JPH1018619A - 伸縮移動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置 - Google Patents
伸縮移動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置Info
- Publication number
- JPH1018619A JPH1018619A JP18808696A JP18808696A JPH1018619A JP H1018619 A JPH1018619 A JP H1018619A JP 18808696 A JP18808696 A JP 18808696A JP 18808696 A JP18808696 A JP 18808696A JP H1018619 A JPH1018619 A JP H1018619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- skirt panel
- movable floor
- floor base
- sensor pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 伸縮移動式の観覧席の展開前進作動時に、そ
のフロントスカ−トパネルの前面に何等かの障害物が存
在した場合、スカ−トパネルの接触によりスカ−トパネ
ルに傷がついたり破損することや誤作動のない様に、ス
カ−トパネルの前面に感知パイプ機構を設けて、スカ−
トパネル及び観覧席本体の保護を計ることを目的とす
る。 【構成】 伸縮移動式観覧席の最下段である一段目のス
カ−トパネルと、床の間に感知パイプを吊り下げ、且つ
該感知パイプは、特にスカ−トパネルの前面より前に出
た位置にくる様に、バネによって取り付けてなる伸縮移
動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置。
のフロントスカ−トパネルの前面に何等かの障害物が存
在した場合、スカ−トパネルの接触によりスカ−トパネ
ルに傷がついたり破損することや誤作動のない様に、ス
カ−トパネルの前面に感知パイプ機構を設けて、スカ−
トパネル及び観覧席本体の保護を計ることを目的とす
る。 【構成】 伸縮移動式観覧席の最下段である一段目のス
カ−トパネルと、床の間に感知パイプを吊り下げ、且つ
該感知パイプは、特にスカ−トパネルの前面より前に出
た位置にくる様に、バネによって取り付けてなる伸縮移
動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に体育館内等に
設備される移動式観覧席に使用されている伸縮移動式観
覧席の非常停止用インタ−ロック装置に関する。
設備される移動式観覧席に使用されている伸縮移動式観
覧席の非常停止用インタ−ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭62−3090号公報に見
られたものは、駆動モ−タの動作で伸縮移動する観覧席
の移動床台の前端縁下部に吊持具を介して前後方向に揺
動可能に横長なフロントスカ−トパネルを懸吊する構成
となし、該フロントスカ−トパネルが建物の何らかの障
害物に当たって揺動した場合、その揺動を検知動作して
前記駆動モ−タの非常停止信号を出す様に構成した移動
式観覧席の非常停止インタ−ロック装置を設けたもので
あるが、この観覧席本体が可動中、床面上の何等かの障
害物が当たったり、揺動する動きによって好ましくない
作動がなされて、観覧席本体が故障したり、破損したり
する事故が非常に多かった、そこで事前に観覧席の可動
を停止させる様な安全を確保する何等かの装置を設ける
必要があった。
られたものは、駆動モ−タの動作で伸縮移動する観覧席
の移動床台の前端縁下部に吊持具を介して前後方向に揺
動可能に横長なフロントスカ−トパネルを懸吊する構成
となし、該フロントスカ−トパネルが建物の何らかの障
害物に当たって揺動した場合、その揺動を検知動作して
前記駆動モ−タの非常停止信号を出す様に構成した移動
式観覧席の非常停止インタ−ロック装置を設けたもので
あるが、この観覧席本体が可動中、床面上の何等かの障
害物が当たったり、揺動する動きによって好ましくない
作動がなされて、観覧席本体が故障したり、破損したり
する事故が非常に多かった、そこで事前に観覧席の可動
を停止させる様な安全を確保する何等かの装置を設ける
必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、実公昭62
−3090号公報などに記載されている従来のもので
は、スカ−トパネル自体と障害物との接触により検知さ
れるため、スカ−トパネルが損傷することがあり、更に
また、観覧席本体の可動中にパネルが揺動して誤作動を
してしまう、といった色々な不具合を呈していた。
−3090号公報などに記載されている従来のもので
は、スカ−トパネル自体と障害物との接触により検知さ
れるため、スカ−トパネルが損傷することがあり、更に
また、観覧席本体の可動中にパネルが揺動して誤作動を
してしまう、といった色々な不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、スカ−トパネルを安全状態に確保して有
効に作動可能とするものであり、そのため、フロントス
カ−トパネルの下部には、障害物や人がフロントスカ−
トパネルに接触する前に検知して観覧席の可動を停止
し、パネル本体の破損等を防ぎ、誤作動することがない
感知パイプを設ける様構成したものである。
具合を解決し、スカ−トパネルを安全状態に確保して有
効に作動可能とするものであり、そのため、フロントス
カ−トパネルの下部には、障害物や人がフロントスカ−
トパネルに接触する前に検知して観覧席の可動を停止
し、パネル本体の破損等を防ぎ、誤作動することがない
感知パイプを設ける様構成したものである。
【0005】
【発明の実施の態様】図1は伸縮移動式観覧席の一部を
示した正面図であり、椅子11をそれぞれ装備した各段
の移動床台10a、10b、10cのうち、低くて前方
となる第1段の移動床台10aの前部下方で、駆動モ−
タの動作で伸縮移動する観覧席のうちの第1段の移動床
台10aの前部下方には、保持具を介して前後方向に揺
動可能に横長なフロントスカ−トパネル7を懸吊すると
ともに、該パネル7の下部には、感知パイプ4の取付金
具2を設けて、これが障害物や人がフロントスカ−トパ
ネル7と接触する前にその障害の存在を検知して直ちに
観覧席の可動を停止させて、本体の破損や、誤作動する
ことのない様稼働する感知パイプ4を取付けたものであ
る。そしてこの感知パイプ4は、最下段の移動床台10
aの下方で床との間に吊り下げ設定されるとともに、特
に該感知パイプ4は前記スカ−トパネル7の前面ライン
よりも更に或る程度前方に突出すべく、ばね3により常
時弾撥する様に取り付け構成したものである。
示した正面図であり、椅子11をそれぞれ装備した各段
の移動床台10a、10b、10cのうち、低くて前方
となる第1段の移動床台10aの前部下方で、駆動モ−
タの動作で伸縮移動する観覧席のうちの第1段の移動床
台10aの前部下方には、保持具を介して前後方向に揺
動可能に横長なフロントスカ−トパネル7を懸吊すると
ともに、該パネル7の下部には、感知パイプ4の取付金
具2を設けて、これが障害物や人がフロントスカ−トパ
ネル7と接触する前にその障害の存在を検知して直ちに
観覧席の可動を停止させて、本体の破損や、誤作動する
ことのない様稼働する感知パイプ4を取付けたものであ
る。そしてこの感知パイプ4は、最下段の移動床台10
aの下方で床との間に吊り下げ設定されるとともに、特
に該感知パイプ4は前記スカ−トパネル7の前面ライン
よりも更に或る程度前方に突出すべく、ばね3により常
時弾撥する様に取り付け構成したものである。
【0006】
【発明の効果】このように本発明のものによれば、観覧
席本体を展開してセットすべく可動中に事前にまたは突
然にスカ−トパネルの前面に何等かの障害物や人の足部
が接触することがあってもスカ−トパネルより前面に形
設されている、感知パイプ4の感知作動により、移動床
台10a及び観覧本体も其の場で直ちに停止してスカ−
トパネルは勿論、観覧席の何れの個所も全く破損した
り、続いて誤作動がなされるというも絶対になく、イン
タ−ロックの安全性を確保するとともに、障害物が取り
除かれると直ちに従来に続いての作動がなされるという
もので前記した公知の、実公昭62−3090号公報記
載のものとくらべて格段の進歩性を有する発明であると
言える。
席本体を展開してセットすべく可動中に事前にまたは突
然にスカ−トパネルの前面に何等かの障害物や人の足部
が接触することがあってもスカ−トパネルより前面に形
設されている、感知パイプ4の感知作動により、移動床
台10a及び観覧本体も其の場で直ちに停止してスカ−
トパネルは勿論、観覧席の何れの個所も全く破損した
り、続いて誤作動がなされるというも絶対になく、イン
タ−ロックの安全性を確保するとともに、障害物が取り
除かれると直ちに従来に続いての作動がなされるという
もので前記した公知の、実公昭62−3090号公報記
載のものとくらべて格段の進歩性を有する発明であると
言える。
【図1】移動式観覧席の一部を示した正面図である。
【図2】移動式観覧席の一部を示した側面図である。
【図3】移動式観覧席の前方最下段部分の構造を示す拡
大側面図である。
大側面図である。
1 観覧用座席 2 感知パイプ取付金具 3 ばね 4 感知パイプ 5 スカ−トパネルステ− 6 スカ−トパネル固定金具 7 スカ−トパネル 10a、10b、10c 移動床台
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動モ−タの動作で伸縮移動する観覧席
の移動床台の前端縁下部に保持具を介して前後方向に揺
動可能に横長なフロントスカ−トパネルを懸吊するとと
もに、該フロントスカ−トパネルが建物の何等かの障害
物に当たって揺動することによって検知動作して前記駆
動モ−タの非常停止信号を出す検出スイッチを設けた移
動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置において、
前記フロントスカ−トパネルの下部には、障害物や人が
フロントスカ−トパネルに接触する前に検知して観覧席
の移動を停止し、パネル本体の破損等を防ぎ、誤作動す
ることがない様に、感知パイプを、ばね等介在させて、
特にフロントスカ−トパネルの最前面の位置より更に前
方の位置に設けてなる伸縮移動式観覧席の非常停止用イ
ンタ−ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18808696A JP2796709B2 (ja) | 1996-06-29 | 1996-06-29 | 伸縮移動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18808696A JP2796709B2 (ja) | 1996-06-29 | 1996-06-29 | 伸縮移動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018619A true JPH1018619A (ja) | 1998-01-20 |
JP2796709B2 JP2796709B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16217465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18808696A Expired - Fee Related JP2796709B2 (ja) | 1996-06-29 | 1996-06-29 | 伸縮移動式観覧席の非常停止用インタ−ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796709B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105484527A (zh) * | 2015-12-17 | 2016-04-13 | 浙江大丰体育设备有限公司 | 活动看台自动纠偏系统 |
JP2018501921A (ja) * | 2014-11-25 | 2018-01-25 | シー360(アイ.ピー.) リミテッド | エンターテインメント会場 |
-
1996
- 1996-06-29 JP JP18808696A patent/JP2796709B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018501921A (ja) * | 2014-11-25 | 2018-01-25 | シー360(アイ.ピー.) リミテッド | エンターテインメント会場 |
CN105484527A (zh) * | 2015-12-17 | 2016-04-13 | 浙江大丰体育设备有限公司 | 活动看台自动纠偏系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2796709B2 (ja) | 1998-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |