JPH10185394A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
冷凍冷蔵庫Info
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- JPH10185394A JPH10185394A JP8347291A JP34729196A JPH10185394A JP H10185394 A JPH10185394 A JP H10185394A JP 8347291 A JP8347291 A JP 8347291A JP 34729196 A JP34729196 A JP 34729196A JP H10185394 A JPH10185394 A JP H10185394A
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- cooler
- refrigerator
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D17/00—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
- F25D17/04—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D17/00—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces
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- F25D17/06—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation
- F25D17/062—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation in household refrigerators
- F25D17/065—Arrangements for circulating cooling fluids; Arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces for circulating air, e.g. by convection by forced circulation in household refrigerators with compartments at different temperatures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/025—Compressor control by controlling speed
- F25B2600/0251—Compressor control by controlling speed with on-off operation
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/11—Fan speed control
- F25B2600/112—Fan speed control of evaporator fans
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/04—Refrigerators with a horizontal mullion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷気強制循環間接冷却式冷凍冷蔵庫におい
て、庫内の構造および冷却制御方式による無駄な消費電
力や騒音の低減、ならびに食品の保鮮性の向上を図るも
のである。 【解決手段】 冷凍室1と冷却器4の上方空間および下
方空間とを連通する連通孔20,21を、また冷却器4
の上部と下部の両方にバイパス空間22,23を形成
し、冷蔵室2の温度に応じて送風ファン8を運転し、か
つコンプレッサ5の停止中は送風ファン8を運転しない
ような冷却制御方式をとったものである。したがって、
冷気の自然対流を利用して庫内温度を最適に維持しなが
ら、省電力化,低騒音化および食品の保鮮性の向上が図
れる。
て、庫内の構造および冷却制御方式による無駄な消費電
力や騒音の低減、ならびに食品の保鮮性の向上を図るも
のである。 【解決手段】 冷凍室1と冷却器4の上方空間および下
方空間とを連通する連通孔20,21を、また冷却器4
の上部と下部の両方にバイパス空間22,23を形成
し、冷蔵室2の温度に応じて送風ファン8を運転し、か
つコンプレッサ5の停止中は送風ファン8を運転しない
ような冷却制御方式をとったものである。したがって、
冷気の自然対流を利用して庫内温度を最適に維持しなが
ら、省電力化,低騒音化および食品の保鮮性の向上が図
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵庫、特に
冷気強制循環間接冷却式冷凍冷蔵庫の冷却方式に関する
ものである。
冷気強制循環間接冷却式冷凍冷蔵庫の冷却方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷凍冷蔵庫としては、特
開昭64−23081号公報に開示されているものがあ
る。これを事例に図面を参照して説明する。
開昭64−23081号公報に開示されているものがあ
る。これを事例に図面を参照して説明する。
【0003】図5において、冷蔵庫内は冷凍室1と冷蔵
室2とを仕切壁3により区画されている。冷凍室1の奥
面位置には冷却器4が設けられており、この冷却器4は
コンプレッサ5とともに冷凍サイクルを構成している。
