JPH10186841A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10186841A
JPH10186841A JP8355652A JP35565296A JPH10186841A JP H10186841 A JPH10186841 A JP H10186841A JP 8355652 A JP8355652 A JP 8355652A JP 35565296 A JP35565296 A JP 35565296A JP H10186841 A JPH10186841 A JP H10186841A
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voltage
developing
carrier
forming apparatus
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Masahiro Inoue
雅博 井上
Kenichiro Waki
健一郎 脇
Katsuaki Kobayashi
克彰 小林
Masaru Hibino
勝 日比野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注入帯電用の表面層の体積抵抗率が109
1013Ω・cm程度に調整された感光ドラムを有する画
像形成装置であって、交番電界下で現像を行なった際に
もかぶりや画像濃度の低下を発生することなく良好な画
像形成が行なえる画像形成装置を得る。 【解決手段】 現像スリーブ11に、トナーに感光ドラ
ム1から現像スリーブ11に向かう力を与える電圧V1
(V)をT1 (秒)印加する工程と、現像スリーブ11
から感光ドラム1に向かう力を与える電圧V2 を印加す
る工程とを交互に繰り返した後に、電圧V3 をV3 =1
/2・(V1 +V2 )の関係を満たすように設定し、T
3 (秒)間印加するようにし、更に、T1 、T2 、T3
を、5×10-5<T1 <1×10-4(秒)、5×10-5
<T2 <1×10-4(秒)、T1 +<T2 <T3 <5・
(T1 +T2 )(秒)を満たすようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機ある
いはプリンター等とされる、像担持体に形成された静電
潜像を非磁性トナーにより現像して画像を得る電子写真
方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す従来の画像形成装置の一例に
ついて説明する。
【0003】同図において、まず、原稿台10上に原稿
Gを複写すべき面を下側にしてセットする。次にコピー
ボタンを押すことにより複写が開始される。原稿照射用
ランプ、短焦点レンズアレイ、CCDセンサーが一体に
構成されたユニット9が原稿を照射しながら走査するこ
とにより、その照明走査光の原稿面反射光が、短焦点レ
ンズアレイによって結像されてCCDセンサーに入射さ
れる。
【0004】CCDセンサーは受光部、転送部、出力部
より構成されており、CCD受光部において光信号が電
荷信号に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して
順次出力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧
信号に変換し、増幅、低インピーダンス化して出力す
る。このようにして得られたアナログ信号を周知の画像
処理を行なってデジタル信号に変換してプリンター部に
送る。
【0005】プリンター部においては、上記の画像信号
を受けて以下のようにして静電潜像を形成する。感光ド
ラム1は、中心支軸を中心に所定の周速度で矢印方向に
回転駆動され、その回転過程にて帯電器3により約−6
50Vになるように一様な帯電処理を受け、その一様帯
電された表面上を画像信号に対応してON、OFF発光
される固体レーザー素子の光を高速で回転する回転多面
鏡によって走査することにより、感光ドラム1面には原
稿画像に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
【0006】図7は、前記の装置においてレーザー光を
走査するレーザー走査部100の概略構成を示すもので
ある。このレーザー走査部100によりレーザー光を走
査する場合には、まず入力された画像信号に基づき発光
信号発生器101により、固体レーザー素子102を所
定タイミングで明滅させる。そして固体レーザー素子1
02から放射されたレーザー光は、コリメーターレンズ
系103により略平行な光束に変換され、更に矢印B方
