JPH10185395A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JPH10185395A
JPH10185395A JP8347292A JP34729296A JPH10185395A JP H10185395 A JPH10185395 A JP H10185395A JP 8347292 A JP8347292 A JP 8347292A JP 34729296 A JP34729296 A JP 34729296A JP H10185395 A JPH10185395 A JP H10185395A
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JP
Japan
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temperature
refrigerator
cooler
compressor
blower fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP8347292A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kaneoka
伸一 金岡
Toshinori Noda
俊典 野田
Yasuki Hamano
泰樹 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH10185395A publication Critical patent/JPH10185395A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D17/00Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
    • F25D17/04Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/025Compressor control by controlling speed
    • F25B2600/0251Compressor control by controlling speed with on-off operation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/11Fan speed control
    • F25B2600/112Fan speed control of evaporator fans
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Thermal Sciences (AREA)
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷気強制循環間接冷却式冷凍冷蔵庫におい
て、庫内の構造および冷却,制御方式による無駄な消費
電力や騒音の低減、ならびに食品の保鮮性の向上を図る
ことを課題とする。 【解決手段】 冷凍室1と冷却器4の上方空間および下
方空間とを連通する連通孔20,21を形成し、冷蔵室
温度に応じて送風ファン8を運転し、かつコンプレッサ
5の停止中には送風ファン8を運転しないような冷却,
制御方式をとったものである。したがって冷気の自然対
流を利用して庫内温度を最適に維持しながら省電力化,
低騒音化および食品の保鮮性の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫、特に
冷気強制循環間接冷却式冷凍冷蔵庫の冷却方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種冷凍冷蔵庫としては特開昭
64−23081号公報に開示されているものがある。
これを事例に図面を参照して説明する。
【0003】図5において、冷蔵庫内は冷凍室1と冷蔵
室2とを仕切壁3により区画されている。冷凍室1の奥
面位置には冷却器4が設けられており、この冷却器4は
コンプレッサ5と共に冷凍サイクルを構成している。冷
凍室1にはその奥面との間で冷却室6を形成する冷却器
カバー7とその冷却室6に冷気を送り込む送風ファン8
とが設けられている。冷却室6には冷気を冷蔵室2に導
くダクト9が接続されており、その吐出側にダンパーサ
ーモ10が設けられている。また、上記仕切壁3内には
冷凍室1内の冷気を冷却器4に戻す還流路3aと冷蔵室
2内の冷気を同じく冷却器4に戻す還流路3bとが形成
されている。冷却器4にて生成された冷気を送風ファン
8の運転により冷却室6に導入し、その一部は冷凍室1
に、残部はダクト9を通って冷蔵室2に送出される。そ
して、各室1,2の冷気は食品を冷却した後、還流路3
a,3bを通って冷却器4に戻される。
【0004】この冷凍冷蔵庫の温度を制御するにあた
り、冷却器4の温度を検出する冷却器温度検出手段11
を備えている。なお、冷凍室1にもその温度を検出する
冷凍室温度検出手段12が設けられている。そして、図
6に示されているように、これらの各温度検出手段1
