JPH0713503A - 反射シート，照明装置，バックライトおよび液晶表示装置 - Google Patents
反射シート，照明装置，バックライトおよび液晶表示装置Info
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- JPH0713503A JPH0713503A JP5155414A JP15541493A JPH0713503A JP H0713503 A JPH0713503 A JP H0713503A JP 5155414 A JP5155414 A JP 5155414A JP 15541493 A JP15541493 A JP 15541493A JP H0713503 A JPH0713503 A JP H0713503A
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- reflection
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Abstract
(57)【要約】
【目的】器具効率を高めて輝度を高めると共に、装置全
体の薄型軽量化を図る。 【構成】導光体１２の両側方に、一対の蛍光ランプ１３
ａ，１３ｂを配設する。導光体１２の外底面に、ドット
状反射膜１８の外面から白色反射シート１９と鏡面反射
シート２０をこの順に順次貼着する。一対のランプケー
ス１４ａ，１４ｂの底部を欠如する。
体の薄型軽量化を図る。 【構成】導光体１２の両側方に、一対の蛍光ランプ１３
ａ，１３ｂを配設する。導光体１２の外底面に、ドット
状反射膜１８の外面から白色反射シート１９と鏡面反射
シート２０をこの順に順次貼着する。一対のランプケー
ス１４ａ，１４ｂの底部を欠如する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＬＣＤ（液晶表示装置）
パネルの背面等を照明するバックライト等に好適な照明
装置，バックライトおよび液晶表示装置に係り、特に、
出光のロスを低減して効率向上等を図った照明装置およ
び液晶表示装置に関する。
パネルの背面等を照明するバックライト等に好適な照明
装置，バックライトおよび液晶表示装置に係り、特に、
出光のロスを低減して効率向上等を図った照明装置およ
び液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の照明装置の一例としては
例えば図４に示すものがある。この照明装置１はサイド
（エッジ）ライト方式と言われるものであり、ほぼ全内
面２ａを反射面に形成している金属製ランプケース２の
内部に、例えば矩形板状の導光体３と、その左右端の側
方にそれぞれ配置される左右一対の例えば直状の蛍光ラ
ンプ４ａ，４ｂとを内蔵し、導光体３の図中上面の出光
面３ａ上には、拡散シート５およびプリズム６を介して
図示しないＬＣＤ（液晶表示装置）パネルを載置固定す
るようになっている。
例えば図４に示すものがある。この照明装置１はサイド
（エッジ）ライト方式と言われるものであり、ほぼ全内
面２ａを反射面に形成している金属製ランプケース２の
内部に、例えば矩形板状の導光体３と、その左右端の側
方にそれぞれ配置される左右一対の例えば直状の蛍光ラ
ンプ４ａ，４ｂとを内蔵し、導光体３の図中上面の出光
面３ａ上には、拡散シート５およびプリズム６を介して
図示しないＬＣＤ（液晶表示装置）パネルを載置固定す
るようになっている。
【０００３】そして、導光体３の外底面には、例えば白
色塗料より成る複数のドット状反射膜７を印刷等により
形成し、さらに、その外底面に反射シート８を貼着して
おり、これらのドット状反射膜７はそのドット密度を蛍
光ランプ４ａ，４ｂから遠ざかるに従って次第に密にな
るように形成している。
色塗料より成る複数のドット状反射膜７を印刷等により
形成し、さらに、その外底面に反射シート８を貼着して
おり、これらのドット状反射膜７はそのドット密度を蛍
光ランプ４ａ，４ｂから遠ざかるに従って次第に密にな
るように形成している。
【０００４】したがって、一対の蛍光ランプ４ａ，４ｂ
からの光の一部は導光体３の内部を伝播してドット状反
射膜７同士の間隙で全反射するが、ドット状反射膜６上
では光が拡散反射して出光面３ａから拡散板５とプリズ
ム６に出光され、ここでさらに拡散されて図示しないＬ
ＣＤパネルの背面等を照明するようになっている。
からの光の一部は導光体３の内部を伝播してドット状反
射膜７同士の間隙で全反射するが、ドット状反射膜６上
では光が拡散反射して出光面３ａから拡散板５とプリズ
ム６に出光され、ここでさらに拡散されて図示しないＬ
ＣＤパネルの背面等を照明するようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の照明装置１では、図２（ｂ）に示すように導
光体３内を伝播する図中矢線で示す光がドット状反射膜
７で拡散反射する際に、その光の一部がドット状反射膜
７を透過して、反射シート８でさらに拡散反射して出光
面３ａ側へ伝播するが、その拡散反射の際に、その一部
が反射シート８をさらに透過して、外部へリークし、光
のロス（損失）を生ずる。このために、ユニットとして
の効率が必ずしも高くないうえに、反射シート８の外底
面をランプケース２の底部で被覆しているので、その
分、ユニットとしての厚さが厚く、重いという課題があ
る。
うな従来の照明装置１では、図２（ｂ）に示すように導
光体３内を伝播する図中矢線で示す光がドット状反射膜
７で拡散反射する際に、その光の一部がドット状反射膜
７を透過して、反射シート８でさらに拡散反射して出光
面３ａ側へ伝播するが、その拡散反射の際に、その一部
が反射シート８をさらに透過して、外部へリークし、光
のロス（損失）を生ずる。このために、ユニットとして
の効率が必ずしも高くないうえに、反射シート８の外底
面をランプケース２の底部で被覆しているので、その
分、ユニットとしての厚さが厚く、重いという課題があ
る。
【０００６】そこで本発明は、このような事情を考慮し
てなされたもので、その目的は、光のロスを低減してユ
ニットとしての効率を向上させることができると共に、
薄型軽量化を図ることができる照明装置，バックライト
および液晶表示装置等を提供することにある。
てなされたもので、その目的は、光のロスを低減してユ
ニットとしての効率を向上させることができると共に、
薄型軽量化を図ることができる照明装置，バックライト
および液晶表示装置等を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために次のように構成される。
決するために次のように構成される。
【０００８】本願の請求項１に記載の発明（以下、第１
の発明という）は、高拡散率かつ高反射率の反射シート
と、低拡散率かつ高反射率の反射フィルムとを具備して
なることを特徴する。
の発明という）は、高拡散率かつ高反射率の反射シート
と、低拡散率かつ高反射率の反射フィルムとを具備して
なることを特徴する。
【０００９】また、本願の請求項２に記載の発明（以
下、第２の発明という）は、高拡散率かつ高反射率の反
射シートと、この反射シートの一面に形成された鏡面反
射材とを有することを特徴とする。
下、第２の発明という）は、高拡散率かつ高反射率の反
射シートと、この反射シートの一面に形成された鏡面反
射材とを有することを特徴とする。
【００１０】さらに、本願の請求項３に記載の発明（以
下、第３の発明という）は、光源と、この光源からの光
を受光して出光面に導光する導光体とを有する照明装置
において、前記光源を収容して、この光源からの光を前
記導光側へ反射させるランプケースと、前記導光体の前
記出光面に対向する底面に配設される請求項１記載の反
射シートとを有することを特徴とする。
下、第３の発明という）は、光源と、この光源からの光
を受光して出光面に導光する導光体とを有する照明装置
において、前記光源を収容して、この光源からの光を前
記導光側へ反射させるランプケースと、前記導光体の前
記出光面に対向する底面に配設される請求項１記載の反
射シートとを有することを特徴とする。
【００１１】さらにまた、本願の請求項４に記載の発明
（以下、第４の発明という）は、光源と、この光源から
の光を受光して出光面に導光する導光体とを有する照明
装置において、前記光源を収容して、この光源からの光
を前記導光側へ反射させるランプケースと、前記導光体
の前記出光面に対向する底面に配設される請求項２記載
の反射シートとを有することを特徴とする。
（以下、第４の発明という）は、光源と、この光源から
の光を受光して出光面に導光する導光体とを有する照明
装置において、前記光源を収容して、この光源からの光
を前記導光側へ反射させるランプケースと、前記導光体
の前記出光面に対向する底面に配設される請求項２記載
の反射シートとを有することを特徴とする。
【００１２】また、本願の請求項５に記載の発明（以
下、第５の発明という）は、請求項３または４記載の照
明装置により被照明体を、その背面から照明するように
構成されたことを特徴とする。
下、第５の発明という）は、請求項３または４記載の照
明装置により被照明体を、その背面から照明するように
構成されたことを特徴とする。
【００１３】さらに、本願の請求項６に記載の発明（以
下、第６の発明という）は、被照明体が液晶表示パネル
であることを特徴とする。
下、第６の発明という）は、被照明体が液晶表示パネル
であることを特徴とする。
【００１４】さらにまた、本願の請求項７に記載の発明
（以下、第７の発明という）は、低拡散率かつ高反射率
の反射フィルムの表面は、粘着性を有することを特徴と
する。
（以下、第７の発明という）は、低拡散率かつ高反射率
の反射フィルムの表面は、粘着性を有することを特徴と
する。
【００１５】
【作用】反射シートは高拡散率かつ高反射率の反射シー
トと、低拡散率かつ高反射率の反射フィルムを具備して
いるので、反射率を高めることができる。
トと、低拡散率かつ高反射率の反射フィルムを具備して
いるので、反射率を高めることができる。
【００１６】また、照明装置では、光源からの直接光、
またはランプケースからの反射光の一部が導光体内に入
射されて、導光板の裏面の光拡散物質（例えばスクリー
ン印刷によって形成されたドット）で拡散反射し、また
一部の光が底面側の高拡散率かつ高反射率の反射シート
で拡散反射して、出光面側へ反射され、他の一部がその
反射シートを透過する。しかし、この透過光の殆どは、
さらに低拡散率かつ高反射率の反射フィルムで反射され
て、導光体の出光面側へ反射される。
またはランプケースからの反射光の一部が導光体内に入
射されて、導光板の裏面の光拡散物質（例えばスクリー
ン印刷によって形成されたドット）で拡散反射し、また
一部の光が底面側の高拡散率かつ高反射率の反射シート
で拡散反射して、出光面側へ反射され、他の一部がその
反射シートを透過する。しかし、この透過光の殆どは、
さらに低拡散率かつ高反射率の反射フィルムで反射され
て、導光体の出光面側へ反射される。
【００１７】したがって、本発明によれば、高拡散率か
つ高反射率の反射シートをリークしたロス光の殆どをさ
らに反射フィルムで導光体側へ反射させるので、ロス光
を大幅に低減して器具効率を著しく高めることができ
る。
つ高反射率の反射シートをリークしたロス光の殆どをさ
らに反射フィルムで導光体側へ反射させるので、ロス光
を大幅に低減して器具効率を著しく高めることができ
る。
【００１８】また、導光体の出光面に対面する底面に高
拡散率の反射シートを設けるので、導光体の出光面の輝
度均斉度を高めることができる。さらに、ランプケース
は光源のみを収容し、反射フィルムの外側をランプケー
ス等により被覆しないので、装置の厚さの薄型化と軽量
化とを共に図ることができる。
拡散率の反射シートを設けるので、導光体の出光面の輝
度均斉度を高めることができる。さらに、ランプケース
は光源のみを収容し、反射フィルムの外側をランプケー
ス等により被覆しないので、装置の厚さの薄型化と軽量
化とを共に図ることができる。
【００１９】また、反射シートは粘着性を有するため、
高拡散率かつ高反射率の反射シートを導光体に固定する
手段にも使うことができる。
高拡散率かつ高反射率の反射シートを導光体に固定する
手段にも使うことができる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図３に基づい
て説明する。なお、図１〜図３中、同一または相当部分
には同一符号を付している。
て説明する。なお、図１〜図３中、同一または相当部分
には同一符号を付している。
【００２１】図１は本発明の一実施例の縦断面図であ
り、図において、照明装置１１は、アクリル樹脂製等の
矩形板状の導光体１２の左右端部の側方に、左右一対の
直状の蛍光ランプ１３ａ，１３ｂをそれぞれ配置してい
る。
り、図において、照明装置１１は、アクリル樹脂製等の
矩形板状の導光体１２の左右端部の側方に、左右一対の
直状の蛍光ランプ１３ａ，１３ｂをそれぞれ配置してい
る。
【００２２】各蛍光ランプ１３ａ，１３ｂは、導光体１
２の左右両側端側でそれぞれ開口する半円筒状の左右一
対のランプケース１４ａ，１４ｂ内に同軸状に内蔵さ
れ、これらの各ランプケース１４ａ，１４ｂは、その内
周面を反射面１５ａ，１５ｂにそれぞれ形成する一方、
図４で示す従来のランプケース２の底部２ｂを省略し
て、装置全体の薄型化と軽量化とを図っている。
２の左右両側端側でそれぞれ開口する半円筒状の左右一
対のランプケース１４ａ，１４ｂ内に同軸状に内蔵さ
れ、これらの各ランプケース１４ａ，１４ｂは、その内
周面を反射面１５ａ，１５ｂにそれぞれ形成する一方、
図４で示す従来のランプケース２の底部２ｂを省略し
て、装置全体の薄型化と軽量化とを図っている。
【００２３】導光体１２は、その図中上面を出光面１２
ａとすると共に、この出光面１２ａ上に拡散シート１６
とプリズム１７とをこの順に順次積層する一方、導光体
１２の外底面には、複数のドット状の反射膜１８を白色
塗料の印刷等により形成している。
ａとすると共に、この出光面１２ａ上に拡散シート１６
とプリズム１７とをこの順に順次積層する一方、導光体
１２の外底面には、複数のドット状の反射膜１８を白色
塗料の印刷等により形成している。
【００２４】これらドット状反射膜１８同士のドット密
度は、左右一対の蛍光ランプ１３ａ，１３ｂから遠ざか
るに従って、つまり、導光体１２の中央部に行くに従っ
て、次第に広くかつ稠密になるように構成されている。
したがって、ドット状反射膜１８は導光体１２の図中左
右方向中間部でドット密度を最大にする一方、その左右
端部で最小に設定されている。
度は、左右一対の蛍光ランプ１３ａ，１３ｂから遠ざか
るに従って、つまり、導光体１２の中央部に行くに従っ
て、次第に広くかつ稠密になるように構成されている。
したがって、ドット状反射膜１８は導光体１２の図中左
右方向中間部でドット密度を最大にする一方、その左右
端部で最小に設定されている。
【００２５】そして、導光体１２の外底面には、ドット
状反射膜１８の外面から、高拡散率かつ高反射率の反射
シートである白色反射シート１９と低拡散率かつ高反射
率の反射フィルムである鏡面反射フィルム２０をこの順
に順次貼着している。
状反射膜１８の外面から、高拡散率かつ高反射率の反射
シートである白色反射シート１９と低拡散率かつ高反射
率の反射フィルムである鏡面反射フィルム２０をこの順
に順次貼着している。
【００２６】白色反射フィルム１９は反射率が例えばほ
ぼ９０％の白色ペットフィルム等より成り、高い拡散率
を有する。
ぼ９０％の白色ペットフィルム等より成り、高い拡散率
を有する。
【００２７】一方、鏡面反射フィルム２０は、例えば白
色ペットフィルムの一面に、AgやAl等の鏡面反射材料の
蒸着または塗布等によりコーティングし、その上面には
透明の保護膜をコーティングしており、膜厚は例えば５
０μ〜２００μであり、拡散率は白色反射シート１９よ
りも低いが、全反射率が高く、全体の反射率は例えばほ
ぼ９０％である。
色ペットフィルムの一面に、AgやAl等の鏡面反射材料の
蒸着または塗布等によりコーティングし、その上面には
透明の保護膜をコーティングしており、膜厚は例えば５
０μ〜２００μであり、拡散率は白色反射シート１９よ
りも低いが、全反射率が高く、全体の反射率は例えばほ
ぼ９０％である。
【００２８】なお、鏡面反射フィルム２０は白色反射シ
ート１９の外底面に貼着されるが、この白色反射シート
１９の下底面に単に重ね、または接着して一体に形成し
てもよく、それによれば、白色反射シート１９と鏡面反
射フィルム２０とをそれぞれ２重に貼着する工程を一度
の貼着工程で済ませることができる。
ート１９の外底面に貼着されるが、この白色反射シート
１９の下底面に単に重ね、または接着して一体に形成し
てもよく、それによれば、白色反射シート１９と鏡面反
射フィルム２０とをそれぞれ２重に貼着する工程を一度
の貼着工程で済ませることができる。
【００２９】そして、図２（ａ）に示すように各蛍光ラ
ンプ１３ａ，１３ｂからの光が導光体１２内へ、その左
右両側端面から入射されると、この入射光の一部が各ド
ット状反射膜１８上で拡散反射ないし全面反射されて、
出光面１２ａ側へ反射され、他の一部が各ドット状反射
膜１８を透過するが、その殆どは白色反射シート１９で
さらに拡散反射ないし全面反射されて再び導光体１２側
へ反射される。
ンプ１３ａ，１３ｂからの光が導光体１２内へ、その左
右両側端面から入射されると、この入射光の一部が各ド
ット状反射膜１８上で拡散反射ないし全面反射されて、
出光面１２ａ側へ反射され、他の一部が各ドット状反射
膜１８を透過するが、その殆どは白色反射シート１９で
さらに拡散反射ないし全面反射されて再び導光体１２側
へ反射される。
【００３０】しかし、この白色反射シート１９へ反射し
た光の一部はさらに、この白色反射シート１９をも透過
するが、この透過光はさらに鏡面反射フィルム２０で拡
散反射ないし全面反射されて導光体１２側へ反射され
る。
た光の一部はさらに、この白色反射シート１９をも透過
するが、この透過光はさらに鏡面反射フィルム２０で拡
散反射ないし全面反射されて導光体１２側へ反射され
る。
【００３１】したがって本実施例によれば、反射率がほ
ぼ９０％の白色反射シート１９を透過した透過光を、さ
らに反射率がほぼ９０％の鏡面反射フィルム２０により
２重に反射させるので、鏡面反射フィルム２０が無い場
合の従来例に比して、これら反射シート１９，反射フィ
ルム２０を透過するロス光を約１／１０に低減すること
ができる。このために、器具効率を向上させて導光体１
２の出光面の輝度を、例えばその中央部で約１５％、平
均で約１０％程度向上させることができる。
ぼ９０％の白色反射シート１９を透過した透過光を、さ
らに反射率がほぼ９０％の鏡面反射フィルム２０により
２重に反射させるので、鏡面反射フィルム２０が無い場
合の従来例に比して、これら反射シート１９，反射フィ
ルム２０を透過するロス光を約１／１０に低減すること
ができる。このために、器具効率を向上させて導光体１
２の出光面の輝度を、例えばその中央部で約１５％、平
均で約１０％程度向上させることができる。
【００３２】また、本実施例のランプケース１４ａ，１
４ｂは図４で示す従来例のランプケース２の底部２ｂを
省略しているので、その底部厚の分だけ、装置全体の薄
型化と軽量化とを図ることができる。
４ｂは図４で示す従来例のランプケース２の底部２ｂを
省略しているので、その底部厚の分だけ、装置全体の薄
型化と軽量化とを図ることができる。
【００３３】さらに、導光体１２の外底面に、白色反射
シート１９を密着させているので、導光体１２の出光面
１２ａが白色を呈するようになり、視認性を高めること
ができる。また、鏡面反射フィルム２０の粘着性を利用
して、白色反射シート１９を導光体１２に固定でき、作
業性が向上する。
シート１９を密着させているので、導光体１２の出光面
１２ａが白色を呈するようになり、視認性を高めること
ができる。また、鏡面反射フィルム２０の粘着性を利用
して、白色反射シート１９を導光体１２に固定でき、作
業性が向上する。
【００３４】図３は本実施例を液晶表示装置のバックラ
イトとして組み込む場合の一実施例を、一部縦断面で示
す斜視図であり、図において、液晶表示装置２１は、前
記照明装置１１のプリズム１７上に、ＬＣＤパネル（液
晶表示パネル）２２を、その背面を密着させて載置し、
このＬＣＤパネル２２の図中上端部における幅方向両端
部を、左右一対のランプケース１４ａ，１４ｂの各鉤状
保持部２３ａ，２３ｂにより左右方向で挟持する点に特
徴があり、ＬＣＤパネル２２のドライブ回路等は図示省
略している。
イトとして組み込む場合の一実施例を、一部縦断面で示
す斜視図であり、図において、液晶表示装置２１は、前
記照明装置１１のプリズム１７上に、ＬＣＤパネル（液
晶表示パネル）２２を、その背面を密着させて載置し、
このＬＣＤパネル２２の図中上端部における幅方向両端
部を、左右一対のランプケース１４ａ，１４ｂの各鉤状
保持部２３ａ，２３ｂにより左右方向で挟持する点に特
徴があり、ＬＣＤパネル２２のドライブ回路等は図示省
略している。
【００３５】この液晶表示装置２１は、前記したように
ロス光が少なく高効率で高輝度かつ高視認性の照明装置
１１により、ＬＣＤパネル２２の背面を照明するので、
ＬＣＤパネル２２の輝度と視認性を高めることができる
上に、装置全体の薄型軽量化を共に図ることができる。
ロス光が少なく高効率で高輝度かつ高視認性の照明装置
１１により、ＬＣＤパネル２２の背面を照明するので、
ＬＣＤパネル２２の輝度と視認性を高めることができる
上に、装置全体の薄型軽量化を共に図ることができる。
【００３６】なお、前記ＬＣＤパネル２２を、文字や図
形等により所要の表示をした誘導板等の表示板や看板等
に置換して、薄型避難誘導灯や導光板式看板等に構成し
てもよい。また、蛍光ランプ１３ａ，１３ｂは、そのい
ずれか１灯でも差支えない。
形等により所要の表示をした誘導板等の表示板や看板等
に置換して、薄型避難誘導灯や導光板式看板等に構成し
てもよい。また、蛍光ランプ１３ａ，１３ｂは、そのい
ずれか１灯でも差支えない。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高拡散率
かつ高反射率の反射シートと低拡散率かつ高反射率の反
射フィルムとを具備しているので、反射率を高めること
ができる。また、照明装置の導光体の外底面に、高拡散
率かつ高反射率の反射シートと低拡散率かつ高反射率の
反射フィルムとを２重に設けたので、導光体の外底面か
らリークするロス光をこれら２重の反射部材により導光
体の出光面側へ反射させるので、導光体の外底面からリ
ークするロス光を低減して輝度を高めることができる。
かつ高反射率の反射シートと低拡散率かつ高反射率の反
射フィルムとを具備しているので、反射率を高めること
ができる。また、照明装置の導光体の外底面に、高拡散
率かつ高反射率の反射シートと低拡散率かつ高反射率の
反射フィルムとを２重に設けたので、導光体の外底面か
らリークするロス光をこれら２重の反射部材により導光
体の出光面側へ反射させるので、導光体の外底面からリ
ークするロス光を低減して輝度を高めることができる。
【００３８】また、光源を収容するランプケースの底部
を省略したので、その底部の厚さの分だけ薄型化を図る
ことができる上に、軽量化を図ることができる。
を省略したので、その底部の厚さの分だけ薄型化を図る
ことができる上に、軽量化を図ることができる。
【００３９】また、高拡散率の反射シートと反射フィル
ムとを予め重ねて一体に形成した場合は、これらを別体
に構成する場合に比して、これらの取付工程を１工程で
済ますことができ、その取付の簡単化を図ることができ
る。
ムとを予め重ねて一体に形成した場合は、これらを別体
に構成する場合に比して、これらの取付工程を１工程で
済ますことができ、その取付の簡単化を図ることができ
る。
【００４０】さらに、低拡散率かつ高反射率の反射フィ
ルムの粘着性により、反射シートを導光体に一体的に固
定できる。
ルムの粘着性により、反射シートを導光体に一体的に固
定できる。
【図１】本発明の一実施例の縦断面図。
【図２】（ａ）は図１で示す実施例の作用を示す模式
図、（ｂ）は図４で示す従来例の作用を示す模式図。
図、（ｂ）は図４で示す従来例の作用を示す模式図。
【図３】本発明に係る液晶表示装置の一実施例を一部縦
断面で示す斜視図。
断面で示す斜視図。
【図４】従来の照明装置の縦断面図。
１１ 照明装置 １２ 導光体 １２ａ 出光面 １３ａ，１３ｂ 一対の蛍光ランプ １４ａ，１４ｂ ランプケース １５ａ，１５ｂ 反射面 １６ 拡散シート １７ プリズム １８ ドット状反射膜 １９ 白色反射シート ２０ 鏡面反射フィルム ２１ 液晶表示装置 ２２ ＬＣＤパネル ２３ａ，２３ｂ 一対の保持部
Claims (7)
- 【請求項１】 高拡散率かつ高反射率の反射シートと、
低拡散率かつ高反射率の反射フィルムとを具備してなる
ことを特徴する反射シート。 - 【請求項２】 高拡散率かつ高反射率の反射シートと、
この反射シートの一面に形成された鏡面反射材とを有す
ることを特徴とする反射シート。 - 【請求項３】 光源と、この光源からの光を受光して出
光面に導光する導光体とを有する照明装置において、前
記光源を収容して、この光源からの光を前記導光側へ反
射させるランプケースと、前記導光体の前記出光面に対
向する底面に配設される請求項１記載の反射シートとを
有することを特徴とする照明装置。 - 【請求項４】 光源と、この光源からの光を受光して出
光面に導光する導光体とを有する照明装置において、前
記光源を収容して、この光源からの光を前記導光側へ反
射させるランプケースと、前記導光体の前記出光面に対
向する底面に配設される請求項２記載の反射シートとを
有することを特徴とする照明装置。 - 【請求項５】 請求項３または４記載の照明装置により
被照明体を、その背面から照明するように構成されたこ
とを特徴とするバックライト。 - 【請求項６】 被照明体が液晶表示パネルであることを
特徴とする請求項５記載の液晶表示装置。 - 【請求項７】 低拡散率かつ高反射率の反射フィルムの
表面は、粘着性を有することを特徴とする請求項１記載
の反射シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155414A JPH0713503A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 反射シート，照明装置，バックライトおよび液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155414A JPH0713503A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 反射シート，照明装置，バックライトおよび液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713503A true JPH0713503A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15605479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155414A Pending JPH0713503A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 反射シート，照明装置，バックライトおよび液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713503A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997020170A1 (en) * | 1995-11-29 | 1997-06-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Uniform bi-directional dependent line light source via controlled partial reflection |
| JP2009162868A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置および該液晶表示装置の反射部材形成方法 |
| JP2010182660A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Fine Technix Co Ltd | Ｌｅｄスタンド |
| WO2016056052A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 導光ユニット、光源装置及び表示装置 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5155414A patent/JPH0713503A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997020170A1 (en) * | 1995-11-29 | 1997-06-05 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Uniform bi-directional dependent line light source via controlled partial reflection |
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| WO2016056052A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2016-04-14 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 導光ユニット、光源装置及び表示装置 |
| CN106796368A (zh) * | 2014-10-06 | 2017-05-31 | 堺显示器制品株式会社 | 导光单元、光源装置以及显示装置 |
| JPWO2016056052A1 (ja) * | 2014-10-06 | 2017-07-27 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 導光ユニット、光源装置及び表示装置 |
| US10107953B2 (en) | 2014-10-06 | 2018-10-23 | Sakai Display Products Corporation | Light guide unit, light source device and display apparatus |
| CN106796368B (zh) * | 2014-10-06 | 2020-10-30 | 堺显示器制品株式会社 | 导光单元、光源装置以及显示装置 |
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