JPH10186469A - 電子閃光装置 - Google Patents

電子閃光装置

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JPH10186469A
JPH10186469A JP8355857A JP35585796A JPH10186469A JP H10186469 A JPH10186469 A JP H10186469A JP 8355857 A JP8355857 A JP 8355857A JP 35585796 A JP35585796 A JP 35585796A JP H10186469 A JPH10186469 A JP H10186469A
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JP
Japan
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oscillation
converter
switch element
main capacitor
circuit
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Application number
JP8355857A
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English (en)
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Yukio Otaka
幸夫 尾高
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/30Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
    • H05B41/32Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation

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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 デューティー比が100%に近い電子閃光装
置を提供する。 【解決手段】 第1の発振トランス30の1次巻線P1
と第1の昇圧側のスイッチ素子31は直列に接続され、
電池1と並列に接続されている。抵抗32は、第1の昇
圧用スイッチ素子31の無信号時の誤動作を防止する。
第2の発振トランス33の1次巻線P2と第2の昇圧用
のスイッチ素子34は直列に接続され、この直列回路が
電池1に並列に接続されている。発振トランス30,3
3は同一形状のトランスである。抵抗35は第2の昇圧
用スイッチ素子34の無信号時の誤動作を防止する。2
0は電圧検出回路、21は発光を起動させるためのトリ
ガー回路、22は放電管、23は主コンデンサで、電圧
検出回路20、トリガー回路21および放電管22が並
列に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子閃光(ストロ
ボ)装置の充電回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ストロボ装置は急速に充電を行う
ために、発振トランスの1次巻線と2次巻線比を高める
と共に、主コンデンサの電圧を検出し、充電電圧をスト
ロボ装置が使用される所定の電圧で停止させたり、又は
発振トランスの1次巻線と2次巻線の比を充電の途中で
切り換えるような方式が用いられてきた。さらには、プ
ッシュプルのコンバータ(以下、P−Pコンバータと呼
ぶ)により充電する方式も用いられてきた。
【0003】図4に従来例であるP−P方式のDC/D
Cコンバータ回路を示す。1は電源であるところの電
池、2は抵抗、3はコンデンサ、4は第1の発振トラン
ジスタ、5は第1のスイッチ素子、6はダイオードであ
り、抵抗2、コンデンサ3の並列回路が第1の発振トラ
ンジスタ4のベース・エミッタ間に接続され、第1の発
振トランジスタ4のベースは第1のスイッチ素子5を介
しダイオード6のカソードへ、ダイオード6のアノード
は電池1の負極に接続されている。
【0004】7は抵抗、8はコンデンサ、9は第2の発
振トランジスタ、10は第2のスイッチ素子、11はダ
イオードであり、抵抗7とコンデンサ8の並列回路が第
2の発振トランジスタ9のベース・エミッタ間に接続さ
れている。このベースは第2のスイッチ素子10を介し