向に回転する回転多面鏡104により矢印C方向に走査
されると共にfθレンズ群105a、105b、105
cにより感光ドラム1等の被走査面106にスポット状
に結像される。このようなレーザー光の走査により被走
査面106上には画像一走査分の露光分布が形成され、
更に各走査毎に被走査面106を前記走査方向とは垂直
に所定量だけスクロールさせれば、被走査面106上に
画像信号に応じた露光分布が得られる。
【0007】ここで現像工程について説明する。一般的
に現像方法は、非磁性トナーについては、ブレード等で
スリーブ上にコーティングし、磁性トナーについては、
磁気力によってコーティングして搬送し、感光ドラムに
対して非接触状態で現像する2つの方法(1成分非接触
現像)と、上記のようにしてコーティングしたトナーを
感光ドラムに対して磁性キャリアを混合したものを現像
剤として用いて磁気力によって搬送し、感光ドラムに対
して接触状態で現像する方法(2成分接触現像)と上記
の2成分現像剤を非接触状態にして現像する方法(2成
分非接触現像)の4種類に大別される。
【0008】上記の4つの現像方法のなかで、高解像度
でかつ中間調が得易いことからトナー粒子と磁性キャリ
アを混合したものを現像剤として用い、感光ドラムに対
して接触状態で現像する2成分接触現像法がフルカラー
複写機等の高画質を要求されるような画像形成装置に多
用されている。
【0009】本従来例に用いられる現像装置は所謂2成
分現像装置である。現像装置4は、図8に示すように現
像剤容器16を備え、この現像剤容器16の内部は隔壁
17によって現像室(第1室)R1と撹拌室(第2室)
R2とに区画され、トナー貯蔵室R3内には補給用トナ
ー(非磁性トナー)18が収容されている。なお、トナ
ー貯蔵室R3の底部には補給口20が設けられ、消費さ
れたトナーに見合った量の補給用トナー18が補給口2
0を経て撹拌室R2内に落下補給される。
【0010】これに対し現像室R1及び撹拌室R2内に
は現像剤19が収容されている。現像剤19は、前述し
たように非磁性トナーと磁性粒子(キャリア)とを有す
る2成分現像剤である。なお、混合比は重量比で非磁性
トナーが約4〜10%である。非磁性トナーは約5〜1
5μmの体積平均粒径を有する。また、磁性粒子は樹脂
コーティングされたフェライト粒子(最大磁化60em
u/g)からなり、その重量平均粒径は25〜60μm
であり、その抵抗値は106 〜1010Ω・cmの値を示
す。また、磁性粒子の透磁率は約5.0である。
【0011】現像剤容器16の感光ドラム1に近接する
部位には開口部が設けられ、該開口部から現像スリーブ
11が外部に半周分突出し、現像剤容器16内に回転可
能に組込まれている。現像スリーブ11の外径寸法は3
2mmであり、その周速は280mm/secで、図中
矢印の方向に回転される。現像スリーブ11は感光ドラ
ム1との間隔が500μmになるように配置されてい
る。現像スリーブ11は非磁性体からなり、その内部に
は磁界発生手段である磁石12が固定されている。
【0012】磁石12は現像磁極S1とその下流に位置
する磁極N3と現像剤を搬送するための磁極N2、S
2、N1とを有する。磁石12は現像磁極S1が感光ド
ラム1に対向するように現像スリーブ11内に配置され
ている。現像磁極S1は、現像スリーブ11と感光ドラ
ム1との間の現像部の近傍に磁界を形成し、該磁界によ
って磁気ブラシが形成される。
【0013】現像スリーブ11の上方にはブレード15
が現像スリーブ11と800μmの間隔をおいて現像剤
容器16に固定され、現像スリーブ11上の現像剤19
の層厚を規制する。ブレード15はアルミニウム、SU
S316などの非磁性材料からなる。
【0014】現像室R1内には搬送スクリュー13が収
容されている。搬送スクリュー13は図中の矢印が示す
方向に回転され、該搬送スクリュー13の回転駆動によ
って現像室R1内の現像剤19は現像スリーブ11の長
手方向に向けて搬送される。
【0015】貯蔵室R2内には搬送スクリュー14が収
容されている。搬送スクリュー14はその回転によって
トナーを現像スリーブ11の長手方向に沿って搬送し、
そのトナーは補給口20から撹拌室R2内に自由落下す
る。
【0016】現像スリーブ11は磁極N2近傍の位置で
現像剤を担持し、現像スリーブ11の回転に伴い現像剤
19が現像部に向けて搬送される。現像剤19が現像部
近傍に到達すると現像剤19の磁性粒子が磁極S1の磁
気力で連なりながら現像スリーブ11から立ち上がり、
現像剤19の磁気ブラシが形成される。
【0017】現像方式としては、反転現像方式が用いら
れており、現像スリーブ11には図示しない電源から直
