JPH10186254A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10186254A
JPH10186254A JP34632496A JP34632496A JPH10186254A JP H10186254 A JPH10186254 A JP H10186254A JP 34632496 A JP34632496 A JP 34632496A JP 34632496 A JP34632496 A JP 34632496A JP H10186254 A JPH10186254 A JP H10186254A
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JP
Japan
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optical system
exposure optical
image
image carrier
mirror
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Pending
Application number
JP34632496A
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English (en)
Inventor
Junichi Ichikawa
順一 市川
Masaki Hachisuga
正樹 蜂須賀
Mieko Ikuta
美枝子 生田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラーの枚数を増やすことなく、光学走査装
置間の光学特性に差を付けることなく、光学走査装置全
体の高さおよび水平方向のサイズを大きくすることな
く、複数の光学走査装置をコンパクトに配置すること。 【解決手段】 第1像担持体(16k,16m)に対する
第1露光光学系(Uk,Um)の鉛直方向の距離と、前記
第2像担持体(16y,16c)に対する第2露光光学系
(Uy,Uc)の鉛直方向の距離とは異なる値に設定され
ている。このため、鉛直方向から見て前記第1露光光学
系(Uk,Um)および第2露光光学系(Uy,Uc)を重
ねて配置することができる。したがって、第1露光光学
系(Uk,Um)および第2露光光学系(Uy,Uc)の水
平方向の取付スペースを小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザビームプリン
タ、レーザ複写機、レーザファクシミリ等の画像形成装
置に関し、特に複数の光ビームをそれぞれ回転多面鏡を
有する偏向器で偏向させて複数の各像担持体上に静電潜
像を形成し、前記各静電潜像を異なる色のトナー像に現
像し、前記各トナー像を被転写部材に重ねて転写する画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記種類の画像形成装置として、従来下
記の技術(J01),(J02)が知られている。 (J01)特開平3−42612号公報記載の技術 この公報には光源、回転多面鏡、結像レンズを1つの筺
体に装着した光学走査装置および像担持体を4組用いて
カラー画像を得る技術が記載されている。この技術は、
回転多面鏡の回転軸が水平になるように光学走査装置を
配置することで、複数の像担持体間の距離を短くして画
像形成装置の小型化を図っている。(前記(J01)の問
題点) 前記(J01)の技術では、回転多面鏡の回転軸を水平に
配置しているので、回転多面鏡の回転軸および軸受が編
磨耗して寿命が短くなる等、信頼性に問題があった。
【0003】(J02)特開平7−128603号公報記
載の技術 この公報には回転多面鏡の回転軸を鉛直に配置した光学
装置を4個配置した画像形成装置が記載されている。こ
の技術は折り返しミラーの枚数を増やすことにより必要
な光路長を確保しながら光学装置の幅を小さくして画像
形成装置の小型化を図っている。 (前記(J02)の問題点)前記(J02)の技術では、ミ
ラーの枚数を増やす程、ミラー面の平面度等の影響で光
学装置の性能が悪化するおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記(J01)および
(J02)の従来技術は、同一の走査光学系を横に4つ並
べたものであるが、横並びでは小型化に限界があるとし
て、従来、走査光学系を上下にずらして配置した次の技
術(J03),(J04)が知られている。 (J03)特開昭62−147468号公報記載の技術 この公報には、光学走査装置の最終折り返しミラーから
像担持体までの距離を変えて光学装置を上下にづらして
