールであることを特徴とする請求項2に記載され
たキャプスタン支持軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33855296A JPH10188405A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | テープレコーダのキャプスタン支持軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33855296A JPH10188405A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | テープレコーダのキャプスタン支持軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10188405A true JPH10188405A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18319254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33855296A Pending JPH10188405A (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | テープレコーダのキャプスタン支持軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10188405A (ja) |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP33855296A patent/JPH10188405A/ja active Pending
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