ダイオード11のカソードへ、ダイオード11のアノー
ドは電池1の負極に接続されている。
【0005】13,14は抵抗、15は発振トランス
で、第1の1次巻線P1、第2の1次巻線P2、2次巻線
S、フィードバック巻線Fの巻線を有している。1次巻
線は、第1,第2の1次巻線の中点で電池1の負極に接
続され、他端はそれぞれ第1の発振トランジスタ4のコ
レクタ、および第2の発振トランジスタ9のコレクタに
接続されている。
【0006】2次巻線は、18,19のダイオードを介
して接続される。フィードバック巻線Fはダイオード6
および11のカソード間に図示の極性で接続され、それ
ぞれのダイオードには抵抗14,13が並列に接続され
ている。ダイオード18,19のアノードの接続点は2
3の主コンデンサの陽極に接続される。
【0007】16,17はダイオードであり、それぞれ
ダイオード11のカソードとダイオード18のアノード
間、また、ダイオード6のカソードとダイオード19の
アノード間に挿入されている。20は電圧検出回路で、
主コンデンサ23に並列に接続されている。21は発光
のためのトリガー回路、22は放電管である。a,b,
cは端子であり、図示しないカメラの制御回路に接続さ
れている。
【0008】ここで動作の説明を行う。図示しないカメ
ラ制御回路よりストロボの充電信号が与えられると、端
子aにはハイレベルの電圧が発生する。このことで、抵
抗12および第1のスイッチ素子5と第2のスイッチ素
子10の制御電極は共にハイレベルとなることから、第
1,第2のスイッチ素子は共に導通状態となる。ここ
で、第1の発振トランジスタ4と、第2の発振トランジ
スタ9で構成される1次側の発振回路はともに構成が同
じであるために、発振の開始は素子のバランスにより偶
発的に行われる。ここでは、第1の発振トランジスタ4
が発振を開始する前提で説明する。
【0009】スイッチ素子5,10が導通状態となる
と、電池1より第1の発振トランジスタ4のエミッタ・
ベース、第1のスイッチ素子5、抵抗14を介してベー
ス電流が流れる。このベース電流により、発振トランス
15の第1の1次巻線P1にはhFE倍のコレクタ電流が
流れる。この電流により2次巻線Sおよびフィードバッ
ク巻線Fには起電力が発生する。
【0010】2次巻線Sによる起電力は、ダイオード1
8、主コンデンサ23、電池1、第1の発振トランジス
タ4のエミッタ・ベース、第1のスイッチ素子5、ダイ
オード17を介し流れる。フィードバック巻線Fに発生
する起電力は、抵抗13、電池1、第1の発振トランジ
スタ4のエミッタ・ベース、第1のスイッチ素子5を介
して、それぞれが第1の発振トランジスタ4のベース電
流として流れ、第1の発振トランジスタ4は一瞬にして
飽和状態となる。
【0011】第1の1次巻線P1に電流が流れ、コアの
磁束が飽和すると、それぞれの巻線に逆起電力が発生
し、発振トランジスタ4のベース・エミッタ間は逆バイ
アスされると共に、フィードバック巻線Fは抵抗14、
電池1、第2の発振トランジスタ9のエミッタ・ベー
ス、第2のスイッチ素子10を介して電流が流れる。ま
た、第2の1次巻線P2に電流が流れると、ダイオード
19、主コンデンサ23、電池1、第2の発振トランジ
スタ9のエミッタ・ベース、第2のスイッチ素子10、
ダイオード16を介して流れ、それぞれが第2の発振ト
ランジスタ9のベース電流となることから第2の発振ト
ランジスタ9のコレクタ電流が第2の1次巻線P2を介
して流れ、この起電力により、2次巻線S、フィードバ
ック巻線Fに発生する起電力がベース電流として増加す
る極性で発生するため、第2の発振トランジスタ9は一
瞬にして飽和状態となる。
【0012】このようにして第1と第2の発振トランジ
スタが瞬時に切り換わり、また、交互に導通、非導通と
なることで、DC/DCコンバータ動作が行われる。こ
の昇圧動作により、主コンデンサ23に高圧の充電電荷
が蓄積され、主コンデンサ23の電位が上昇し、電圧検
出回路20により所定の電圧、例えば330Vとなった
時点で充電完了信号が発生する。この信号は図示しない
カメラ制御回路へ接続端子bを介して与えられ、カメラ
制御回路は接続端子aをハイレベルからロウレベルと変
化させ、スイッチ素子5および10を非導通状態として
発振トランジスタ4および9のベース電流を停止させる
ことで発振を停止し、主コンデンサ23への充電を停止
する。その後、図示しないカメラ制御回路から撮影にと
もないストロボの発光信号が端子cを介してトリガー回
路21に与えられると、トリガー回路21より放電管2
2のトリガー電極22aに数KVの高圧のパルスを与
え、この高圧パルスにより放電管22は励起され、主コ
