JPH10185100A - ガバナ制御基盤及びそれを使用したガス導管網 - Google Patents

ガバナ制御基盤及びそれを使用したガス導管網

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JPH10185100A
JPH10185100A JP35021796A JP35021796A JPH10185100A JP H10185100 A JPH10185100 A JP H10185100A JP 35021796 A JP35021796 A JP 35021796A JP 35021796 A JP35021796 A JP 35021796A JP H10185100 A JPH10185100 A JP H10185100A
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JP
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governor
sensor
control board
unit
input
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JP35021796A
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Toshiharu Saito
俊晴 斎藤
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる種類のガバナ部すべてに取り付け可能な
ガバナ制御基盤を提供する。 【解決手段】ガバナ部からの出力信号を該ガバナ部を監
視するセンタに送信し、該センタから送信された指令に
基づいて該ガバナ部を制御する通信制御部を有し、複数
種類の前記ガバナ部からの異なる出力信号すべてに対応
する接続端子を備え、複数種類のガバナ部に取り付け可
能であることを特徴とするガバナ制御基盤が提供され
る。また、このガバナ制御基盤は、地震強度を検知する
第一の地震センサからの出力信号が入力され、該第一の
地震センサからの出力信号又はセンタからの指令に基づ
いて該第一の地震センサの制御及びガバナの遮断制御を
行う地震センサ制御部を有していてもよい。そして、こ
のガバナ制御基盤には、第一の地震センサと地震センサ
制御によって制御されない第二の地震センサが交換可能
に接続され、第二の地震センサからの出力信号が入力さ
れるとき、第二の地震センサからの出力信号は、前記地
震センサ制御部に入力されず、通信制御部に入力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス導管網内の複
数のガバナ部に設けられたガバナ制御基盤及びそれが取
り付け可能なガバナ部より構成されるガス導管網に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガス導管網において、元ガス供給部から
送られるガスは、ガス圧を調整するガバナを有するガバ
ナ部を経由し、適切なガス圧に調節された後ガス使用者
に供給される。このガバナ部は、その設置場所などの条
件に応じて複数の種類があるので、それぞれのガバナ部
からの出力信号を制御するガバナ制御基盤もそれぞれの
ガバナ部に対応したものが取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガバナ
部の種類に応じてガバナ制御基盤をそれぞれ設計する
と、ガバナ部の設置工事を行う際、ガバナ制御基盤の取
り付け方法及び配線の接続方法などもそれぞれ異なり、
過誤配線などが起きる場合がある。
【0004】さらに、取り付け後に改造が必要になる場
合などにおいて、ガバナ制御基盤ごとに改造方法が異な
ると上記同様過誤配線などの問題が生じる。
【0005】また、ガバナ部の種類に応じた少量多品種
のガバナ制御基盤を生産することは、生産コストの増加
につながる。
【0006】そこで、本発明は、上記問題を解決すべ
く、異なる種類のガバナ部すべてに取り付け可能なガバ
ナ制御基盤を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の第
一の発明によれば、ガバナ部からの出力信号を該ガバナ
部を監視するセンタに送信し、該センタから送信された
指令に基づいて該ガバナ部を制御する通信制御部を有
し、複数種類の前記ガバナ部からの異なる出力信号すべ
てに対応する接続端子を備え、前記複数種類のガバナ部
