JPH10186867A - 画像形成装置の転写紙分離装置 - Google Patents
画像形成装置の転写紙分離装置Info
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- JPH10186867A JPH10186867A JP34797696A JP34797696A JPH10186867A JP H10186867 A JPH10186867 A JP H10186867A JP 34797696 A JP34797696 A JP 34797696A JP 34797696 A JP34797696 A JP 34797696A JP H10186867 A JPH10186867 A JP H10186867A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】転写紙21を確実に感光体1から分離させる。
【解決手段】分離爪14の先端よりも転写紙搬送方向下
流側に、分離爪14により感光体ドラム1から分離され
た転写紙21を、さらに分離する分離ガイド16を設
け、その中間部及び先端部に爪車18、19を備える。
流側に、分離爪14により感光体ドラム1から分離され
た転写紙21を、さらに分離する分離ガイド16を設
け、その中間部及び先端部に爪車18、19を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の転
写紙分離装置に関し、特に感光体から確実に転写紙を分
離する技術に関する。
写紙分離装置に関し、特に感光体から確実に転写紙を分
離する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複写機等の画像形成装置では、
トナー像を感光体ドラムに形成し、このトナー像を感光
体から転写紙に転写して定着装置で定着するようにして
いる。また、トナー像を感光体ドラムから転写紙に転写
する際に、感光体ドラム、転写紙を帯電させるため、転
写紙が感光体ドラムに吸着される。このため、画像形成
装置には、分離爪を有してトナー像転写後に転写紙を感
光体ドラムから分離する転写紙分離装置が備えられてい
る。
トナー像を感光体ドラムに形成し、このトナー像を感光
体から転写紙に転写して定着装置で定着するようにして
いる。また、トナー像を感光体ドラムから転写紙に転写
する際に、感光体ドラム、転写紙を帯電させるため、転
写紙が感光体ドラムに吸着される。このため、画像形成
装置には、分離爪を有してトナー像転写後に転写紙を感
光体ドラムから分離する転写紙分離装置が備えられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
形成装置の転写紙分離装置では、分離爪だけで転写紙を
感光体から分離させているため、分離爪とその近傍にお
いては、転写紙が感光体から良好に分離されるものの、
特にA2等の大きな用紙を用いた場合、分離爪から比較
的、距離を隔てた箇所においては、分離の効果が十分に
及ばなくなる。そして、この分離の効果が十分でないと
転写紙の挙動が安定しなくなる。従って、転写紙の搬送
を安定して行うには、転写紙を感光体ドラムから確実に
分離できるような構造が必要となってくる。
形成装置の転写紙分離装置では、分離爪だけで転写紙を
感光体から分離させているため、分離爪とその近傍にお
いては、転写紙が感光体から良好に分離されるものの、
特にA2等の大きな用紙を用いた場合、分離爪から比較
的、距離を隔てた箇所においては、分離の効果が十分に
及ばなくなる。そして、この分離の効果が十分でないと
転写紙の挙動が安定しなくなる。従って、転写紙の搬送
を安定して行うには、転写紙を感光体ドラムから確実に
分離できるような構造が必要となってくる。
【0004】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、確実に転写紙を感光体から分離すること
が可能な画像形成装置の転写紙分離装置を提供すること
を目的とする。
されたもので、確実に転写紙を感光体から分離すること
が可能な画像形成装置の転写紙分離装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明にかかる装置は、感光体に形成されたトナー像を転写
紙に転写して画像を形成する画像形成装置に備えられ、
トナー像転写後の転写紙を感光体から分離する分離爪を
有する転写紙分離装置において、前記感光体から分離さ
れた転写紙を、さらに感光体から引き離す方向に案内す
る転写紙案内部材を設けた。
明にかかる装置は、感光体に形成されたトナー像を転写
紙に転写して画像を形成する画像形成装置に備えられ、
トナー像転写後の転写紙を感光体から分離する分離爪を
有する転写紙分離装置において、前記感光体から分離さ
れた転写紙を、さらに感光体から引き離す方向に案内す
る転写紙案内部材を設けた。
【0006】かかる構成によれば、分離爪により感光体
から分離した転写紙が転写紙案内部材により、さらに感
光体から引き離される方向に案内される。請求項2の発
明にかかる装置は、転写紙案内部材は、感光体側の先端
部が分離爪先端よりも転写紙搬送方向下流に位置するよ
うに配置されている。かかる構成によれば、分離爪によ
り感光体から引き離された後に、転写紙の下に転写紙案
内部材が入り込むようになる。
から分離した転写紙が転写紙案内部材により、さらに感
光体から引き離される方向に案内される。請求項2の発
明にかかる装置は、転写紙案内部材は、感光体側の先端
部が分離爪先端よりも転写紙搬送方向下流に位置するよ
うに配置されている。かかる構成によれば、分離爪によ
り感光体から引き離された後に、転写紙の下に転写紙案
内部材が入り込むようになる。
【0007】請求項3の発明にかかる装置では、前記転
写紙案内部材の転写紙が当接する位置に、回転自由な爪
車を備えている。かかる構成によれば、転写紙の搬送抵
抗が低減する。請求項4の発明にかかる装置では、前記
爪車は、外径部に微小な突起を有している。
写紙案内部材の転写紙が当接する位置に、回転自由な爪
車を備えている。かかる構成によれば、転写紙の搬送抵
抗が低減する。請求項4の発明にかかる装置では、前記
爪車は、外径部に微小な突起を有している。
【0008】かかる構成によれば、転写紙の未定着のト
ナーがあまり付着しなくなる。請求項5の発明にかかる
装置では、前記爪車は、転写紙案内部材端部よりも搬送
方向下流側で突出する位置に配設されている。かかる構
成によれば、この位置は転写紙の端部が確実に当接する
位置であり、転写紙は爪車に従ってなめらかに搬送され
る。
ナーがあまり付着しなくなる。請求項5の発明にかかる
装置では、前記爪車は、転写紙案内部材端部よりも搬送
方向下流側で突出する位置に配設されている。かかる構
成によれば、この位置は転写紙の端部が確実に当接する
位置であり、転写紙は爪車に従ってなめらかに搬送され
る。
【0009】請求項6の発明にかかる装置では、前記爪
車は、転写紙案内部材の中間部に配設されている。かか
る構成によれば、転写紙案内部材の中間部においても摺
動抵抗が低減し、転写紙はなめらかに搬送される。
車は、転写紙案内部材の中間部に配設されている。かか
る構成によれば、転写紙案内部材の中間部においても摺
動抵抗が低減し、転写紙はなめらかに搬送される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。本実施の形態を示す図1に
おいて、感光体ドラム1は、矢印方向に回転しながら、
潜像が記録され、潜像によって形成されたトナー像を転
写紙に転写する感光体であり、感光体ドラム1の周囲に
は、夫々、残留トナーを除去するクリーニング部2、一
様に露光して帯電を除去するランプ3、一様に帯電させ
る帯電極4、感光体ドラム1にレーザ光を照射して画像
を書き込む露光装置5、現像スリーブ6を介して感光体
ドラム1にトナーを飛翔させて現像する現像装置7、転
写紙を給紙する給紙口8、DC転写バイアスをかけて転
写紙をトナーと逆特性に帯電させる転写極9、帯電した
転写紙にAC電圧を印加して除電する分離極10、転写
紙を感光体ドラム1から分離する転写紙分離装置11、
が配設されている。
〜図6に基づいて説明する。本実施の形態を示す図1に
おいて、感光体ドラム1は、矢印方向に回転しながら、
潜像が記録され、潜像によって形成されたトナー像を転
写紙に転写する感光体であり、感光体ドラム1の周囲に
は、夫々、残留トナーを除去するクリーニング部2、一
様に露光して帯電を除去するランプ3、一様に帯電させ
る帯電極4、感光体ドラム1にレーザ光を照射して画像
を書き込む露光装置5、現像スリーブ6を介して感光体
ドラム1にトナーを飛翔させて現像する現像装置7、転
写紙を給紙する給紙口8、DC転写バイアスをかけて転
写紙をトナーと逆特性に帯電させる転写極9、帯電した
転写紙にAC電圧を印加して除電する分離極10、転写
紙を感光体ドラム1から分離する転写紙分離装置11、
が配設されている。
【0011】定着装置12は、未定着の転写紙を熱定着
するものであり、転写紙分離装置11と定着装置12と
の間には、この転写紙を搬送する搬送ベルト13が備え
られている。転写紙分離装置10には、トナー像転写後
の転写紙を感光体ドラム1から分離する分離爪14が備
えられている。この分離爪14は、図2に示すように、
ホルダ15を有し、支軸Pを支点として回動し、分離爪
14先端が軽く感光体ドラム1に当接する。
するものであり、転写紙分離装置11と定着装置12と
の間には、この転写紙を搬送する搬送ベルト13が備え
られている。転写紙分離装置10には、トナー像転写後
の転写紙を感光体ドラム1から分離する分離爪14が備
えられている。この分離爪14は、図2に示すように、
ホルダ15を有し、支軸Pを支点として回動し、分離爪
14先端が軽く感光体ドラム1に当接する。
【0012】この分離爪14は、図3に示すように、い
くつかの定型の転写紙に合わせて複数配置され、図中、
矢印で示すように、感光体ドラム1の回転に伴って感光
体ドラム1の軸方向に揺動し、感光体ドラム1の特定箇
所に当接した跡がつかないようになっている。転写紙案
内部材としての分離ガイド16は、感光体ドラム1から
分離された転写紙を、さらに感光体ドラム1から引き離