1,12にて検出された温度信号は共にマイクロコンピ
ュータからなる制御部13に入力されるが、この場合、
同制御部13は冷却器温度検出手段11からの温度信号
にてコンプレッサ5と送風ファン8とを非同期的に制御
する。ここで図7のようにコンプレッサ5は冷却器4の
温度が−17℃でオン、−27℃でオフとなるように制
御され、他方送風ファン8は−20℃〜−24℃のとき
にオン、それ以外の温度のときはオフとなるように制御
される。これにより冷凍室温度はほぼ−20℃〜−18
℃の温度に保たれ冷凍室の温度変化幅が小さく抑えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の制御方式では、コンプレッサ5のオフ中にも送風フ
ァン8が運転されることから、冷凍冷蔵庫内の発熱負荷
が増加し消費電力量が増加につながる。また冷却器4が
冷却されていない状態でも冷気が循環されることから、
庫内壁面の熱伝達係数が増加し外部からの吸熱量も増加
する。また、コンプレッサ5のオフ中に送風ファン8を
運転することから騒音も増大させる虞れがある。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、消費電力量および騒音の低減、さらに適
切な食品保存ができる冷凍冷蔵庫を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、冷却器の上方空間と冷凍室および下方空間
と冷凍室を連通する連通孔を形成する冷凍冷蔵庫におい
て、冷蔵室温度に応じて送風ファンを運転し、かつコン
プレッサの停止中には送風ファンを運転しない制御方式
をとったものである。すなわち、コンプレッサは冷凍室
温度が予め設定されたカットオン温度より高いとき運転
を開始し、送風ファンは冷蔵室温度が予め設定されたカ
ットオン温度より高くかつコンプレッサが運転している
ときのみ運転を開始し、冷蔵室温度が予め設定されたカ
ットオフ温度に達した時点、または冷凍室温度が予め設
定されたカットオフ温度に達したとき送風ファンの運転
を停止し、コンプレッサは冷凍室の温度が予め設定され
たカットオフ温度に達したときのみ停止するように制御
したものである。そして上記制御方式によって冷蔵室の
冷却が必要ないときには送風ファンを停止するので冷凍
室を自然対流で冷却でき、低騒音でかつ冷凍室内の食品
の昇華による冷凍やせを抑制し、また冷却器を通過する
冷気の流れが逆方向となるため冷却器への着霜が従来方
式であれば下部に集中するところを上下満遍なく均一に
着霜させることができるので冷却器の着霜による性能劣
化を防止し、さらに冷却器の除霜サイクルを長くできる
ので消費電力量の低減および除霜による庫内食品の温度
上昇が抑制され食品の保鮮性も高めることができる。し
かも送風ファン運転時間を短くできるので消費電力量と
騒音の低減ができる。
【0008】また、コンプレッサを冷凍室温度と冷蔵室
温度の両方の温度で制御し、かつコンプレッサの停止中
には送風ファンを運転しない冷却方式をとることによ
り、冷蔵室の温度上昇を抑制でき食品の保鮮性の向上を
図ることが可能となる。
【0009】さらに、周囲温度が高い場合、送風ファン
の運転をコンプレッサと同期させて冷気を強制循環させ
ることにより庫内食品の保鮮性を向上することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
の請求項1記載の発明は、外箱と内箱と断熱材で構成さ
れる本体と、本体を中仕切りで上下に仕切って形成され
た冷凍室と冷蔵室と、冷凍室温度検出手段と、冷蔵室温
度検出手段と冷凍室の奥面と冷却器カバーで仕切る冷却
室に設置された冷却器と、冷却器上方に設置された送風
ファンと冷却器の上方空間と冷凍室および下方空間と冷
凍室を連通する連通孔を形成する冷凍冷蔵庫において、
コンプレッサは冷凍室温度が予め設定されたカットオン
温度より高いとき運転を開始し、送風ファンは冷蔵室温
度が予め設定されたカットオン温度より高くかつコンプ
レッサが運転しているときのみ運転を開始し、冷蔵室温
度が予め設定されたカットオフ温度に達した時点、また
は冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度に達した
ときに送風ファンの運転を停止し、コンプレッサは冷凍
室の温度が予め設定されたカットオフ温度に達したとき
のみ停止するように制御されるものである。したがっ
て、冷蔵室の温度に応じて送風ファンが機能し冷蔵室の
冷却が必要ないときには送風ファンを停止するので省電
力化につながり、また冷凍室を自然対流で冷却する状態
となって冷却器を通過する冷気の流れが逆方向となるた
め冷却器への着霜が従来なら下部に集中するところを上
下満遍なく均一に着霜させることができるので冷却器の
着霜による性能劣化を抑制し、しかも冷却器の除霜サイ
クルを長くできるのでより消費電力量を低減でき、また
冷凍室内の食品の昇華による冷凍やせを抑え、しかも除
霜による庫内食品の温度上昇を少なくでき食品の保鮮性
の向上もできる。
【0011】本発明の請求項2記載の発明によると、冷
却器の上方空間と冷凍室および下方空間と冷凍室を連通