に取り付け可能であることを特徴とするガバナ制御基盤
を提供することにより達成される。
【0008】また、上記目的は、本発明の第二の発明に
よれば、上記第一の発明において、地震強度を検知する
第一の地震センサからの出力信号が入力され、該第一の
地震センサからの出力信号又は前記センタからの指令に
基づいて該第一の地震センサの制御及びガバナの遮断制
御を行う地震センサ制御部を有していることを特徴とす
るガバナ制御基盤を提供することにより達成される。
【0009】また、上記目的は、本発明の第三の発明に
よれば、上記第二の発明において、前記第一の地震セン
サと前記地震センサ制御によって制御されない第二の地
震センサが交換可能に接続され、該第二の地震センサか
らの出力信号が入力されるとき、該第二の地震センサか
らの出力信号は、前記地震センサ制御部に入力されず、
前記通信制御部に入力されることを特徴とするガバナ制
御基盤を提供することにより達成される。
【0010】さらに、上記目的は、本発明の第四の発明
によれば、複数種類のガバナ部により構成され、該複数
種類のガバナ部には、該ガバナ部からの異なる出力信号
すべてに対応する接続端子を備え、前記複数種類のガバ
ナ部に取り付け可能であるガバナ制御基盤が取り付けら
れていることを特徴とするガス導管網を提供することに
より達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がこの
実施の形態に限定されるものではない。
【0012】図1は、ガス導管網におけるガス供給系統
の模式図である。図1によれば、元ガス供給部からのガ
スは、それと導管を介して接続しているガバナ部に高圧
である一次圧にて供給される。ガバナ部に供給された一
次圧のガスは、それより低い二次圧に調整され、この二
次圧に調整されたガスは更に別のガバナ部にて二次圧よ
り更に低い三次圧に調整され、ガス需用者に供給され
る。また、あるガバナ部は、後述するようにその内部に
二つのガバナを有し、一つのガバナ部にて、一次圧のガ
スを二次圧及び三次圧に調整する。そして、二次圧に調
整されたガスは、更に別のガバナ部に供給される一方、
三次圧に調整されたガスは、更に別のガバナ部を経由す
ることなくガス需要者に供給される。
【0013】図2は、上記ガバナ部を監視するガバナ監
視システムの概略図である。図2によれば、複数のガバ
ナ部1(1a、・・・、1n)は、例えば無線通信回線
を介してセンタ監視装置(以下センタという)4によっ
て遠隔監視及び制御される。通信は、ガバナ部1にそれ
ぞれ取り付けられたガバナ通信部3(3a、・・・、3
n)とセンタ4に設けられているセンタ通信部9の間
で、通常、無線公衆回線を介して行われる。
【0014】図3は、一般的なガバナ部1を説明するた
めの図である。ガバナ部1には、ガス圧を調整するガバ
ナ2が設けられている。さらに、そこに供給されるガス
圧を検知する一次圧力センサP1、ガバナ2通過後のガ
ス圧を検知する二次圧力センサP2及びガバナ2内を流
れるガスの開度/流量計11が設置されている。さら
に、安全対策のため、ガス漏れを検知するガス検知器1
2及び地震の強度を測定するSIセンサ13が設けられ
ている。
【0015】これらによって検知される値は、ガバナ部
1に取り付けられたガバナ制御基盤15に入力される。
ガバナ制御基盤15は、上記ガバナ通信部3及び後述す
るSI制御部21とを有し、上記検出値は、ガバナ制御
基盤15内のガバナ通信部3からセンタ4に送信され
る。
【0016】さらに、SIセンサ13によって検知され
る値は、ガバナ制御基盤15内に設けられたSI制御部
21にも入力される。SI制御部21は、所定強度以上
の地震を感知した場合、ガス供給を迅速に停止させるた
め、ガバナ部内に設けられ、ガバナ2を遮断するガス遮
断電磁弁(図示せず)を遮断する。また、センタ4から
ガバナ2を遮断する旨の指令をガバナ通信部3が受信し
た場合にも、SI制御部21によってガス遮断電磁弁が
遮断される。
【0017】上述したガバナ部1は、その設置場所など
の条件により様々な種類があるが、本発明の実施の形態
においては、種類の異なるガバナ部1すべてに共通のガ
バナ制御基盤15が提供される。図4乃至図8は、様々
な種類のガバナ部及びそれに取り付けられる本発明のガ
バナ制御基盤15のブロック配線図である。
【0018】図4乃至図8において、ガバナ制御基盤1
5は、後述する既設SI盤18を使用しないSIセンサ
13及びガス遮断電磁弁を制御する上記SI制御部2