流電圧及び交番電圧が印加され、本従来例では直流電圧
として、−500V、交番電圧としてVpp=2000
V、Vf=2000Hzの方形波が印加されている。一
般に交番電圧を印加すると現像効率が増し、画像は高品
位になるが、逆にかぶりが発生しやすくなるという危険
も生じる。このため通常、現像装置4に印加する直流電
圧と感光ドラム1の表面電位間に電位差を設けることに
よって、かぶり防止を実現している。本従来例では、最
初に一様帯電された電位−650Vと現像スリーブ11
に印加される電圧の直流分−500Vの差である150
Vがかぶり取り電位になる。
【0018】一方、露光されて減衰した電位−200V
と現像スリーブ11に印加される電圧の直流分−500
Vの差である300Vが現像スリーブから感光ドラムに
トナー付着させるためのコントラスト電位となる。
【0019】このようにして、感光ドラム1上に形成さ
れたトナー像は、図6中の転写帯電器7によって転写材
P上に静電転写される。その後、転写材Pは、分離帯電
器8によって静電分離されて定着器6へと搬送され、熱
定着されて画像が出力される。
【0020】一方、トナー像転写後の感光ドラム1の表
面は、クリーナー5によって転写残りトナー等の付着汚
染物の除去を受けて繰り返し画像形成に使用される。
【0021】ところで、近年環境意識の高まりとともに
コロナ放電を用いない帯電方法として直接帯電部材が使
用されるようになってきた。特に注入帯電方式が感光体
を帯電する際に放電量が極めて少ない方式で非常に優れ
ている。注入帯電方式とは、感光体表面材質の持つトラ
ップ電位に接触帯電部材で電荷を注入して帯電を行なう
もの、あるいは、感光体表面に導電性粒子を分散させた
電荷注入層を設け、この導電性粒子に対して接触帯電部
材で電荷を充電して帯電を行なうものを指す。その際感
光ドラムの表面層の体積抵抗率を109 〜1013Ω・c
m程度にすると帯電効率が良化することがわかってい
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、注入
帯電方式を採用した場合、上述したような注入帯電用の
表面層の体積抵抗率が109 〜1013Ω・cm程度に調
整された感光ドラムを用いると、帯電効率が良化するも
のの、画像にかぶりが発生すると共に、出力された画像
濃度も低いものしか得られなかった。そして、このかぶ
りや、画像濃度の低下は後述するように表面層の体積抵
抗率が109 〜1013Ω・cmに調整された感光体に2
成分現像剤を用い、交番電界下で現像を行なった際に発
生することがわかった。
【0023】上記のかぶり並びに画像濃度の低下が発生
する現象について様々な検討を行った結果、これらの現
象は、表面層の体積抵抗率が109 〜1013Ω・cm程
度の感光ドラムに対して現像時に磁性キャリアから電荷
が注入されることにより発生することが判明した。
【0024】表面層の体積抵抗率が109 〜1013Ω・
cm程度の感光ドラムに対しては、体積抵抗率1010Ω
・cmの以下のフェライト等の粒子が略100μm以
下、好ましくは15〜50μmの磁性粒子をマグネット
を内包した帯電用スリーブに担持し、上述の表面抵抗率
に調整された感光ドラムに摺擦しながらバイアスを印加
することによって感光ドラムを帯電することができる。
【0025】このような帯電方式を注入帯電方式と呼ん
でいるが、この注入帯電と同様なことが体積抵抗率が1
6 〜1010Ω・cm程度の磁性キャリアを用いた現
像、特にこの磁性キャリアが感光ドラムに接触している
2成分現像を行なった場合にも発生してしまうことがわ
かった。
【0026】更に、注入帯電においては、周波数が10
0〜6000Hz、好ましくは500〜2000Hzの
交番電界を重畳すると帯電効率が向上することも確認さ
れている。このため、従来例に示した現像方法において
も、現像効率向上、画像品位向上のために採用した、磁
性キャリアを用いた2成分現像、加えて従来例において
印加した周波数2000Hzの交番電界を重畳した現像
バイアスにより現像時にもこれと同様のことが発生して
しまったと考えられる。
【0027】従って注入帯電用の表面層の体積抵抗率が
109 〜1013Ω・cm程度に調整された感光ドラムを
用い、体積抵抗率が106 〜1010Ω・cm程度の磁性
キャリアを有する2成分現像剤に周波数が100〜60
00Hz程度の交番電界を重畳して反転現像を行なおう
とすると、現像部において、現像用の磁性キャリアから
感光ドラムに対して電荷注入が行なわれるため、白地部
(感光ドラムに一様帯電した後、露光しなかった部
分)、黒字部(感光ドラムに一様帯電した後、露光した
部分)共にその電位が現像スリーブに印加している電圧
のDC成分に収束するようになる。このため、白地部と
現像スリーブの電位差が減少し、かぶりが発生するとと
もに、黒字部と現像スリーブの電位差も減少することか
ら画像濃度が低下してしまうことを見出した。
【0028】上述の従来例の説明においては、現像方式
としては反転現像方式についてのみ説明したが、このよ
うな問題は反転現像方式特有のものではなく、正規現像
方式を用いた場合に同様に発生することも本発明者等の
研究により判明した。
【0029】従って、本発明の目的は、注入帯電用の表
面層の体積抵抗率が109 〜1013Ω・cm程度に調整
された像担持体を有し、交番電界下で現像を行なった際
にもかぶりや画像濃度の低下を発生することなく良好な
画像形成が行なえる画像形成装置を提供することであ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
表面抵抗率109 〜1013Ω・cmの低抵抗層を持つ像
担持体と、該像担持体に対向し、トナーとキャリアを含
む現像剤を担持する現像剤担持体を備える現像手段とを
有する画像形成装置において、前記現像剤担持体に、ト
ナーに前記像担持体から前記現像剤担持体に向かう力を
与える電圧V1 (V)をT1 (秒)印加する工程と、ト
ナーに前記現像剤担持体から前記像担持体に向かう力を
与える電圧V2 (V)をT2 (秒)印加する工程とを交
互に繰り返した後に、電圧V3 をV3 =1/2・(V1
+V2 )の関係を満たすように設定し、T3 (秒)印加
する手段を有し、T1 、T2 、T3 は、 5×10-5<T1 <1×10-4 (秒) 5×10-5<T2 <1×10-4 (秒) (T1 +T2 )<T3 <5・(T1 +T2 )(秒) を満たすことを特徴とする画像形成装置である。
【0031】好ましくは、前記キャリアは、その体積抵
抗値が106 〜1010Ω・cmである。
【0032】前記現像バイアスはV1 とV2 との間で複
数回振動することが好ましい。前記像担持体上の画像部
の電圧をVL 、非画像部の電圧をVD としたとき、|V
D |<|V3 |<|VL |を満たすことが好ましい。
【0033】前記像担持体は、接触帯電部材によって帯
電され、像露光手段によって像露光を行なうことにより
潜像が形成されることが好ましい。前記接触帯電部材に
おいて、導電性の繊維が前記像担持体に接触しているこ
とが好ましい。前記接触帯電部材において、磁性粒子が
前記像担持体に接触していることが好ましい。前記現像
剤担持体には交流電圧を重畳した直流電圧を印加するこ
とが好ましい。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0035】先ず、本発明の特徴部分について説明す
る。本発明者等は、注入帯電用の表面層の体積抵抗率が
109 〜1013Ω・cm程度に調整された像担持体であ
る感光ドラム、及び体積抵抗率が106 〜1010Ω・c
m程度の2成分現像剤を用いた現像装置を備えた画像形
成装置において、現像時に、白地部と現像スリーブの電
位差が減少してかぶりが発生すると共に、黒字部と現像
スリーブの電位差も減少して画像濃度が低下するといっ
た問題を解消できるような現像バイアスを見出した。
【0036】即ち、本発明者等の検討によれば、現像ス
リーブに印加する現像バイアスに重畳する交番電界の周
波数を10kHz以上にすることにより、上述の問題を
回避できることが判明した。
【0037】これは、交番電界の周波数をこのような高
周波とすることで、現像ニップ内における現像用キャリ
アが感光ドラムと現像スリーブの間を十分に往復運動し
なくなり、現像バイアスのDC成分の力で比較的現像ス
リーブ近傍で振動することになり、現像用キャリアから
感光ドラムへの電荷注入がほとんど行なわれなくなった
ためと思われる。
【0038】しかしながら、上記のように現像バイアス
を単に高周波化すると、画像濃度が略0.3以下である
ようないわゆるハイライト部分の再現性が損なわれ、が
さつきが生じてしまった。
【0039】そこで、更に検討を行ったところ、現像ス
リーブ11と感光ドラム1との間に図1に示す波形の現
像バイアスを印加することにより、かぶりや画像濃度の
低下を発生することなく、がさつきのない良好な画像形
成が行なえるようになった。
【0040】ここで、図1を用いて、本発明による現像
バイアスの特徴を説明する。
【0041】引き戻し電圧V1 をT1 時間印加した後、
現像電圧V2 をT2 時間印加し、更に非画像部のかぶり
とりを考慮したDCバイアスに相当する電圧、即ちブラ
ンク電圧V3 =1/2・(V1 +V2 )をT3 時間印加
する。
【0042】このとき、これらのバイアスの印加時間は
前述したように現像用キャリアにより感光ドラムへの注
入現象を防止し、且つ、がさつきの無い良好な画像を得
るため下記のように設定した。
【0043】5×10-5<T1 <1×10-4 (秒) 5×10-5<T2 <1×10-4 (秒) (T1 +T2 )<T3 <5・(T1 +T2 ) (秒) バイアスの印加時間を上記のように設定したことによ
り、上述したように、交番電界部は10kHz以上の高
周波になるので、現像部において、現像用の磁性キャリ
アから感光ドラムに対して電荷注入がほとんど行なわれ
なくなり、その結果、白地部と現像スリーブの電位差も
減少することから画像濃度が低下してしまうという問題
を防止することができるようになった。
【0044】又、更に、交番電界を印加した後に交番電
界を印加した時間の合計時間の略1倍〜5倍の時間、D
C成分だけからなるバイアスを印加するようにしたこと
で、交番電界により、一旦現像スリーブから飛び出した
トナーが感光ドラムに付着するのに十分な時間が与えら
れるようになったので、ハイライト部のがさつきも防止
できるようになった。
【0045】ここで、DC成分だけからなるバイアスを
印加する時間を、交番電界を印加した時間の合計時間の
略1倍〜5倍としたのは、1倍以上ないと感光ドラムに
付着するのに十分な時間が得られないからであり、5倍
以下にしたのはDC成分のみを印加する時間が長すぎる
と、交番電界を印加することによる現像スリーブ上のト
ナーの揺さぶり効果が薄くなるからである。
【0046】尚、図1に示した現像バイアスの他にも、
図4に示すように、バイアス電圧を2組としたもの、図
5に示すように、バイアス電圧を3組としたもの、即
ち、バイアス電圧を複数組としたものでも上記と同様の
作用効果を得ることができることが判明した。
【0047】実施例1 次に、上記発明が適用される画像形成装置の実施例1に
ついて図2及び図3により説明する。
【0048】本実施例の画像形成装置は、図2に示すよ
うに、前出の図6に示した画像形成装置と概略同様の構
成を有しており、帯電装置3が異なった構成及び機能を
備えている。従って、画像形成装置の全体的構成及び機
能の説明については省略する。又、前出の部材と同一の
部材については同一符号を付す。
【0049】先ず、本実施例の帯電器3について、図3
により説明する。帯電器3は容器34の中に、固定され
たマグネット32を内包したスリーブ31に注入帯電用
の帯電用磁性粒子35を規制部材33でコーティング
し、感光体1との接触部において感光体1の移動方向と
は逆方向にスリーブ31が移動するように接触摺擦しな
がら、スリーブ31を回転させる。
【0050】ところで帯電用磁性粒子35は、 ・樹脂とマグネタイト等の磁性粉体を混練して粒子に成
型したもの、もしくはこれに抵抗値調節のために導電カ
ーボン等を混ぜたもの、 ・焼結したマグネタイト、フェライト、もしくはこれら
を還元または酸化処理して抵抗値を調節したもの、 ・上記の磁性粒子を抵抗調整したコート材(フェノール
樹脂にカーボンを分散したもの等)でコートまたはNi
等の金属でメッキ処理して抵抗値を適当な値にしたも
の、等が考えられる。
【0051】これら帯電用磁性粒子35の抵抗値として
は、高すぎると感光体に電荷が均一に注入できず、微小
な帯電不良によるカブリ画像となってしまう。低すぎる
と感光体表面にピンホールがあったとき、ピンホールに
電流が集中して帯電電圧が降下し、感光体表面を帯電す
ることができず、帯電ニップ状の帯電不良となる。よっ
て磁性粒子の抵抗値としては、1×102 〜1×1010
Ωのものが、好ましくは、感光ドラムにピンホールのよ
うなものが存在することを考慮すると1×106 Ω以上
が望ましい。帯電磁性粒子の抵抗値は、電圧が印加でき
る金属セル(低面積228mm2 )に帯電磁性粒子を2
g入れた後加重し、電圧を100V印加して測定した。
【0052】帯電用磁性粒子の磁気特性としては、ドラ
ムへの帯電用磁性粒子付着を防止するために磁気拘束力
を高くする方がよく、飽和磁化が100(emu/cm
3 )以上が望ましい。
【0053】実際に、本実施例で用いた帯電用磁性粒子
は、平均粒径が30μmで、抵抗値が1×106 Ω、飽
和磁化が200(emu/cm3 )であった。
【0054】帯電用スリーブ31に対してバイアス−6
50Vを印加することによって、感光体1は一様に−6
50Vに帯電する。あとは従来例で説明したような工程
で画像を形成する。
【0055】帯電器3はコロナ帯電器を用いてもよい
が、注入帯電方式は感光体を帯電する際に放電量が極め