ンデンサ23の充電電荷を放電させることで放電管22
は発光し撮影被写体を照明する。
【0013】このような従来例によれば、公知のシング
ル発振回路の場合には、発振トランスの磁気飽和が解消
されるまでの時間が約10μsec程度あり、導通およ
び非導通のデューティー比が発振初期と充電完了とでそ
の比が異なるが、全体を平均すれば一般的なカメラの内
蔵ストロボでは約70%程度である。したがって従来例
の図4で示したP−Pコンバータでは、瞬時にして発振
トランスの動作を反転させることで、このデューティー
比が大きく取れ、したがって、主コンデンサ23への充
電が絶え間なく行えることで充電時間を速く行うことが
できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、デューティー比は大きくなるものの、発振トラン
ジスタ4と9の切り換えには、3μsec〜5μsec
の切り換わり時間が実際には必要であり、デューティー
比は約85%程度となり、限りなく100%に近づける
ことができなかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、電池電圧を昇圧する昇圧回路と、この昇圧回路
により充電される主コンデンサと、主コンデンサに充電
される充電エネルギーを光エネルギーに変換する放電管
を備える電子閃光装置に於て、制御電極を有するスイッ
チ素子により通電を制御される発振トランスを備えるD
C/DCコンバータ回路を複数個並列に接続し、前記そ
れぞれのDC/DCコンバータ回路は、前記スイッチ素
子が、同時か又は一部が導通状態として重複して切り換
わるように制御電極へ制御パルスを与えて駆動する、他
励式のDC/DCコンバータであることを特徴とする電
子閃光装置であり、また、請求項2記載の発明は、請求
項1記載のスイッチ素子は、トランジスタもしくはFE
Tトランジスタを含む、その他のスイッチング素子であ
ることを特徴とする電子閃光装置であり、さらに請求項
3記載の発明は、請求項1記載のDC/DCコンバータ
は、フォワードコンバータ又はフライバックコンバータ
であることを特徴とする電子閃光装置である。
【0016】これらの構成を有することにより、装置の
構成も簡単で、電池から連続して昇圧電流を流すこと
で、見かけ上のデューティー比が100%となるDC/
DCコンバータが実現可能となった。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示す回路図である。図1の構成を説明する。なお、図
1において、図4に示した各素子に対して同等の機能を
有する素子には同一の符号を添付した。
【0018】1は電源であるところの電池、30は第1
の発振トランス、31は第1の昇圧用の制御電極を有す
るスイッチ素子、32は抵抗であり、第1の発振トラン
ス30の1次巻線P1と第1の昇圧用のスイッチ素子3
1は直列に接続され、電池1と並列に接続されている。
抵抗32は、第1の昇圧用スイッチ素子31の制御電極
と電池の負極に接続され、第1の昇圧用スイッチ素子3
1の無信号時の誤動作を防止するためのものである。3
3は第2の発振トランス、34は第2の制御電極を有す
るスイッチ素子、35は抵抗であり、第2の発振トラン
ス33の1次巻線P2と第2の昇圧用のスイッチ素子3
4は直列に接続され、この直列回路が電池1に並列に接
続されている。また、発振トランス30,33は同一形
状のトランスである。
【0019】抵抗35は第2の昇圧用スイッチ素子34
の制御電極と電池の負極に接続され、第2の昇圧用スイ
ッチ素子34の無信号時の誤動作を防止するためのもの
である。36および37は高圧の整流用ダイオードで、
それぞれ発振トランス30および33の2次巻線S1
2の出力を整流するように接続される。20は電圧検
出回路、21は発光を起動させるためのトリガー回路、
22は放電管、23は主コンデンサで、前記電圧検出回
路20、トリガー回路21および放電管22が並列に接
続されている。d,e,b,cは接続端子であり、図示
しないカメラの制御回路と接続されている。以上の構成
により動作の説明を行う。
【0020】主コンデンサ23に充電される電荷は、発
振トランス30又は33の出力により整流用ダイオード
36又は37を介して流れる。この発振出力を制御する
素子が制御電極を有する昇圧用スイッチ素子31又は3
4であり、ここでは図2に示す制御信号が独立して制御
電極に与えられる。図2の制御信号は、上側の波形が図
示しないカメラ制御回路から端子dへ、下側の波形が同
様に端子eに与えられる。この上側と下側のパルスはハ