する連通孔を形成する冷凍冷蔵庫において、冷蔵室温度
に応じて送風ファンを運転し、またコンプレッサを冷凍
室温度と冷蔵室温度の両方の温度で制御し、かつコンプ
レッサの停止中には送風ファンを運転しない冷却方式を
とることにより、冷蔵室の温度上昇の抑制と食品の保鮮
性の向上ができ、しかも冷蔵室の冷却が必要のないとき
には送風ファンを停止するので冷凍室を自然対流で冷却
でき、送風ファン運転時間を短くできるので消費電力量
の低減と低騒音化が可能となる。
【0012】また、冷却器を通過する冷気の流れが逆方
向となるため冷却器への着霜が従来なら下部に集中する
ところを上下満遍なく均一に着霜させることができるの
で冷却器の着霜による性能劣化を抑制できると共に冷却
器の除霜サイクルを長くできるので消費電力量の低減、
冷凍室内の食品の昇華による冷凍やせの抑制、ならびに
除霜による庫内食品の温度上昇を抑え食品の保鮮性も高
めることができる。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は、周囲温度
検出手段を設け、周囲温度が高いとき送風ファンの運転
をコンプレッサと同期させることにより強制対流冷却を
させ食品の保鮮性を高めることができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。なお、従来例と同一の構成については同一符
号を付してその詳細な説明を省略する。
【0015】(実施例1)図1において20は冷却器カ
バー上部に設けられた連通孔、21は冷却器下部に設け
られた連通孔であり、22は冷蔵室温度検出手段であ
る。
【0016】上記の構成によりコンプレッサ5は冷凍室
温度検出手段12の出力を基に設定温度より高くなれば
運転し、低くなれば停止するという通常の運転動作をお
こない冷凍冷蔵庫の庫内温度を一定の温度に維持する。
このとき、送風ファン8の動作はコンプレッサ5のオ
ン,オフに同期せず、冷蔵室温度が設定温度tp1より
高いときのみ運転を開始し、tp2より低くなるまで運
転を継続し、かつコンプレッサ停止中は運転しないとい
う動作をして冷蔵室の温度を一定に維持する。この制御
動作を図2のタイミングチャートを用いて説明する。
【0017】コンプレッサ5がオフしている間は送風フ
ァン8もオフしている。冷凍室温度が設定温度−17℃
に達する時点T1で圧縮機が運転し、同時にそのとき冷
蔵室温度が設定温度の5℃を超えているので送風ファン
8はオンされ、冷気は矢印23aの方向に対流する。そ
して冷蔵室温度が設定温度2℃以下に冷やされた時点T
2で送風ファン8は停止する。その後、冷凍室は自然対
流方式で図1中に記されている矢印23bの方向に冷気
が対流し冷却される。冷凍室温度が−19℃に達した時
点T3でコンプレッサ5はオフする。その後、冷凍室温
度および冷蔵室温度は時間の経過と共に上昇していく。
冷凍室温度が−17℃に達した時点T4でコンプレッサ
5がオンされる。しかしここでは冷蔵室2の温度が5℃
まで上昇していないので送風ファン8はオフのままであ
り冷凍室1は自然対流で冷却される。冷蔵室温度が5℃
に上昇した時点T5で送風ファン8はオンされ強制対流
方式で冷凍室1および冷蔵室2は冷却される。冷凍室温
度が−19℃に達した時点T6でコンプレッサ5はオフ
される。このとき、冷蔵室2はまだ2℃に達していない
が送風ファン8はコンプレッサ5と同時にオフされる。
以後この動作を繰り返す。
【0018】したがって、従来方式では、コンプレッサ
5のオフ中にも送風ファン8が運転されることから、冷
凍冷蔵庫内の発熱負荷が増加し消費電力量の増加につな
がり、しかも冷却器4が冷却されていない状態で冷気が
循環されることから、庫内壁面の熱伝達係数が増加し外
部からの吸熱量も増加し、またコンプレッサ5のオフ中
に送風ファン8を運転することから騒音も増大させてい
たが、上記方式によって冷蔵室温度に応じて送風ファン
8を運転し、かつコンプレッサ5の停止中には送風ファ
ン8の運転を止めることにより、冷蔵室2の冷却が必要
ないときには送風ファン8を停止するので冷凍室1を自
然対流で冷却でき、送風ファン8の運転時間を縮め、消
費電力量の低減と低騒音化が可能となり、さらに冷却器
4を通過する冷気の流れが逆方向となるため冷却器4へ
の着霜が従来なら下部に集中するところを上下満遍なく
均一に着霜させることができるので、冷却器4の着霜に
よる性能劣化の抑制が図れ、冷却器4の除霜サイクルを
長くできるので消費電力量の低減、また冷凍室1内の食
品の昇華による冷凍やせの抑制、しかも除霜による庫内
食品の温度上昇を少なくでき食品の保鮮性の向上ができ
る。
【0019】(実施例2)この実施例2の冷凍冷蔵庫の
構成は上記実施例1に示すものと同じでその運転動作を
変えたものである。その運転動作について説明する。コ
ンプレッサ5は冷凍室温度検出手段12の出力および冷
蔵室温度検出手段22の出力を基に設定温度より高くな
れば運転し、低くなれば停止するという通常の運転動作
をおこない冷凍冷蔵庫の庫内温度を一定の温度に維持す
る。このとき送風ファン8の動作はコンプレッサ5のオ
ン,オフに同期せず、冷蔵室温度が設定温度tp1より
高いときのみ運転を開始してtp2より低くなるまで運
転を継続する。コンプレッサ5は冷凍室温度が予め設定
されたカットオン温度tf1より高いとき、または冷蔵
室温度が予め設定されたカットオン温度tp1より高い
ときに運転を開始し、冷凍室温度が予め設定されたカッ
トオフ温度tf2(tf1>tf2)に達したとき、か
つ冷凍室の温度が予め設定されたカットオフ温度tf2
に達したときのみ停止し、しかもコンプレッサ5停止中
は運転しないという動作をして冷蔵室の温度を一定に維
持する。この制御動作を図3のタイミングチャートを用
いて説明する。
【0020】コンプレッサ5がオフしている間は送風フ
ァン8もオフしている。冷蔵室温度がカットオン温度5
℃に達する時点T7でコンプレッサ5と送風ファン8が
運転を開始する。そして冷蔵室温度が設定温度2℃以下
に冷やされた時点T8で送風ファン8は停止する。その
後、冷凍室1は自然対流方式で図1中に記されている矢
印23bの方向に冷気が対流し冷却される。冷凍室温度
が−19℃に達した時点T9でコンプレッサ5はオフす
る。その後、冷凍室温度および冷蔵室温度は時間の経過
と共に上昇していく。冷凍室温度が−17℃に達した時
点T10でコンプレッサ5がオンされる。しかしここで
は冷蔵室2の温度が5℃まで上昇していないので送風フ
ァン8はオフのままであり冷凍室1は自然対流で冷却さ
れる。冷蔵室温度が5℃に上昇した時点T11で送風フ
ァン8はオンされ強制対流方式で冷凍室1および冷蔵室
2は冷却される。冷凍室温度が−19℃に達し、かつ冷
蔵室温度が2℃に達した時点T12でコンプレッサ5は
オフされる。以後この動作を繰り返す。
【0021】したがって従来方式ではコンプレッサ5の
オフ中にも送風ファン8が運転されることから、冷凍冷
蔵庫内の発熱負荷が増加し消費電力量の増加につなが
り、しかも冷却器4が冷却されていない状態で冷気が循
環されることから、庫内壁面の熱伝達係数が増加し外部
からの吸熱量も増加し、またコンプレッサ5のオフ中に
送風ファン8を運転することから騒音も増大させていた
が、上記の方式によって冷蔵室温度に応じて送風ファン
8を運転し、コンプレッサ5の停止中は送風ファン8の
運転を止め、しかもコンプレッサ5を冷凍室1と冷蔵室
2の両方の温度で制御することにより冷蔵室2の温度は
一定に保たれ保鮮性が向上し、冷蔵室2の冷却が必要の
ないときには送風ファン8を停止するので冷凍室1を自
然対流で冷却でき、送風ファン8の運転時間を短くでき
るので省電力化ならびに低騒音化を図ることができる。
【0022】また、冷蔵室2の冷却が必要ないときには
送風ファン8を停止するので冷凍室1を自然対流で冷却
でき、冷却器4を通過する冷気の流れが逆方向となるた
め冷却器4への着霜が従来なら下部に集中するところを
上下満遍なく均一に着霜させることができるので冷却器
4の着霜による性能劣化を防止でき、また冷却器4の除
霜サイクルを長くできるので消費電力量を低減でき、冷
凍室1内の食品の昇華による冷凍やせを抑制し、しかも
除霜による庫内食品の温度上昇を抑え食品の保鮮性を向
上することができる。
【0023】(実施例3)図4において24は周囲温度
検出手段であり、冷凍冷蔵庫の構成は実施例1または2
と同じである。
【0024】この実施例3の運転動作は周囲温度が予め
定められた温度より低い場合は実施例1および実施例2
と同じ動作をおこない、周囲温度が予め定められた温度
より高い場合は送風ファン8の運転をコンプレッサ5と
同期させることにより強制対流冷却として食品の保鮮性
を高めることができる。
【0025】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、請求項1
記載の発明によれば、冷却器の上方空間と冷凍室および
下方空間と冷凍室を連通する連通孔を設け、冷蔵室温度
に応じて送風ファンを運転し、かつコンプレッサの停止
中は送風ファンを運転しない冷却方式をとることによ
り、冷蔵室の冷却が必要のないときには送風ファンを停
止するので冷凍室を自然対流で冷却でき、送風ファン運
転時間を短くできるので消費電力量の低減と低騒音化を
図ることができる。
【0026】また、冷蔵室の冷却が必要のないときには
送風ファンを停止するので冷凍室を自然対流で冷却で
き、霜が冷却器に着きにくくなる。したがって冷却器の
除霜サイクルを長くできるので消費電力量を低減でき、
冷凍室内の食品の昇華による冷凍やせを防止し、しかも
除霜による庫内食品の温度上昇を抑制でき食品の保鮮性
の向上を図ることができる。
【0027】また、冷蔵室温度に応じて送風ファンを運
転し、コンプレッサを冷凍室温度と冷蔵室温度の両温度
で制御し、かつコンプレッサの停止中は送風ファンを運
転しない冷却方式をとることにより、冷蔵室の温度上昇
の抑制と食品の保鮮性の向上を図ることができる。
【0028】また、周囲温度が予め定められた温度より
高い場合は送風ファンの運転をコンプレッサと同期させ
ることにより強制対流冷却として食品の保鮮性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における冷凍冷蔵庫の要部断
面略図
【図2】同、制御動作のタイミングチャート
【図3】本発明の実施例2における冷凍冷蔵庫の制御動
作のタイミングチャート
【図4】本発明の実施例3における冷凍冷蔵庫の要部断
面略図
【図5】従来の冷凍冷蔵庫の要部断面略図
【図6】同、温度制御回路のブロック線図
【図7】同、制御動作のタイミングチャート
【符号の説明】
1 冷凍室 2 冷蔵室 3 仕切壁 4 冷却器 5 コンプレッサ 6 冷却室 7 冷却器カバー 8 送風ファン 12 冷凍室温度検出手段 13 制御部 20,21 連通孔 22 冷蔵室温度検出手段 23a,23b 冷気対流方向(矢印) 24 周囲温度検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と内箱と断熱材で構成される本体
    と、本体を中仕切りで上下に仕切って形成された冷凍室
    と冷蔵室と、冷凍室温度検出手段と、冷蔵室温度検出手
    段と、冷凍室の奥面と冷却器カバーで仕切る冷却室に設
    置された冷却器と、冷却器上方に設置された送風ファン
    と、冷却器の上方空間と冷凍室および下方空間と冷凍室
    を連通する連通孔を形成する冷凍冷蔵庫において、コン
    プレッサは冷凍室温度が予め設定されたカットオン温度
    より高いとき運転を開始し、送風ファンは冷蔵室温度が
    予め設定されたカットオン温度より高くかつコンプレッ
    サが運転しているときのみ運転を開始し、冷蔵室温度が
    予め設定されたカットオフ温度に達した時点、または冷
    凍室温度が予め設定されたカットオフ温度に達したとき
    に送風ファンの運転を停止し、コンプレッサは冷凍室の
    温度が予め設定されたカットオフ温度に達したときのみ
    停止するように制御することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 外箱と内箱と断熱材から成る本体と、本
    体を中仕切りで上下に仕切って形成された冷凍室と冷蔵
    室と、冷凍室温度検出手段と、冷蔵室温度検出手段と、
    冷凍室の奥面と冷却器カバーで仕切る冷却室に設置され
    た冷却器と、冷却器上方に設置された送風ファンと、冷
    却器の上方空間と冷凍室および下方空間と冷凍室を連通
    する連通孔を形成する冷凍冷蔵庫において、コンプレッ
    サは冷凍室温度が予め設定されたカットオン温度より高
    いとき、または冷蔵室温度が予め設定されたカットオン
    温度より高いときに運転を開始し、送風ファンは冷蔵室
    温度が予め設定されたカットオン温度より高いとき運転
    を開始し予め設定されたカットオフに達した時点で送風
    ファンを停止させ、コンプレッサは冷凍室温度が予め設
    定されたカットオフ温度に達したときのみ停止するよう
    に制御することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 外箱と内箱と断熱材から成る本体と、本
    体を中仕切りで上下に仕切って形成された冷凍室と冷蔵
    室と、周囲温度検出手段と、冷凍室温度検出手段と、冷
    蔵室温度検出手段と、冷凍室の奥面と冷却器カバーで仕
    切った冷却室に設置された冷却器と、冷却器上方に設置
    された送風ファンと、冷却器の上方空間と冷凍室および
    下方空間と冷凍室を連通する連通孔を有し、周囲温度が
    予め設定された温度より高い場合はコンプレッサと送風
    ファンの運転を周期させることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の冷凍冷蔵庫。
JP8347292A 1996-12-26 1996-12-26 冷凍冷蔵庫 Pending JPH10185395A (ja)

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JP8347292A JPH10185395A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 冷凍冷蔵庫

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JP8347292A JPH10185395A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 冷凍冷蔵庫

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ID=18389228

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JP8347292A Pending JPH10185395A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 冷凍冷蔵庫

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JP (1) JPH10185395A (ja)

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