配置した技術か示されている。 (前記(J03)の問題点)この種の光学走査装置では回
転多面鏡の面倒れ補正に円筒反射鏡を用いることが多
い。そのような光学走査装置では円筒反射鏡を像担持体
近傍に配置した方が面倒れ補正性能が向上するため、円
筒反射鏡が光学走査装置の最終折り返しミラーとなるこ
とが一般的である。しかしながら、前記(J03)の技術
では、上側および下側に配置した各光学走査装置で、円
筒反射鏡と像担持体の距離が異なるために、面倒れ補正
性能に差が生じる。この場合、上側に配置した光学走査
装置によって像担持体上に書き込まれる画像の品質が低
下するという問題点がある。
【0005】(J04)特開平4−102784号公報記
載の技術 この公報には、光学走査装置を上下にずらして階段上に
配置した技術が記載されている。前記光学走査装置は同
一であるので、最終折り返しミラーから像担持体までの
距離は同一であり、回転多面鏡の回転軸も鉛直である。 (前記(J04)の問題点)この公報記載の技術は、光学
走査装置を階段状に配置するので、光学走査装置全体の
高さが高くなるという問題点がある。また、ベルトを斜
めに配置しなければならず、それに応じて、その他の部
品の姿勢および配置にも配慮が必要であり、設計、組み
立て作業も面倒である。
【0006】本発明は、前述の事情に鑑み、回転多面鏡
の回転軸を鉛直に配置した複数の各光学走査装置および
水平に配置した複数の各像担持体を用いた画像形成装置
において、下記(O01)の記載内容を課題とする。 (O01)ミラーの枚数を増やすことなく、光学走査装置
間の光学特性に差を付けることなく、光学走査装置全体
の高さおよび水平方向のサイズを大きくすることなく、
複数の光学走査装置をコンパクトに配置すること。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明の画像形成装置は、下記の要件を備えたことを特徴
とする、(A01)水平方向に移動する被転写部材(P)
の移動方向に互いに離れて配置されるとともに前記被転
写部材(P)の表面に接触する像担持面を有し前記像担
持面の前記被転写部材(P)表面との接触部分が前記被
転写部材(P)と同一方向に回転移動する第1像担持体
(16k,16m)および第2像担持体(16y,16
c)、(A02)鉛直な回転軸を有する回転多面鏡(2
1)に画像書込用のレーザ光を入射させる光源光学系お
よび前記回転多面鏡(21)から反射したレーザ光を前
記第1像担持体(16k,16m)上に収束させる走査光
学系を有し、前記第1像担持体(16k,16m)上に静
電潜像を書き込む第1露光光学系(Uk,Um)、(A0
3)鉛直な回転軸を有する回転多面鏡(21)に画像書
込用のレーザ光を入射させる第2光源光学系および前記
回転多面鏡(21)から反射したレーザ光を前記第2像
担持体(16y,16c)上に収束させる走査光学系を有
し、前記第2像担持体(16y,16c)上に静電潜像を
書き込む第2露光光学系(Uy,Uc)、(A04)前記第
1像担持体(16k,16m)に対する第1露光光学系
(Uk,Um)の鉛直方向の距離と、前記第2像担持体
(16y,16c)に対する第2露光光学系(Uy,Uc)
の鉛直方向の距離とが異なる値に設定された前記第1露
光光学系(Uk,Um)および前記第2露光光学系(U
y,Uc)。(A05)前記走査光学系が、前記回転多面鏡
(21)の面倒れ補正用の円筒反射鏡(22)と、前記
円筒反射鏡(22)および前記回転多面鏡(21)の間
に配置された折り返しミラー(23)とを有する前記第
1露光光学系(Uk,Um)、(A06)前記走査光学系
が、前記回転多面鏡(21)の面倒れ補正用の円筒反射
鏡(22)と、前記円筒反射鏡(22)および前記回転
多面鏡(21)の間に配置された折り返しミラー(2
3)とを有する前記第2露光光学系(Uy,Uc)、(A
07)前記第1露光光学系(Uk,Um)および第2露光光
学系(Uy,Uc)の中で像担持体(16k,16m)から
の距離が短い方の露光光学系(Uk,Um)の折り返しミ
ラー(23)はレーザ光を像担持体(16k,16m)と
反対側に反射し、像担持体(16y,16c)からの距離
が長い方の露光光学系(Uy,Uc)の折り返しミラー
(23)はレーザ光を像担持体(16y,16c)側に反
射するとともに、前記第1露光光学系(Uk,Um)の円
筒反射鏡(22)および第1像担持体(16k,16m)
間の距離と、前記第2露光光学系(Uy,Uc)の円筒反
射鏡(22)および第2像担持体(16y,16c)間の
距離とが同一に設定された前記第1露光光学系(Uk,
Um)および第2露光光学系(Uy,Uc)。
【0009】(本発明の作用)前述の特徴を備えた本発
明の画像形成装置では、第1露光光学系(Uk,Um)
は、鉛直な回転軸を有する回転多面鏡(21)に画像書
込用のレーザ光を入射させる光源光学系および前記回転
多面鏡(21)から反射したレーザ光を前記第1像担持
体(16k,16m)上に収束させる走査光学系を有す
る。この第1露光光学系(Uk,Um)は、第1像担持体
(16k,16m)上に静電潜像を書き込む。第2露光光
学系(Uy,Uc)は鉛直な回転軸を有する回転多面鏡
(21)に画像書込用のレーザ光を入射させる第2光源
光学系および前記回転多面鏡(21)から反射したレー
ザ光を前記第2像担持体(16y,16c)上に収束させ
る走査光学系を有する。この第2露光光学系(Uy,U
c)は、第2像担持体(16y,16c)上に静電潜像を
書き込む。前記回転多面鏡(21)はその回転軸が、鉛
直に配置されているので、回転軸および軸受けの編磨耗
等が生じない。
【0010】被転写部材(P)の表面に接触する像担持
面を有する第1像担持体(16k,16m)および第2像
担持体(16y,16c)は、水平方向に移動する被転写
部材(P)の移動方向に互いに離れて配置される。前記
第1像担持体(16k,16m)および第2像担持体(1
6y,16c)は、前記像担持面の前記被転写部材(P)
表面との接触部分が前記被転写部材(P)と同一方向に
回転移動する。したがって、前記第1像担持体(16
k,16m)および第2像担持体(16y,16c)上に形
成された静電潜像は、トナー像に現像して前記被転写部
材(P)に重ねて転写可能である。前記第1像担持体
(16k,16m)に対する第1露光光学系(Uk,Um)
の鉛直方向の距離と、前記第2像担持体(16y,16
c)に対する第2露光光学系(Uy,Uc)の鉛直方向の
距離とは異なる値に設定されているので、鉛直方向から
見て前記第1露光光学系(Uk,Um)および第2露光光
学系(Uy,Uc)を重ねて配置することができる。した
がって、第1露光光学系(Uk,Um)および第2露光光
学系(Uy,Uc)の水平方向の取付スペースを小さくす
ることができる。
【0011】前記第1露光光学系(Uk,Um)および第
2露光光学系(Uy,Uc)の中で像担持体(16k,1
6m)からの距離が短い方の露光光学系(Uk,Um)の
折り返しミラー(23)はレーザ光を像担持体(16
k,16m)と反対側に反射し、像担持体(16y,16
c)からの距離が長い方の露光光学系(Uy,Uc)の折
り返しミラー(23)はレーザ光を像担持体(16y,
16c)側に反射する。この構成により、前記像担持体
(16k,16y,16m,16c)からの距離が異なる第
1露光光学系(Uk,Um)および第2露光光学系(U
y,Uc)において、前記円筒反射鏡(22)および第1
像担持体(16k,16m)間の距離と円筒反射鏡(2
2)および第2像担持体(16y,16c)間の距離とを
同一に設定することができる。前述のように、像担持体
(16y,16c)から離れて配置された露光光学系(U
y,Yc)における面倒れ補正機能を有する円筒反射鏡
(22)と像担持体(16y,16c)との距離を、像担
持体(16m,16k)に近い露光光学系(Uk,Um)の
円筒反射鏡(22)と像担持体(16m,16k)との距
離に等しくすることにより、前記像担持体(16y,1
6c)から離れて配置された露光光学系(Uy,Uc)の
面倒れ補正性能を、像担持体(16k,16m)に近い露
光光学系(Uk,Um)の面倒れ補正性能と同程度とする
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(発明の実施の形態1)本発明の実施の形態1の画像形
成装置は、前記本発明の画像形成装置において、下記の
要件を備えたことを特徴とする、(A08)前記円筒反射
鏡(22)以外のパワーを有する光学部品は同一仕様の
部品が使用された前記第1露光光学系(Uk,Um)およ
び第2露光光学系(Uy,Uc)。 (発明の実施の形態1の作用)本発明の実施の形態2の
画像形成装置では、前記第1露光光学系(Uk,Um)お
よび第2露光光学系(Uy,Uc)は、前記円筒反射鏡
(22)以外のパワーを有する光学部品は同一仕様の部
品が使用される。同一仕様の光学部品を使用することに
より、画像形成装置の製作コストを節約することができ
る。
【0013】(発明の実施の形態2)本発明の実施の形
態2の画像形成装置は、前記本発明または本発明の実施
の形態1の画像形成装置において、下記の要件を備えた
ことを特徴とする、(A09)前記第1露光光学系(U
k,Um)を支持する第1露光光学系支持部材、(A01
0)前記第2露光光学系(Uy,Uc)を支持するととも
に前記第1露光光学系支持部材とは独立した別部材によ
り構成された第2露光光学系支持部材。 (発明の実施の形態2の作用)本発明の実施の形態2の
画像形成装置では、第1露光光学系支持部材は、前記第
1露光光学系(Uk,Um)を支持する。また、前記第1
露光光学系支持部材とは独立した別部材により構成され
た第2露光光学系支持部材は、前記第2露光光学系(U
y,Uc)を支持する。したがって、画像形成装置におい
て第1露光光学系(Uk,Um)および第2露光光学系
(Uy,Uc)をそれぞれ独立して取り付けることができ
るので、取付作業が容易となる。前記第1露光光学系
(Uk,Um)および第2露光光学系(Uy,Uc)をそれ
ぞれ2個づつ設けて合計4個の露光光学系を使用する際
にも、各露光光学系を独立して取り付けることができる
ので、取付作業が容易である。
【0014】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の画像形成
装置の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本
発明は以下の実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の画像形成装置
(タンデム式デジタルカラー複写機)の全体説明図であ
る。画像形成装置としてのタンデム式デジタルカラー複
写機Fは、上部に、コピースタートボタン、テンキー、
表示部等を有するUI(ユーザインタフェース)と、原
稿1を載置する透明なプラテンガラス2とを有してい
る。プラテンガラス2の下側には、前記原稿1を照明し
ながら走査する原稿照明ユニット3が配置されている。
原稿照明ユニット3は、原稿照明用光源4および第1ミ
ラー5を有している。また、プラテンガラス2の下側に
は、前記原稿照明ユニット3の移動速度の1/2の速度
で移動するミラーユニット6が配置されている。ミラー
ユニット6は、前記照明用光源4から出射して原稿1で
反射し、前記第1ミラー5で反射した原稿画像光を反射
する第2ミラー7および第3ミラー8を有している。前
記第3ミラー8で反射した原稿画像光は結像レンズ9を
通って、CCD(カラー画像読取センサ)によりR,
G,Bのアナログ信号として読み取られる。
【0015】CCDで読み取られたR(赤色),G(緑
色),B(青色)の画像信号は、IPSに入力される。
IPSの作動はコントローラCにより制御されている。
また、IPSは、前記CCDで得られるR,G,Bの読
取画像のアナログ電気信号をデジタル信号に変換して出
力する画像読取データ出力手段11および前記RGBの
画像データをK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、およびC(シアン)の画像データに変換して濃度
補正、拡大縮小補正等のデータ処理を施し、書込用画像
データ(レーザ駆動データ)として出力する画像データ
出力手段12を有している。前記画像データ出力手段1
2は前記KYMCの画像データを一時的に記憶する画像
メモリ13を有している。
【0016】前記IPSの書込画像データ出力手段12
が出力するKYMCの4色の画像書込データ(レーザ駆
動データ)は、各色K,Y,M,Cのレーザ駆動信号出
力装置14k,14y,14m,14cにより構成されるレ
ーザ駆動信号出力装置14に入力される。前記各色のレ
ーザ駆動信号出力装置14k,14y,14m,14cは、
入力された画像データに応じたレーザ駆動信号を所定の
タイミングで、光書込装置Uの各色の露光光学系Uk,
Uy,Um,Ucに出力する機能を有している。前記露光
光学系Uk,Uy,Um,Ucはそれぞれ、K(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、およびC(シアン)の
各色のトナー像の静電潜像を像担持体16k,16y,1
6m,16cに書き込む装置である。黒の画像が形成され
る像担持体16kの周囲には、帯電器17k、現像装置1
8k、クリーナ19k等が配置されている。そして、他の
前記像担持体16y,16m,16cの周囲にもそれぞれ
前記像担持体16kの周囲と同様の帯電器17y,17
m,17c、現像装置18y,18m,18c、クリーナ1
9y,19m,19c等が配置されている。前記現像装置
18k,18y,18m,18cは、像担持体16k,16
y,16m,16c上の静電潜像を、K(黒)、Y(イエ
ロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の色のトナー像
に現像する装置である。
【0017】前記各露光光学系Uk,Uy,Um,Ucは、
レーザダイオードおよびレーザダイオードから出射した
レーザビームを鉛直な回転軸を有する回転多面鏡21に
入射させる光源光学系(図示せず)および回転多面鏡2
1から反射したレーザビームを前記像担持体16k,1
6y,16m,16c上に収束させて走査させる走査光学
系を有している。各露光光学系Uk,Uy,Um,Ucの走
査光学系(回転多面鏡21の反射ビームを像担持体16
k,16y,16m,16c上に収束させる光学系)は、回
転多面鏡21、前記回転多面鏡21の面倒れ補正用の円
筒反射鏡22、および、前記円筒反射鏡22と前記回転
多面鏡21の間に配置された折り返しミラー23を有し
ている。
【0018】前記像担持体16k,16y,16m,16c
は水平に配置されており、前記露光光学系Uk,Umは露
光光学系Uy,Ucよりも鉛直方向に低い位置に配置され
ている。すなわち、露光光学系Uk,Umと像担持体16
k,16mとの距離は、露光光学系Uy,Ucと像担持体1
6y,16cとの距離よりも短い値に設定されている。以
後、前記像担持体16y,16cとの距離が短い露光光学
系Uk,Umを「第1露光光学系Uk,Um」といい、前記
像担持体16y,16cとの距離が短い露光光学系Uy,
Ucを「第2露光光学系Uy,Uc」ともいう。また、前
記像担持体16k,16mを「第1像担持体16k,16
m」、前記像担持体16y,16cを「第2像担持体16
y,16c」ともいう。前記各露光光学系Uk,Uy,U
m,Ucは、それぞれ、独立の露光光学系支持部材(図示
せず)により支持されており、それらを画像形成装置に
取り付ける取り付ける際には、それぞれ独立に取付作業
を行うことができるように構成されている。
【0019】前記像担持体16k,16mとの距離が短い
第1露光光学系Uk,Umの折り返しミラー23はレーザ
光を像担持体16k,16mと反対側に反射し、像担持体
16y,16cとの距離が長い方の第2露光光学系Uy,
Ucの折り返しミラー23はレーザ光を像担持体16y,
16c側に反射するように構成されている。また、前記
各露光光学系Uk,Uy,Um,Ucは、前記円筒反射鏡2
2以外のパワーを有する光学部品は同一仕様の部品が使
用されている。このような構成を採用することにより、
部品を共通化することができるので、製作コストを節約
することができる。
【0020】前記露光光学系Uの各色の露光光学系U
k,Uy,Um,Ucは、前記レーザ駆動信号出力装置14
k,14y,14m,14cから入力された前記K,Y,
M,Cの各色のレーザ駆動信号に応じて、前記帯電器1
7k,17y,17m,17cにより一様に帯電された像担
持体16k,16y,16m,16cに静電潜像を書き込
む。像担持体16k,16y,16m,16cの前記静電潜
像は現像装置18k,18y,18m,18cによりK
(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の各色のトナー像に現像される。
【0021】前記像担持体16k,16y,16m,16c
の下側には転写材搬送装置Hが配置されている。転写材
搬送装置Hは、前記図1に示すベルトモジュールBを有
している。ベルトモジュールBは、前後方向(X軸方
向)の両端部に設けた図示しないフロントプレートおよ
びリアプレートにより回転自在に支持されたベルト支持
用の駆動ロール41、剥離ロール42、テンションロー
ル43、およびアイドラロール44を有している。前記
ロール41〜44によって転写材搬送用のベルト45が
支持されている。前記ベルト45の上面(像担持体16
k,16y,16m,16cに接触する面)は水平に配置さ
れている。前記駆動ロール41の後端部には図示しない
被駆動歯車が装着されており、回転駆動力が伝達される
ように構成されている。
【0022】前記各像担持体16k,16y,16m,1
6cとベルト45とが接触する転写位置には転写器46
k,46y,46m,46cが配置されている。前記剥離ロ
ール42の上流側には剥離コロトロン47が配置され、
下流側にはストリッパ(剥離爪)48が配置されてい
る。前記ベルト45の左側には定着装置49が配置さ
れ、また、前記テンションロール43と駆動ロール41
との間にはベルト45の表面に付着したトナーを回収す
るためのベルトクリーナ50が配置されている。図1に
おいて、転写材搬送装置Hの下方に配置された給紙カセ
ット51には、被転写部材(用紙)Pが収容されてい
る。その被転写部材Pは、転写材取出ロール52により
取り出されてレジロール53に搬送される。レジロール
53は、搬送された被転写部材Pを所定のタイミング
で、前記ベルト45と吸着ロール54との間の転写材吸
着位置に搬送する。吸着ロール54は、被転写部材P
を、ベルトモジュールBに押し付けて吸着させるための
部材である。
【0023】前記転写材吸着位置でベルト45に吸着さ
れた被転写部材Pは、ベルト45により搬送される。そ
の際、ベルト45によって搬送される被転写部材P上の
画像形成開始位置と、転写材搬送方向の最も上流側に配
置されたK(黒)の像担持体16k上のK(黒)画像の
先端は、転写器46kと像担持体16kとの間の転写ポイ
ントで一致するように、被転写部材Pの搬送タイミング
および画像書込タイミングが決められている。転写ポイ
ントに達した被転写部材Pは、前記転写器46kにより
像担持体16k上の前記トナー像が転写される。このK
(黒)トナー像が転写された被転写部材Pは順次、像担
持体16y,16m,16cと転写器46y,46m,46c
との間の転写ポイントに搬送されるが、像担持体16
y,16m,16cの画像書込タイミングはY,M,Cの
各トナー像の先端が被転写部材Pに転写されたK(黒)
のトナー像の先端と一致するように決められている。
【0024】前記各色のトナー像が転写された被転写部
材Pは、前記剥離コロトロン47およびストリッパ48
等によって剥離ローラ42外周の剥離ポイントで剥離さ
れて定着装置49に搬送される。定着装置49でカラー
のトナー像が定着された被転写部材Pは排出ロール55
から排出トレイTRに排出される。なお、前記トナー像
が転写された後の像担持体16k,16y,16m,16c
表面はクリーナ19k,19y,19m,19cによってク
リーニングされる。
【0025】前述の複数のトナー像を順次転写材に転写
する多重転写式の画像形成装置(タンデム式デジタルカ
ラー複写機)Fにおいては、各被転写部材P上での各色
のトナー像の主走査方向および副走査方向の書込開始位
置がずれると色ずれが生じて画質が低下してしまう。そ
こで、前記ベルト45の前記光書込装置Ucの下流側の
位置に、ベルト幅方向に離れた書込開始位置の位置ずれ
検出用の光源56,56(図1に1個のみ図示)および
画像位置センサ57,57が配置されている。前記画像
位置センサ57の出力する画像位置信号57aは、コン
トローラCに入力されて、前記各レーザ駆動信号出力装
置14k,14y,14m,14cの書込開始タイミングが
調整されるようになっている。
【0026】(実施例1の作用)前述の特徴を備えた本
発明の画像形成装置の実施例は、前記露光光学系Uk,
Uy,Um,Ucは、それぞれ像担持体16k,16y,1
6m,16c上に静電潜像を書き込む。前記各露光光学系
Uk,Uy,Um,Ucの回転多面鏡21はその回転軸が、
鉛直に配置されているので、回転軸および軸受けの編磨
耗等が生じない。前記露光光学系Uk,Uy,Um,Ucの
中で、像担持体16k,16mからの距離が短い第1露光
光学系Uk,Umと、像担持体16y,16cからの距離が
長い第2露光光学系Uy,Ucとは鉛直方向に部分的に重
なって配置されているので、露光光学系Uk,Uy,U
m,Uc全体として水平方向の取付スペースを節約するこ
とができる。このため、画像形成装置を小型に構成する
ことが可能となる。
【0027】前記第2像担持体16y,16cから離れて
配置された第2露光光学系Uy,Ycにおける面倒れ補正
機能を有する円筒反射鏡22と第2像担持体16y,1
6cとの距離は、前記第1像担持体16m,16kに近い
第1露光光学系Uk,Umにおける円筒反射鏡22と像担
持体16m,16kとの距離に等しく設定されている。こ
のため、前記第2像担持体16y,16cから離れて配置
された第2露光光学系Uy,Ucの面倒れ補正性能を、第
1像担持体16k,16mに近い第1露光光学系Uk,Um
の面倒れ補正性能と同程度とすることができる。
【0028】また、前記第1露光光学系Uk,Umおよび
第2露光光学系Uy,Ucは、前記円筒反射鏡22以外の
パワーを有する光学部品は同一仕様の部品を使用してい
るので、画像形成装置の製作コストを節約することがで
きる。さらに、前記各露光光学系Uk,Uy,Um,Uc
は、それぞれ独立の露光光学系支持部材により支持され
ているので、画像形成装置において第1露光光学系U
k,Umおよび第2露光光学系Uy,Ucをそれぞれ独立し
て取り付けることができる。したがって、各露光光学系
Uk,Uy,Um,Ucの取付作業が容易である。
【0029】前記像担持体16k,16y,16m,16c
上に形成された静電潜像は前記現像装置18k,18y,
18m,18cによりK(黒)、Y(イエロー)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)の各色のトナー像に現像され
る。前記像担持体16k,16y,16m,16cに現像さ
れた各色のトナー像は、転写器46k,46y,46m,
46cにより、ベルト45に付着して搬送される被転写
部材Pに重ねて転写される。各色のトナー像が転写され
た被転写部材Pは、剥離コロトロン47およびストリッ
パ48によりベルト45から剥離されて、定着装置49
で定着された後、排出ロール55から排出トレイTRに
排出される。
【0030】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)前記実施例ではK黒、Y(イエロー)、M(マ
ゼンタ)、C(シアン)の4色のトナーを用いてフルカ
ラー画像を形成する場合について説明したが、たとえば
K黒を使用せずにY(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)の3色のトナーを用いる場合やY(イエロ
ー)、M(マゼンタ)の2色のトナーのみを用いる場合
にも本発明は適応可能である。
【0031】
【発明の効果】前述の回転多面鏡の回転軸を鉛直に配置
した複数の各光学走査装置および水平に配置した複数の
各像担持体を用いた本発明の画像形成装置は、下記の効
果を奏することができる。 (E01)ミラーの枚数を増やすことなく、光学走査装置
間の光学特性に差を付けることなく、光学走査装置全体
の高さおよび水平方向のサイズを大きくすることなく、
複数の光学走査装置をコンパクトに配置することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の画像形成装置タン
デム式デジタルカラー複写機の全体説明図である。
【符号の説明】
P…被転写部材、21…回転多面鏡、22…円筒反射
鏡、23…折り返しミラー、(16k,16m)…第1像
担持体、(16y,16c)…第2像担持体、(Uk,U
m)…第1露光光学系、(Uy,Uc)…第2露光光学
系、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする画
    像形成装置、(A01)水平方向に移動する被転写部材の
    移動方向に互いに離れて配置されるとともに前記被転写
    部材の表面に接触する像担持面を有し前記像担持面の前
    記被転写部材表面との接触部分が前記被転写部材と同一
    方向に回転移動する第1像担持体および第2像担持体、
    (A02)鉛直な回転軸を有する回転多面鏡に画像書込用
    のレーザ光を入射させる光源光学系および前記回転多面
    鏡から反射したレーザ光を前記第1像担持体上に収束さ
    せる走査光学系を有し、前記第1像担持体上に静電潜像
    を書き込む第1露光光学系、(A03)鉛直な回転軸を有
    する回転多面鏡に画像書込用のレーザ光を入射させる第
    2光源光学系および前記回転多面鏡から反射したレーザ
    光を前記第2像担持体上に収束させる走査光学系を有
    し、前記第2像担持体上に静電潜像を書き込む第2露光
    光学系、(A04)前記第1像担持体に対する第1露光光
    学系の鉛直方向の距離と、前記第2像担持体に対する第
    2露光光学系の鉛直方向の距離とが異なる値に設定され
    た前記第1露光光学系および前記第2露光光学系、(A
    05)前記走査光学系が、前記回転多面鏡の面倒れ補正用
    の円筒反射鏡と、前記円筒反射鏡および前記回転多面鏡
    の間に配置された折り返しミラーとを有する前記第1露
    光光学系、(A06)前記走査光学系が、前記回転多面鏡
    の面倒れ補正用の円筒反射鏡と、前記円筒反射鏡および
    前記回転多面鏡の間に配置された折り返しミラーとを有
    する前記第2露光光学系、(A07)前記第1露光光学系
    および第2露光光学系の中で像担持体からの距離が短い
    方の露光光学系の折り返しミラーはレーザ光を像担持体
    と反対側に反射し、像担持体からの距離が長い方の露光
    光学系の折り返しミラーはレーザ光を像担持体側に反射
    するとともに、前記第1露光光学系の円筒反射鏡および
    第1像担持体間の距離と、前記第2露光光学系の円筒反
    射鏡および第2像担持体間の距離とが同一に設定された
    前記第1露光光学系および第2露光光学系。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置、(A08)前記円筒反射鏡以
    外のパワーを有する光学部品は同一仕様の部品が使用さ
    れた前記第1露光光学系および第2露光光学系。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6791663B2 (en) 2000-04-26 2004-09-14 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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