イレベルの信号が一部重複するように出力されている。
また、このハイレベルとロウレベルのパルス幅は、ハイ
レベル信号が与えられ、昇圧用スイッチ素子の導通によ
り発振トランスの1次側に電流が流れるが、この電流に
より発振トランスの磁束飽和が発生しないパルス幅、即
ち主コンデンサの充電完了時点にてコアの磁束飽和が発
生しないパルス幅とすることが望ましい。また、ロウレ
ベル信号のパルス幅は、コアの磁束が飽和して、磁束が
解消する時間程度に設定することが望ましい。
【0021】ここで、図2に示す上側の波形が図示しな
いカメラ制御回路から端子dを介して、昇圧用スイッチ
素子31の制御電極に与えられると、昇圧用スイッチ素
子31は導通し、電源であるところの電池1より発振ト
ランス30の1次巻線P1を介し電流が流れる。この電
流により発振トランス30の2次巻線S1には起電力が
発生し、この起電力により高圧整流用ダイオード36、
主コンデンサ23、発振トランス30の2次巻線S1
ループで電流が流れ、主コンデンサ23に充電が行われ
る。この制御パルス幅は前述のように発振トランス30
のコアの磁束が飽和する以前にロウレベルとなり、コア
の磁束が飽和することで、昇圧用のスイッチ素子31に
過電流が流れないように設定されている。
【0022】昇圧用スイッチ素子31が非導通となる以
前に接続端子eには図2の下側に示す制御パルスeが上
側の制御パルスdと一部重複したパルスが与えられ、こ
のパルスが昇圧用スイッチ素子34の制御電極に印加さ
れることで、スイッチ素子34は導通する。この昇圧用
スイッチ素子34の導通で、電源であるところの電池1
から発振トランス33の1次巻線P2を介して電流が流
れ、このことで発振トランス33の2次巻線S2に起電
力が発生し、高圧整流用ダイオード37、主コンデンサ
23、発振トランス33の2次巻線S2のループで電流
が流れる。したがってこの電流も主コンデンサ23に蓄
積される。
【0023】発振トランス30が接続端子dによりロウ
レベルが与えられている間に発振トランス30の1次巻
線P1に流れている電流を急激に断ったことによる逆起
電力が回復する。この時間幅は、前述のように、コアの
磁束飽和で発生する逆起電力が回復する時間とほぼ同等
に設定されている。また、発振トランス30と33は同
一形状のものをここでは使用しているため、図2に示す
上側と下側のハイレベル、ロウレベルの時間幅は同一に
設定されている。
【0024】以上のように、昇圧用のスイッチ素子3
1,34が一部重複して制御され、これが繰り返される
ことで、主コンデンサ23には高圧の電荷が蓄積され
る。したがって、電源であるところの電池からは連続し
て主コンデンサ23に充電電荷が蓄積される。その後、
主コンデンサ23の電位が上昇すると、予め定められた
電圧、例えば330Vに達すると、電圧検出回路20か
ら接続端子bを介し、図示しないカメラ制御回路に信号
が与えられ、カメラ制御回路は接続端子dおよびeのハ
イレベルの信号の供給を停止し、昇圧用スイッチ素子3
1および34を非導通状態とすることで発振動作を停止
させ、主コンデンサ23への充電を終了する。
【0025】その後、図示しないカメラ制御回路より接
続端子cを介して撮影に伴う発光信号が与えられると、
トリガー回路21は放電管22のトリガー端子22aに
数KVの高圧パルスを印加し、放電管22を励起させ
る。このことにより、主コンデンサ23に充電していた
電荷は放電管22を介して放電し、放電管22は発光
し、撮影被写体を照明する。
【0026】図3に第2の実施の形態を示す。構成は、
図1に示す構成とほぼ同等であり、異なるのは、発振ト
ランス30および33の極性のみである。図1に示した
DC/DCコンバータは他励式のフォワードコンバータ
であり、図3に示すものは他励式のフライバックコンバ
ータである。昇圧用スイッチ素子31および34の制御
パルスは図2に示す波形と同様である。
【0027】簡単な動作の説明を行えば、図2に示す昇
圧用スイッチ素子31への制御パルスdが端子dを介し
て与えられる。このことにより発振トランス30の1次
巻線P1を介して電流が流れる。この電流により2次巻
線S1には起電力が発生するが、ダイオード36により
電流が阻止され、コアにエネルギーが蓄積される。この
ハイレベルのパルス幅は発振トランス30および33の
コアが磁気飽和しない時間幅で設定されており、特に磁
気飽和を発生しやすいトランスに対してはコアの磁路中
に空隙を設けたいわゆるギャップ付コアを使用して、ハ
イレベル時間幅を伸ばし、周波数を低減させ、昇圧用の
スイッチ素子の導通・非導通時に発生するスイッチ時の
ロスを減らしても良い。
【0028】また、接続端子dがロウレベルとなると、
昇圧用スイッチ素子31は非導通となり、発振トランス
30のコアに蓄積されたエネルギーは、ダイオード3
6、主コンデンサ23、2次巻線S1のループで放出さ
れ、主コンデンサ23に充電電荷が蓄積される。昇圧用
スイッチ素子31が非導通状態になる以前に図2の下側
に示す制御パルスeが接続端子eを介して昇圧用スイッ
チ素子34の制御電極に与えられ、スイッチ素子34は
導通する。
【0029】スイッチ素子34の導通により電源である
ところの電池1より発振トランス33の1次巻線P2
介して電流が流れ、2次巻線S2には起電力が発生する
が、ダイオード37にて阻止されるため、コアにこのエ
ネルギーが蓄積される。このパルス幅は前述したよう
に、コアの磁束が飽和する前にロウレベルとなり、昇圧
用スイッチ素子34は非導通となり、コアに蓄積された
エネルギーがダイオード37、主コンデンサ23、2次
巻線S2のループで放出され、主コンデンサ23に充電
される。
【0030】以後は図1で示した実施の形態と同様であ
り説明は省略するが、図3で示した実施の形態も図1で
示した第1の実施の形態と同様に電源電池より連続して
電流が流れ、主コンデンサ23に連続的に電荷が与えら
れる。
【0031】以上、第1および第2の実施の形態では、
2個のDC/DCコンバータの並列回路で示したが、本
発明は3個以上でも可能であることはいうまでもない。
また、トランスの形状が同一でなく、制御パルスのデュ
ーティーが異なるものでも、制御パルスが重複するもの
であれば良い。また、一部重複せず、同時に切り換わる
ものでも相当の効果が得られることはいうまでもない。
スイッチ素子31および34はトランジスタを含めFE
Tトランジスタ、その他のスイッチング素子等の制御電
極により、導通・非導通を制御できるものであれば構成
素子として使用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本願の各請求項の
発明によれば、少なくとも2個の他励式DC/DCコン
バータ回路を電池と並列に接続し、それぞれのDC/D
Cコンバータ回路内の制御電極を有するスイッチ素子に
対して、同時もしくは重複する複数のパルスにより駆動
信号を与え、個々の発振トランスに電流を供給すること
で、簡単な構成で充電時間の速いDC/DCコンバータ
回路が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す回路ブロック図で
ある。
【図2】本発明を説明するための制御パルスを示す図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す回路ブロック
図である。
【図4】従来例を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 電池 30,33 発振トランス 31,34 スイッチ素子 20 電圧検出回路 21 トリガー回路 22 放電管 23 主コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電圧を昇圧する昇圧回路と、この昇
    圧回路により充電される主コンデンサと、この主コンデ
    ンサに充電される充電エネルギーを光エネルギーに変換
    する放電管を備える電子閃光装置に於て、 制御電極を有するスイッチ素子により通電を制御される
    発振トランスを備えるDC/DCコンバータ回路を複数
    個並列に接続した構成であって、 前記それぞれのDC/DCコンバータ回路は、前記スイ
    ッチ素子が、同時か又は一部が導通状態として重複して
    切り換わるように制御電極へ制御パルスを与えて駆動す
    る、他励式のDC/DCコンバータであることを特徴と
    する電子閃光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチ素子は、トラン
    ジスタもしくはFETトランジスタを含む、その他のス
    イッチング素子であることを特徴とする電子閃光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のDC/DCコンバータ
    は、フォワードコンバータ又はフライバックコンバータ
    であることを特徴とする電子閃光装置。
JP8355857A 1996-12-25 1996-12-25 電子閃光装置 Pending JPH10186469A (ja)

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