JPH10187075A - 薄型両面発光体及びそれを用いた表示装置 - Google Patents

薄型両面発光体及びそれを用いた表示装置

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JPH10187075A
JPH10187075A JP34609496A JP34609496A JPH10187075A JP H10187075 A JPH10187075 A JP H10187075A JP 34609496 A JP34609496 A JP 34609496A JP 34609496 A JP34609496 A JP 34609496A JP H10187075 A JPH10187075 A JP H10187075A
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light
sheet
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guide plates
linear
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JP34609496A
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Goro Kitamura
悟朗 北村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さの薄い、輝度が均一な両面発光体、及び
その両面発光体を用いた表示装置を提供する。 【解決手段】 間に光反射シート25を挟んで積層した
2枚の薄いシート状の導光板26a,26bと線状光源
21a,21bとを組み合わせ、導光板26a,26b
の端面から導入した光を光反射シート25で反射させて
導光板の表面から射出させる。導光板26a,26bの
表面には光拡散シート27a,27bが配置される。表
示すべき情報は、導光板上の光拡散シート27a,27
b上に配置される透明又は半透明シートに、あるいは光
拡散シート27a,27bに直接描画される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告、看板、ディ
スプレイ等において表示情報が描画された透明又は半透
明のシートをバックから照明する表示装置、及びその表
示装置の光源として用いるのに好適な両面発光体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来広告、看板、ディスプレイ
等として用いられている表示装置の一例を示す分解組立
図である。この表示装置は、内部に1本乃至数本の蛍光
灯91a〜91cが配置された金属又はプラスチック製
の箱状の本体90と、本体90にねじ94等によって着
脱自在に固定される蓋体92とからなる。蓋体92には
広告等を描画した光拡散性のプラスチック板からなる表
示板93が固定され、この表示板93を蛍光灯91a〜
91cによって背後から照明することで表示を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光灯
を用いて表示板を照明する従来の構造では、蛍光灯の収
納分だけ表示装置の厚さが厚くなると共に、複数本の蛍
光灯の配置間隔に応じて輝度が均一にならないという問
題点がある。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、厚さが薄く、また均一な輝度で
情報表示を行うことのできる表示装置を提供することを
目的とする。また、本発明は、この表示装置の光源とし
て用いるのに好適な薄型の両面発光体を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、間に光反射
シートを挟んで積層した2枚の薄いシート状の導光板と
線状光源とを組み合わせ、線状光源から発生された光を
導光板の端面から導入し、光反射シートで反射させて導
光板の表面に配置した光拡散シートに照射する構造を採
用することで、薄型の両面発光体を作製し、前記目的を
達成する。表示すべき情報は、導光板上の光拡散シート
上に配置される透明又は半透明シートに、あるいは光拡
散シートに直接描画される。
【0006】すなわち、本発明による薄型両面発光体
は、光反射シートを挟んで積層された2枚の導光板及び
2枚の導光板上にそれぞれ積層された2枚の光拡散シー
トを含む積層体と、前記積層体の端部に沿って積層体の
端面から所定距離だけ離して配置された線状光源と、線
状光源及び2枚の導光板の端面を包囲し線状光源から発
生された光線を2枚の導光板の端面に集光する光反射板
とを備えることを特徴とする。
【0007】線状光源は、前記積層体の1つの端部に沿
って配置してもよいし、複数の端部に沿って配置しても
よい。また、積層体の端部の長さが線状光源の長さより
長い場合には、積層体の端部に複数本の線状光源をその
長さ方向に並べて配置することもできる。線状光源を積
層体の端面から所定距離だけ離して配置することにより
2枚の導光板に等分に、かつ効率よく光を導入すること
ができる。
【0008】光反射シートは、線状光源から遠い位置ほ
ど光反射率を高めたものとするのが好ましい。そのよう
な光反射シートを用いることにより、光拡散シート上の
輝度を略均一にすることができる。
【0009】また、本発明による表示装置は、前記した
薄型両面発光体を用い、薄型両面発光体の光拡散シート
上に表示情報が描画された透明又は半透明のシートを配
置したことを特徴とする。また、本発明による表示装置