1、及びガバナ部1からの出力信号を制御する通信制御
部20と、この通信制御部20とセンタ4間の通信を行
う通信機22とを含むガバナ通信部3を備えている。
【0019】このガバナ制御基盤15は、以下に説明す
る種類の異なる複数のガバナ部1に取り付け可能であ
り、さらに、異なる種類のSIセンサ13及び14にも
対応可能であるように設計されている。
【0020】また、図4乃至図8に示した異なる種類の
ガバナ部1の各種センサとガバナ制御基盤15との間の
接続の有無を図9に示す。ガバナ制御基盤15には、図
9に示すような各種センサに対応する接続端子すべてを
備えており、以下に述べるガバナ部1の種類に応じて、
各種センサからの出力がそれぞれの接続端子に入力され
る。
【0021】図9によれば、図4における第一のガバナ
部(AFVガバナ(A/B/L)オプション使用)は、
ガス検知器G、一次圧力計P1、二次圧力計P2、三次
圧力計P3、二次流量計F2、三次流量計F3を備えて
いるので、それらの出力端子とガバナ制御基盤15に設
けられたそれぞれ出力端子に対応した入力端子に所定の
コネクタ形式によりコネクタ接続される。第一のガバナ
は、一次光開度計L1、二次光開度計L2は備えていな
いが、ガバナ制御基盤15は、それらに対応する入力端
子が設けられている。そして、第一のガバナに取り付け
られる場合は、この入力端子には何も接続されない。ま
た、図4によれば、第一のガバナは、一次圧を二次圧に
調節するガバナと、二次圧を三次圧に調節するガバナが
それぞれ二つずつ設けられている。それぞれ二つのうち
一つは一方が故障したときのバックアップ用である。
【0022】また、図5における第二のガバナ(フィッ
シャーAFVガバナ((A/B/L)オプション使用)
は、図9によれば、第一のガバナ同様、ガス検知器G、
一次圧力計P1、二次圧力計P2、三次圧力計P3、二
次流量計F2、三次流量計F3を備えているが、一次光
開度計L1、二次光開度計L2は備えていない。このと
きの配線は上記第一のガバナの場合と同様である。この
第二のガバナは、図5によれば、第一のガバナと異な
り、一次圧を二次圧に調節するガバナは一つであり、二
次圧を三次圧に調節するガバナは二つ設けられている。
【0023】図6における第三のガバナ(AFVレイノ
ルドガバナ(A/B/L)オプション使用)は、図9に
よれば、上記第一及び第二のガバナと異なり、三次流量
計F3に代わって、二次光開度計L2が使用され、二次
光開度計L2の出力端子とそれに対応するガバナ制御基
盤15上の端子が接続される。この間は光ファイバで接
続され、ガバナ制御基盤15内に設けられた光電変換器
によって光ファイバーからの光信号を電気信号に変換す
る。また、三次流量計F3とそれに対応するガバナ制御
基盤15上の入力端子間は接続されない。図6によれ
ば、第三のガバナは一次圧を二次圧に調節するガバナは
二つ、二次圧を三次圧に調節するガバナは一つ有してい
る。
【0024】上記第一乃至第三のガバナは二次圧及び三
次圧のガス両方を供給するガバナであるが、以下の第四
及び第五のガバナは、二次圧のガスのみを供給するガバ
ナである。
【0025】図7における第四のガバナ(アングルレイ
ノルドガバナ(B/L)限定使用)は、図9によれば、
ガス検知器G、一次圧力計P1、二次圧力計P2及び一
次光開度計L1を備え、それらとガバナ制御基盤15と
がそれぞれの端子間を所定のコネクタ形式によりコネク
タ接続される。そして他の端子間は接続されない。ま
た、第四のガバナには、図7によれば、一次圧を二次圧
に調節するガバナが一つ設けられている。
【0026】図8における第五のガバナ(AFVガバナ
(B/L・A/L・A/B)限定使用)は、ガス検知器
G、一次圧力計P1、二次圧力計P2を備え、さらに上
記第四のガバナと異なり、一次光開度計L1に代わっ
て、二次流量計F2を備えている。これらについても、
上述同様に、各センサとガバナ制御基盤15とがそれぞ
れの端子間を所定のコネクタ形式によりコネクタ接続さ
れる。また、第五のガバナには、図8によれば、上記第
四のガバナと異なり、一次圧を二次圧に調節するガバナ
が2つ設けられている。
【0027】このように、図4乃至図8に示されたガバ
ナ制御基盤15は、各ガバナからの出力信号すべてに対
応した端子を有している。そして、ガバナ制御基盤15
上においてこれらの端子と通信制御部20がそれぞれ1
対1に配線されている。さらに、ガバナ制御基盤15
は、例えば電源のような他の構成部品との接続に関して
も、それぞれの入力端子を有している。
【0028】従って、ガバナ部1を設置する際、設置さ
れるガバナ部1と上記ガバナ制御基盤15との接続は、
ガバナ部1が有する各センサからからの出力端子とそれ
らに個別に対応した端子間を接続すればよく、容易に接
続することができるので、過誤配線が防止される。
【0029】さらに、ガバナ部1とガバナ制御基盤15
との接続の際、ガバナ制御基盤15がどの種類のガバナ
部1に取り付けられたのかということを、通信制御部2
0に認識させるため、通信制御部20には、各ガバナ部
1の種類に対応したソフトウェアをロードする。具体的
には、通信制御部20内において、例えば、ガス検知器
G、一次圧力計P1及び二次圧力計P2のようにすべて
のガバナ部1が有するセンサに対するプログラムがRO
Mのようなメモリにあらかじめ記憶されている。一方、
三次圧力計P3などのように、一部のガバナ部1にのみ
備えているセンサに対するプログラムは、例えばEEP
ROMのような書き換え可能の不揮発性メモリに記憶さ
せる。
【0030】これによって、通信制御部20は、ガバナ
制御基盤15が取り付けられるガバナ部1からの出力信
号の内容を認識することができる。
【0031】次に、ガバナ制御基盤15上のSI制御部
21について説明する。ガバナ部1内に設けられたSI
センサ13(図面上では、ガバナ部1とは別に示されて
いる)が所定値以上の地震強度(SI値)を感知する
と、SIセンサ13から遮断弁を閉じるためのSI遮断
信号が出力される。この信号がSI制御部21に入力さ
れると、SI制御部21は、SI遮断信号を通信制御部
20に伝えると共に、ガバナ部1に設けられた遮断弁を
閉じる遮断信号を遮断弁に出力し、ガバナへのガス供給
を停止する。また、センタ4からの遮断指令を通信制御
部20が受け、それによって通信制御部20がSI制御
部21に遮断信号を送った場合も、SI制御部21は、
遮断信号を遮断弁に対して送り遮断弁を閉じる。
【0032】また、SIセンサ13が地震などの何らか
の原因により故障した場合は、異常を知らせるSI故障
信号がSI制御部21に送られる。このSI故障信号
は、SI制御部21から通信制御部に入力され、センタ
4に伝えられる。また、センタ4からSIセンサ13が
正常に動作するかどうかを確認するための診断指令が送
信されると、通信制御部20は、SIセンサ13に対し
てSI制御部21を経由して診断開始信号を送る。この
信号を受けたSIセンサ13は、正常な場合はSI遮断
信号及びSI故障信号を出力できる旨の診断結果信号
を、正常に動作しない場合はその旨の診断結果信号を、
SI制御部21を通して通信制御部20に伝え、それが
通信機22によってセンタ4に送信される。
【0033】ところで、上記SIセンサ13に代わっ
て、それと異なる別のSIセンサ14が設けられている
場合がある。この別のSIセンサ14は、上記SIセン
サ13と異なり、SI制御部21によって制御されない
旧式のタイプのものである。具体的には、この別のSI
センサ14からの出力は、別途ガバナ部1内に配置され
ている既設SI盤18に入力され、この既設SI盤18
からの出力信号が、通信制御部20に直接送られる。
【0034】さらに詳しくは、この既設SI盤18は、
別のSIセンサ14からの出力に基づいて、上記SIセ
ンサ13が出すSI遮断信号、SI故障信号及び上記S
I制御部20から出される遮断信号を出力する装置であ
り、これらの信号による動作は、それぞれSIセンサ1
3及びSI制御部21の場合と同様である。
【0035】そして、ガバナ制御基盤15は、SIセン
サ13又は別のSIセンサ14のどちらが取り付けられ
ている場合にも共用化が図れるよう構成されている。即
ち、図4乃至図8に示すごとく、既設SI盤18からの
出力信号をSI制御部21に入力させず、直接通信制御
部20に送るためのバイパス配線が施される。具体的に
は、既設SI盤18からのSI遮断信号及びSI故障信
号を出力する出力端子からのコネクタは、SIセンサ1
3からのSI遮断信号及びSI故障信号に対応するガバ
ナ制御基盤15の接続端子と同じ端子に入力されるが、
これらの接続端子はSI制御部21につながっている。
そこで、その間の配線の所定位置と、SI制御部21と
通信制御部20とをつなぐSI遮断信号及びSI故障信
号の配線の所定位置を適当な配線により接続する。これ
によって、既設SI盤18からの信号は、SI制御部2
1に送られず、直接通信制御部20に入力される。既設
SI盤18から通信制御部20に直接入力されたSI遮
断信号及びSI故障信号は、SIセンサ13の場合と同
様にセンタ4へ送信される。
【0036】このように、本発明におけるガバナ制御基
盤15は異なる種類のSIセンサにも対応可能であるの
で、別のSIセンサ14をすべてSIセンサ13に交換
するまでの過渡的な時期において有効である。
【0037】また、通信機22は、センタ4とアナログ
通信又はデジタル通信の両方を行うことが可能である。
【0038】また、本発明によるガバナ制御基盤15
は、ガバナ部1を照明する図示されない照明装置又は既
設SI盤18などに電源を供給する分電盤機能を備えて
おり、さらに電気防食ユニット(図示せず)をも含んで
いる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
設置されるガバナ部及びSIセンサの種類によらず、す
べての種類に対応した共通のガバナ制御基盤が提供され
る。従って、ガバナ制御基盤の生産において、少量多品
種生産から単品大量生産が可能になり、低コスト化が図
れる。
【0040】また、ガバナ部の設置の際、ガバナ制御基
盤は、すべての種類のガバナ部からの出力信号に一対一
に対応する接続端子を有しているので、ガバナ部の種類
が異なっても、ガバナ部とガバナ制御基盤との接続方法
を共通化でき、接続工事が容易になるので、過誤配線も
防止される。
【0041】また、SIセンサが交換された場合であっ
ても、あらかじめ交換されるSIセンサに対応したSI
制御部をガバナ制御基盤内に設けておくことで、将来に
おける交換の際のガバナ制御基盤の改造などを不要にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス導管網におけるガス供給系統の模式図であ
る。
【図2】ガバナを監視するガバナ監視システムの概略図
である。
【図3】一般的なガバナの概略図を示す。
【図4】第一のガバナ部及びそれに取り付けられる本発
明のガバナ制御基盤のブロック配線図である。
【図5】第二のガバナ部及びそれに取り付けられる本発
明のガバナ制御基盤のブロック配線図である。
【図6】第三のガバナ部及びそれに取り付けられる本発
明のガバナ制御基盤のブロック配線図である。
【図7】第四のガバナ部及びそれに取り付けられる本発
明のガバナ制御基盤のブロック配線図である。
【図8】第五のガバナ部及びそれに取り付けられる本発
明のガバナ制御基盤のブロック配線図である。
【図9】第一乃至第五のガバナ部1の各種センサとガバ
ナ制御基盤との間の接続の有無をまとめた表である。
【符号の説明】
1 ガバナ部 2 ガバナ 3 ガバナ通信部 4 センタ監視装置 13 SIセンサ 14 別のSIセンサ 15 ガバナ制御基盤 18 既設SI盤 20 通信制御部 21 SI制御部 22 通信機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガバナ部からの出力信号を該ガバナ部を監
    視するセンタに送信し、該センタから送信された指令に
    基づいて該ガバナ部を制御する通信制御部を有し、 複数種類の前記ガバナ部からの異なる出力信号すべてに
    対応する接続端子を備え、前記複数種類のガバナ部に取
    り付け可能であることを特徴とするガバナ制御基盤。
  2. 【請求項2】請求項1において、 地震強度を検知する第一の地震センサからの出力信号が
    入力され、該第一の地震センサからの出力信号又は前記
    センタからの指令に基づいて該第一の地震センサの制御
    及びガバナの遮断制御を行う地震センサ制御部を有して
    いることを特徴とするガバナ制御基盤。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第一の地震センサと前記地震センサ制御によって制
    御されない第二の地震センサが交換可能に接続され、 該第二の地震センサからの出力信号が入力されるとき、
    該第二の地震センサからの出力信号は、前記地震センサ
    制御部に入力されず、前記通信制御部に入力されること
    を特徴とするガバナ制御基盤。
  4. 【請求項4】複数種類のガバナ部により構成され、 該複数種類のガバナ部には、該ガバナ部からの異なる出
    力信号すべてに対応する接続端子を備え、前記複数種類
    のガバナ部に取り付け可能であるガバナ制御基盤が取り
    付けられていることを特徴とするガス導管網。
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