す方向に案内するものであり、この分離爪14から感光
体ドラム1の軸方向に20〜30mm離れた位置に配置さ
れ、分離ガイド16の先端が分離爪14の先端よりも転
写紙の搬送方向下流側に配置され、分離爪14と同じよ
うに揺動する支持部材17に固定されている。分離ガイ
ド16の先端は、搬送方向に対し、分離爪14先端と同
じ位置であってもよいが、分離ガイド16の先端をうま
く転写紙と感光体ドラム1との間に差し込むには、分離
ガイド16の方を下流側に配置した方が好ましい。
くつかの定型の転写紙に合わせて複数配置され、図中、
矢印で示すように、感光体ドラム1の回転に伴って感光
体ドラム1の軸方向に揺動し、感光体ドラム1の特定箇
所に当接した跡がつかないようになっている。転写紙案
内部材としての分離ガイド16は、感光体ドラム1から
分離された転写紙を、さらに感光体ドラム1から引き離
す方向に案内するものであり、この分離爪14から感光
体ドラム1の軸方向に20〜30mm離れた位置に配置さ
れ、分離ガイド16の先端が分離爪14の先端よりも転
写紙の搬送方向下流側に配置され、分離爪14と同じよ
うに揺動する支持部材17に固定されている。分離ガイ
ド16の先端は、搬送方向に対し、分離爪14先端と同
じ位置であってもよいが、分離ガイド16の先端をうま
く転写紙と感光体ドラム1との間に差し込むには、分離
ガイド16の方を下流側に配置した方が好ましい。
【0013】分離ガイド16の先端は、図4に示すよう
に、分離爪14によって形成された隙間にうまく入り込
むような形状を有しており、分離ガイド16の中間部
は、できるだけ転写紙の搬送抵抗が少なくなるような形
状、角度になっている。分離ガイド16の定着装置12
側に突出した端部、中間部には、夫々、爪車18、19
が備えられている。爪車19を備える位置は、転写紙に
当接しやすいように実験的に求められる。この爪車1
8,19の外径部は、未定着のトナーができるだけ付着
しないように、微小な突起が形成され、爪車18,19
は転写紙の搬送に伴って回転する。
に、分離爪14によって形成された隙間にうまく入り込
むような形状を有しており、分離ガイド16の中間部
は、できるだけ転写紙の搬送抵抗が少なくなるような形
状、角度になっている。分離ガイド16の定着装置12
側に突出した端部、中間部には、夫々、爪車18、19
が備えられている。爪車19を備える位置は、転写紙に
当接しやすいように実験的に求められる。この爪車1
8,19の外径部は、未定着のトナーができるだけ付着
しないように、微小な突起が形成され、爪車18,19
は転写紙の搬送に伴って回転する。
【0014】尚、この分離ガイド16を分離爪14を支
持している部材と一体に形成してもよい。次に動作を説
明する。感光体ドラム1は、帯電極4により帯電され、
感光体ドラム1上に露光装置5から画像に応じたレーザ
光が照射され静電潜像が形成される。現像装置7の現像
スリーブ6には、直流(DC)バイアスがかけられ、こ
の現像スリーブ6に交流(AC)バイアスを重畳するこ
とにより、現像スリーブ6上のトナー粒子を飛翔させて
感光体ドラム1に付着させ、感光体ドラム1表面に照射
された部分にトナーが付着して静電潜像が顕像化され
る。
持している部材と一体に形成してもよい。次に動作を説
明する。感光体ドラム1は、帯電極4により帯電され、
感光体ドラム1上に露光装置5から画像に応じたレーザ
光が照射され静電潜像が形成される。現像装置7の現像
スリーブ6には、直流(DC)バイアスがかけられ、こ
の現像スリーブ6に交流(AC)バイアスを重畳するこ
とにより、現像スリーブ6上のトナー粒子を飛翔させて
感光体ドラム1に付着させ、感光体ドラム1表面に照射
された部分にトナーが付着して静電潜像が顕像化され
る。
【0015】転写紙21は、この感光体ドラム1の方に
向けて搬送されて給紙口8から供給され、転写極9によ
り転写紙の裏面からトナーとは逆極性のDC転写バイア
スが印加され、静電的引力の作用で感光体ドラム1上の
トナー像が転写紙の表面に転写される。トナー像が転写
された後、分離極10において、転写紙にAC電圧が印
加され、電気的に中和される。
向けて搬送されて給紙口8から供給され、転写極9によ
り転写紙の裏面からトナーとは逆極性のDC転写バイア
スが印加され、静電的引力の作用で感光体ドラム1上の
トナー像が転写紙の表面に転写される。トナー像が転写
された後、分離極10において、転写紙にAC電圧が印
加され、電気的に中和される。
【0016】電気的に中和された転写紙は分離装置まで
搬送され、分離爪14が揺動しながら転写紙21を感光
体ドラム1から分離する。図5はその詳細を示したもの
であり、まず、位置aでは、転写紙21の下に分離爪1
4が入り込み、転写紙21と感光体ドラム1との間に隙
間ができる。転写紙21の先端は、分離爪14の上を摺
動し、順次、a→bへと移動する。それに伴って分離爪
14の両枠の隙間が広がっていく。分離ガイド16は、
前述のように、分離爪14から感光体ドラム1の軸方向
に20〜30mm離れた位置に配置されており、この位置
まで隙間が広がったとき、分離ガイド16の先端が感光
体ドラム1と転写紙21との間に入り込み、その隙間が
広がっていく。従って、特にA2版のような大きな転写
紙であっても、確実に感光体ドラム1から分離される。
搬送され、分離爪14が揺動しながら転写紙21を感光
体ドラム1から分離する。図5はその詳細を示したもの
であり、まず、位置aでは、転写紙21の下に分離爪1
4が入り込み、転写紙21と感光体ドラム1との間に隙
間ができる。転写紙21の先端は、分離爪14の上を摺
動し、順次、a→bへと移動する。それに伴って分離爪
14の両枠の隙間が広がっていく。分離ガイド16は、
前述のように、分離爪14から感光体ドラム1の軸方向
に20〜30mm離れた位置に配置されており、この位置
まで隙間が広がったとき、分離ガイド16の先端が感光
体ドラム1と転写紙21との間に入り込み、その隙間が
広がっていく。従って、特にA2版のような大きな転写
紙であっても、確実に感光体ドラム1から分離される。
【0017】転写紙21の先端は、分離ガイド16の中
間部に設けられた爪車19に当接し、爪車19が回転し
て転写紙21は、搬送方向下流側へとガイドされ、b→
cへと移動する。転写紙21がdの位置まで移動したと
き、先端が分離ガイド16の突出した定着装置12側端
部に配置された爪車18に当接し、爪車18が回転して
転写紙21の先端がd→eへとガイドされ、転写紙21
は、搬送ベルト13に載置されて定着装置12へと搬送
される。
間部に設けられた爪車19に当接し、爪車19が回転し
て転写紙21は、搬送方向下流側へとガイドされ、b→
cへと移動する。転写紙21がdの位置まで移動したと
き、先端が分離ガイド16の突出した定着装置12側端
部に配置された爪車18に当接し、爪車18が回転して
転写紙21の先端がd→eへとガイドされ、転写紙21
は、搬送ベルト13に載置されて定着装置12へと搬送
される。
【0018】かかる構成によれば、分離爪14により感
光体ドラム1から引き離された転写紙を、さらに分離ガ
イド16により感光体ドラム1から引き離す方向にガイ
ドするようにしたので、分離爪14から比較的、距離を
隔てた箇所においても、分離の効果が十分に発揮され
る。また、爪車18、19が回転するので、分離ガイド
16と転写紙21との間の摺動抵抗が略0となり、転写
紙の挙動も安定し、紙詰まり、紙曲がり、角折れ等を確
実になくすことができる。
光体ドラム1から引き離された転写紙を、さらに分離ガ
イド16により感光体ドラム1から引き離す方向にガイ
ドするようにしたので、分離爪14から比較的、距離を
隔てた箇所においても、分離の効果が十分に発揮され
る。また、爪車18、19が回転するので、分離ガイド
16と転写紙21との間の摺動抵抗が略0となり、転写
紙の挙動も安定し、紙詰まり、紙曲がり、角折れ等を確
実になくすことができる。
【0019】さらに、爪車18、19の外径部に設けら
れた微小な突起により、転写紙21のトナーが付着しに
くくなり、転写紙のヨゴレを防止することができる。
尚、本実施の形態では、分離ガイドに爪車を備えるよう
にしたが、外径部に微小な突起を形成しなくてもよい
し、この爪車を備えなくてもよい。但し、ヨゴレ防止の
ためには、外径部に微小な突起を形成した方が効果的で
ある。
れた微小な突起により、転写紙21のトナーが付着しに
くくなり、転写紙のヨゴレを防止することができる。
尚、本実施の形態では、分離ガイドに爪車を備えるよう
にしたが、外径部に微小な突起を形成しなくてもよい
し、この爪車を備えなくてもよい。但し、ヨゴレ防止の
ためには、外径部に微小な突起を形成した方が効果的で
ある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる装置によれば、分離爪から比較的、距離を隔てた
箇所においても、分離の効果が十分に発揮される。請求
項2の発明にかかる装置によれば、転写紙案内部材は確
実に転写紙の下に入り込み、転写紙を確実に感光体から
引き離すことができる。
かかる装置によれば、分離爪から比較的、距離を隔てた
箇所においても、分離の効果が十分に発揮される。請求
項2の発明にかかる装置によれば、転写紙案内部材は確
実に転写紙の下に入り込み、転写紙を確実に感光体から
引き離すことができる。
【0021】請求項3の発明にかかる装置によれば、転
写紙の搬送抵抗を低減させることができる。請求項4の
発明にかかる装置によれば、転写紙上の未定着のトナー
の付着を防止することができる。請求項5の発明にかか
る装置によれば、転写紙を爪車に従ってなめらかに搬送
することができる。
写紙の搬送抵抗を低減させることができる。請求項4の
発明にかかる装置によれば、転写紙上の未定着のトナー
の付着を防止することができる。請求項5の発明にかか
る装置によれば、転写紙を爪車に従ってなめらかに搬送
することができる。
【0022】請求項6の発明にかかる装置によれば、転
写紙案内部材の中間部においても摺動抵抗を低減させる
ことができる。
写紙案内部材の中間部においても摺動抵抗を低減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す構成図。
【図2】図1の分離爪の部分拡大図。
【図3】図1の分離装置の平面図
【図4】図1の分離ガイドの部分拡大図。
【図5】図1の動作説明図。
【図6】同上動作説明図。
1 感光体ドラム 13 転写紙分離装置 14 分離爪 16 分離ガイド 18、19 爪車 21 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 啓介 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】感光体に形成されたトナー像を転写紙に転
写して画像を形成する画像形成装置に備えられ、トナー
像転写後の転写紙を感光体から分離する分離爪を有する
転写紙分離装置において、 前記感光体から分離された転写紙を、さらに感光体から
引き離す方向に案内する転写紙案内部材を設けたことを
特徴とする画像形成装置の転写紙分離装置。 - 【請求項2】転写紙案内部材は、感光体側の先端部が分
離爪先端よりも転写紙搬送方向下流に位置するように配
置されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置の転写紙分離装置。 - 【請求項3】前記転写紙案内部材の転写紙が当接する位
置に、回転自由な爪車を備えたことを特徴とする請求項
1又は請求項2に記載の画像形成装置の転写紙分離装
置。 - 【請求項4】前記爪車は、外径部に微小な突起を有して
いることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の
転写紙分離装置。 - 【請求項5】前記爪車は、転写紙案内部材端部よりも搬
送方向下流側で突出する位置に配設されたことを特徴と
する請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置の転写
紙分離装置。 - 【請求項6】前記爪車は、転写紙案内部材の中間部に配
設されたことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれ
か1つに記載の画像形成装置の転写紙分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34797696A JPH10186867A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 画像形成装置の転写紙分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34797696A JPH10186867A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 画像形成装置の転写紙分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186867A true JPH10186867A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18393896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34797696A Pending JPH10186867A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 画像形成装置の転写紙分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10186867A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6205924B1 (en) | 1998-10-27 | 2001-03-27 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Sheet unloading apparatus |
WO2012063552A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34797696A patent/JPH10186867A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6205924B1 (en) | 1998-10-27 | 2001-03-27 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Sheet unloading apparatus |
WO2012063552A1 (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-18 | 株式会社セイコーアイ・インフォテック | 画像形成装置 |
JP2012118503A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-06-21 | Seiko I Infotech Inc | 画像形成装置 |
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