は、前記した薄型両面発光体を用い、薄型両面発光体の
光拡散シートに表示情報を描画したことを特徴とする。
【0010】本発明による両面発光体は、光反射シー
ト、2枚の導光板及び2枚の光拡散シートからなる厚さ
の薄い積層体と、積層体の側面に配置された線状光源と
を使用し、線状光源の光を導光板により導き光反射シー
トにより反射させて導光板上に配置された光拡散シート
を背面から照明するものであるため、装置全体の厚さを
薄くすることができると共に輝度を均一にすることがで
き、また、両面を照明することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明による薄型両面発光
体の一例を示す斜視図、図2は概略断面図、図3は両面
発光体の発光面を構成する積層体と線状光源の関係を略
示する平面図である。この薄型両面発光体10は、表裏
両面にそれぞれ同じ面積の矩形の発光面12a,12b
を有する。また、表示情報が描画された透明又は半透明
のシートを発光面12a,12b上に固定するための柔
軟なシート状の細帯13a〜13dが、枠体11から発
光面12a,12bの縁部に突出している。
【0012】図2の断面図に示されているように、アル
ミニウム等からなる枠体11は、発光面12a,12b
を構成する積層体を挟んで固定し、また内部の空間に冷
陰極管等からなる線状光源21を収容している。図示し
ていないが、枠体11の内部空間には線状光源に高電圧
を供給するインバータ電源も配置されている。
【0013】積層体は、光反射シート25、光反射シー
ト25を挟んでその両面に配置されたアクリル等の透明
な材料からなる導光板26a,26b、導光板26a,
26b上に配置された光拡散シート27a,27bを積
層したものである。積層体の端部、この例では上端部と
下端部には、図3によく示されているように、環状の固
定具22a,22bに通すことによって積層体の端面か
ら一定の距離をおいて、線状光源21a,21bが配置
されている。固定具22a,22bは、シリコンゴムな
ど、耐熱性があり、透明又は半透明の材料で作られる。
【0014】線状光源21a,21bの周囲には、線状
光源21a,21bから発生された光を積層体の端面方
向に反射集光するための光反射板23a,23bが配置
されている。光反射板23a,23bは、例えばアルミ
ニウムや銀を蒸着した薄いプラスチックシートで作るこ
とができる。シート状の光反射板23a,23bは、環
状の固定具22a,22bの外形形状に倣って湾曲し、
その両縁部は接着剤等によって積層体の端部表面に固定
される。また、細帯13a〜13dは積層体と枠体11
の間に挟持されている。
【0015】このような構成によれば、線状光源21
a,21bからの出射光は、直接あるいは光反射板23
a,23bにより反射されて導光板26a,26bの端
面に入射する。端面から導光板26a,26b中に導入
された光は、導光板25a,25bの両面に配置された
光反射シート25と光拡散シート27a,27bで反射
されながら積層体の厚み方向と直交する方向に導かれ
る。このとき、一部の光は光反射シート25と光拡散シ
ート27a,27bにより積層体の厚み方向に拡散され
るので、表裏の発光面12a,12bが発光し、両面発
光体として利用することができる。
【0016】ここで、冷陰極管等の線状光源21a,2
1bから発生された光は、導光板26a,26bの上下
端部から中央部方向に導かれるので、発光面12a,1
2bは線状光源12a,12bに近い上下端部で明る
く、線状光源12a,12bから遠い中央部領域は輝度
が低下して暗くなる場合がある。このように発光面の輝
度が不均一になるのを防ぐため、2枚の導光板26a,
26bに挟まれた光反射シート25の反射率を場所によ
って変える。図3は、導光板上に配置された光拡散シー
トの一部をはがして、光反射シート25の一部を見える
ようにした状態を示している。
【0017】図4は、場所によって光反射率を変えた光
反射シートの例を示す説明図である。図4に示すような
光反射シートを用いることにより発光面の輝度を場所に
よらず均一にすることができる。
【0018】図4(a)は、積層体の上端部と下端部に
線状光源を配置した場合の光反射シートの例である。積
層体の上端部と下端部に線状光源を配置した場合には、
前述のように、発光面は線状光源に近い上下端部で明る
く、線状光源から遠い中央部で暗くなる傾向がある。し
たがって、線状光源の位置に近い上下端部で光反射率が
低く、中央部に近づくにつれて次第に光反射率が高くな
るように光反射率に分布を持たせた光反射シート41を
用いる。光反射シート41の光反射性は、不透明シート
に銀、アルミニウム等でできた光反射性のドット42を
蒸着することによって付与する。光反射率の調整は、こ
のドット42の大きさや密度を変えることによって行う
ことができる。この光反射性のドットパターンは、光反
射シート41に形成する代わりに、導光板26a,26
bの片面に白色塗料によるシルク印刷等の手段で形成し
てもよい。
【0019】図4(b)は、積層体の上端だけに線状光
源を配置した場合に使用する光反射シートの例を示して
いる。この場合には、発光面は線状光源に近い上端部で
明るく、下方に行くにしたがって線状光源から離れるた
め暗くなる傾向がある。したがって、光反射シート43
は、上方の光反射率が低く、下方に行くにしたがって光
反射率が高くなるように光反射率に分布をもたせる。こ
の場合も、不透明シートに形成する光反射性のドット4
2の大きさや密度を変えることにより所望の光反射率分
布を実現することができる。
【0020】図5は、線状光源を積層体の端部に固定す
る固定具の他の例を示す図である。図5(a)に示した
固定具51は、半円形の形状を有し、中央部に線状光源
21を通す穴を有する。また、図5(b)に示した固定
具52は、放物線状の外形を有する。
【0021】線状光源21から発生された光を2枚の導
光板26a,26bに効率よく導入するには、このよう
な固定具を用いることで線状光源21を積層体の端面か
ら一定距離だけ離して配置するのが有利である。また、
シート状の光反射板23は固定具の外形に倣った形状と
なるので、固定具の外形を半円あるいは放物線として固
定具と光反射板23が接触する長さを長くすることで、
光反射板23の形状を安定化することができる。
【0022】図6、図7及び図8は、本発明による薄型
両面発光体を組み込んだ表示装置の例を示している。表
示すべき広告やメッセージ等を描画した透明又は半透明
のシートは、上述の薄型両面発光体の発光面12a,1
2b上にその4辺を細帯13a〜13dの間に挿入して
固定される。あるいは、透明接着剤等で発光面上に接着
して固定してもよい。更には、発光面12a,12bの
光拡散シート27a,27bに広告やメッセージを直接
描画することもできる。
【0023】図6では、枠体11に両面接着テープ61
を接着し、表裏両面の発光面に広告やメッセージを表示
するようにした表示装置を例えば商店のウインドウに張
り付ける。このような使用形態によれば、店内にいる人
と店の外にいる人とに同時にメッセージを伝えることが
できる。
【0024】図7は、表示装置70をひも71a,71
b等でつりさげることができるようにした例であり、つ
り下げ広告板として利用することができる。また、図8
は表示装置80に脚部81a,81bを設けて自立でき
るようにした例であり、例えば銀行等の接客カウンター
やテーブルの上等に設置する情報表示装置あるいは広告
板として利用できる。
【0025】なお、上記実施形態では、積層体を光反射
シート25と、導光板26a,26bと光拡散シート2
7a,27bにより構成したが、導光板26a,26b
の各一方の面に銀、アルミニウム等を蒸着することによ
り、あるいは白色塗料で反射パターンをシルク印刷する
ことにより反射膜を形成すると共に、他方の面に光拡散
層を形成して反射膜の方を貼り合わせるようにしてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、均一な輝度を有する厚
さの薄い両面発光体を得ることができる。また、厚さの
薄い両面表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による薄型両面発光体の一例を示す斜視
図。
【図2】図2は図1に示した薄型両面発光体の概略断面
図。
【図3】両面発光体の発光面を構成する積層体と線状光
源の関係を略示する平面図。
【図4】場所によって光反射率を変えた光反射シートの
例を示す説明図。
【図5】線状光源を積層体の端部に固定する固定具の他
の例を示す図。
【図6】本発明による薄型両面発光体を組み込んだ表示
装置の例を示す図。
【図7】本発明による薄型両面発光体を組み込んだ表示
装置の例を示す図。
【図8】本発明による薄型両面発光体を組み込んだ表示
装置の例を示す図。
【図9】従来の表示装置の一例を示す分解組立図。
【符号の説明】
10…薄型両面発光体、11…枠体、12a,12b…
発光面、13a,13b…細帯、21,21a,21b
…線状光源、22a,22b…固定具、23,23a,
23b…光反射板、25…光反射シート、26a,26
b…導光板、27a,27b…光拡散シート、41,4
3…光反射シート、42…光反射性ドット、51…固定
具、61…両面接着テープ、70,80…表示装置、7
1a,71b…ひも、81a,81b…脚部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光反射シートを挟んで積層された2枚の
    導光板及び前記2枚の導光板上にそれぞれ積層された2
    枚の光拡散シートを含む積層体と、前記積層体の端部に
    沿って前記積層体の端面から所定距離だけ離して配置さ
    れた線状光源と、前記線状光源及び前記2枚の導光板の
    端面を包囲し前記線状光源から発生された光線を前記2
    枚の導光板の端面に集光する光反射板とを備えることを
    特徴とする薄型両面発光体。
  2. 【請求項2】 前記光反射シートは、前記線状光源から
    遠い位置ほど光反射率を高めることにより前記光拡散シ
    ート上の輝度を略均一にしたことを特徴とする請求項1
    記載の薄型両面発光体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の薄型両面発光体を
    用い、前記光拡散シート上に表示情報が描画された透明
    又は半透明のシートを配置したことを特徴とする表示装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の薄型両面発光体を
    用い、前記光拡散シートに表示情報を描画したことを特
    徴とする表示装置。
JP34609496A 1996-12-25 1996-12-25 薄型両面発光体及びそれを用いた表示装置 Pending JPH10187075A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030013871A (ko) * 2001-08-09 2003-02-15 문인수 V-cutting형 백 라이트 방식의 조명장치

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