て少ない方式で感光体表面の状態を放電生成物等による
汚染を押さえる、非常に優れた方式である。
【0056】次に、本実施例における感光ドラムについ
て説明する。
【0057】・感光ドラムAについて φ30mmのアルミニウム製のドラム基体に第1層とし
て下引き層が設けられ、露光の反射によるモアレの発生
を防止するための厚さ20μmの導電層とされている。
第2層は正電荷注入防止層であり、ドラム基体から注入
された正電荷が感光体表面に帯電された負電荷を打ち消
すのを防止する役割を果たし、アミラン樹脂とメトキシ
メチル化ナイロンによって体積抵抗率106 Ω・cm程
度に抵抗調整された厚さ約0.1μmの中抵抗層であ
る。第3層は電荷発生層であり、ジスアゾ系の顔料を樹
脂分散した厚さ約0.3μmの層で、露光によって正負
の電荷対を発生する。第4層は電荷輸送層であり、ポリ
カーボネイト樹脂にヒドラゾンを分散したもので、p型
の半導体である。第5層はポリカーボネイト樹脂に表面
抵抗率を落とすためにSnO2 等の低抵抗粒子を樹脂3
重量部に対し、5重量部分散した2μmの表面層であ
る。その表面抵抗率は1013Ω・cmである。表面抵抗
率をこのようにコントロールすることにより直接帯電性
が向上し高品位な画像を得ることができる。感光体はO
PCに限らずa−Siドラムでも実現でき、さらに高耐
久化を実現できる。
【0058】ここで表面層の体積抵抗率は、金属の電極
を200μmの間隔で配し、その間に表面層の調合液を
流入して成膜させ、電極間に電圧を100V印加して測
定した値である。測定は温度23℃、湿度50%RHの
条件下で測定した値である。
【0059】次に、図2に示すような実施形態の画像形
成装置に上述の感光体Aを用いて、以下の現像条件で画
像形成を行ない、転写紙上のかぶり並びに画像濃度の評
価を行なった。
【0060】・現像条件 現像スリーブ11には図1に示したような波形の直流電
圧及び交流電圧を印加した。トナーの帯電極性はマイナ
スとした。つまり、図1の波形図にて、 非画像部表面電位VD =−650V、 高濃度画像部表面電位VL =−100V 引き戻し電圧V1 =0V、 現像電圧V2 =−1000V、 ブランク電圧V3 =−500V の条件で、T1 、T2 、T3 は、 T1 =1.0×10-4 秒 T2 =1.0×10-4 秒 T3 =2.0×10-4 秒 とした。
【0061】かぶり濃度の評価基準は下記の表1の通り
である。
【0062】
【表1】
【0063】尚、かぶりは、以下の方法により求めた。
TOKYO DENSHOKU CO.,LTDの濃度
計TC−6DSにより転写紙上のかぶり部と画像形成前
の転写紙のそれぞれの反射濃度を求め、下記の式、 かぶり濃度(%)=(転写紙上のかぶり部の反射濃度)
−(転写紙の反射濃度) で求めた。
【0064】また、画像濃度についてはX−lite社
製の濃度計941型を用いて転写紙上画像の反射濃度を
測定した。
【0065】上記の現像条件にて画像形成を行なったと
ころ、かぶりがなく、即ち表1の評価基準でレベルA、
画像濃度も1.4以上得られ、ハイライト部のがさつき
のない良好な画像が得られた。
【0066】実施例2 実施例2においては、図2に示す実施形態の画像形成装
置に上述の感光体Aを用いて、以下の現像条件で画像形
成を行ない、転写紙上のかぶりならびに画像濃度の評価
を行なった。
【0067】・現像条件 現像スリーブ11には図示しない電源から図1に示した
ような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナー
の帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、 非画像部表面電位VD =−650V、 高濃度画像部表面電位VL =−100V 引き戻し電圧V1 =+500V、 現像電圧V2 =−1500V、 ブランク電圧V3 =−500V の条件で、T1 、T2 、T3 は、 T1 =8.0×10-5 秒 T2 =8.0×10-5 秒 T3 =8.0×10-4 秒 とした。
【0068】以上の現像条件にて画像形成を行なったと
ころ、かぶりが殆ど無く、即ち表1の評価基準でレベル
B、画像濃度も1.5以上得られ、ハイライト部のがさ
つきのない良好な画像が得られた。
【0069】実施例3 実施例3においては、感光ドラムBを下記の構成とし
た。即ち、上記の感光ドラムAの製造で形成した第5層
の表面層に代えて、第5層目にポリカーボネイト樹脂に
表面抵抗を落とすためにSnO2 等の低抵抗粒子を樹脂
2重量部に対し、5重量部分散した2μmの表面層を有
した感光体を用いている。表面抵抗は109 Ωcmであ
る。
【0070】次に、以下の現像条件で画像形成を行な
い、転写紙上のかぶり並びに画像濃度の評価を行なっ
た。
【0071】・現像条件 現像スリーブ11には図示しない電源から図1に示した
ような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナー
の帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、 非画像部表面電位VD =−650V、 高濃度画像部表面電位VL =−100V 引き戻し電圧V1 =0V、 現像電圧V2 =−1000V、 ブランク電圧V3 =−500V の条件で、T1 、T2 、T3 は、 T1 =1.0×10-4 秒 T2 =1.0×10-4 秒 T3 =2.0×10-4 秒 とした。
【0072】以上の現像条件にて画像形成を行なったと
ころ、かぶりが若干あった、即ち表1の評価基準でレベ
ルC、画像濃度も1.5以上得られ、ハイライト部のが
らつきのない良好な画像が得られた。
【0073】実施例4 実施例4においては、実施例3の感光ドラムBを用い
て、以下の現像条件で画像形成を行ない、転写紙上のか
ぶり並びに画像濃度の評価を行なった。
【0074】・現像条件 現像スリーブ11には図示しない電源から図1に示した
ような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナー
の帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、 非画像部表面電位VD =−650V、 高濃度画像部表面電位VL =−100V、 引き戻し電圧V1 =0V、 現像電圧V2 =−1000V、 ブランク電圧V3 =−500V の条件で、T1 、T2 、T3 は、 T1 =8.0×10-5 秒 T2 =8.0×10-5 秒 T3 =8.0×10-4 秒 とした。
【0075】以上の現像条件にて画像形成を行なったと
ころ、かぶりが若干あった、即ち表1の評価基準でレベ
ルC、画像濃度も1.5以上得られ、ハイライト部のが
らつきのない良好な画像が得られた。
【0076】比較例1 上記実施例との比較例1として、図2に示す実施形態の
画像形成装置に上述の感光体Aを用いて、以下の現像条
件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶりならびに画像
濃度の評価を行なった。
【0077】・現像条件 現像スリーブ11には図示しない電源から図1に示した
ような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナー
の帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、 非画像部表面電位VD =−650V、 高濃度画像部表面電位VL =−100V、 引き戻し電圧V1 =0V、 現像電圧V2 =−1000V、 ブランク電圧V3 =−500V の条件で、T1 、T2 、T3 は、 T1 =1.25×10-4 秒 T2 =1.25×10-4 秒 T3 =2.0×10-4 秒 とした。
【0078】以上の条件にて画像形成を行なったとこ
ろ、かぶりがあり、即ち、表1の評価基準でレベルD、
画像濃度は1.3しか得られず、ハイライト部はややが
さつきのある低品位な画像しか得られなかった。
【0079】比較例2 上記実施例との比較例2として、図2に示す実施形態の
画像形成装置に上述の感光体Bを用いて、以下の現像条
件で画像形成を行ない、転写紙上のかぶりならびに画像
濃度の評価を行なった。
【0080】・現像条件 現像スリーブ11には図示しない電源から図1に示した
ような波形の直流電圧及び交流電圧を印加した。トナー
の帯電極性はマイナスとした。図1の波形図にて、 非画像部表面電位VD =−650V、 高濃度画像部表面電位VL =−100V、 引き戻し電圧V1 =0V、 現像電圧V2 =−1000V、 ブランク電圧V3 =−500V、 の条件で、T1 、T2 、T3 は、 T1 =5.0×10-4 秒 T2 =5.0×10-4 秒 T3 =0 秒 とした。
【0081】以上の条件にて画像形成を行なったとこ
ろ、かぶりがあり、即ち、表1の評価基準でレベルD、
画像濃度は1.3しか得られず、ハイライト部はややが
さつきのある低品位な画像しか得られなかった。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤担持体に、トナーに像担持体から前記現像剤担持
体に向かう力を与える電圧V1 (V)をT1 (秒)印加
する工程と、トナーに前記現像剤担持体から前記像担持
体に向かう力を与える電圧V2(V)をT2 (秒)印加
する工程とを交互に繰り返した後に、電圧V3 をV3
1/2・(V1 +V2 )の関係を満たすように設定し、
3 (秒)印加する手段を有し、T1 、T2 、T3 は、
5×10-5<T1 <1×10-4(秒)、5×10-5<T
2 <1×10-4 (秒)、(T1 +T2 )<T3 <5・
(T1 +T2 )(秒)を満たすことにより、前記像担持
体を帯電する際に放電量が極めて少なくでき、且つ、交
番電界下においてもかぶりや画像濃度低下が発生するこ
となく、更に、ハイライト部におけるがさつきのない高
画質を得ることのできる画像形成装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った現像バイアス電圧の波形を示す
波形図である。
【図2】本発明が具現化される画像形成装置を示す概略
構成図である。
【図3】図2の画像形成装置の帯電器を示す構成図であ
る。
【図4】本発明に従った他の現像バイアス電圧の波形を
示す波形図である。
【図5】本発明に従った更に他の現像バイアス電圧の波
形を示す波形図である。
【図6】従来の画像形成装置の一例を示す構成図であ
る。
【図7】図5の画像形成装置の露光装置を示す構成図で
ある。
【図8】図5の画像形成装置の現像装置を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 3 帯電装置(接触帯電部材) 4 現像装置 11 現像スリーブ(現像剤担持体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日比野 勝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面抵抗率109 〜1013Ω・cmの低
    抵抗層を持つ像担持体と、該像担持体に対向し、トナー
    とキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体を備え
    る現像手段とを有する画像形成装置において、 前記現像剤担持体に、トナーに前記像担持体から前記現
    像剤担持体に向かう力を与える電圧V1 (V)をT1
    (秒)印加する工程と、トナーに前記現像剤担持体から
    前記像担持体に向かう力を与える電圧V2 (V)をT2
    (秒)印加する工程とを交互に繰り返した後に、電圧V
    3 をV3 =1/2・(V1 +V2 )の関係を満たすよう
    に設定し、T3 (秒)印加する手段を有し、T1 、T
    2 、T3 は、 5×10-5<T1 <1×10-4 (秒) 5×10-5<T2 <1×10-4 (秒) (T1 +T2 )<T3 <5・(T1 +T2 )(秒) を満たすことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記キャリアは、その体積抵抗値が10
    6 〜1010Ω・cmであることを特徴とする請求項1の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像バイアスはV1 とV2 との間で
    複数回振動することを特徴とする請求項1又は2の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体上の画像部の電圧をVL
    非画像部の電圧をVD としたとき、|VD |<|V3
    <|VL |を満たすことを特徴とする請求項1、2、又
    は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体は、接触帯電部材によって
    帯電され、像露光手段によって像露光を行なうことによ
    り潜像が形成されることを特徴とする請求項1の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記接触帯電部材において、導電性の繊
    維が前記像担持体に接触していることを特徴とする請求
    項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記接触帯電部材において、磁性粒子が
    前記像担持体に接触していることを特徴とする請求項5
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤担持体には交流電圧を重畳し
    た直流電圧を印加することを特徴とする請求項1の画像
    形成装置。
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