冷凍室1には、その奥面との間で冷却室6を形成する冷
却器カバー7とその冷却室6に冷気を送り込む送風ファ
ン8とが設けられている。冷却室6には冷気を冷蔵室2
に導くダクト9が接続されており、その吐出側にはダン
パーサーモ10が設けられている。また、上記仕切壁3
内には冷凍室1内の冷気を冷却器4に戻す還流路3aと
冷蔵室2内の冷気を同じく冷却器4に戻す還流路3bと
が形成されている。冷却器4にて生成された冷気を送風
ファン8の運転により冷却室6に導入し、その一部は冷
凍室1に、残部はダクト9を通って冷蔵室2に送出され
る。そして、各室1,2の冷気は食品を冷却した後、還
流路3a,3bを通って冷却器4に戻される。
室2とを仕切壁3により区画されている。冷凍室1の奥
面位置には冷却器4が設けられており、この冷却器4は
コンプレッサ5とともに冷凍サイクルを構成している。
冷凍室1には、その奥面との間で冷却室6を形成する冷
却器カバー7とその冷却室6に冷気を送り込む送風ファ
ン8とが設けられている。冷却室6には冷気を冷蔵室2
に導くダクト9が接続されており、その吐出側にはダン
パーサーモ10が設けられている。また、上記仕切壁3
内には冷凍室1内の冷気を冷却器4に戻す還流路3aと
冷蔵室2内の冷気を同じく冷却器4に戻す還流路3bと
が形成されている。冷却器4にて生成された冷気を送風
ファン8の運転により冷却室6に導入し、その一部は冷
凍室1に、残部はダクト9を通って冷蔵室2に送出され
る。そして、各室1,2の冷気は食品を冷却した後、還
流路3a,3bを通って冷却器4に戻される。
【0004】この冷凍冷蔵庫の温度を制御するにあた
り、冷却器4の温度を検出する冷却器温度検出手段11
を備えている。なお、冷凍室1にもその温度を検出する
冷凍室温度検出手段12が設けられている。そして図6
に示されているように、これらの各温度検出手段11,
12にて検出された温度信号はともにマイクロコンピュ
ータからなる制御部13に入力されるが、この場合、同
制御部13は冷却器温度検出手段11からの温度信号に
てコンプレッサ5と送風ファン8とを非同期的に制御し
ている。ここで図7のようにコンプレッサ5は冷却器4
の温度が−17℃でオン、−27℃でオフとなるように
制御され、他方送風ファン8は−20〜−24℃のとき
にオンで、それ以外のときはオフとなるように制御され
る。これにより冷凍室温度はほぼ−20〜−18℃くら
いの温度に保たれ冷凍室の温度変化幅が小さく抑えられ
る。
り、冷却器4の温度を検出する冷却器温度検出手段11
を備えている。なお、冷凍室1にもその温度を検出する
冷凍室温度検出手段12が設けられている。そして図6
に示されているように、これらの各温度検出手段11,
12にて検出された温度信号はともにマイクロコンピュ
ータからなる制御部13に入力されるが、この場合、同
制御部13は冷却器温度検出手段11からの温度信号に
てコンプレッサ5と送風ファン8とを非同期的に制御し
ている。ここで図7のようにコンプレッサ5は冷却器4
の温度が−17℃でオン、−27℃でオフとなるように
制御され、他方送風ファン8は−20〜−24℃のとき
にオンで、それ以外のときはオフとなるように制御され
る。これにより冷凍室温度はほぼ−20〜−18℃くら
いの温度に保たれ冷凍室の温度変化幅が小さく抑えられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の制御方式では、コンプレッサ5のオフ中にも送風フ
ァンが運転されることから、冷凍冷蔵庫内の発熱負荷が
増加し消費電力量の増加につながる。また冷却器が冷却
されていない状態でも冷気が循環されることから、庫内
壁面の熱伝達係数が増加し外部からの吸熱量も増加す
る。また、コンプレッサ5のオフ中に送風ファンを運転
することから騒音も増大させる虞れがある。
来の制御方式では、コンプレッサ5のオフ中にも送風フ
ァンが運転されることから、冷凍冷蔵庫内の発熱負荷が
増加し消費電力量の増加につながる。また冷却器が冷却
されていない状態でも冷気が循環されることから、庫内
壁面の熱伝達係数が増加し外部からの吸熱量も増加す
る。また、コンプレッサ5のオフ中に送風ファンを運転
することから騒音も増大させる虞れがある。
【0006】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、消費電力量および騒音の低減、さらに適切
な食品保存ができる冷凍冷蔵庫を提供するものである。
ものであり、消費電力量および騒音の低減、さらに適切
な食品保存ができる冷凍冷蔵庫を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、冷却器の上方空間と冷凍室および下方空間
と冷凍室を連通する連通孔を形成し、冷却器上部と下部
の両方にバイパス空間を形成する冷凍冷蔵庫において、
コンプレッサは冷凍室温度が予め設定されたカットオン
温度より高いとき運転を開始し、送風ファンは冷蔵室温
度が予め設定されたカットオン温度より高く、かつコン
プレッサが運転しているときのみ運転を開始し、冷蔵室
温度が予め設定されたカットオフ温度に達した時点、ま
たは冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度に達し
たときに送風ファンの運転を停止し、コンプレッサは冷
凍室の温度が予め設定されたカットオフ温度に達したと
きのみ停止するように制御する方式としたもので、冷蔵
室の冷却が必要ないときには送風ファンを停止するので
冷凍室を自然対流で冷却でき、低騒音で冷凍室内の食品
の昇華による冷凍やせを抑制し、冷却器を通過する冷気
の流れが逆方向となるため冷却器への着霜が従来方式で
あれば下部に集中するところを、上下満遍なく均一に着
霜させることができるので冷却器の着霜による性能劣化
を防止し、さらに冷却器の除霜サイクルを長くできるの
で消費電力量を低減でき、除霜による庫内食品の温度上
昇が抑制され、食品の保鮮性も高めることができる。し
かも送風ファン運転時間を短くできるので消費電力量の
低減ができる。
に本発明は、冷却器の上方空間と冷凍室および下方空間
と冷凍室を連通する連通孔を形成し、冷却器上部と下部
の両方にバイパス空間を形成する冷凍冷蔵庫において、
コンプレッサは冷凍室温度が予め設定されたカットオン
温度より高いとき運転を開始し、送風ファンは冷蔵室温
度が予め設定されたカットオン温度より高く、かつコン
プレッサが運転しているときのみ運転を開始し、冷蔵室
温度が予め設定されたカットオフ温度に達した時点、ま
たは冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度に達し
たときに送風ファンの運転を停止し、コンプレッサは冷
凍室の温度が予め設定されたカットオフ温度に達したと
きのみ停止するように制御する方式としたもので、冷蔵
室の冷却が必要ないときには送風ファンを停止するので
冷凍室を自然対流で冷却でき、低騒音で冷凍室内の食品
の昇華による冷凍やせを抑制し、冷却器を通過する冷気
の流れが逆方向となるため冷却器への着霜が従来方式で
あれば下部に集中するところを、上下満遍なく均一に着
霜させることができるので冷却器の着霜による性能劣化
を防止し、さらに冷却器の除霜サイクルを長くできるの
で消費電力量を低減でき、除霜による庫内食品の温度上
昇が抑制され、食品の保鮮性も高めることができる。し
かも送風ファン運転時間を短くできるので消費電力量の
低減ができる。
【0008】また、冷却器上部と下部のフィンピッチを
中央部に比べ大きくとったものである。上記冷却器を設
けることによって、冷凍室を自然対流で冷却するときに
冷却器を強制対流時とは逆方向に冷気が流れる場合、冷
却器上部における着霜による目詰まりが発生しにくくな
り冷却器の冷却効率低下を防止できる。
中央部に比べ大きくとったものである。上記冷却器を設
けることによって、冷凍室を自然対流で冷却するときに
冷却器を強制対流時とは逆方向に冷気が流れる場合、冷
却器上部における着霜による目詰まりが発生しにくくな
り冷却器の冷却効率低下を防止できる。
【0009】さらに、冷凍サイクルに能力制御が可能な
コンプレッサを搭載したものである。上記冷凍サイクル
によって、送風ファンが停止し、かつコンプレッサがオ
ンしているときには、コンプレッサの回転数を低下させ
ることにより自然対流による冷却状態となり、冷却器を
通過する冷気の風速低下による冷却器の能力低下に応じ
て、コンプレッサの能力を低下させることにより消費電
力量の低減ができ、しかも蒸発器の異常低温化を防止し
冷凍冷蔵庫の信頼性を高めることが可能となる。
コンプレッサを搭載したものである。上記冷凍サイクル
によって、送風ファンが停止し、かつコンプレッサがオ
ンしているときには、コンプレッサの回転数を低下させ
ることにより自然対流による冷却状態となり、冷却器を
通過する冷気の風速低下による冷却器の能力低下に応じ
て、コンプレッサの能力を低下させることにより消費電
力量の低減ができ、しかも蒸発器の異常低温化を防止し
冷凍冷蔵庫の信頼性を高めることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために、本発
明の請求項1記載の発明は、外箱と内箱と断熱材で構成
される本体と、本体を中仕切りで上下に仕切って形成さ
れた冷凍室と冷蔵室と、冷凍室温度検出手段と、冷蔵室
温度検出手段と、冷凍室の奥面と冷却器カバーで仕切る
冷却室に設置された冷却器と、冷却器上方に設置された
送風ファンと、冷却器の上方空間と冷凍室および下方空
間と冷凍室を連通する連通孔を形成し、冷却器上部と下
部の両方にバイパス空間を形成する冷凍冷蔵庫におい
て、コンプレッサは冷凍室温度が予め設定されたカット
オン温度より高いとき運転を開始し、送風ファンは冷蔵
室温度が予め設定されたカットオン温度より高く、かつ
コンプレッサが運転しているときのみ運転を開始し、冷
蔵室温度が予め設定されたカットオフ温度に達した時
点、または冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度
に達したときに送風ファンの運転を停止し、コンプレッ
サは冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度に達し
たときのみ停止するような制御方式を適用したものであ
る。
明の請求項1記載の発明は、外箱と内箱と断熱材で構成
される本体と、本体を中仕切りで上下に仕切って形成さ
れた冷凍室と冷蔵室と、冷凍室温度検出手段と、冷蔵室
温度検出手段と、冷凍室の奥面と冷却器カバーで仕切る
冷却室に設置された冷却器と、冷却器上方に設置された
送風ファンと、冷却器の上方空間と冷凍室および下方空
間と冷凍室を連通する連通孔を形成し、冷却器上部と下
部の両方にバイパス空間を形成する冷凍冷蔵庫におい
て、コンプレッサは冷凍室温度が予め設定されたカット
オン温度より高いとき運転を開始し、送風ファンは冷蔵
室温度が予め設定されたカットオン温度より高く、かつ
コンプレッサが運転しているときのみ運転を開始し、冷
蔵室温度が予め設定されたカットオフ温度に達した時
点、または冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度
に達したときに送風ファンの運転を停止し、コンプレッ
サは冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度に達し
たときのみ停止するような制御方式を適用したものであ
る。
【0011】したがって、送風ファン運転時間を短くで
きるので省エネルギー化および低騒音化ができ、また冷
凍室を自然対流で冷却できるので、冷却器を通過する冷
気の流れが逆方向となり、冷却器への着霜が下部に集中
するところを上下満遍なく均一に着霜させることがで
き、冷却器の着霜による性能低下を防止できる。さら
に、冷却器の除霜サイクルを長くできるので消費電力量
が低減できるとともに、冷凍室内の食品の昇華による冷
凍やせをしにくくし、しかも除霜による庫内食品の温度
上昇を抑制し、食品の保鮮性を高めることができる。
きるので省エネルギー化および低騒音化ができ、また冷
凍室を自然対流で冷却できるので、冷却器を通過する冷
気の流れが逆方向となり、冷却器への着霜が下部に集中
するところを上下満遍なく均一に着霜させることがで
き、冷却器の着霜による性能低下を防止できる。さら
に、冷却器の除霜サイクルを長くできるので消費電力量
が低減できるとともに、冷凍室内の食品の昇華による冷
凍やせをしにくくし、しかも除霜による庫内食品の温度
上昇を抑制し、食品の保鮮性を高めることができる。
【0012】さらにまた、冷凍室を自然対流で冷却する
ときには、上記バイパス空間を介して強制対流時とは逆
方向に冷気が流れ、冷却器上部の着霜による目詰まりを
抑制でき冷却器の冷却効率低下を防止できるので、より
省エネルギー化が図れ、しかも食品の保鮮性を高めるこ
とができる。
ときには、上記バイパス空間を介して強制対流時とは逆
方向に冷気が流れ、冷却器上部の着霜による目詰まりを
抑制でき冷却器の冷却効率低下を防止できるので、より
省エネルギー化が図れ、しかも食品の保鮮性を高めるこ
とができる。
【0013】本発明の請求項2記載の発明は、冷却器上
部と下部のフィンピッチを中央部に比べ大きくとるよう
にしたものである。したがって、冷凍室を自然対流で冷
却するときに、冷却器を強制対流時とは逆方向に冷気が
流れる場合、冷却器上部における着霜による目詰まりが
より発生しにくくなり冷却器の冷却効率低下を防止でき
るので、より省エネルギー化が図れ、食品の保鮮性を高
めることができる。
部と下部のフィンピッチを中央部に比べ大きくとるよう
にしたものである。したがって、冷凍室を自然対流で冷
却するときに、冷却器を強制対流時とは逆方向に冷気が
流れる場合、冷却器上部における着霜による目詰まりが
より発生しにくくなり冷却器の冷却効率低下を防止でき
るので、より省エネルギー化が図れ、食品の保鮮性を高
めることができる。
【0014】本発明の請求項3記載の発明は、能力制御
が可能なコンプレッサで構成され、送風ファンが停止
し、かつコンプレッサがオンしている場合はコンプレッ
サの回転数を低下させるもので、自然対流の状態にな
る。しかもこの自然対流による冷却時、冷却器を通過す
る冷気の風速低下による冷却器の能力低下に応じてコン
プレッサの能力を低下させることができ、消費電力量を
低減できるとともに蒸発器の異常低温化を防止すること
ができる。
が可能なコンプレッサで構成され、送風ファンが停止
し、かつコンプレッサがオンしている場合はコンプレッ
サの回転数を低下させるもので、自然対流の状態にな
る。しかもこの自然対流による冷却時、冷却器を通過す
る冷気の風速低下による冷却器の能力低下に応じてコン
プレッサの能力を低下させることができ、消費電力量を
低減できるとともに蒸発器の異常低温化を防止すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、従来例と同一の構成については同一
符号を付して、その詳細な説明を省略する。
て説明する。なお、従来例と同一の構成については同一
符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0016】(実施例1)図1において、20は冷却器
カバー上部に設けられた連通孔で、21は冷却器下部に
設けられた連通孔である。22および23はそれぞれ冷
却器下部と上部に形成されるバイパス空間であり、24
は冷蔵室温度検出手段である。
カバー上部に設けられた連通孔で、21は冷却器下部に
設けられた連通孔である。22および23はそれぞれ冷
却器下部と上部に形成されるバイパス空間であり、24
は冷蔵室温度検出手段である。
【0017】上記の構成により、コンプレッサ5は冷凍
室温度検出手段12の出力を基に設定温度より高くなれ
ば運転し、低くなれば停止するという通常の運転動作を
行い冷凍冷蔵庫の庫内温度を一定の温度に維持する。こ
のとき送風ファン8の動作はコンプレッサ5のオン,オ
フに同期せず、冷蔵室温度が設定温度tp1より高いと
きのみ運転を開始し、tp2より低くなるまで運転を継
続し、しかもコンプレッサ5停止中は運転しないという
動作をして冷蔵室の温度を一定に維持する。この制御動
作を図2のタイミングチャートを用いて説明する。
室温度検出手段12の出力を基に設定温度より高くなれ
ば運転し、低くなれば停止するという通常の運転動作を
行い冷凍冷蔵庫の庫内温度を一定の温度に維持する。こ
のとき送風ファン8の動作はコンプレッサ5のオン,オ
フに同期せず、冷蔵室温度が設定温度tp1より高いと
きのみ運転を開始し、tp2より低くなるまで運転を継
続し、しかもコンプレッサ5停止中は運転しないという
動作をして冷蔵室の温度を一定に維持する。この制御動
作を図2のタイミングチャートを用いて説明する。
【0018】コンプレッサ5がオフしている間は送風フ
ァン8もオフしている。冷凍室温度が設定温度−17℃
に達する時点T1で圧縮機が運転し、同時にそのとき冷
蔵室温度が設定温度の5℃を超えているので送風ファン
8はオンされ冷気は矢印25aの方向に対流する。そし
て冷蔵室温度が設定温度2℃以下に冷やされた時点T2
で送風ファン8は停止する。その後、冷凍室は自然対流
方式で図1中に記されている矢印25bの方向に冷気が
対流し冷却される。冷凍室温度が−19℃に達した時点
T3でコンプレッサ5はオフする。その後、冷凍室温度
および冷蔵室温度は時間の経過とともに上昇していく。
冷蔵室温度が−17℃に達した時点T4でコンプレッサ
5がオンされる。しかしここでは冷蔵室の温度が5℃ま
で上昇していないので、送風ファン8はオフのままであ
り、冷凍室は自然対流で冷却される。冷蔵室温度が5℃
に上昇した時点T5で送風ファン8はオンされ強制対流
方式で冷凍室1および冷蔵室2は冷却される。冷凍室温
度が−19℃に達した時点T6でコンプレッサ5はオフ
される。このとき冷蔵室2はまだ2℃に達していないが
送風ファン8はコンプレッサ5と同時にオフされる。以
後この動作を繰り返す。
ァン8もオフしている。冷凍室温度が設定温度−17℃
に達する時点T1で圧縮機が運転し、同時にそのとき冷
蔵室温度が設定温度の5℃を超えているので送風ファン
8はオンされ冷気は矢印25aの方向に対流する。そし
て冷蔵室温度が設定温度2℃以下に冷やされた時点T2
で送風ファン8は停止する。その後、冷凍室は自然対流
方式で図1中に記されている矢印25bの方向に冷気が
対流し冷却される。冷凍室温度が−19℃に達した時点
T3でコンプレッサ5はオフする。その後、冷凍室温度
および冷蔵室温度は時間の経過とともに上昇していく。
冷蔵室温度が−17℃に達した時点T4でコンプレッサ
5がオンされる。しかしここでは冷蔵室の温度が5℃ま
で上昇していないので、送風ファン8はオフのままであ
り、冷凍室は自然対流で冷却される。冷蔵室温度が5℃
に上昇した時点T5で送風ファン8はオンされ強制対流
方式で冷凍室1および冷蔵室2は冷却される。冷凍室温
度が−19℃に達した時点T6でコンプレッサ5はオフ
される。このとき冷蔵室2はまだ2℃に達していないが
送風ファン8はコンプレッサ5と同時にオフされる。以
後この動作を繰り返す。
【0019】したがって従来方式では、コンプレッサ5
のオフ中にも送風ファン8が運転されることから、冷凍
冷蔵庫内の発熱負荷が増加し消費電力量の増加につなが
り、しかも冷却器4が冷却されていない状態で冷気が循
環されることから、庫内壁面の熱伝達係数が増加し外部
からの吸収量も増加し、またコンプレッサ5のオフ中に
送風ファン8を運転することから騒音も増大させていた
が、上記方式によって冷蔵室温度に応じて送風ファン8
を運転し、かつコンプレッサ5の停止中には送風ファン
8の運転を止めることにより、冷蔵室2の冷却が必要な
いときには送風ファン8を停止するので冷凍室1を自然
対流で冷却でき、送風ファン8の運転時間を縮め、消費
電力量の低減と低騒音化が可能となり、さらに冷却器4
を通過する冷気の流れが逆方向となるため、冷却器4へ
の着霜が従来なら下部に集中することころを上下満遍な
く均一に着霜させることができるので、冷却器4の着霜
による性能劣化の抑制が図れ、冷却器4の除霜サイクル
を長くできるので消費電力量の低減、また冷凍室1内の
食品の昇華による冷凍やせの抑制、しかも除霜による庫
内食品の温度上昇を少なくでき、食品の保鮮性の向上が
できる。
のオフ中にも送風ファン8が運転されることから、冷凍
冷蔵庫内の発熱負荷が増加し消費電力量の増加につなが
り、しかも冷却器4が冷却されていない状態で冷気が循
環されることから、庫内壁面の熱伝達係数が増加し外部
からの吸収量も増加し、またコンプレッサ5のオフ中に
送風ファン8を運転することから騒音も増大させていた
が、上記方式によって冷蔵室温度に応じて送風ファン8
を運転し、かつコンプレッサ5の停止中には送風ファン
8の運転を止めることにより、冷蔵室2の冷却が必要な
いときには送風ファン8を停止するので冷凍室1を自然
対流で冷却でき、送風ファン8の運転時間を縮め、消費
電力量の低減と低騒音化が可能となり、さらに冷却器4
を通過する冷気の流れが逆方向となるため、冷却器4へ
の着霜が従来なら下部に集中することころを上下満遍な
く均一に着霜させることができるので、冷却器4の着霜
による性能劣化の抑制が図れ、冷却器4の除霜サイクル
を長くできるので消費電力量の低減、また冷凍室1内の
食品の昇華による冷凍やせの抑制、しかも除霜による庫
内食品の温度上昇を少なくでき、食品の保鮮性の向上が
できる。
【0020】また、上記バイパス空間22,23により
冷凍室1を自然対流で冷却するときに冷却器4を強制対
流時とは逆方向に冷気が流れる場合、冷却器上部におけ
る着霜による目詰まりを抑制でき、冷却器4の冷却効率
低下を防止でき、また冷却器4の除霜間隔をより長くで
きるので、より省エネルギー化が図れ、食品の保鮮性も
向上することができる。
冷凍室1を自然対流で冷却するときに冷却器4を強制対
流時とは逆方向に冷気が流れる場合、冷却器上部におけ
る着霜による目詰まりを抑制でき、冷却器4の冷却効率
低下を防止でき、また冷却器4の除霜間隔をより長くで
きるので、より省エネルギー化が図れ、食品の保鮮性も
向上することができる。
【0021】(実施例2)図3において、4は冷却器、
8は送風ファン、26はアキュムレータ、27は除霜ヒ
ータ、28はカサ、29は冷却フィンであり、冷却器4
の上部と下部のフィンピッチを中段部に比べ大きくとっ
ている。
8は送風ファン、26はアキュムレータ、27は除霜ヒ
ータ、28はカサ、29は冷却フィンであり、冷却器4
の上部と下部のフィンピッチを中段部に比べ大きくとっ
ている。
【0022】したがって、上記構成の冷却器4とする
と、冷凍室1を自然対流で冷却するときに冷却器4を強
制対流時(冷気対流方向25a)とは逆方向(冷気対流
方向25b)に冷気が流れる場合、冷却器4上部におけ
る着霜による目詰まりがより発生しにくくなり冷却器4
の冷却効率低下を防止できるので、より省エネルギー化
と、食品の保鮮性の向上ができる。
と、冷凍室1を自然対流で冷却するときに冷却器4を強
制対流時(冷気対流方向25a)とは逆方向(冷気対流
方向25b)に冷気が流れる場合、冷却器4上部におけ
る着霜による目詰まりがより発生しにくくなり冷却器4
の冷却効率低下を防止できるので、より省エネルギー化
と、食品の保鮮性の向上ができる。
【0023】(実施例3)この実施例3は、冷凍サイク
ルに回転数制御が可能なインバータコンプレッサ5を搭
載したものである。したがって、上記構成の冷凍サイク
ルでは、送風ファン8が停止し、かつコンプレッサ5が
オンしている場合はコンプレッサ5の回転数を低下させ
るもので、自然対流の状態になる。しかもこの自然対流
による冷却時、冷却器を通過する冷気の風速低下による
冷却器の能力低下に応じてコンプレッサ5の能力を低下
させることができる。
ルに回転数制御が可能なインバータコンプレッサ5を搭
載したものである。したがって、上記構成の冷凍サイク
ルでは、送風ファン8が停止し、かつコンプレッサ5が
オンしている場合はコンプレッサ5の回転数を低下させ
るもので、自然対流の状態になる。しかもこの自然対流
による冷却時、冷却器を通過する冷気の風速低下による
冷却器の能力低下に応じてコンプレッサ5の能力を低下
させることができる。
【0024】図4は上記制御方式による動作を示すタイ
ミングチャートである。すなわち、コンプレッサ5がオ
フしている間は送風ファン8もオフしている。冷凍室温
度が設定温度−17℃に達する時点T7でコンプレッサ
5が運転開始し、同時にそのとき冷蔵室温度が設定温度
の5℃を超えているので送風ファン8はオンされる。そ
して冷蔵室温度が設定温度2℃以下に冷やされる時点T
8で送風ファン8は停止する。そのときコンプレッサ5
は低回転で運転され、冷凍室1における冷気は自然対流
で図1に記されている矢印25b方向に対流して冷却を
続ける。そして冷凍室温度が−19℃に達した時点T9
でコンプレッサ5はオフする。その後、冷凍室温度およ
び冷蔵室温度は時間の経過とともに上昇していく。冷蔵
室温度が−17℃に達した時点T10でコンプレッサ5
がオンされる。しかし、ここでは冷蔵室2の温度が5℃
まで上昇していないので送風ファン8はオフのままであ
り冷凍室1は自然対流で冷却されるのでコンプレッサ5
は低回転で運転される。冷蔵室温度が5℃に上昇した時
点T11で送風ファン8はオンされ、強制対流方式で冷
凍室1および冷蔵室2は冷却される。このときコンプレ
ッサ5は通常回転で運転され冷凍室温度が−19℃に達
した時点T12でコンプレッサ5はオフされる。この時
点で冷蔵室2はまだ2℃に達していないが送風ファン8
はコンプレッサ5と同時にオフされる。以後この動作を
繰り返す。
ミングチャートである。すなわち、コンプレッサ5がオ
フしている間は送風ファン8もオフしている。冷凍室温
度が設定温度−17℃に達する時点T7でコンプレッサ
5が運転開始し、同時にそのとき冷蔵室温度が設定温度
の5℃を超えているので送風ファン8はオンされる。そ
して冷蔵室温度が設定温度2℃以下に冷やされる時点T
8で送風ファン8は停止する。そのときコンプレッサ5
は低回転で運転され、冷凍室1における冷気は自然対流
で図1に記されている矢印25b方向に対流して冷却を
続ける。そして冷凍室温度が−19℃に達した時点T9
でコンプレッサ5はオフする。その後、冷凍室温度およ
び冷蔵室温度は時間の経過とともに上昇していく。冷蔵
室温度が−17℃に達した時点T10でコンプレッサ5
がオンされる。しかし、ここでは冷蔵室2の温度が5℃
まで上昇していないので送風ファン8はオフのままであ
り冷凍室1は自然対流で冷却されるのでコンプレッサ5
は低回転で運転される。冷蔵室温度が5℃に上昇した時
点T11で送風ファン8はオンされ、強制対流方式で冷
凍室1および冷蔵室2は冷却される。このときコンプレ
ッサ5は通常回転で運転され冷凍室温度が−19℃に達
した時点T12でコンプレッサ5はオフされる。この時
点で冷蔵室2はまだ2℃に達していないが送風ファン8
はコンプレッサ5と同時にオフされる。以後この動作を
繰り返す。
【0025】上記の通り、送風ファン8が停止し、かつ
コンプレッサ5がオンしている場合は、コンプレッサ5
の回転数を低下させることによる自然対流下での冷却
時、冷却器4を通過する冷気の風速低下による冷却器4
の能力低下に応じてコンプレッサ5の能力を低下させ、
さらに消費電力を低減でき、しかも蒸発器の異常低温化
を防止することができる。
コンプレッサ5がオンしている場合は、コンプレッサ5
の回転数を低下させることによる自然対流下での冷却
時、冷却器4を通過する冷気の風速低下による冷却器4
の能力低下に応じてコンプレッサ5の能力を低下させ、
さらに消費電力を低減でき、しかも蒸発器の異常低温化
を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】上記説明からも明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、冷却器の上方空間と冷凍室およ
び下方空間と冷凍室を連通する連通孔を設け、冷却器上
部と下部の両方にバイパス空間を形成し、冷蔵室温度に
応じて送風ファンを運転し、かつコンプレッサの停止中
は送風ファンを停止しない冷却方式をとることにより、
冷蔵室の冷却が必要のないときには送風ファンを停止す
るので冷凍室を自然対流で冷却でき、送風ファン運転時
間を短くできるので消費電力量の低減と低騒音化を図る
ことができる。
1記載の発明によれば、冷却器の上方空間と冷凍室およ
び下方空間と冷凍室を連通する連通孔を設け、冷却器上
部と下部の両方にバイパス空間を形成し、冷蔵室温度に
応じて送風ファンを運転し、かつコンプレッサの停止中
は送風ファンを停止しない冷却方式をとることにより、
冷蔵室の冷却が必要のないときには送風ファンを停止す
るので冷凍室を自然対流で冷却でき、送風ファン運転時
間を短くできるので消費電力量の低減と低騒音化を図る
ことができる。
【0027】また、冷蔵室の冷却が必要のないときには
送風ファンを停止するので冷凍室を自然対流で冷却で
き、霜が冷却器に着きにくくできるので冷却器の除霜サ
イクルを長くできるので消費電力量を低減でき、冷凍室
内の食品の昇華による冷凍やせをしにくくし、しかも除
霜による庫内食品の温度上昇を抑制でき、食品の保鮮性
も高めることができる。また、冷却器上部と下部の両方
にバイパス空間を形成することにより冷凍室を自然対流
で冷却するときに、冷却器を強制対流時とは逆方向に冷
気が流れる場合、冷却器上部における着霜による目詰ま
りの発生を抑制できるので、冷却器の冷却効率低下を防
ぐことができる。しかも冷却器の除霜間隔をより長くで
きるので、より省エネルギー化と食品の保鮮性の向上が
可能となる。
送風ファンを停止するので冷凍室を自然対流で冷却で
き、霜が冷却器に着きにくくできるので冷却器の除霜サ
イクルを長くできるので消費電力量を低減でき、冷凍室
内の食品の昇華による冷凍やせをしにくくし、しかも除
霜による庫内食品の温度上昇を抑制でき、食品の保鮮性
も高めることができる。また、冷却器上部と下部の両方
にバイパス空間を形成することにより冷凍室を自然対流
で冷却するときに、冷却器を強制対流時とは逆方向に冷
気が流れる場合、冷却器上部における着霜による目詰ま
りの発生を抑制できるので、冷却器の冷却効率低下を防
ぐことができる。しかも冷却器の除霜間隔をより長くで
きるので、より省エネルギー化と食品の保鮮性の向上が
可能となる。
【0028】また、請求項2記載の発明のように、冷却
器の上部と下部のフィンピッチを中央部に比べ大きくと
ることにより、冷凍室を自然対流で冷却するときに冷却
器を強制対流時とは逆方向に冷気が流れる場合、冷却器
上部における着霜による目詰まりがより発生しにくくな
り冷却器の冷却効率低下を防止できるのでより省エネル
ギー化と食品の保鮮性の向上が図れる。
器の上部と下部のフィンピッチを中央部に比べ大きくと
ることにより、冷凍室を自然対流で冷却するときに冷却
器を強制対流時とは逆方向に冷気が流れる場合、冷却器
上部における着霜による目詰まりがより発生しにくくな
り冷却器の冷却効率低下を防止できるのでより省エネル
ギー化と食品の保鮮性の向上が図れる。
【0029】さらに、請求項3記載の発明のように、能
力制御が可能なコンプレッサを搭載させたので、送風フ
ァンが停止し、かつコンプレッサがオンしている場合は
コンプレッサの回転数を低下させることにより自然対流
による冷却時、冷却器を通過する冷気の風速低下による
冷却器の能力低下に応じてコンプレッサの能力を低下さ
せることで、さらに消費電力量の低減および蒸発器の異
常低温化の防止を図ることができる。
力制御が可能なコンプレッサを搭載させたので、送風フ
ァンが停止し、かつコンプレッサがオンしている場合は
コンプレッサの回転数を低下させることにより自然対流
による冷却時、冷却器を通過する冷気の風速低下による
冷却器の能力低下に応じてコンプレッサの能力を低下さ
せることで、さらに消費電力量の低減および蒸発器の異
常低温化の防止を図ることができる。
【図1】本発明の実施例1における冷凍冷蔵庫の要部断
面略図
面略図
【図2】同、制御動作のタイミングチャート
【図3】本発明の実施例2における冷凍冷蔵庫の冷却器
の正面図
の正面図
【図4】本発明の実施例3における冷凍冷蔵庫の制御動
作のタイミングチャート
作のタイミングチャート
【図5】従来の冷凍冷蔵庫の断面略図
【図6】同、温度検出手段のブロック線図
【図7】同、制御動作のタイミングチャート
1 冷凍室 2 冷蔵室 3 仕切壁 4 冷却器 5 コンプレッサ 6 冷却室 7 冷却器カバー 8 送風ファン 12 冷凍室温度検出手段 13 制御部 20,21 連通孔 22,23 バイパス空間 24 冷蔵室温度検出手段 25a,25b 冷気対流方向(矢印) 29 冷却フィン
Claims (3)
- 【請求項1】 外箱と内箱と断熱材で構成される本体
と、本体を中仕切りで上下に仕切って形成された冷凍室
と冷蔵室と、冷凍室温度検出手段と、冷蔵室温度検出手
段と、冷凍室の奥面と冷却器カバーで仕切る冷却室に設
置された冷却器と、冷却器上方に設置された送風ファン
と、冷却器の上方空間と冷凍室および下方空間と冷凍室
を連通する連通孔を形成し、前記冷却器上部と下部の両
方にバイパス空間を形成する冷凍冷蔵庫において、コン
プレッサは冷凍室温度が予め設定されたカットオン温度
より高いとき運転を開始し、送風ファンは冷蔵室温度が
予め設定されたカットオン温度より高く、かつコンプレ
ッサが運転しているときのみ運転を開始し、冷蔵室温度
が予め設定されたカットオフ温度に達した時点、または
冷凍室温度が予め設定されたカットオフ温度に達したと
きに送風ファンの運転を停止し、コンプレッサは冷凍室
の温度が予め設定されたカットオフ温度に達したときの
み停止するように制御することを特徴とする冷凍冷蔵
庫。 - 【請求項2】 冷却器上部と下部のフィンピッチを中央
部に比べ大きくとることを特徴とする請求項1記載の冷
凍冷蔵庫。 - 【請求項3】 能力制御が可能なコンプレッサで構成さ
れ、送風ファンが停止し、かつコンプレッサがオンして
いる場合はコンプレッサの回転数を低下させることを特
徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8347291A JPH10185394A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 冷凍冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8347291A JPH10185394A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 冷凍冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10185394A true JPH10185394A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18389221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8347291A Pending JPH10185394A (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 冷凍冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10185394A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1886082A1 (de) * | 2005-05-25 | 2008-02-13 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Kühl- und/oder gefriergerät |
WO2008025653A1 (de) * | 2006-08-29 | 2008-03-06 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit zwangsbelüftetem verdampfer |
CN102410691A (zh) * | 2011-08-25 | 2012-04-11 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 一种冰箱 |
JP2013181702A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 冷却コンプレッサ制御装置 |
CN105091457A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-11-25 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 风冷冰箱及其控制方法和控制系统 |
CN114485041A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-05-13 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种冰箱的控制方法、冰箱 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP8347291A patent/JPH10185394A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1886082A1 (de) * | 2005-05-25 | 2008-02-13 | Liebherr-Hausgeräte Ochsenhausen GmbH | Kühl- und/oder gefriergerät |
WO2008025653A1 (de) * | 2006-08-29 | 2008-03-06 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit zwangsbelüftetem verdampfer |
CN102410691A (zh) * | 2011-08-25 | 2012-04-11 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 一种冰箱 |
CN102425898A (zh) * | 2011-08-25 | 2012-04-25 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 冰箱 |
JP2013181702A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 冷却コンプレッサ制御装置 |
CN105091457A (zh) * | 2015-07-31 | 2015-11-25 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 风冷冰箱及其控制方法和控制系统 |
CN105091457B (zh) * | 2015-07-31 | 2017-11-17 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 风冷冰箱及其控制方法和控制系统 |
CN114485041A (zh) * | 2022-02-25 | 2022-05-13 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种冰箱的控制方法、冰箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070728 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |